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エリーンちゃんとの愛の妄想を書き込むスレ 2ペロ目

1名無しさん:2014/09/12(金) 18:09:50 ID:qJ/hqs.Q
エリーンペロペロ

613名無しさん:2015/02/22(日) 18:14:46 ID:JzCtsiDA
俺がパート1で色んなところからコピペしてたこのスレがいつの間にか2スレ目まで来てたとは
しかし今はもう過疎スレか。

614名無しさん:2015/02/23(月) 02:44:36 ID:FKBhGAek
最近このスレ初めて見ました。
不潔な描写が中々不快でしたが、それ以外は楽しめました
職人はもういないのかな

615名無しさん:2015/02/25(水) 07:53:33 ID:sjIUuKQM
民族意識の高いちょごりーんの話しがみたいなぁ

616名無しさん:2015/02/26(木) 05:31:54 ID:KbM4gwFw
〜ちょごりーん〜

西洋ファンタジーからのスカジャンで何かと物議を醸し出しているアルボレアのファッション業界。
そんな中、東方の美を謳ってちょごりドレスとアジアンドレスが実装された。

オシャレに敏感なエリーンちゃん達が狙うのは勿論アジアンドレスだ。
既に何人かのエリーンちゃんは華やかなアジアンドレスに身を包み、イルカの街を散歩している。

サラーン「エッヘンデス!エリーンちゃんの真っ赤なドレスが一番可愛いデス!」
プリーン「チッチッチッデス!春に向けて桜色のドレスが一番デス!エリーンちゃんはファッションリーダーデス!」
バサーン「エリーンちゃんは淑女デスから、シックな紫で大人の女性を演出するデス!」

互いを褒め合うでもなく、自分のドレスが一番だと主張するエリーンちゃん達。相変わらずである。

一方でアジアンドレスを引けず、不服そうな表情でちょごりドレスを両手に抱えるエリーンちゃんがいた。
オシャレに鈍感な主人は「どっちも同じようなもんだろ」と言ってなだめたが、
エリーンちゃんは唇を尖らせてブツブツと文句を言っている。

あまりに愚図るものだから主人も腹を立て「誰が買ってやったと思ってるんだ!」と声を荒げた。
するとエリーンちゃんは目に涙を溜めながら「ぷんすかデス!こんなのいらないデス!」と言って、
ちょごりドレスを地面に叩き付け、「メェ!メェ!」と小さな足で何度も踏みつけた。
これには主人の怒りも限界に達し「もうお前とはやっていけない!勘当だ!絶交だ!勝手にしろ!」と怒鳴り、
エリーンちゃんの元から去っていった。野良エリーンちゃんの誕生である。

置き去りにされた野良エリーンちゃんは唇を尖らせながらちょごりドレスを拾い、
パンパンと土を掃うと、ちょごりドレスに顔を埋め、声を押し殺すように泣いた。

…ひとしきり泣いた後、目も鼻も真っ赤に腫らした野良エリーンちゃんは、
ちょごりドレスを大事そうに抱え、夕日が沈む方向へトボトボと歩いていった。
この野良エリーンちゃんに夜明けが訪れる事はない。野良エリーンとしての厳しい現実が容赦なく襲いかかる。

おしまい。

617名無しさん:2015/02/26(木) 05:35:45 ID:KbM4gwFw
〜巾着エリーン 上〜

今日は近所のエリーンが集まってお勉強会が開かれる。講師はボランティアのバラカ先生が担当する。
戦時下であろうと教育は大事なので、この地域では年に何度かこういった催しがあるそうだ。

"福"と書かれた大きな巾着袋を背負ってモソモソと会場へ向かう、きぐるみ姿の巾着エリーン。
今まではランドセルを背負っていたが「もう立派なレディーなのでランドセルは卒業なのデス」だそうだ。
お勉強会の会場には既に他のエリーン達が揃っていて、おしゃべりに花を咲かせていた。

通学用リュックから自由帳と鉛筆を取り出し、メガネをクイッと直すガリ勉キツネエリーン。
「ベンキョーとかマジだるーいんデスけどー」とうなだれるガン黒巻き髪ウサギエリーン。
流行のマフラーをドヤ顔で披露するも、誤って首を絞めてしまうドジっ娘イヌエリーン。
いずれも制服着用、通学用リュック持参のエリーンが多かったが、例外もあった。

巾着エリーンも例外の一人で、巾着袋の中にはお菓子やバナナなどの食べ物やジュースしか入っておらず、
きぐるみ姿では鉛筆もろくに持てない。レディーが聞いて呆れる失態である。
他にも何故か一年通して粗末な水着を着続けている一張羅アバターエリーンなどもいた。
季節問わず半袖短パンで過ごしている小学生男子を彷彿させる姿だ。

また、右も左もわからないままLv58にされたジャンピングエレーンも参加していたが、
アバターを買ってもらえないのか、何故か生命のグレーインナーだけを着て席に座っていた。

一方で、ちょごりドレスを着たちょごりーん集団がお勉強会に乗じてデモを開催していた。

ちょごリーダー「アーィゴーアーィゴー!エリーンチャソニシャザイスルニダ!チョゴリーントンスル!ヨゥモニー!」
ちょごりーん集団「シャザイスルニダ!ヨゥモニー!」
ちょごリーダー「アーィゴーアーィゴー!!」
ちょごりーん集団「アーィゴーアーィゴー!!」

舌っ足らずな口調で滅茶苦茶な言葉を発するちょごりーん集団。ドレスから覗く脚は酷く痩せこけている。
最近ではこのように無知なエリーンを捕まえて独自の思想を植えつけ、イイように利用する輩が増えているらしい。
恐らくこのちょごりーん集団も元々は未就学エリーンだったのだろう。
間もなくちょごりーん集団は警備兵達によって取り押さえられ、事態は収束した。

618名無しさん:2015/02/26(木) 05:39:08 ID:KbM4gwFw
〜巾着エリーン 下〜

――気を取り直し、お勉強会が始まった。バラカ先生のわかりやすい授業はエリーン達にも好評だったが、
巾着エリーンはさっぱり授業についていけず、お菓子を食べたりジュースをがぶがぶ飲んだりしていた。

バラカ先生も熱が入り、時々本筋から脱線しながらも熱心に授業を続けていく。
カリカリと鉛筆を走らせて勉強に励むガリ勉キツネエリーン。ガン黒巻き髪ウサギエリーンは居眠りしている。
ジャンピングエレーンはインナー姿のまま微動だにしない。Lvと内面がかみ合ってないようだ。

気付けばお菓子もジュースもなくなり、ぼけーっとしながら授業が終わるのを待つ巾着エリーン。

しかし、それは突然やってくる。…尿意だ。授業中にも関わらず飲み食いをしたツケがまわってきたのだ。
モジモジしながら尿意を我慢する巾着エリーン。膀胱は満タンだ。ちょっとでも気を緩めたらおしまいだ。
やがて、動く事もままならなくなった巾着エリーンは額に汗をかきながら授業の終わりを待つ。

…きぐるみ越しにギューッとお股を抑えて必死に堪えるが、もはや我慢の限界だ。
ブルルルッと小刻みに震えたかと思うと、肩から全身にかけて力が抜けていく。

(じょおーわぁぁぁーーーろろろろわぁぁ〜〜じょおっじょおぉぉぉぉぁゎゎ・・・〜)

舌を出し、だらしない表情で排尿の快楽を味わう巾着エリーン。だが、これは排尿ではなく失禁だ。
きぐるみがおしっこを吸い取って重さを増していく。じわりじわりと広がっていくシミ。
大量に放出されたおしっこはきぐるみでは吸い取りきれず、びたびたと地面に滴り落ちる。

おしっこの滴る音で我に返った巾着エリーンだったが、時既に遅し。
周りのエリーン達が顔をしかめながら巾着エリーンを見つめていた。
中には鼻を摘んで会場から走り去るエリーンや、えずくエリーンもいた。

「きぐるみよりオムツをつけた方がいいんじゃないデスか〜?アハハハッハハッww」
「その大きな巾着をオムツにするといいデス!名案デス!アーィ♪」

次第に野次が大きくなっていく。これではもうお勉強会どころではない。
情けなさと恥ずかしさで顔を真っ赤にした巾着エリーンは今にも泣き出しそうだ。

バラカ先生はパンパンと手を叩いて注目させると、授業の終わりを告げて巾着エリーンの元に駆け寄った。
大きな身体で巾着エリーンを隠すように優しく抱きかかえ、「大丈夫です、落ち着いて」と耳元で囁いた。
続いて「ついつい授業が長引いてしまいました。この子は体調が悪かったというのに。」と、
誰に向けて言うでもなく、誰にでも聞こえるように呟くと、巾着エリーンを抱えて去っていった。

きぐるみから染み出たおしっこですっかり濡れてしまったバラカ先生だったが、
"昔もこんな事がありましたね"と回想に耽りながら、巾着エリーンを優しくフォローする。
そして、巾着エリーンはバラカ先生の大きな身体と心に抱かれながらこう思った。

"バラカ先生は大きな巾着袋のような人デス"

――その後、巾着エリーンは真面目に授業を聞くようになり、メキメキと学力を伸ばしていった。
大きな巾着袋の中にはお菓子ではなく、参考書や世界の本がたくさん詰め込まれていたという。

おしまい。

619名無しさん:2015/02/26(木) 05:44:39 ID:KbM4gwFw
たっぷり巾着が可愛いのと、ちょごりーんっていう響きが絶妙なので久々に書いてみました。
相変わらずの不潔妄想だけどこらえてつかあさい。そういうのが好きなんです!

620名無しさん:2015/02/26(木) 14:30:32 ID:qmYBQtVc
新作きてた!
まさかのウサギヲリーンの面影…あれ目から汗が…
ちょごりーんの続き気になるな〜w

621名無しさん:2015/02/26(木) 14:39:57 ID:G8cuOjpg
お疲れさん、新作楽しめました

ジャンピングエレーンはヘルカンの期限が切れてインナーのみなんかな

622名無しさん:2015/03/01(日) 04:45:39 ID:hQ0DtnbI
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
あのバラカさん再び・・・!胸アツでした!

623名無しさん:2015/03/02(月) 01:41:56 ID:z4Q.qbvE
まさかの新作!エリーンスレが元気ないから新作嬉しい
巾着エリーンって雪合戦の話でお漏らししてたきぐるみエリーンではw
バラカとエリーンの話はほっこりするね
あとちょごりドレスはエリーンに似合ってて可愛いよ

624名無しさん:2015/03/02(月) 15:37:06 ID:brz8DnaU
お漏らし好きだなぁwww

625名無しさん:2015/03/10(火) 19:43:51 ID:bGY4Ji8I
引退したからわからんのだがチョゴリってなに?

626名無しさん:2015/03/10(火) 19:54:32 ID:vL/62ovo
キエエエエエエエ

627名無しさん:2015/03/10(火) 20:00:49 ID:qmYBQtVc
いきなりあがったから新作きたのかと思っただろ!もうっ!!

