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【場】『倉庫街』
428
:
???
:2014/03/05(水) 01:42:04
>>425
(冠斗)
>「こ、こんばん
ド ザ ッ
呼びかけが終わらぬうちに、若い女性の体が冠斗に向かって倒れかかる。
「はぁ」「はぁ」
靴を手から落として、冠斗の両肩をつかみ、正面から体重をあずけてくる。
踏ん張っていなければ転んでしまうだろう。
「ね、ねえ」 「ボク」
「携た・・・で、でんわ・・・電話、持ってない?」
ファンデーションの匂いを感じるほどの至近距離から、女性の顔が問いかける。
その鼻や口の端からも、血の筋がこぼれ落ちている。
「け、警察」
「電話」 「はぁ」
「警察に・・・」
>>426
(フェリシア)
>>427
(石綿)
倉庫と倉庫の間、同じ細い路地の前を同時に通りかかったフェリシアと石綿。
路地を数mほど入ったところで、
『ちいさい男の子』にもたれるように倒れかかっている女性の姿が見える。
429
:
フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』
:2014/03/05(水) 01:47:52
>>428
「あらこんばんは」
通りかかった石綿に向けて言っておこう。
ここで少しだけでも声はかけておきたい。
悪意のあるものではないという意味でも。
そして目に入る路地の状況。
「……穏やかじゃないにおいがしますね」
すぐさま周りに眼をやり、耳を澄ます。
特に、倒れている女性の後ろ側を見ておきたい。
430
:
石綿『シミアン・モバイル・ディスコ』
:2014/03/05(水) 02:02:46
>>428
「あ、こんばんは」
同じ場所に通りがかったんだから挨拶はしておこう。
こんな真夜中にこんな場所で挨拶を交わすことになるとは思ってもみなかったが。
と、路地の先の光景を見る。
「って、大丈夫ですか?」
駆け寄って様子を見たい。
明らかに自分より小さい男の子にもたれかかる女性。
ただの酔っ払いとかならいいが、そんな様子でもなさそうだ。
431
:
才賀 冠斗『トラッシュライト・ヴィジョン』
:2014/03/05(水) 02:07:43
>>428
「な、何が、むぎゅ……」
血に濡れた女性を正面から全力で支え、ゆっくりと横たわらせてあげよう。
暴漢か、強盗を働くスタンド使いの仕業?
スタンドで女性ごと僕を攻撃してきているか、試しに『トラッシュライト・ヴィジョン』の発現を試みる。
もし、相手が僕ごと女性にスタンドで攻撃または、干渉するなら『T・V』が発現するはず。
「あの、携帯です」
懐から携帯電話を女性に差し出しながら女性の逃げてきた方向を見る。
ついでに、女性の手に触れてスタンドを発現。
彼女がスタンド使いなら彼女のスタンドを模倣した『T・V』が発現するはずだよ。
432
:
???
:2014/03/05(水) 02:55:40
>>429-431
(ALL)
ズズッ・・
踏ん張りながらも後ろに押される『冠斗』。
背後から駆け寄った『石綿』に危うくぶつかりそうになったところで、なんとか女性を支えることに成功する。
・・・
『冠斗』の手が触れるが、何のヴィジョンも現れない。
女性はスタンド使いではないようだ。
路地の向こうに目を向ける『フェリシア』と『石綿』。
だが、よく見えない。
暗いだけでなく、何か大きなものが視界を妨げているようだ。
「はぁ・・・あ、ありがと・・・」
体重をあずけたまま携帯を受け取ろうとする女性。
・・・次の瞬間、
≪ オ” ン” ケ” ア” ア” ア” ア” ア” ア” ア” ア” ア” ア” ア” ア” ア” ≫
≪ ア” ア” ア” ア” ア” ア” ―――――z______________ッ ≫
「ひぃッ!」
『冠斗』『フェリシア』『石綿』は、聞いた。
『赤ん坊の泣き声』を、ピッチを下げて不自然な低音にし、大音量のスピーカーから流したような、
夜気をビリビリと震わせるほどの『喚き声』。
それは、確かに、『路地の奥』から響いてくる。
⇒ To be continued ......
433
:
才賀 冠斗『トラッシュライト・ヴィジョン』
:2014/03/05(水) 05:29:42
>>432
「スタンドの呻き声っぽい」
「何があったの、お姉さん?」
そろそろ重圧に耐えきれず女性に潰されちゃう。
この女性を安全な地帯に連れて行きたいけど、その前にヘンテコなのに追いつかれる。
『T・V』で模倣発現する相手の情報がないと辛い。
>>429
>>430
颯爽と登場した男女二人組。
ビビって逃げたら一般人。
平気な面で立ち向かう素振りを見せるなら、立派なスタンド使いだ。
「うぅ…敵が来てるのに女性はスタンド使いじゃないし、模倣発現できないよ」
434
:
石綿『シミアン・モバイル・ディスコ』
:2014/03/05(水) 21:49:58
>>432
「っ!」
響き渡る謎の『喚き声』に、思わず身を竦ませる。
状況は分からないが、この狭い路地にこのまま居るのは危険そうだ。
「向こうから来たんですよね?一体何があったんです?」
女性へ声をかけながらも、手を貸して路地から出るように誘導しようとする。
435
:
フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』
:2014/03/05(水) 23:19:06
>>432
その『声』に、表情が緊張の色に変わり、
片手が自然と体の前に行く戦闘態勢に入る。
「まぁ、友好的な存在でない可能性の方が高いでしょう」
女性が『声』を聞いてどう反応したかで
その是非は分かる。こちらは最悪の場合を考えるだけだ。
もう一人が、路地から出そうと誘導してくれてるわけだから
その路地の奥からの攻撃があった場合に備えて前に出る。
何かあればすぐにバリアを発現させるつもりで。
436
:
???
:2014/03/05(水) 23:39:50
>>433-435
(ALL)
「・・・い」 「いや」
「いやぁあああ」 ズッ ズ・・・
『冠斗』と『石綿』の問いに答えず、
何度も『喚き声』の方を振り向きながら、受け取った携帯を使うことも忘れたように、
ほとんど這うような動きで『声』から遠ざかろうとする女性。
戦いの構えをとりつつ、路地に向かい数歩進み出る『フェリシア』。
ヒ ュ ン
頭上に、空気の動きを感じた直後。
ド ッ
ズ ゥ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ン ! !
轟音、そして振動。
数秒前まで『フェリシア』が立っていた、路地の入口近くの地面に、
巨大な壁のような物体がそそり立ち、3人の『背後』を塞いでいる・・・・・・!
ゴ ゴ ゴ ゴ
437
:
石綿『シミアン・モバイル・ディスコ』
:2014/03/06(木) 00:13:39
>>436
轟音に、振動。背後を塞ぐ巨大な物体。そしてさっきの『喚き声』。
まさか見上げるほどデカイ赤ん坊が後ろにいたりしねーだろうな……。
「下がって!」
『シミアン・モバイル・ディスコ』を身に纏い、
女性と少年に声をかけ、路地の奥へに押しのけるようにしながら振り向く。
438
:
フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』
:2014/03/06(木) 00:22:13
>>436
振り向きざまに物体を見る。
どうやらこちらを飛び越えたようだが、
それだけ巨大なものという認識でよさそうだ。
つまり、見上げるという形になる。
しかしまずは観察だ。
攻め込まれないうちは、身構えたままでだ。
攻撃行動が見えたら、打ち返すしかないが。
「単純に戦うより、逃げ道を確保したほうが賢明かもしれませんわね」
近くに居る石綿も、戦うつもりのようだ。
とりあえず、大きさが大きさだと徹底抗戦か撤退か迷うので
言うだけは言っておく。
【質問】
現在の全員の位置関係および
物体とフェリシアの距離はどれぐらいか。
439
:
才賀 冠斗『トラッシュライト・ヴィジョン』
:2014/03/06(木) 00:57:51
>>436
「でかい」
『ちいさい男の子』では叩き潰されちゃう。
これは逃げるしかない。
「お姉さん、逃げるよ!」
必死に女性を引っ張って怪物から逃げよう。
440
:
???
:2014/03/06(木) 15:31:18
>>437
(石綿)
>>438
(フェリシア)
・・・・・・
『壁』に、動く気配は感じられない。
高さ5mを優に超える、長方形の錆びた金属の塊。
側面にいくつも並ぶ、割れた窓と、
『西黄金駅前ゆき』と書かれた『行先表示板』。
車輪が外れて無くなった、かつて『バス』だったと思われる鉄塊は、
コンクリートの地面に『縦に突き刺さり』、路地の出口を完全に『封鎖』している。
>>439
(冠斗)
「ひ・・・」
「えぐ」 「うぇ」
恐怖で足が萎えたのか、女性は泣きじゃくりながら地べたにうずくまってしまい、
『ちいさい男の子』の腕力では、どちらに引っ張ってもびくともしない。
見える範囲に、横にそれる道はない。
>>(ALL)
≪ オ” ン” ケ” ア” ア” ア” ア” ア” ア” ア” ア” ア” ≫
おぞましい『喚き声』が、再び静寂を破る。
近づいてくるような様子は無い。
・・・が、『逃げ道』は、『背後』には無い。
?
