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【ミ】『エヴリナイト・ミッション』 その2

1『エヴリナイト・ミッション』:2015/01/31(土) 23:55:33
まったりミッション専用スレッド。

GM:『刺青師』
危険度:参加者次第
難易度:参加者次第
進行速度:まったり。1日1レスのノルマ。
実施期間:二ヶ月程度を想定。

概要:
1日1レスなら参加できます、という人を対象にしたミッション。
内容は参加者が揃った後、決定する。
参加者は『お題』や『希望』を提示すれば、
GMは出来るだけ、それに沿ったミッションを行う。


前スレ:
【ミ】『エヴリナイト・ミッション』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1342236675/

671【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/12/12(土) 08:54:48
>>668(GM)

「へえ、その年で。 」

(ませてるのね。)

得心したような声を上げる。
人のこと言えたガラでもないが。

「まあ、そうは言うけどさ……お互い何の案もないってんじゃちょっとね。」

「悪いけど、コンビは飲めない。
 追いついてから、手くらいなら貸してもいいけどね。」

カートは、砂上に出来た『道』に寄せる。
減速などは一切しない。今止まったらもう追いつけまい。

(怪しいけど……見てわかんない罠なら、みんなが避ける理由にはならないでしょ。)

そして見て分かる罠でもあるまい。
現に、今見えてないのだから。

……とはいえ念のため、今のうちに。

(ま、転ばぬ先の杖……っと。)

『レディ・リン』の左腰にビー玉ほどの鈴を3つ設置しておく。

672『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/12/14(月) 19:41:18
>>669(【15】瀬良野 )

分岐点に向け、減速する瀬良野。
振り向いた先に、【1】の影が『12m』背後に迫るのが見えた。
減速分、向うが一時的に距離を詰める可能性が高い。

「壁を破壊か?
 出来るだろうが、水管が通っておればカートが止まるぞ」

土牛は壁の破壊に否定的だ。
分岐点が目前に迫る中、瀬良野は【20】の行方を一瞥する。
二つ目のシャワーが水を噴き出すが、
それは空中で吹き散らされ、カートやカイトに集中しない。
ずぶ濡れでない為、LOWで進んでいけるようだ。
原因は『風』だ──想像は当たっているのかもしれない。

もはや、選択の余地はない。
【15】と【3】は左コースへの侵入を余儀なくされる。

>>670(【4】春原)

「先刻の取引は正当なもの。
 代金に過不足はございません」

「そして、レースにおける金銭の取引は、
 私の『名誉』にかけて、応じかねます」

        ガコッ

LOWに落としたことで、カートは力強く加速を始めた。
後ろすぐで、同じように【22】が岸辺に上がってくる音がする。

             ルルル ルルル

前を行く【1】は、『15m』先行。加速すれば終える範囲だ。

     ヴヴ ヴヴヴ  ガコ

再度、HIGHにギアを上げる──
いよいよ、ステージのクライマックスだ。

>>671(【10】薬師丸)

「な、なんでや〜〜〜!?
 オニ!アクマ!ヒショジョ!
 この恨み、ハラサデオクベキカ──ッ!」

悪態の限りをつくベル太を放置し、
薬師丸は砂地に敷かれた『道』を迷いなく選ぶ。
スタンドの左腰に『鈴』を三つ発現して『保険』をかけると、
カートは一気に道を駆け抜ける──問題なし。
 
        ザカッ
                     バ ッ ッ

勢いそのままに、【10】はジャンプ台から宙を舞った。
先刻の『幸運』による跳躍よりなお高く、遠い。
重量が消えたような感覚だ。
真下の海では2台のカートが、じき対岸につく見込みだが、
それらを軽やかに追い抜き──対岸が近づいてくる。

673瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/12/14(月) 21:01:10
>>672
素早く『ライフル』を構えて唐雛のカイトに狙いを定め狙撃する。
フックショットを撃ってくる危険性も考えて蛇行運転で狙い難くする。

「それもそうですね、破壊される事を見越して水管を内部に通らせるぐらいやりそうです。
唐雛が来ました。蛇行運転で狙いを定めさせないようにしてください」

唐雛は分岐点で減速しないという確信がある。
黛氏が風向きを操作して我々の方向に水を飛ばすかもしれない。
完全に豪雨を弾けているわけではないので追いつけるはずだ。

「いざという時に鍬を壁に投げる事はできます?
僕の考えが違った場合は豪雨を受けるので対策ぐらいは考えないと」

674【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/12/14(月) 21:02:25
>>673
(ナンバーを書き忘れました)

675【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/12/15(火) 02:29:09
>>672(GM)

「よかったじゃん?
 ……『悪魔』と契約せずに済んで。」

         「じゃ。」

無線を切る。

(この道は問題ないみたい……
 うーん、なんで誰も通らなかったんだろう?)

        ザカッ
                     バ ッ ッ

  「うっ……わ!」

             「ちょっ、これ――」

(きもちいけど、着地……大丈夫なんでしょうね?)

本体は着地に専念。
舌をかまないように、要注意。

追い抜いた連中からの妨害は想定できる。
スタンドには有事に備え、二台を警戒して構えさせておこう。

676【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/12/15(火) 10:25:14
>>672
「一方的に人を使っておいて偉そうなことだな」

このまま走ればすぐにシャワーだ、仕掛けが判明していない今、『毒』も効果的であるかどうか怪しい。
よしんば毒が有効だとして、十全な効果が発揮されるのを待つ時間も、もうない。

【20】のカートを探す、それによって俺の打つべき手が変わってくる。

677『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/12/18(金) 22:44:25
>>673-674(【15】瀬良野)

カーブを目前に、背後を振り返る瀬良野。
減速している為、唐雛がみるみる近づいてくる。
『ライフル』を構え、照準を合わせる『アメイジング』。

唐雛の左手も、『ワイヤーガン』を構えているが、

   キュキュ! キュルキュル!

【15】を蛇行させ、狙いを定めさせない。
一方、こちらは『アメイジング』の超精度だ。
蛇行しながらでも、狙いは──

  ドッ コォォォォン !!
                     ビシュウ!

思いがけず、前方から叩き付けられた衝撃に、
【15】と瀬良野は大きく体を揺すられた。
いや、『られた』のではなく、『叩き付けた』らしい──
左右を区切る壁に、【10】が衝突している。
カーブで『余所見』しながら『蛇行』は、流石に無茶だった。
『アメイジング』の狙撃も、外れてしまったようだ。

              ヴヴ! ヴヴヴ!  ガスン

エンジンが停止し、態勢を立て直すより先に、
【1】が追い付いた。ルートは左ではなく右。
追い抜きざま──
               ガァァン!!
                           ビスゥ!

カート後部に、『ワイヤー弾』が撃ち込まれた。

          ガァァン!!