>>625
アジアンドレスっていうアバターシリーズの中に、
チマチョゴリが当たりのうちの一つとしてガチャに入ってるのよ

628名無しさん:2015/03/10(火) 21:04:34 ID:AZXMc6rE
また基地外スレあがってる

629名無しさん:2015/03/10(火) 23:02:23 ID:JpQ2tXp2
こういうスレ、なんちゃらピンクとか言う気持ち悪い北海道のオッサンが立ててそうだよな

630名無しさん:2015/03/11(水) 02:27:54 ID:xMOjeJCc
股間ピンクだっけ

631名無しさん:2015/03/11(水) 06:23:43 ID:81vKr0Bc
あの人案外普通のオッサンだからちょっと違う気がする

632名無しさん:2015/03/17(火) 10:21:15 ID:JzCtsiDA
>>627
なる。
教えてくれてありがとう

633名無しさん:2015/03/22(日) 05:51:53 ID:W.sujGoc
あげ

634名無しさん:2015/03/22(日) 22:23:16 ID:OYYV6nVw
                     ___.. __jgggggggggggggjjjjquj,.,,、
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635名無しさん:2015/03/23(月) 01:39:48 ID:brz8DnaU

あげるなハゲ

636名無しさん:2015/03/23(月) 03:23:01 ID:Z1RctPz6
ID:brz8DnaUわろす

637名無しさん:2015/03/23(月) 12:04:47 ID:qmYBQtVc
昨日カシュ杖遺物防具のプリが集会所にいた…
多分復帰勢なんだろうけど、このスレを思い出した…

638名無しさん:2015/05/03(日) 02:15:19 ID:bMB/pniQ
〜園児リーン 上〜

アルボレアも新緑の色増す季節となった。野原には綺麗な花がたくさん咲いている。今日は絶好の行楽日和だ。
新米のバラカ先生に先導されて、まだ小さなえりーん達が「ァィ!アィ!ァィァィ!」と掛け声を上げながら行進している。
黄色い帽子からちょこんと突き出たケモ耳、小さなポシェットにクマさんリュック、
歩く度にヒラヒラとなびく可愛らしいスモック。幼いながらもプリッとしたお尻にはしっぽが揺れている。

あれは園児リーンだ。未就学エリーンの問題が騒がれる中、立ち上げられた教育機関の一つで、
就学前教育と初等教育を学ぶ事が出来る。主に会話、読み書き、基礎計算等の社会生活能力育成の場だ。
"うさぎぐみ"と可愛らしく称される事もあるが、制服であるスモックは大変高価である事から、
入園出来るのは一部の富裕層のみというのが現状であり、ここでも格差問題が浮き彫りになっていた。

入園後、初めての遠足。眺めのイイ野原に着くと自由時間が与えられた。
元気よく野原を駆け回る園児リーン達。お花や草をむしって「ァーィ!」とVサインを掲げるキツネえりーん。
両手で蝶を捕まえようと試みるが逃げられ首を傾げるネコえりーん。
ジト目のリスえりーんは鼻をほじるのに夢中になっており、新品のスモックにネバついた鼻くそを擦り付けている。

恐らく年齢にもバラつきがあるのだろう、入園時期は同じでも成長具合に差があるようだった。
ショートカットが特徴のドラゴンえりーんは身長が高く、顔つきも大人びている。
お尻や太ももはムチっとしており、スモックもサイズが小さいせいで常にパンツが丸見えになっていた。
それでもやはり中身は幼稚なようで、恥らう様子もなく大股開きで野原に寝転がったり、
てんとう虫などを捕まえると小さなポシェットの中に入れてニョニョと笑っていた。

一方、ヒツジえりーんは他の園児リーンに比べて随分と小さく、スモックがロングワンピースのようになっている。
走り回っている園児リーン達を追いかけようと手を伸ばしながらヨチヨチ歩きをするが、すぐに転んでしまった。
「…ェ、ェッエ、ッィィー><」地面にうずくまって愚図りだすヒツジえりーん。
バラカが慌てて駆け寄る。スモックについた汚れをはたき、ヒツジえりーんの頭を撫でた。怪我はないようだ。

どうやらこのヒツジえりーんは有名な資産家の養子らしく、こんなに幼い内から英才教育を受けさせているようだ。
上から手厚く世話をするように言われているのか、バラカの額には冷や汗が滲んでいた。

いっぱい遊んだ後はお弁当タイムだ。クマさんリュックからうさぎぐみ指定のお弁当箱を取り出す。
栄養バランスを考えた、給食センター自慢のエリーン弁当だ。

バラカ「いただきます。さぁ、みんなもいっしょに!」園児リーン一同「ィチャァィキマッ!…(パクッ、モグモグモグ)ァーィ♪」

よほどお腹が空いていたのか、お弁当を口いっぱいに頬張って食べる園児リーン達。とても可愛い。
巻き髪のウサギえりーんはニンジンが食べられる事を周りに自慢してお姉さんぶっているが、
前歯の何本かは乳歯が抜けていて、何とも間抜けな笑顔を浮かべていた。

先程のヒツジえりーんはバラカにご飯を食べさせてもらっているようで、
顎までダラダラとヨダレを垂らしながら、口を大きく開けて「ァー、ァー」とご飯をねだっていた。
ジト目鼻ほじリスえりーんは食事中でも鼻をほじり、おにぎりに鼻くそを練りこんでいる。将来が心配だ。

639名無しさん:2015/05/03(日) 02:15:55 ID:bMB/pniQ
〜園児リーン 下〜

――お弁当タイムが終わると、バラカによる本の朗読会が始まった。
興味津々で話に夢中になる者もいたが、満腹感と午後の穏やかな風によってウトウトする者も多かった。
ネコえりーんは目をこすりながらもお話を聞いているが、ヒツジえりーんは既にスースーと寝息を立てていた。
ジト目鼻ほじリスえりーんは鼻に指を突っ込んだまま微動だにしない。ジト目のまま寝ているようだ。

朗読会も佳境に差し掛かった頃、ウサギえりーんが目を瞑って辛そうにしている事に気付いた。
バラカがどうしたのか訊ねると、小さな声で「チ..シーシ、シーシーッ!」と呟いた。
バラカはうっかりしていた。お弁当の後におトイレタイムを設けるのを忘れていたのだ。
ウサギえりーんは朗読会の間、ずっとおしっこを我慢していたのだ。
普段からお姉さんぶっているウサギえりーんは恥ずかしくてトイレの事を言い出せなかったみたいだ。

バラカは慌てて公衆トイレに園児リーン達を先導するが、時既に遅しの者もいた。
食後からずっと寝息を立てていたヒツジえりーんはおねしょをしていた。
ウサギがプリントされたパンツはびしょ濡れになっていて、スモックにも滲んでいた。

幸い、ウサギえりーんは間に合ったようで、安堵の表情を浮かべながらトイレから出てきた。
一人ではまだ用を足せない園児リーンもいたので、その都度バラカが手を貸す。羨ましい。

トイレの順番を待つジト目鼻ほじリスえりーんは相変わらず鼻をほじっていたが、
ジト目を真っ直ぐに見据えながら小刻みに震えている。「ン...ンー(モッ..モリリッ)」――バラカに戦慄が走る。

バラカは物凄い勢いでジト目鼻ほじリスえりーんを抱えるとトイレに駆け込み、パンツをおろした。
「あ、、あぁ・・。」…遅かった。ウサギプリントのパンツは茶色く汚れていた。
自らの失敗を悔やみながらもジト目鼻ほじリスえりーんを便座に座らせ、続きをさせる。

――ようやく全員のおトイレタイムを済ませたバラカは10歳位老けて見えた。
ヒツジえりーんとジト目鼻ほじリスえりーんには、非常用に持ち込んでいたオムツを穿かせた。
キツネえりーんはオムツを穿いた二人を指差し、「ウンウン!」「シーシー!」と言って笑った。
すると、他の園児リーン達も真似して「ウンウン!ウンシーウンシー!!」と騒ぎ始めた。

ジト目鼻ほじリスえりーんは全く動じず、鼻をほじると騒いでる園児リーン達に鼻くそを飛ばした。
ヒツジえりーんはオムツの感触にモジモジしながらもバラカにしがみついて離れようとしない。
その後も園児リーン達はしばらく騒いだが、バラカが機転を利かせて飴玉を配ると大人しくなった。

帰りの道中、ほっぺたを膨らませて飴玉を転がす園児リーン達。無邪気でとても可愛い。
新米のバラカ先生にとっては大変な一日になってしまったが、
未来の優秀なエリーンを育てる為にもどうか頑張って欲しい。

明日も園児リーン達がうさぎぐみを賑やかにする。

おしまい。

640名無しさん:2015/05/03(日) 02:18:05 ID:bMB/pniQ
スモックが全然出ないしガチャ限なのでムシャクシャして書きました。反省はしていない。

641名無しさん:2015/05/06(水) 02:10:53 ID:hQ0DtnbI
おひさしーですね!
そんなにでないの…まわさなくてヨカッタ…
園児リーンが気に入ってしまったww

642名無しさん:2015/05/07(木) 01:30:59 ID:jjX7nsIs
まげ

643名無しさん:2015/05/07(木) 10:19:24 ID:qmYBQtVc
あいも変わらず鼻くそエリーんのマイペースさよw

644名無しさん:2015/05/07(木) 14:37:57 ID:meN3CHyg
相変わらず気持ち悪いな

645名無しさん:2015/05/07(木) 15:57:04 ID:Q2C7ha0I
>未就学エリーンの問題が騒がれる中

未就学エリーンとかいうジャンルをたった一人で創り上げた貴方が言うのか…

646名無しさん:2015/05/19(火) 04:11:49 ID:bMB/pniQ
〜チケリーン〜

いつも決まった時間に現れ、ログボが届くと「アーィ♪」と元気にVサインを掲げる初期服のエリーンがいた。
今はUI上からそのまま受け取れるようになった事も知らず、意気揚々と倉庫前に走る。
勢い良く倉庫前のカウンターに飛び上がると、粗末な服がめくれて茶色いパンツがあらわになる。
その事に気付くと「ァーィ//ンーフ..ンーッ///」と照れたような仕草を見せ、大きな手で顔を覆う。
しかし、倉庫前の客は全く動じず、それどころか無礼なエリーンに嫌悪感を抱いているようにも見えた。

ログボであるメルムシュモンのファッションアイテム交換券を受け取ると、これまた大喜びで飛び跳ねる。
大事そうにチケット(交換券)を大きな巾着袋にしまうと「ニヒー^^」と微笑んだ。これが日課になっているようだ。
いつもならこの後は元にいた場所へ戻り、「ンフッフッフッフ♪」と喜びのエリーンダンスをするのだが…。

今日は久々にチケリーンの主人と思わしき人物が可愛いエリーンを連れてやってきた。
このエリーンはピンク色に染色したチアリーダーアバターを着ていて、ミニスカートをヒラヒラとなびかせつつ、
大体に露出した色白のお腹を見せ付けるようにして歩いていた。周りは釘付けである。

チアリーン「こーんにーちはー♪w」 チケリーン「ァ、ァーィ…」 両者の間には圧倒的な格差があるようだ。

主人「どうだ、集まったか?w」そう訊くと、巾着袋からチケットを取り出すチケリーン。何処か誇らしげだ。
主人はチケリーンからチケットを乱暴に奪うと、唾をつけて一枚一枚数え始めた。