↑
┃ ┃
┃ ┃
┃ ┃
┃ 女 ┃
┃ 冠 ┃
┃ 石 ┃
┃ ┃
┃ ┃
┃ ┃
┃ フ ┃
BBBBBBB
BBBBBBB
※『バス』から『女』までの距離は、およそ『5m』。
441
:
才賀 冠斗『トラッシュライト・ヴィジョン』
:2014/03/06(木) 15:54:15
>>440
「………お姉さん」
女性の頬に思いっきりビンタをする。
「逃げないと死ぬよッ!」
腰が抜けて満足に立てないなら引き摺ってでも化物から後退しなければならない。
もし、引き摺ることすらできないなら『盾』になり、『T・V』で敵の正体を探るしかない。
442
:
石綿『シミアン・モバイル・ディスコ』
:2014/03/06(木) 22:20:07
>>440
「バ、バス?」
背後に落下してきた物体に思わず声が漏れる。
ひょっとして向こうで喚いてる奴が投げてきたのか?
『逃げ道』を塞ぐために?だとしたらなぜ近づいてこない?
「まさか、この路地に入ってこれないのか?」
どちらにせよ背後が塞がれたことに変わりは無い。
路地の幅と壁の高さを確かめておきたい。
443
:
フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』
:2014/03/06(木) 22:31:25
>>440
「って、これは……『バス』?」
つまり、先ほどから響く声のヌシは
声の聞こえる方向が変わっていないとしたら、結局動いていない、ということか。
あきれるほどの、異常な攻撃力ですわねぇ。
取り急ぎ、女性の居るところまで盾になれるよう移動し、
そこから路地の『奥』へ、攻撃を警戒しながら進んでいく。
縦のバスぐらいだったら人3人逃がすぐらいどうと言うこともないのだが、
左右の路地を構成するものは何か確認。
コンテナ?それとも建造物?
444
:
???
:2014/03/06(木) 23:45:19
>>441
(冠斗)
ブヂュッ
女性の頬を力任せに叩いたはずの『冠斗』の手に、
水をたっぷり含んだ『スポンジ』を殴ったかのような、湿った感触。
「ぐぇ」
「・・・・・・」
殴られた勢いで一瞬そっぽを向いた女性の顔が、『冠斗』に向き直る。
『冠斗』が触れた部分の頬の皮膚が、えぐられたようにそげ落ち、
熟れきったトマトのように赤黒い肉と、その奥の白い歯が露わになっている。
>>442
(石綿)
>>443
(フェリシア)
普通の道なら、バスなど横を抜ければ済む。
しかし、ここは倉庫の間を縫う細い路地で、本来車が通れるようには造られていない。
道幅は『3m』に届かず、両脇を構成するのは高く頑丈なコンクリートの塀で、上部には有刺鉄線まで張られている。
>>ALL
≪ オ” ン” ケ” ア” ア” ア” ≫
ジャリィイン
喚き声に、金属をこすり上げる様な物音が交じり、
ブ オ ン
ブ オ ン
空気が唸りを立て、
『頭上』から何かが近付いてくる。
3人から見て、『バス』よりも『手前』の位置へ!
445
:
フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』
:2014/03/06(木) 23:55:27
>>444
質問
>道幅は『3m』に届かず、両脇を構成するのは高く頑丈なコンクリートの塀で、上部には有刺鉄線まで張られている。
>空気が唸りを立て、
>『頭上』から何かが近付いてくる。
空気がうなりを立てるのが聞こえるほどの距離で、
かつ高い塀の上の有刺鉄線が張られているのが見えるほど視界がクリアな頭上で
『何』が近づいてくるのか確認できない?
446
:
???
:2014/03/07(金) 00:05:37
>>445
有刺鉄線の上の空はほぼ『真っ暗』で、
車の通らない路地であるため『街燈』もない。
空気の流れから、『実体』を持った『かなり大きな物体』であることが把握できる。
447
:
才賀 冠斗『トラッシュライト・ヴィジョン』
:2014/03/07(金) 00:06:01
>>444
熟して庭に落ちた腐った柿を思わせる感触。
そして、僕の触れた部分だけ削げ落ちているだと!?
「お姉さん? お姉さん!!」
まさか、死んでしまったのか?
こんな理不尽な死が許される訳がない。
『ォォオオオオオオォ・・・・・・・・・・・・』
空気を唸らせ近寄る『何か』の方向を携帯のライトで照らす。
一部だけでも姿が見えるといいけど。
「そこのお兄さん、お姉さん、その変なのに接触するとヤバい!! 熟れすぎた柿みたいになるかもしれない」
居合わせた二人に忠告しておく。
448
:
フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』
:2014/03/07(金) 00:26:46
>>446
感謝。
>>444
『来る』……!
今さっき移動はしたはずだ。少なくとも石綿らのそばにまではこれたはず。
即座に右手を上、左手をバス側へ広げ『セイヴ・フェリス』のバリアを発現、
サイズは最大の直径2m、右手は頭上へ設置し全員が入れるように。
左手はバス側へ壁となるように出し、軽く飛ばす。
勢いはゆっくりにしておくことで、『何か』がバリアより奥に降りてきたら
飛散物を防げるし、真上からうかつに降りてくれば、着地時に縁がザクリ、だ。
「なるほど?
なれば、触れられないことは、わたくしの得意です故」
護ってみせましょう。 そうつぶやく。
449
:
石綿『シミアン・モバイル・ディスコ』
:2014/03/07(金) 00:49:46
>>444
「もう一発!?」
金属をこするような音と、飛んでくる『何か』。
十中八九さっきのバスと似たようなものだろうが……。
飛んでくる『何か』の軌道と勢いを確認したい。
自分たちに当たる軌道なら、自分の手首から肩の幅の『A弾性強度』の『帯』を
自分から見て遠い方の塀の上部へ繋げて『何か』を受け止め、跳ね返したい。
「この状況は何なんだよ一体!」
450
:
???
:2014/03/07(金) 01:15:05
>>447
(冠斗)
「・・・い」
「い だ い ィ イ い い い い い い い !!」
「なにすんのよォオオオオオオオオオ」 「あたしの顔オオオオオオオオ」
「オトコなんて」 「どいつもこいつもォオオ」
「オトコなんてぇえええええええええ」
頬の傷と涙と血で、文字通り『グズグズ』の顔となった女は、
泣き叫びながら『冠斗』を振り払うように立ち上がり、『冠斗』の携帯を持ったまま、
今度は『冠斗』たちから遠ざかろうと 塀をつたうように『喚き声』の方に向かって歩き始めた。
しかし、相変わらず片足を引きずっているので、走れば追いつけそうだ。
>>448
(フェリシア)
>>449
(石綿)
ヴォン
・・・
ズ シ ャ ア !
落下してきた物体は、フェリシアの頭上の『バリア』に当たり一瞬静止した。
セダンタイプの『乗用車』。
ぼろぼろに錆び、車輪は失われている。
バスと同じような『廃車』だ。
ビインッ!
バ ォ ウ ン
ズドォオオ
廃車は、『石綿』が腕と塀の間に張った『帯』の弾力で跳ね返り、後方のバスにぶつかった。
数個の金属片が飛んだが、問題なく『バリア』に弾かれた。
451
:
才賀 冠斗『トラッシュライト・ヴィジョン』
:2014/03/07(金) 01:35:28
>>450
「駄目ッ!」
あの方向は『何か』の潜む方向じゃないか。
ガラクタ塊を放り投げてる奴に向かって行くなんて正気じゃないよ。
「バリアを出したお姉さん、僕もスタンド使いなんだ」
「敵の攻撃を『一撃』でも凌げば、敵スタンドの能力を理解して模倣できるから」
「『一撃』だけ僕と女性を守って」
スタンド使いの女性に叫び、『何か』に向かう女性にしがみついて止める。
疲弊した女性になら『ちいさい男の子』でも追いつけるはずだ。
452
:
石綿『シミアン・モバイル・ディスコ』
:2014/03/07(金) 01:58:18
>>450
「ひとまず何とかなった、か?」
役目を果たした『帯』は解除。
とりあえず飛んできた『何か』、廃車はなんとかなったが、
このままだと更に投げ飛ばしてくることは明らかだ。
いつまでも耐え忍んでいられるわけじゃない。
「どうします?これを投げてくる奴を何とかしないといけなさそうですが」
とりあえず、『バリア』を使った(スタンド使いらしい)女性に話しかける。
どうするにせよ、周りの意見も聞いておかないと。
453
:
フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』
:2014/03/07(金) 02:16:46
>>450
「とる道は二つでしょうねぇ」
逃げていく女と追っていく子供を尻目に、
石綿に一言。
「バスを今の帯やわたくしのバリアなどで
飛び越えて逃げ、関わるのをやめる」
「もうひとつは、どう見ても嫌な空気しかない奥へわざわざ出向く」
後者を気乗りがしなそうな口ぶりで
がっくりと首をうなだれて言う。
金髪もばさりと乱れるがお構い無しだ。
454
:
???
:2014/03/07(金) 03:16:56
>>451-453
(ALL)
≪ オ” ン” ゲ” ≫
「ひぃ」 「は・・・」
ガッ
ズダッ!
『冠斗』が追いつきかけたその時、女が自分から何かにつまづいて倒れた。
と同時に、『喚き声』が止む。
女性が『つまづいた』ものを見る『冠斗』。
・・・・・古ぼけた『CDラジカセ』。
・ ・ ・
「 いつから、『そっち』だと思ってたァ? 」
ズギシャッ!
