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黄金のアンコールさんLarry Hi Fi在日代表

332黄金のアンコール:2005/09/27(火) 12:04:17
ウエストミンスターのようなバックロード・ホーンでは理論上低音は遅れます。
ホーンの実行長が約3mですので音速が360mとすれば1/100弱です。
この遅れは、どんなにセッティングを詰めても残ります。これは、オーケスト
ラの大太鼓が後ろから聴こえてくるような感じにはなりますが、このくらいの
遅れではぼよ〜ん、ぼよ〜んとした音にはなりません。

もし、だぶだぶで解像度の無い低音だったのなら、部屋、セッティングを見直
したり接続するアンプを選び直す必要があるかもしれません。小さな口径のス
ピーカーだったならばしなくても良い苦労をしなければ鳴るようにならない
可能性が高いです。多くのオーディオショップではタンノイやJBLなどの
38cm口径のウーハーを搭載した大型のスピーカーをまともなバランスで
鳴らしていません。それは、オーディオショップ側の怠慢だったり、ノウハウ
不足です。ただ単にフロアにスピーカーを起き、評判の良いアンプを接続した
だけでお客に聴かせているのです。

バランスがとれてうまく鳴った大型のスピーカーのクオリティは、小型スピー
カーでは到底無理でしょう。同じ低音を出すのでも、小口径のスピーカーだと
かなりウーハーのユニットの振幅を大きくしなければなりません。良く重低音
と言いますが、生のオーケストラの低音は重くありません。軽くて非常に低い
音まで出ます。ウエストミンスターのような低音までホーンロードがかかって
いる大型のスピーカーだと、かなり大きな低音が鳴っている状態でもウーハーの
前後の動きがとても少なくて済み、ユニットからの歪みも少ないのです。特性上、
25cm口径のStiringとウエストミンスターではともに40Hzくらいまでフラ
ットですが、Stiringだとその低音はどうしても重く感じます。


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