斐川西「Ave verum corpus」「Ave Maria gratia plena」「AVE MARIS STELLA」
◯プーランクの1曲目はグレゴリオ聖歌らしき主題からの蠢動する旋律への展開。ブストーでは美しい主題のリフレインを。そして輝昭の3曲目も負けてない。単旋律の展開。テンポを崩したり音響効果を狙ったり。浜崎先生の解釈もお見事です。やや乱れ
会津「Che se tu se'il cor mio」「Io mi son giovinetta」「Prope est Dominus」
◯音楽<演技に傾重。ビブラートつきドラマティックボイスが評価にどう影響するか。ラインベルガーの3曲目は、悩んだ末に会津のカラーで押し通すことにしたか。モンテベルディを歌いこなしてるだけで金賞レベルなのだが。
橘「Cantate Domino」「Luci serene e chiare」「Non piu guerra pietate」
◯郡山高がスポットライトで照らすなら、橘は蛍光灯で節操なく照らしてしまった感じ。モンテベルディ3曲を取り上げるという合唱への意識の高さは大いに評価できるが。観
客にどう提示するのか、そこまで至ってない。