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【ミ】『黄金町の夕闇』 その2
344
:
『婚約期間』 ─5日目─
:2015/06/27(土) 00:30:52
>>342
>>343
(アウレア・ウィル)
確かめること、それ自体が恐怖に思われるほどの『罪』の意識。
男の顔からは、みるみる赤みが消えていく。
呼吸も脈も感じられず、赤い染みが服の下で広がるばかりだ・・・・
ウィルはスタンドを元に戻し、アレルギーを解除して
困惑するアウレアを抱きしめる。
「ああ、色んな意味で『時間』が勝負になる」
「おまえさんらにも、当然働いてもらう必要がある。
なんせコイツは──」
瀬良野を指さし、ニヤリと笑う『エルガマル』。
「『過去』に必死で、『現在』の相手なんざしてられねえ」
>>341
(瀬良野)
『エルガマル』:
「・・・・さッきも言ッたろ?
『それ』が、おまえさンの能力だ。
ただし、上手くやる必要はある・・・・」
耳の穴をほじりながら、『髭の男』は平然と言う。
「──今回は特別に、オレが『レッスン』してやる」
バ ン !
「『アメイジング・クラウン』の『過去改竄』──その1。
『状況を隠ぺいせよ』」
「真実を知る者が多いほど、『改竄』により『分岐』する確率は高まる。
闇、物陰、未確認、未知の中だけが、
『アメイジング・クラウン』の『領域』ッてやつだ」
「ただし、一部には例外がある。
人間ッてのは、多少の違和感であれば受容する。
この多少ってのが微妙なラインなんだが、
確実に計算に入れられる『受容』がある。
おまえさんの認識と、
『アメイジング・クラウン』の能力を信じてくれる『仲間』のそれだ」
「この両者だけは、明らかな変化を目の当たりにしても、
『見間違いだった』『過去が変わった』という認識で『受容』し、『分岐』は起こらない。
まあ過去の時点では、バレないようにやる必要はあるが」
「わかッたら、そこのカップル二人。
まずその死体を隠しな。
これ以上人目に触れたら、看護師が呼ばれる。
いや、すでに呼ばれてる可能性があるから、何としてでも隠し通せ」
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