続けての二射目は、瀬良野の頭上目がけ、斜めに外れた。

「・・・・・・・・・・カカカッ!」

                ルルル ルルルル

【10】を完全に追い抜き、
【1】の姿が右コースに続くカーブに消えていった。

           ジャバババババババ!!!

       「ぬあっ!?」

前方『2m』では、【3】が『豪雨』を浴びている。
路面は濡れてなかったはずだが、
シャワ-ヘッドはいつの間にか左コースに振り向いていた。
『スコール』最初の犠牲者は、土牛だ──!

>>676(【4】春原)
「そちらはしかるべき手続きを踏んだ『契約』でございますれば」

乾のすまし顔が目に浮かぶようだ。

                 ルルル  ルルルルル

前方にシャワーゾーンが見えてきた。
左右に分岐する点は同じ構造だが、
前回のシャワーゾーンと異なり、こちらの侵入角は斜めで、
このまま直進すれば、自動的に右ルートに入るようになっている。
左ルートに入るには、減速するか、
かなり急にハンドルを切る必要がありそうだ。

二つのルートを阻む壁の高さ、シャワーの規模は同じ。
ただし、今度はシャワーが二つ、離れて設置されている。
一つを通過しても、次のシャワーが待ち構える寸法だ。

今しも、その分岐点で激しいバトルが決着を迎えたようだ。
負けたのは【15】。
左ルートの右壁に衝突し、停止している。
背後から迫る【1】を攻撃しようとしたらしい。

勝利した【1】は、『銃』のスタンドで停止した【15】後部に弾丸を撃ち込み、
さらに、斜め上の空に向けて引き金を引いた。
そのまま道なりに、右ルートに入っていく。
こちらはカーブも緩めだ。

先行する【20】の姿を探す──
壁に隠れてよく見えないが、二つ目のシャワーが作動している。
向きは『右コース』だ──ここからは『20m』ばかり先になる。

分岐点まで、残り『10m』。
決断する時間は、そうは残されてはいない。

>>675(【10】薬師丸)

オ  オオオ オ 
             オオオ

                     オ オ

                               バウンッ!

放物線を描いた【10】が、ボールのような着地を決めた。
タイヤの弾力に加えて、質のいいサスペンションが使われている。
舌を噛むこともなく、減速も最低限だ。

【10】はギアチェンジを希望せず、
そのまま『30m』ばかりのストレートに突入した。
前方『15m』には、【4】の背中。
ストレートの先はシャワーゾーンで、
やはり左右への分岐点になっている。
距離がありよく見えないが、
すでにシャワーが起動し、先行車が『洗礼』を受けているようだ。

「お久しぶりです、薬師丸様。
 驚異的な追い上げでございますな」

右横を並走する【12】から無線。
乾が左の親指を上げ、敬意を表している。

後方を警戒する『レディ・リン』の目は、
『5m』後方に、今しもフロートに上陸した
【30】スクレイパーと【14】チャプチャプの二台を確認した。
意気消沈でもしなければ、
【27】もじき、ジャンプ台を使って後方に到達するはずだ。

678【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/12/19(土) 00:50:03
>>677
「あぁ! せっかくのチャンスが!」

わざと外した二発目の着弾した場所を見る。
沈黙したエンジンを復活させるべくギアチェンジしておく。

「土牛氏! 賭けです、隣の路面を水鉄砲で撃ってみてください!
それでシャワーヘッドが動くかもしれない!」

これで駄目なら壁の中を通っているかもしれない水管を破壊してもらうしかない。
ワイヤーで車体が引っ張られないようブレーキを踏む。
『ライフル』で狙撃しようとするが射程距離内から出ていた場合は撃たない。

679【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/12/19(土) 01:29:11
>>677
ギアをLOWに落とし、同時に急ブレーキ。
乾のカートを先に行かせ、その後を進む。

680【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/12/19(土) 09:24:03
>>677(GM)

                               バウンッ!

「うわっ……と、と。」

      (ほんっと高性能ねえ……)

着地に成功。
そのまま、突っ切っていこう――

       ・・・・と、無線。

「どーも、乾さん。
 そっちこそ、順調みたいでなによりよ。」

         ピ

指を立てて返しつつ、内心、後方を強く警戒する。
【30】と【14】と【27】……とんでもないのばかりだ。

       (……やだなあ。
         でも、ま、やるしかない。)

後方二台は多分『オンタイヤ』だろう。
路上に鈴でも撒こうか、と思ったが、この距離では間に合うまい。

より警戒するのは攻撃性の高そうな【30】『スクレイパー』だ。
スタンドには水鉄砲を持たせ、後方、特に『スクレイパー』側を警戒する。

681『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/12/19(土) 23:02:21
>>678(【15】瀬良野)
壁に衝突し、停止した【15】で不幸を嘆く瀬良野。

唐雛の二発目の行方を追う──
無駄弾を使うとは思わなかったが、その想像は正しかった。

          バン!

弾丸の命中した先は──『シャワーヘッド』。
無数の穴が開いた、水の噴射部分に突き刺さっている。
そこから伸びた『ワイヤー』は、
先刻撃たれた【15】後部の弾丸と繋がり、
                             ギチィッ

【15】の重みによって、シャワーヘッドの動きを封じている!

        ガコ

ギアを落とし、再発進の準備をしながら、
瀬良野は土牛に指示を飛ばす。
打つ手のない土牛が、水鉄砲を構え、壁向うに放つが──変化なし。
水に反応はしていないようだ。

                   ──ルルルン!

その水を踏み超えるように、一気に【1】が最初のシャワー下を通過した。
右コース【15】横を超えた辺りから、
シャワーヘッドは激しく反転しようと動くも、ワイヤーに邪魔され、動かない。
そのまま、土牛の【3】を濡らし続けている。

『ライフル』で狙おうにも、仕切りの壁が邪魔し、フロントは狙えない。
カイトはこの近距離では高すぎる。
放物線を描く射撃は、『ライフル』では極端に難しく、
もう少し離れなければ、『アメイジング』でさえ『不可能』だ。

・・・・厳しい状況の中、背後から接近する走行音。
後続に追いつかれつつある──このままでは、不味い!

>>679(【4】春原)

       キュキュキュ キュキュキュ!