ゴバァ
ブ ォ ン
女性の物とは違う、しわがれた『男』の声が『後ろ』から聞こえたと思った直後、
半透明のゼラチンのような質感を持った『巨大な手』が、
『バス』と『セダン』を一まとめに『握りつぶし』、地面から引き抜き遠くに投げ捨てた。
コンクリの粉塵が立ち上るその向こうに、
『バス』よりも遥かに巨大な『何者か』の姿が、3人の視界を覆っている。
455
:
石綿『シミアン・モバイル・ディスコ』
:2014/03/07(金) 21:12:46
>>454
「出来れば逃げたいところですが……って、うぇ?え?」
向こう側へ進んでいった女性と少年が倒れ、
後ろから謎の男の声が聞こえ、バスとセダンが握りつぶされる。
完全に脳の処理速度を超えた展開に思考がフリーズした。
そっちにいたなら何で路地塞いだんだよとか最初から向こうにいると思ってたよ
といったことすら言葉にならない。
とりあえず、粉塵の向こう側の巨大な『何者か』を見る。何かあれば直ぐに『帯』で対応できるように。
それとさっきの声の主も軽く探しておこう。
456
:
才賀 冠斗『トラッシュライト・ヴィジョン』
:2014/03/07(金) 21:27:17
>>454
騒がしい喚き声の出所はラジカセだった?
「大人しくして」
然り気無く女性の手から携帯を取り返して声のする方向を照す。
スタンド使いの男女二人組は頼りに出来ない。
というより率先して立ち向かう方がイカれてるのかも。
457
:
フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』
:2014/03/07(金) 22:09:35
>>454
「どうも、敵さんは逃がす気は、なさそうですわね……」
うなだれから一転、左手に直径2mバリアを展開し、
粉塵へ向けて下から上へ掬うように仰ぎ、一部を飛ばす。
不可解なのは、どうも向こうから来たような
動きをしていたバスや車だが……
右往左往させるつもりだったとしたらとんだ悪趣味野郎ですわ
まぁそれはともかく、2度もフェイントをかましたあげく
3回目で馬鹿にまでしてくれた相手の正体を今度こそ見せてもらおうじゃありませんか。
攻撃されたときのためにもう片手は残しておく
458
:
嗅策『マン・イズ・ザ・バスタード』
:2014/03/07(金) 23:45:44
>>455
(石綿)
>>457
(フェリシア)
モ ゥ ウ ウ ウ
≪ タ” ァ” ≫
ダプッ・・・ ブョルルン
粉塵が晴れ、
路地の入口に立ちはだかるものの姿がはっきりと見える。
無数の『胎児』を煮凝らせたゼラチン質の肉塊を、人の形に固めたかのような・・・名状しがたき『異形の巨人』。
突き出た腹、体に対してやや短い四肢という体型は、『赤ん坊』のそれを彷彿とさせる。
しかし、『這い這い』の態勢でありながら、その頭はフェリシアや石綿の背丈より遥かに高い位置にそびえている。
「なぁーんでェ・・・
3匹もいて、『俺の好み』が一人もいねぇじゃねーかァ」
「おまけに、オツムまで揃ってヒネくれてやがるときた」
「素直に『そっち』に行ってりゃあ、『助かってた』ってのによォオオオ〜〜〜〜〜〜ッ」
『赤ん坊めいた巨人』の肩口の上に座っている『男』。
大きさからすれば普通の人間のサイズだが、
その顔はケロイド状に焼けただれ、目蓋も鼻も上唇も溶け失せ、
頭蓋骨からギョロリと剥いた眼球が3人を見下ろしている。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
≪ タ” ッ” タ” ァ” ≫ ┃ ┃
┃ ・・・・・・ 【 嗅策 】 ┃
┃ ┃
┃ スタンド名 『マン・イズ・ザ・バスタード』 ┃
┃ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
>>456
(冠斗)
女が握っている自分の携帯を取り戻そうとする『冠斗』。
バシッ
女の腕が、冠斗の『ちいさな手』を叩き払い、
パキィンッ!
冠斗の携帯を塀に叩きつけた。
スッ
割れた携帯の中から、剃刀のように薄い板状の部品を取り出し、
ユ ラ
冠斗の方に振り返る。
…しかし、その目は冠斗を見てはいない。
「 ・・・・ 『キュウサク』様ァ ・・・
そんな所に、いたのォオオ? 」
459
:
才賀 冠斗『トラッシュライト・ヴィジョン』
:2014/03/08(土) 00:07:03
>>458
「・・・お前、本当は人間じゃないな!?」
適当にヤバそうな奴等に追われたフリをして助けを乞い、誘導して捕まえる。
あれ? 罠に嵌まったの僕だけじゃないか!
「頭におがくずの詰まってそうな男に従う奴が、まともだと思えないもん」
もし、彼女がゼラチンのような性質なら足に蹴りをくらわせてやるッ!
460
:
石綿『シミアン・モバイル・ディスコ』
:2014/03/08(土) 00:36:03
>>458
「うっげぇ……」
粉塵が晴れた先の光景に思わず声を漏らす。
単純に見た目の意味と、その巨大さによる厄介さの二重の意味で、だ。
ともかく呆けてる場合じゃない。向こうがこちらに害意を持ってることは明らかだ。
あたりの地面から飛び散った廃車の金属片をいくつか拾い上げたい。
その際、出来るだけ巨大な赤ん坊のほうへ注意を払っておく。
『赤ん坊』および、その肩に座る男までの距離はどれくらい?
461
:
フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』
:2014/03/08(土) 00:45:39
>>458
「……」
余りの光景に、思わず意識が遠くなりかける
美醜の価値観というやつは、フェリシアにも当然、ある。
その19年とウンヶ月の価値観が告げる。
こいつは……『最悪』だ。
「……さ、さて。
とる道はひとつになりました」
石綿にそういうと、あらかじめ振り抜いた状態のバリアを、
巨人に追撃されないよう、間に壁になるように斜めに設置し、
「逃げますわよ」
石綿に奥側へ行くよう言い、自分も引き下がる。(ただし、体の向きは敵を向いたまま)
どの道路地の一方をふさがれている以上、他へ行く方向はないということだ。
はいはいですら『はるかに高い』というのだ、
その巨体の横幅は路地の幅である3mではきくまい。
また、無理に入り込もう、手を伸ばそうというのなら設置したバリアが邪魔をする。
462
:
嗅策『マン・イズ・ザ・バスタード』
:2014/03/08(土) 22:20:21
>>459
ブヂュッ!
『冠斗』の蹴りが、湿った音を立て女の向こう脛にめり込む。
やはりその感触は異様に柔らかい。
「・・・・・・」
が、今度は女はひるみもせず、『冠斗』に顔を向けようともしない。
冠斗の背後の『何か』を見つめる女の目は、歓喜と恍惚に浸っている。
「キュウサク様ァァア」
ズ ビ ュ ッ
ブラウスのボタンを引きちぎり上半身をはだけ、
剃刀のような『携帯の基板』を、一瞬の躊躇もなく自分の鳩尾のあたりに突き立て、
「 ヴァダジィを、 見 で エ エ エ エ エ エ エエエ 」
ヂュイィイッ!
臍より下に向かって一気に押し下げた。
・・・ヂュルッ
ブ バ ビ ュ ル ル ゥ !!
女の腹腔から、血と体液がしぶき、不快な色とりどりの臓物が地面にあふれ落ちる。
後ろに下がらなければ、冠斗は血と体液を浴びることになるだろう。
>>460
(石綿)
>>461
(フェリシア)
地面から『ボルト』と『ナット』を1個ずつ拾い上げる『石綿』。
『巨人』の肩の男と『石綿』の距離は、直線で『6〜7m』ほどか。
グ ォ
『フェリシア』を攫み上げようとするように、ブヨブヨとした腕を伸ばす『赤ん坊めいた巨人』。
バチィッ!
≪ ウ” ェ” エ” ア” !? ≫
手が『バリア』に触れると、驚いたように引っ込めた。
ズォォォ
『巨人』のもう片方の手が、何かを宙に持ち上げる。
大きな積み木・・・・・ではない。
『軽トラックの荷台部分』のようだ。
≪ タ” ァ” タ” ァ” ≫
『塩の瓶』を振るような動きで、何度も空中で揺する。
カガラッ ゴロガラガララララララ
『荷台』の扉の中から、何か小さなものが無数にこぼれ出し、石綿とフェリシアの頭上に落下してくる・・・・・
463
:
フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』
:2014/03/09(日) 01:14:10
>>462
質問。
・敵スタンドの大きさの描写が具体的でないため混乱する。
はいはいの状態での高さは何mほどにみえるのか、
また、横幅は路地に入ってこれるサイズなのか、否か。
・また持ち上げたトラックの高さは。目測でいい。
・パワーCによる反発があるとはいえバリア自体は薄い5mmほどのガラス片で、
破壊されたら破片が飛ぶはずだが、巨人は破壊するほどの力をこめていなかったのか?
・才賀らの方向で起きているやり取りは
フェリシア、石綿には聞こえているのか。
・聞こえている場合声からおおよそ近いか遠いか分かると思うが、
フェリシア、石綿から才賀の方までの距離は?
464
:
嗅策『マン・イズ・ザ・バスタード』
:2014/03/09(日) 01:54:15
>>463
(描写不足失礼。回答)
>・敵スタンドの大きさの描写が具体的でないため混乱する。
> はいはいの状態での高さは何mほどにみえるのか、
> また、横幅は路地に入ってこれるサイズなのか、否か。
頭の天辺までの高さはおよそ『8m』ほど。
横幅は路地にはぎりぎり入れない程度のサイズ。
>・また持ち上げたトラックの高さは。目測でいい。
巨人の頭より『1mほど上』。
>・パワーCによる反発があるとはいえバリア自体は薄い5mmほどのガラス片で、
> 破壊されたら破片が飛ぶはずだが、巨人は破壊するほどの力をこめていなかったのか?
