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【ミ】『黄金町の夕闇』 その2

401『婚約期間』 ─5日目─:2015/07/21(火) 00:31:56
>>397(瀬良野)
アウレアにスタンド会話で伝えながら、

ズキュキュ!

両手に予備の『コイン』を発現し、指弾で打ち込む!

               ビス! ビスッ!

その精密動作性をもって、
看護婦の背後に人がいない隙間を見切っての『に連射』だったが──


             フ シュ!

突如──看護婦の姿が、『掻き消えた』。
壁に半ば突き刺さった『コイン』は、命中すれば十分な威力だが、
当たらなければ意味がない・・・・

「院内で乱暴するようなら、『排除』しますよ」

女の声が、ウィルの向うから届く。
姿を消したのではない・・・・
ウィルの背中で隠れる死角に、一瞬で逃げ込んだのだ!

『過去』において、
薄闇とはいえ、警戒する男の背後を一瞬で取って見せたのは、
『偶然』ではなかったということだ。

>>398(ウィル)
「言ったでしょ? 『先輩』だからわかることがあるの」

               ビス! ビスッ!

看護婦がそう言った瞬間、背後から銃弾のような『援護射撃』。
『アメイジング・クラウン』の『コイン弾』だ──
その『精密射撃』を逃れるのは、容易ではないはずだが、

             フ シュ!

次の瞬間、看護婦の姿が残像を残して『飛んだ』。
恐るべき超スピードで、ウィルの眼前へと出現する──!

「院内で乱暴するようなら、『駆除』しますよ」

眼鏡の中心を指で押さえたまま、不敵な笑みの発言は、
自分を狙った瀬良野に向けてだろう。

「私は、ルンクス様に選ばれたことを『誇り』に思っています。
 スタンドの素質は私にはなかったけれど、
 こんな素敵な才能があることを、あの方は教えてくれました」

「・・・・そして、旅立たれる前、
 私は、この『力』を見込まれて、直々に頼まれたんです」

 『もしここにウィルが来たら、先輩として導いてやれ。
  オレについて調べる人間が他にいれば『駆除』しておけ』

「──あの方は、何でもお見通しなんです。
 貴女にもじきに体で理解できるようになります。
 本当に、もう・・・・『最高』なんです」

上気したように頬を染め・・・・看護婦がうそぶいた。

>>400(アウレア)
財布を回収し、上記の状況を確認した。
女警備員はエレベーター内で電話中で、外の異変には気付いていないようだ。


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