ギアを落として急ブレーキ。
後続の乾を先に行かせることにした。
すでに分岐点まで距離はない。ほぼ停止だ。

左ルートの【15】は、まだもたついている。
シャワーヘッドは固定されたように動かず、左を向いたままだ──

>>680(【10】薬師丸)            
スタンドに水鉄砲を持たせ、後方を警戒させる。
上陸の影響でギアを下げたのだろう。
後続のカートがすぐに追う様子はない。
距離は拓き、しばらくは追いつかれることはなさそうだ。
オンタイヤの驚異的な加速がない・・・・オフに履き替えたのかもしれない。

一方、前方では、分岐点の状況が見えてきた。
左右に分岐する点は同じ構造だが、
前回のシャワーゾーンと異なり、こちらの侵入角は斜めで、
このまま直進すれば、自動的に右ルートに入るようになっている。
左ルートに入るには、減速するか、
かなり急にハンドルを切る必要がありそうだ。

その左ルートの曲がってすぐの中央の壁に、【15】が激突・停止している。
シャワーヘッドが作動し濡らしているのは、その『数m』先で停止した【3】だ。
壁向うの右ルートでは、【1】のカイトがシャワー横を抜けていくが、
何故かシャワーヘッドは【1】を狙わず、左を向いたままだ──


       キュキュキュ キュキュキュ!

と──
前方にいた【4】が、道の中央で急ブレーキをかけた。

            「おっと」

【12】が右にハンドルを切り、これを避ける。
すでに分岐点寸前の位置。
【4】を避けるのは容易だが、実質、ここでの選択が
分岐点の左右を決める場面になりそうだ──

682【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/12/20(日) 00:45:52
>>681
「ハッ!? そうか、条件が分からないから強引な手段に!」

シャワーヘッドが右側に向いてくれる事を祈るが向いてはくれなさそうだ。
なので、エンジンが復活すると同時にワイヤーを『アメイジング』に掴ませてギアチェンジしながら右側に発進。
無理矢理にでもシャワーヘッドを右側に向かせる。

「土牛氏、助けますから待っててください!」

『SKR』で『アメイジング』の怪力がようやく活躍される時だ。
土牛氏を救出して唐雛に追いついてやる。

683【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/12/20(日) 01:19:12
>>681(GM)

(ううん、仕掛けたもんか悩むねこりゃ。
 いや、分岐してからのが効率いいかな。)

右ルートのままで問題ない。
【3】【15】は協定相手に過ぎないし、今は減速したくもない。

            ・・・・真っ直ぐ走る。右ルートへ。

(まあ様子見はしてもいいけど……)

【14】と【30】――後者は順位にこだわってはいないはず。
前者は、そこまで攻撃的な事は、今はしてこないはずだ。

ここは余計な手で余計な手間を増やさず、警戒を緩めず走ろう。
何でもかんでもしかければ『策あり』、でなければ無価値というわけではない。

684【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/12/20(日) 20:31:01
>>681
乾が右に進んだのなら右、左なら左へカートを進める。

685『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/12/22(火) 02:49:59
>>682(【15】瀬良野)

シャワーヘッドは土牛の方向を向いたまま、動かない。
上から見て『時計回り』に回転しようとしているが、
ワイヤーに邪魔されている状態だ。

       ルルン!

エンジンは数秒して復活したが、
カートは壁に斜めに衝突している。
左、つまりコースに沿って進むならまだしも、
右に曲がるということはコース逆行を意味し、
その分、時間がかかる──すぐには反転出来そうにない。

        グ グィィ────ン

せめて土牛を助ける為、瀬良野は『アメイジング』を動かす。
その圧倒的膂力のワイヤーを掴み、全力で『シャワーヘッド』を引っ張る!
後方を次々と走行音が右ルートへ抜けていくのが聞こえるが、
対応する余裕はない。

「・・・・・・・・・おお!」

土牛が急ぎ、フロントの水を噴き取るのが見えた。
LOWギアのまま、ゆるゆるとシャワー下を抜け出した。

                    フシュ!

直後、掌に食い込んでいたワイヤーが解除される。
唐雛が射程距離を越えたか、解除したのだろう。

             グルゥン!

解放されたシャワーヘッドが、怒れる竜の如く首を旋回させる。
その口から左コースに向け、、大量の『ブレス』を放ちながら──!

>>683-684(【10】薬師丸、【4】春原)
【12】の後を追い、右コース侵入を図った春原と薬師丸は、
【12】の後方『5m』で、並走する。
【10】がコース右端、【4】がその左隣りだ。
春原とそのカートは色が抜け、以前見た『モノクロ』になっている。
互いの距離は『1m』ばかりで、一触即発の状況だ。

             キュキュ キュキュキュキュ!

左コースで停車した【15】を追い抜き、
【12】、【10】【4】は一気に左カーブを曲がり、右コースへ入った。
カーブは緩やかで、ここまではほぼ問題がない。

問題はその次──待ち構える二つのシャワーヘッドだ。

「──『ワーウィー・ゾーウィー』!」

乾の声に応じて出現した土偶型のスタンドが、
コースを横切っていち早く壁際に到達し、シャワーヘッドに触れた。

「・・・・・・・・・・ふむ」

                        ルルル ルルル

だが、シャワーに触れたスタンドは、能力を使わない。
【12】がシャワー横を抜けるも、まだシャワーは動かず、
『ワーウィー・ゾーウィー』もカートを追って戻っていく。

間髪入れず、【4】と【10】がシャワー下に差し掛かる。
乾の目的はわかりやすい──
能力の温存、そして『タダ乗り』を許さないという意思だ。
『銀色の停止』を使わないということは、
いつシャワーヘッドが動いてもおかしくは──

                                   グルゥン!

686【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/12/22(火) 05:11:36
>>685
退かしても執拗に戻って来るシャワーヘッドを睨む。
地面に振動感知式のセンサーに似た物が仕掛けてあると思い込んでいたが、実際はシャワーヘッド自体にセンサーが取り付けてあるのかもしれない。

(オービスみたいな物が仕掛けてあるのか?
先を行く者が不利になる、とすれば…)

「ループコイル式でコイルを埋め込んでいる?」

『アメイジング』に小石を渡すと右コースに向けて高く投げてみる。
それでも反応しない場合は『コイン』を発現して同じように投げよう。
車体の位置を調整して豪雨の当たらないギリギリの位置まで走る。

「また、一人ぼっちか。喋っていないと地が出てきて困る」

(今、わたしは一人だ。ならば、『過去遡行』で『過去』に『アメイジング』を送り込んで壁を壊せばいい。
ほんの少し、水管を破壊して徐々に水漏れを起こせば豪雨は弱まるはずだ)

シャワーヘッドが右を向かない場合は壁に衝突した時間まで『遡行』させ、衝突して脆くなったであろう壁を慎重を破壊しよう。
水管を見つけたら派手に水漏れしない程度に壊す。

687【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/12/22(火) 13:00:35
>>685
「ケチ臭いジジイだ」

ズギュン!

