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少女たちの夜
258
:
プルヒッター
:2013/03/26(火) 19:08:01
『酷いびしょ濡れじゃないですか、この山道の中を歩いたんですか』
高城が小嶋と峯岸のことを大いに心配する。
無理もない…5人ともこの嵐の中の道を歩いてきたんだ。
『あきちゃー心配してたんだぞ!!!』
北原の大声が玄関内を大きく支配した。
『全く人に心配をかけてまでもうーっ!!』
指原も同じだ。
『ほんまですよ、高城さんって結構方向音痴なんですから』
横山もそのあとを続く
『でもまゆゆも無事だね…これで。
あっその足、まゆゆどうしたのその足の傷』
ハンカチで覆い隠していた足の擦り傷が生々しく残っていた…心配そうに声を掛ける峯岸
『ちょっと山道で擦りむいてころんだんですよ、で、外じゃろくな応急処置がなかったので
代わりといっては何ですけども…私のハンカチで血止めくらいにはなると思って』
『まゆゆ大丈夫なの?』
小嶋も渡辺の足の擦り傷を気にしていたようだ。
『大丈夫だよ、あきちゃのおかげでだいぶ良くなったよ…あきちゃがいなければ私』
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