破壊するような力をこめずに、ゆっくりと手を伸ばしていた。
触れるまで『バリア』を危険なものと認識していなかったと思われる。
>・才賀らの方向で起きているやり取りは
> フェリシア、石綿には聞こえているのか。
『聞こえている』。
>・聞こえている場合声からおおよそ近いか遠いか分かると思うが、
> フェリシア、石綿から才賀の方までの距離は?
女と冠斗が路地奥へ移動、フェリシアも路地奥に向かって後退したため、
フェリシアから冠斗までの距離は先程とさほど変わらず、『5m』前後。
石綿は金属片を拾っていたため、フェリシアとほぼ並ぶ位置にいる。
465
:
才賀 冠斗『トラッシュライト・ヴィジョン』
:2014/03/09(日) 02:12:42
>>462
ボタボタと垂れ流される血液を避けて構成物質を確認。
最早、彼女が真っ当な人間ではない事は明白だ。
「お家に帰りたい・・・」
尖った硝子片などの鋭利な刃物のような物体が落ちていないか探す。
見つけた場合はゲル女の太股に突き立て足を切り裂く。
打撃に強い弾性を持っているなら刃物で切り裂けばいい。
466
:
石綿『シミアン・モバイル・ディスコ』
:2014/03/09(日) 02:49:55
>>462
目の前でトラックを振る『赤ん坊』に後ろから聞こえる女性と少年の言葉。
さっきまでの対応からして、『赤ん坊』のほうはバリアの女性に任せておいてもいいだろう。
「すいません!ちょっと任せます!」
なら自分は向こうの正気とは思えない女性から少年を引き離すことにしよう。
あちらにいれば何をされるか分からないし、バリアに守られるこちらの方が安全だろう
少年たちのほうへ振り返り、掌から少年の背中へ『弾性なし』の『帯』を発現し、少年をこちらへ引き寄せよう。
距離が足りなさそうなら少し踏み込んでから発現する。
467
:
フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』
:2014/03/09(日) 03:14:20
>>464
了解。
尚、壁にしたバリアは2層構造にしておいた。(
>>461
)
壊すつもりで手を伸ばしても、2度は封じられる。(A,B)
両手は上へ、天井を支える人、の要領だ。のこり3枚(C〜Eサイズ2m)を
上から降ってくるものへの盾になるよう発現
路地の奥へも多少バラけさせて設置させる。
左手はバリア(F、2m)を1つ取り付けたまま上向き維持する。
何が落ちてこようとも、『セイヴ・フェリス』を貫くことはできない。
そして、仮に細かい土砂などであろうとも多少は猶予ができるし、
掘削は、実はお手の物だ。
「いいですか、二人とも」
才賀、石綿に言う。
「『奴』は強引に体を割り込まなければ
この狭い路地に入ってこれません。
そして、わたくしのバリアは、それを『許しません』」
「つまりその『女』を『退け』、路地の奥へ行く、ということです。
まだ奴の手が届く位置、何をされるか分かりませんからね」
促しながら、奥に行かせようとする。
防ぐ程度にしかならないぶん、
他二人が進んでくれないと動けないのが盾のつらいところだ。
468
:
嗅策『マン・イズ・ザ・バスタード』
:2014/03/09(日) 03:23:18
>>462
メル欄の(途中参加『可』)を撤回します。
469
:
嗅策『マン・イズ・ザ・バスタード』
:2014/03/12(水) 22:47:13
>>465
(冠斗)
「 見 で 」 ゴブヂュッ
「 見で 」 ヂュブリュ
「 ぜ ええええええ ん ぶ 」
「 見ィでェえええええエエエエエエエ 」 ブバァァァ
立ちこめる湯気と排泄物の臭気。
腹からはみ出た自分の腸を鷲掴みにし、
鳥の羽を模した、古い時代の歌手のステージ衣装の如く、引っ張り広げる女。
数滴の『体液』が冠斗の腕などに跳ねかかったが、有害なものではないようだ・・・「不快さ」を除けば。
シュビッ!
背中に何かが貼りつくのを感じ、後方へ引き寄せられた。
「 み ゴベ 」
口から溢れる血の泡に声が途絶えた。
自分の臓物をつかんで立ち尽くしたまま、女は動かない。
>>466
(石綿)
>>467
(フェリシア)
冠斗の背中に『帯』を設置し、たぐり寄せる石綿。
ガラララララ
ドザ ドザドザ
ゴコロン カガラゴロロロロロ
トラックから降り注いだ物体は、バリアに弾かれて左右の塀にぶつかり、地面に落ちて3人の足元を埋めてゆく。
・・・何かの液体が詰まった、数十本の『500mlペットボトル』。
パチ パチ パチ
「ハイハイ、つまんねーつまんねー。
『オトナの女』なんざ、なぁーにしようが、ゼンンンンンッゼンつまんねェェェ〜〜〜〜〜〜〜」
『巨人』の肩の上でおざなりな拍手をする『ケロイド男』。
>>465-467
(ALL)
ベキッ
メギィ
バキィ! メリメリィ
地面に落ちている『ペットボトル』が、
重いものに踏まれるかのように、ひとりでに『潰れてゆく』。
ブシュゥゥゥゥゥ
ブジュゥゥゥ
ブシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
キャップがはじけ、中の液体が一斉に噴き出す。
バリアの下で一かたまりになった3人の周囲に、刺激臭のある液体の溜まりが見る見る広がっていく。
液体は塀をも濡らし、女の足元にまで達する。
Bastard
「 つまんねーことしか出来ねーヤツは、 『クソカス』だ 」
「 テメーらもな 」
「 ま、俺以外全員そうなんだがよ 」
シュボッ
『ケロイド男』の手に、オイルライターの小さな炎が点る。
「 つーわけで 」
「 死 ね 」
ライターが3人の頭上を飛び越し、女の足元めがけて放り投げられる。
ドドドドドドド
470
:
才賀 冠斗『トラッシュライト・ヴィジョン』
:2014/03/12(水) 23:19:10
>>469
質問! 質問!
派手に『マン・イズ・ザ・バスタード』が撒き散らしていたけど、車とかバスとかは近くに有りますか? それか重い物体。
471
:
嗅策『マン・イズ・ザ・バスタード』
:2014/03/12(水) 23:24:47
>>470
『車』『バス』は、『赤ん坊巨人』によって遠くへ放り投げられ、3人に見える場所にはない。
ペットボトルは、『目に見えないものに踏まれた』ように『自ら潰れている』。
472
:
才賀 冠斗『トラッシュライト・ヴィジョン』
:2014/03/12(水) 23:42:27
>>466
「わっとと!?」
『帯』に手繰り寄せられるなんてビックリだ。
取り敢えず助かった。
「あ、ありがとうございます」
>>469
「お前、つまらないと言ったな……?」
「『トラッシュライト・ヴィジョン』を見て同じ事を言えるのか。楽しみだよ」
引火による明らかな攻撃をした『マン・イズ・ザ・バスタード』を模倣発現。
スペックと基本的な詳細を理解し、ライターと女性をガソリンの染みた地面ごと抉り握り潰す(パス精:???)
473
:
フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』
:2014/03/13(木) 00:01:46
>>469
「いいかげんになさい」
もはや語ることもない。
唯の基地外が2人、もうすぐ1人、それだけだ。
1枚だけ置かずに持っておいたバリアともう1枚設置していたものを
解除して、両手を路地方向にやる。再展開だ。2m
放火などされてはたまったものではない。
焦げるのは一度で十分だ。
尚フェリスは物理衝撃以外のものは絶対に透過しない特性がある。
位置的には他の二人も直撃よりは護れる位置だろう。
474
:
石綿『シミアン・モバイル・ディスコ』
:2014/03/13(木) 00:13:06
>>469
少年を引き寄せたら『帯』は解除する。
どうやら女性は少年に危害を加えようとしていたわけではなかったらしい。
「ペットボトル……?」
落ちてきたペットボトルに怪訝そうな視線を向けるが、
そのペットボトルがひとりでに潰れていく。
「勝手に潰れてる……!?これがあいつの能力?」
「自壊させる?いや、さっきの女性の様子からして自傷させるのか?」
相手の能力についての考えが口に出る。
が、流れ出た液体とオイルライターの投擲を見て咄嗟に女性の方へ走り、
だそうとしたらバリアが発現された。
「あ、と、と。ありがとうございます」
ライターを引き寄せようと思ったが、必要なさそうだ。
動くことも出来ないし、けん制でもしようか。
『赤ん坊』のほうへ向き直り、左手親指と中指の間で『C弾性強度』の『帯』を発現。
先ほど拾ったネジをつがえてスリングショットの要領で
『赤ん坊』の肩の男を(バリアの隙間を通して)狙い打ちたい。(精B)
475
:
嗅策『マン・イズ・ザ・バスタード』
:2014/03/13(木) 00:56:04
>>472-474
(ALL)
ビンッ!
バチィ!