『キラー・エリート』を上方に配置し、自分に近い方のシャワーの噴出口を押さえる。射程D
広角に広がるシャワーも、出口を押さえてしまえばその勢いは格段に落ちる。手が届かなくても効果はあるはずだ。

688【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/12/22(火) 15:03:01
>>685(GM)

「……」

       (まずい、近すぎる。
         これじゃカイトを逃がせない。)

右は壁、左は【4】が近すぎる。
【12】とは組んでいるわけでもなし、恨みはしない。

「『レディ・リン』!」

シャワーヘッドに向け、スタンドを飛ばす。
壁際の位置、車高、腕伸ばす事など考えれば、高さ5mに届くはず。
【4】のスタンドとの空中衝突は避けたいが、飛ばす位置が違う以上大丈夫だろう。

       「ぃぃイルッ!!」

そして噴射口に打撃、可能な限り大きな鈴を設置。(パス精CBA)
可能な限りは複数箇所を殴打し、複数設置したい。

         最大鈴は実体化させている。
         多少なり、水の噴射を妨げてくれるはずだ。

689『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/12/25(金) 02:20:11
>>688(【15】瀬良野)

頭上で旋回する『シャワーヘッド』に悩まされる瀬良野。
だが、その回転は時計回り──つまり、
左コースを経て、右コースに向かうものだった。

石や『コイン』を投げずとも、邪魔なシャワーは移動した格好だ。
(激突した瞬間には唐雛が後方にいた為、どのみち『分岐』してしまう)

        ルン! ルルル ルルル

シャワーの届かない方向、すなわち前方へとカートを走らせる。
LOWのスピードは遅々として、頭上が気になって仕方がない。

そして、その前方『6m』。
シャワーの届かぬ路面の上に、【3】が待機しているのだ見えた。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

土牛は待っている・・・・瀬良野がクリアしてくるのを。

                ヴヴヴ ヴヴヴ

エンジンがぐずり始めた。
現在、シャワーの真下に到達。濡れたゾーンを抜けるまで『5m』。
シャワーヘッドが戻る気配は、今はまだないが──

     ルル ルルルル
                      キュキュキュキュキュ

背後から、複数のカートの走行音が響く。
後続が追い付いてきたようだ。

>>687(【4】春原)
              キュキュ!

乾に悪態をつきながら、【4】を左の壁際に寄せ、
シャワーヘッドに『キラー・エリート』を跳ばす。
バレーのブロッカーのように両手を伸ばし、
シャワーヘッドの噴出口を塞ごうとするが──

   ザバババ! 
             バシャァアアアアア────ッ!!

──駄目だ。
シャワーヘッドのサイズはマンホール大。
スタンドの全身で防ぐには高すぎ、手で覆うには大きすぎる。
下方向、カートに向かう飛沫から庇うことは出来たが、
カイトはずぶ濡れにされ、急激にスピードが落ちる・・・・

          ヴヴ ヴヴヴ・・・・

隣の【10】ともども、減速を免れない。

>>688(【10】薬師丸)
現在、二人は右コースを選択している。
シャワーの設置された壁は左側にあり、【10】からはもっとも遠い位置だ。

              キュキュ!

【4】が自ら左壁際に近づき、スタンドを上に飛ばして、
シャワーヘッドを塞ごうとする。
薬師丸も【4】を左に寄せ、【4】の右から同様に『鈴』を設置しようとするが、
カート一台分の幅が、射程『5m』からシャワーヘッドを遠ざけ、届かない。

   ザバババ! 
             バシャァアアアアア────ッ!!

次の瞬間、【4】もろともカイトにシャワーの洗礼を受けた。
【4】のスタンドが塞いだおかげで、カートのソーラーパネルは濡れていないが、
こちらも万全ではなさそうだ・・・・シャワーの範囲を抜けるには、まだ『5m』はある。

          ヴヴ ヴヴヴ・・・・

【4】【10】そろって減速し、エンジンが二重奏の不協和音を奏でた。
カート一台分離れているだけ、やや薬師丸の方が自由が利く。
このまま【4】の防御を信じて走り抜けるか、それとも──

690【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/12/25(金) 02:45:38
>>689
「デカすぎるだろうが!」

ギアをLOWに落としアクセルを維持。
『キラー・エリート』を戻し、カートのフロントパネルに密着させる。
こうすることで水は弾き、日光を受けることができるだろう。

691【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/12/25(金) 03:35:57
>>689
豪雨が過ぎ去った先で待つ土牛氏の姿に驚く。
先に行ってしまったのだと、そう思っていた。
両親が自分だけを残し、優しかった祖父が呆気なく死んだように、置き去りにされる事に慣れた自分には衝撃的だった。

「……誰かに待ってもらうのは初めてだ。
土牛氏になら一位を譲っても良いかな、と思って先に行かせたのに」

「それでも嬉しいですよ。本当に、ありがとうございます」

何も考えないように喋り続け、ジョークを飛ばし、自分の本心を誤魔化してきた自分の本音を伝える。

「あ、何人か追いついて来たか。暇にならないから丁度良い感じだ」

切り札である『ライフル』を車内に放り、『ショットガン』と通常の水鉄砲を『アメイジング』に持たせる。
背後から迫る参加者を確認しておく。

(追いつくのが随分と遅い。薬師丸氏が追いついて来たか?
まさか、ホモヴィッチ? いや、彼は『水葬』した。
一番遅く海上に突入したスクレイパーが有力候補だが)

濡れていないはずなのに急かすように唸るエンジン。
『High』に切り替えるが微妙に速度を落とす。
シャワーヘッドが速度に反応するのか見極めるのだ。

692【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/12/25(金) 16:46:37
>>689(GM)

ギアをLOWに切り替える。
シャワーヘッドを狙ったのは失策だった。
しかし、それで諦めるわけにもいかない。

「……『レディ・リン』っ!」

空中にいる『レディ・リン』では出来ることは少ない。

「ぃぃるいるいるいるイルイルイルイルーーッ!!」

カートに向かってくる水を、ラッシュで迎撃する。
シャワーから遠いということは、水の量もまだマシということだ。

もちろん意味は薄いだろうが……『5m』進む間くらい、凌げると信じたい。

693『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2015/12/27(日) 22:36:57
>>691(【15】瀬良野)
               ガコッ

土牛に感謝を伝え、ギアを上げる瀬良野。
【15】が加速すると同時に──


              グルゥン!

右コースに向いていたシャワーヘッドが、
時計回りに旋回してきた。
飛沫がカートの尻を叩くも、

          ザ バシャ      バシャ!

何とか、無事にスコール地帯を脱した。

並行して、瀬良野は『アメイジング・クラウン』に武器を替えさせる。
その手には『ショットガン』と水鉄砲。
だが、背後を振り返る余裕はなく、危機を脱した今、
ようやくにして確認した。

迫ってきているのは、【14】チャプチャプと【30】スクレイパー。
その後に遅れてはいるが、【27】阿倍野の姿もある。
先行の二台はほぼ並走し、右にチャプチャプ。
距離は『10m』。今しもスコールゾーンに突入したところだ。

同時に瀬良野は気が付く──どちらのカートも、
カイトを巻き降ろし、カートの屋根様に戻している──

              バッ !

