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汎用記述スレッド 2

1言理の妖精語りて曰く、:2007/06/07(木) 23:22:10
この場所は特に制限を設けない総合記述スレッドとして汎用的に扱います。
ここに記述された文章が神話を構成する断片となります。

前スレッド
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1140326832/

582言理の妖精語りて曰く、:2008/01/24(木) 22:48:04
おーけーしすたー。
ぷりーずくーるだうん。びーくーる。ぷりーずもあーすまーてぃー。

583言理の妖精語りて曰く、:2008/01/24(木) 22:51:25
まあアレだ。
某地方では「さ」を「せ」と発音したりするし。
じゅうよん「さ」い、は、じゅうよん「せ」い、ってな具合に。
つまりワレリィは方言っ娘。

584言理の妖精語りて曰く、:2008/01/26(土) 07:35:09
ブラシでグラデーション。
そういうのもあるのか。

585言理の妖精語りて曰く、:2008/01/26(土) 11:25:28
ワレリィ十四世の二つ名は「人参封鎖結界(レッドホットコンシール)」だそうだ。

・・・意味がわかりませんよ魔王様!

586言理の妖精語りて曰く、:2008/01/26(土) 12:41:16
仰げば尊し。
瞼を閉じれば浮かび来るのは愛しき魔王のご尊顔。

今日までお世話になりました。さようなら。どうか何時までもお元気で。

587言理の妖精語りて曰く、:2008/01/26(土) 20:43:46
アエルガミクシィ

588言理の妖精語りて曰く、:2008/01/27(日) 00:35:06
ミクシばっかり更新しているうちに、交友関係がどんどん狭くなっていく人のことである。

589スス:2008/01/27(日) 10:21:28
ギャー
耳が痛いー耳がー

590言理の妖精語りて曰く、:2008/01/29(火) 00:16:48
夕暮の空に雲は少ししかなかった。
その薄い雲をめがけて赤い竜、レーレンタークが昇ってゆく。
没みゆく日を受けて染まった雲と比べると、逆上がりする竜が赤熱して放つ光はなんだか場違いに見えた。
それもわずかな間で、太紀圏を脱出した逆流星の赤い光は雲の間に薄れて消えてゆく。
とうとう夕暮の赤だけになった空から視線を下ろすと、ふぅ、とオルゴーは息をついて、ぐるりと首をめぐらせる。

人間だったらごきごき、と音がするのだろうな、

そんなことを思いながら二度、三度と首をまわすが、骨どころか関節も無いダークマター製の体は一切無音。
愛想のない身体だと思い、我ながら妙な感想だと苦笑いしながら、右前脚一本で立つと、長い尾と翼を器用に動かし重心移動。
ぐら、と体が傾き始めると同時に体をひねって回転開始、まわる視界が180度ターンしたところで揚げていた7本の足を下ろして急制動。
誰か他の者に見られていたら「不精者め」と言われること間違い無しの居作法だが、オルゴーはこの急旋回が好きだった。
ともあれ、見送り中も開きっぱなしだった【扉】をくぐり、彼の「自室」、あるいはレーレンターク言うところの「オルのねぐら」、または彼の自称飼い主であるS嬢曰く「オルゴーのお庭」へと帰還する。
超時空通路を抜けると何のことも無い1LDK。
ダイニングにしつらえられたテーブルの上にはティーセット一式とカップが三つ。
二つは彼と友人レーレンタークのための普通サイズ。
もう一つは友人との語らいのさなかに乱入してきた「小さな主人」のための特小サイズ。
茶器は二人分の用意しかしてしていなかったため、急の御成りに慌てて用意したのだ。
といっても、けっきょく注がれたお茶は口をつけられないうちに冷めてしまったようだ。
小さなカップを置かれた席の少女は、テーブルに突っ伏して眠っていた。
まぁ、乱入時からハイテンションで手足をぶんぶか振り回しなにやら叫び続けていたから、ひょっとして疲れて眠るかも、と予想はしていたが。

