英の団体、5大学に侵入 「実験動物虐待」とネットに (07/02 03:06) http://www.asahi.com/national/update/0702/002.html
英の団体、5大学に侵入 「実験動物虐待」とネットに
欧米で違法手段も使って過激な動物愛護運動を展開する英国の団体が、大阪大など日本の5大学の動物実験施設に侵入、内部を撮影したり資料を持ち出したりしていたことがわかった。団体は6月に「日本の動物実験を暴露する」とインターネットで公開して「虐待」と非難。各大学は「事実無根」と否定するとともに、警察に届け、防犯設備を設けるなど警戒を強めている。
この団体は、ストップ・ハンティンドン・アニマル・クルエルティ(SHAC)。動物実験に反対し、世界有数の動物実験請負会社、ハンティンドン・ライフサイエンス社(本社・英国)を閉鎖に追い込むために99年に設立された。
ホームページで公開したのは阪大のほか、順天堂大、京都府立大、大阪府立大、関西医大の実験施設。「(実験動物が)金属棒で殴られ、虐待されている」「犬は声帯を切除され、施設内は毛や糞(ふん)まみれだった」などと批判している。
SHACは大学を狙った理由を「警備が甘いため」としている。
阪大によると、昨夏、外国人2人が英国人研究者の紹介状を持参し、施設を見学した。その後、研究者に問い合わせて紹介状は偽物と判明。ホームページの内容から、2人が、別の施設にも侵入し、大学の研究者の実験ビデオを持ち出していたこともわかった。
順天堂大は、ホームページをきっかけに侵入に気づいた。対策委員会をつくり、警備体制を強化するとともに、警視庁に届け出た。
「虐待だ」とされたことに、「実験は適正に行われている。ハンティンドン社とは関係がない」(阪大)などと各大学は反論している。
ハンティンドン社は製薬会社の委託でサルやイヌなどを使って新薬開発の実験をしている。日本の大手製薬会社の大半と取引があり、売り上げの約2割を日本で占める。
同社によると、SHAC幹部が社員に殺人予告をして懲役刑を受けた。また、同社の取引銀行などを脅迫するなど、その過激な活動が英国で社会問題化している。
SHACは朝日新聞の取材に「調査手段は正当だ。頭を使って実態を暴露しただけ。今回は日本の動物実験への攻撃の手始めだ。今後も多くの施設に入り、ハンティンドン社とかかわるとマイナスになると警告を送る」としている。(03:06) http://www.shac.net/index.php3 http://www.shac.net/background/ucjapan.html http://www.shac.net/resources/photogallery/webalbum3/index.html http://www.shac.net/background/uc1.html
The first undercover investigation
In 1981 Sarah Kite (B.U.A.V.) worked undercover in Huntingdon Research Centre (HRC) for eight months. She started work in the Rodent Toxicology Unit. She could see at first hand what made these people tick.
Sarah wrote: "I soon discovered we were not allowed to call blood, blood, we had to call it red staining. Similarly, the killing of an animal at the end of an experiment is described as a sacrifice."