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【ミ】『エヴリナイト・ミッション』 その2

420【16】サツキ・シャーリーテンプル『エイメン』:2015/09/16(水) 21:42:48
>>415
 生中継されているのだ。そこで『突出』するのは『信者』の獲得に繋がるかもしれない
が、派手に醜態を晒せばそれも遠の――――、

「………………信、者?」

 ノイズが――自分の思考に、理性とは違う『何か』が混ざる感覚。
 だが、レースは待ってくれない。『サツキ』は変わらずレースの為の行動をとる。
 最初は『ロウ』。
 それから順次『ハイ』に切り替えて加速していく。
 少年(阿倍野)の後ろはとらないように、それから足元に水鉄砲を撃ち込まれた時にハ
ンドルをとられないよう警戒だけは怠らない。(尤も、殆どの参加者が足回り対策に走る
ことを見越して、速度差が出ない最初の内は水鉄砲によるスリップ工作をしないものかも
しれないが)

421【5】根立『ブルックリン・ドリームズ』:2015/09/16(水) 23:05:49
>>415
まず、ギアをLOWにして発進。
後方のために、まずは団子状態から抜け出す必要があるわけ。
でも、だからって走り始めた状態で抜き去っていこうってするのはけっこーヤバそうだ。

「ルールも変わったしなぁ……」

まずは様子見。遅れない程度に、しかし前に出ないくらいのスピードで。
後続の状態に甘んじて、前方の様子をようく伺いたい。

422『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/09/17(木) 02:18:57
>>417(【15】瀬良野)

 ルルン!
         ルルルル・・・・

前方二台、左右二台のカートは、揃ってコースを走り出す。
足並みはまったく同じ。
左右のどちらも、瀬良野と同じ『オフタイヤ』のようだ。
現状、どのカートにも動きは見られない。

念のため、コースをさらに左に寄り、乾と距離を取った時、

      ヴヴヴ・・・・
                 ガコン
エンジン音が変化。
瀬良野はギアを『HIGH』に入れた。

左右、どちらからもギアチェンジの音が聞こえる。
いざ、加速の時だ。

>>420(【16】サツキ)
LOWギアのまま、アクセルを踏み込むサツキ。
『信者』という単語にしばし雑念を覚えるが、今はレースが最重要項目だ。

       ルルルル・・・・

人口の川のように、カートが一斉に流れ出す。
列に乱れは生じない。
タイヤを問わず、LOWではさして差はつかないようだ。

前方『10m』先には、【22】ホモヴィッチ。危険なロシア人。
右となりは【20】黛。水鉄砲を持っているが、構えてはいない。

                ヴヴヴ

エンジン音の変化に合わせ、サツキはギアを『HIGH』へ押し込む──

>>419(【4】春原)
             ルルル・・・・

カートが警戒に動き出した。

                ドズゥ!

『キラー・エリート』を発現し、その爪をカートに打ち込む。
車体は運転手もろとも次第に色あせ、やがては色彩を失うはずだ。

      ヴヴヴ・・・・

エンジン音が変化した。

>>421(根立)
             ルルル・・・・

カートが機嫌よく走り出す。
天気も良く、観客は大挙。絶好のレース日和だ。

ひとまず目立たぬように走るつもりだが、
LOW段階では、まだ差はつかない。
ゆっくりと動き出したカートの群れは、一つの生命のように西を目指している。

      ヴヴヴ・・・・

エンジン音が変化した。

>>418(【10】薬師丸)
                ズギュ!

     『リリリン!』

スタンドを発現。
右手に水鉄砲を持たせ、本体の胸に『金鈴』をも三つ設置した。
直線のオンルートではさして揺れないが、
オフロードやカーブでは、確実に鳴り続けてしまうはずだ。

前、左右、どちらもまだ、距離は変化していない。
LOWモードでは、オンでもオフでもさして違いがないようだ。

      ヴヴヴ・・・・

選別が始まるのは、『ここから』だ──!

423薬師丸 幸『レディ・リン』【10】:2015/09/17(木) 02:28:09
>>422

        (今。)

ギアを『HIGH』に入れた。
さて――ここからだ。

(……そういえば、無線?
 ってのがあるんだっけ。)

操作方法は再確認しておこう。
とはいえ現状、そこに気を回している場合でもあるまい。

「……」

水鉄砲は構えさせず、今はただ直進だ。
事を始めるには少し……早い。

         (最下位スタートで、オフタイヤ。
          焦ったっていいことはない。)

横や前から妙な妨害が来ないかは、確認しておく。
特に――容易には目に見えないであろう、ワイヤーとやらは。

424【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/09/17(木) 04:54:07
>>422
(考え方と行動が軍隊みたいに乱れがない。
違いが出るのは、この後からだと思う)

せっかく用意してくれた無線を放置するのも勿体無い。
誰かと無線を繋げて会話したいが会話を聞かれそうで危険だと思う。

(黒樹くんのときは離れて大衆と自分の間に線を引く者を狙っていたな。
次は自分に似てそうな人物、土牛氏にでも繋げてみるかな?)

先頭の二人組の背後に追いつくように加速していこう。
風除けついでに様子を探ることも忘れない。

(暇な人から通話がきたら面白いが好奇心でかけてくる人間はいないだろう。
大半が賞金目的でレースを楽しみに来たのは少数派だろうと思う)

痺れを切らした者が暴れ始めそうで楽しみ半分、恐怖が半分で異変が起きないか注意しよう。
隣が自分に銃口を向けて撃つ素振りを見せれば、『アメイジング』に持たせた水鉄砲で撃ち落とす。

425【5】根立『ブルックリン・ドリームズ』:2015/09/17(木) 23:14:01
>>422
『ハイ』にギアを入れ、カートのアクセルを四分の三程度に踏む。
トップスピードを出さないようにしよう。

「こっからだが……」

背後には姿が消えるって噂の『チャプチャプ』がいる。
何されるかわかんねーもんだが、今の時点で妨害のために襲いかかってくるってこともないだろう。
男、根立。ここは慎重かつ目立たずにいくぜ。

しばらくは前方のカートに追従する形でいく。
ただ、車間距離は開けておく。前方でクラッシュした時に避けることができるように。

426『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/09/18(金) 00:48:00
>>423(【15】瀬良野)

         ルルルル・・・・

カートが加速していく。
先頭を走る前方二台を追う瀬良野だが、
明らかにぐんぐんと引き離されていく──

これは・・・・間違いない。
どちらも『オンタイヤ』を履いている。

コース右端で、左からの攻撃を警戒しながら、突き進む。
左を見る限り、同じ並びの【22】【12】のスピードは変わらない。
どちらもオフタイヤを選んだようだ。

と──

                    ス ゥ

大気に溶けるように、【22】のカートとその運転手、
ホモヴィッチの巨体が『消えた』・・・・謎の笑みを残して。

前方との距離は、『15m』。
左の【12】との距離は、『2m』。




>>420(【16】サツキ)

 ガコ ガコン

ギアをHIGHに入れ、直進する。


>>419(【4】春原)

ヴヴ! ヴヴヴ!!

エンジンが激しく唸りを上げる。
このままでは、エンスト確実だ──

       ルル ルル!

左右のカートが、一気に春原を抜き去った。


>>421(根立)
             ガコ ガコン

ルルル──

カートが一気に加速する。さすがのオンタイヤだ。

何故か不協和音を響かせている左隣の【4】を一気に抜き去り、
根立は前方のカートを追いかける。
目前のカートは【3】。土牛の岩のような背中が見える。

どうやらオンタイヤらしく、
出発時『10m』あった車間距離が、みるみる縮まっていく──
適度にアクセルを緩め、根立はベストな距離を選ぶ。
しかし、風避けに使うにせよ、これは・・・・あまりに『遅い』。


     ザッ

          「──よう、調子よさそうだな!」

唐突に、無線が届いた。
ちらりと画面を見ると、通信相手は【2】ホビー・クランプ。


>>418(【10】薬師丸)
HIGHにギアが上がると、
カートにスピードが乗り始める。
オンタイヤの優位性──ストレートならば、オフタイヤは敵ではない。

周囲を気にしながらも、無線の操作を確認。

ヘルメットに線は繋がっていないが、
カート内に設備があるのは間違いないようだ。
操作はTVリモコンに近く、
見ただけでほぼ操作がわかる、簡単な仕組み。
要するに、

・指定した相手(複数可)と通話
・オープンで会話
・対象を指定し、通話拒否

が可能らしい。ガラケーよりも簡単だ。

左右と前方の状況は、
同列の二台、そして前方の二台全て、ほぼ等速で走行中。
どれもオンタイヤを選んでいるようだ。
右斜め前の【4】が、不協和音を響かせながら、列から落ちていく。
この調子なら、すぐにも抜き去れそうだ──

おかしな動きは、いまはまだ感じられない。

427【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/09/18(金) 01:00:19
>>426

(みんなオンか。
 上位だけあって強気ねえ。)

薬師丸も上位だが。
ともかく。

     (……ま、今は大人しくでいいや。
      向こうから仕掛けてくるなら、別だけど。)

オフタイヤの優位性は安定した走行能力。
それを活かすには焦りは禁物。

           ・・・・さて。

(まだ、通信には早いかな。)

両隣のライバルは今にも前に行くだろう。
【4】にはまだ余計な攻撃とかはせず、横を抜いて抜き去る。

428『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/09/18(金) 01:08:11
>>426(GMレス)
失礼、薬師丸PCのタイヤ種類を間違えた為、
以下にレスを訂正。


>>418(【10】薬師丸)
周囲を気にしながらも、無線の操作を確認。

ヘルメットに線は繋がっていないが、
カート内に設備があるのは間違いないようだ。
操作はTVリモコンに近く、
見ただけでほぼ操作がわかる、簡単な仕組み。
要するに、

・指定した相手(複数可)と通話
・オープンで会話
・対象を指定し、通話拒否

が可能らしい。ガラケーよりも簡単だ。

             ガコ ガコン

HIGHにギアが上がると、
カートにスピードが乗り始める。
だが、オフタイヤではオンとの差は歴然──
右の二台、そして前方の一台からも、
じりじりと引き離されていく。

同列の二台、そして前方の一台全て、オンタイヤを選んだようだ。
唯一、右斜め前の【4】が、不協和音を響かせながら、列から落ちていく。
何故か、オフタイヤの薬師丸よりも遅い。
この調子なら、すぐにも抜き去れそうだ──

おかしな動きは、いまはまだ感じられない。

429【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/09/18(金) 01:11:50
>>428

(みんなオンか。
 上位だけあって強気ねえ。)

薬師丸も上位だが。
ともかく。

     (……ま、今は大人しくでいいや。
      向こうから仕掛けてくるなら、別だけど。)

オフタイヤの優位性は安定した走行能力。
それを活かすには焦りは禁物。

           ・・・・さて。

(まだ、通信には早いかな。)

両隣のライバルは今にも前に行くだろう。まあいい。
【4】にはまだ余計な攻撃とかはせず、横を抜いて抜き去る。

            「お兄さん、不調?」

とはいえ、おおかた何かの仕込みだろう。
スタンドに警戒はさせておこう。

430【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/09/18(金) 01:41:31
>>426
「おっと」
ギアをhighに入れる。

431【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/09/18(金) 01:48:27
>>426
(二人とも先に先にと気合いが入ってるな。
その勢いで仕掛けに嵌って参考になっていただけると有り難い)

大学生の女性に仕えているらしい乾氏を警戒する途中、例のロシア人が不気味に微笑み姿を消す瞬間を目撃してしまう。
よりによって自分に微笑むのは、何故なのか。

「ひぇぇ。何故に、ぼくの方に微笑むのさ…」

リモコンを手に取り操作して【12】の乾氏に無線を繋げる。
繋がる時にLIENのような気の拔ける間抜けな音が鳴ったら面白いのだが。
そういえば、実験ついでに繋げた相手の周辺で起きる雑音も拾うのか知りたい。
ただ、連絡を取り合うためだけに実装されたのではなく、別の使い道が用意されていたら嬉しい。
着信拒否の解除も出来そうかリモコンを見ておく。

432【5】根立『ブルックリン・ドリームズ』:2015/09/18(金) 01:49:09
>>426
【3】はオフタイヤで安定を選んだか。
デカい図体の癖して小さいタマしてんな……とは思うが、金かかってる以上はリスク抑えたいって思うのも当然だろな。

ハンドルを切って、眼前の【3】を避けるように右側へカートを転がせる。
外周に膨らむ形だ。わざわざ前方の集団の隙間を縫うわけにもいかないし。

――と、そこで通信。

「おう、ホビー。
 そりゃあ、トラップ仕掛けてくる奴はケツのほうにいるからな」

絶好調だぜ、と返答する。
ファーストステージで助けたとはいえ、あの状態で上位をキープできる奴だ。
そこそこ……なのかはわからんけど、実力はあるんだろうな。

「そんで、どうした?良い飯屋でも見つけたか?」

433【16】サツキ・シャーリーテンプル『エイメン』:2015/09/19(土) 23:21:16
>>428
「……っ」

 これからが本番だ。
 阿倍野――【27】の後ろからは外れるように、またなるべくコース中央へ陣取れるよう
に気を配りつつマシンを走らせていく。
 狭いようで、コースはそこまで狭くない。中央を陣取っていればコースアウトするよう
な危険は早々やってこないだろう。

434『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/09/21(月) 17:26:07
>>431(【15】瀬良野)
【27】【30】は前方『25m』ばかりを、軽快に突っ走っている。
前ステージ【1】【2】を思わせる、先行トップぶりだ。
距離が遠いが、今のところ仕掛けている様子は見えないし、

今回のステージは仕掛けが多いということだ。
そしてコース説明でも、説明されていない箇所が複数あった。
即ち、先行するものが身をもって調べる必要があり、
先行者ほど不利になるルールなのだ。

コース右端を進みながら、
左隣になる【12】へ無線を飛ばす。

「──もしもし?」

乾の返答があった。
周囲の音はほぼ聞こえてこない。

着信拒否の解除は、
自分が設定した者であれば、何時でも解除できそうだ。

>>433(【16】サツキ)
【27】は前方『30m』ばかりを、軽快に突っ走っている。
前ステージ【1】【2】を思わせる、先行トップぶりだ。
距離が遠いが、今のところ仕掛けている様子は見えないし、
この距離であれば、十分に対応が可能だろう。

     キュキュ

【16】を中央に寄せていく。
右斜め前には【12】乾のカート。
オフタイヤらしく、距離差はぐんぐん縮まっていく。
この調子なら、左横から抜くのもすぐ──

        ルル ル・・・・

──唐突に、カートのスピードが落ちた。
【12】との距離は縮まっていくが、
今までほど激しい追い上げにはなっていない。

【12】との距離は、『3m』。

>>432(【5】根立)
              キュキュ!

カートをコース右端へと運転する。
正面に見えていた【3】が、みるみる左側に移動した。
そのまま、一気に加速し、抜き去ろうとした時──

           ズギュ!

【3】土牛の背後に表れる、『牛頭人身』のヴィジョン。
筋骨隆々のボディは、まさに『ミノタウロス』のようだ。
その手には『斧』ではなく、『鍬』が握られている。

    ギラン!

赤く燃える瞳が、背後に迫った根立を睨み付ける──

ホビー:
「油断すンなよ?
 1stステージは肩慣らしって奴も大勢いるンだぜ。
 未知のスタンド使いも混じってる」

「──そこで『提案』だ。
 オレら二人、このステージでは協調しねえか?
 この集団を抜けて、トップに躍り出るまでだ。
 前を行く奴らは、オレら上位組を必死で妨害するだろ。
 お互い、ゴミ箱の底からささと這い上がりてーだろ?」


              ズ アッ

『ミノタウロス』の『鍬』が、頭上高く振り上げられる。
【3】までの距離──『3m』。
【3】とコース右端の幅は、『1m』。

>>429(薬師丸)
オフタイヤはグリップ力が高く、安定した走りだ。
こうして直線を進んでいる間はさして感じないが、
カーブやトラブル発生の際には、その強みが発揮される。
また、サイズが若干大きく、
オンタイヤに比べれば厚みがあるのも特徴だ。

前方では、前に出た【1】と【14】が、一気に【4】を抜き去った。
特に【1】は、掠めるほど近い距離から、
【4】の右脇を一気に抜く──煽るかのようだ。


一旦は【4】をパスしかける薬師丸だったが、
ほどなく持ち直した【4】がスピードを上げ、
結果的に差はほぼなくなり、並走することになった。

見れば──【4】のカートも運転手も、
どこか『色褪せて』行っている。
今はまだ違和感程度だが、この調子で異常が続けば、
白黒に変わってしまうのではないか?