591言理の妖精語りて曰く、:2008/01/29(火) 00:35:59
珍しくラヴァエヤーナに賞められて喜び疲れで眠り込んだセラティスを寝床に運びながらレーレンタークが最近詩作にはまってるって言ってたことを思い出して図体の違う二人が似たような感性を持ってるんだろうかと考えながらやがて竜も人っぽくなるのかそれとも人が竜っぽくなるのかそうしたらレーレンタークはどんな顔立ちになるのかセラティはどんな翼や尾を生やすのか空想するオルゴー。

なんだこれ。

592言理の妖精語りて曰く、:2008/01/29(火) 00:39:52
だれか萌え萌えキャッキャウフフしたお話のお手本plz。ごめん嘘。上手な人のお話見て俺もやってみようとか思ったのが間違いだった。うおおおおおお。だが魔剣。

593言理の妖精語りて曰く、:2008/01/29(火) 00:40:36
おーけー、まずは落ち着こうぜブラザー。

お茶喫むか?

594言理の妖精語りて曰く、:2008/01/29(火) 22:58:01
天令ワリバーヤ=オーディン=激怒

595言理の妖精語りて曰く、:2008/01/30(水) 21:14:15
つまり令星の神ワリブはオーディンのように智慧を得るために
片目をくり抜いた過去があり、なおかつ激怒している。

596すす:2008/01/31(木) 00:12:29
提言する。
「日曜ゆらぎ」というのはどうだろう。
日曜大工のように、週末の一日にだけ集中してゆらぎの神話るのだ。
いわばプチ大記述大会の恒例化。

え? 毎日やれって? 御無体な。

597言理の妖精語りて曰く、:2008/01/31(木) 00:13:12
いいよそんな曜日なんて適当で

598言理の妖精語りて曰く、:2008/01/31(木) 15:38:40
いいよそんな「いいよそんな曜日なんて適当で」なんて適当で

599言理の妖精語りて曰く、:2008/01/31(木) 16:04:07
最近流行というものにはついていけんのう

600大目玉の翁が語りて曰く、:2008/01/31(木) 20:36:39
「心配はしなくても宜しいですよ、御翁」
紅茶の出具合を確かめるためにティーポットの覆いを外しながら、車輪の魔女は続けた。
「あれは末の愚妹の仕業です。なにぶん、力を得たばかりですから試してみたくて仕方ない頃合なのです」
小一時間も遊べばまた違う使い方を見つけるでしょう、そういって、魔女はカップに湯を注ぎ始めた。
このとき私は、小一時間くらいなら我慢するか、と思ってしまいにした。
あとから思えば気がつくべきだったのだ。
魔女達の時計にくらぶれば私達の時計はかなりせっかちであるのだから、逆さにすれば、魔女のいう「小一時間」が私達のいう「小一時間」と同じくらいであるわけなど無いのだ。

601言理の妖精語りて曰く、:2008/01/31(木) 23:06:45
いいよそんなボケ老人がねじ巻き忘れてたゼンマイ時計の遅れが引き起こした馬鹿馬鹿しくてヘンテコでちょっと笑えてさいごになんだか哀しくなる思い出話なんて適当で

602言理の妖精語りて曰く、:2008/02/01(金) 07:47:26
神話関連の調べもの中、色事に関する部類の記述を見つけてはドキドキするミッタケ。

603スス:2008/02/03(日) 14:50:32
相槌一個で「会話が途切れる」と心配する創造神萌え萌え

604スス:2008/02/03(日) 14:55:47
竜の遺骸を着込んだ怪物ヴィエロンははたして魔女ヴァイエルンと同一人物なのか。
そして浮浪するヘリエステラははたして車輪の魔女の化身なのか。

キュトスの名をめがけて憎悪を燃やす集団はいくつかあるが、こうした判断の不明なものについての対応はかなり現場まかせである。
しかしまあ、人類が月へと到達する今日まで、相似とされる2者が同時に現れたことはないからよしとしようか。