チャプチャプが傘を広げ、カートの斜め横に突き出した。

   ズギュ!

スクレイパーはスタンドを発現。その両手に盾状に『円盤』を回し、
ともに降りしきる『雨粒』を弾き飛ばす!
全て、というわけにはいかないだろうが、有効な『シャワー対策』だ・・・・!

一瞥で盗み見れたのはそこまで。
すぐさま、前方に視線を戻した時。

          ガキィィ イ!!
                         ボンッッ!!

前方のシャワーヘッドが、『吹っ飛んだ』。
金属製の柱ごと宙を舞うそれを、水の柱が追う──!

>>692-693(【4】春原、【10】薬師丸)
あまりのサイズ故、
単身では防ぎようのない悪魔の『シャワー』。

ともにギアを落としながら、
春原はスタンドを呼び戻し、フロントパネルに被せて死守。
薬師丸は通過する数秒を、スタンドのラッシュで稼ごうとする。

どちらも万全ではないが、一定の効果はあった。
『キラー・エリート』は上から戻るまでのわずかな間に隙があり、
ここで半分ほどパネルが濡れる。
『レディ・リン』は拳の限りを尽くしたが、雨の全てを落とせるはずもなく、
やはり半分ばかり、パネルを濡らされる。

だが、雨の猛威は、そこまでだった。

              グルゥン!

何かを察知してか、シャワーヘッドが再度旋回する。
時計回りに、右コースから左コースへ。
雨は止み、それ以上濡らされることなく、ゆるゆると二台は
『スコールゾーン』を脱した。
薬師丸がカート半分ほど先行するも、両者の距離は『1m』。
春原は左端、薬師丸はほぼコース中央の位置だ。
次のシャワーまでは、『15m』。
その先には、わずかなストレートを残して、ゴールの門が見えている。

と──

          ガキィィ イ!!
                         ボンッッ!!

前方のシャワーヘッドが、『吹っ飛んだ』。
金属製の柱ごと宙を舞うそれを、水の柱が追う──!


>ALL
          『ゴォォオ────ル!!!』

無線t前方遥か先から、どよめきと歓声が伝わってきた。
セカンドレース最初のゴールが出たようだ。

694【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/12/27(日) 22:50:30
>>693(GM)

          ガキィィ イ!!
                         ボンッッ!!

「うーわっ……!」

     (シャワーヘッド!?
       あれを吹っ飛ばすって……)

どんなパワーをしているのだ?

理由は知らないが――半分で済んだなら僥倖だ。
あとは走るのみ。【4】に大した妨害能力はない。

(とりあえず、走らなきゃあゴールは出来ない。)

カートは走らせつつ、スタンドにフロントパネルを拭かせよう。
妨害をするにも、まずは自分が走らねば何の意味もないのだ。

そういえば、ジャンプ台前で保険につけた鈴はどうなっただろう? もう消えたか?

695【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2015/12/27(日) 23:07:36
>>694(追記)

>          『ゴォォオ────ル!!!』

(まあ、前の方はそろそろ着く頃よね。)

ゴール者の登場にはそれほど衝撃はない。
それが誰か、くらいは気になるが……【1】【2】辺りか?

696【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/12/27(日) 23:32:39
>>693
喉元にナイフを突きつけられる気分で豪雨地帯を通過した。
加速した途端に獲物を見つけたように振り返ったシャワーヘッドの動きに確信を持つ。
これは速度を探知して豪雨を振り撒くのだと。

「土牛氏、シャワーヘッドは速度探知式みたいです。
ギアを変えて加速した途端に振り向きました。
LOWでないと豪雨に見舞われーー」

     ガキィィ イ!!
                      ボンッッ!!

綺麗に吹っ飛ぶシャワーヘッドと暴発したコーラの如く噴射される水柱に声を失う。
あの水柱から降り注ぐ雨に対処する方法が無い。

「これは唐雛のアホがやったのでしょうか?
黛氏は風向きを操作するスタンド能力のはずです。
だが、ワイヤーで金属を切断できるか怪しいものですが」

水飛沫が飛んでくるなら水鉄砲と雑巾を取り替えて拭く。
それにしてもスクレイパーはチャプチャプくんの配下なのだろうか?
仲良く並走している光景に首を傾げる。

697【4】春原仁『キラー・エリート』:2015/12/28(月) 12:37:49
>>693
「拭いとけ、『キラー・エリート』」

確かタオルか何か支給されてなかったか? それでパネルを拭く。
エンジンの異音を感じ取ったらギアをhighに入れる。

「まぁ…乾に乗った時点でこうなるのは分かっていたがな…ああクソ、損した」

698『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2016/01/27(水) 09:35:11
>>696(【15】瀬良野)
目前で舞い上がる『シャワーヘッド』と、天を突く水柱。
思わず唐雛の罠を疑う瀬良野だったが──

「・・・・『速度探知式』か。
 だが、これでもう『関係ない』・・・・な」

土牛とそのカートが、シャワーの柱の根元に移動している。
その傍らで仁王立ちを見せる『フロンティア・ライフ』。
間違いない──
シャワーを破壊したのは、土牛のスタンドだ!

同時に、瀬良野は気付く。
水柱は圧倒的な水圧によって形成されている。
まさに柱の如く、真上に屹立するそれは、
だからこそ、短時間で潜り抜ければ、周囲を濡らすことがない。

「──先に行けい。
 ワシが・・・・後続を止める」

       ルルン!
                    ルルル ルルルルル────ッ

【15】のエンジンが気を吐き、土牛の左横を抜き去った。
土牛の真後ろの路面は、すでに『水田』にされている。
コースを絞った上で、『牛頭』のスタンドが水柱に手を伸ばす。

            ゴ! バシュゥウウウウ!!        

怪力でねじ伏せられた水流が、直角に折れ曲がり、
後続の【14】【30】を襲ったようだが、
それ以上、背後を気にするわけにもいかない。

            ルルル ルルルル──

                              ザカッ

コースは海上から陸に戻り、舗装された道路に。
【15】はスコール範囲を超え、合流地点に差し掛かる。
目前『50m』に見えてくるゴール。
今しも唐雛の【1】、遅れて乾の【12】がゴールインし、客席が湧いたところだ。
他に前方にカートの影はない。
後り数秒で、『2ndステージ』の完走が決定する。

>>694-696(【4】春原、【10】薬師丸)
支給されている雑巾を握らせ、
二人はスタンドにパネルを拭かせる。
次第にスピードは増し、
エンジンが唸り始めたタイミングを捉えた春原が、
薬師丸に先駆け、シフトチェンジ。

    ガコ ルルン!
                     ルルルル────ッ

繋ぎが上手くいったことで、
【4】は【10】に追いつき、完全にカートの鼻を並べた。

前方で吹っ飛んだシャワーヘッド、
その残骸から噴き出す水柱は、その水圧の故に、
まっしぐらに上空を目指し、コースの妨害足りえない。
ちらりと見た仕切りの向うには、
柱の傍で足を止めた、土牛とそのスタンドの姿。
破壊は彼によるものに違いない。

それがどのような作為によるものかわからないが、
二人にも幸運を呼び込んだ。
何物にも邪魔されることなく、
【4】と【10】は二度目のスコールゾーンを一気に突き進む。

互いの車間距離は『1m』。【4】は左端、【10】はコース中央。
前方『10m』には合流地点がやってくる。

と──
            ルルン!