現在、【10】と【4】は最下位だ。
先行する四台のカート、【1】【14】【2】【5】が、
やはりオフタイヤであろう【20】【3】に迫っていくのが見える。

>>430(春原)
集中が途切れていたようだ。
慌ててギアを『HIGH』に上げた。

          ルルル────ッ

見れば、左右にいたはずの【2】【5】は、
『15m』ばかりも先を進み、なおも距離を開けていく。
こちらも加速が始まっているが、その差は歴然。
二人ともオンタイヤだったようだ。

さらに後方から、一気に抜き去る【1】と【14】。
特に【1】は、掠めるほど近い距離から、
右脇を一気に抜いてきた──煽る気マンマンだ。

            「お兄さん、不調?」

左横から、女が声をかけてきた。
【10】の薬師丸だ。
後列にいたはずだが、こちらにも並ばれてしまう。

現在、【10】と【4】は最下位だ。
先行する四台のカート、【1】【14】【2】【5】が、
やはりオフタイヤであろう【20】【3】に迫っていくのが見える。

435『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/09/21(月) 17:28:57
2ndステージ:『スプラッシュ・ゾーン』


                 砂浜
                                          R
                       〜〜〜   P   □□     □
                      〜     〜 □□S=□□ □ □ □■■□[S]
                     〜       □〜  □□   □   .□
                   〜        □   〜     R
                  〜          □    〜〜〜〜〜〜〜湖岸線〜〜〜
                  〜□□□       □
                G□□S =S□       □
                  〜□□□ □     □     湖面
                  〜    .    □ □
                  〜          J P

[S]:スタート地点
R:ロッカー。詳細説明なし  =:仕切り
S:シャワー           P:ピットイン
J:ジャンプ台          G:ゴール
■:現行カート位置

436【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/09/21(月) 21:26:22
>>434
「こんにちは、【15】の瀬良野です。
お願いがありまして協力関係になりませんか?」

まどろっこしい話は苦手なので自分の目的を話す。
消えてしまったホモヴィッチの方向から走行音が聞こえないか注意しておく。
遡行させた『アメイジング』にホモヴィッチの車内へと『コイン』を撃ち込む手はあるが、巨体を詰め込んだ車内に『コイン』を撃ち込める隙間が無さそうだ。

「初戦は『ヨハネスブルク』を知る黒樹って参加者さんと密かに協力関係にありました。
チャプチャプくんに手を出して瞬間移動する能力を間近で見て、感じ、ただの瞬間移動ではないと感じた者の体験談は聞きたくありませんか?」

「『ヨハネスブルク』の『ヤング・ダイヤモンド』の脅威は壇上で話した通りです。
僕の狙いはチャプチャプくんの優勝阻止とレース完走です」

「あと、黛さんが万が一にも死ぬかもしれない重症を負った場合、僕の『アメイジング・クラウン』で助けられるかもしれません。
一度だけ『過去』に死にかけた人を蘇生した経験があります」

必死に玄関で主婦に食い下がる保険勧誘のサラリーマン並に利点をつらつらと喋る。
黛氏に仕えた元執事の乾氏にとって彼女の安全を確保することは重要であると予想し、最後に万が一を無くせるかもしれない事を伝えた。

(怪しまれて断られちゃうかな?
僕の利点は言ってみたけど、色々と怪しいよね)

仕掛けとやらは水関係である可能性が高いが予想を超えたものが飛び出すのは確実だと思う。

437【5】根立『ブルックリン・ドリームズ』:2015/09/21(月) 23:24:29
>>434
「なるほど」

ホビーにとりあえずそれだけ返事して、『ブルックリン・ドリームズ』を発現。
素早くコース状に両つま先を打ち付け『ブロック』を抜き取り、
端と端を『接着』。この位置から、【20】へと投擲する。パス精CBA
【20】黛のカートの後部タイヤにガツンと当てる感じだ。

そして同時に、減速。アクセルを緩めるだけだから同時に行動する分には問題ないはず。
減速と言ってもガッツリいくわけじゃないぞ、ほんの少し足を浮かせる。
土牛を追い越さない程度にだ。

「たしかに、ちょっとこりゃあ協力が必要そうだ。
 ほんとーにギラギラしてんな」

「つっても、お前と俺離れてんだよね。どーすんの?」

438【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/09/22(火) 13:13:22
>>434
抜き去るカートの後ろ姿を見て歯噛みする。
そんな時、タイミング悪く【10】だ。

「もうお前でいいか…」

ギュルッ

並走する【10】へ向けてハンドルを切り接近、『キラー・エリート』の爪で【10】のカートを引っ掻き、『毒』を注入する。

「心配するな、すぐ死んだりはしない、俺と同じようになるだけだ」

439【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/09/22(火) 14:26:08
>>434(GM)

「……っと、快復したか。」

(色褪せてる……?
 なにこれ、能力だろうけど。)

白黒になる能力……か?
いや、そんなのは無意味だろう。

(ええと、【4】……姿が見えないとかなんとか、聞いたような?)

正体はわからない。
わからないが……無用なちょっかいをかけるつもりはない。

「…………」

並走するが、警戒はしておく。
水鉄砲はいつでも撃ち込めるように。

また、本体の目は前方から逸らさない。
目に見えて妙な事はないだろうか? 何か設置されてる、とか。

440『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/09/23(水) 00:48:04
>>436(【15】瀬良野)
消滅したホモヴィッチのいた左方向に意識を向けるが、
【16】【12】と二台のカートが並び、
他のエンジン音があるかどうか、皆目わからない。

「──瀬良野様。
 お話は大変興味深いのですが、私は四季お嬢様の『元執事』。
 当レースではそれを旨として、
 四季様のバディとして参加いたしております。
 少なくとも現時点において、他の方と協調は望んでおりません」

「なるほど、チャプチャプ様と邂逅されましたか。
 その経験談には私も魅力を感じておりますが、
 それと協調はまた別のお話。
 申し訳ございませんが、このお話はなかったものとさせてください」

「もし、再びお話出来るとすれば、
 それは2ndステージ終了時かと。
 お気持ちに変わりがなければ、その際、改めて機会を設けましょう」

「──それでは、ご検討をお祈り申し上げます」

流暢な言葉遣いで、話を持っていかれた。
これ以上の交渉の余地はなさそうだ。

          ルルル ルルル──

前方『30m』で、コースが左に曲がっていく。
先頭の【27】【30】が、揃ってハンドルを切り、
コーナーに突っ込んでいった。

            キュキュキュ!

外角から強引に攻めた【30】が、【27】の頭を押さえ、前に出た。

ほどなく、自分と乾、それにやや遅れているが【16】も、
揃ってコーナーに差し掛かるはず──差をつけるチャンスだ。

>>437(根立)
           ズギュ!

『ブルックリン・ドリームズ』を発現する根立。
そのつま先をコースに打ち付け、『ブロック』を抜き取った、その時だ。

     ブンッ!! 
                 ザクゥ!!

前方の【3】土牛のスタンドが、
その手の『鍬』を同時に振り下ろした!

距離は『3m』をキープしている──根立はアクセルを緩めていた。
『鍬』は届かず、【5】の目前のアスファルトに突き立つ──


                ジュゴォ オオオオオ


      ボ   チャァアア ン〜〜!!

                                 ・ ・ ・ ・ ・ ・
激しい水音とともに、根立の乗る【5】が、前のめりにつんのめった!

(『ブロック』はまだ両手の中)

>>438-439(春原、薬師丸)

「もうお前でいいか…」

    キュキュキュ!

【4】が唐突に左に寄せ、『2m』横の【10】に接近する。

    ズギュ!

そして発現する女性型のスタンド。
その名は──『キラー・エリート』。
その手に伸びた凶悪な『爪』を、【10】カートのカウル横に繰り出す!(スB)

前方を見ていた薬師丸だが(『25m』先の【2】が右に寄っていく以外、異常なし)、
右隣りを警戒していなかったわけではない。

「心配するな、すぐ死んだりはしない、俺と同じようになるだけだ」

突然の攻撃に対し、薬師丸は──

441【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/09/23(水) 04:46:48
>>440
「いえ、話が出来ただけでも有り難いです。
飛ばした水弾の端が、銃身から離れるより早く、チャプチャプくんの車体はボンネットに現れます。
そして、『ヨハネスブルク』の構成員は黒人だけではないそうです」

「迷惑料みたいなものです、生きて完走しましょう」

特に返事が無ければ、通話を打ち切って少し早めにブレーキをやや強めに踏み、一瞬だけ緩めては曲がるのに必要な速度を予測してブレーキを踏む。
初戦の好戦的な少女も追いついてきたので乾氏も含めて水鉄砲を撃とうものなら、『アメイジング』の精密射撃で撃ち落とす。

(これでブレーキロックが起きても大丈夫。
それにブレーキの冷却になる)

侵入時に曲がるコーナーから道幅の中でいちばん遠い場所からアクセルを踏んで突入し、コーナーの中間辺りで内側に寄ろう。
ハンドルはコーナーの内側の手を利き腕とし、12時方向に迎えてから緩やかに引く。
これで腕がクロスせずに咄嗟の修正が出来るはずだ。

(ベル太くんがスクレイパーに復讐されてる。
絶対に根に持つタイプだ)

コーナー終盤は自然な動きで外側に脱出する。
隣の乾氏や【16】が衝突を狙おうものなら車体をスタンドで蹴りのける。

(サツキって名前だったかな?
こんなに早く相対するとは予想外だ)

透明化したホモヴィッチの行方だけが一番の不安要素だ。
何かしら仕掛けて来そうな気はする。

442【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/09/23(水) 13:29:51
>>440
「死ぬってのはあれだ、言葉のあやだ、ちゃんと解除の方法もある、安心だろ」

『キラー・エリート』の爪は素早い(スB)肉弾戦ならともかく、カートへの攻撃をかわし切れるものではあるまい。

443【16】サツキ・シャーリーテンプル『エイメン』:2015/09/23(水) 16:05:58
>>434
「これは――」

 スタンド能力によるものだろうか? それともマシントラブルだろうか?
 何にせよ、対応しないで事態が悪化することだけは避けるべきだ。
 まずスタンド能力による影響を考慮し、左方向へマシンを寄らせることで【12】から距
離をとってみる。それからマシントラブルの可能性を考えカイトの確認をしよう。日差し
の影響でも出ているのかもしれない。
 それらの全てが問題なしだった場合、周囲の様子を確認してみる。

444【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/09/23(水) 22:08:24
>>440(GM)

「……妥協して私? 贅沢ねぇ。」

無論、警戒はしていた。
本体はアクセルを踏み続けつつ――

「『レディ・リン』。
 あんたとペアルックはお断りよ。」

『レディ・リン』を操作。(ス精BA)

(けっこー速いけど……ま、当てられないわけじゃない。)

『キラー・エリート』の伸ばす手を、全力で下に弾き落としたい。
伸ばす手に間に合わないなら、引く手でもかまわない。

その際、成功すれば設置できる限りで最大の鈴を取り付ける。

445【5】根立『ブルックリン・ドリームズ』:2015/09/23(水) 22:11:07
>>440
質問。
つんのめったということは、カートの前輪辺りがアスファルトの中に沈んだ?
また、だいたいどれくらいのつんのめり方?後輪が浮くほど?

446『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/09/23(水) 23:48:21
>>445(根立・回答)

>つんのめったということは、カートの前輪辺りがアスファルトの中に沈んだ?
前方足回りを確認する余裕がないが、感覚的にはそう思われた。

>また、だいたいどれくらいのつんのめり方?後輪が浮くほど?
後輪は浮いていない。
感覚的な角度としては、『30度』程度前方に傾いた。

447【5】根立『ブルックリン・ドリームズ』:2015/09/24(木) 00:05:15
>>446
回答感謝。


>>440
   「うっおおおおおッ!?」

拙いッ!
片足突っ込んじまってる上に、スピードが乗ってちゃこのままダイブしてしまう!
ここでの対応策ッ!

「ホビーの言ってることはこれかッ!クソォ」

本体はブレーキを全力で踏み込む!
同時にハンドルを限界まで回し、タイヤを左方向に向けさせる。
そんな難しい操作じゃない、両方とも全力でやる!

『ブルックリン・ドリームズ』は『ブロック』を両手に持ったまま、素早く前面に回りこみタイヤの下に『ブロック』を当てて持ち上げる!
そして車体が動くのに合わせて『ブルックリン・ドリームズ』は『ブロック』を動かし、アスファルトの代わりにする。
ほんのすこしでも持ち上がればいい!要はドリフトしつつ失速するわけだ!


「悪い、ホビー!俺ァちっと遅れることになる!」

   「土牛のスタンド能力は『鍬』だ!『鍬』をアスファルトに突き立てて溶かしやがった!」

448『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/09/26(土) 23:12:38
>>443(【16】サツキ)
少々意識が飛んでいたが、
カートの運転に支障はなかったようだ。
だが、謎の失速にも変化はない。

      キュキュ!

左にハンドルを切り、コース左端から『1m』まで
カートを移動させる。
同時に、【12】が失速し、後方へと落ちて行った。
距離は十分に広がったはずだが、異常は改善されず。
オフタイヤよりマシだが、
明らかにオンタイヤのパフォーマンスではない。

真上を見上げるが、蒼穹に雲一つとてない。
障害物は皆無。風を切るカイトに異常もなし。

最後に周囲を見回す──

前方には左に折れるカーブが、目前まで迫って来ている。
砂浜に黒々と描かれたアスファルトの『S字』、いや『W字』のシケイン。
先行する二台は、すでに次のカーブに差し掛かっている。

近いカートはコース右端の【15】。
オフタイヤの為、こちらより『2m』遅れているが、
本来ならもっと差が出ている状況のはず。

──唐突に、サツキは違和感に気が付いた。
異常はある・・・・いや、『ない』ことが異常と言うべきか。

前方を走っていた【22】は、何処にいった?

>>441(【15】瀬良野)
瀬良野の最後の言葉に、「Thanks,Mr」と流ちょうな返答。
通信が切れた直後、【12】はスピードを落とし、
【15】と同列から下がっていく。
見れば、その後方には彼の『元主人』である【20】の姿。
その後ろには、(詳細までは見えないが)、
複数台のカートが迫ってきているようだ。


そして瀬良野は、前方に迫るカーブに備え、
イメージを浮かべておく。

カートはコース右端に沿って進んでいく。
オフタイヤの速度と足回りであれば、
この程度のカーブなら、減速はいらないだろう。
縁石は低く、乗り上げても外は砂浜だ。

左前方を進む【16】が、さらに左にハンドルを切るのが見えた。
これで距離は『4m』ばかり。アタックの心配はなさそうだ。
【16】はオンタイヤのはずだが、何故か千切られることはなく、
瀬良野との差は遅々として広がらない・・・・現在『2m』差。

そして──前方にカーブがやってきた。
砂浜に黒々と描かれたアスファルトの『S字』、いや『W字』のシケイン。
先行する二台は、すでに次のカーブに差し掛かっている──

449『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/09/26(土) 23:12:48
>>447(【5】根立)
              ──キキキ!

ブレーキを踏み込みつつ、ハンドルを全力で左へ切る根立。
同時に、『ブルックリン・ドリームズ』をカート前方へ。
コース上はさながら『泥沼』と化している。
水深はたいしたことがないが、水底には泥がたまっている。
両の前輪は水没しているが、まだ泥には触れていない。
ギリギリだが、『ブルックリン』の手が間に合う。

        ガシ!  ガシ!

両手の『ブロック』を前輪下にあてがい、一瞬でも支えようとするが──

          ギャギャギャ!

想像通り、人並みのパワーしか持たない『ブルックリン』に、
小型とはいえカートを支えさせるのは無理があった。
何とか左前輪を押し上げ、『沼化』していないアスファルトに戻すが、

                ドボ  ドボォン !

右前輪、そして後部の両輪が、沼に突っ込んだ。
水陸両用、『4WD』とはいえ、これはオンタイヤだ。
この泥沼から引き上げられるだろうか?