605言理の妖精語りて曰く、:2008/02/03(日) 15:08:33
だからこのBBSはもう記述の役には立たないんだよ。
こんな遊び方では発展しない。

606susu:2008/02/03(日) 17:08:09
悪意には形がある。
だから誰かを刺せる。
善意には形がない。
だから誰も持ち続けられない。

607susu:2008/02/10(日) 15:39:49
凍えたベヘリットと勘違いカップルに上下を挟まれた妖精の気分がわかるかい。
しかも何故そこに自分が貼り付けられているのかもわからないんだ。

え? 「濡れた石床の地下室に比べればどこだって天国」だって?
そうか、そうだね。
たしかに吹きさらしのパンゲオンの背中よりは、誰かの懐の内に閉じこもっているほうが幸せなこともあるか。
うん、つまらないことを思い出させるようなことを言ってごめん。

608susu:2008/02/10(日) 15:47:55
「ところでベヘリットって何」って?
ああ、うん、なんと言ったらいいかな。
まあ言葉のあやなんだけど……「タマゴ」かな。
どこかの絵描きが描いていたはずだから、今度複製画を持ってきてあげるよ。
面白い絵なんだよ? 見ていると、描かれているタマゴが孵って、だんだんとそれが成長していくんだ。
え、「何も生まれないタマゴがいい」?
それじゃあ何も面白くないと思うけど……。

609<<妖精は口を噤んだ>>:<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

610言理の妖精語りて曰く、:2008/02/21(木) 19:38:54
> だからこのBBSはもう記述の役には立たないんだよ。
> こんな遊び方では発展しない。

ふむふむ。

611言理の妖精語りて曰く、:2008/02/21(木) 20:09:41
オレちょっとハヤシライス食ってくるわ。

612言理の妖精語りて曰く、:2008/02/21(木) 20:18:04
・・・勝手に喰いなよ。

613言理の妖精語りて曰く、:2008/02/21(木) 20:22:43
おいおいまてよ。
>>611が食うっていってるのが、林ライスさん(無職55歳)だったらどうするんだよ。
人道的見地からも、個人的倫理観からも、人食はちょっと奨励できない。
やめておけ、と言いたい。

614言理の妖精語りて曰く、:2008/02/21(木) 21:30:10
メクセト関連はどれをとってもエエカッコさせようという意図が透けて見えて好きじゃないです。

今に見てろよ俺め。そんな俺をギャフンと言わせられるようなメクセトを書いてやるぞ。

615言理の妖精語りて曰く、:2008/02/21(木) 21:32:44
喰ってきた。
ハヤシライスさん美味かった。

あ、無職とかじゃないよ。
人間でもなかったよ。
巣穴に3頭の子供がいるクマさんでした。

え? 子供の数までどうしてわかるかって?



美味かったです。

616言理の妖精語りて曰く、:2008/03/03(月) 01:35:58
どうも、つきもしないカッコをつけようとしてしまうな。
もっとこう、次の日に見返すと赤面してしまうようなブツが欲しいねぇ。

617言理の妖精語りて曰く、:2008/03/03(月) 01:43:50
刹那五月雨文芸部、ってさ。
長いよね、名前が。
部員の人は、なんて呼んでいるのかな。
やっぱり漢字数文字に縮めた、短縮形?
それとも外国語訳して頭文字列べた、グローバル系?
活動とは全然関係ない単語であらわされる、ってのもいいよね。
帰りにいつも皆そろって革口駅前の中華屋でエビチリ食べてくから、連れチリ部とかさ。
せつなさみだれぶんげいぶ、略して連れチリ部です。
はは、センス無いねわたし。

