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魔王むちゅきを褒め称えるスレ
699
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/06(水) 22:15:58 ID:.c0eDBAQ
長月「…もしかしたらドイツ勢は我々と味覚が異なるかも知れんぞ?」
菊月「まあ、他から取ればいいか…」
卯月「じゃあ、三日月。このステルスフィールド使って各寮の食事に混ぜてくるぴょん」
三日月「嫌ですっ!鎮守府の仲間を傷つける行為なんて…恥を知ってください!」
菊月「そういえば、今営倉入りしている吹雪だが、睦月を狙って脱走を試みて
三日月「ただいま戻りました!」
皐月「速い!?」
700
:
カタツムリ提督
:2015/05/06(水) 22:19:34 ID:BlwjFlso
レ級「……大丈夫、大丈夫だ、うん、震えるな」ナデナデ
U-511「れ、レ級さぁん…っ」ギュッ
レ級(…そう言えば、吊り橋効果で発展する関係もあるらしいな)
レ級「…その、お前、もし今後雰囲気だけにのまれて関係を構築したならば、早い所その関係から逃げた方が良い」
U-511「どうして、ですか?」
レ級「…何となくだ」
U-511「…そう、ですか」
701
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/06(水) 22:20:06 ID:.c0eDBAQ
菊月「…で、では、早速カメラをつけるぞ…」
長月「電波状況は良好だな…」
702
:
カタツムリ提督
:2015/05/06(水) 22:22:21 ID:BlwjFlso
レ級「…大丈夫か、もう」
U-511「…はい、少し」
レ級「…そうか、では…画面を見ようじゃないか」
U-511「…はい」
レ級「あ、そうだ」
U-511「?」
ズボッ!!
U-511「んぐッ!?(尻尾から伸びた舌に口を塞がれる)」
レ級「そのまま咥えてろ、もし不意打ちでカレーを食わされたら溜まらんだろう、苦しいかもしれないが我慢しろ」
U-511「ん…っ」コクッ
703
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/06(水) 22:45:55 ID:.c0eDBAQ
卯月「…映ったぴょん!…吹雪、ちょっと痩せた?」
吹雪『もうちょっとで開きそう…ああ、睦月ちゃん…ぐふふ…』
卯月「…コイツなんも懲りてねーぴょん…」
長月「…ん?今カメラに影が…?」
三日月「口に突っ込んできました」
吹雪『ぎゃぶふっ!?』(どたっ…)大和『吹雪ちゃん!?一体何が…!?』
卯月「…正に狂気ぴょん」
菊月「毒2だな…」
皐月(冷静な菊月が怖いよ…)
704
:
カタツムリ提督
:2015/05/06(水) 22:48:08 ID:BlwjFlso
レ級「……恐ろしい物だな」
U-511「…んぐ(はい)」
レ級「…だが、動きを止めるだけで殺すには至らないらしいな」
U-511「んぐー、んぐーっ(そういう問題じゃないです)」
レ級「はっはっはっはっはっ、それに比べれば私の尻尾の舌は健康的で安全だろう」
U-511「んー(でも動かさないで欲しいなって)」
705
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/06(水) 23:02:55 ID:.c0eDBAQ
菊月「…ミニ彩雲を極小ステルス仕様にして飛ばしたぞ…カメラ込だ…」
長月「まずは…戦艦寮だな…金剛姉妹の部屋か…!?もう誰か倒れてるぞ!」
榛名『…』霧島『…』金剛『…』
比叡『ひえーっ!?お姉様!しっかり!しっかりしてください!お気を確かに!』
卯月「…前で倒れている妹達は無視か…ぴょん…」
皐月「ちょっ!?いいの!あれ!?」
706
:
カタツムリ提督
:2015/05/06(水) 23:05:59 ID:BlwjFlso
レ級「……」
U-511「………」
レ級「……」ニュルン
U-511「っ////!」ビクンッッ
レ級「……」ジー
U-511「…っ」イヤイヤ
ニュルニュル
U-511「んっ!//////」ビクビクッ
レ級(……股座が熱り勃つ…!(注*生えてません))ニヤニヤ
707
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/06(水) 23:15:59 ID:.c0eDBAQ
比叡『今回は何が悪かったのでしょうか…?(ぱくっ)ごふっ(ばたんっ)』
皐月「…」
菊月「…毒6になったな…」
皐月(菊月を更生させたほうが…)
708
:
カタツムリ提督
:2015/05/06(水) 23:28:02 ID:BlwjFlso
レ級「……」
U-511「……ZZZZ」
レ級「…(眠い…)」コクッコクッ
709
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 03:08:27 ID:KQvfz8Mg
卯月「ZZZ…ぴょん?」
長月「…画面が、消えているな…菊月?」
菊月「…聞くな…ちょっと居眠り運転していてぶつけたようだ…」
卯月「続きは朝にするぴょん…」
710
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 03:17:45 ID:EP32zA/6
レ級「…んお、終わったみたいだぞ、起きろ」
U-511「……?あ…」
レ級「なあ、次の質問は無いのか」
711
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 10:45:15 ID:KQvfz8Mg
卯月「今日はどうするぴょん?」
菊月「…いや、もう辞めておこう…作った本人があの様だ…」
三日月「では…デイリー、参りましょうか」
如月「《夕立》ちゃんね…『睦月ちゃん達だけでパーティーずるいっぽい!私も交えて素敵なパーティー、するっぽい!』」
712
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 11:43:33 ID:EP32zA/6