           ヴヴヴ ヴヴヴヴ

エンジンが不快な唸り声をあげる・・・・

>「悪い、ホビー!俺ァちっと遅れることになる!」

>   「土牛のスタンド能力は『鍬』だ!『鍬』をアスファルトに突き立てて溶かしやがった!」


「──見てたよ。
 でもって、先に行くこともしねぇ」

                          キュキュキュキュ!


華麗にパスしていく【14】と【2】、その後を追う【20】すら追うことなく、
【2】は、『沼』に沈んだ根立のカートから『4m』の位置で停止していた。

     『焦ル必要ナッシン!
      オレガ傍ニイルゼ、マイフレンド!』

そして、背後から聞こえる、別の声──


          ド ド ド ド
                      ド ド ド ド ド

「マイフレンドは言い過ぎだろ。
 ともあれ焦ンな。ギアは『ロー』にしたか?
 したら、アクセル目いっぱい踏み込め。
 オレと『そいつ』が、一気に引き上げる!」『ゲル!』


>>442>>444(【4】春原【10】薬師丸)

 ドシュ!
         バシィ!

『キラー・エリート』と『レディ・リン』、
二体のスタンドの腕が交差する。

攻撃が一瞬早かった『キラー・エリート』の爪は、
深々とカートの右カウルを傷つけた。
だが同時に、『レディ・リン』の手も『キラー』の手を撃墜する。

          ガラァン

叩き落された『キラー・エリート』の手に、
神社に吊られているような、『巨大金鈴』がぶら下がった。

       ズシィ!
                   
その重さ──およそ『5kg』!
                     
二台のカートは、同速度で並走し続ける。

450【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/09/26(土) 23:27:55
>>449(GM)

「……ち、一手遅れちゃったか。
 まあ、痛み分けってとこかな。」

能力には射程がある。
自分のは長い部類だ。

       ・・・・敵のはどうだ?

「お互いオフタイヤ。いやでも暫く並走は避けらんない。
 至近距離の差し合いなら『レディ・リン』は負けない。」

「狙いの一つでも言ってくれりゃ、助かるけど?」

スタンドには構えさせておく。
鈴で鈍重になった敵よりは早く動けるだろう。

451【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/09/27(日) 06:08:21
>>448
(あの歳でも忠義を尽くすってことは相当な恩義があるんだろうな。
背後に後発組の波が迫っているようだから本格的な戦争が勃発するかな?)

これだけ隙だらけな自分にホモヴィッチが襲撃を仕掛けて来ないのは謎としか言いようがない。
姿が見えないのを利用して背後に潜み、自分を体の良い風除けにでもしているのかもしれない。

(タイヤの相性は不利だったが乾氏の存在が抑止力的な働きをしてくれた。
仕掛けるにも距離が遠くて『コイン』二枚で新技を披露するほど切迫してはいない)

一発だけ背後に水鉄砲を撃ち、先程のイメージ通りカーブに侵入しよう。
カーブ内で【16】が水鉄砲の射程内に入ってくるならボンネットのパネルに精密射撃を行う。

(ここまで何もされないと不気味を通り越して不自然だ。
ホモヴィッチは透明化がスタンド能力なのだから根は臆病で様子見に徹しているのか)

452【16】サツキ・シャーリーテンプル『エイメン』:2015/09/27(日) 08:51:01
>>451
「――――『姿を消す』――――!!」


『能力』。
 確か、姿を消した上で襲い掛かっているのがその能力だったはず。
 ということは……この不調の正体は。

(あの男のモノでしたか……!)

 となると減速の可能性として考えられるのは、ボンネットのソーラーパネルの破損かカ
ートに男がとりついて重量が増えたがためのパワー不足。男が『未だに消えている』こと
を考えると……可能性として一番ありそうなのは『後者』だろう。
 【22】(ホモヴィッチ)と【12】(乾)の攻防(特にホモヴィッチの攻め方)を思い出
しつつ、ハンドルを右に切ってカーブに対応しつつもう片手で前、右、後ろに三連射して
敵の居場所を特定する。

453【16】サツキ・シャーリーテンプル『エイメン』:2015/09/27(日) 08:51:25
>>452
>>448

454【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/09/27(日) 11:50:06
>>450
「そう気張るな、どうせ最下位だ。
お前は今から、目立たなくなる。スタンド使いには少しだけ目立つかもしれないが、
存在感そのものが薄れてしまうから、そもそも目を引きずらくなる」

右にハンドルを切り、【10】薬師丸から離れる。適当に2mくらいでいい。

「こいつは『鈴』か? なんらかの能力が付随してると見て間違いないな、まぁどうでもいいが…」

ギリッ

『鈴』に『キラー・エリート』の爪で傷をつけ、毒を注入する。(スタンド物質に効果があるかは回答待ち)

『薬師丸』と『鈴』の毒の進行状況は『初期』
    
    対象の色が薄れていく。極まるとモノクロになる。
     遠目からでは視認しづらく、印象に残りづらい。
     どんな姿か、詳細がハッキリと判らなくなる。

等の症状が出るはずだ。

455【5】根立『ブルックリン・ドリームズ』:2015/09/28(月) 23:19:16
>>449
「ちッ」

『ブルックリン・ドリームズ』はスピードと精密性がウリだ。
こういう物事への対処は弱いが、始まったばかりの時点で警戒すべきものが見えたのは僥倖か――


>「──見てたよ。
>でもって、先に行くこともしねぇ」

「なっ……お前……」

     「……頼んだぜ、ホビー!」

素早くギアを『ロー』に変えて、言われたとおりアクセルをベタ踏みする。
『ブルックリン・ドリームズ』はカートから離れて、周囲の警戒だ。
どうやら、『恩』ってものは売っておくべきものらしいな。泣かしてくれるじゃねえかよ、この野郎。

456『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/09/29(火) 02:55:53
>>452-453(【16】サツキ)
乾を襲うホモヴィッチの様子を思い出すが、
正直なところ、何もわからなかった。
乾に反撃されるまで、ホモヴィッチの姿は完全に消えており、
乾のスタンドに『銀色停止』させられて初めて『出現』していた。

むしろ、乾がどうやって恐るべきロシア人の襲撃を予測していたのか、
そちらにこそ光明がありそうだが、記憶からは想像だに出来ない。

                   ドシュ ドシュドシュ!

カーブは『左方向』。
ハンドルを切りながら、片手で三方向に水鉄砲を発射する。

          ビチャ!

前方に放った一発が、思いがけぬほどの至近距離で弾かれた。

「アン! 冷たいわねっ」           ゴ    ゴ  ゴ

同時に、目前『1m』に出現する巨大な『尻』。
芸術的な筋肉に覆われた臀部が、
挑発するように持ち上げられ、サツキの眼前でプリプリと左右に振られる。

そして、二台のカートは前後で完全に接触している。
オフタイヤの【22】が、オンの【16】を押さえ、言わば『寄生』していたのだ!

「アタシのお尻の具合、どうだった?
 ロシアじゃ『殺人レベル』なんて褒められてたのヨ?」

                キュキュキュキュ

前方を塞がれたまま、カートが左に曲がっていく。

「ちょっと遅れたけど、そろそろさよならの時間ヨ。
 ここまで送ってくれてありがとチャンね!
 これはアタシからのオ・レ・イ──」

                             「──ふんぬぁ!」

尻を突き出した姿勢で、左足が車内から抜き取られた。
丸太も恥じらう太さの太ももが躍動し、息を吐く間もなく後方へ蹴りを放つ。
狙いはカート前方カウル──『ソーラーパネル』の位置だ!(スC)

>>451(瀬良野)
                ピシュ!

背後を見ることなく、一発放った後、
想定通りの動作で、カーブに突っ込んだ。
コーナー外側から、まずは中間地点へ。

                               キュキュキュ

スピードは知れており、操作に難は感じない。
と──
前方左斜めに、驚愕の光景。
カーブに差し掛かったばかりの【16】と、その頭を押さえるように密着した【22】。
そして【22】の上で、【16】サツキに尻を突き出す、異様なポーズのホモヴィッチ。
左右に尻を振る姿は、人によっては扇情か反吐を催させそうだ。
そのせいか、サツキのハンドリングは的確とは言いがたい。
瀬良野が寄せたこともあり、距離はみるみる近づいていく。

両者のカートまで直線で『5m』に迫った時、
ホモヴィッチが【22】に後ろ蹴りを繰り出すのが見えた。
アクセルを踏みながら足が届くのは、さすがの巨体としか言いようがない。

コースはこの後すぐにも、右に折れていく。
どちらも瀬良野には気付いていないようだが──

457『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/09/29(火) 02:57:10
>>450(【10】薬師丸)
春原は右に『2m』ほど距離を取った。
その姿は、ますます色を失っている。
今や色彩と呼べるものがほぼない状態だ・・・・
とはいえ、見失うほどではない。

春原の言葉を信じるなら、
この現象が薬師丸とそのカートにも及ぶということか。

    スス・・・・

なるほど、カートが色褪せていく・・・・
だが、現状、それ以外の問題はないようだ。

春原の【4】は、じりじりと薬師丸の【10】に遅れていく。
『巨大鈴』の重量分、ハンデがついたということだ。
微差ではあるが、差し合いになれば有利に働くだろう。

前方に左に折れるカーブが見えてきた。
そろそろ、準備をしておくタイミングだろう。

>>454(【4】春原)

    キュキュキュ

春原は右に『2m』ほど距離を取った。
何故か路上で停止している【2】の左横を通過し、抜き去る。
マシントラブルだろうか?

『巨大鈴』の重量は、『キラー・エリート』の俊敏性にとって問題だ。
パワーはないがスピードのあるスタンドは、重さに対抗しえない。
もう一度勝負すれば、後れを取るのは明らかだろう。
【4】も本当にわずかにだが、【10】に遅れを取り始めた。

        ガリィ !

『鈴』を左手で引っ掻き、『毒』を撃ち込んだ。
みるみる『鈴』が色を失っていく・・・・

前方に左に折れるカーブが見えてきた。
そろそろ、準備をしておくタイミングだろう。

>>455(【5】根立)

    ガコ
                   ルルル!

LOWにギアを落とすと、タイヤが力強さを取り戻した。
だが、接地しているタイヤは一つ。
これだけでは脱出にどれほど時間がかかるかわからないが──

「やれ──『デッド・ホース・ワン』」
                          『イエッサ!』

         ズギュギュ!
                    パカッ!
                           グンッ! 
        パカッ!パカッ!
                   ググン!

カート背後から、強烈な『プッシュ』。
【5】はぐいぐいと押され、一気にぬかるみを抜け出した。

『サア、行こうゼ、相棒!』
「先走るなっての。返事を聞くのはこれからだ。
 なあ──根立?」

スタンドをたしなめ、ハンドルに顎を乗せて根立を伺うホビー。

「オレと組む気に、なったかい?」

458【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/09/29(火) 08:17:40
>>456
(この程度なら難無く曲がり…)

速度の出過ぎで曲がり切れない事を想定したが心配とは裏腹に制御は容易く、背後からの反応も無いことから油断していたところで背筋の寒くなる光景を目の当たりにしてしまった。
教え込まれてきた日本の道徳観念に喧嘩を売るような光景だった。

(ああっ! 神よ! 神は、僕を、見捨てたのですか!?)

特定の神を信仰する訳でもなく、特別に熱心な無神論者でも無い瀬良野は天を仰ぎたくなった。
今なら哲学者ニーチェの絶望が少し理解できるかもしれない。

(乾氏の去った今ならやりたい放題しようが止める者はいない。
だが、僕の存在を認識していないのは何故だろうか?
乾氏が立ち去ってから自分を襲撃する機会はあったはずなのに…)

水飛沫の届く距離まで接近してホモヴィッチの顔に水鉄砲を撃ちながら、既に発現しておいた『コイン』を車内のブレーキ裏に隠れるように撃ち込む。
一見すると体当たり出来そうなものだが鍛え抜かれた巨体と言えど衝撃で足元を崩し、路上に転落する可能性がある。

「片足なんか出したら危ないよ?
体当たりは勘弁しておくから足を戻そうね」

ついでに優しく叱っておく。
そして、余裕を持ってカーブを曲がろう。

459【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/09/29(火) 14:02:52
>>457
ベタ踏みのアクセルをやや緩め、左にハンドルを切る。
コーナーを抜けたら再度アクセルを踏み込む。

キラー・エリートで再度鈴に毒を打ち込む、症状が進行すれば重量も希薄化する。
再度毒を打ち込むに10秒の間隔が必要だが、コーナーを突破する間に経過するだろう。

460【16】サツキ・シャーリーテンプル『エイメン』:2015/09/29(火) 20:40:59
>>456
「――――――ッ」

 瞬間。
『サツキ』の脳内が白熱する。この滑稽なポージングでの宣戦布告……この手の駆け引き
に疎い彼女は、その戦闘経験のなさも相まって分かりやすく頭に血を上らせる。つまり、

「穢ッ」

 手に持った『水鉄砲』を翻し、

「らわッ」

 自らのタイヤにピントを合わせ、

「しいッ!!」

 そして『撃つ』。
『オンタイヤ』は滑りやすい。それを利用し、自らのタイヤを滑りやすくし、同時進行で
ハンドルを切って車体を傾け、蹴りを回避する。結果スピンするかもしれないが…………、
合理性はこの際関係ない。この腐れオカマにいっぱい食わされるより、自分の手で選んだ
失速の方がよほど『受け入れられる』。
 それに、蹴りを回避できれば――できずとも、蹴りと同じタイミングでスピンすれば―
―相手も予期せぬ行動の失敗でバランスを崩してくれるかもしれない。ただではやられな
い、というわけだ。
 スタンドを持たない『サツキ』では、スタンド使い相手には一歩劣る……なら、こうい
ったところでセオリー通りの動きをしては勝ち目などない。リスクを度外視してでも相手
を『食う』気概でいかねば、上位など……『信仰』など夢のまた夢だ。

 一応、回避の後はコースアウトしないよう、ブレーキを踏んで失速しておく。

461【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/09/29(火) 20:48:52
>>455(春原)
>>457(GM)

「あん?『存在感』……?
 それこそ最下位の私に使った意味が……」

あるいは――『囮』か?
かえって目立つ、という言動から察するに。

一人だけモノクロは、異常だ。
二人モノクロも異常だが……十人モノクロなら『大して目立たない』。

「……モノクロが増えると、もっと『目立ちにくくなる』って感じ?
 間違ってても、罰ゲームは無しでお願いね。」

目的が分からないというのは恐ろしい。
『妨害』の意思をありありと感じられるなら話は別なのだが……

(……これ、私にデメリットってあるかな?
 ピットで気付かれないとか、他の人と組めないとか……?
 なんか、こう、地味ねえ。ほっといてもよさそう?)

カーブに備え、今は余計な事はせずアクセルを踏み続ける。
前方に他のドライバーとかはいるだろうか。
『レディ・リン』は右方を向かせるが、過剰な警戒はしない。疲れるし。

462【5】根立『ブルックリン・ドリームズ』:2015/09/29(火) 23:02:02
>>457

「おっしゃあッ!!」

作り出された泥濘から抜け出し、片手でガッツポーズを決める。
こりゃあ一人で抜けだそうとしてたら相当骨が折れただろうな……。


「俺のこの『ブルックリン・ドリームズ』じゃあよォ――……
 ぶっちゃけ力は人並み程度で、片輪引き上げるのが限度だったが」

       「俺一人『じゃなければ』」

ホビーに握りこぶしを向けて、男臭い笑みを向ける。

「『ワイヤー野郎』も『消える野郎』も、なんとかなるかもしれねえな」

   「さあ行こうぜ!あの牛野郎の鼻を明かしてやんなきゃ気がすまねえぜ、『相棒』ッ!」

463『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/09/30(水) 02:44:25
>>460(【16】サツキ)


 バシュシュ!!
            キュルルルルル!!


両のタイヤに水鉄砲を放ち、ハンドルを大きく切る──
だが、尻を突き出した【22】は【16】に密着している。
いかにたいやが滑ろうと、その初動は素早くはならない。

          ドッゴォオ!