…主人「チッ、これっぽちかよ!全然足りねーじゃねぇかよ!」(ピシャッ、バサラララッ〜)
主人は怒鳴りながらチケットをチケリーンに投げつけた。辺り一面にチケットが散らばる。
チケリーンは跪き、慌てながらも一枚一枚チケットを拾い集める。とても惨めな光景である。
チケットの数はそこそこあったのだが、アバターと交換するにはまだまだ足りなかったようだ。

主人「ったく…せっかく巾着袋まで買い与えてやったのに。使えないエリーンだな。キャラメイクミスったわ。」
チアリーン「あーあ、たまには庶民の服も着てみようと思ってたのに〜残念デス」
主人「こんな貧乏臭い服じゃなくてさ、また新しい服買ってやるよ。もう一着水着買ってやろうか?なぁw」
チアリーン「えっちデスねー!それよりエリーンちゃんはうさぎぐみが欲しいデス!ねーえ、オネガイ♪」
主人「そんなに流暢に喋れるのに園児服?wまぁ、それはそれで・・ムフフフ(勃 よし、買ってやろう!」
チアリーン「わーいわーいうーれしー♪やったーーーっデス!」

地面に散らばったチケットを拾いながら、二人のやり取りに耳を傾けるチケリーン。悔しくてたまらない。
主人が集めろと言ったから毎日毎日チケットだけを集め続けてきたというのに。
チケットを拾い終えるとパンパンと汚れをはたいて、大事そうに巾着袋にしまう。

主人「じゃあ行くわ。また来るからちゃんと枚数揃えておけよ。あ、あとこれ持っとけ!」(ドサァッ)

そう言うと主人は大量の採集物をチケリーンに渡してきた。あまりの重さにバランスを崩し、尻餅をついた。

主人「wwどんくさw」 チアリーン「よわっちぃ〜それで本気ぃ?ベロベロバーww」主人「じゃあなwwww」

仲睦まじく寄り添う二人を見送りながら、採集物を巾着袋に淡々と詰め込むチケリーン。
その瞳にはかつてのような輝きはなく、巾着袋の奥でしわくちゃになっていくチケットのように
チケリーンの心を大きく歪めていくのだった…。

おしまい。

647名無しさん:2015/05/19(火) 04:16:53 ID:bMB/pniQ
久々だったのに読んでくれて本当にありがとうございます。
最近、あまりINできずに倉庫エリーンでログボだけもらって落ちる日々が続いているんですが、
落ちる寸前までンッフッフッフと踊ってる姿を見てたら興奮してきたので書きました。

今回はお漏らしはしません…残念です、、失礼します。

648名無しさん:2015/05/19(火) 10:08:12 ID:pm0i8www
ヤンデレルートの兆しが見えてきたかな?
ちょっと楽しみだわ

649名無しさん:2015/05/21(木) 16:55:38 ID:Cq/mnipg
まだガイジ虐待の妄想してんのか

650名無しさん:2015/05/21(木) 17:13:55 ID:wEZs8gNU
お疲れ様です

651名無しさん:2015/05/28(木) 07:34:11 ID:zKo26hag
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652名無しさん:2015/06/28(日) 18:02:15 ID:SNEQIptg
イカサマでぼろ儲けしてるディーラーエリーンちゃんがばれちゃってひゅーまん♂さん達に輪姦されちゃう薄い本まだですか

653名無しさん:2015/06/28(日) 18:15:07 ID:ixZuZx9A
メルに触手れいぷされる制服エリーンちゃんの薄い本はまだですか?

654名無しさん:2015/07/08(水) 03:49:35 ID:NGIVcykc
〜ディーラーエリーン〜

キャスタニカの一部が改装されてカジノエリアのようなものが出来たがコンテンツはまだない。
それに先駆けてなのか、ディーラーエリーンのHIGH&LOWなるものが実装された。

マジシャンタキシードを着たディーラーエリーンはとても可愛くてエロい。
時折、シワの寄った黒ストッキングを引っ張ったり、ハイレグの食い込みを直す仕草を見せる。
これも全てディーラーエリーンの計算の内であり、客寄せの為にわざとやっている。
しっぽを振りながら上目遣いで「イッパツ、どーデスか?///」などと言われたら飛び込まずにはいられない。

エリーンマニアのヒューマン勢はエリーンメダルを所有していないのにも関わらず、
ディーラーエリーンのこういった魅惑の仕草を見る為だけにやってくるのだという。
しかし、ゲームの内容は酷く、参加者がHIGHとLOWを選ぶ事は出来ない。これではただのくじ引きである。

自身の可愛さを武器に使うようなエリーンの狡猾さを侮ってはいけない。
とあるディーラーエリーンは新作アバター欲しさに卑怯な手まで使うようになった。
可愛い子ぶったりセクシーなポーズをとって客の隙を窺うと、大きな手でカードに細工を加える。
そう、イカサマだ。「ンフッフッフッフ♪」などと可愛く踊りつつも、本当は舌を出して客を嘲笑っているのだ。

最初は目新しさとエリーンの可愛さで客が集まっていたが、碌に当たらない上にゲーム性も皆無なので、
一部のギャンブラーからは不満の声がぽつりぽつりと漏れるようになっていった。
エリーンメダルの為にガチャコインを大量買いしたギャンブラーは当たり確率の低さに酷く激怒している。

ギャンブラー「おかしいだろこんなの!何か仕掛けがあるんだ!イカサマだ!このイカサマリーンが!」
ディーラーエリーン「…ァ、ァーィ...エリーンちゃんは何も悪い事してないデス。ほんとーデス...(>o;)」

イカサマを指摘されても狡猾なディーラーエリーンはここぞとばかりに可愛さとエロさを強調する。
ケモ耳を垂れ下げて目に涙を溜めながら、太ももを擦り合わせてモジモジしている。
ムチっとした太ももが黒ストッキング越しに擦れて何とも言えない摩擦音を奏でながらプルプルと揺れる。

ディーラーエリーン「あっ!…ゃ、やだぁ、ストッキングが伝線しちゃったデス...(>o<)」

そう言って軽く股を開き、わざと太ももの内側を見せ付けるディーラーエリーン。周囲からも視線が集中する。
太ももの内側から付け根に向かって一筋の線が走っている。先程のモジモジはこの為にやっていたのだ。

ディーラーエリーンのわがままな下半身をいやらしい目で見つめるギャンブラー。ゴクリと生唾を飲み込む。
はい、掌握完了だ。ここでもディーラーエリーンの勝ちというわけである。

一方で、全財産を溶かしたヒュマ♂は怒りも下心も通り越して放心状態だ。
乗り物を当てるつもりで愛用の黒豹まで担保にして臨んだが結果はすってんてんだ。

大量の護符を快癒の焚き火に一枚一枚投げ込んでいくヒュマ♂。
青くゆらめく炎をぼんやりと見つめながらブツブツと何かを呟いている。
いくら焚き火に当たろうとも、彼の心が癒される事はない。

可愛いディーラーエリーンに釣られてギャンブルに手を出してしまうと、
取り返しのつかない事になってしまうかもしれない…。

おしまい。

655名無しさん:2015/07/08(水) 11:49:15 ID:5WI9va6A
素晴らしい
間近でディーラーエリーンちゃんの食い込みを治す仕草凝視したい

656名無しさん:2015/07/10(金) 17:40:55 ID:safMI9bI
おお!新作きてたか!いいねいいね

657名無しさん:2015/07/10(金) 22:44:09 ID:aHQia4lw
すってんてんだのところで最高にハイになった(*‘ω‘ *)

リクエストしていいならフレが黒くなっていく過疎っTERAの環境を惨たらしく書いて欲しい(*‘ω‘ *)

658名無しさん:2015/07/11(土) 16:42:30 ID:K/te5pBI
このスレにもちんぽっぽが湧くようになったのか

659名無しさん:2015/07/11(土) 17:51:08 ID:l2MasR/s
僕は変態だからね(*‘ω‘ *)

あぁ〜幼女をアーマンで犯したいガウ(*‘ω‘ *)

660名無しさん:2015/07/14(火) 21:15:01 ID:NGIVcykc
リクありがとう。過疎っTERAについてはいずれ何かの妄想の中に紛れ込ませようと思ってます。
とりあえずカブトムシイベントが終わるみたいなので書いてみました。

661名無しさん:2015/07/14(火) 21:16:04 ID:NGIVcykc
〜昆虫エリーン上〜

アルボレアに大量発生したカブトムシを捕まえにそこら中を走り回るエリーン達。
既にたくさん捕まえたイヌエリーンは、巾着袋の中で蠢くおびただしい数のカブトムシにご満悦だ。
指で麦藁帽子をクルクルと回しながら得意げに口笛まで吹いている。

ヒツジエリーンは運よく黄金のカブトムシを捕まえたが、他のエリーン達からの激しい嫉妬と嫌がらせを受け、
重度のノイローゼになってしまい、カブトムシを見るだけで吐き気を催すようになってしまった。

丸一日探索したにも関わらず一匹も捕まえられなかったおでこウサギエリーンはすっかりいじけモードだ。
しゃがんで唇を尖らせながらブツブツと文句を言いつつ、地面にカブトムシの絵を指でなぞって描いている。
心配したイヌエリーンが巾着袋から一匹取り出しておでこウサギエリーンに差し出したが、
おでこウサギエリーンは自分への当てつけだと勘違いし激昂すると、差し出されたカブトムシを踏みつけた。

小さな足で何度も踏みつけられたカブトムシは、外殻がグチャグチャに破壊されて中身がビチャァと飛び出した。
これにはイヌエリーンも酷くショックを受け、目に涙を溜めながら"ギッ"とおでこウサギエリーンを睨み付ける。
負けじとおでこウサギエリーンもおでこを突き出すように「フンス!」と威嚇してきた。

一部始終を見ていたおさげキツネエリーンは虫が苦手だったが、一触即発の事態に慌てて仲裁に入る。
だが、興奮した二人は一歩も引かずに「ショォ!」だの「メェ!」だのわけのわからない事を言い合っている。
ついにはイヌエリーンがカブトムシ入りの巾着袋をおでこウサギエリーン目掛けて投げつけてきた。

ウサギらしくぴょんと跳ねてかわすおでこウサギエリーン。広いおでこがピカッと光る。眩しい。
宙を舞う巾着袋は引き寄せられるように下降し、運悪くおさげキツネエリーンの大きな頭にすっぽりと着地した。
エリーンの頭は大きいが、この巾着袋なら被せるのに丁度いい。うるさいエリーンを黙らせるのに使えるだろう。

662名無しさん:2015/07/14(火) 21:16:38 ID:NGIVcykc
〜昆虫エリーン下〜

首にずっしりとした衝撃が加わり、よろけてその場に倒れこんでしまうおさげキツネエリーン。
急に暗くなった視界。顔や頭部にゾワゾワガリガリという嫌な感触が伝わる。
一部始終を見ていたおさげキツネエリーンはすぐに察した。これはカブトムシの感触だと。

柔らかいケモ耳やプニプニのほっぺたをカブトムシの野蛮で硬い足が這いずり回る。
薄い桃色をした小さな唇を強引にこじあけ、黒光りしたツノを乱暴に押し込んでいく。
俺は昆虫の王だ、ムシキ○グなんだと言わんばかりに何度も何度も大きなツノを突き動かす。
最初は恐怖で渇ききっていたおさげキツネエリーンの唇からヌルヌルした唾液が垂れてくる。

