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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1

1『語り部』:2015/06/05(金) 00:13:53
『ヨハネスブルグの虹』専用スレッド。


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338『小角 宝梦は火種となる』:2015/09/21(月) 01:27:42
>>332(小角)
悩んだ末、次のテーマを

『ルンクスの黄金町における行動について』

に決めた。

          ド ド ド   ド  ド ド ド

壁からの声は、普通に小角にも聞こえている。
ほとんど壁がないかのように、だ。
会話を聞く限りでは、妙な様子は感じられないが・・・・

>>334(青田)
確かに『聴覚』で得た情報を送り、録音することは『可能』だ。

エイノーに能力の継続を頼む。

>>335(紫)
愛川に電話に対応することを勧め、『質問』を再開する。


『ルンクスは過去三日間、病院を毎日使用しているか?』

ルルル……

              ──『NO』。

>>336-337(エイノー)
青田に応じ、声に注意する。
壁越しとは思えないクリアな音声は、ともすれば会話の邪魔に思うほどだ。

会話は次第に、男の一人の過去話に移り始めた。
冗談まじりの失恋話に、二人が聞き入っているのがわかる。


>>333(愛川)
「待たせんなッつーの、バカ」

電話口に出たのは、愛川のもっともよく知る声。
──『親友』のカズこと、『三相華澄』だ。

「それよりあんた。
 ガッコサボッて何やってんの?」

339小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/09/21(月) 02:00:07
>>338(GM)

「これも、『いいえ』と出た。」

「ううむ……では、次はわたしだ。
 『ルンクスが過去三日間、毎日訪れている場所が黄金町に存在する?』」

         (つまり、やつのお気に入りスポット……
          あるいは、生活上ぜったい通ることになる道だ。)

質問は、声量を落として行う。
自分が認識できる肉声なら問題ない。

「……これが『はい』なら、その場所を絞るのもアリかな。」

……愛川の電話相手が誰だか知らないが、聞かれるのはよくない。
そいつが花嫁になっていない保証などどこにもないのだし。

                 (え、エルガマルのように……あるいはわたしのように!
                  こちらを調べるスタンドが敵にいてもおかしくない……)

とはいえ、隣の部屋の警戒は青田やエイノーに任せている。
護衛も二人いる。ここは、質問に集中したい。

340愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』:2015/09/21(月) 02:16:28
>>338(GM)

携帯電話をバッグから出した途端に、部屋に『着メロ』が鳴り響く。

  『とおうるるるるる』
              『とおうるるるるる』
            ピッ

「はいもしもし。……あっ、カズ!」

電話の相手は、愛川のよく知る人物…… 『カズ』だ。
カズは愛川の幼馴染であり、幼い頃から愛川に細やかな命令を出してきた『親友』にして影の支配者的存在。
愛川が『刺青』を入れて『スタンド使い』になったのも、元を正せばカズが言い出したことだ。

「お待たせしましたけど。学校サボって何してるかって?
 実は、カズは知ってるとと思いますけど、あの悪の『スタンド使い』……
 『ヨハネスブルグ』の件についてですけど」

いつもの『カズ』の悪口を聞き流しながら、よどみなく答えていく。
『カズ』は『一般人』――愛川が知る限りでは――だが、『スタンド』については知っている。
そもそも愛川が『ヨハネスブルグ』のことについて調べていたのは、『親友』である『カズ』の要請が発端である。
(参考:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1393171061/732)
その他、愛川が知ることができた重要そうな情報は全てカズに伝えてある。

「今、この間言った『ウィリアム』さんの関係で、信頼できる『名探偵』二人――いや、片方は『スタンド』だから一人かな?
 とにかく出会って、一緒に『ルンクス』の居場所を見つけ出してやっつけるため、『大学棟』であいつの情報を調べているんです」
「詳しくは言えないんですけど、協力者の一人が『なんでも知ることができる』っていう凄いスタンド能力で
 でもこの能力にはお金が必要みたいなんですけど、ちょっとこの間貸した『60万円』と今まで積み立てた友達料……
 ってこれじゃ『振り込め詐欺』ですね、アハハ」