618言理の妖精語りて曰く、:2008/03/03(月) 19:23:05
少年は探していた、彼を殺すための力を。
人の身においては推し量ることもできない程の強大な力の持ち主である彼を。
『紀神』と呼ばれる者たちの中において最も尊き者である彼を。
嘗て、何の戯れか荒野で途方に暮れていた幼い自分を拾いあげた彼を。
少年を、時に厳しく、また時に優しく育ててくれた義父である彼を。
そんな彼を、少年は殺さなければならなかった。

619言理の妖精語りて曰く、:2008/03/03(月) 23:25:04
例えば618においての「彼」を。
アルセスかもしれない、とわたしは考えることができる。
それは紀神のうち、もっとも尊きものはアルセスである、と認識しているからだ。
だが、わたしではない者は「彼」を別の、例えばアレのことだと思うのかもしれない。
これは、きっと、絶対言語ならば回避できる誤解。
では、「彼」が「彼」と言う個有名であることを示すにはどうすればいい?

620言理の妖精語りて曰く、:2008/03/03(月) 23:39:31
クラシカルハウンドのおつかい。
発、旧アヴロノの斥候塔……現、魔女の拠地「星見塔」、鉄のミヒトネッセ。
宛、北方域東北海岸地帯……通称「灰色庭園」、庭主「七世安寧帝」カルルア=カルル。
内容物、封書一通。および、真珠のウロコ200枚。
厳命:「ウロコのお代金をもらったら、領収書、ちゃんとあちらへ渡して下さいね」

現状。
旧アルト竜公国領都デモアルセミアにて。
公衆衛生局、野犬対策課対処部留置場内。
ガス室送り2時間前。

「たーすーけーてーー」

621<>:2008/03/08(土) 22:34:44
http://beyond-online.gratishp.com/index2.html Combat Mission Beyond Overlord

622妖精エラマン呟き曰く、:2008/03/09(日) 10:58:30
もっと過去に作った紀述を拾い出しやすくする工夫が欲しいな。
今のままだと自分が作った紀に誰かが追紀しても、それが即製紀なのか継着紀なのかの見分けがつけ辛いし。

623妖精エラマン呟き曰く、:2008/03/09(日) 11:17:02
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1169157549/76-79
例えばコレ、76は俺の追紀なんだけど、そこに妖精79がさらに合いの手風な継着紀をしてくれた。
『ヴォルカの書』っていうのは、簡単に言えば世界創生に関するネタで使われる紀なんだ。
でも俺はこの『ヴォルカの書』を知らなかったから(すまない、疎いんだ)あやうくその『ヴォルカの書』の内容を捏造するところだった。
俺はどちらかといえば「竜」なんで(もちろん紀を統一したがる性格という意味でだ)、こういうのを避けたいんだけど、どうしたらいいか考えておかないと。

いや、「とりあえず検索れ」と言われればそれまでなんだけどさ。

624言理の妖精語りて曰く、:2008/03/09(日) 11:32:48
よしわかった。

とりあえずググれ。

625言理の妖精語りて曰く、:2008/03/09(日) 12:53:21
>>624
そ、それまでだー!

626言理の妖精語りて曰く、:2008/03/09(日) 16:46:37
【ヴォルカの書】
新たな「偽ラグノォグ」の発生と、28名の「旧きもの」の復活を予言する書物。
ただし復活を果たすという28名はきっちりと指定されているのではなく、
あくまで28名の「枠」が示されるに留まる。

【グロリアの開示録】
境界天使(エンシェライン)の由縁と仮面騎士との関係について、
偽ラグノォグをからめて説明している。
撹乱者プロファガル、旅人カフス、追放者ギンギンノクム等が登場する。

627妖精エラマン呟き曰く、:2008/03/09(日) 18:29:47
>>624
でも、ここで固有名詞っぽいもの一つ一つググるのって手間じゃない?

いや、「別に手間じゃない」と言われればそれまでなんだけどさ。

628言理の妖精語りて曰く、:2008/03/09(日) 18:37:20
別に手間じゃない。

629言理の妖精語りて曰く、:2008/03/09(日) 23:00:16
>>628
やっぱりそれまでだー!