レ級「パーティ?何の事だ」
U-511「多分、戦いの事じゃないかな、演習の申し込みかな」
レ級「…ほう、それは楽しみだ、とても楽しみだ…とてもとても楽しみだ」
713
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 12:42:31 ID:KQvfz8Mg
長月「実戦演習か…夕立が申し込んできたなら、白露型で来るのだろうか…レ級にはつまらん相手じゃないか?」
如月「《匿名希望》の、長門さんねぇ。『そちらにレ級がいる、とは本当か!駆逐艦の子達と寝るなど、なんと危険…いや、羨ましい!準備を整え、レ級の脅威を退ける!睦月型の娘達よ…この私が助けに行くからな…!』よ」
如月「匿名希望したからって、欲望丸出しねぇ、長門さん…陸奥さんが聴いてたらどう思うかしら…?」
皐月「如月姉!言ってる!本名、言ってるから!なが…匿名希望さんの本名言っちゃってるから!」
卯月「如月は長門に厳しい態度ぴょん…」
弥生「…多分…いや…違う…かも…」
714
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 12:45:30 ID:EP32zA/6
レ級「今ならU-511も着いて来て、お値段税込み1万8300円!」
U-511「さらに、Fat魚雷も着いて来て、何とお値段変わらず1万8300です」
レ級「更に更に!この質問から30分以内に乗り込みにくれば、お値段8300円まで御値下げしますッ!!」
U-511「このチャンス、絶対に逃がしちゃ駄目です!」
715
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 14:38:44 ID:KQvfz8Mg
夕立「こんにちわー!約束通り、素敵なパーティーしにきたっぽい!」
白露「ふっふーん、演習でも私がいっちばーん!」
時雨「今日は…雨、降りそうにないね…」
村雨「はいはーい、雨の艦隊、出撃よー!か・く・ご、決めちゃってね!」
五月雨「五月雨、出撃します!初期艦5人衆の力、お見せしちゃいます!もう、ドジっ子だなんて…きゃあっ!」
涼風「てやんでぇ!あたいの出番だね!この腰につけた風神の宝珠の力、魅せたげる!」
夕立:12.7cm連装砲B型改二×2、13号電探改
白露:12.7cm連装砲×2、4連装酸素魚雷
時雨:10㎝高角砲+高射装置、13号電探、4連装酸素魚雷
村雨:10㎝高角砲+高射装置、13号電探改、銘刀『村雨』
五月雨:10㎝連装高角砲、4連装酸素魚雷、『水神の宝珠』
涼風:10㎝連装高角砲、4連装酸素魚雷、『風神の宝珠』
716
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 15:12:16 ID:EP32zA/6
レ級「お、もう来たのか、早いな」
U-511「だ、大丈夫ですか?」
レ級「なーに、反動ももう切れた…ここからは全力で叩き潰せる」
U-511「…凄い」
レ級「…お前は特別企画として、この演習の解説をやれ、頼むぞ」
U-511「え、ええええ……」
717
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 15:59:38 ID:KQvfz8Mg
三日月「それで、どうするんですか?あなたの力では…」
皐月「駆逐艦じゃ小破出来るかどうか…」
菊月「まあ、装備も極普通のもの…だし…(…何だ、最後の…?)」
長月「一方的になるのは見えているな」
文月「いくつか装備はずす〜?」
卯月「外したところで、元の力が違いすぎるぴょん…」
718
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 16:07:50 ID:EP32zA/6
レ級「なあに、暫くは攻撃させてやるさ、それでも貫けないなら此方から行かせてもらうが」
U-511「あの、殺しちゃ駄目だよ?」
レ級「大丈夫、殺す気では掛かるが殺しはしない」
U-511「…それ、詭弁って言うんだよね、日本語で」
レ級「装備は…外させないぞ、うん、大事な物だからな」
719
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 16:35:48 ID:KQvfz8Mg
戦闘開始!
白露「いっちばん最初は航空戦よ!対空砲火用意!」
夕立「………あれ?こないっぽい?」
五月雨「ひょっとして、艦載機積み忘れでしょうか?」
村雨「はいはい!何故か航空戦なかったけど、続いて開幕魚雷よ!」
夕立「…?…またこないっぽい?」
涼風「どうなってやがんでい?」
720
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 16:40:04 ID:EP32zA/6
レ級「…さあ、白露型。掛かって来い」
レ級「先ずはお前達が私を攻撃する番だッ!」
レ級「さあ、何時でも来いッ!」
U-511「さて、始まりましたこの特別演習、司会は長月さん、解説はゆーが御届けします」
長月「宜しく頼む」
721
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 16:50:58 ID:KQvfz8Mg
夕立「…先手をゆずってくれるっぽい?」
白露「…じゃあ、いっちばん先に攻撃開始!」
時雨「白露に続くよ…時雨、行くよっ!」
五月雨「私も続きます!えいっ!…ああっ!?」
涼風「」
722
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 16:56:16 ID:KQvfz8Mg
夕立「ちょっ!?痛いっぽい!」
涼風「…改めて…やらいでかっ!」
村雨「続けて、切り込んじゃうよ!行くよ!『村雨』!大海原ごと切り裂きます!」
723
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 16:59:47 ID:EP32zA/6
レ級「」ガチュッ!!ガチュッッ!!