自分で貸した金に振り込め詐欺も何もないかもしれないが、愛川はそれに気付かない。

「ああそう、『黒人』には気をつけて。
 カズは学校来てますよね。今、『黒人の転校生』とか『黒人の新任教師』とか噂になってませんか?」
「『友達間の噂話』とかは、わたしよりカズの方が詳しいと思いますけど」

聞き返す。

341小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/09/21(月) 02:27:59
>>340(愛川)

「……………………」

        「お」

           「おいっ、きみ、愛川さん。
            その相手は……し、信用できるのか?」

    「うぃ、ウィルくんやその仲間じゃないな?
     いったい、誰と……電話しているんだ、きみは……!?」

ベラベラと、絶対言ってはいけない部類の情報を喋る愛川。
思わず、声をかける。

         ・・・・いや。

「……も、もし、もしだぞ。
 もしその相手が、そ、『そうなら』……
 そ、そうじゃないと言い切れまい!」

「ど……どうするんだ。
 もしそうなら……い、いやそうじゃなくても!
 ぶ、部外者だろうっ! その相手っ!」

                「……ううう―っ……」

回答を待ちつつ、気が気でない様子で愛川に視線をぶつける。
紫を、いくらかの確認の上で呼んだのとは、ぜんぜんわけが違う。
言ってしまったものはしょうがないとはいえ。

         ・・・・これはさすがにまずいのでは?
            それとも何かの確信をもっているのか?

342愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』:2015/09/21(月) 03:41:57
>>341(小角)

「大丈夫ですよ。信用できます。
 カズは『スタンド』や『ヨハネスブルグ』について知ってるんです。わたしが話したので。
 ウィリアムさんのことも伝えてあるから、『部外者』ではありませんけど」

「それに、わたしがウィリアムさんと協力することを決めたのはこの間が初めてなのに
 ウィリアムさんの直接の知り合いならともかく、わたしの『友達』をピンポイントで『花嫁』にできるわけないでしょう?」

愛川なりの考えを話していく。

「あとカズは身持ちが硬いから、あんな黒人についてくわけないしー」

これは考えではなくただの願望だ。

343小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/09/21(月) 03:50:17
>>342(愛川)

「そ……そうなのか? それなら、信用していいのか……
 だ、だが、ううむ……や、やはり……そ、そんなにこう、開けっぴろげに言うのはだなぁ……」

気になる――が、愛川の言うことも最もかもしれない。


(そ、そんなピンポイントで、『親友』のような相手がルンクスの花嫁にされているとも考えにくい。確かにそれはそうだ。)

            (……だ、だが、もし……もしということは……無差別に花嫁にしてるかもしれないし……)


疑い出せばキリがない。キリがないが……
やはり、もう、言ってしまったのだ。
それに、あまり疑いすぎると、この場にいる女性すら信用対象から外れかねない。

「み、身持ちとかそういう問題では……ええい、し、知らないぞわたしは!
 な……なにごとも……せめて調査が終わるまで、なければいいのだが……」

不安要素が増えてしまった感はあるが、いまさらどうしようもない。
ここは質問に集中し、何かあるまでに少しでも情報を集める姿勢で行こう。

                  ・・・・回答を待つ。

344高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2015/09/21(月) 20:17:02
>>338
>>343
ちょっとの間に目の前?で繰り広げられる状況に目を丸くする。

茶でも飲んでたら噴水にしてただろう。

「……白かそうでないかって話になるなら、
 ……その、今ターゲットにされてるって人(ウィリアムの事)をのぞいて
 『ルンクスはここに居る者達やその知人、あるいは両方を一人でも花嫁化したか』とか」

音のしなかった方に首を傾げつつ、言う。

妙なタイミングで起きると疑われる。という
先ほど自分の身にも起きた例が考える側になってようやく分かる。

345小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/09/21(月) 20:28:49
>>344(高遠)

「……い、いいアイディアだ。
 もしそれでクロだと分かっても、もはや遅いというのが問題だけどね……」

すでに場所は教えてしまった。
あるいは、裏を取られてしまった。

「シロだとしても、べ、べつに安心はできないし……どうせ敵は来るのだろう? え、エルガマルとやらを信じるなら。」

分かって損はしないが得もしない。
対処が多少しやすくなるか? そうでもない気もする。

……まあ、今後役に立つこともある、かもしれないが。


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