石綿が『帯』で飛ばしたボルトを、『赤ん坊巨人』の巨大な手が払い落とした。
バリアを路地に向け、『炎』への防御態勢を整えるフェリシア。
『トラッシュライト・ヴィジョン』により、『敵スタンド』を模倣発現しようとする冠斗。
あのパワーなら、地面を掘り起こすなど造作もない・・・
しかし、
ジュッ
ライターの火は、地面の『液体』に触れた瞬間、『消えた』。
鼻を突く刺激臭・・・それは、『ガソリン』のものとは違う。
『アンモニア臭』・・・それも『生物由来』の・・・・
「 デェーーーーーーーッシェッシェッシェッシェッシェッシェッシェッシェッシェエ 」
「 『ガソリン』だと思ったか? バーーーーーカバーーーーーーーーーーーーーーーカ 」
嘲りに満ちた笑い声が響く。
『赤ん坊巨人』は、肩の上の男とともに、忽然と姿を消している。
「 『そんだけ溜める』のも苦労したんだぜェ? 有難く思えやァアア! 」
「ゲーーーーーーッシェッシェッシェッシェッシェ」
・ ・ ・ ・ ・
笑い声が遠ざかっていく。
・・・・・・『攻撃』ではなかった。
男は、『死ね』とは言ったが、『殺す』とは言わなかった。
バスも車も、3人の頭に直に落とすことをしなかった。
−−−−−−
デ ロ
ブ ヂ ャ ッ!
自ら臓物を地にぶちまけ、物言わぬ肉塊と化した『女』は、
『腎臓を通り濾過された血液中の水分』の海の中に、顔面から崩れ落ちた。
ム オ オ オ オ
迷路のような倉庫街の真只中。
3人の周囲には、
この世の『穢れ』を濃縮したような臭気が、静寂とともに立ちこめていた。
ド ド ド
才賀 冠斗『トラッシュライト・ヴィジョン』
フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』 : 倉庫街に巣食う『赤ん坊めいた巨人』と『ケロイドの男』の存在について知る
石綿『シミアン・モバイル・ディスコ』
476
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2014/03/15(土) 22:52:45
「さて、と」
練習するには、こういう所で無くてはならない。
要するに、放っても危なくない場所、だ。
壁に立てかけた木の板へ、アンテナで作ったフレイルを試す。
具体的には、まず釣竿をもととしたワイヤーアンテナ(ワイヤー長1m程)を発現、
ワイヤーの先端に付箋を設置。
この付箋にスカイウォーリーミニ(ttp://www.maspro.co.jp/products/antenna/category01.html#Item01)
を設置し、振る。
ああ、勿論事故が起きそうになったら纏めて解除するぞ。
477
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2014/03/16(日) 00:17:50
>>476
練習を終え、能力を解除し立ち去る。
478
:
嗅策『マン・イズ・ザ・バスタード』
:2014/03/22(土) 00:32:02
遅くなって申し訳無い。
>>472
才賀 冠斗『トラッシュライト・ヴィジョン』 …突発イベント参加報酬『10万円』
>>473
フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』 …突発イベント参加報酬『10万円』
>>474
石綿『シミアン・モバイル・ディスコ』 …突発イベント参加報酬『10万円』
上記の通り支払います。
479
:
四条愛子『ガレージ・インク』
:2014/03/26(水) 22:14:19
「はぁ……あ。
なーんか、苛々……する」
夕方。
ごわごわしたコートの女子高生が繁華街の切れ目より、倉庫街に足を踏み入れる。
心ここにあらず、といったフウで、ふらふらと歩いているようだ。
480
:
仇島神人『ドラウニング・プール』
:2014/03/26(水) 22:24:11
>>479
「うわぁ…これ絶対迷ったなぁ。
どう見てもカフェとかある場所じゃあないよね」 ニコニコ
道に迷った能天気な青年がやって来た。
『板前総合病院精神科』に入院中だが、
外出許可が出たので、以前聞いた『カフェ』を探していたのだが…
「おや…こんばんはァ」 ニッコリ
「道に迷っちゃいましてね…」
イラついてる四条を発見し、リードエアなどせずに声を掛ける。
ニコニコしちゃって、あまり困ってるようには見えないが一応困ってるみたいだ。
481
:
四条愛子『ガレージ・インク』
:2014/03/26(水) 22:30:45
>>480
「………ん。
あっはは、何キミ?」
声を掛けられた後、数歩進んでおもむろに立ち止まる。
仇島へ向けた表情は、もうへらへらとした笑顔が張り付いている。
「ふーん、どこいきたいわけ?
この四条愛子ちゃんが案内したげるじゃん」
482
:
仇島神人『ドラウニング・プール』
:2014/03/26(水) 22:38:54
>>481
「おや、案内してくれるんですか。
ありがたいですね。」
「『Straits』という…『食堂』?を探してるんですけど…」
メインストリートの外れにある『食堂』を探していたらしい。
それならなぜ倉庫街に迷うのだろう。絶望的な方向音痴だ。
483
:
四条愛子『ガレージ・インク』
:2014/03/26(水) 22:47:38
>>482
「ス……?
ああ〜ごめん。私も知んないかも。
スマホで探そっか? 出るかなー」
腕を組んで首をかしげ、思い出そうとする素振りを見せる。
「でもさー。少なくとも、
こんなトコに『食堂』はないんじゃない?」
「なんだって君、こんなサビしいトコに来ちゃったわけ?
超アブないからさ、注意した方がいいよ?
槍持ち先に立たずってね。後になってからじゃ遅いんだからー」
484
:
仇島神人『ドラウニング・プール』
:2014/03/26(水) 22:53:41
>>483
「あ、いえ、知らないのなら良いのですが」
「もともと引っ越してきたばかりなのに加えて…
ちょっと『入院』してたので土地勘が鈍ってたみたいですね。」
「うーん、そんなに危ない場所なんですか。」
「少なくともアナタは危険そうには見えませんが…」 ニッコリ
長身だが童顔の青年は、ニッコリと笑う。
『倉庫街』の治安の悪さを知らないのか、
あるいは『殺人鬼』が出ても、こんな穏やかな調子なのかもしれない。
485
:
四条愛子『ガレージ・インク』
:2014/03/26(水) 23:05:00
>>484
「へー、『入院』。どっか悪いの?
ま! 方向感覚は悪いみたいだけどねー」
「あっはは、そりゃそーじゃん。
ほんとにアブない奴は、そういう素振りを見せないモンじゃない?
隣人は、笑顔で近づいてくる。ってね」
ぴっと、指で仇島を指す。
笑顔の仇島を、冷ややかに見つめて。
「君の笑顔、なんか嘘っぽいね。
私と同じじゃん? そんな気がする」
486
:
仇島神人『ドラウニング・プール』
:2014/03/26(水) 23:13:14
>>485
「アナタも僕も『笑顔』なんですけどね…ふふ」
「『嘘っぽい』ってのはよく言われますね。
それも含めて『入院』させられちゃったんです。
『こころのやまい』らしいですよ、僕。」
「アナタも『こころのやまい』なんですか?」
指差されたので、指を差し返し、聞く。
ちょっとした『暴露』だが、喋る調子は至極穏やかだ。
気に病んでいないのだろう。
487
:
四条愛子『ガレージ・インク』
:2014/03/26(水) 23:19:38
>>486
「あっはは、そだねー。
説得力あるでしょ? 逆にさー」
差した指をそのままチッチッ、と振って。
仇島の穏やかな笑みに対して、薄笑いで答える。
「なになに、超重そうな話?
私、あんま暗ーい話は聞きたくないなー」
「私は違う……と思うけどねー。
別にフツーだしさー」
表面上はね、と続けて。
「君みたいなホンモノさんの前で言うのもだけどさ。
『心の病気』……なんて、皆そーじゃん?
どんな人も、多かれ少なかれね」
488
:
仇島神人『ドラウニング・プール』
:2014/03/26(水) 23:25:10
>>487
「確かにそうですね…
僕だって自覚はありませんよ。」
「だから『頑張ってるね』とか言われてもピンと来ないですし…」
「『頑張れ』なら、何をどう頑張ればいいのかわからないし…」
ただ母さんの顔を見たいだけなのです…という言葉は飲み込んだ。
誰もそんな『暗い話』は好まない。
「そうだ、なんでアナタこそこんな危ない場所に?
若い女の子が1人でいる方が危険だと思いますよ。」
思い出したように聞いてみる。
『若い女の子』というのは率直な感想であり、お世辞の類では勿論ない。
489
:
四条愛子『ガレージ・インク』
:2014/03/26(水) 23:39:48
>>488
「ガンバって、ってのは気持ちなんだって。
字面通りじゃなくて、文脈読まなきゃね。そゆこと」
少し目を細めて、仇島を見つめる。
「えー、トシかわんないんじゃない?
私じゅーろくだかんね。
そんなもんでしょ? 見た感じ」
「って、そーゆー話でもないか。
うーん……私は、来てみたかったんだよねー。危ないとこ」
言葉を選ぶように、ゆっくりと話す。
ぐるっと、周囲の倉庫街を見渡しながら。
「君に言ったこととムジュンしてるけどねー。
あっはは、ホントは私の方がアブない奴かも」
490
:
仇島神人『ドラウニング・プール』
:2014/03/26(水) 23:54:42
>>489
「ハハ、文脈ですか…」
「確かに僕はその辺が欠けてるのかもですね」
笑顔こそ変わらないが、仇島にとって至言である。
ふむふむと頷いて見せた。
「ふふ…誰でも心に『闇』を持っています、
さっきアナタが言った通り。」
「『危ない場所』に来てみたい…
そんな気分の日もありますよね。」
「おっと…長居しすぎましたかね…」
さっきよりやや暗くなった夕刻の空を見上げる。
「すみませんね、そんな気分のトコロにお邪魔しちゃって…
僕はそろそろ帰りましょうか…『Straits』探しは明日にしようと思います」
「だけど、ここが本当に危ない場所なら」
「僕が『四条さん』を置いていくのは、忍びないですね。
明るい場所まで送りましょうか…?」
ふふ、と笑いながら四条に聞く。
状況が状況なら、ナンパ男にもなるだろうが、
この青年は『下心』の類は持ち合わせてなさそうだ。
491
:
四条愛子『ガレージ・インク』
:2014/03/27(木) 00:11:51
>>490
「あっはは、問題ないって。
君に会えたしね。結構面白いよ、君」
真面目に頷く仇島の様子に、けらけらと笑う。
送りましょうか? という問いに、仇島の背中をぽんぽん叩く。
「送るとか、何フツーのこと言ってんだって!