長月「おお、被弾したぞ!」
U-511「でも、やっぱり傷はついてないです…」
長月「むう…倒せるのか、白露型の面々は…?」
レ級「……そうだ、もっと当てて来い!」
レ級「70年も思い煩って、その程度か!?」
724
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 17:05:26 ID:KQvfz8Mg
村雨「みんなの砲撃に続いて、白兵戦よ!この『村雨』の一振りは全てを飲み込み、押し流し、洗い清める大波濤の一閃!船である限り私達の前には無力よ!」
725
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 17:06:55 ID:EP32zA/6
レ級「あれは……刀か?」
レ級「白兵戦か……面白い、やってみろ」
726
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 17:13:04 ID:EP32zA/6
長月「何だ、あの刀は!?」
U-511「あれが…日本のツルギ……!」
U-511「振る度に炎とか出たりするのかな?」
長月「流石にそれは無いと思うぞ」
727
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 17:15:26 ID:KQvfz8Mg
村雨「私と、この『村雨』は一心同体!この太刀裁き、見切れるかしら〜?」
728
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 17:19:22 ID:EP32zA/6
レ級(……だが、譲ったのは此方だ、この太刀裁きを覚えておこうじゃないか)
レ級(さあ、どんな踊りを踊るのかな、村雨の嬢さん)
729
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 17:22:26 ID:KQvfz8Mg
文月「『村雨』は水と関わりの深いかたななんだよー?」
菊月「『里見八犬伝』という本が出典だな…そういえばこの間工廠に行ったら夕張さんと明石さん、村雨が紙を広げて話し込んでたな…(その隙に色々作らせてもらったが…)」
730
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 17:24:51 ID:EP32zA/6
ズバッ!!ズバッッ!!
レ級(ぐう…中々の威力、そして踊り)
レ級(睦月型とは別の意味で素晴らしいな)
レ級(…成る程成る程、そう踊るのか)
レ級「…フフ」
村雨「…?(笑った…?)」
731
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 17:28:34 ID:KQvfz8Mg
村雨「この日のために天龍さんと特訓しました!剣戟とともに発生する大波濤に飲まれなさ〜い!」
皐月「剣筋関係無いっ!?アレ剣筋関係ないよ!?ねえ!?」
望月「皐月うるさいよー?」
弥生「…すごい…高波…」
732
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 17:30:29 ID:EP32zA/6
レ級(波だと…!?ふふ、やるな、まさかこんなモノまで隠していたとは)
レ級(…だが、水底と水面を橋渡しする化物に、それは自分に降り掛かる狂気を見て見ぬ振りをする様な物だ)
レ級(…ならば、思う様にしてやろう)
733
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 17:44:05 ID:KQvfz8Mg
(高波の影から)
夕立「村雨にばかり気を取られてたらダメっぽい!ソロモンの悪夢、存分に味わうといいっぽい!」
白露「私の攻撃がいっちばーん!」
時雨「『佐世保の時雨』の名前は飾りじゃない…例え君でも、僕を沈めることはできないよ…」
734
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 17:47:13 ID:EP32zA/6
レ級(波の影に兵士…考えたなッ!)
長月「おお!?あの刀で起こされた高波の影に、何と、夕立達が隠れていた!?」
U-511「わあ…あれなら、青い海からの波で隠れられるし、防御も可成り確保出来るね」
長月「自分は攻、味方には攻撃と防御を与える…中々に素晴らしい連携だ」
レ級「…ふふ、そろそろ動いてやろうか」ゴゴゴゴ
735
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 18:13:32 ID:KQvfz8Mg
白露「む!攻撃の予兆を一番に察知!五月雨!涼風!今だよ!」
五月雨「はい、白露姉さん!行きますよ、涼風ちゃん!秘宝『水神の宝珠』!」
涼風「合点だぁ!あたいらの本気、見せたげる!秘宝『風神の宝珠』!」
五月雨&涼風「「水と風の共演!嵐と竜巻、渦潮の災害攻撃!!」」
736
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 18:16:16 ID:KQvfz8Mg
長月「む、渦潮で動きを封じ、嵐で視界と攻撃を妨害し、竜巻で攻撃か!くそっ、なかなかやるな…!」
737
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 18:17:08 ID:EP32zA/6
長月「う、渦潮!渦潮がレ級を襲うッッ!!」
U-511「…もう、ゆーじゃ解説出来なさそう」
長月「…じゃあ、質問を返してるか?お前宛にも届いてるぞ」
U-511「Danke……そう、します」
レ級(渦潮か…まだまだだな、私は…我々は、それ以上の災害を友とし、生きている)
レ級(その程度の災害が襲ったとて、私は殺せぬ)
738
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 18:18:04 ID:EP32zA/6
レ級(しかし竜巻か…これは飛ばされてしまうなあ…)
レ級(…!、ふふ、良い事を思いついたぞ)
739
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 18:34:48 ID:KQvfz8Mg
村雨「どうかしら〜?これが雨と風の艦隊の力よ!大自然の驚異、感じてくれたかな〜?」
涼風「あたいらの呼んだ嵐は暫くとどまるんでぃ!」
時雨「雨も、嵐も、いつか止むさ…でも、それは今じゃない…」
夕立「次は砲弾と魚雷の雨っぽい!」
文月「持ってきたよー?」
長月「ご苦労だったな、文月」
長月「さて、では《ゆーとろーで悩む》『ろーちゃんになるまで何があったの?』だそうだ…」
740
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 18:39:36 ID:EP32zA/6
レ級(…よし、行くぞ飛び魚達、私に続いて)ググッグ
身体が真っ黒なオーラになり、飛び魚の目と思しき物が体中に現れる。
キキッ!!