合流地点の左側から、【15】が飛び出してきた。
さらに目前『50m』には、ゴールが見えてくる。
今しも唐雛の【1】、遅れて乾の【12】がゴールインし、客席が湧いた。
他に前方にカートの影はなし。
後り『10秒以内』で、『2ndステージ』の完走が決定する。

薬師丸の『鈴』は、ラッシュ時に全て解除されたようだ。

699『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2016/01/27(水) 10:24:15
現在の状況:


                 GOAL
               〜〜〜〜〜
               □□□□□ 50m
               □□□□□
               □□□□□
               □□□□□
               □□□□□
             . □□□□□□□
            □□□□15□□□□
           □□□□□□□□□□
          □□□□□□□□□□□
         □□□□□    □□□□□
        □□□□□  ■  □□□□□
        □□□□□  ■  □□□□□
        □□□□□  ■  □□□□□
        □□□□□  ■  .4.□10□□
        □□□□□  ■  □□□□□
        □□□□□  ■  □□□□□
        □□□□□ 3S  .□□□□□

700【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2016/01/27(水) 11:14:31
>>698
『フロンティア・ライフ』の膂力は並のスタンドを超越している。
自分がシャワーヘッドと睨み合っていた間にスタンドを移動させていたのだろう。

「相手は『ヨハネスブルク』のスタンド使いですよ!? 一緒にゴールしましょうよ!
何でだ? 何故だ? ちょっと話しただけの僕を先に…」

それでも速度を緩めるわけにはいかない。全てが『無駄』になる。
激情のやり場に困りハンドルを手で叩く。初めて置いて行く側の気持ちを理解できた。
こんなにもつらいなんて考えもしなかった。

(クソっ! クソっ! 土牛氏、何故だ? どうしてだ…)

一気にゴールを目指して速度を上げよう。まだ、負けられない。
『ライフル』と『ショットガン』を両手に背後を振り返る。
特に『ライフル』を持った参加者がいないか探す。
見つけ次第、『ライフル』所持者のカイトを狙撃したい(破ス精:BCA)

701【4】春原仁『キラー・エリート』:2016/01/27(水) 15:50:31
>>698
「何かしたいところではあるが…手詰まりだな」

今更隣にちょっかい出したところでどうにもなるまい、まっすぐにゴールを目指す。

702【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2016/01/27(水) 17:15:57
>>698-699(GM)

前提として、普通にこのままゴールへと走る。

「……」

(このまま行けば、普通にゴール。
 私としちゃ……願ったりなんだけど。)

      チラ

【4】を一瞥する。
能力で言うならば、妨害合戦なら『分』はこちらにある。

(そう素直には行かない……気もする。
 あとはこいつに勝つか、負けるか……)

『土牛』の動向も気にはなるが……
この距離で仕掛けるのは、精度の高くない近距離パワー型には困難なはず。

(仕掛けないのが安全、だけど。)

前に抜かせそうなカートもない。
【15】が大きいミスでもしたら別だが。
一応、何か怪しい動きがないかは本体の目で見ておく。

「勝負――してみる? お兄さん。
 それとも仲良くゴールしちゃう?」

スタンドは【4】側に向けておこう。
また、スタンド自身の左腰に左手で最小鈴を三つ設置しておく。

703【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2016/01/27(水) 17:37:19
>>698
追記:振り返る余裕が無ければ、そのままゴールに走ります。

704『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2016/01/30(土) 23:14:43
>>700(【15】瀬良野)

       ルルル ルルルル────ッ

アスファルトを激走する【15】からは、
土牛への問いも答えも届かない。

単調な直線故、振り向く余裕はあるものの、
すでに背後に見えるのは【4】と【10】の二台だけだ。

その一人、【4】春原の手に『ライフル』の長い銃身を発見し、
瀬良野は最後の『念押し』に出た。

        ガチャ ガコッ

しまっておいたライフルを取り出し、
二丁構えを取らせた『アメイジング・クラウン』に構えを取らせると、

  ──バシュウ ッ!

空高く、【4】のカイト目がけて、水弾を撃ち上げた。

>>701-702(【4】春原、【10】薬師丸)
先行との距離差は『10m』。残りは『50m』弱。
追い抜きをあきらめ、春原に話しかけていた薬師丸だが、
前を行く【15】は、そうは考えなかったようだ。

  ──バシュウ ッ!

両手に水鉄砲を構えた瀬良野のスタンドが、
後方の上空へと、水弾を発射するのが見えた。

方向は【4】の真上。
風を切るカイトの、さらに上だ──!

ゴールまで、もうさしたる距離はない。

  ──バシュウ ッ!

705【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2016/01/30(土) 23:38:09
>>704(GM)

スタンドの持つ『水鉄砲』を本体の膝の上に置き――

「……」

    (こりゃ美味しくない。)

カイトの糸を引かせる。(スB)
【4】とは逆の方向に、だ。距離は1mほど。
引き終えたら糸は手放させて良い。

       ・・・・これで水難は免れる。

(問題はこいつだけど。)

【4】はどう動くだろうか?
余裕があれば本体は水鉄砲を左手に確保しておく。

706【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2016/01/31(日) 00:55:20
>>704
ゴールは土牛氏と共に到達したかったが一人で到達することになるとは。
ここまで押し上げてくれた土牛氏には感謝しきれない。

(前方に敵と障害物が無ければ、後方からの狙撃を警戒するしかない。
物事が上手くいっているときは他人の掌で遊ばれている場合が多いからな)

空の『ライフル』を仕舞ってカイトのワイヤーを握り、『ショットガン』を【4】【10】に向ける。
追い抜くつもりなら蜂の巣にしてやる、と態度で伝えるのだ。

(まだ、『ライフル』に狙撃される危険性がある)

狙撃する様子が見えたらカイトを『アメイジング』に引っ張らせる。
特に【4】を警戒して鋭く絡みつくような視線を向ける。
定期的に前方を見て事故の可能性は潰す。

707【4】春原仁『キラー・エリート』:2016/01/31(日) 01:45:27
>>704
「なんのつもりだ?」

『キラー・エリート』は水を避けるべくカイトの紐をカートの間近まで手繰り寄せる。スB
実弾ならともかく、水鉄砲の速度などたかが知れている、拡散もするだろうしな、避けるのに問題はないだろうし、
よしんば濡れたところで、たいして減速もするまい。