それで、自分の中の帳尻合わせてんの?」
「でもそーだね。送ってよ。 えーと、何君だっけ?
私も探してみよっかな、その店ね。 おいしーんでしょ?」
その後、益体もない話をしながら、家に帰った。
492
:
仇島神人『ドラウニング・プール』
:2014/03/27(木) 00:19:13
>>491
「あ、では行きましょうか」
「申し遅れました。
僕は、仇島神人(あだしま・かみひと)といいます」
「美味しいんですかね。僕も人づてに聞いただけなので」
そんな会話をしつつ『明るい場所』まで送ってから、帰路につく。
DQNネームなので、どんな字を書くのかは説明しないでおこう。
493
:
シマ『ティル・ナ・ノーグ』
:2014/04/01(火) 00:29:54
「あー」
「なんっていうかそのさ。
これ完全に…『迷子』ッてヤツだよね?」
カンッ コツッ コツッ
コンテナに腰を任せて思案する少女。
「やッべぇジャン…、
僕全然土地勘ないしこの辺『木霊』なンていないぞ…。
どうしよう…」
494
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/04/01(火) 00:46:02
>>493
「こんばんは。月がきれいですね」
平安時代風に現れよう。
もっとも服装は黒いスーツに金ピアスだ。
495
:
シマ『ティル・ナ・ノーグ』
:2014/04/01(火) 00:55:54
>>494
「あッ…」
「船ェーッ!渡りに船ェーッ!」
ギッ ギッ
スニーカーの上から履いた『木靴』の音を踏みならしながら、
無警戒に『烙』に近づきます。
「なぁんか『月』ちょっと変じゃない?
ッてそれはそうとボク迷子になっちってさァー。
ここ何処か全然わかんなくて困ってたんだよね!」
こちらの容貌は割りとかわいい女の子で、
服装はパーカーの上にスタジャン、下は制服風のミニスカートで
スニーカーの上にクロックスの形状に酷似した『木靴』を履いています。
496
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/04/01(火) 01:14:08
>>495
「イイなぁ」
割りとかわいい女の子で、
服装はパーカーの上にスタジャン、下は制服風のミニスカートで
スニーカーの上にクロックスの形状に酷似した『木靴』。
「うん。月はどーだっていいが君はスゴくイイ」
「家に帰りたいけど帰れないっていう感じ? 送ってあげようかなっていう気分もあるにはあるんだけどさ」
『カ カ カ カ カカカカカカカカカカ!!!!』
「どっちかというと、縊り殺したい方の『タイプ』だね。君」
うまいこと月を背負ったアオリの構図だろうか?
それはどうだっていいが、哄笑する『骸骨』の『ヴィジョン』が浮き上がる。十板部 烙。『殺人鬼』の『殺意』、その顕現。
「でも今週は水曜日って気分で今日は火曜日だろ? 迷うなァ〜」
「あ、君って自殺しようとか思ってるタイプ? もしかして」「そーいう『渡りに船』って中々無いんだけどさ、一応訊いとこうと思って」
『ガ ィ ィ 〜 ン』
笑みを象る兜の『甲冑』。十板部 烙。『殺人鬼』の『悪意』。その象徴。
『骸骨』と『鎧』の『二体のヴィジョン』を侍らせて問う。
「死ぬ? 逃げる?」「どーする? 君」
会話がかみ合うことは無い。
497
:
シマ『ティル・ナ・ノーグ』
:2014/04/01(火) 01:20:29
>>496
「あ」
大きな目をぱちくりとし、
『烙』が発現した二体のスタンドを凝視します。
「おげェーッ!
スタンド使い!それも『気のチガッてる方』のッ!」
バッ
咄嗟に飛び退き、周囲に『樹木』やら『木製品』など
とにかく『木』がないか探します。…ないよね?
「あーッ」
「この場所じゃあ流石のボクも逃げるよねそりゃあ…。
スタンド2体って反則だし」
498
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/04/01(火) 01:32:04
>>497
「チガってる? ヒドいな。オレは別に普通さ。普通にこういうのが好みってだけで」
「君だってあれだろ、ラーメン食うときに胡椒かけたりとか、そばつゆにはわさび必須とかあるだろ? そういう感じだよ」
『木』は無い。
『木製品』・・・周りはコンテナだらけだ。荷物が『木製品』という可能性もある。
ただコンテナを破る手段が問題だ。
「しかも『スタンド使い』!
いや、ちょっと訊くんだけどさ。『スタンド使い』の女の子って美人ばっかりなの? なんかスゲー運命だよな。ブスい『スタンド使い』って見たこと無い気がするよ」
「ところでオレの『クライムウェイヴ』は6mまで届く」
「反則と思われるのは癪だな。一つになろうか? 届く距離は半分になるけど・・・」
ズ ギャ ァァ―――z__ッ !
『骸骨』が『甲冑』に触れ、とけ込むように『合一』!合体だ!!
鎧の表面には『髑髏模様』が浮かび上がり、
『 ガ ガガガガ ガガガ ィ 〜〜ン』
「『クライムウェイヴ』。 逃げてみる?」「くハハ」
飛び退いた分だけ詰めようと歩み寄るよ。
499
:
シマ『ティル・ナ・ノーグ』
:2014/04/01(火) 01:41:52
>>498
「(しまッたぁ〜ッ。
ボクのバカ!地上最強の美少女らしからぬ不覚!)」
心中で絶叫します。
「なんだよオマエッ!名前知らないからオマエ!
ズルッけーし!
言っておくけどボク彼氏居るんだから、
そーいうゴーインなナンパはNGだからなジッサイ!
ゼッテー『金森センセ』にチクってやる!」
「えーっ!あーっ!」
「ちなみに女の子のスタンド使いで一番可愛いのはボク!多分ね!」
カッ ダバァッ!
カツン
スタジャンのポケットに手を突っこんで去勢を張りながらダッシュ!
とにかく逃げようとします。
500
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/04/01(火) 01:50:52
>>499
「ナンパじゃないよ。殺そうって思ってんだよ」「チクられるのは困るなあ」「しかも『先生』になんて」
この際どうでもいい訂正を入れつつ追うよ。疲れたくないし相手は『スタンド使い』。
殺したいけど殺されたくはないし、何を仕掛けてくるかも分からないけど殺したいというわけで、距離は一定に保って追う。
男と少女の体力差は厳然。無理なく追跡は継続できるだろう。
「君の名前は知らないけど、確かにオレは名乗ってないなあ。『十板部 烙(トイタベ ラク)』っていうんだ。ヨロシクね」
追う間に、適当な『コンテナの扉』を一枚ぶっちぎって保持しておきたいね(パワー:A)。一枚板は剥がしにくいが、蝶番だので接続されているだけの鉄板なら、ハズせる筈だ。
501
:
シマ『ティル・ナ・ノーグ』
:2014/04/01(火) 02:06:05
>>500
「ハァハァ…」
ザムッ ザムッ
「ボクの名前は『吉田』!ヨロシクネ!」
逃げながらも自己紹介をします。
ちなみに吉田っていうのは実家で飼っている『犬』の名前だ。
バキィィッ
圧倒的パワーを用いてコンテナの扉を引っぺがす。
「あーもうッ!」 ザムッ
「本当こんな使い方しかできなくて申し訳ないしッ
ボクが今サイコーに格好わるいってのはわかるけれどもッ!」 ザムッ ザムッ
『こーいう』状況に備えて護身用の『木製品』を何枚か備えている。
逃げながらポケットに何枚か突っ込んでおいた『将棋駒』をポッケから取り出し、
ギュッと強く握り念じ−――
「『ティル・ナ・ノーグ』!」
ズギュンッ!
『木製品』の『木霊』を発現ッ!
その木を鞣したヴィジョンの『木偶』の人型を背後に立たせる。
『木製品』から発現した『木霊』は意思もさしたるパワーも持たないが、
小さくなれなる程に『射程距離』が長くなるし自在に操作できる、
いわゆる『遠隔操作スタンド』と化す。
『烙』相手にダメージを与えるのは到底できないが、
こちらが逃げるための『足止め』には充分だろう。
502
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/04/01(火) 02:12:04
>>501
「お? 『スタンド』を出したな」
「でも・・・」
特に何かの、『能力』だとか『威力』がありそうには見えない。
見えないだけで油断は禁物だ、と立ち止まってはみるが、『吉田(仮)』は逃走を止めていない。距離はどんどん開く。
「ム・・・」
「しかし、無視しても怪我するかもしれないからな・・・」「とりあえず」
バ ォ ゥ!!
小手調べだ、とばかりに『木偶』の人型を『蹴る』!!(破ス精ACB)
503
:
シマ『ティル・ナ・ノーグ』
:2014/04/01(火) 21:58:42
>>502
バ ォ ウ!!