ホモヴィッチの後ろ蹴りが、カートの右前面に命中した。

                    「んま、生意気」

ハンドルを切ったことで、かろうじて
ソーラーパネルへの直撃は免れたが、
水による摩擦の低下とカーブ中の急なハンドル操作、
そして人間とは思えぬ強烈な蹴りによって、【16】は激しいスピンに陥る──!

  キュキュキュ!
            キュキュキュキュキュ!

回転しながら左カーブ突き当りに向かう【22】。
まるで遊園地の『ティーカップ』のような状態で、
せめてサツキはブレーキを踏み、減速する・・・・
                             ガスゥ ン!

縁石に乗り上げたのだろう。カートが強く揺れ、停止した。
怪我はないが、回転が過ぎて三半規管に来ている。
目の前には砂浜。一瞬、自分がどちらを向いているのかわからなくなる。

>>458(【15】瀬良野)
眼前で繰り広げられる淫靡?な光景に、思わず神を呪う。
神は死んだ。手を下せるのは、自分自身だけだ。

 バシュシュ!!
            キュルルルルル!!

          ドッゴォオ!

サツキもハンドルを切り抵抗したようだが、
ホモヴィッチの蹴りはカートに命中し、
それを踏み台にする形で、【22】からは一気に離れた。
スピンし、カーブ左方向に突っ込む【16】。
【22】は真西へ向き直り、カーブを無視して一気に直進する構えだ。

      ドシュ!
             ピキィン!

瀬良野は水鉄砲と『コイン』を同時に発射した。
精密さを誇る『アメイジング』だが、
二発同時、かつカーブを曲がりながらでは難度は流石に高い。

水鉄砲はホモヴィッチの肩に当たり、
すごんだその顔が、瀬良野の方に向いた。

「アタシに『顔射』しようだなんて・・・・
 いい度胸じゃないの・・・・ウフ、『惚れた』わ」

ウィンクする『おっさん猫』。
その体が、カートが、見る間に姿を消してしまう。

だが・・・・男は『コイン』には気付かなかったようだ。
ブレーキは見えない為狙えなかったが、カート内に落とすことは出来た。
敵の姿は見えないが、『コイン』の位置ならわかる・・・・!

    キュ キュキュ

やや外に膨らむも、無難に最初のカーブを曲がり切った。
続いてすぐ「に、右に曲がるカーブ。
こちらはかなり角度がある──ヘアピンカーブだ。

                  ルル キュキュキュ!

背後すぐに、カートの走行音。
一台ではない・・・・後方左右に、二台だ!

464『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/09/30(水) 02:44:40
>>461(【10】薬師丸)
男の狙いは謎だが、今のところデメリットは感じない。
『鈴』を傷つけたのも見えたが、解除されるわけでもない。
ただ色が薄れ、白黒になるだけだ。

春原に問いかけながら、前方を見やると、
ちょうど【12】【20】【3】がカーブに差し掛かるところだ。
だが、隊列を組んだ前者二台は無論、【3】までもが、
カーブを曲がる準備をしていない・・・・そのまま西へと直進していく。

             ボフ! ボフ!

コースを横切り、縁石を乗り越え、そのまま砂浜へと突っ込んで走り続ける。
3台との距離は、およそ『20m』。

そして薬師丸の前にも、左カーブが迫る──


>>459(【4】春原)    
カーブを曲がる準備をしながら、『鈴』に再度毒を撃ち込む。
   
             ドスゥ!

色に続き、『鈴』から濃淡が消えていく。
いずれ下書きのようになり、音もくぐもるはずだ。
しかし、質量が変わる効果などは、一切ない・・・・!

薬師丸の【10】に『2m』ほど遅れながら、
春原の前にも、カーブが迫る──!


>>462(【5】根立)
思わずガッツポーズを決める根立。

背後を振り返れば、
そこには奇妙なヴィジョンのスタンドが腕組みしている。

『木馬』の『ケンタウロス』とでも呼ぶべきか。
全身木の玩具めいた作りで、四本の脚と人間の胴体を持つ。
もっとも頭は馬面で、その意味では『ケンタウロス』ではない。
等身大だが、どこかユーモラスな姿だ。

「オレの名は『ホビー・クランプ』。
 スタンドの名は『デッド・ホース・ワン』。
 無駄に先走る癖がある奴だが、気にしないでくれ」『クレ!』

語尾を合わせるスタンドに苦笑すると、
ホビーの【2】が接近し、【5】に並ぶ。

「ああ。ここから一気にぶち抜こうぜ──相棒!」


                        ── ジ ャ ン !!


 ルルル ルルルル・・・・

465【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/09/30(水) 03:33:43
>>457
わざわざ意図を説明してやるほど俺もお人よしではない。…が、最低限の助言はしておくべきか。

カートには『通信装置』があったはずだ、それを使って【薬師丸】と通信する。

「薬師丸…といったか? 一応伝えておくぞ、『10分』だ。
『10分』で毒は完全にまわり、そのカートの存在はかき消える。進行を遅らせたいなら『目立つ』ことだ。
人からの注目を集めれば、毒は中和され、進行を止める」

通信を切り、カーブに備える、ふつうにハンドルを切れば曲がれるはずだ。

『キラー・エリート』の毒は、最短10分で存在を消失させる。追加で毒を打ち込めば、それは短縮される。
鈴には2発の毒を打ち込んだので、存在の消失まで7分を切っている。存在が消失すれば、当然重量も無くなる。

それと、今レースが始まってから何分経過している?

466【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/09/30(水) 06:12:02
>>463
「オカマでムチムキ筋肉のオッサンにマークされた?
せ、せめて友達からでお願いします…」

運転を行いながらのダブル狙撃の成否に不安はあった。
しかし、『アメイジング』は役割を果たしてホモヴィッチの車内に探知用『コイン』を撃ち込んでくれた。。
ムチムキの太い丸太足の片方を蹴りに使ってくれたお陰で十分な隙間が出来たからこそ成功したのだろう。
何をされるか分からないので『コイン』の位置を頼りに水鉄砲を一発だけ撃っておく。

(奮闘も空しく激突したサツキが最後の最後までスタンドを発現しなかった理由が分からない。
ああなってまで発現しないという事はスタンドに厳しい制限がある可能性が高い)
 
今、ブレーキを踏むと遠心力は減少するものの、遠心力のかかる向きは変わらないので前輪が滑ってしまいそうだ。
オフタイヤの速度なら減速は必要なさそうなので突入後に外側から内側に向かい、中間地点の辺りから外側に脱出。
最初のカーブでハンドルの持ち方は変えていたから腕がクロスする心配も無いはず。

(背後から来た二台は黛ペアか、土牛氏、またはチャプチャプくんかな?
下手に水鉄砲を撃って踏み潰されては困る)

余裕があるなら背後に水鉄砲を二連射して道路を濡らし、スリップの発生しやすい状況を作ろう。
この急なカーブを最短で曲がるしたら自分の後を走ることになるはず、誰かは知らないがオンタイヤならスリップするかもしれない。

(『コイン』は簡単に見つかりはしないはずだ。
運転中に足元を見るのは自殺行為に近いし、今はカーブで見る余裕は無い)

微かにだが燻っていた闘争心に熱が戻りつつある気がする。
スタンド使いなら誰もが持ち合わせる強い闘争心が。

467【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/10/01(木) 00:19:40
>>464(GM)
>>465(春原)

春原の声は聞こえるはず。
なので、こちらからも返す。

--ここから通信--

「……そりゃどーも。
 ま、私のはただの重りよ。
 もっとも射程は長いけど。」

--ここまで通信--

      (もっとも、消せる能力なら平気なんでしょーけど。)

そう、ただの重りだ。
無駄な重りではない――はずだが。

(思ったよりまずい能力、受けちゃった。
 目立つねえ。私の目的にゃ、反してる……とも言い切れない?)

このまま完走を狙うにせよ、目立っちゃいけない理由もない。

「……ま、なるようになるか。」

ともかく。前の様子だ。
三台揃って、直進……砂浜を突っ切るのを選んだらしい。

(……ん? 直進? オフだから?
 まあ、悪路でこそ本領発揮ってのは、そうかもだけど。)

それとも路上に罠でもあるのか?
まあ、ここは真似でもしてみよう。
薬師丸も直進だ。オフの性能も試したい。
罠のリスクについては普通の道も同じ。

            ・・・・未知の能力者、【3】の動向は警戒だ。

468『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/10/01(木) 03:08:53
>>466(【15】瀬良野)

   パシュ!

コインの指し示す位置を頼りに、水鉄砲を一発。
水弾は探知したあたりで弾け、飛散した。
『そこにいる』ならば水が付着したはずだが、
それらしい様子はない・・・・濡れた部分さえも『見えなく』なるようだ。
そう言えば、命中音も、一切届かない。
探知した『コイン』は、まっすぐ西へと向かっていく。
明らかにコースアウトの方向だ。

      キュキュ キュキュ!

瀬良野は減速せず、ハンドリングだけで次の右カーブを曲がっていく。
やや外側からまずは中央、そしてインへ。
特に難しくはない──余裕をもって曲がりながら、
背後へと水鉄砲を撃とうとした、その瞬間

  キュキュキュ!!
              キュキュキュキュ!

右から【14】、そして、やや遅れて左から【1】が、
オフタイヤの【14】を嘲笑うように、高速で抜いていった。
カーブではオンタイヤといえど減速するものだが、
この二人は、ほとんど減速していない──それだけのテクニックがある!

             バシュ!

さらに、左からは水鉄砲のおまけつき。
抜き去り際の一発が、フロントのソーラーパネルに命中した。
スピードが一段、落ちるのが感じられる。

        「──すっトロい運転してんじゃねーよッ!」

【1】唐雛の辛辣な捨て台詞を聞くも、はや敵は10m前方だ。
ヘアピンカーブを曲がった先は、『40m』ほどの直線。
その先には再びのヘアピンがあるが、そのカーブ外周に奇妙な建造物を認めた。
真っ白なただの壁だが──
ちょうど手の届く高さに、大きな『ボタン』が四つ、並んでる。

>>467(【10】薬師丸)
春原と通信しながら、カーブを迎える。

前方には乾と四季の【12】【22】ペア。
縁石を乗り越え、砂浜に出た二人を追うことにする。

 ルル ルル バッ!
              ザシャ!

           ルルルル・・・・

流石にオフタイヤだけあって、砂地をものともせず、進んでいく。
オンロードに比べればややスピードは低下するが、
ショートカットを計算に入れるなら、十分目を瞑れるスピードだ。

                   ザカッ ザカッ

前方『20m』で、コンビが砂浜を渡り切り、オンロードに戻った。
その目前を、【14】と【1】が交差し、通過していく。
二人はそれを追うことなく、さらに西へと直進するようだ──!

【3】は彼らから見て右方向『3m』を維持し、『5m』ばかりも先行している。
そのカートの上に『牛頭人身』のスタンドが仁王立ちになり、
何か武器のようなものを振るっているのが見える。
コンビへの攻撃ではないようだが・・・・よく見えない。

【10】は順調に砂地を進み、目前のオンロードへと向かっていく。(残り『15m』)

>>465(【4】春原)
薬師丸に通信し、能力について伝える。

   キュキュ キュキュキュ!

左にハンドルを切り、カーブを曲がった。
オフタイヤの速度ならば、テクニックは不要だ。
まずは左にカーブを曲がると、続いて右へのカーブが迫る。
ここはヘアピンだったはずだ。

と──前方左、カーブの外側に、クラッシュした気配のカートを発見。
【16】だ──フロントを外側にぶつけており、動く様子がない。
このまま走れば、傍を通過することになるが──(距離『20m』)

春原は二発の『毒』を撃ち込んだ。
『7分』経過すれば、『鈴』は存在ごと消え去るだろう。


なお、時間経過については『曖昧』な為、
『キラー・エリート』の時間計算は、
レース中のカウントごとに『30秒』とする。
つまり、現在の経過は『4分』。

469【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/10/01(木) 06:55:10
>>468
(触れた水が見えなくなって水音もしない。
いつの間にか、【16】に寄生していたが直前に車体の擦れる音すら聞こえはしなかった。
実際は透明化する能力ではなく、本体の気配に関わる要素を隠蔽する能力、だと考えるのが自然かな?)

罵倒を飛ばされないのは【14】と【1】が来ていたからだろう。
最後列の出発を苦にせず、平然と追いつく二人の技量に驚かされる。
この急なカーブに減速無しで突入して来る二人への対策が『SKR』の最重要課題となるかもしれない。

(気性の荒い走り屋みたいな人だな。
だが、やはり【2】の実力でもチャプチャプくんは沈められないか)

二度もカーブを経験した事で感覚が掴めてきたと思うので制御可能な範囲の加速を行う。
チャプチャプからの射撃に警戒して『アメイジング』に水飛沫を撃墜する構えを取らせよう。
撃たれたら撃墜するが水鉄砲の水の残量が心配だ。

(あれはステージの仕掛けを起動するスイッチ?
エンターテイメント的に派手な事をしないと観客にも悪いから押そうか)

届く距離まで接近して真ん中のスイッチを押してみる。
チャプチャプに妨害されて接近が難しい場合は『コイン』を発現して狙撃しよう(破ス精:BCA)

「齧歯類の夢の王国に匹敵する仕掛けでも起きるかな?」

470【16】サツキ・シャーリーテンプル『エイメン』:2015/10/01(木) 17:28:31
>>463
「ぶ、ぶち…………………………………………」

 俯いたまま、『サツキ』は呻き声を上げる。無様にいっぱい食わされ、スピンして大き
く遅れをとった状況で、彼女はじっくりと自分の中であふれ始めた感情を自覚し、

「ぶ、ち、こ、ろ、す…………………………………………ッ!!!!」

 特大の殺意を以て、そう呟いた。
 とにもかくにも、状況の確認が最優先だ。
 自分が今どの方向を向いているのか、どちらに進めばいいのか、そこから確認し、でき
る限りの最短最速で再度走り出す。タイヤに付着した水も、大きくスピンしたことで拭い
去られているだろう。動くのに支障をきたすほどではあるまい。
 そのまま、まずはゆっくりと、ギアを温めるようにして走り直す。
 狙うは、【22】。
 受けた屈辱は、必ず返す。

471【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/10/01(木) 20:46:15
>>468
ヘアピンカーブなら速度を落とす必要もありそうだが、今の速度はかなり遅い、
アクセルを緩める程度で曲がり切れるだろう。

クラッシュしたカートは放っておく、そこまで余裕もない。

472【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/10/01(木) 21:36:04
>>468(GM)

(ん……悪くない。これなら曲がる必要もないじゃん。
 ……あ、けど、もしもの事があったら路上のが安全? いや、そうでもない?)

そういえば『注目』が必要だったか?
レースに参加し、観客がいる時点で、既に注目されているといえばされている気もするが……

(そういうこっちゃない、ってことよね。
 それだけで済むならあいつも消えられないでしょーし。)

他の参加者とは、今後まず干渉しあうことになるだろう。
そうなればまあ、『注目』は浴びられるか。

(あ、【3】が……何かしてる。
 罠? それとも自分のための何か?)

……【3】から離れて、つまり少し左方に寄りつつ直進。
とりあえず、次のオンロードには辿り着かねば今後の展開も始まらない。

そういえば胸につけた鈴の回数は今、何回だろうか?

