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真・つじのぞみふぁんくらぶ 専用非難スレ 其の壱拾七
156
:
名無しののたん
:2023/10/29(日) 12:10:00
第168回 天皇賞(秋)当日最終決断【見解】
この一戦に懸ける勝負度合いの差が明暗を分ける!
◎3枠3番
ドウデュース
本命馬の話
昨年のダービー以来の2強対決に注目が集まる。今年の天皇賞秋の最大の焦点は『どちらが勝つのか?』
だろう。
この2頭、ダービー後のキャリアにおいて、大きく対照的な運命を辿った。結論に至る前に、ここまでの両馬の
道程を整理しておこう。
まず、世代の頂点に立ったドウデュースについて。
ダービー後は松島オーナーの夢である「武豊とともに凱旋門賞を制覇する」という野望を追求し、欧州に
挑戦。異次元の2分21秒9というダービーレコードを引っ提げ、「この馬なら日本の悲願を達成してく
れるかもしれない」と多くのファンが期待を抱いただろう。
しかし、待ち受けていたのは過酷な洋芝の道悪競馬。ニエル賞→凱旋門賞ともに2分32秒を超える決着
になり、走破タイムが10秒も違う“別の競技”ではドウデュースに出番はなかった。夢への追求は高い代償
を伴い、3歳時の秋シーズンは実質的に“参考外”として幕を閉じた。
一方、イクイノックスについてはどうだったか。
ダービーで悔し涙を飲んだ後は、天皇賞秋→有馬記念という2つの大一番に集中し、どちらも勝利を飾
る。前年のエフフォーリアに続く秋GⅠ連勝によって、年度代表馬に輝くことになった。ドウデュースの
存在は忘れられ、イクイノックス時代の幕が開かれたようだった。
この時点でイクイノックスがドウデュースを超越したか?というと「yes」とは言い切れない。なぜな
ら、天皇賞秋と有馬記念が、ちょうど世代交代の時期と重なり、メンバーレベルが低かったから。コント
レイルやグランアレグリアも引退してしまい、最後の大物と言えば4歳になって別馬となったエフフォー
リアくらいしかいなかった。これならイクイノックスは勝って当然とも言える。
話は年明けのドバイに移そう。
ドウデュースは欧州でのダメージを癒し、ドバイ前にひと叩きすることを選択して京都記念に出走。結果
は「ダービー馬に衰えナシ」を高らかにアピールできるだけの大楽勝だった。これでドバイターフは断然
人気で迎えることになるはず…であった(海外ブックメーカーのオッズも1番人気)。
しかしながら、海外の獣医の判断により、この馬の歩様の欠陥がNGと判定され、出走を諦めざるを得な
かった。関係者の話によれば「日本だったら普通に出走できていた。もともと歩様に癖があるだけで、ア
クシデントがあったわけではない」というもの。まさに不運だったというしかない。
一方、イクイノックスは予定通りにドバイはぶっつけで参戦し、10頭立てのドバイシーマクラシックは
ほぼタイムトライアルのような競馬で逃げ切って楽勝。この時の勝ち方がインパクトがあって世界ランク
1位を得ることになった。
『年度代表馬』の次は『世界ランク1位』。これにより、同馬の強さは一段と際立ち、まるで運命が後ろ
盾であるかのように幸運な展開が続いていくことになる。
さて、もう一度あの質問を。「この時点で明確にイクイノックスのほうが強くなっただろうか?」・・・
その答えはまだ「yes」とは言えない。なぜなら、ドウデュースは走っておらず比較のしようがない。
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