視界を奪われ、成されるがままのおさげキツネエリーン。
トレードマークのおさげも粗雑に解かれ、身も心も支配されていくのを感じた。

――カブトムシ入りの巾着袋を頭に被り、倒れこんだままビクビクと痙攣を繰り返すおさげキツネエリーン。
買ってもらったばかりのセーラー服のスカートは見事にめくれ上がり、純白パンツが露出していた。
度々、太ももに力を込めると身体をのけぞらせる。純白パンツの股間に意味深なシミが広がっていく。

気づけばイヌエリーンもおでこウサギエリーンも喧嘩をやめていた。
ゴクリと生唾を飲み込む二人。只々、おさげキツネエリーンの不思議な様子に釘付けになっていた。

しばらくするとおさげキツネエリーンがピクりとも動かなくなったので、
イヌエリーンは意を決して頭から巾着袋を引き抜いた。
…思わず顔をしかめるおでこウサギエリーン。イヌエリーンは巾着袋を抱えたままプルプルと震えている。

おさげキツネエリーンの口にはカブトムシが何匹も入り込み、小さな唇は横に2cm近く裂けていた。
鼻にも強引に入り込もうとしたのか、鼻血がダラダラと垂れていた。
左目の瞼はカブトムシのツノによって裏返しになるほどめくられており、眼球がシワシワに乾いていた。
ケモ耳は既に両側ともカブトムシに蹂躙されており、今もまだツノを突き立てて暴れていた。
毎朝、時間をかけて結っていたおさげは解かれた後、乱暴にちぎられてカブトムシのツノに絡み付いていた。
しかし、おさげキツネエリーンは惚けた表情のまま気を失っており、頬は上気していた。

この春から中等教育に進学したおさげキツネエリーンはミステリウムのヤスリンに憧れを抱いていた。
将来はミステリウムに入る事を夢見て毎日勉強に励んでいた。その矢先に起きた悲しい事故。
搬送先のヴァルキオン連合病院では懸命な治療が行われているが、今もまだ意識は戻っていないという。

おしまい。

663名無しさん:2015/07/15(水) 21:38:53 ID:Y1SjckYU
そういや貧乏ウサギヲリーンの話って、海水浴場で空の容器レロレロした話で最後?
エピローグの構想あるって話だったけど・・・
あまりにも救いがなさすぎるよ

664名無しさん:2015/07/15(水) 23:12:35 ID:NGIVcykc
あれからもう一年ですね。一応容器レロレロで本編はおしまいです。
今の自分なら空の容器におしっこ入れてゴクゴク飲んじゃう飲尿エリーンENDにしますね!
思えば貧乏ウサギヲリーンはあんななのにLv60で太陽遺物まで装備してるんですよね。強すぎです。
あれよりもっと惨めで汚くてダメなエリーンを書きたくて未就学エリーンっていう酷いエリーンが出来ました。
文章表現が稚拙な上にペースが遅いので投下は未定ですが、妄想は続いてるのでよろしくです。ァーィ

665名無しさん:2015/07/16(木) 01:41:02 ID:bfesRBOc
蟲姦とか…カブトムシからこの発想よ…鬼才だな

666名無しさん:2015/07/20(月) 22:48:11 ID:NGIVcykc
〜夏の迷惑エリーン〜

祝祭にビーチ祭り、昆虫採集など各地で盛り上がりをみせるアルボレアの夏。
同時に迷惑行為で問題を起こしちゃう悪いエリーンも多い。

祝祭でバラカやリリア・エリーンのそばにわざとおもちゃ戦車を置いちゃうエリーン。
おもちゃ戦車が邪魔で話しかけられずにウロウロする鈍間なエリーンを見てクスクス笑ってる。

血の祝祭でのヴァンピール達の影響を受けて「ゴルモゴルモ!」と言いながら、
ボケッと突っ立ってる暇なエリーンに何度も爆弾をぶつけ、躍らせたり泣かせたりしちゃう。
無理矢理感情を操作されて情緒不安定になった暇エリーンはおもちゃ戦車に乗ったまま川に身を沈めちゃう。

いちご畑ではルイに採集させて自分はふんぞり返って鼻をほじってるだけのエリーン。
他にも採集したい人がいるのに気にも留めず、人をバカにしたような表情で独り占めし続けちゃう。

聖火台での花火打ち上げやカキ氷の配達をしてると、何故かムキになって追い越そうとしてくるエリーン。
追い越したら自慢げにピョンピョン跳ねて勝利をアピールしちゃう。
でも、カキ氷を配達し忘れちゃうし、オネェのジット・ヘイドンがどこにいるかわからなくて迷子になっちゃう。

ビーチ祭りでは砂の山にたくさんのエリーンが群がって、先に見つけたのは自分だと主張し合ってる。
うっかり他のエリーンと採集が被ってしまうと、片方は採集できずに棒立ちでじーっと見てるだけになっちゃう。
砂の山は他の場所にもあるのにラクしたいからって近場で済ませようとしちゃう。

スイカ割りや水大砲ゲームでも待ちきれずに、他の人がプレイしてるのに割り込んで邪魔しちゃう。
ヤリーンが頑張ってスイカを割ってるのに、範囲攻撃でいっぺんにスイカを割ってドヤ顔をするサラーン。
すると、突然ガンナーが現れてヤリーンもサラーンもまとめてふっ飛ばしちゃう。

憤怒のヤリーンはフンス!と激怒して盾を地面にバァン!と叩きつけちゃう。辺りに砂埃が舞ってむせちゃう。
その後プルプル震えると、我慢できなくなったのかその場にへたり込み、「ァアゥ!ァェーェ!ァァア゛!」と大号泣しちゃう。
今のヤリーンはヲリ盾とバサ盾、新クラス実装の噂で情緒不安定になってるから優しくしてあげようね。

黄金のカブトムシを見つけた人が親切にレイドを作ってメンバーを募集してるのに、
横から現れた昆虫コレクターのエリーンがあっさりと捕獲しちゃう。
昆虫エリーンは怒りに震えるレイドリーダーの方を麦藁帽子の隙間からチラチラと見てニヤついている。
わかっててやってるんだから何とも卑劣なエリーンだよね。

エリーンは可愛いけど、可愛いからって何をしても許されるというわけではない。
迷惑エリーンにはお仕置きが必要だよね。

おしまい。

667名無しさん:2015/07/23(木) 03:39:56 ID:YJxwUONk
定期age

668名無しさん:2015/07/23(木) 07:11:18 ID:dXskdqAc
何だこのスレ

鳥肌

669名無しさん:2015/07/24(金) 02:39:40 ID:indGZOHE
忍者ヲリーンとアサシンリパーン

暗い夜の森の中を一人のエリーンが疾走していた。
黒の桜花月影の衣装を纏い、黒笠を被り、顔には狐の面を被っておりその表情を窺い知ることは出来ない
このエリーンは主人の命でとあるヴェリカ高官の暗殺に向かう途中なのだ
主人の話ではその高官は過去とある戦線で獅子奮迅の大活躍をしたそうなのだが
ヴェリカへ帰還してからはなにやら怪しい行動が目に付くようになり
数名の同士に探らせたところアルゴンと手を組みヴェリカを乗っ取ろうとしているということだった

忍者ヲリーンはまだ新人だった頃、この高官に「生臭い」とか「まぬけ面」等と馬鹿にされたので
もともとよく思っていなかったので丁度良いと思った

森の出口に差し掛かったその時、忍者ヲリーンは殺気を感じとっさに後方へ飛びのくと
ヒュン!っと音を立てて飛んできた鋭い刃が地面に深々と突き刺さった

「あら、外してしまいましたわネ」

ジャラジャラと鎖の音を鳴らしながら自身の投げた飛鎌を手繰り寄せながら
暗く妖しい光を放つ瞳のエリーンが姿を現した
全身黒い皮製のアサシンスーツを着たリパーンだ

「・・・。」
キッとリパーンを睨み付ける忍者ヲリーン

「うふふ、怖いデスのネ」

リパーンは飛鎌をあやしい手つきでなぞりがらその切っ先を小さな舌でペロリと舐める

「残念デスけど、あの人を殺すのはワタシデス。貴女はさっさとおうちへおかえりなさいな!」

そう言いながら再び忍者ヲリーンへ飛鎌を投げつける
シュッ!と風を斬りながら正確に忍者ヲリーンの首へ飛んでいく飛鎌
ザシュ!
手応えがあった
「うふふ、あっけないデスネ」
不敵な笑みを浮かべたのもつかの間一瞬で困惑の表情へと変わる
飛鎌が切り落としたのは丸太だった
トスッ
その刹那、リパーンの下腹部に衝撃が加わる
「え?」
一瞬でリパーンの背中に回りこんだ忍者ヲリーンの刀がリパーンの腹を貫いている
ジワリと生温かい感覚がリパーンの腹部を包み込む
「がっ・・・・はっ・・・!?」
ズシュ!ヒュン!ビチャア!!
刀を引き抜き血糊を払い鞘へと納め再び高官の屋敷へと向かう忍者ヲリーン

「ぐっ・・・ま・・・て!」

激痛を堪えながらなおも忍者ヲリーンへ立ち向かおうとするリパーン
忍者ヲリーンはゆっくりと振り返り強烈な殺気を放ちながら
「さっさとおうちへ帰れです」
と夜の闇よりも恐ろしく冷たい瞳でリパーンへと言い放つ
「ヒッ・・・!」
ジワァ・・・ジョロロロロロロ
今まで感じたことのない感情に襲われ思わず失禁してしまうリパーン
次の瞬間そこにはもう忍者ヲリーンの姿はなかった
激痛と悔しさととてつもない恐怖で泣き崩れるリパーンだけが取り残されていた・・・


おしまい

670名無しさん:2015/07/24(金) 03:00:08 ID:NGIVcykc
おお!いいですね〜。やっぱりおしっこだよ!お漏らしだよ!
しょんべりーんとしても刺激を受けました、どうもありがとうございます。

671名無しさん:2015/07/24(金) 03:07:53 ID:8E3X/KK2
ageんな変態

672名無しさん:2015/07/24(金) 03:32:23 ID:ANeE6H9M
新たなしょんべりーんが…

>やっぱりおしっこだよ!
結局そこなのがワロタw

マイノリティなネタだからsage進行でな

673名無しさん:2015/07/24(金) 21:48:30 ID:indGZOHE
>671
>672
すまない、カキコ久しぶりすぎてsageんの忘れてたわ・・・
>670
しょんべりーんさんみたいな文才はないが思いついたことをつらつらと書いてみたよ!

