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新しい機種VS古い機種

66SX3NW:2008/01/30(水) 01:51:25 HOST:100.19.87.61.ap.yournet.ne.jp
昔良く言われた「レコードが擦り切れるほど聴いた」なんていうくだりは、'60年代頃の
小説やフォークソング的表現でしょう。当時の78回転のSPレコードも掛るような
ステレオ。軸精度の悪いターンテーブルと針圧10〜30gものアームの電蓄でLPを
聴けば酷い状態になるでしょう。実際雑誌付録のソノシートなんかは2〜3回で一発目の
音は出なくなりましたから(科学特捜隊のテーマとか・笑)

ただし'70年代中頃からのそれなりのプレーヤー(テーブル&アーム)になってからは、
レコードの磨耗、擦り減りというのは殆ど感じていません。100回聴こうが問題あり
ません。重要なのはブレのないテーブルと垂直が完全なスタイラス。レコードをダメに
している方はスタイラスも片減りさせているケースが多いようです。

マクロ的にみれば確かに何らかの変形はしているでしょう。堕耳には感知出来なくとも
測定すればあきらかに高音域などは衰退しているものと思われます。擦り減るというのは
①スタイラスによってレコードが削り取られていっているものなのか、それとも
②第3者たるホコリ、チリが研磨剤の役割を果しているものなのか。または
③スタイラスのレコード(塩ビ)溝通過の際での加圧変形や熱変形→冷却戻りが回数を
重ねるにしたがって回復しにくくなってくる科学的(重合)変化が原因なのか。
おそらく①ではなくて②③でしょう。

友人のバーでは未だにジュークボックスを整備して使っています。良く掛る曲は1年に
50回くらいにもなるんでしょうか。10年で500回。EPですので古い貴重盤も多く
スペアのないレコードも多数あります。それにしても明らかに音が悪くなってるとは
感じません(酔ってるんで・笑)。レコードって想像以上にタフなのは確かです。

友人は経験上「続けて繰り返し聴くとレコードが痛む」と言ってますので、完全に冷却されて
塩ビ組織が静状態に戻る前にすぐさまスタイラスにて加圧・熱変形させるの良くない用法
であるのは事実なのかもしれませんね。


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