473【5】根立『ブルックリン・ドリームズ』:2015/10/01(木) 23:34:01
>>464 >>468

とりあえず復帰できたので、エンジン音が変わったらギアをハイへ。
そっからはホビーと足並みを揃えて、なんとかして前方集団を抜き去らなきゃあな。


「ところでホビー!一つ聞いておきたいことがある」

   「ファーストレース、お前スピンしたのに……かなり順位上げてたよな」

「その時、誰か他の奴らの『能力』の片鱗でも見なかったか?
 俺の方は、【10】が俺みてーな『人型のスタンド』持ちってくらいしか情報がねーんだけど」

情報共有と行きたいところだ。
もっとも、ホビー自体の『スタンド能力』を聞くことはしない。
俺のスタンドはわかりやすいってくらいわかりやすいけど、だからってホビーに尋ねるのはフェアじゃないし。

474『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/10/02(金) 01:13:03
>>469(【15】瀬良野)
敵の攻撃を警戒し、構えを取る瀬良野だが、
パスしていった【1】と【14】は、振り返ることすらなく、
ぐんぐんと距離を離していく。
オンとオフの違いは歴然だが、はたと思い出す。

今しも、【1】が抜きざまに、
水鉄砲を浴びせていったではないか。
【15】のパネルは、ばっちり濡らされ、発電を阻害されている・・・

速度を落とした【15】の前では、
複数同時に奇妙な現象が発生する。

前方『10m』ばかりでは、
【12】【20】のコンビ、そしてやや向うで【3】が、
コース右からコース左へと横断していく。
方向で言えば東から西だ。
当然、コースアウトだ。道路の外は砂浜になっている。
瀬良野が反応するより早く、三人のカートは縁石を超えてしまった。

そしてその先、次のカーブの状況だ。
【14】が先行して突入したが、先に曲がったのは【1】。
外周に寄った【14】を、内側を責めた【1】が抜いた。
外周に向かった理由は、言うまでもない──

        『ポ──ン』

チャプチャプがカートから手を伸ばし、ボタンの一つを押している。
四つあるボタンにはそれぞれアルファベットで
『R』『S』『U』『R』とある。
チャプチャプが押したのは、『U』のボタンだ。
ボタン上のランプが点滅している・・・・

         ルルル ルルル・・・・

瀬良野は直線の中間地点に差し掛かる。
次はカーブだ。外周にあるボタンを押すなら、準備をする必要がある。

>>472(【10】薬師丸)
砂漠の旅は不安もあったが、思いの外順調だ。
ただし、トラブルがあった場合はわからない・・・・
いずれにせよ、リスクのないギャンブルは存在しない。
たとえ誰かの尻馬に乗ったにせよ、だ。

                ルルル ルルル

目前で【15】が左から右へと、コースを駆け抜けていく。
若干スピードが落ちている気がする。
こちらに気付かなかったようだが、おそらく乾達に目を奪われたのだろう。
或いは、春原の攻撃による『白黒』が効いているのか?

それにわずかに遅れて、

                 ザカッ

縁石を乗り上げ、薬師丸もコース上に戻った。
                      『リリン!』
胸の鈴が、ひときわ多く鳴り響く。
その数は──『101回』。
コース上ではさして増えていなかったが、
オフロードでは各段に揺れ、鳴り続けていた。
果たして、このまま次の砂地へと挑むか、それとも──

>>471(【4】春原)
すれ違いざま、カートが【16】であることは読み取った。

そのまま右にハンドルを切り、無難に曲がり終えた。

        ルルル ルルル ・・・・

ヘアピンカーブを曲がった先は、『40m』ほどの直線。
それを超えた行く手には再びのヘアピンが待ち受けるが、
そのカーブ外周に奇妙な建造物を春原は認めた。
真っ白なただの壁だが──
ちょうど手の届く高さに、大きな『ボタン』が四つ、並んでる。
その内、一つの真上のランプが点灯している。

『20m』先を先行するは、【15】。
そして、何故かその後方すぐに。
コース右外(西側)の砂地から、新たなカートが
コースを横断するように登場した。
番号は──【10】! 距離は『20m』。

475『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/10/02(金) 01:13:21
>>470(【16】サツキ)
怒りに震えながら、呪詛を呟くサツキ。
まずは状況を確認。

まず、エンジンは停止している。
故障は考えられないが、ギアはハイのままだ。
自分の向きは、南方向。カーブ外周に正面から激突したらしい。
タイヤの水はすでに問題がない。
少し濡らした程度なら、ものの数秒で蒸発してしまうだろう。

         ルルル ルルル──

今しも背後で、
【4】のカートが自分を無視してカーブを曲がっていった。

まずはエンジンを動かし直す(スイッチを押す)必要があるが──

>>473(【5】根立)

 ルルル ルルル ヴヴ

「おっと待ってくれ。『小細工』がまだだ、相棒」

ホビーがギアチェンジを制し、【2】を【5】の後方に一列に並べる。

「こりゃあ1stステージで最後尾の奴が使ってた手だ。
 二台のカートを物理的に1台に繋げちまう。
 スピードは『×2』でものすげェが、
 カーブはろくに曲がれないし、攻撃にも対処しづらい。
 敵がいなくて、ストレート前の状況・・・・
 つまり、こんな場面でだけ使える『マル秘テクニック』さ」

             ガコ ガコン

ホビーのスタンドがカートをいじり、
二台のカートを前後で連結するのが見えた。
根立が前、ホビーが後ろだ。

「ん、仕組みは電車の連結器と同じだな。
 上から殴れば切り離せるから、ヤバくなったらそうしてくれ」

          ヴヴ ヴヴヴ ヴヴヴヴ

「それじゃ、お待ちかね──『HIGH』にあげますか」

          ガコ ガコン

前後のギアが同時に上昇し、カートが加速を始めた。
かつて経験したことのない領域だ・・・・
これは確かに、安定した操作は望めそうにない。
問題は、この先のストレートが、さして長くはないということだ。
『30m』もすれば、最初の左カーブ。
その後もヘアピンが続くのはコースマップにある通り。
ホビーは何を考えて、連結したのだろうか?

「──相棒、今、おまえが聞くべきは、オレのスタンドについてだと思うぜ?」

いかにもあけすけな口調で、ホビーが切り込んでくる。

「組んだ以上、オレは隠し事はしない。
 それが勝つために必要かもしれないからな。
 オレのスタンド、『デッド・ホース・ワン』は『木馬』のスタンド。
 馬の部分は馬並の『馬力』があるが、他は人間並だ。
 能力は、傍にいる人やモノに、馬の部分を『瞬間移動』で『くっつける』」

「さっきは『両後脚』をおまえのカートにくっつけて、
 脱出の手助けをさせた」

「ああ、次に言いたいことはわかってるンだ。
 『何故、カートに四足生やして走らない?』だろ?
 もちろん出来るが、重量物でそれをやると、
 オレの体がもたねえ・・・・よくて数秒くらいだ。
 脱出やポイントでは使えるが、レースまるごとはムリってわけさ」

「で・・・・カーブも迫る残り僅かな時間で、問題だ。
 最下位のオレらが追い上げるには、どんな手がある?
 道具は、このいかした二台のソーラーカート。
 そして、オレとオマエのスタンド──だ」

476【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/10/02(金) 01:21:39
>>474
「なるほどな、ショートカットした方がよかったか」

まずはまっすぐ進もう、『ボタン』が気になるからな。
もう一発、『鈴』に毒を打ち込んでおく、これで『鈴』の『存在の消失』まで3分30秒。
今までに4本の毒を使用したので、続けて使えるのは残り4本。

477【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/10/02(金) 01:41:27
>>474(GM)

「ん、随分ぎりぎりになっちゃったな……」

     (体力温存……出来るかなあ。
      してられる状況でもない気がする。)

あと7回、か。
まあじきに消えるだろうし、それを待つ。

「……さて、どーするかな。」

『レディ・リン』自身の耳のあたりに鈴を設置。
スタンドの動きは車の揺れに関係ない。
多少は回数を減らせるのではないだろうか。

            ・・・・さて。

(どっちだって、罠の可能性はある。)

砂上に罠を仕掛けられるのは砂上を進んだ者のみ。
つまり、【3】と例のコンビくらいだろう。

            ・・・・気になるのは。

(この先の砂地って……さっき牛頭がなんかやってた?
 ……うーん、迷うねこりゃ。正直、露骨に怪しいし……)

そういえばそろそろ地図で言うR――ロッカーとやらもあるのか?
ますます、悩ませてくれる。

「……よし、次はそっちを試そうか。」

ここは正道に戻ってみよう。
まだコースは中盤に入るか入らないかのはず。

           ・・・・いろいろ試すなら今のうちだ。

(【15】か……あの噛みついてたやつね。
 なんか遅くなってる? 水でも貰ったのかな。)

先ほどと違い、コースに沿って進むことにする。
多少のタイムロスはありえるが、しかたあるまい。
オフタイヤはオンより、軌道修正力は優れている……気がする。

478【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/10/02(金) 04:57:46
>>474
「た、助かったぁ…」

既に相手にするまでもないほど弱った者に追い打ちを仕掛ける行為はしないか。
すっかりびしょ濡れにされたパネルを『アメイジング』に拭いてもらう。
後続だって追いかけて来ているのだから気が抜けない。

(黛ペアと土牛氏は砂浜を選んだのか。
争っているように見えないから協力関係を結んだと見た方が良いのかな?)

先を行く【1】と【14】の減速すら必要としない卓越した運転技術に舌を巻く。
そして、外周壁にある謎のボタンは何となく仕掛けの予想が出来る。

(Rは『ロッカー』でSは『シャワー』。
『U』の意味する仕掛けがよく分からないが押すだけの価値はあると信じよう)

外周に寄って『コイン』二枚を発現し終えたら左側の『R』『S』を精密射撃する。
残金が『17万』に減るが深刻な損失ではない。

(やはり、単独で戦うのは厳しいな。
かと言って協力関係を結べそうな参加者は残ってはいない。
あの二人の打倒を達成するには信頼の出来る協力者が必要だ)

今なら近くに参加者の存在を感じられないからスイッチを押し終え次第に『遡行』でもして、チャプチャプの車内に『コイン』を撃ち込むのも悪くないと思う。
ホモヴィッチに仕込んだ『コイン』から位置を把握つつ、今まで通りにカーブを曲がる。

479【5】根立『ブルックリン・ドリームズ』:2015/10/02(金) 23:13:40
>>475
「お、おう。おう」

   「いや、なんでそんなこと知ってんだよ?」

『マル秘テクニック』とやらを施すホビーに驚く。
まあ別にそれはいい。勝てりゃなんでもいいんだ。


「人馬一体、『デッド・ホース・ワン』……なるほどな」

ホビーの説明を聞いて、頭に叩き込んでおく。
応用力はそこそこあるっぽいな。
続けざまに話しかけられ、問題を言いつけられる。

「あぁ?『問題』ィー?
 お前、俺のツラでパッと算数が出来る奴だって思ったか?自慢じゃねーが頭の巡りは早いわけじゃねーんだよ俺ァ」

俺の『ブルックリン・ドリームズ』とホビーの『デッド・ホース・ワン』……
追い上げるっつったって、そりゃあ――

   「『周囲の奴らをぶっ潰していく』……くらいしか、思いつかねーぞ。
    なんせ俺の『ブルックリン・ドリームズ』は、こういう奴だからな」

両手に握った『ブロック』をヒラヒラと見せつけ、『ブロック』同士の端と端を『接着』させ片手をフリーにしておく。

「アスファルトとかコンクリートとかを、『ブロック』として抜き出す。接着する。積む。
 それが俺の『ブルックリン・ドリームズ』だ。ついでに、『針の穴に糸を通す』のめちゃくちゃ得意ってくらい手先が器用ォー」

480『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/10/04(日) 00:00:02
>>478(【15】瀬良野)
                 フキ フキ

『アメイジング』に雑巾を握らせ、ソーラーパネルを掃除させる。
ものの『5秒』ほどでパネルはピカピカになり、落ちた速度も回復を始めた。
とはいえ、この『5秒』の減速は後続には吉報だ。
追ってくるカートがあれば、確実に差を縮められたはずだ。
『コイン』を入れた【22】は西に直進しており、確実に傍にはいない。

直進しつつ、外周に向かうべく、コース右に寄る【14】。
目前にカーブが迫る中、『コイン』を2枚、換金する。

──バシュ!
カーブに入る直前、一発目を『R』ボタンに発射。
ボタンのサイズは座布団ほどもあり、『アメイジング』には容易な的だ。
威力的にも『押せた』と思われたが、ボタンにもランプにも反応はない。

      キュキュキュ キュキュキュ──

続いて、カーブに差し掛かる。
ハンドルを左に回し、カーブを大きく周りながら、
続けてもう一発──『ボタンの壁』の目前で、今度は『S』に一発。

         バシュ!
                 『ポ────ン』

壁とヘルメットの両方から、陽気な電子音が聞こえた。

『ロッカーのご使用ありがとうございます。
 『ショットガン』のご予約を確認しました。
 次のカーブにて、お受け取りください』

さらにヘルメット内に流れる、『案内音声』。
壁の前を通過し、瀬良野は単身、
左曲がりのヘアピンの外周いっぱいを曲がっていく──

>>477(【10】薬師丸)
『鈴』のことはさして気にせず、
スタンドの耳部分に新たな『金鈴』を一つ、取り付けた。
スタンドが揺れないというわけではないが、本体よりはマシだ。

【3】の走った辺りを見ると、確かに異常がある。
真っ白な砂浜が茶色に変色しているのだ。
それは【3】のカートの幅だけ、道のように西へとまっすぐに続いている。
対して、【12】【20】の通過後はタイヤ跡があるのみだ。

    キュキュキュ キュキュキュ

オフではなく、オン──本来のコースに戻るべく、
右方向、直角にカートを曲がらせる。
オフロードで減速しており、さして操作に難はないが、
多少なりのロスは否めない。現在位置はコース左端だ。

コースの前方を、瀬良野の【15】が走っていくのが見えた。
その轍を追うようにして、直進を開始する【10】。
両車の車間距離は『10m』。
もっと離されたかと思ったが、案外スピードが出ていない。
【15】が先行し、外周からカーブに入っていく。
タイヤが鳴り響く中、

         バシュ!
                 『ポ────ン』

瀬良野のスタンドが壁付近で手元から『何か』を発射した。
狙いはボタンだったらしく、『S』のボタン上のランプが点灯する。
これで『U』『S』と点灯。残るは『R』と『R』。
外見上は同じボタンにしか見えない。

                        ルルル──

迫るカーブ。次は薬師丸の番だ。

481『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/10/04(日) 00:00:12
>>476(【4】春原)

──ドズゥ!

『鈴』にもう一本、毒を追加した。
これで使用した『毒』は5本だ。(自分、薬師丸、鈴×3)
残りは3本。慎重に使わなければならない。

    キュキュキュ キュキュキュ

目前『20m』に現れた【10】は、
ショートカットを止め、コースに戻るべく右にターンを切った。
強引な進路変更により、春原との距離は『10m』に縮む。

『鈴』の重り分、スピード勝負は不利なのは経験済みだが、
この程度の差ならば、テクニックで逆転が可能だ。
【10】薬師丸の位置はコース左端。【4】から『2m』左だ。


                 『ポ────ン』

コースの先では、ヘアピンに入った瀬良野が
ボタン『S』を押したようだ。ランプが点滅する。
これで『U』『S』と点灯。残るは『R』と『R』。
外見上は同じボタンにしか見えない。

この流れで走れば、薬師丸に続いてカーブに突入する。
壁のボタンを押すなら外周に寄るべきだが、
抜くならばインコースの方が有利。悩む時間はもうない。

       ルルル ルルル

カーブが、目前に迫る──!


>>479(【5】根立)
 
 ルルン!
       ドルルルルルル────ッ !!

加速し続ける連結カートの上で、
なおも相談を続ける二人。

「オレだって苦手だ!
 オーマイガッ!脳筋同士が組んじまったのカ?」『ノカ?』

「時間がない。オレのプランを話すぜ。
 この先は左折してからのヘアピンカーブだ。
 S字が続くつづら折りだが、コース同士の間隔はさしてない。
 壁も障害物もなし。いいとこ『20m』くらいの砂浜がある、
 ショートカットにはうってつけの場面って奴よ」

「ただし・・・・オレらはオフタイヤ。
 砂地をLOWで走っても遅くなるだけ。
 そこでナイスガイのオレは考えた。
 ジャンプして砂地を超えればいいんじゃねーか?
 馬の脚はうってつけだ。
 だが、この加速を持っても『20m』はムリ。せいぜい『10m』だ」

「そこで『残り半分』を──相棒、おまえが何とかする」

「出来なきゃ、連結解除して素直に曲がるしかねえッ!」


              ルルル ルルル

砂海にのたうつ黒蛇のようなヘアピンカーブが、
目前に見えてきた。
スピードが速い。今策を考えなければ、曲がることもおぼつかない。
果たして、根立の答えは──?

482【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/10/04(日) 00:12:41
>>480

(……ん? なにあれ。
 砂浜が……色が変わってる? タイヤ痕もない?)

よくわからないが、【3】の能力だろう。
たしか、地質を変える――とかなんとか?