キィィィィ!!
バサササササッサッ!!
そのまま分裂して飛び魚の大群と成り、そのまま大空へとバラバラに待って行く。
U-511「ええと……ゴーヤさん達と太陽の真下を遊んでたら日焼けしちゃったり…」
U-511「金剛さん達が色々日本の文化を教えてくれたり…あと、大井さんに魚雷の上手な打ち方を教えてもらった事も有るよ」
741
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 18:57:57 ID:KQvfz8Mg
夕立「…この嵐、夕立達も視界がわるいっぽい…」
五月雨「いったん、下がりましょうか?」
長月「各地の司令官からのが多いな…『ゆーちゃんの服を破いてベッドに連れていきたい』…このハガキ、どこの鎮守府からだ?憲兵に通報だ!」
長月「後は…『かの国は戦況どうなの?』これは…気になるな」
長月「『潜水艦仲間とドイツ勢選ぶとしたら?』これは酷だな…答えないでいいぞ」
長月「《鳳翔》さんからは『日本の食事はどうでしょう?今度空母寮に来ませんか?ご馳走しますよ?』うむ、日本の食事、か…どうだ?」
742
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 19:02:20 ID:EP32zA/6
U-511「ええと…ゆーの祖国の戦況ですか」
文月「おしえてー?」
U-511「はい…ゆーの祖国は、今現在、国家社会主義労働者党の皆さんが防衛しています」
U-511「昼には普通の良く熟練された兵士、夜には…ええと、きゅう、けつき、だったかな…にした兵士を防衛に回してるよ」
U-511「実行権力を握ってるのは総統と…あと、金髪のおデブな眼鏡の人かな」
U-511「…艦娘の方は、まだそんなに数は多く無いです、はい」
743
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 19:14:19 ID:Tua2usIU
皐月「きゅうけつき?なにそれ?」
文月「血を吸う怪物だよー?創作ものだと男の人も女の人も美形なんだよー?」
菊月「…詳しいのか?」
文月「本読んだの。あたし本好きなのー。きゅうけつきはきれいで可愛い女の子を襲うんだって、怖いよねえ?」
如月「あら、私襲われちゃうわねぇ…?」
長月「…そうだな」
卯月「それでそれで?」
744
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 19:24:51 ID:EP32zA/6
U-511「うん、吸血鬼だよ、うん…組織の中の博士が沢山作って『最後の大隊』って名前の部隊に編入してるんだって」
U-511「一応女性だけじゃなくて、男の人の血も吸うみたい」
U-511「一応おおっぴらには成ってないけど…祖国のみんなには都市伝説として伝わってるみたい」
U-511「世界の中にはその吸血鬼に白木の杭で心臓を突いたり十字架を掲げたりするのが仕事の人も居るみたい…」
U-511「……詳しくは、『ブラム・ストーカー』を読んで欲しいなって」
745
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 19:49:46 ID:Tua2usIU
皐月「僕としてはその話はいいんじゃないかなーって…」
卯月「怖いぴょん?」
皐月「ちがっ!違うよ!?怖くなんかないさ!」
弥生「…皐月…これ…使って…」
皐月「違うから!泣いてないから!」
如月「よしよし…お姉ちゃんの胸で涙を拭いて…」
皐月「だから違うって!」
睦月型全員(かわいいなあ…)
746
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 19:51:41 ID:EP32zA/6
U-511「まあ…凄く、怖いよね」
U-511「吸血鬼に成った人たち、陸上に上がって来た深海棲艦なら倒せるぐらいには強いし」
747
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 19:53:06 ID:Tua2usIU
卯月「で、鳳翔さんのお誘いどうするぴょん?鳳翔さんだから量も大丈夫とは思うぴょん」
弥生「…鳳翔さんは…たくさん…出してくれる…」
748
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 19:55:16 ID:EP32zA/6
U-511「勿論行く、鳳翔さんはとっても優しいって言うから…」
U-511「…その、もう直ぐ死んじゃうみたいな言い方に成るけど、この演習が終わったら潜水艦の皆と睦月型の皆と、レ級さんとゴーヤさんとで食べに行きたいなって…思います」
749
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 20:11:40 ID:Tua2usIU