674しょんべりーん:2015/07/25(土) 23:23:38 ID:P5w4XIQI
今回は多分今までで一番不潔な描写があると思うので、NGしやすいようにコテつけます。
本スレにベロチューさんも帰ってきたので嬉しいです。

675しょんべりーん:2015/07/25(土) 23:29:54 ID:P5w4XIQI
〜迷子リーン その1〜

アルボレアに大量発生したカブトムシ。昆虫採集が一部のエリーン達の間でブームになっていた。

お寝坊さんのリスエリーンは昼過ぎになってやっと起きてきた。あくびをしながらお腹をポリポリと掻き毟る。
家主はリスエリーンを養う為に今日も働きに出ている。テーブルの上に食事と書置きがあったが、字が読めない。
学校に通うよう何度も説得したが、「ィーギ!フェーフェー!!」と嫌がって暴れるので、いつになってもバカのままだ。
毎日食っちゃ寝をしているリスエリーンを危惧し、家主が読み書きを教えようとしても全く聞く耳を持たない。

「ムッチャクッチャニッチャネッチャ...ゴクッ、ニチャァーィ」口の周りを汚しながらジャムトーストを頬張るリスエリーン。
紛れもなくクチャラーである。食パンの耳が嫌いなので千切って皿の端によける。
健康を考えてサラダも用意してあったが、手をつけようとしない。野菜も嫌いなのだ。
食べ終わっても皿は置きっ放し。ねこリュックにクッキーやおもちゃを軽く詰め込んで外へ飛び出していった。

近所のエリーンはみんな学校に通っていて友達がいないので、いつも一人で遊んでいる。
ここ最近は昆虫採集にハマっていて、夢中になれるので一人でも寂しくなかった。

最初は近所を探索していたが、この辺りのカブトムシは大方狩り尽くしたし、見慣れた景色もつまらない。
カブトムシかと思って近づいたら鉱石だった、という事が何度もあり、流石にイライラが募り始めていた。
雑草くらいならリスエリーンでも採集出来るのだが、鉱石は力仕事で面倒なので家主に任せっきりだった。

そんな家主には日頃からあまり遠くに行くなと言われていた。モンスターに襲われる危険があるからだ。
しかし、多感な年頃のリスエリーンにそんな言葉は届かない。好奇心だけが小さな身体を動かす原動力だ。

「フンショ!」とねこリュックを背負い直し、集落から一歩踏み出す。初めての大冒険だ。
一歩、また一歩と歩を進める。…集落を出たからといって特に何か変わるわけでもなかった。
それもそのはず。この辺りはまだ通学路で危険も少ない。振り返ればいつもの見慣れた集落が見える。

なんだ、集落から出ても何も起きないじゃないか、変わらないじゃないか。
ホッとした気持ちもあったが、ガッカリの方が大きかった。

676名無しさん:2015/07/26(日) 00:17:29 ID:8E3X/KK2
よく読んでみると素晴らしいスレじゃないか
特にバラカ先生が愛に溢れていて最高
変態とか言ってすまなかったな

677名無しさん:2015/07/27(月) 02:31:37 ID:U5.33xqc
しょんべりーんの創作は変態で下品なのに謎の哀愁がある
今回のリスエリーンがどうなるのか楽しみ

忍者とアサシンもよかったよ!

678しょんべりーん:2015/07/27(月) 19:44:47 ID:P5w4XIQI
ありがとうございます。エリーンちゃんがこんなに可愛いのに変態にならないのはもったいないです。

679しょんべりーん:2015/07/27(月) 19:45:36 ID:P5w4XIQI
〜迷子リーン その2〜

――木の枝を振り回しながらテクテクと歩き続ける。すると、どこからかリコーダーの音色が聞こえてきた。
近くに学校があるようだ。きっと近所のエリーン達が音楽の授業を受けているのだろう。
学校なんて…と思いつつ、みんなが勉強してる間、暇を持て余す毎日にバツの悪さを感じていた。

木の枝をポイッと投げ捨て、耳を塞いでその場から駆け出すリスエリーン。
音痴なリコーダーの音色が現実を突きつける。周りと自分との差を見せ付けられている気がしたのだ。
「ハッハ...ハァハッ..ンッ、ハッハッハァ...」(タッタッタッタッタ…〜)ひたすら走り続けた。現実から逃げるように。

…気付けば薄暗い雑木林の中にいた。不愉快なリコーダーの音色は聞こえない。
「ゼェ…ゼェゼェ」走り疲れたリスエリーンは横倒しになった大木に腰掛けた。

夏の日中にこれだけ走れば疲れるし喉も渇く。ねこリュックを開いて飲み物を探すがそんなものは入ってない。
あるのはビー玉やおはじき、小汚いポポリぬいぐるみ、木の実が入ったクッキーくらいだった。
「ペーェ..」とうなだれていると、音痴なリコーダーの音色が…ではなく、独特の羽音が聞こえてきた。
すぐさま辺りに気を配るリスエリーン。すると、木陰に光沢のある何かが動いているのを見つけた。

カブトムシだ、今度こそ間違いない。一気に疲れが吹き飛び、木陰に駆け寄るリスエリーン。
このカブトムシは見つけるのが大変なだけで、動きはノロい。アホなエリーンでも簡単に捕まえられるのだ。
「ヌゥー…ショォー!!」大きな手でカブトムシをがっつり掴むリスエリーン。一匹目ゲットだ。

まだまだ羽音が聞こえる。どうやらこの雑木林は穴場のようだ。ひょっとしたら黄金のカブトムシもいるかも?
期待に(無い)胸を膨らませたリスエリーンは夢中で雑木林を探索した。

当たりだ。そこら中にカブトムシが湧いていた。穴の開いた木に大きな手を突っ込めば何匹も捕まえられた。
服も大きな手も、くるるんと丸まったしっぽも土で汚れていたが、リスエリーンは昆虫採集に熱中している。
どうせ家に帰れば家主がお風呂に入れてくれる。ポチャポチャ浸かってるだけでキレイキレイしてくれるのだ。
とにかく行く先々でカブトムシが湧いてるもんだから、ルンルン気分で雑木林の奥へ進んでいった。

680名無しさん:2015/07/28(火) 17:23:48 ID:YGNCm1yo
リスエリーン可愛い
学校をずる休みして遊びに出かけた時の罪悪感な
リスエリーンとお風呂入りたい

681名無しさん:2015/07/28(火) 20:58:49 ID:c0H16JOA
悲惨な目にあうのはまだか!?

682しょんべりーん:2015/07/30(木) 22:13:52 ID:P5w4XIQI
〜迷子リーン その3〜

――ふと、空を見上げる。もう夕暮れ時だ。日中ですら薄暗かった雑木林にも本格的な夜が迫ってきていた。
おかげでカブトムシの光沢も見つけにくくなってきたし、ひぐらしの声が夏の哀愁を誘う。
急に心細くなったリスエリーン。ここはどこなのだろう。学校はもう終わったのだろうか。
そろそろ家主が仕事から帰ってくる頃だ。質素だけど温かい晩御飯を食べさせてくれる家主に会いたい。

「(グゥ..キュルルーゥググゥー...)ァ..ァーィ...>_<」ひぐらしに抵抗するように鳴り響くリスエリーンの空腹アラーム。
近くの木に寄りかかるように座ると、ねこリュックに手を突っ込んで木の実のクッキーを取り出した。
ねこリュックの中にはおびただしい数のカブトムシが蠢いていたが、気にしなかった。

「(サクッ..)ンッ..ボリボリゴッチャクッチャグッチャヌッチャネッチャゴクッ..チュッポッパ..ニチャァーィ」汚い手でクッキーを食べるリスエリーン。
クッキーのカスはボロボロ落とすし、クチャラーだし、爪の中まで土で汚れた指をチュパチュパと舐めている。
家主からは食事の度にマナーを注意されていたが直らなかった。そもそも何が悪い事なのか理解出来ていなかった。
出来の悪いクソエリーンに酷い扱いをする主人が多い中、ここの家主はよく耐えている方だろう。

「ヒッ..ンガククッ…ミャァ..」やはり喉が渇いた。喉の通りが悪い。何処かに水飲み場はないだろうか。
集落には共同の井戸があった為、いつでもおいしい水を飲む事が出来た。干からびる前に帰ろう。
再びねこリュックを背負って歩き始めたリスエリーンだったが、自分が今どこにいるのかすらわからない。
どの方向から歩いてきたのかもわからない。完全に迷子エリーンだったが、歩く以外に方法がなかった。

……一体、どれだけ歩いたのだろうか。日は落ちて辺りは闇に包まれていた。
月は出ているようだが、雑木林に差し込む光は実に朧げだった。視界が悪い。先程も同じ所を歩いた気がする。
歩き疲れて足は棒だし、草木を分けて進んだ為に太ももには幾つも擦り傷や切り傷が出来ていた。

知らない土地、暗闇、空腹、喉の渇き、時折感じる何者かの気配。リスエリーンの恐怖はピークに達していた。
ひょっとしたらモンスターが自分を狙っているのかもしれない。こんな所に来るんじゃなかった。
集落から出るんじゃなかった。言いつけを守っていればよかった。学校に通っていればよかった。
初めての後悔、反省。自責の念に駆られるリスエリーン。何を今更、である。もう遅い。

683名無しさん:2015/07/30(木) 23:53:07 ID:brz8DnaU
続きを半裸待機。

684しょんべりーん:2015/08/02(日) 00:11:12 ID:P5w4XIQI
〜迷子リーン その4〜

集落のあった場所とは別の管轄領まで来ていた。小さな身体でよくここまで歩いたものである。
しかし、ここから最寄の村まで行くのは厳しい。この辺りには危険な中型モンスターが生息しているのだ。
距離もかなりあるので、腕の立つ冒険者か用心棒をつけたキャラバンくらいしか通行しないらしい。

いよいよ精根尽きたリスエリーン。大きく穴が開いた老木を見つけると、ヨロヨロしながら中へ入っていった。
中は空洞になっていて、小さなリスエリーンが横になれるくらいのスペースはあった。
カブトムシがいっぱい詰まったねこリュックを枕代わりにすると、コテンと横になってすぐに寝息を立て始めた。
ねこリュックの中ではカブトムシが蠢いていたが、それがいい具合に首を刺激してマッサージ効果を与えた。

「ンゴォォォ..ンゴォォ..コッ!…ッ!カハッ..ハァハァ...キリ.ギギッギギギ..ニチャニチャァ..ゴォォゴオォォ!」
いびき、歯軋り、無呼吸症候群。まるでおっさんだ。しかし、よっぽど疲れているのだろう。爆睡だ。

「ンニャムニャチャムニャ…(プッ...プゥー…プススゥ)フェー..ェヘ//」
渇いた口内を潤すように唾液を分泌させるリスエリーン。そのまま横向きになるとお尻を突き出して放屁した。

「(ボリボリッボリボリ..ポリポリポリ…)…ョー...ョォー//ョーホー///」
粗末なおパンツをTバックのように食い込ませ、突き出したお尻を掻き毟るリスエリーン。
裕福な暮らしをしているエリーンより痩せ型ではあるが、家主がきちんと食事を与えている為、
他の貧乏未就学エリーンよりも肉付きが良く、お尻もプリッとしていてエリーンらしさを保っている。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
貧困故に畑を荒らしたり、窃盗、スリなどをして生計を立てている貧乏エリーンは多い。
だが、そんなエリーンはすぐに捕まる。各連盟の収容施設に送られるのならまだいい方で、
大半は闇社会に安く売られていくか、暴行や強姦といった仕打ちを受けて命を落とす。

街の裏路地にでも行くと、素っ裸でガリガリに痩せこけたエリーンが全身から血を流して倒れている事がある。
ボコボコに殴られて何倍にも膨れ上がった顔。瞼には大きな青タン。鼻の骨は折れてグラグラしている。

この手のエリーンは歯がない事も多い。虫歯?それもあるが、暴行の際に全て抜かれているのである。
愚かな貧乏エリーンは凶暴で獣のように噛み付いてくるので抜いてしまうのだ。
また、歯を全て抜く事で強姦用としても素晴らしいパフォーマンスを発揮するようだ。