     「……おっと、あと二つ。」

追加でスタンド耳に鈴を二つ設置。
三つないと、なんだか落ち着かない。

       ・・・・そして。

(……? R?
 なんだろ? 押せばわかるか。)

押すのは任意、早い者勝ち。悪い物とも思えない。
そういうわけで――

「残り物に……福があればいいんだけど。」

スタンドの手で『R』を押させる。
見た目は同じだし、まあどっちでもよい。

(R……ライト? ラビット? レッド?)

英単語の頭文字なのかすら定かではない。
ボタンを押すほかは特に特別なことはせず、コース沿いに走る。

          ・・・・そういえば自分の現状はどうなっている?
             さらにモノクロ化が進んでいたりするのだろうか?

483【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/10/04(日) 02:29:37
>>480
「わっ! と、突然でびっくりした」

『R』の反応は無かったが『S』の『ショットガン』とやらの予約が出来たらしい。
一人が有利になり過ぎないように一人一つまでの決まりが存在するのだと思う。

(当分の間はホモヴィッチに襲われる心配は無さそうだ。
けど、予約した『ショットガン』とやらは何だろうか。
名前の通りに散弾銃ならば、複数を相手にしようと有利に立ち回れる面白い武器になる?)

今までと同じく内側に移り、手の内に『コイン』を発現しておく。
『ワイヤートラップ』の有無と『巻菱』を思わせる物体が転がっていないか警戒しておく。
どのような罠か知らないが嵌ると危険なことには変わりないのだから警戒ぐらいしておくべきだ。

「後続の人達が来ない? 追い抜かれちゃったかな?
これはこれで寂しいような平和で良いような…」

自分だけが楽をしているようで変な罪悪感を感じてしまう。
それに静けさが嵐の前触れのようで落ち着かない。
前回のように後続の中から凄い事をやらかす者が現れないか心配である。

484【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/10/04(日) 03:55:50
>>481
あのボタン、わざわざ外周に設置するということはまず間違いなく有利になる仕掛けがあるはずだ。
コーナーはインを突いて、曲がる際のスピードのロスを最小限に抑えるのが鉄則であるはず、その逆をいくんだからな。

外周に寄って、『キラー・エリート』で壁のボタンを『R』押す。どっちでもいい。パス精CBB 射程D
鈴がチョイと重たいが、突発的な行動でなく意図しての行動だ、問題はないだろう。

485【5】根立『ブルックリン・ドリームズ』:2015/10/05(月) 00:16:33
>>481
「『10メートル』都合しろだってェ―――ッ?」

もっと早く教えて欲しかったところだ。『納期』に間に合うかめちゃくちゃ怪しいぞッ!

「ホビー、もう『2メートル』頼めねーか!
 できりゃあ『14メートル』は行ってほしいんだが無茶は言わねえッ」

いやもう無茶言ってるが、だがいくらなんでも急すぎる。
間に合うか、『ブルックリン・ドリームズ』の速度で……?
やるしかないんだけどよォー!

     「『ブルックリン・ドリームズ』ッ!うおおおおおお――――z_____ッ」

『ここで全力を出す』ッ!
まず、先に両手に持ってる『ブロック』の『短辺』同士を『接着』し、この『長ブロック』を落とさないように腕の上に乗せる。
次に両つま先でコースの舗装路面を突き、『ブロック』を形成。
『短辺』同士を接着し、既に作った『長ブロック』の短辺に更に接着。
再度両つま先でコースを突いて『ブロック』を形成、接着、更に接着。
このループを『最大限迅速』に、かつ『超人レベルの精密性』で行う。

一般的な『レンガブロック』の長辺は21センチ。つまり、『ブロック』を『十個』繋げれば『2メートル』の『長ブロック』ができる。
『ブロック』の『形成』も『接着』も一瞬。そして、『ブルックリン・ドリームズ』は素早く正確だ。

「両タイヤ分、『6メートル×2』までなら間に合うッ!(と良いな)
 二回目で悪いが『デッド・ホース・ワン』も踏ん張ってくれッ!!」

『オフロード』でなければいい。ことは単純だ。
二つの『長ブロック』をタイヤの上に敷けば、ジャンプからの着地後もスピードを維持できるはずッ!

486『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/10/05(月) 02:26:45
>>483(瀬良野)
『ショットガン』という言葉に浪漫を感じながら、
カーブの内側へハンドルを切る瀬良野。

                   キュキュキュ

だが、外周のボタンを押した為、ベストのラインを得ることが出来ない。
かなり強引にハンドルを切ろうとしたそこに、

  
        ド ド ド   ド ド ド ド


コース中央に立ちはだかる、二台のカートの姿。
ナンバーは【1】と【3】。
どちらもほとんど停止したような状況。
カートの向きがあらぬ方向を向いていることから、直感する。

この二台──クラッシュしたのだ!
【3】は『牛頭人型』のヴィジョンを発現している。
衝突のダメージは防いだものの、今は態勢の立て直しに必死なのだ。

だが、瀬良野も立った今、無理のあるハンドリングで切り込んだばかり。
右にハンドルを戻し、右脇をスルーするか?
さらに左に切り、左脇をパスしていくか?それとも──

                                          ルルル ルル

>>482(【10】薬師丸)
薬師丸は胸の『鈴』が解除されていることに気付く。
強引な急カーブが止めを刺したらしい。
                               『リリン!』
スタンドの耳の『鈴』を『3つ』にしておいた。

           キュキュキュ キュキュキュ!

準備しておかなかった為、再度、強引に外周の壁を責めることになる。
壁の前に到達するも、かなりの減速。

                    『ポ────ン』

壁とヘルメットの両方から、陽気な電子音が聞こえた。

『ロッカーのご使用ありがとうございます。
 『ライフル』のご予約を確認しました。
 次のカーブにて、お受け取りください』

さらにヘルメット内に流れる、『案内音声』。
壁の前をかろうじて通過する薬師丸だが、

                 ヴヴ ヴヴヴ

強引な運転に、エンジンがへそを曲げたようだ。

薬師丸(とカート)が『毒』を受けて、『2分』が経過している。
見かけは色彩はほぼ失われ、モノクロになっている。
・・・・が、それ以外、特に弊害は感じられない。
カート、薬師丸、『レディ・リン』にまで効果が及んでいることぐらいか。

ヘアピンカーブを抜けた辺りで、二台のカートが停止している。
位置はコースの真ん中付近。衝突したようだ。
そこに【15】が突っ込んでいっているのが見えた。距離は約『20m』。

                    『ポ────ン』

さらに背後から聞こえる、電子音。
背後からは、特に走行音は『聞こえない』が──

487『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/10/05(月) 02:26:57
>>484(【4】春原)
外周に寄り、大きな弧を描いてカーブに突入。
壁の前を通過しざま、スタンドでボタンを押した。

                    『ポ────ン』

壁とヘルメットの両方から、陽気な電子音が聞こえた。

『ロッカーのご使用ありがとうございます。
 『ライフル』のご予約を確認しました。
 次のカーブにて、お受け取りください』

さらにヘルメット内に流れる、『案内音声』。
目前で【10】も『R』ボタンを押した為、これでボタンはすべて押された。
四つのランプが点滅すると同時に、
ランプはひときわ派手に明滅し、そして明りを消す。

          (キュキュ キュキュ キュキュ)

『毒』の効果で、走行音までも『くぐもって』いる。
目前には【10】のカート。距離『5m』。
強引に曲がった為、スピードを落としており、
今なら抜き去ることも出来そうだ。

ヘアピンカーブを抜けた辺りで、二台のカートが停止している。
位置はコースの真ん中付近。衝突したようだ。距離は約『25m』。

>>485(【5】根立)

「しょーがねーだロ、説明の時間も惜しいッ!
 『2m』?──クソッ、『デッド・ホース・ワン』!」『ムムム、ムチャイウナ!』

                                ドルルル ルルル──ッ

           ド ド ド   ド ド ド ド

コ!
   コココココココココココココココココココココココココココココココココ!!


『ブルックリン・ドリームズ』のつま先で、床を擦らせながら、
次々と『ブロック』を生成し、繋ぎ合わせていく。
目標は『6m』のレール、つまり2本合わせて『12m』。

両手のスリットと爪先は連動し、同時に『抜き取れる』為、
2本作ること、それ自体は可能な範囲だ。
精確さは問題なくクリア、
ハンドスピードもかろうじてだが、短時間なら追いついた。

だが──『6m』ものレールの保持は、
『ブルックリン・ドリームズ』の腕力では、とても無理だ。
加えて言えば、『ブロック』の強度からも不可能と言える。
アスファルトで柱を作っても、持ち上がれば折れてしまうのは自明だ。

結果──

 「うおおお!
  気張れェ!『デッド・ホース・ワン』ッッ!!」
                                『マキシマム!!』

  ズギュギュギュギュギュ!

                             バンッッ

カーブ寸前で馬の四肢を備え、跳躍する二台のカート。
根立の手に与えられたのは、長さ『3m』の二本のレールだけだった。

『デッド・ホース・ワン』は精一杯やったのだろう。
この勢いなら、砂浜の半分以上を超えそうだ。

「後は、おまえに任せるぜ──相棒!」

この滞空時間。
足りないレールを補うとすれば、着地までに何とかするしかない!

488【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/10/05(月) 04:32:23
>>486
「危ないぃぃ! 安全運転第一ぃぃ!!」

今さっき、無理矢理な運転をした自分が叫ぶ内容ではないが迫る危機に心が悲鳴をあげる。
黛ペアと協力関係にあったと思わしき土牛氏が道の真ん中に居るのが不思議だ。

(土牛氏の隣は危険そうだ。同タイプのスタンド同士なら尚更だ。
【1】はクラッシュで罠を仕掛ける余裕は無いはず、それに隣の土牛氏のスタンドに気を取られている可能性が高い)

『アメイジング』に持たせた水鉄砲を本体の股に放り投げて空いた片手で運転を補助させつつ、ナンバー【1】の隣を通過したい。
【3】の隣でも出来れば左側を優先して通過しよう。

(ここで車体を蹴り飛ばすと二人始末が出来る。
そのような余裕は無いからやらないし、恨みを持ってるわけじゃ…)

通り過ぎて前方に何も無ければ、振り向きざまに【1】の車体パネルに『コイン』の狙撃を行う。
ついでに後方の様子も見えるので一石二鳥である。

「ごめん、君には恨みがあったな」

パネルの強度は知らないが表面に微かな罅割れでも入れられれば十分。
先に行った黛ペアがチャプチャプと交戦している可能性が高いので早く追いつきたい気持ちが高まる。

489【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/10/05(月) 21:56:20
>>486(GM)

「とっとっと……! 案外デリケートなのね〜ぇ……」
             
こういう場合どうするんだったか――

          (ギア、落としちゃうんだっけ。)

「今からギア落とすから、真後ろにいるなら避けてよね。
 クラッシュするのは、お互いかんべんでしょ?」

無線で【4】に呼びかける。余裕がないなら肉声でもいい。

     ……すぐ後ろでボタンを押したのは【4】だろう。
     あるいは同じく消えるとかいう【22】か? まあいい。

一旦ギアをlowにする。減速はしかたない。そして道沿いに走る。それでまだエンジンがぐずるなら、アクセルの踏み込みを弱くする。

(しかし、私も最終的に姿も見えなくなるわけか。
 うーん、そりゃ困るな……)

良い面もある。だが、折角のライフルが受け取れないと困る。今後のピットインも。
まあ、次のカーブではせいぜい大声で存在をアピールするか――

                  ・・・・と。

「……うわ、言ったそばからクラッシュ。」

しかも、危険性が高そうな【1】だ。
迂闊に近寄るとどうなるやら――ともかく。

コース沿いに走る、それだけだ。
変わったことは、必要な時に以外することはない……

490【5】根立『ブルックリン・ドリームズ』:2015/10/06(火) 00:33:17
>>487
「ヤベーぞッ」

補強する時間も足りないもんな!そりゃそうなるわな!
時間が足りなきゃ距離も足りねえッ!ヤバイヤバイヤバイ!どうするどうするッ!?

「うおおおおッ」

『ブロック』は実体化していながらスタンドにも干渉できる物質。
それと、『ブルックリン・ドリームズ』はダメージフィードバックありの『人型スタンド』。ちょっと埴輪っぽい。
両手には『3メートル』のアスファルトのレール。
……これで何ができるか、と脳みそをフル回転させる。
レールを空中に敷く?保持できない。
スタンドの身体の上にレールを置いて無理やり滞空時間を伸ばす、なんてしたらカート二台の重みで死にそうだ。
カートを蹴って滞空時間を、なんてできるほど腕力に自信もねえ。
レールを砂の上に柱のように突き立ててそれを『デッド・ホース・ワン』に蹴らせる、なんてしても一方のカートが急角度に跳ね上がるだけで意味が無い。
12メートルの距離を稼いだとはいえ、この3メートルのレールを敷いてもあと5メートルは砂に絡め取られる。考えろ!考えろ!
『デッド・ホース・ワン』のジャンプ!レール!5メートル!


「――――『もう一回』だ!今度はそんな気張らなくていいッ!」

『ブルックリン・ドリームズ』をカートの着地点に先行させ、砂浜の上に座らせる。
両腕から肩にかけてレールの下に敷いてカバーし、砂浜の上にレールを斜めに突き立てる。
『ジャンプ台』!それを『ブルックリン・ドリームズ』で作り上げるッ!
カートの着地の衝撃は、ある程度は砂が吸収してくれると思いたい!最悪『骨折覚悟』だ!
そっからカートがレールに添ってタイヤを回転させ、『デッド・ホース・ワン』に再度ジャンプさせるッ!
着地までに何とかする必要はねえ!『着地したらまたジャンプすりゃいい』だけだッ!

「『俺を踏み台にしろ』ォォォォォ――――――!!」

491『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/10/06(火) 01:48:06
>>488(【15】瀬良野)
思わぬアクシデントに声をあげながら、ハンドルを切る。
【3】は砂浜を突っ切ってきたため、コース左側。【1】は右側だ。
瀬良野の選択は、【1】──
右にカートを操作し、【1】の左、【3】との間を通過する。

          ルルル ルルル──ッ

どちらもまだ、停止したまま。
運転手も動く気配がない・・・・問題なく、【15】は両車をパスした。
前方に、他車の影なし。

「ごめん、君には恨みがあったな」
                            クルリ

思い出したように振り返ると、
『アメイジング』がその指にためたコインを【1】に向ける。
だが、その時、瀬良野は気が付いた。

                         「──気が合うじゃねーか」

【1】唐雛が、その顔を上げている。
突き出した手に発現した奇妙な『拳銃』。
『銃口』を突きつけていたのは、瀬良野だけではなかった──!
互いの距離、『8m』。

>>489(【10】薬師丸)

  ガコ
         ルル ルルル・・・・

ギアを落とすと、エンジンが機嫌を直した。
スピードは落ちてしまったが、オフならばそこまでの緩急はない。
ちなみに、背後にかけた声に返答はなかった。

                  ルル ルル・・・・

目前にはクラッシュし停止した二台。
【15】瀬良野が左の【3】、右の【1】の間を抜き去ったところだ。

この状態では【15】に追いつくべくもないが、
アクシデントを前に、ゆっくりコースを選ぶ余裕ができたとも言える。

選択肢は、
1.コース左端。【3】の左側を抜ける。
2.コース中央。【3】と【1】の間。
3.コース右端。【1】の右側を抜ける。
4.それ以外

と、いうところだ。
背後の走行音は聞こえない──と、


                         ガ   ゴォォオオン!!

東方向から、突如、聞こえる轟音。
思わず振り向いたそこには──空から降ってきた、二台のカート!
前後で連結したそれは、【2】と【5】だ!(距離は『10m』)


>(【4】春原)
のろのろとカーブを曲がっていく。
【10】薬師丸の背後すぐの位置だ。

>>490(【5】根立)
時間も、準備も、『ブロック』も足りない。
足りないままにカートは空を飛んでいる。
着地までに妙手を考えなければ、オンタイヤの二台は
砂の砂漠で『沈没』するはめになってしまう。根立の決断は──

「――――『もう一回』だ!今度はそんな気張らなくていいッ!」

スタンドを先行させ、砂地に着座!
レールを腕と肩に敷き、カートの着地を待ち構える──
自らを台座とした、『ジャンプ台』だ!