630妖精エラマン呟き曰く、:2008/03/09(日) 23:12:07
>>629


楽しそうですね^^

631:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2008/03/09(日) 23:12:25
貴方はググってみてもいいし、新しく創造してもいい。

検索して既存設定を踏まえたうえで記述する貴方は、猫・竜のいずれかの属性に印象付けできる。
既存設定に矛盾無く記述を行う貴方は「竜」の属性をもっている。
几帳面で、どのようなSWでも充分に活動が行えるタイプだ。

既存設定を踏まえたうえでそこから逸脱、あるいは別解釈などの「視点の再構築」を行うあなたは「猫」の属性を持っている。
この神話体系の醍醐味の一つを思い切り楽しめる記述者といえる。

さて、名前だけからイマジネーションを膨らませ、自ら新しい記述を生成する貴方は烏・兎のいずれかの属性だろう。
この二つの属性はまた別の性質を持つのだが・・・その解説は、次回にでもとっておくことにしようか。

632妖精エラマン呟き曰く、:2008/03/09(日) 23:22:27
R=ヘルサル老の「続きは次回じゃw」は続かないことで定評があります。
だからこそ、「塔」の自動集積ロガーは有用とされるのです。
かのロガーをデータ基盤とした人工無能は、既にオリジナルの著書を出版するほどだと聞きます。
いま巷に出回っているR=ヘルサルの記述も、一体どれほどが「最初のヘルサル」のペンになるものなのか。

633ミッタケが借りパクされた格ゲー(名称未定)の設定:2008/03/28(金) 16:20:46
妖怪やUMAが登場する。ストーリーの節々で人間が重要な役割をもつ。
キャラクター名は、『個体名』とみなせるもの(トイレの花子さん等)は
そのままだが、『種族・グループ名』と見えるものには一個体としての名前が設定されている。
作品世界では「黄道十二宮のデーモン」の名を冠した宇宙人たちが暗躍している。

シリーズ第一作の最終ボスは宇宙人バキエル。人間に文明を授けたというオアンネスの
イメージが設定・ビジュアル両方に重ねられており、その姿は半魚人的でもある。
白い体表面にはうっすら鱗のようなものが見え、まるで白蛇のような質感である。
戦闘時には畳み込まれていた鋭い棘のある鰭を出し、それを武器に舞うように戦う。
バキエルは今の人類の現状に絶望しており、人類を打破するための文明を
勝ち抜いてきた妖怪の一族に提供するつもりであったようだ。
化け狸の龍喰丸でクリアするとその意向通りのエンディングとなる。

主な登場キャラ
トイレの花子さん、河童(個体名『浄衛門』)、口裂け女、蛇骨婆
カラス天狗(個体名『烏丸鴉丸』)、化け狸(個体名『龍喰丸』)
バキエル(ラストボス)

634言理の妖精語りて曰く、:2008/03/28(金) 20:38:51
へんな名前のゲームだな。
続編が出たら『名称未定2』とかなのかねえ。

635言理の妖精語りて曰く、:2008/03/28(金) 23:50:54
第二作ではアーサー王伝説、中でも聖杯伝説が取り上げられている。
ヨーロッパの妖怪が何体も新規参戦する。本作の最終ボスは宇宙人ガムビエル。
『水瓶座の時代』がどうのと宗教がかったことをのたまいつつ、
アヴァロンに乗り込み聖杯を掻っ攫うという所業を行う。
聖杯の力を得たガムビエルは大量の水を自在に操り攻撃してくる。

