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【ミ】『黄金町の終わる夜』 第三幕

253『黄金町の終わる夜』:2014/06/26(木) 00:18:55
■『月』 穴の底(斎藤、仕舞屋、高泉、ナツ、薄金、貝橋、ゼンチ

>>233>>236(仕舞屋、青田)
体の動く面々にも呼びかけ、集合をかけておく。
『月』の攻略に成功したならば、全員が空中に投げ出されるかもしれない。
仕舞屋は『撤退』のタイミングを読み・・・・
そして『雪景球』を発動させた。
半径『25m』の内側に、穴底に残された面々が保護される。

青田の協力で、『月』の仲間を漏れなく回収できた。

>>239>>249(貝橋、ゼンチ)
ゼンチの肩を借り、『空洞』へと歩を進める貝橋。
目はろくに開かず、体は鉛のようだが、
二人はともに、最後の瞬間を見届ける──

■『電波塔』 屋上(青田、フェリシア、吉本、小角、四季、新妻)

>>231(青田)
『大型パラボラアンテナ』を凍り付いた新妻に設置し、
花のように広げた・・・・凍傷を覚悟すれば、
最悪、『パラシュート』として使えるはずだ。
                         ゴ ゴ ゴ  ゴ ゴ

地響きを立てる『電波塔』。
『月』の中心では、最後の特攻が始まっている。
無数の視界でその両方を確かめながら、
青田は最後まで計画を立案し、後方支援を続ける。

>>247(フェリシア)
屋上の縁に近づき、両手を組む。
後は祈る他ない。この『月』は『バリア』でさえ止まらないだろう。

>>252(吉本)
           ビキィ! ブチブチ!

腕の骨がゆっくりとへし折られ、筋が断絶した。
絶対的な恋人の名を叫ぶ吉本。
限界を超越してきた『三分間』だが、それもついに終わろうとしていた。

  ゴ ゴ ゴ
             バキ! メシ
      バラ バラバラ
                     ズズズズ・・・・
圧力に負けた『塔』が歪んでいく。
体の力が抜ける。膝が砕け、屋上に倒れ伏す・・・・

>>250(小角)
祈るような気持ちで、『月』の停止を願う。
『イル・ソン・パティ』は、自分の調べた『真実』は、意味があったのか。
あと少しでそれがわかる・・・・

「大丈夫。終わりますよ」

四季が小角の肩を抱き、『月』を見上げ、言った。

「束ねた『意思』は、何よりも強いもの。
 それが『スタンド使い』なら、『不可能』も『可能』にします。
 かつて私が救われたように──きっとこの街も」


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