三日月「皐月姉さん、吸血鬼は探照灯で退治できるそうですよ?」
菊月「…《満ちゆく海》『あなたうちに来てから潜水艦以外の親しい友人はできたのかしら?別に貴女を心配してるんじゃないわ!ちょっとかの国のことを聞いてみたいと思っただけよ!』」
望月「ほぼ同じ内容で《春は私》《マジカルカスミン》《雨の叢雲》からも来てるぞ」
750
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 20:15:04 ID:EP32zA/6
U-511「はい…なんだかんだ皆と仲良く出来てます」
U-511「大井さんはちょっと怪しい所も有るけど優しい所も有るし、睦月型の皆は見ていて楽しいし…」
U-511「えっと、えっと…戦艦の…ええと、榛名さんは、御淑やかで、とても…素敵です」
U-511「あの…レ級さんも、ちょっと良く分からない所が有るけど…仲良く成れそうだなって、思います」
751
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 20:38:16 ID:Tua2usIU
卯月「《舞姫》さんぴょん『今度ドイツのダンスも教えて欲しいなー!一度行ってみたかったんだ!エリスさんみたいに踊りたいんだー!一番うまいのはドイツだー?なーんてね』…かるいぴょん」
752
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 20:47:36 ID:EP32zA/6
U-511「ドイツのダンス…うん、知ってる」
U-511「今度教えてあげるね、踊る時に着るお洋服も持って来たから」
753
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 21:48:40 ID:EP32zA/6
ザァァァァァァァァァァ……
バササササササササッ
レ級(此方に気づいて居ないか…よし、今だ)
飛び魚「キキッ!」
嵐の中、退避した敵を捕捉した飛び魚の群れは、そのまま一斉に急降下して行く。
754
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 22:19:52 ID:Fg9aohlA
皐月「他には『ドイツの森って不思議な御話の舞台にもなっているんですね?私と同じ名前のお姫様とか…私がお姫様、かあ…』そうなの?お姫様、かあ。それもいいね!」
755
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 22:24:48 ID:EP32zA/6
U-511「ダンスも良いけど、オペラも凄く良いよ」
U-511「ゆーの…その、上司さんが良く歌ってたのが、魔弾の射手って言う歌劇なんだ」
756
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 22:36:22 ID:Qs.WXT16
菊月「魔弾…だと…?なんだその、かっこいい響きは…?」
卯月「『那珂ちゃんくらいかわいいアイドルってドイツにもいるのかな?キャハッ!』…うわーハガキ相手に殴りたい思ったの初めてぴょん…」
757
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 22:38:37 ID:EP32zA/6
U-511「ゆーが知ってる限りじゃ…その歌を良く歌ってた上司さんかな、長い黒髪がとっても綺麗なんだよ」
U-511「魔弾っていうのは、七発の内六発は好きな所に当てられるけど、最後の一発は悪魔の望む所に当たるんだって」
758
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 22:52:28 ID:Qs.WXT16
長月「悪魔?くだらん…そんなものはいないぞ?ただの不幸な事故のたぐいだ、偶然のな」
皐月「そ、そうだよな!あ、悪魔なんて…ばばば馬鹿げてるよね!」
弥生「…(すす…)」
皐月「だから、泣いてないってば!無言でハンカチ…如月姉も!」
菊月「魔に魅入られし破滅の足音、か…いい…」
卯月「こいつも立派な…いや、何でもないぴょん…」
三日月「『そっちのほうって一日中夜の日があるって本当!?なんて…なんていい国なの!?一日中夜戦…ウフフフフフフ…』…発狂しそうな方が…」
望月「『ずっと夜…一日中寝てても、いいの…?』もう一人ダメなやついた…」
759
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 22:58:42 ID:EP32zA/6
U-511「極夜の事かな?ドイツって割と北の方に面してるから…」
U-511「大体は凄く寒くって外に出られないんだ…うん」
U-511「…一日中夜だと、一日中寒くて、一日中怖いよ…?」
バガガガガガガァァァァンッッ!!!