「これは挑発? ケンカを売られてるのか…?」

>>702薬師丸
「『やる』なら構わんが、ケガをさせない自信はない。
別にこのままでもいいだろう…下手に気張るのはよそう」

708【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2016/01/31(日) 01:56:01
>>707(春原・会話)

「……そりゃよかった。
 私もそう思ってたところよ。やるなら次のステージでやろう。」

       「出来れば、ずっとやりたくないけどね。」

意見が一致したらしい。
危険な相手には違いないが、理解があるのは助かる。

         ・・・・そういうわけで、全意識をレースに戻す。

709『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2016/01/31(日) 23:22:19
>>706(【15】瀬良野)

前方に目を走らせつつ、後方を睨む瀬良野。

放った水弾に対して、【4】の春原はスタンドを操作し、
手早くカイトを引っ張ることで着弾を回避した。
射程の長いライフルでは上部を狙うことが難しい点も敵を利する。

反撃を警戒する瀬良野だが、
並走する【4】【10】ともに意思疎通する素振りは在れど、
水鉄砲を構える気配はない。

その間にも、前方にゴールは近づき──


            『ゴ──────ルゥ────ッッ!!』


割れんばかりの拍手とともに、ゴールゲートを潜り抜けた。
ゴールの左右に置かれた客席には、無数の歓声。
単身ゴールしたことに複雑な気持ちになるが、
ここに瀬良野の2ndステージは終了する──


>>707(【4】春原)

     グイィ           ヒュカ

スタンドでワイヤーを手繰ることで、
カイトを引き下ろし、着弾を防ぐ。
『10m』の距離にも関わらず狙いは精確だったが、
額にそれが、回避を容易にした。

それ以上の追撃はなく、春原にも薬師丸にも反撃の意思はない。
残りの数十mを無難にやり過ごし──

            『ゴ──────ルゥ────ッッ!!』

割れんばかりの拍手とともに、ゴールゲートを潜り抜けた。
ゴールの左右に置かれた客席には、無数の歓声。

【15】に続いて、【4】【10】が同時のゴールインだ。

>>705>>708(【10】薬師丸)

     グイッ

カイトを回避させておくが、水弾の狙いは精確無比で、
杞憂に終わった。
春原とは不戦協定を結び、そのまま並走を続ける──

            『ゴ──────ルゥ────ッッ!!』

割れんばかりの拍手とともに、ゴールゲートを潜り抜けた。
ゴールの左右に置かれた客席には、無数の歓声。

【15】に続いて、【4】【10】が同時のゴールインだ。

710【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2016/02/01(月) 00:00:08
>>709(GM)

並走を続けて――

            『ゴ──────ルゥ────ッッ!!』

「……ふう。」

歓声は心に届く。
が、震わせるほどでもない。

       ・・・・これは通過点だ。

(まあ、能力も完全には割れてない。 
 順位はダメだけど……返せないほどじゃない。)

         (次が正念場ってとこ、ねえ。)

次とはいうが、もう『今』も同然だ。

「おつかれ。」

【4】に声でもかけつつ、所定の位置までは走ろう。

711【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2016/02/01(月) 04:17:09
>>709
ゴールと同時に立ち上がって観客に手を振る。
カートの運転は『アメイジング』に任せておく。

(借り物の勝利か。ごめん、土牛氏…)

土牛氏の安否が気になって率直に喜べずにいる。
落ち着きなく土牛氏のゴールを待つ。

712【4】春原仁『キラー・エリート』:2016/02/02(火) 03:30:35
>>709
所定の場所でカートを止め、【15】のカートへ歩いていく。
 
「おいコラてめぇ、最後のはなんだ? まっすぐ走ればゴールってとこでなんで狙いやがった?
テメェ雇われてんのか? 俺の足を引っ張れと指示されたか? だとしたら失敗だったな、あんな見え見えの攻撃を受ける俺じゃあねえぞ」

【15】のドライバーを恫喝する。
傍らには『キラー・エリート』 至近距離なら、自慢の鋭い爪が役に立つ。

713【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2016/02/02(火) 08:20:08
>>712
「僕は、今、冷静さを欠いているーーってのは冗談で、『ライフル』を持っていましたよね?
普通は『狙撃』するものじゃないですか、春原さん! 最後ですからね?」

水鉄砲を置いた『アメイジング』を間に割り込ませる。

「『お詫び』に『20万』を差し上げるので次のレース、『透明』にしてくれませんか?
『お詫び』を渡せるのはレース後にですが」

714【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2016/02/02(火) 21:39:47
>>712
追記:(知っていると不自然なので)

「爪で刺して『気配』を無くせるそうですね、親切な方が教えてくれました。
あ、『20万』はキツイので『10万』で『気配』を消せます?」

「必死なんですよ、一人でも『ヨハネスブルク』を減らしたくて」

715『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2016/02/11(木) 01:17:28
>>710-713(全員)
各々がグリッドにカートを止め、互いに声をかけあう。
次のレースに託すもの、喧嘩腰のもの、
駆け引きを続けたいもの──十人十色だ。
先行しゴールを決めた、
四季と乾が立ち話をしているのも見える。

そして、後続のカートが次々とゴールを潜ってくる。

瀬良野の後に続いたのはチャプチャプだ。
土牛の妨害をほとんど受けていないタイムだが、
彼の犠牲がなければ、順位自体入れ替わっていた可能性がある。

「これでちょっとは、面白くなったかなー」

レース順位が表示されたボードを見上げる黒人少年。
その笑顔には、一点の影も見当たらない。


              ド    ド ド ド


2ndステージ 結果:

1位:20pt 20 黛 四季(まゆずみ しき) 
2位:15pt  1 唐雛 ミオ 
3位:14pt 12 乾 巌(いぬい いわお) 
4位:13pt 15 瀬良野 徹 
5位:12pt  4 春原 仁
6位:12pt 10 薬師丸 幸
7位:10pt 14 チャプチャプ
8位:10pt  3 土牛 千吉(どぎゅう せんきち) 
9位:10pt 30 スクレイパー
10位:9pt 27 阿倍野 鐘太
11位:8Pt  2 ホビー・クランプ

リタイヤ:
【22】ホモヴィッチ・ガチムシスキー
【16】サツキ・シャーリーテンプル
【5】根立 稔士朗


   ド ド    ド ド    ド ド


SKR 総合成績:
1位:30pt 20 黛 四季(10+20pt) 
  :30pt  1 唐雛 ミオ(15+15pt)
  :30pt 14 チャプチャプ(20+10pt)
4位:26pt 10 薬師丸 幸(14+12pt)
5位:24pt  4 春原 仁(12+12pt)
6位:22pt 15 瀬良野 徹(9+13pt)
  :22pt 12 乾 巌(8+14pt)
8位:20pt  3 土牛 千吉(10+10pt)
9位:19Pt  2 ホビー・クランプ(11+8Pt)
10位:15pt 30 スクレイパー(5+10pt)
11位:13pt 27 阿倍野 鐘太(4+9pt)