当然、未熟なお股も破壊し尽されている。局部は肛門と繋がるように裂け、パックリと開いてそのままになっている。
穴が拡がっているというより、空いてしまっているのだ。内部はかき混ぜたユッケのようにグチャグチャだ。
出血も酷く、カエルのように脚を広げたまま微動だにしない。歯のない口をパクパクさせてうわ言を言っている。

これらの惨めなエリーンの存在をリスエリーンは知らない。
リスエリーンも貧乏ではあるが、飼いエリーンとして衣食住の全てを与えられ、毎日平和に暮らしている。
本当は教育も受けさせてもらえる立場にありながら拒否し、食っちゃ寝の日々だ。実に恵まれている。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

……。

「ン..スン...スンスン...ェ..ェグ…ビィィ...」家主の夢でも見ているのだろうか。閉じた瞼から涙が零れ落ちる。
いや、エリーンは夢を見ないので、これは夜泣きの一種なのかもしれない。愚図っている。
身体はカラカラに渇いているはずなのに、涙だけは止め処なく溢れ続けた。

685しょんべりーん:2015/08/04(火) 16:41:18 ID:P5w4XIQI
〜迷子リーン5〜

……。

大分夜も更けてきた。この雑木林…いや、この深い森の中では夏とはいえども冷え込むものだ。
身体を丸めるリスエリーン。溢れた涙で顔や髪が濡れているので、より寒く感じるのだろう。
「……ッ...ッ...!」時折ブルルッと震えるリスエリーン。藁でもあればもう少し寒さを凌げただろうに。

(くるるるる)自身のくるるんと丸まったしっぽを伸ばし、お股に挟んで抱え込むリスエリーン。
「ンッ...ンッンッ!..ニチャァ..ンフー..ンッンッ(ビクッ..ブルルッ..ビクビクッ!)」ま、まさか…この行動は。。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
エリーンは未熟な乳首や局部だけではなく、しっぽや太もも、ケモ耳も性感帯だ。
街で大きな手を後ろにまわしてしっぽをいじっているエリーンを見かける事があるが、
あれはつまりそういう事だ。周囲に人がいるのに我慢出来ず、しっぽニーに耽っているのだ。
まあるいしっぽに大きな手の形がくっきりついたウサギエリーンは相当な好き者だ。
四六時中しっぽをにぎにぎして快楽に溺れている淫乱エリーンだ。

そして、しっぽの長いエリーンはお股に挟んで、太ももとお股としっぽを同時に刺激する事が出来る。
これぞ!究極のしっぽニーといえるだろう!!!快楽は通常の3倍以上とも言われている。
まさかリスエリーンが寝ながらしっぽニーを始めてしまうとは。だが、別に珍しい事ではない。
幼少期のエリーンが"気持ちいいから""安心するから"という理由でしっぽニーを覚えるケースも多い。

今回のリスエリーンも寂しさや不安を紛らわす為、無意識に起こした行動なのかもしれない。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「ゥ..ゥィィ...ゥグィ…ッ!(ビク..ビクビクッ...ビクンビクン)」痙攣の感覚が短くなってきた。絶頂が近いのかもしれない。
家主がこの光景を見たら何と思うのだろうか。今頃リスエリーンを必死に探しているのだろうか。

仰向けになると、お股に挟んだしっぽをギュゥッと引っ張って更に強く食い込ませていく。
まるでしっぽでふんどしを締めているようだ。足をピーンと伸ばすと太ももが痙攣を繰り返すようになった。

「ァィ..ァィァィ..ンッヌッ!ショォ..ショォ!ショォー!ショォォォォォッッ!!!(ビクビクク..ビクッビクッ!ビクンビクンビクンビクン!!ビビビクンクン!!!!)」

とうとう絶頂に達したリスエリーン。足をピーンと張ったままえび反りになると何度も全身を痙攣させた。
この危機的な状況など心底どうでもよくなる程の圧倒的な快楽がリスエリーンを襲う。
頭のネジがはずれてますますバカになってしまいそうだ。これ以上バカになったら手の施しようがない。

「オッオッ!..ォホォォ..ホォーォ!ォーホー..(ピックン!ビッ..ピクピク...)」快楽の波が徐々に緩やかになっていく。
寝ながらにしてこのような行為に耽ってしまうとは。やはり教育が必要だろう。
モフモフのしっぽはしっぽニーの後で更に熱を帯びてホカホカになっていた。
全身の硬直が解けてアヘ顔になっているリスエリーンは、しっぽをお股に挟んだまま快楽の余韻と温もりに浸る。

「ミャァ〜〜ァ//ァーァーィ...ンーフーンェーェヘェョゥ///」(シチャァ..モワァァァジョォオオオォォージョーーォ…ペチチチ)
なんと!しっぽニーで全身の力が抜けたせいか、しっぽをお股に挟んだままおしっこを漏らし始めた。
ホカホカモフモフのしっぽがおしっこによってあっという間に湿っていく。下腹部全体がおしっこの温かさに包まれる。
腑抜けた顔がますます緩み、半目でヨダレを垂らしながら薄ら笑いを浮かべるリスエリーン。

仰向けになったリスエリーンの下腹部を囲むように新鮮でホットなおしっこの湯気が立ち上る。
香ばしく、それでいてむせ返るようなおしっこ臭が空洞全体を覆っていく。
それでもリスエリーンが起きる気配はなく、むしろヤル事をヤッてすっきりしたような表情で眠り続けていた。

686しょんべりーん:2015/08/05(水) 23:37:42 ID:P5w4XIQI
仲間を支える。それが、私の役目。

…ニチャァ。

687名無しさん:2015/08/06(木) 08:42:40 ID:CeBP7Ykk
何かと思ったら新しい広告かw
また妄想を膨らませているのかな

しっぽを股に挟んでしっぽにーとか流石だな
そのままお漏らしでしっぽを濡らすのもいい
過疎ってるけど続き待ってるから頼む

688名無しさん:2015/08/06(木) 17:44:45 ID:4CSlJYH2
必死に250個ものキャンディーを食べようとしてゲロゲロしちゃうエリーンちゃんかわいい

689しょんべりーん:2015/08/07(金) 12:28:07 ID:P5w4XIQI
キャンデー食べ過ぎて具合悪くなっちゃうエリーンちゃんいいですね〜!糖尿エリーンの誕生ですわ。

690しょんべりーん:2015/08/07(金) 12:34:26 ID:P5w4XIQI
〜迷子リーン その6〜

――(チュン...チュンチュン…)数時間後、この深い森にも再び夜明けがやってきた。
空の瑠璃色が次第に淡くなっていく。雲一つないイイ天気だ。今日も暑くなりそうだ。


「ヘァ..ハェ…ヘァッビリッシュ!!ズッ..ズズゥブリチュチュ…(鼻」爽やかな朝の訪れをリスエリーンの下品なクシャミがかき消す。
疲労+慣れない野宿+おねしょで濡れた身体。寝冷えして体調を崩してしまったようだ。
ぐったりしながらも身体を起こすリスエリーン。熱があるようで顔が火照っている。

ジュースが飲みたい、おかゆが食べたい、お股が気持ち悪いからキレイキレイして欲しい、イイコイイコして欲しい。
体調が悪い時はいつも以上に甘えん坊になってしまうものだ。リスエリーンもまだまだ幼いのだ。

普段ならこういう時は家主が手厚く看病してくれたものだが、今はリスエリーン独りだ。
自分が今どこにいるのかもわからず、帰り道もわからない。助けを呼ぼうにも人がいない。
リスエリーンのように生活の全てを家主に依存し、教育も受けていない飼いエリーンは野生では無力だ。

ぼんやりした頭で空洞から這い出るリスエリーン。下腹部の湿り気からおねしょをしてしまった事に気付く。
粗末なワンピースをたくし上げると、おパンツの中に手を入れてボリボリと掻き毟る。かぶれてしまったようだ。
お股や太ももの内側にはひっかき痕が浮かび上がり、掻き毟った爪の間には黒い垢がびっしりと詰まっていた。
リスエリーンは爪の垢をほじってクンクンと匂いを嗅ぐと、火照った顔でだらしなくニヤけた。

さて、これからどうしよう。身体が重い。あちこち筋肉痛だし足にはマメが出来てしまっている。
ねこリュックの中を覗いてみると、一部のカブトムシは潰れ、大半が弱っていた。
リスエリーンの大きな頭が一晩中圧迫し続けていたのだから当然の事だ。可哀想なカブトムシ。
小汚いポポリぬいぐるみはカブトムシの抵抗によってあちこちから綿が飛び出している。

こんな弱々しいカブトムシなんてもういらない。ねこリュックをひっくり返してカブトムシを逃がす。
弱ったカブトムシが森の中に逃げていく。彼らも必死だ。だが、カブトムシにとっては命拾いしたとも言える。
野生の暮らしに慣れた野良エリーンならカブトムシは食用だ。貴重な蛋白源になるからだ。
未就学飼いエリーンであるリスエリーンにそんな知識はなく、あったとしても食べる度胸はないだろう。

因みに、ねこリュックとはいってもリスエリーンが所持しているねこリュックは一般普及品とは違い、
ただのリュックに家主が猫のアップリケを貼り付けただけの簡素なものだ。家主の家庭的な一面が垣間見れる。

現状は厳しい。クッキーは昨日全部食べてしまった。ビー玉やおはじきなんて何の役にも立たない。
周辺をウロウロしても食べられそうなものはない。まず、食べられるものを見分ける知識がない。

…頭がクラクラする。。リスエリーンはおねしょした空洞に戻ると、ねこリュックを枕にして横になった。
カブトムシを逃がしてしまったので厚みはないが、ないよりはマシだ。

「ケホッ…ケホケホ」小さく咳をするリスエリーン。動けそうにないので、しばらく空洞の中で身体を休める事にした。

691しょんべりーん:2015/08/09(日) 09:52:49 ID:P5w4XIQI
〜迷子リーン その7〜

「ゲッホォ!!エッヒィィン!!ヒィヒィン!!ゲッホォォッゲッヒィィ!!!」激しい咳が老木の空洞から聞こえてくる。
あれから何日経ったのだろうか。リスエリーンは今日も空洞の中で横になっている。
初日の元気はどこにいったのか。髪はボサボサ、汚れた身体、悪臭、ほっぺたはコケて酷くやつれている。

リスエリーンのしっぽは表より裏側の毛の方が柔らかく、モフモフしていて色も白い。触り心地も抜群だ。
そんなしっぽは既にどちらが表か裏かわからないほどに汚れていて、下水道を這いずるナメクジのようだった。
ナメクジしっぽは力なく垂れ下がったままピクリともせず、大量のノミが弾ける炭酸のように跳ねていた。

ワンピはめくれ上がって下半身が丸出しだ。お股やお尻、太ももは酷く汚れていて、かぶれも悪化していた。
左足首には汚物まみれになったおパンツが引っかかっていた。片方脱ぐのがやっとだったみたいだ。
首周りや背中には汗疹が出来ており、我慢出来ずに掻き毟るので爛れてグジュグジュしていた。
また、ケモ耳やナメクジしっぽの付け根にはカビが生えてきていた。