夕立「ぽい〜〜っ!?」
五月雨「な…奇襲!?」
村雨「慌てないで!迎撃するのよ!」
760
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 23:14:51 ID:Qs.WXT16
望月「なあゆーちゃんよ…日本には…いや、鎮守府には居るんだよ、その状況で笑顔でいられるひっきーと夜戦バカが…」
弥生「…(…何か、忘れているような…?)…」
卯月「弥生、どーしたぴょん?」
弥生「…ううん…何でもないよ…何でも…」
卯月「?ま、いいぴょん…『ドイツの森には狼が居るそうね!私みたいに精悍なのかしら?』…羽黒さんが危険だぴょん…」
三日月「おなじ方からもう一つ『そっちの国の装備って優秀なんだそうね?私も欲しいわ!撃ちたいわ!そして勝利を掴むのよ!滾ってきたわ!』…正直こういう人は苦手ですね…」
761
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 23:20:09 ID:EP32zA/6
U-511「確かに…狼のお話は聞いた事有るよ」
U-511「でも、実際に有った事は無いんだ………」
文月「ふ〜ん」
U-511「…それと、ドイツの国の装備は優秀……そうだよね、分かってくれるよね」
U-511「ティーガーだって、あの露助の戦車部隊に奮戦したんだよ」
U-511「それに、実用化されるずっと前に3DCGとか巡航ミサイルとか、色々作ってたんだ」
U-511「ちっちゃい戦車に大型の球状戦車もあるんだから、ドイツの技術は世界一なんだよって」エッヘン
762
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 23:29:35 ID:Qs.WXT16
三日月「『そっちのほうにはでっかい灰色熊とかいうのがいると聞いたクマ、そいつは強いクマ?』強さに憧れる人っていますよね…」
如月「『なんぞそちらの国にも優れた詩人や歌人が多いそうじゃのう?近いうちに話を聞いてみたいが、時間はあるかのう?』どうかしら?」
763
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 23:36:17 ID:EP32zA/6
U-511「灰色熊…居ます、はい、森に入れば会えます」
U-511「熊と言えば…ベルリンの象徴なんだよ、知ってた?」
文月「全然しらな〜い」
U-511「ふふん……それと、詩人や歌人は割と多いです、魔弾の射手が書いたのも昔のドイツの人だからね…」
U-511「そもそもドイツの軍には詩めいた良い言葉を放つ人が一杯居るんだ…」
バササササササササッ!!!
レ級(フフ……さあ、今度は此方が攻める番だ…戻れ飛び魚)
飛び魚達が集まって再び黒いオーラに成り、そのままレ級に変貌する。
レ級「さあ、そろそろこちらがオフェンスだよー…私のターンだ」
764
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 23:45:57 ID:t.ikl/mM
白露「ひ、被害状況は!?」
涼風「ちぃっ!一撃で持ってかれちまったぜぃ!」
五月雨「ううぅ…痛いです…」
夕立「二人が大破したっぽい!?」
765
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 23:48:15 ID:EP32zA/6
レ級「さあ…やろうか?ソロモンの悪夢、佐世保の時雨」
レ級「もうタイムリミットは過ぎた…さあ、噛み締めろッ!!」シャキンッ!!
烏賊魚雷を数個取り出し、そのまま投げ飛ばす。
投げ飛ばされ、速度を増しながら真っすぐに進んで行く。
ヒュバッ!!!
766
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 00:14:26 ID:kEzzQErI
白露「ちょっと!私だって健在よ!いっちばーん!お姉ちゃんなんだからあ!」
村雨「夕立とのコンビは私なんだから!ここで武勲を挙げて、改二に…夕立の隣に立つんだからー!!!」
白露「私だって、いっちばーん!お姉ちゃんの意地!主砲も魚雷もあ…きゃあ!!!」
夕立&時雨「お姉ちゃん!?」「姉さん!?」
767
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 00:19:20 ID:BY1ZQxCM
レ級「艤装に刺さった…運が無いな、うん」
レ級「退場だ、此処で見てろ」パチンッ
シューーーーー
白露「え、ちょ…これ、魚雷!?」
ッッバァァァァァァァァン!!!!
白露「きゃああッッ!!」大破
刺さった烏賊魚雷が爆発し、艤装を内部からバラバラにする。
768
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 00:29:51 ID:kEzzQErI
夕立「白露お姉ちゃん…夕立を庇って…もう…もう許さないっぽい!」
時雨「…僕には夕立が急に回避したから、後ろから来ていた姉さんが回避遅れて直撃したように見えたんだけど…」
村雨「もう聞いていないわね…」
菊月「…で、私が言ってやったんだ…」
U-511「菊月さんかっこいい…」
伊58「眉唾物でち…」
長月「次は『比叡や磯風の毒は完治にどれくらい必要なの?この前の鳥海さんとか』…この前?」
769
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 00:35:48 ID:BY1ZQxCM
U-511「うーんと…食べた事が無いから分からない…あ、食べさせないで良いよ」
卯月「いや、もうそんな気は無いぴょん」
U-511「良かったです…でも、レ級さんは割と早く治ったよね」
菊月「…カウントはしなくて良いんじゃないか、アイツは例外だからな…」
夕立「ぽいぽいぽいぽいッ!!」ダダンッ!!
レ級「キィィッェェェェェェェェ!!!」バジャッバジャッ!
770
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 00:38:09 ID:BY1ZQxCM
夕立「貴方が魚雷を投げるなら…こっちも投擲よッ!」パシッ
レ級「!」ビュオッ!
ガシッ!
夕立「わっ!?」
レ級「!」ブンッッ!!