>瀬良野
その時、瀬良野の無線が土牛と繋がった。

【3】のカートはゴールした後、数十m後方で停車している。
ドライバーが降りる様子はなく、瀬良野に近づきもしない。

「ワシは、このレースでおまえを勝たせる為に動くと決めた。
 ・・・・断っておくが、自己犠牲ではない。
 震災で行方不明になった家族を『取り戻す』・・・・
 その為に、おまえさんに恩を売れるのは今しかないからな。

 金は他でも稼げる。借りることだって出来るが、
 瀬良野・・・・おまえのスタンドは、おまえだけのものだ。
 約束できるか?
 ワシがおまえを優勝させた時には、ワシに協力することを」

716【10】薬師丸 幸『レディ・リン』:2016/02/11(木) 01:36:36
>>715(GM)

              ド    ド ド ド


4位:26pt 10 薬師丸 幸(14+12pt)


「……ま、悪かない。
 まだまだ、運は尽きてないわねぇ〜え。」

(十分、2位も1位も狙える。
  ……ドンパチしてまでは、だけど。)

同盟相手は脱落した。
一時的同盟を組んだ連中は、まだいる。
順位は、十分、上位に手が届く位置に違いない。

        ・・・・どこまでやれる?

   (頼むよ。『レディ・リン』――私の女神さま。
     んでもって、私のドライビングテクニックもね。)

           次のレースまで、少しばかり休憩しておこう。
             ……ここまで半分。波乱はきっと、これからだから。

717【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2016/02/11(木) 02:15:00
>>715
どうにもストッパーが居ないと闘争心が剥き出しになってしまう。
ひっそりと無線を通して土牛氏に返事をする。

「変な事をされていないようで安心しましたよ、土牛氏…
『ヨハネスブルク』のスタンド使いは何をやらかすのか見当もつかないのですよ!」

ひそひそと会話を続けながら黛ペアの方に歩いて行く。
立ち話を聞くついでに会話もしたいのだ。

「今更、僕が協力しないなどと言い始めるとでも?
『恩返し』とか、そういったものじゃなくて『使命感』ですよ。
成しうる者が為すべきを為す。そういう事です」

自分が『アメイジング・クラウン』に目覚めた理由があるならば、理不尽を理不尽なままで終わらせないためだろう。
その前にチャプチャプを本国に戻さない限り、遅かれ早かれ『砕かれて』しまう。

「あ、チャプチャプとスクレイパーのスタンド能力は観察できました?
見ている余裕が無かったもので」

チャプチャプも気になるがスクレイパーのスタンドが気になる。
随分と変わったヴィジョンで能力の予想ができていない。

718【4】春原仁『キラー・エリート』:2016/02/13(土) 02:21:43
>>715
(悪くない…というか、出来過ぎだ。
チキンをローストビーフに変えられるし、シャンパンも上等なのを買って帰れる)

完走の報酬のみが目的だったが、こうなると少しでも上位を狙いたくなる。
1円でも多く稼げば、その分生活の足しになる。

そろそろ限界だ、煙草を持って喫煙所へ急ごう。

>>714瀬良野
「即金で20万なら、俺の能力と、その詳細。
前金で10万、後で10万なら能力のみ、説明はしない。
後払いで10万? 寝言は寝て言え、お前が素直に支払う保証がどこにある?」

719【15】瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2016/02/28(日) 18:13:12
>>718
「こちらから言い出して申し訳ないのですが、この話は無しに。
今、『過去』を改竄する予約が入ってお金を使うわけにいかなくなりました」

大体の能力は掴めてはいる。『気配』が消える前に対処してしまえばいい。
薄々は透明になるスタンド使いの存在を察知している参加者だっているはず。

「ちなみにホモヴィッチを脱落させたのは、僕と相方でして。
『気配』を消しても安全ではありませんよ?」

720『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』:2016/02/29(月) 03:18:30
>>716(【10】薬師丸)

薬師丸は発表された順位を前に、十分に優勝に届くことを確かめる。
開始時、『50名』いた参加者は、今や『5分の1』という有様だ。

唐雛のアタックを受け、心折れた者。
レース以外の目的を果たし、離脱した者。
理由は様々だが、今なお、レース優勝を目指す者がここに残る。
その上位に自分が入っていることを、『幸運』と呼ばず何と呼ぼうか。
そして、隠し続けた『レディ・リン』の真価が発揮されるのは、これからだ。

薬師丸はカートを残し、炎天下の路上を歩き始める。
ゴール傍には選手用の休憩所が用意されている。
真夏の日差しの中、南国様の露店に冷えたドリンクが並んでいる。

四季と話し込んでいた乾が、
薬師丸に振り返り、片手を上げるのが見えた。
二人もまた、カフェへと歩き始める。

彼らと同盟を組み直すか。
それとも、単身ゴールを狙うのか。
決めるのは薬師丸自身──選択肢は無限だ。

>>718(【4】春原)

発表された順位に満足する。
このペースで進めば、上位は確実だ。
それは賞金がベースアップすることを意味する。

春原はカートを降り、久々に地面を足で踏む。
アスファルトは靴底を炙り、肌は日差しに火照り始める。
レースの間は常に海と風を感じていたが、
今は水分と冷気、何より煙草が欲しい。

瀬良野との交渉を切り上げ、
春原は休憩所にあるであろう喫煙室を目指し、歩き始めた。

>>717>>719(【15】瀬良野)
土牛:
「・・・・ならば、わしは力の限りを尽くすだけじゃ。
 『過去』を・・・・そして『未来』を変えるためにな」

しばしの沈黙の後、土牛の言葉は続いた。

「『スクレイパー』の能力は、あの円盤だな。
 高速回転するだけでなく、表面を無差別に『削り』おる」

「あの黒人小僧──『チャプチャプ』のスタンドは読めん。
 読めんが、共通点は見えてきた。
 レース再開までに、話しておこう」

通信が切れ、後方で土牛がカートを降りるのが見えた。
親指で休憩所を指し、のしのしと向かっていく。
南国風の緑あふれたカフェテラスでは、
ジューサーに様々なドリンクが並んでいた。
四季と乾の二人組も、そちらに向かうようだ。

瀬良野は春原との交渉を切り上げ、
休憩所と、その上の空の高みを見上げた。
雲一つない青の色。突き抜けるような蒼穹。
夏の日差しは、
全ての参加者と観客を容赦なく祝福し──

そして、次なるレースを期待するが如く、輝いていた。



『灼熱ロード -Solar Kart Run 2-』


                            ──Unfinished


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