  ブ ゥ 
           ウ 
               ウ
                    ウ 

「『俺を踏み台にしろ』ォォォォォ――――――!!」


         ベキ!ベキィン!

着地の瞬間、へし折れる複数の物質。
まずは──『レール』。
『3m』もの長さを空中に保ち、橋げたもなければ折れないわけがない。
次に──根立の手首。
指は免れたが、衝撃をもろに受けた両手首に走る激痛。


            バ  ン  ッ  !!

だが──カートは、再び、飛んだ。
『ブルックリン・ドリームズ』の支えたレールのみを踏み台に、
『デッド・ホース・ワン』の最後の一蹴りを加えて、中空に舞い上がった。

「──いける、いけるぜ!」『ムチャスギダヨ!』

純白の砂を超え、カートの目前にアスファルトのコースが迫る。
ヘアピンの横っ面、右手にはボタンのついた壁が置かれている。
そのすぐ先には二台のカート。ナンバーは【10】と【4】。

                         ガ   ゴォォオオン!!


衝撃とともに、二台のカートはコースへと舞い戻った。
──ショートカット、成功だ。

492【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/10/06(火) 06:55:08
>>491
「なるほど、僕の片思いではなかったと」

自分に向けられた奇妙な『拳銃』は確実にスタンドで『ワイヤートラップ』絡みの能力を秘めているに違いない。
おそらくは僕の車体とクラッシュした車体を『ワイヤー』で連結して引っ張らせるつもりだ。

(これで『拳銃持ち』に遭遇したのは三度目。
いや、エルガマル氏はライフル銃だったか)

これは唐雛ミオを倒せない程度ではチャプチャプに到底敵いやしないという試練だと自分は感じた。
一戦目のように運良く上位まで食い込むのでは意味がなく、己の手で勝利を掴まねばならないのだ。

「僕の『銃弾』はお金、だけど『精密性』なら負けない。
勝とうが負けようが2位だった君と撃ち合える事を光栄に思うよ」

「僕は、君の『拳銃』を破壊する」

こちらに向けられた奇妙な『拳銃』の銃口を狙って発現済みの『コイン』を弾き飛ばし、さらに運転補助に回していた手に『コイン』を発現すると同じく銃口を狙い撃つ。
『コイン』の強度では銃弾に敵わないが一瞬だけでも拮抗してくれさえすれば、二発目の『コイン』が一発目に着弾することで威力を底上げしてくれるはず。

(射程距離を伸ばし威力の底上げで『カイト』を狙撃する事が目的だったのに、こういった使い方をする事になるとは。
まだ、試した事はないが成功するものか…)

『カイト』狙いの場合もあるが目の前で自分を狙う者がいるのに『カイト』を狙う余裕は無いはずだ。
それに使い手が人間なら『アメイジング』に匹敵する精密性の持ち主でないと、的の大きい車体を狙わなければ外すと思う。
ここは何としてでも勝たなければならない。

493【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/10/06(火) 10:54:13
>>491
「どうもいかんな」

気を取り直してアクセルを踏み、ハンドルを切ってコーナーを曲がっていく。

494【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/10/06(火) 22:57:19
>>491(GM)

「……うーん。」

左か?

    間か?

         右か?

これは迷うところだ。
どちらを抜けるにせよ危険はある。
つまり、対処できそうなのはどちらか――

           ――と。

                         ガ   ゴォォオオン!!

「うわっ……!?」

(ど、どっから……!?
 どんだけ荒っぽいのよ、あいつら。)

あの連結も気になる。
スリップストリーム……とは明確に違う。

       「……」

ちょっかいはかけたくない。
向こうがその気なら仕方ないが。

(得体の知れない【1】よりは、あっちのがましね。)

……ここは【3】の左側を抜ける予定で走行。
本体の目で、前方の路上に変色がないか確認。
また、スタンドは首だけ振り向き後方を確認させる。【4】はいるか?

495【5】根立『ブルックリン・ドリームズ』:2015/10/06(火) 23:39:40
>>491
「いデェェ――がッ!」

難なくショートカット成功ォ!
だがカーブはまだ続くわけだろ!曲がりきれねえのはわかってる!

「切り離していいよな!?まだなんかあるか、ホビー!」

二台の連結を解除してバラバラに戻り、このカーブ地帯を曲がりきるべきだ。
だがホビーがまだ何か策があるっつーなら、連結は解除しねえ。
手首に関しては、もう痛くても無理やり動かすしかねーっぽいから気合い入れる!

496『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/10/07(水) 23:21:50
>>492(瀬良野)
『コイン』の裏でたわめられた指と、突きつけられる銃口。

西部の『早撃ち』を思わせる緊張が、二人の間で走る。
刹那──

                          ガァ ア──ン!
                    バシュ!

二人の『弾丸』が、宙を裂き、交錯した。

『アメイジング』の精確無比な狙撃は、
あやまたず『銃口』に『コイン』を導いたが、
その弾速は、明らかに『銃』のそれが上回る。
即ち──銃口に命中するより先に、弾丸が『コイン』を捉えた。

                   カキィ ィン!

甲高い音色を奏で、銃弾は軌道をそらされるも、
唐雛の銃弾は、カートの後部カウルに深々と突き刺さった。
銃弾には黒々とした線──『ワイヤー』が繋がっている。
同時に、唐雛は銃を運転席に降ろし、ワイヤーを【1】の車体に引っかける。

瀬良野の予想通り、
敵の狙いは車体同士を強制連結することだった。
弾丸を逸らされてなお命中したのは、
銃弾の硬度と距離、そして標的のサイズが大きいためだ。
何より、スタンドで弾く『コイン』(パスBC)では、
さすがに銃弾に伍する威力や速度(パスBB)は発揮できない。

補助に回していた手に『コイン』を追加発現し、
追撃を与えようとしていた瀬良野だったが、

                      ガ クンッ!

停車したカートと連結したことで急ブレーキがかかり、
発現したばかりの『コイン』が宙を舞う。
瀬良野自身も激しく揺らされ、咄嗟の対応が出来ない・・・・!

「──『おはじき』でオレと勝負しようってか?
 笑わせンなよ、てめー」

唐雛の挑発と同時に、【1】が勢いよく前に出る。
ハンドルを右(西方向)に切り、【15】を迂回するコースだ。
その左手に、新たな銃があることに瀬良野は気が付いた。
今撃ったのは右手の銃。
この男のスタンド──『二丁拳銃』だ!

>>493-494(【10】薬師丸【4】春原)
薬師丸の取ったコースは、【3】の左。
コース左端からは『2m』ほどしか離れておらず、
『鍬』を構えた『牛頭』のスタンドの間合い内なのは明らかだ。
路上に変化は現れていない。普通の黒光りするアスファルトだ。

   ルルル ルルル・・・・  ヴヴ

加速しようとアクセルを踏むと、またもエンジンの催促。
LOWでは抜き切れないと主張するようだ。

              コ ッ

同時に、後方から軽い衝撃。
スタンドで振り返ると、予想通り【4】が真後ろに張り付いている。
こちらは予想通りか不明だが、軽く『おかま』を掘られるほどに近い!

何より、その姿・・・・
今や、春原の姿は輪郭線しかなく、完全に背後が透けていた。
走行音もごく薄く、運転しながらだとほぼ聞こえない。
背後に張り付かれても気付かない道理だ。
『巨大鈴』も・・・・輪郭のみ残され、目を凝らさねば見えなくなっている。
薬師丸自身はそこまで症状が進行していない。
色の次に濃淡が消え始めた段階だが、いずれ『こうなる』のだろう。

一方、春原は意識が飛んだ流れで、
そのまま【10】薬師丸の背後にくっついてきてしまった。
LOWで走っていた【10】の方が遅く、軽く【4】のフロントをぶつけたことで、
ようやく目が覚める・・・・

同時に、二人は前方の異変に気が付いた。
距離『3m』──右斜め前の【3】でスタンドが動く。
 
        ブゥ ウン!

その手の『鍬』を、大上段から振り下ろしてきた!
狙いはおそらく前を行く薬師丸──その【10】のフロントだ!

497『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/10/07(水) 23:22:07
>>495(【5】根立)
ホビー:
「ねーよ!上出来だ相棒!」『デモ腕ガイッチマッタ!』
「そうだ! 腕! 動かせるのか?」

            ガコ!

『デッド・ホース・ワン』が連結部を殴り、二台を引き離す。

手首は──かろうじて折れてはいないようだが、ヒビは確実だ。
ハンドルを握ることが出来ず、腕で押さえて回すことにした。
『ブルックリン』も、精密な動作は期待できないだろう・・・・
果たして、『ピットイン』で治療してもらえるかどうか。

        ルルル ルルル──

着地の衝撃で速度を落としながらも、
二台のカートはコーナーに突っ込んでいく。
ヘアピンの横から入った為、実質左カーブになっているが、
その右側、外周方向には大きな壁と『R』『S』『U』『R』の四つのボタン。
そして、今しも【10】【4】の二台がカーブを曲がり切り、
視界から姿を消した。

このまままっすぐ進み、最速で左に曲がるか。
今から膨らむ軌道に変えれば、壁に手を伸ばせそうだが──

498【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/10/08(木) 00:03:34
>>496(質問)
質問です。

・【3】のスタンドのスピードは、目測でどれくらいですか?
 それとも、判別できませんか?

499『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/10/08(木) 00:15:56
>>498(【10】薬師丸、回答)

見る限りは、人間並。

500【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/10/08(木) 01:36:39
>>496
「ごはっ、げほっ! これ、が噂の…」

全速力で走っている状態でネクタイを引っ張られた感覚に近い負荷が生じ、衝撃で激しく揺さぶられてしまった。
甘かった。『アメイジング』のみが両手で射撃を可能としていると『傲慢』すぎる思い込みをしていたのだ。

「はっ、はぁ、両手に『フックショット』で格好いいスタンドだと思う。
この『アメイジング・クラウン』は射撃が本領ではなく、単にオマケを弾として運用しているだけ。
射撃の速さでは勝てないことを認めるよ」

こうして繋がれていると自分が首輪を装着させられて彼の飼い犬にされたようで良い気分はしない。
今、この男を叩き潰しておかねばならないと心の底から思い始める。

「足りないスピードは精密性と弾数で補う。
お金の力、資本主義で倒す!」

と、言いながら『ワイヤー』を掴んでカウルに刺さった銃弾を引っこ抜き、【1】の車体に引っ掛けられている事を利用して『ワイヤー』を自分の方に両手で引っ張らせる(破ス精:BCA)
そして、【1】の背後に移動する事で追撃を受けない位置に移動。

「その前に『ワイヤー』が邪魔! 先にお金より暴力だ!」

そもそも、両手で引っ張るから撃てないだけである。
急ブレーキに注意して避けられるようにハンドルを力強く握る。
冷たさを我慢して水鉄砲が衝撃で吹っ飛ばないように股で挟み込む。

501【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/10/08(木) 02:52:50
>>496
(毒は回り切った…悪いが、先に抜けさせてもらう)

ドス!

『鈴』に毒を注入し、その存在を完全に消去する。これで重さによる減速はなくなる。
右方向にハンドルを切り【10】を追い越し、【1】の横をスリ抜けていきたい。

今俺の存在感は極限にまで希釈されている。俺を認識できたとしても、それは持続しない。
存在感の消失は、圧倒的に未知の感覚だ。どんなに優れたスタンド使いでも、脳は誰もが同じ、変わらない。
とはいえ、これ以上毒が進行すると本当に消えかねない。うまく抜き去ったら、解毒の準備をしておこう。

502【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/10/08(木) 03:01:48
>>496(GM)

   ルルル ルルル・・・・  ヴヴ

「っと、世話が焼けるね。」

ギアをONに――
いや、それの優先順位は『次点』だ。余裕があればでいい。
即座にエンジンがぶっ壊れるわけでもあるまい。


              コ ッ

後方の【4】は次次点。
もっと直近でヤバイのは――【3】の攻撃!

「見るからに近距離パワー型……
 といっても、『スピード』は私のが上ね。」

       (これは、まともにいくと、貰っちゃうかな……?)

ハンドルを急いで切っても間に合うまい。後方に逃れることも不可。
見た目で判断させてもらうが、パワーでは明らかに負けている。

優っているとしたら?
スピードと精密性と――

「――ぃぃぃいいるいるイルイル!!!」

         リリリン!

               ――『運気』だ。

スタンドを振り向かせ、耳の鈴で『2つ分』の幸運を呼ぶ。
1つでも効くが、得体が知れない相手。保険を掛けておく。

そして、超精密・高速の突きの連打。(パス精CBA)
鈴は殴るのに邪魔、設置しない。

パワーでは負けていても、手数があれば補える。対応できる。
組み合っての力比べでなく、『長物』を介する以上、余計に。

      ・・・・つまり、狙いは鍬の『柄』だ。
          鍬を左から横殴りにし、体勢を崩して狙いを逸らしたい。
          そうでなくても、振り下ろしの勢いが緩まれば幸いだ。

503【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/10/08(木) 03:02:24
>>499(回答)
回答に感謝します。

504【5】根立『ブルックリン・ドリームズ』:2015/10/09(金) 00:20:16
>>497
「痛ェよ!痛えけどやっちまったもんは仕方ねーっつーのッ!」

外周方向にハンドルを動かし、ボタンに近づく。
どれを押すか……なんて、この状況で考える余裕はねえ。

「ちょっと行儀悪いけどよォ――!」

『ブルックリン・ドリームズ』で『ボタン』を蹴るッ!
特定のどれかに対して蹴るわけじゃない。ただでさえ痛む手首を腕でかばいながらのハンドル操作と同時なんだ、てきとうでいいだろ。

「なんか良いもん頼むぜェーッ!」

505『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/10/10(土) 02:22:14
>>500(【15】瀬良野)
               ガシィ!
                      ブチ ブチ!

         フシュ!

突き刺さった『ワイヤー』を掴み、力任せに引っこ抜く!
だが、次の瞬間、『ワイヤー』は手中から消えた。
唐雛自身の手で解除されたのだ──

「『力馬鹿』につきあう気はねーンだよ」

           ルルン! ルル ルルル──!

そしてその隙をついて、【1】が【15】の横を通過した。
近距離パワー型が届かない間隔を開け、かつ油断もしていない・・・・
この男、パワー型のスタンドとも戦い馴れている。

オンタイヤの【1】は、瀬良野が反応するより速く、
前方のコーナーの内角を右へと曲がっていった。

    ヴヴ ヴヴヴ・・・・

エンジンが激しく唸りをあげる。
【15】の運動エネルギーの大半を【1】に吸われた格好だ。

>>501(【4】春原)
現在の経過時間は『7分』ほど。
症状は後期で、体は幽霊のように透けている。
限界である末期の先まで、『5分』ある計算だ。

        (キュキュキュ)

わずかな音しか立てず、右にハンドルを切り、【3】を左に見ながら通過。
その前方では、【15】と【1】の勝負が今しも終わったようだ。
『5m』ばかり先の【15】瀬良野は、
人型のスタンドを発現しているが、カートは完全に失速している。
対する【1】は瀬良野の右をパスし、オンタイヤの本領である高速でもって、
次のカーブを右に曲がっていく──内角攻めだ。
カーブ外周に置かれた壁には興味がないらしい。

                     (ルルル ルルル)

瀬良野に気付かれることなく、その右横を通過。
次の右カーブが目前にやってきた。
現在位置はコース中央。
外周には先刻と同じような壁と、『R』『S』『U』『R』の『小窓』がある・・・・

>>503(薬師丸)
           ヴヴ ヴヴヴ

LOWギアのまま、【3】土牛の左に突っ込む薬師丸。
振り下ろされる『鍬』の風切り音に奏でるは、二つの『金鈴』。
そして──

「――ぃぃぃいいるいるイルイル!!!」

                  ──シュバババババババ!!

カート上で立ち上がった『レディ・リン』が、
【10】に迫る『鍬』の柄に、高速のラッシュを叩き込む!
振り下ろすスピード、わかりやすい軌道から、
反撃自体は容易だ──だが。
                        ゴ ア !!