夕立「ぽいーっ!」
771
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 00:46:23 ID:kEzzQErI
時雨「夕立!ここは冷静になるんだ!」
村雨「夕立!落ち着いて!」
皐月「『ドイツや明石工廠はif装備とか作らないの?ああ、菊月はあっちで遊んでて?』」
菊月「…最後はどういう…?」
772
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 00:51:24 ID:BY1ZQxCM
U-511「if…かどうか分からないけど、先日極秘の手紙でね、トリープフリューゲルとハウニヴが実用出来るレベルで完成出来たって」
U-511「第二次大戦当時は完成出来なかったけど…何とか進化させた技術を使って完成させたんだって」
夕立「っ…反撃よ!」バッ!
レ級「尻尾、相手をしてやれッ!」ギュルッ!
773
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 01:04:40 ID:BY1ZQxCM
夕立(私を狙ってる…軌道は読めるよ!)バッ!
跳躍し、そのまま尻尾に飛び乗る
レ級「!」
夕立「喰らうっぽい!」ドドドッ!!
レ級「ぐぅ…!」小破
774
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 01:10:29 ID:kEzzQErI
時雨「ダメだ、今の夕立に僕らの言葉は届かないみたいだね…」
村雨「それなら、せめて共に攻撃よ!」
時雨「なら、僕は支援に回るよ」
文月「『よく日本の駆逐艦の名は詩的と聞きます、ドイツの船はどうですか?』そうだね〜自然現象とかから取るときれいだよね〜、白露型とか…」
弥生「…(…やっぱり、何か…忘れてるような…?)」
775
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 01:14:56 ID:BY1ZQxCM
U-511「ドイツの船は、人名から取られる事が多いです」
U-511「例えばビスマルク姐さんの由来は、嘗てドイツを一国に迄育て上げたオットー・フォン・ビスマルクから」
U-511「マックス・シュルツ、レーベレヒト・マースも、ドイツ軍所属の軍人さんの名前から取られたよ」
U-511「…あ!、あと、昔はうっかり止めちゃった航空母艦のグラーフ・ツェッペリンさんの名前も、飛行船を設計した人の名前から来てるんだよ」
776
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 01:22:56 ID:kEzzQErI
文月「じゃあ人名以外の船はあるの〜?」
長月「天龍や吹雪もドイツ語に興味を持っていたな…」
菊月「…独逸語は…響がいい…」
皐月「『ドイツの一番有名な船ってビスマルクさんなの?』国を代表して来てるわけだしね、長門さんみたいなものかな?」
777
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 01:28:56 ID:BY1ZQxCM
U-511「はい、とっても有名です」
U-511「昔々…英国のライミーさんの有名な艦と熾烈な争いをしたと聞きました」
U-511「最終的にはその有名な艦を沈め、敵の怒りを買って攻撃を一心に浮け、沈没しちゃったけど…とっても格好良く、とっても誇り有る死だったと聞きました」
U-511「……ええと、うん…」
U-511「ドイツ語は…何だか響きがいいよね、戦車がパンツァーで、丸いがクーゲル」
U-511「あと戦争は……Krieg!」
778
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 01:50:14 ID:kEzzQErI
菊月「…高揚する、な」
文月「あたしはドイツのおとぎ話聞きたいな〜」
皐月「そ、そうだね!僕も、お姫様の出てくる話、聞きたいな」
弥生「…食べ物について…」
村雨「夕立!私も攻撃するわね!たーっ!やーっ!」
779
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 01:54:13 ID:BY1ZQxCM
U-511「は、はい!ええと、ええとですね…!」
ギ、ギンッ!!
レ級「む!」
夕立「!」
レ級「ほう…二人で来るか、そうだそうだ、その調子で掛かって来いッ!!」
780
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 02:02:46 ID:BY1ZQxCM
夕立「うあああッ!!」ドドドドンッ!!
レ級「…闇雲に撃っているな、それで悪夢と呼ばれるのか、馬鹿馬鹿しいッ!!」バシッ!!
夕立「あうっ!?」
村雨「夕立っ!」
レ級「…そこの村雨の方は対した別命も無い様だが、存外に苦戦させてくれそうだ」
781
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 02:07:57 ID:kEzzQErI
村雨「夕立!このまま攻めましょう!時雨姉さんも援護射撃してくれるわ!」
夕立「勢いに乗って攻めるっぽい!」
時雨「標的に肉薄する村雨と夕立…」
時雨「白兵戦をしている中に援護射撃は危険…」
時雨「でも、僕の弾は当たる…」
時雨「『佐世保の時雨』の名、今こそ発揮するよ…!」
782
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 02:12:05 ID:BY1ZQxCM
ドォォォォォォォン!!!
ガヅンッ!!
レ級「ぐっ!?」
レ級(…危ない、危うく装甲が弱い所に当たる所だった)
夕立「っ誰!?」
783
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 02:22:06 ID:kEzzQErI
村雨「きっと時雨姉さんの援護射撃ね…さあ、体勢を整えて、再突撃よ!」
784
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 02:26:45 ID:BY1ZQxCM
レ級「ふふふ…睦月型と同じ位に面白そうだ」ググ
村雨「!何かしてくるわ!」
レ級「ふふ…」バシャッ!!
