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TANNOY総合スレ Part7

276薬漬け:2015/09/05(土) 23:20:56 HOST:zaqb4dd453f.zaq.ne.jp
別スレの「古色蒼然」で思いついたことを。

先日、行きつけのお店でモニターシルバー(米GRF)を、WE124で鳴らしました。
球はデフォルト274Bのところが5U4G、348AのところがRCAの6J7。出力球は350Bです。
LP12とマッキンC22オリジナルを経由。これで聴くと、入力トランス618Cのキャラクターも
乗ってなかなか艶っぽいのですが、微妙に音色が古い。

(因みにHi-Inputはトランスは関係ないと諸兄に教えられてきましたが、お店のエンジニアで
124現物とWestern Electricの回路図を持つ方は「実はハイ入力も入力トランスと繋がっている。
1次か2次に入れているかは個体によるが、繋がれているのは確か。当初見たとき何故こんな
面倒臭い配線をかけているのか理解ができなかった」と教えていただきました。しかしこれで、
ハイ入力も入力トランスの違いで音の性格が変わることが腑に落ちました。)

そこで5U4Gを274B刻印球に。理屈からいえばより一層古い球ですが、これが不思議に現代的な
清明な響きに変化。「これだと前段も変えると?」私「まさか348A?」店主笑って「348Aはそう
変わらないな。無理にWEで揃える必要はない」。エンジニア「6J7GのST管もいいかも」。
で、後日私が探してきたのがBrimarのForeign Made。メッシュで精密な造り。欧州製か?
これに換装して、カートリッジをハイエンド系に替えたら、出た音に全員オッタマゲ。
現代型ハイエンドシステムを持っている方いわく「自分の現代システムと違和感のない音だ」。
鳴っているのはシルバーなのに。
私の耳にも、およそ古色蒼然とは対極の音が出たのにはいささか驚きました。

因みにレッド(コーナーヨーク)に替えてデュトワ=モントリオールの幻想(Digital録音)を
かけてみると、これも違和感なし。RCAの6J7をBrimar?の6J7Gに替えてからはホルンの響きも
丸くなった感じ。
ヴォーカルでは最初はキツかったドリス・ディの声がキツさが後退して滑らかさがでてきました。

古い機器も、使い方で古色蒼然にも鳴れば現代的にも鳴る。潜在能力の高さかもしれません。




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