『鍬』の軌道はほとんど変化しない・・・・その恐るべき強力!(パワー:A)
加えて、オフタイヤのLOWという選択が、
【10】からスピードで掻い潜る可能性を奪い去った。

『レディ・リン』の抵抗むなしく、
『鍬』の先端が【10】のフロントカウルに突き立つ──


             ピタ ァ

寸前で、停止した。

                   「・・・・・・・・・・・行けい、娘」

樹がしゃべった・・・・
そんな声音が、土牛から届く。

【10】はゆっくりと、宙で止められた『鍬』の下を通過する──
前方『5m』、右に『4m』の位置で、
【15】がスタンドを発現し、カートを止めているのが見えた。
その先には右へのカーブ。外周にはアルファベットの書かれた壁が見える。

>>504(【5】根立)
ホビー:
「その思い切り、たいしたモンだ」『キニイッタゼ!』

     ドゴォ!!
                  『ポ────ン』

『ブルックリン』が蹴りを繰り出し、手近なボタンを蹴った。
『U』のボタンの上のランプが点灯する。

『ロッカーのご使用ありがとうございます。
 『アンブレラ』のご予約を確認しました。
 次のカーブにて、お受け取りください』

ヘルメット内に流れる、『案内音声』。

「スーパーの『S』!」

                  『ポ────ン』

「・・・・『ショットガン』だとよ」

二台のカートは外周を曲がりながら、加速していく。
カーブを抜けた前方『25m』先、コース中央に【15】が停車している。
その手前、やや左には【3】も停車。どちらもスタンドを発現している。
いましも【10】が【3】の左横を抜けていったが、
その体からは色がすっかり失われている・・・・『漫画』のようだ。

506【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/10/10(土) 03:17:16
>>505
「また、負けてしまった。なかなかに厄介なスタンドだ。
スピードで負けている相手には物量か、単純なパワーで叩き潰す他に手段は無い感じだ」

二度目の負けだが初戦で二位だった相手に勝とうだなんて無理があるのだ。
圧倒的に自分と相性が悪いなら勝てる状況に持ち込むか、有利な状況を作り出せるパートナーを見つけるしかない。
その前にエンジンが酷使した事に猛抗議するかのように唸っている。

(ここで協力関係に持ち込めそうなのは土牛氏ぐらいかな。
エンジンを休ませながら提案してみるか)

リモコンを手に取ると土牛氏に無線を繋げてみる。
その間にエンジンの調子が改善しない場合はLowにギアチェンジ。
股に挟んだ水鉄砲を『アメイジング』に手渡しておく。

(他にも参加者は襲ってくる可能性がある。
『コイン』の節約に『ショットガン』が役立てば良いな…)

何だかんだで参加者との交戦を楽しむ危険な方向に傾きつつある。
非常に不味い傾向なので自重しなければ。

507【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/10/10(土) 11:32:15
>>505
鈴に毒を打ち込んだはずだがどうか。

カーブの外周を走り、壁に近づく。『R』の小窓に接近したい。

508【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/10/10(土) 22:27:52
>>505

「…………っ!
 こりゃ、予想以上――」

大人しく食らうしかないか……と。
予想外の事態。

             ピタ ァ

         「……?」

「……よくわかんないけど。
 借り一つ、って事で覚えとくよ。」

幸運のおかげ……だろうか?
ともかく、ギアを『HIGH』に上げる。

         ・・・・そして。

「……【15】。」

(スタンド使い。さて、どう出るかな。)

連戦になるが、仕方がない。
錆鈴を解消する隙もない。水鉄砲は『レディ・リン』に構えさせておく。

また、車体は少し外周――『アルファベットの壁』に近づけておこう。

509【5】根立『ブルックリン・ドリームズ』:2015/10/10(土) 22:35:46
>>505
「俺は『アンブレラ』……傘?雨でも降ってくんのかね」

まあ無駄なものは設置しない……はず。だといいな。
問題は次のカーブに到着するまでのこの時間だ。

「停車してんな。一悶着あったか」

だがどっちみち進んでいくしかない。
手首の負傷で『ブルックリン・ドリームズ』のスタンドとしての能力が大幅に削られてはいる。
ただし手首だけだ。やりようはいくらでもあるさ。

ちょっと試しに右足でアスファルトを小突き、右手に『ブロック』を形成。スタンド側の動きの劣化がどんなもんか具合を見てみる。
水鉄砲のガードさえできりゃあ万々歳なんだが。

510『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/10/11(日) 20:42:50
>>597(【4】春原)
『大鈴』の状態は『末期』。
現在『9分30秒』が経過しており、ほぼ輪郭線しか存在しない。

(ルルル ルルル・・・・)

右カーブの外周に入り、壁の窓に近づくと、

『ロッカーが近づいてきました。
 『ライフル』をお受け取りください』

                         『ポ────ン』

事前にアナウンスが流れ、目前の窓から『ライフル』が突き出された。
『水鉄砲』と同じくペットボトルを装着する玩具だが、
ライフルといいうだけあって、長い銃身を備えている。

手を伸ばせば、問題なく受け取れそうだ。

>>506(【15】瀬良野)

「・・・・なんじゃ?」

ぶっきら棒と言ってよい返答が、無線越しに聞こえた。
エンジンは機嫌を直しそうにない。

    ガコン
            ル ル ル

『LOW』にギアを落とすと収まったが、当然スピードは落ちる。
微速前進しながら、スタンドに『水鉄砲』を手渡した。

                         『ポ────ン』

前方『15m』に迫ったカーブ外周の壁から聞こえる音。
電子音とともに、『R』の小窓から長柄の物体が飛び出すのが見えた。


>>508(【10】薬師丸)
土牛の眼差しは、
優しい色を帯びた半面、どこか複雑そうでもある。

声ををかける薬師丸だが、その声すらくぐもっていた。
これでは聞こえたかどうか、定かではない。

ヴヴヴ
        ガコ ン
                 ルルン! ルルル──

ギアを『HIGH』にあげると、
エサを出された犬のようにカートは生き返り、加速を始めた。
右『4m』の位置にいる【15】瀬良野は、
エンジン不調らしく、不協和音を響かせている。
ギアをLOWに落とし、ようやく落ち着いたようだが、
HIGHに上げた【10】の敵ではない──
こちらに気付いた様子もなく、左から問題なく追い抜いた。

【10】は外周ぎりぎりを走っているので、このまま無理なく壁に到達できそうだ。
と──前方『15m』に壁が近づいたところで、

                         『ポ────ン』

電子音とともに『R』の小窓から、長柄の物体が飛び出すのが見えた。
【10】も右カーブに差し掛かる──

>>509(根立)

           ジャコッ

試しに『ブロック』を一つ抜き出すが、           ズキン!
右手で握った時点で、手首に痛みが走った。
指だけなら何とかなるが、手首に負担がかかる使い方は、
それなりに覚悟がいるだろう・・・・狙いが狂う可能性も高い。

【5】はオンタイヤの本領を発揮し始める。
ぐんぐんとスピードを上げながら、カーブを曲がっていくが──

  キュキュキュ キュキュキュキュ!
                           ガコッ
        ジャジャジャジャ!

加速が過ぎて、
右のタイヤが縁石を超え、砂地に乗り上げた。
一気にスピードが落ち、』車体が揺れる・・・・

                               「あっぶ!」

        キュキュ!

衝突をすんでで回避したホビーの【2】が、【5】の左横に並ぶ。

「見ろよ、あそこでモタついてる二台、
 どっちも『近距離パワー型』だ。
 ちょーどいい、オレがこっちで盾になってやる」

               『油断スンナヨ』

「後ろからブチ抜いてくる奴に、
 イラつかねぇレーサーなんていないからな」


                 ルルル ルルルル────ッツ

コース左で動き出した【3】までは、『10m』。
その『5m』先の【15】までは『15m』。
今の加速を考えれば、余裕で千切れそうだ──
その先には、壁の置かれた右カーブが待っている。

511【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/10/11(日) 21:33:58
>>510
「先に名前を名乗らせてもらっていいでしょうか。
【15】の瀬良野です、協力関係になりませんか?」

土牛氏に提案しつつ『R』の小窓から物体が飛び出す光景に首を傾げた。
先の、さらに先の小窓は『R』であって『S』とは違う。
反応するには先走りすぎていると思う。

「メリットは透明化するスタンド使いのホモヴィッチの位置を知ることが出来、僕が得意な狙撃で安定した援護を受けられることぐらいです。
あと、気づかれない程度に限定すれば『過去』を変えられます」

無線で会話をしながらホモヴィッチの位置を探る。
機械の誤作動はあり得ないのでホモヴィッチが受け取りに来たのかもしれない。

(でも、ホモヴィッチがスイッチを押した瞬間を見ていないし、位置が離れているはずだ。
何に機械が反応してるのか分からないのが不気味で嫌だな)

「ところで、道の真ん中に停車していたのは何故ですか?
カーブを曲がったら二台も停車していたので驚きましたよ」

少しばかりエンジンを休ませてギアをHighにチェンジ。
飛び出した物体が動いた場合、ホモヴィッチと異なる透明化のスタンドを使える参加者がいる事になる。

512【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/10/11(日) 23:30:34
>>510

(……難しい事情?
 ま、首突っ込むことじゃあないかな。)

        ・・・・少なくとも今は。

HIGHのまま走る。
現在『モノクロ』はどんな感じだろうか?

「ん?」

   (あれがライフル?
    何でいきなり――ああ、消えてるのか!)

受取人は姿を消している。
恐らくは【4】……なのだろうか。

「……」

このまま走り、ライフルを受け取ろう。
特にアクシデントも……今すぐにはなさそうだし。

今のうちに錆鈴のうち1つを鳴らし、不幸を呼ぶ。
スタンドは自分の傍、外周側に控えさせておく。

513【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/10/12(月) 22:22:11
>>510
スタンドの手を伸ばし、ライフルを受けとる。
ほどなくして鈴は消滅する、重さによる障害は受けない。

514【5】根立『ブルックリン・ドリームズ』:2015/10/13(火) 00:11:38
>>510
 つ
「痛ァー……下手こいたつもりはねえんだけどな」

あれは最善手ではなかった、んだろうな。俺が思いつく限りじゃ最善手なんだが。
でもまあ結果オーライでしょ、成功したんだからよ!
これくらいハンデにしといてやるぜ。

>                           ガコッ

      「うっおおお!」

ハンデだから!ハンデだから!

「すまんホビー、しばらくは助けてくれよ。後でめっちゃ美味い『鯛焼き屋』教えっから」

ここは甘えさせてもらおう。
縁石から復帰して、ホビーに近づくようにハンドルを動かす。

腕だけのハンドリングでカーブをスイスイ曲がりきれるかってーのは、まあ無理だ。
次からは、カーブに差し掛かったら大人しくスピードを抑えたほうがいいんだろうな。
クラッシュした際の時間ロスよりかはマシだし。

515『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/10/13(火) 23:20:14
>>513(【4】春原)

  カシャ!

問題なく、『ライフル』を受け取った。
弾倉であるペットボトルに加圧する仕組みで、結構本格的だ。
射程は期待できそうだが、水量もその分使うかもしれない。

『鈴』の毒は、現在、『10:00』。
後『2分』で消滅する算段だ。

          キュキュキュキュ

右カーブを無難に曲がっていく【4】。
その先は直線がなく、すぐさま左に折れるカーブ。
マップによれば、そこから少し直線が西へと続き、
そしてコースは二手に別れるはずだ。

>>512(【10】薬師丸)
音と『ライフル』に注目する薬師丸。
果たしてライフルを受け取るスタンドの手が浮かび上がった。
【4】のカートの姿もだ・・・・
まるで透明なビニールのようで、凝視しなければ、まずわからない。
目を離せば、またも風景に溶けてしまいそうだ。

対して、薬師丸とそのカートの『モノクロ』は、
色は完全に消え、濃淡が霞んでいる状態だ。
例えるなら墨絵のよう。
そして、明らかに黒かった部分も、
今は灰色となり、色褪せていくのがわかる。
【4】ほどではないが、進行している・・・・春原の言葉通りに。

『ロッカーが近づいてきました。
 『ライフル』をお受け取りください』

                         『ポ────ン』

続いて、薬師丸もライフルを受け取る姿勢をとる。
『錆鈴』を減らすべく、『悪運』を読んだ瞬間・・・・

       『ジリン!』
                    バッ!

──突然、目に砂が入った。
                            ルルル!

視界が閉ざされ、反射的に目を擦る。

              キュキュ   キュキュキュ

幸い、砂はすぐに取れたが、タイミングが悪かった・・・・
『ライフル』は受け取れず終いで、
【10】は右カーブを曲がっていく・・・・

その先は直線がなく、すぐさま左に折れるカーブ。
マップによれば、そこから少し直線が西へと続き、
そしてコースは二手に別れるはずだ。

>>511(【15】瀬良野)

「・・・・そこまで聞いとらんわ」

年齢の割に、老いた口調で突っ込まれる。

「・・・・よかろう。組まねば勝ち目が薄い。
 わしは土牛。
 スタンドは『地面を変化させる』、とだけ教えておく」

                ルルル──

           「背ろにつくぞ」

加速した【3】が、背後に張り付くのを感じた。

一方、前方の異常に目を凝らす瀬良野。
果たしてライフルを受け取るスタンドの手が浮かび上がった。
その下には、カートの姿も・・・・
まるで透明なビニールのようで、凝視しなければ、まずわからない。
目を離せば、また風景に溶けてしまいそうだ。

そこに『モノクロ』になった【10】が続く。
【15】はギアチェンジ分、出遅れた格好だ。

  ブ! ガコ ン
               ッルルン!  

エンジンの変化の出鼻を捉え、速やかにギアチェンジした。

                  『ポ────ン』

前方で、【10】がライフルを受け取るのが見えた。

『ロッカーが近づいてきました。
 『ショットガン』をお受け取りください』

右カーブに突入する【15】。
オフタイヤ、ギアチェンジ後で、外周に出る分には問題ない。
『S』と書かれた小窓が開き、一回り大きな『水鉄砲』のグリップが現れた。

「──後ろから来るぞ。
 オンタイヤ組、【5】と【2】のコンビじゃ。
 右後方、『5m』──いい加速じゃ。抜いてくる」

516『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/10/13(火) 23:20:28
>>514(【5】根立)
あの場面、思いつく限りの手を尽くした。
その自負はあるが、怪我を負ったことも事実だ。
この先のレースに影響が出るのは間違いない。

『OH!マカセトケ!』「だから先走ンな」

        ル ルル

【2】が加速し、【5】の前に出て風除けになった。
エンジンの負担が減り、改めて加速を始める。

ぐんぐんと近づいてくる左斜め前の【15】と【3】もまた、
前に【15】を従え、前後に並ぶ。協力体制を取ったようだ。
前誤差『5m』、左右で『3m』。
この調子ならすぐにも追い抜けるだろう。

問題はむしろ、目前に迫る右カーブだ。
二人はほぼコース右端を走行している。
今のペースでカーブに突っ込めば、
外周の壁を前に曲がり切れず、激突は確実だ。
今から左の外周に寄り、滑らかにカーブに入るか、
別の方法を取るか──

「さて、どうする?」『する?』

ホビーは『他力本願』の態勢だ。
選択は根立に委ねられる・・・・

517【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/10/13(火) 23:34:31
>>515(GM)

モノクロ化はまだ気にしない。
【3】と少なからずぶつかった(=注目された)し、多少は進行が遅延するはず。

「うわっ……」

悪運の来るタイミングを読み間違えたか。もう少し早いと思っていたが――
いや、このタイミングこそ悪運か?

(しばらく忘れないよこりゃ。
 鈴二個分くらいじゃないの?)

内心毒づくが、鈴の量に関わるのは悪運の内容だけ。
周囲の環境は考慮されないのは自分でも知っていること。

水鉄砲を自分の膝の上に置いた後――

            ジリ

今度こそ周囲に問題はなかろう。
もうひとつの錆鈴も鳴らし、悪運を呼ぶ。
くしゃみなり目に砂なり考えられるが……
カーブを上手く曲がれなくなるほどの不幸もあるまい。

            ・・・・念のため、ハンドルをスタンドにも握らせておく。

518【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/10/13(火) 23:50:42
>>517(追記)

特筆することでもないが、走るのはコースに沿ってだ。
つまり、普通に左のカーブを曲がるということ。
もし悪運でカーブに失敗でもしたら、また話は変わってくるが……

519【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/10/14(水) 01:22:00
>>515
(特に問題はないな…)

コースに従って、右カーブをクリアしていく。
前方にカートは見えないか?


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