目の前に立ちふさがる『木偶』に蹴りを放つ。
『木偶』はそれをあえて自らのスネで受けて
「あーッ!」
右足から先が粉々に砕ける。
「どうしてボクン家の家系はこんなにも『殺人鬼』にゆかりがあるのかな!
ボクは『ゆかり』じゃなくて『志摩子』だッ」
「ッて」 ピキッ 手のひらに握った『駒』の1つに亀裂が走る感触。
「そんなくだらない事言ってる場合じゃないゼ!
よろしく頼むよッ!」
グラァッ
逃げながら、片輪になりバランスを崩す『木偶』に
『クライムウェイブ』の上半身に抱きつくように念じる。
『クライムウェイブ』の両手あるい片手は『コンテナ』で塞がっているし、
抱き着くことは容易だと思う。
倒れた勢いそのままに『クライムウェイブ』を巻き込んで足止めしたい。パス精DCC。
んでもってあわよくば『クライムウェイブ』もすっころばせたい。
504
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/04/01(火) 22:37:11
>>503
「あれっ」 『ガ カ ィ〜ン ?』
おかしい。
『片足をぶっ飛ばしたのにまだ走ってる』。
「同じところが吹っ飛んだりするんじゃあないのか? 何で・・・いや、これは疑問じゃあないな」
「『そーいうスタンド能力』ってだけのことだ。そもそもオレは疑問を浮かべる程たくさんの『スタンド』を見たことは無いわけだからな」「そして、おっと」
グラァッ
ガッシィ!!!
「く、 うおっ」
『ケリ足』を伸ばしたままの『クライムウェイヴ』に、片足の『木偶』が掴みかかる!
たいしたパワーでは無い。無視することすらできる威力だったが、今はそういう状態ではなかった。片手は扉、片足は蹴り。
しかも『攻撃成功』で、本体の観察に注意が向いていた・・・
グ ラ
『クライムウェイヴ』がよろけ、足は完全に止まり、『転び始める』!
だが片手は扉を持ち、片手は空いている。転びながらも『抱き締め殺す』ことはできる。腕と、胸板で圧迫して、『木偶』を粉砕するッ!(破スAC
505
:
シマ『ティル・ナ・ノーグ』
:2014/04/01(火) 23:01:38
>>504
「本当ッさァ〜っ!
あーもうッ!誰か助けてェェーッ!!」
「薄幸のッハァ!」「美少女すぎルゼボク!」
ピキッ ピキキッ…
片手で扱える『木製品』から生まれる『木霊』の射程距離は
およそ『60m程』だっただろうか。
逃げながら背後をちらりと振り向き――
「あッヤべぇ」 カチャ ポロォッ
『将棋の駒』を握った掌を開き『駒』を1枚その場に捨て、『木偶』を解除。
『ティル・ナ・ノーグ』により発現される『木霊』は通常のスタンドと違い、
本体の傍らに存在しなくても『解除』する事が可能。
半壊状態の『木偶』は『クライムウェイブ』の胸から逃れ、
捨てられた『将棋の駒』へと戻っていく。
転びながら抱きしめる体勢をとっていた、にもかかわらず
抱きしめていた『木偶』がいなくなれば完全に『すっ転ぶ』だろう。
506
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/04/01(火) 23:09:52
>>505
「おおっ」
ズ シン
「消えた・・・」
走り去る美少女志磨子ちゃんの背中を目で追う。
ちょっと追いつくのは難しいのかもしれない。腹いせに扉を投げつけてやるが、着弾には全然、遠い。
「っちぇ」「良く分からないな・・・明らかに『スタンド』だよな」
「でもあの子は全然無傷だし」「うーむ。なんかズルされた気分になってきたぞ」
『何故、足が折れなかったのか?』首を傾げながら立ち上がり、『クライムウェイヴ』も解除。
逃がしたものは仕方がないし、今日はちょっともう疲れたので帰って晩飯食べて寝ることにした。
507
:
シマ『ティル・ナ・ノーグ』
:2014/04/01(火) 23:13:22
>>506
「グスンッ
おまえなんて全然怖くなかったかんな!グスッ」
「あァ!この!」
「バァ〜カ!!!バカバカッ!」
半べそかきながら捨てセリフを吐いて、
ようやっと岐路へとついた。
508
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2014/04/03(木) 01:28:28
なぜこんなところにいるかって? ちょっとした仕事だ、大したことじゃあないしもう終わった。
仕事終わりに何を食べようかな、とぐっと背伸びしたら、
「・・・」
『月』が見えた。
「・・・たまげたなあ」
509
:
イヴ『ハウリング・ヘックス』
:2014/04/14(月) 19:50:34
>>508
シボッ
ボ ボボボ
ボォ――ッ
「見ィーつけた」
510
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2014/04/24(木) 23:11:38
>>509
「ああ、久しぶりだね。君」
「ぼーっとしてたよ。悪いね」
「タバコ? 成長期だろ? 体に悪いよ」「もっと大きくなってから吸うといい」
ちらりと相手を見て、微笑みかけよう。
そして月に視線をもどす。
「しかしどうだい、あれ。スゴいな」「なんかのっぴきならないって感じで」
『俺様ノ予測ニヨルトアレハ『スタンド攻撃』ダゼ』
「そうだね」
ひょいと現れた『ラム・オブ・ゴッド』が軽口じみて君に語りかける。
『探シテタノ?』
511
:
イヴ『ハウリング・ヘックス』
:2014/04/24(木) 23:36:14
>>510
ド
ド
ド ドドド ド
ざっと二者間の距離は『10メートル弱』。
僕は原付の座席に掛けて、銜え煙草って感じだ。
「『成長期』もクソもねーさ。
僕はここで『死ぬつもり』だからなァ」
「アレが落ちると町が『トぶ』。
ぜぇぇンぶ消えるワケだぜ。楽しそうだろ?」
「僕はそれを知ってるからとっとと逃げて、滅ぶのを見物――」
「……するワケにはいかねェ。
アンタと決着がついてねェからなあ」
「勝てるかどうか? ――しらねー。
この町がどうなるか? ――しらねー。
あの人が何を考えてるか? ――どーでもいい」
「アンタと決着をつけねえと……僕は前に進めねえ。
だから来た。進む先がたとえ地獄だろうが、構うかよ」
ズ ォ
ヘクスバグ
『六角妖虫』のヴィジョンが発現する。
細く、華奢なヴィジョンが――自信深げに立っている。
「『決着』つけよーぜ。なあ、『探偵』」
512
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2014/04/24(木) 23:52:28
>>511
「ああ、それは困るな」
平然と信じた。
「とても困る。まだ色々とやりたいこともあるし仕事も残ってるからね」
「そうだ、こうしよう。僕が勝ったら敗者の義務として僕の言う通りあの『月』をなんとかする」
「君が勝ったら勝者の義務として敗者の最後の頼みを聞き入れあの『月』をなんとかする」
「これでフェアだ。よし、じゃあやろうか」
平然と提案を述べて向き直る。『敵』に。
「そうだ、一つ言っておこう」「人が進む限り、その先は地獄なんかじゃあないんだよ」
――――キン!
ニヤリと笑って『ラム・オブ・ゴッド』の頭から『旗』が消え――
ゴ ボン!
『能力』は使わない。
膂力と握力のみを使って、足下のコンクリートだか土だか、とにかくそれを『えぐりだす』。一塊ずつ両手に持って。
513
:
イヴ『ハウリング・ヘックス』
:2014/04/25(金) 00:24:13
>>512
「構やしねーよ。アレが誰に『止められる』」
「そんなこと出来るスタンド能力なんかねえだろ。
『月に勝てる人間』が居るわけがねえ――」
足元はコンクリート。
周囲には特に目立った何があるわけでもない、倉庫街の空白地帯だ。
『LoG』がコンクリートを抜き出したところを確認し、
「やろーぜ――『ハウリング・ヘックス』」
ビシン!
地面に亀裂が走る――走る、走る ビシ
ビシ 走る 走る ビシ
ビシ 走る 走る 走る ビシ
走る 走る 走る 走る
ビシ 走る 走る 走る 走る 走る ビシ
走る 走る 走る 走る
ビシ 走る 走る 走る ビシ
走る 走る ビシ
ビシ 走る ビシ
ビシ ビシ
トミーの足元にまで、亀裂が届く。
規則正しい形状――地面が『六角に区切られていく』。
ズ ルゥ
そして、『ラム・オブ・ゴッド』が――その亀裂に吸い込まれる。
ズギュゥゥ――ン
ハウリング・ヘックス
「『吠え猛る戦域』――僕の『戦場』だぜ」
514
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2014/04/27(日) 23:33:58
>>513
「んっふっふふふ」「なあに、あれも『スタンド能力』なんですから」
「ちょっと力の強いのが五、六人も集まれば、あんな土くれのひとつやふたつ」
『あと4人いたらいいなあ』という意味を言外に含ませ、
『ラム・オブ・ゴッド』が振りかぶる。
『投球姿勢』だ。
「なんだか知らんが」「『ラム・オブ・ゴッド』!」
迫り、そして足下にいたる『亀裂』。
だが『LoG』の『投石』は、確実に実行する! 狙いは『イヴ』本体!!(破ス精ABC)
515
:
イヴ『ハウリング・ヘックス』
:2014/04/27(日) 23:45:45
>>514
(トミー)
「ムぅぅダ なんだよォーッ」
『六角』の発現と共に瞬く間に取り込まれた『ラム・オブ・ゴッド』。
トミーの視界から、消え――同時に、脳裏に別の光景が映る。
ゴ
ゴ
ゴゴ ゴゴ ゴ
二つの視界――トミーの眼にはバイクに掛けたままのイヴが見える。
そして、もう一つの視界。バイクの前に立つ、『ハウリング・ヘックス』が見える。
そのヴィジョンは常よりも『逞しく』。筋肉がはちきれんばかりの『偉丈夫の体型』だ。
投げた『コンクリ片』はそのまま、『透過』して回避された。
「見えるか? 理解したかよ。
コレが『ハウリング・ヘックス』の能力ッてェヤツさ。
『スタンドだけが戦う戦場を作りだす』。
とはいえよー、『ルール』はあるんだ。フツーと同じのがさ」
「ワカるか? ワカらないなら――そのまま 死 ね ッッ!!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ゴォ――z____ッ
『ハウリング・ヘックス』が『ラム・オブ・ゴッド』に急接近するッ! ス:B
その速度は獣のように敏捷だ。一気に間合いを詰めてしまいたい。
516
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2014/04/28(月) 00:08:08
>>515
「これは・・・!」
面食らうが、しかし『敵』が目の前にいる。
その事実はなにひとつとして変わりはしない。そう。
彼の言葉のとおりとするなら、『スタンド』同士。そして人間同士。
『ルールは同じ』の、殴り合い。ならばやることは一つきりだ。
「ワカらないが、死ぬのはイヤだね」
バ ゴン !