それにしてもあまりに汚いし臭い。そう、実は少し前から下痢が続いているのだ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ある日の午後。発熱と夏の暑さで動けず、ウトウトしていた所を襲った急な腹痛。下痢はいつだって唐突だ。
おねしょに気付かないリスエリーンでも流石にこれには目を覚ましたがどうする事も出来なかった。
かぶれたお尻にキュッと力を入れて肛門を締めたが、下痢便の噴射力は想像を絶する。

「(ヘペベッ…!ピッピブルブリリチシャァァァァ!!チビチチリビリリチシィィィッッッ!!)フンギョォォォァアッ!!!オォアッ!!ァァアゥォッッ!!ショォオ!」

リスエリーンの狭くて小さい肛門から物凄い勢いで噴き出した糞便は完全に液体化しており、
スプレーのように霧状になる事もあった。自分ではコントロールが出来ないレベルの排泄。
腹痛と強制排泄による恐怖に慄きながら身体を仰向けから横向きに変えてお尻を突き出す。
既にお尻はビチャビチャだ。度重なるおねしょを乗り越えてきたおパンツにトドメが刺された瞬間でもあった。

糞便色に染め上げられたおパンツに追い討ちをかけるように第二波、第三波が襲った。
噴射の度におパンツがモワッ!モワッ!と膨らんで繊維を突き破る。おパンツによる糞便の裏漉しだ。

「(モワッシィィッッ!!プシャァァ!!ピュルルピシチチ!)(ジョロロ..ロロロ)オァゥ!ペーヒッ!チッ!ョョペ..ギギギ...(>皿<)」
歯垢だらけの歯を食いしばって波が引くのを待つ事しか出来ないリスエリーン。額に汗が滲む。
糞便に紛れて紅茶のようなおしっこも申し訳程度にお股から零れる。僅かに風情を感じるおしっこのせせらぎだ。

…ひぐらしが鳴く頃、空洞の中は糞便とおしっこで水溜りが出来ていた。酷い悪臭だ。
これではモンスターも近寄ろうとすら思わないだろう。腐ったビチグソポポリのような臭いだ。
リスエリーンは口をポカーンと開けたまま首の汗疹をボリボリと掻き毟っていた。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

その日を境にリスエリーンは急激に衰弱していった。
発熱、激しい咳、下痢…絶食状態と夏の暑さはリスエリーンの体力を容赦なく奪っていく。
近くを通りかかる者は誰もいなかったし、家主が助けに来てくれる事もなかった。

692しょんべりーん:2015/08/11(火) 08:47:05 ID:P5w4XIQI
〜迷子リーン その8〜

身体が重い、熱い。食欲すら湧かなくなったし、汗もかかなくなった。しっぽニーに耽る元気もない。
あれだけ豪快にやらかしたおねしょも今は極々少量で、濃いおしっこがチョロロと漏れる程度になっていた。
濃いおしっこがかぶれたお股や太ももにかかるとヒリヒリするらしく、眉間にシワを寄せて悶えた。

空洞内を沢山のハエが飛び回る。ケモ耳の中にハエが入り込むと反射的にケモ耳がピクンと動く。
糞便の水溜りには小さくて白いものがウネウネと動いている。蛆虫が湧いているようだ。
リスエリーンの足の指は水虫でグジュグジュになっていた。足の指の間に蛆虫がまとわりついている。

酷い有様だ。真夏に田舎のボットン便所の中を覗きこんだような…そんな状況だ。

「…ゥー...ギッギギギ...ヨー…ョーゥ!フィッ!」ありったけの気力を振り絞って何とか起き上がると、
枕代わりにしていたねこリュックに大きな手を突っ込んでモゾモゾと何かを探し出す。
もはや目もあまり見えていないようで、片目はあさっての方を向いていてピントがズレていた。

舌を出して「ェーゲ..ェゲヘ…ペー…」と言いながら取り出したのは小汚いポポリぬいぐるみだった。
綿が飛び出たポポリぬいぐるみを大事そうに抱えると、少し安心したような表情を浮かべるリスエリーン。
パッと見はお転婆なリスエリーンだが、女の子らしい一面もあるのだ。「ァーィ//」と嬉しそうに微笑む。

ポポリぬいぐるみを脇に抱えつつ、更にねこリュックの中を漁るリスエリーン。
次に取り出したのはおはじきだった。おはじきで遊ぶ元気など残っているのだろうか。

「……。」

ピントのズレた目でおはじきをぼんやりと眺めるリスエリーン。

「……?」

指でつまんだおはじきを目を凝らして見つめるが、ズレたピントは戻らない。眼球はシワシワだ。
リスエリーンにはこれがおはじきだという事が認識出来ていないのかもしれない。見えていないのだ。

「…ッ……ミャ....ミャァ///」

甘ったれた歓喜の声をあげると、リスエリーンは指でつまんだおはじきを口に運んだ。
どうやらリスエリーンの目にはおはじきが飴玉か何かに見えたようだ。

熱を帯びたリスエリーンの口内に招かれたおはじきは少し…そう、少しだけヒンヤリしていた。
右へ左へ、左から右へ、おはじきを転がすリスエリーン。当然、味は感じないはずだ。おはじきなのだから。
それでもリスエリーンは何らかの味覚を得ているようにも見えた。食べ物として認識しているからなのか…。

何かを口に含むのは何日ぶりだろうか。それが例え食べ物ではないとしてもリスエリーンは満たされていた。
しかし、口内は既に涸れ切っていて唾液はちっとも分泌されなかった。
リスエリーンの小さな唇は深いひび割れが幾つも出来ており、皮がめくれて血が滲んでいる箇所もあった。

693名無しさん:2015/08/12(水) 18:35:46 ID:Yaxk3zLY
かわいそう

694しょんべりーん:2015/08/13(木) 10:57:34 ID:P5w4XIQI
〜迷子リーン END〜

再びねこリュックを枕代わりにしてコテンと仰向けになるリスエリーン。
小汚いポポリぬいぐるみを両手で抱きしめたまま、おはじきを舐め続けている。

「ップェ..ンナ..ェォェ…フェー..ンナ…(カッ..コケ…ケォ)」口内でおはじきが転がっては汚い歯にぶつかる。

近所のエリーン達は夏休みに先駆けて学校から肝油ドロップを買っていた。
ドロップの缶を振るとカラカラと気持ちのいい音がするので、エリーン達は缶を振ってはニコニコしていた。
だが、リスエリーンは学校に通っていなかったのでドロップを買えず、エリーン達の輪にも入れず、
小汚いポポリぬいぐるみを抱えながら指を咥えて見ている事しか出来なかった。

そんな記憶も今となっては遠い昔のような気がする。糞便まみれの空洞の中で独り、思い出に耽るリスエリーン。
家主は厳しくもあったが、我侭なリスエリーンを大切に育ててくれた。

嫌いな野菜を捨てて叱られたあの日、学校に行きたくないと駄々をこねて暴れたあの日、
おねしょの翌日、ぼやきながらもシーツを洗ってくれた家主の横顔、

お風呂に入ると必ず足の指の間まで丁寧に洗おうとしてくる家主。くすぐったくて…。
乱暴に扱ったせいで首が取れたポポリぬいぐるみを、何も言わずに縫い合わせてくれた家主。
虫歯にならないように、と毎晩寝る前に膝枕で歯磨きをしてくれた家主。歯磨きはイヤだけど膝枕は好きだった。

家計簿をつけて頭を抱えていた家主。仕事から帰っても、夜遅くまで内職をしていた家主。
"大きくなったら渡すから"と毎月リスエリーンの為に積立をしていた家主。
…家主に会いたい…帰りたい。イイコにするから。学校にも行くから。だから、家主とまた二人で…。
今になって様々な想いがリスエリーンの脳内を駆け巡る。自分は守られていたのだと、ようやく実感した。

…。

「……ァーィ........ッッ?!?ゴェホッ!ゲェェッホェホゲッホ!!ギィッヒィィンヒンィィン!!!(;>o<;)」
突然、激しい咳の発作を起こすリスエリーン。肺の奥から鳴り響くようなイヤな咳だ。

「ゴェコッッ?!!...ォゴ..ッ…ゲォココ!!(((;;゜3゜;;)))」
なんと、咳の反動でおはじきが喉につかえてしまった!ピントのズレた目を見開いて苦しむリスエリーン。
渇き切った喉は全く潤滑せず、おはじきは最初からそこに収まるべく存在したかのように気道を塞ぎ続けた。

「コェッ!コェッ!ッケ!コッ..!!ェコォ!(((;~a~;))))」(ビチャン!ビチャチャ!チャーン!!)(チョビッチョロロッ…)
そんな体力どこに残っていたんだと言わんばかりに暴れるリスエリーン。
丸出しの下半身を弾ませて糞便の水溜りに打ち付けると、空洞中に糞便がスプラッシュする。
痩せこけたほっぺたや、ボサボサの髪、汗疹の首筋、かぶれた下半身が糞便でメイクアップする。
微量だがおしっこもお股からオーバーフローする。

「ッッコ...コッッ!...ェッコエッコ!……((;; ̄n ̄;;))」
顔はチアノーゼを起こして紫色になっており、徐々に身体の動きも大人しくなってきた。
小汚いポポリぬいぐるみを大きな手でギュゥと掴んだまま、声にならない声をあげている。

「…ッ……コ……コォ....」
…声なのか気管からの音なのかわからないが、リスエリーンはそう発すると白目を剥いて事切れた。

695しょんべりーん:2015/08/13(木) 10:58:58 ID:P5w4XIQI
〜迷子リーン エピローグ〜

どれだけの月日が流れたのだろうか。深い森の奥で二名の遺体が発見された。
行商を生業としているキャラバンが偶然見つけたのだという。

遺体はいずれも白骨化しており、一名は小さなエリーンで、老木に空いた穴の中で発見された。
空洞内は汚れていて生活感がある事などから、このエリーンはここで生活していたのではないかという見解だ。
所持品はボロボロのリュック内におはじきとビー玉が数個、遺体が強く握り締めていたぬいぐるみ?だけだった。
ぬいぐるみと思しき物は遺体の腐敗と共に風化が進んだらしく、原型を留めていなかった。

もう一名は成人男性でモンスター出没区域の近くで発見された。身体が一部欠損している事などから、
中型モンスターに襲われたのではないかという見解だ。所持品は銀貨数枚と小さなエリーンの写真が一枚。
頭の悪そうなリスエリーンが新品のポポリぬいぐるみを抱きしめてニヤけている姿が写っていた。

地元の警察はこの二名の遺体に何らかの関連性があると見て調べていたが、
管轄内の行方不明者リストには記載されていなかった為、未就学エリーンとその保護者である可能性が浮上。
よって、捜査はすぐに打ち切られた。この手の話は幾らでもある。捜査するだけ無駄なのだ。


――(ピーヒョローピッピーヒャララリ♪)(ポフーッポフィヒィィ♪)

今日もどこからか音痴なリコーダーの音色が聞こえてくる。


おしまい。

696しょんべりーん:2015/08/13(木) 11:07:48 ID:P5w4XIQI
これで迷子リーンの妄想はおしまいです。ありがとうございました。
進行は遅めですが、また何か書いたときはよろしくです。

