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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1

338『小角 宝梦は火種となる』:2015/09/21(月) 01:27:42
>>332(小角)
悩んだ末、次のテーマを

『ルンクスの黄金町における行動について』

に決めた。

          ド ド ド   ド  ド ド ド

壁からの声は、普通に小角にも聞こえている。
ほとんど壁がないかのように、だ。
会話を聞く限りでは、妙な様子は感じられないが・・・・

>>334(青田)
確かに『聴覚』で得た情報を送り、録音することは『可能』だ。

エイノーに能力の継続を頼む。

>>335(紫)
愛川に電話に対応することを勧め、『質問』を再開する。


『ルンクスは過去三日間、病院を毎日使用しているか?』

ルルル……

              ──『NO』。

>>336-337(エイノー)
青田に応じ、声に注意する。
壁越しとは思えないクリアな音声は、ともすれば会話の邪魔に思うほどだ。

会話は次第に、男の一人の過去話に移り始めた。
冗談まじりの失恋話に、二人が聞き入っているのがわかる。


>>333(愛川)
「待たせんなッつーの、バカ」

電話口に出たのは、愛川のもっともよく知る声。
──『親友』のカズこと、『三相華澄』だ。

「それよりあんた。
 ガッコサボッて何やってんの?」


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