勢い良くそのまま海の中に潜行する。
785
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 02:36:37 ID:kEzzQErI
夕立「潜ったぁ!?あ、あいつって…潜水艦っぽい?小破してるし、深く潜ったら水圧で自沈するっぽい?夕立達、勝ったっぽい?」
村雨「いいえ、念のために追撃をかけましょう」
夕立「ようし、それじゃあ…魚雷パーティーよ!夕立魚雷、ぽいぽいぽーい!」
村雨「深く潜ったところで、この『村雨』の刃は水では止められない!海中のすべてを削りなさい、『村雨』!」
時雨「…レ級が、見えなくなった…?いったい、何処へ?」
786
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 02:40:24 ID:BY1ZQxCM
レ級(バカめ、気が付かないのか、我々は深海棲艦だぞ、一体何処からやって来ていると思うのかね?)
ゴォォォォォッォォ
時雨「…潜ったのかな?いや、まさか…」
時雨は気が付けなかった、自分の直ぐ近くに迫っている影に。
レ級(…流石のお前も、眼下の敵は見抜けぬ様だ)
787
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 02:42:00 ID:BY1ZQxCM
ザバッ!!
ギュルッ!!
時雨「っ!?」
レ級「つ か ま え た 」
時雨(そんな…真下に居た…!?)
レ級「さあ、海の中に案内してやろう」
ザブンッ!
788
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 02:49:37 ID:kEzzQErI
時雨「うん…仕方ない、一度村雨達と合流しよう…」
時雨(しかし、どうも嫌な予感がする…)
時雨(この感覚は…そう、スリガオやレイテ前日も感じた…)
時雨(何か…とても悪い事が起こる…その、前触れ…)
時雨(一度、用心のために電探で周囲の警戒をしておこう…)
時雨(…?…こ、これは…!)
789
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 02:52:46 ID:kEzzQErI
時雨(しまった…!まさか、海中に…)
村雨「おかしいわね…姉さんが来ない…」
夕立「時雨姉さんに限って滅多な事は無いっぽい!」
790
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 02:56:57 ID:BY1ZQxCM
時雨「ん…んぐっ…!」
時雨(ま、拙い…艤装に浸水して…!)
時雨(く…逃げ出さないと…っ!)
レ級「良い事を教えてやろう、我々は深海の使者、詰まる所はその気になれば海に潜るのも出来るんだよ」
レ級「序でに言うとだ、化物の力ならばお前一人押さえ込むのは容易い」
レ級「今迄、知らなんだか?」
791
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 03:08:42 ID:kEzzQErI
村雨「…やっぱり姉さんに何かあったのかも…航行ユニットの故障、とか…」
時雨「村雨は心配し過ぎっぽい…」
村雨「…じゃあ、こうしましょう。私は姉さんの捜索を行う、夕立はここで待機」
村雨「私が姉さんを見つけるか、姉さんが戻ってきたら互いに通信する…いいわね?」
夕立「ぽい!」
792
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 03:12:33 ID:BY1ZQxCM
レ級「…これで、お前は為留めた、普通ならここで窒息するのを待つが…」
時雨「んぐ…んん…!」
時雨(く……い、息が…っ)
レ級「…このまま待つのも性に合わない…待つのは嫌いなんだ」ググッ
ボキッ
時雨「ーーーーッ!!?」ゴボォッ
レ級「…さあ、まだチャンスは有る、抜け出してみせろ」
ボキッ!メシッ、ベキッ!!
793
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 03:19:07 ID:BY1ZQxCM
時雨「ん、ーーーッッ…!?」
時雨(ほ、骨が…っ…このまま…じゃ……)ミシミシッ
レ級「…どうした、抵抗してみせろ」ググググ
ボギ…ベキッ…
時雨(うぐ…ぅ…っ…艤装にも水が…沢山入って…っ)
794
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 03:21:38 ID:kEzzQErI
村雨「確か、この辺で姉さんと別れたはず…五月雨の宝珠があれば海中の様子もわかるのになあ…さて、13号電探改、頼んだわよ!探索開始!」
795
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 03:24:28 ID:BY1ZQxCM
レ級「…さあ、止めだ、苦しみを終わりにしてやる」シュル……
時雨(…?解放した…どうして…?)
レ級「ドラァァッッ!!」ブンッ!!
バギッッ!!
水の抵抗を物ともせず振り上げた拳は、時雨の艤装を突き破り、そのまま彼女の背中に刺さる。
時雨「ッ!?」
レ級「吹き飛べッ!」グオッッ
そのままアッパーを決め、彼女を勢い良く海面へと叩き上げる。
796
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 03:29:49 ID:kEzzQErI
村雨「これは…反応が…真下!?どういうこと…まさか本当に…?ひとまぶふぅー!??」
村雨「いったたた…いったいなに…し、時雨姉さん!?これは…これは酷い損傷を…!ともかく、一度夕立を…!」
797
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 03:31:33 ID:BY1ZQxCM
ザバァァッ!!
レ級「先ずは、一匹」
レ級「続いて、二匹」ガゴンッ!
レ級『劣化徹甲弾、装填』
798
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 03:34:01 ID:kEzzQErI
村雨「!?レ級!?まずい!」
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