697名無しさん:2015/08/13(木) 16:18:53 ID:hQ0DtnbI
うp乙
なにこれ切ないぞー(´;ω;`)

698名無しさん:2015/08/13(木) 16:36:43 ID:zxGmOiZA
もっと暴力とかに晒されるほうが好みかな(ゲス顔)

699名無しさん:2015/08/13(木) 22:43:20 ID:qtqkolKw
乙!いつもエリーンちゃんの自業自得だけど今回は中々精神にくるね
肺炎と脱水症状からの窒息死か…
てっきり家主は見捨てたものと思ってたけど探しにきてたんだね…悲しい

700名無しさん:2015/08/14(金) 15:07:54 ID:/QRsTYE2
悲しいなぁ

701しょんべりーん:2015/08/17(月) 19:43:50 ID:P5w4XIQI
〜採集放置おかっぱブタデブーンとインガマン 上〜

鬱屈した日々を送っていた。毎日がつまらない。
何処かの世界では"もう駄目猫のゲーム"と言ってうなだれるのが定番のようだ。

そんな中での祝祭開催。気分転換を兼ねて参加してみる事にしたが、何故かイチゴの採集をする事になった。
リリア・エリーンには配達のバイトまで頼まれるし、、はぁ…この作業感。
まぁ、報酬はもらえるみたいだし、イチゴの採集なんてさほど時間もかからんだろう。

と思ってたんだが…イチゴ畑に着くと採集ペットのルイが忙しく働いていた。
めまぐるしい勢いで次々とイチゴを収穫していく。実に手際のイイ作業。こいつはデキるぜ。
などと感心してる場合じゃない。これじゃ俺が収穫出来ないじゃないか。
すると、川べりの方から何やらムシャムシャと音が聞こえる。気になったのでチラッと様子を見てみる事にした。

そこにはブタのきぐるみ(胴)を着たおかっぱネコエリーンがふんぞり返ってイチゴを頬張っていた。
口の周りはイチゴの果汁だらけだ。きぐるみにも果汁が飛び散って汚れている。
にしてもこのエリーン、明らかに太っている。二重顎でほっぺたはパンパン、汗ばんで前髪が額にはりついている。
膨張した身体はきぐるみ越しでもわかるくらいにたるみきっており、お腹の肉が何段にも重なっている。

街で痩せこけた乞食エリーンは見た事があるが、ここまで肥えているエリーンを見たのは初めてだ。
こいつは噂に聞くデブーンだろう。不摂生と恵まれた暮らしに堕落しきっている。まさに豚だ。それに汗臭い。
体型を隠す為にきぐるみを着ているんだろうが、中はムレムレなんだな。脱いだ途端に湯気が上がりそうだ。
これだけ汗をかいても痩せないんだから、毎日相当な量を食べているはずだ。

俺が驚いている間もデブーンはイチゴを頬張りながら高級練乳をチューチュー吸っている。醜悪な姿だ。
リリア・エリーンは忙しくてこの事に気付いていないようだ。このままではイチゴが食い尽くされてしまう。
意を決してデブーンに声をかけてみる事にした。大丈夫、俺は強い。インガマンなのだ!

俺「あ、あのお嬢さん。人が多い時間帯での採集放置はやめてもらえないでしょうか^^;」
デブーン「(クッチャクチャ..モグモグ..クッチャ)…フェー?採集なんて下々の者にやらせておけばいいんデブゲェェェップ、ゥィィ」
俺「いや…でも、僕も収穫したいですし、このままじゃイチゴなくなっちゃいますよぉ><」
デブーン「ハァ?そんなのエリーンちゃんの知った事じゃないデブ。アンタもエリーンちゃんにイチゴを献上するデブ」

なんて野太い声だ。これがデブーンの声か。声帯まで脂肪で出来ているようだ。
…下手に出てりゃいい気になりやがって。俺はインガマンなんだぞ!怒ったぞ!

702しょんべりーん:2015/08/19(水) 23:28:14 ID:P5w4XIQI
〜採集放置おかっぱブタデブーンとインガマン 下〜

俺「だからここは共同で使う場所なんだから独占するのは良くないだろって言ってんだよ。」
デブーン「フンッ!デブ。可愛いエリーンちゃんが一人いれば十分なんデブ。邪魔するなら帰れデブ!」
俺「ギギギ…このおかっぱブタデブーンが!もう許さん。インガマンの俺が制裁を加えてやる!!」
デブーン「ショォオォ?!?!い、いきなり何するデブ!やめるデブー!まだ食べ足りないデブー!」

俺はふんぞり返るデブーンを持ちあ・・持ち上g…フンッ!!持ち上げる。エリーンの分際で生意気な重量だ。
もし、俺がインガマンではなくてデヴァマンだったらこうはいかないだろう。流石だぜ俺。

デブーンを肩に乗せる。きぐるみ越しにたるんだ身体と汗の感触が伝わってくる。ブヨブヨでギトギトしている。
そういや昔、こんな奴に襲われた事があったな。なんて奴だったかな、えーっと。。
…不浄な土の精霊だ!デブーンは不浄な土の精霊によく似ている。不浄なブタのデブーンだ。

などと考えてる間も肩の上で暴れるデブーン。「早くおろすデブー」だと。痛くも痒くもない、重いだけだ。
肥えるだけ肥えてすっかり身体が鈍ってしまっているようだ。
要望通りにデブーンをおろしてやる事にした。せーのっ!(ッパッチャーーン!!)川にな!
勢いよく投げたわけでもないのに物凄い水しぶき。デブーンの体重がかなりのものだという事がわかる。

デブーン「ァァップ!ップヘォパッ!」(バシャバ!ッシャッシャ!)
デブーン「ァァ゛ダズゲテ!デブ!」(シャバズッフ!゚ンズッパ!!)
デブーン「ッボレ..ッパァフ!!オボデブ..」(ザッパァツ..ゴボボボ)
デブーン「,,,,ダズ...ダスゲデ..デブ…」(ポポポ...ゴゴポポポ...)

俺は表情一つ変えずに眺めていた。目の前でデブーンが溺れている。きぐるみが水を吸って重量を増していく。
手足のもがきは次第に小さく弱くなっていき、限界が近い事を知らせる。俺の中に一つの感情が芽生える。
ポコポコという音と共にデブーンが川の底へと沈んでいく。歪んだ水面は徐々に穏やかさを取り戻す。

ふと、水面に俺の顔が映り込む。揺らいだ水面のせいなのか、俺の顔は笑っているように見えた。
実際に自分の顔を手でなぞってみる。…確かに俺は笑っていた。そうか、これだったんだ。
目の前でデブーンが溺死する様子を見て、俺は高揚していた。とても満足していた。

鬱屈した日々を送っていた。毎日がつまらなかった。デブーンがそれを変えてくれた、気付かせてくれた。
やっぱり俺は悪いヒューマンだった。インガマンとして自分を偽って生きてきたが、もうおしまいだ。
これからは楽しい日々が始まる。素晴らしい夏が始まるんだ。

おしまい。

703名無しさん:2015/08/20(木) 13:32:12 ID:EH8MZpgQ
もう新作か!しかもデブーンてw
このヒューマンって前もおかっぱエリーン殺してなかったか?w

704名無しさん:2015/08/21(金) 14:56:01 ID:uUKu0HxQ
マジかよインガマン最低だな

705名無しさん:2015/08/21(金) 15:07:58 ID:bx6BaC8A
超一流戦士のレンブエリーンに嬲り殺されるべき

706名無しさん:2015/08/24(月) 09:05:27 ID:brz8DnaU
インガマン最高w沢山の生意気エリーンをヤっちまえww

707名無しさん:2015/08/24(月) 14:51:04 ID:P5w4XIQI
前に書いた話を覚えていてくれてる人もいるのね、ありがたいです。
確かにインガマンは>>258で書いたヒュマ♂を元にしてます。ネタのリサイクルで平和と調和を愛します。

708名無しさん:2015/08/24(月) 14:52:49 ID:P5w4XIQI
〜ディーラーエリーン 4thアニバーサリースロット編〜

4周年を記念して、4thアニバーサリースロットが絶賛稼働中のアルボレア。
巷ではエリーンメダルを得るために毎日沢山のデュリオン(幻影)が倒されている。
倒すとデュリオンから律儀に「やってくれたな」という件名でメールが送られてくるのだ。

前回、HIGH&LOWでイカサマをしていたディーラーエリーンのキツネエリーンは解雇された。当然だ。
そこで今回は新たにウサギエリーンがディーラーエリーンとして抜擢される事になった。
だが、新ディーラーエリーンは不服そうだった。何故ならスロットの絵柄がキツネエリーンのままだからだ。

「今回はエリーンちゃんが主役なのデスから、絵柄も揃えるべきデス!じゃないとセーゴーセーが取れないデス!」

雇われの癖に偉そうな口ばかりきいている。キツネだろうがウサギだろうが所詮は可愛いだけのクソガキだ。
何処かの王女エリーンらもリスがいいだの一服盛ってやるだのと姉妹でケンカをしているらしいので、
エリーンはモチーフとなった動物によって派閥を作り、争う習性があるのかもしれない。
尤も、同じモチーフ同士でもあのエリーンは毛並が悪いだの自分の方が可愛いだの言って結局貶し合うのだが…。

話を戻そう。実は今回のディーラーエリーンにも既に多方面からクレームが寄せられている。
そう、イカサマである。…キツネもウサギも大差ない、ただのイカサマリーンだ。

今回のスロットは比較的リーチが発生しやすい。が、そこに落とし穴があると言っていい。
リーチが発生すると必ずディーラーエリーンが割り込んで「ンッ!」と指を差してくる。ふてぶてしい表情だ。
実はこの時に細工を施しているのだ。非常に狡猾で悪質な手段である。
イカサマが失敗して大当たりが出てしまった時はVサインを掲げつつも、心の中では舌打ちをしている。

何故、イカサマが発覚したのか。答えは簡単である。横領した賞品を身につけて毎日通勤していたからだ。
日替わりで異なる色のオーシャンシリーズを着こなし、3種類のマウントは曜日によって乗り分けていたのだ。
他種族のオーシャンシリーズやカンフーは取引所に実名で売りに出していたというのだから分かりやすい。
イカサマなどというセコい事をする癖にこういう所は詰めが甘く、バカ丸出しである。

水面下では既に当局が捜査に乗り出したという噂も聞くようになった。
キツネエリーンと同じように、ウサギエリーンが干される日もそう遠くないかもしれない…。

おしまい。

709名無しさん:2015/08/24(月) 17:11:30 ID:hQ0DtnbI
新作乙であります!
今日500回ほどスロット回したのにA賞が1個だけしかなく
まんまとイカサマリーンに弄ばれたワシが通りますね

710名無しさん:2015/08/24(月) 17:14:53 ID:rCUBBATo
今日だけでA賞5個も出たのはイカサマリーンが粛清されたからか

711名無しさん:2015/08/24(月) 23:27:44 ID:pnQKXKc2
リーチ演出の時に思いっきりエリーンちゃん腹パンしたらA賞出たよ!

712名無しさん:2015/08/25(火) 17:39:06 ID:5aIkJ3v.
おかっぱーん読み返したけど制裁されて当然
ルイに目をかけるのも過去にペットが酷い目に合わされたからなんだね

イカサマリーンめ…マウント欲しかったのに出なかったよ!


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