『ラム・オブ・ゴッド』は、『スタンド』相手には何の用も成さない両手のコンクリ片を握りつぶしながら拳を固め!
そして迫る『ハウリング・ヘックス』を迎撃する! 最速の手、すなわち見様見真似の『左ジャブ』だッ!(破スAB
517
:
イヴ『ハウリング・ヘックス』
:2014/04/28(月) 00:30:35
>>516
(トミー)
「はッ! 探偵だろォォー?」
「チョイと見りゃ一発でワカるんじゃねェーのか」
本体同士の距離は10メートルから『変わらず』。
『イヴ』はあくまで原付に掛けたまま動かない姿勢のようだ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ビッ!
咄嗟に来る左ジャブ――
ヒュ ルゥ
を、横へと動くことで滑らかに回避(ス精:BB)。
『ハウリング・ヘックス』。その動作精度はかなり精密だ。
《ルヲオオォオゥ!》
回避の動作はそのまま左側面へと回り込ませる。
伸びた腕――肘のあたりを、思い切り。
グォオン
『掌底』で以てカチ上げるッ! 破ス精ABB
518
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2014/04/29(火) 00:07:02
>>517
「『見たまんま』ってことはないだろう」「と、思ってね」
「ん? 実はそうなのか? べつにどっちでもいいけど、君」
阿南トミーの足は動かない。
その場でゆったりと立ち続けるだけだ。タバコがあれば吸い始めるような落ち着きで。
「『ラム・オブ・ゴッド』と殴り合う、その度胸は実に気に入ったよ」
グォオン
『ハウリング・ヘックス』の掌底に、余計なことはしない。
掌底そのものは危険きわまりないため、これに対策することが最も大切だ。
そして『ジャブ』の動きは、バネのような『跳ねる拳』。腕は、伸びて戻るという2アクションではない。たたんだ腕をただ『弾く』1アクションの拳打。
ド ム ン!
下方向への『肘打』。
『掌底』のタイミングに、『肘』を合わせて叩き付け、上から『押し止める』――!
「『片腕』」
『片腕』同士、自由はきかないという意味だ。
膠着させるッ!
519
:
イヴ『ハウリング・ヘックス』
:2014/04/30(水) 23:21:11
>>518
(トミー)
「どーだかなッ! なかなかに楽しめるハズだぜ……」
「『僕』が、な」
原付に掛けたまま、タバコを口の端に加えて笑う。
本体同士は軽口をたたき合うこの状況。しかし、『戦場』では。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ク″
ァ
シ 掌底にしたのは――受け止める為。
イ 固めた拳は堅いゆえに傷つきやすい。
、 肘打ちは軽く受け止めて――
ノ
ドオオ――z___ッ
《ゲア ッシュゥゥ――ッ》
だが、そのまま上体が『落ちる』。
>>517
メール欄『右腕警戒 上体 落とす』。
左側面に回り込んだのは、右腕での殴打を警戒し、殴りづらい位置取りの為。
そして、状態を落とすのはその上で回避するためだが――
掌底で肘で叩かれた勢いを『活かし』、それも上乗せた速度で『屈む』。ス:B
中でも撃たれた手は素早く落ちることだろう――
520
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2014/05/01(木) 01:24:13
>>519
「・・・ン」
敵が『腰をおとす』のがわかったので、怪訝に呻く。
「それは悪い手じゃあないか?」
勢いを活かそうと、『掌底』は叩き付ける行為。その手がいっとう早くに落ちるということはない。
が、体全体の動きとしては『屈伸』運動に入っているし『肘撃ち』を受け止めるパワーにも不足はない。
基本的に、不足はない。『ラム・オブ・ゴッド』と『ハウリング・ヘックス』はほぼ互角と言っていい。
だからこそ常に阿南トミーは考える。
『ラム・オブ・ゴッド』は神撃と呼ぶにふさわしい剛力をもつが、その速度は神速にあと一歩足りない。ゆえに考え、実行する。
『どうすれば無防備な敵の顔面に、この拳を叩き込むことが出来るか』。別に顔面には限らないが。
クン
『格闘戦』において、
ピン
『四肢』の利用は絶対条件だ。
既に『肘撃ち』のために『踏み込んだ足』、その位置は『敵の両足、その間』(
>>518
メール欄)。絡むも払うも自由自在の位置に、『ラム・オブ・ゴッド』の足は既に占位する。
そしてどうやら、敵の動きこそは『自在』。ならば足払いが効果的かどうか?それが疑わしいため、より確実に『攻撃を叩き込むために』、
グン!!
足を『絡め』、もろともに『倒れ込む』! 覆い被さるように、両腕を抑える格好に抱き竦めるように!
下方向に重心を移動する『ハウリング・ヘックス』の動きでは、足を絡めて密着しつつもろともに倒れ込み、抱き竦めるというこの攻撃に対して効果的な回避策は存在しない・・・筈だ。
521
:
イヴ『ハウリング・ヘックス』
:2014/05/30(金) 00:41:06
>>520
ドゴシャア!
「うぉおッ」
ひっくり返されて、そのまま倒された。
抵抗はない。――頭でも打ち付けたか?
522
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2014/05/30(金) 00:50:11
>>521
「ん?」
わりと思ったより強く叩き付たようだ。気絶したか・・・ともかく戻った。
「・・・」 『・・・』『イヤ、念ノタメニ動カナクシテオコウ』
「そうだね」
ズドン!
何かの罠とか油断させる策だったら困るので、倒れた『イヴ』の顔面に下段突きを打ち込み陥没させ、意識を断っておこう。
スタンド使いは頑丈だ。命に別状はあるまい。まあそれなりに通院が必要となるだろう。
トミー『ラム・オブ・ゴッド』 → 『勝利』『とりあえず帰る』
イヴ『ハウリング・ヘックス』 → 『顔面陥没』『全治一ヶ月』
523
:
瑞川 碇之介『ゴールデン・リザレクション』
:2014/06/02(月) 22:56:24
「湖の方もいいけど、たまには海釣りもねーっと」
ヒュン ヒュン チャポーン キリキリキリ
真昼の倉庫外、堤防で釣りをする『学士風な青年』の姿がある。
524
:
ようこそ、名無しの世界へ…
:2014/06/02(月) 23:21:41
>>523
「うふぅあああああああああ!」
スゴい勢いでチンピラヤクザ風の男が堤防を走って行く。
鼻血を出しているようだ。走る先は海だ。
問題なくダイブ。
ドパァン
そのまま波に弄ばれつつも必死に泳いでいく。
じき見えなくなった。沈んだのか、どこかへ辿り着いたのかは誰にもわからない。
525
:
瑞川 碇之介『ゴールデン・リザレクション』
:2014/06/02(月) 23:30:42
>>524
「・・・・・・」
キリキリキリ
「…太平洋まで出れれば黒潮に乗って米西海岸沖コースかぁ」
こんな陽気だ海に飛び込みたくもなるさ、
…ってマジでもう流されちゃったの?
何かから逃げるように飛び込んだという感じだったが。
後ろを振り向く、男が走ってきたほう。
526
:
日数要一郎『イル・ミオ・ノーネ・メッスーノ』
:2014/06/03(火) 00:29:14
>>525
「・・・フン」
女が立っている。着ているものは男物のスーツだが・・・
ぶらり
手にした酒瓶(ウイスキーか何かのようだ)にはべっとりと血が付着している。
というより、顔にも点々と血。
本人のものではないようだ。
そして、女の肩のところに、小さな『オタマジャクシ』のようなものがふよふよと浮いている。
527
:
瑞川 碇之介『ゴールデン・リザレクション』
:2014/06/03(火) 00:40:08
>>526
「おぅ……。
(――まだ日はあるとはいえ倉庫街。
釣りポイントに選んだのは迂闊だったか〜〜っ)」
頭の近くを飛んでるのはハエ?では、ないなウン。
……あ、これ絶対やばいぞ。まずい物見ちゃったな。
と思いつつリールを巻く手は止まってない。(動くに動けない)
「魚が逃げちゃったぜ」
平静を装いつつ反応を見る挨拶。
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