新規キャラ
ドワーフ、プーカ、リベザル、緑の牙のジェニー、ワルキューレ
モーガン・ル・フェイ(中ボス)、ガムビエル(ラストボス)。

第三作ではムー大陸がモチーフになっており、
最終ボスにムー大陸を統治したとされる神官皇帝ラ・ムーがすえられている。
ラ・ムー戦の直前に中ボスとして立ちはだかるのが
アレックス・チャーチワードこと宇宙人ハナエルである。
はじめは米国の軍人として登場するが、戦いに際して宇宙人としての正体を現す。
山羊に似た角を持ち、悪魔的な禍々しい姿をしている。
悪意と陰謀をありありと滲ませる存在として描写されている。

新キャラクターはニューエイジや新しいオカルト文化からの出典である。
ハイアラーキー(個体名『シュトゥットアテン』)、アセンデッドマスター(個体名『ヌアランダーラ』)
ハナエル(中ボス)、ラ・ムー(ラストボス)

636言理の妖精語りて曰く、:2008/03/29(土) 06:17:25
あ、懐かしい。ゆらぎの神話みたいなゲームだったなあ。
色々引用っぽいのに、名前だけ借りて実態を変えてるから、モデルを知っている人には何故その名前なのかわからず、知らない人には何の意味もない、というネタ度の高いゲームだったっけ。
知名度のある名前を使うのはその定着しているイメージを利用してゲーム側から送る情報量を節約することがメリットなのに、このゲームだと「このゲーム内での聖杯伝説」や「このゲーム内でのムー大陸伝説」をわざわざイチから解説してたな。
攻略本の開発談で、実は一作目の12星座も現実と名前が同じだけで由来がまったく捏造な「このゲーム内での12星座」だったっていうのには吹いたが。

...ゲームに関係ない裏設定なんて...その分を宣伝費にまわしていれば...orz

637言理の妖精語りて曰く、:2008/03/29(土) 14:11:41
第四作から新規キャラの人間率が高くなる。
妖怪の実在を知り、妖怪の力と秘密を狙う組織が登場する。
第四作ではギルガメッシュ叙事詩が取り上げられている。「不死の力」をめぐるストーリー。
中ボスの手前で宇宙人アドナキエルの霊が警告してくるが、敵ボスとして戦うことにはならない。
中ボスは件の組織の幹部。最終ボスっぽい演出だが倒された後、部下に裏切られ殺される。
かわって「不死の力」を手にしたその部下が最終ボスとなる。
プレイヤーに倒されたその部下は翼を生やして逃げ出そうとするが、
最後の力でもって己を矢に変えたアドナキエルに射抜かれ消滅する。

第五作のラスボスはかつて同胞であるアドナキエルの肉を食らったバルビエル。
アドナキエルが持っていた大量の光の矢を操る能力を吸収している。
通常の両腕のほかに蠍の尾に似た二つの触腕を持つ。合計四つの腕で
苛烈な連続攻撃を行ってくる。さらに飛び道具・光の矢を交えた連携は強力。

第六作では宇宙人ズリエルが、悪が力を強めている事を感じ取り、
善の力を持ち直し均衡を取り戻すため、封じられた宇宙人ハマリエルを開放しようとする。
そのための要の3人に選ぶため、選考大会を開く。ズリエルは中ボスとして登場し、
彼に勝った後、魔界の「封印の場」に飛ばされ、封印を担うラストボスと戦うことになる。
ラストボスはシリーズ初の悪魔。会話に名前が出ることはないが、
戦闘時にはDemon Alluces(悪魔アルセス)と表示される。。
『ソロモンの72の悪魔』の一人アロセス(Alloces)がモデルであるのか、
そのまま出したつもりだったが誤植してしまったのかは不明。
以降のシリーズのストーリーではそのまま「アルセス」の名で登場する。
アルセスを倒すと、ハマリエルが封印から解かれ私達の戦いはこれからだ、
みたいな事を威勢良く言う。条件を満たしているとハマリエルが
隠しボスとして登場し景気付けの一戦を行う。ここで勝っても負けてもエンディングになる。
ハマリエルはノルディックと呼ばれる北欧人そっくりなタイプの宇宙人がモデルと
なっており、見た目は地球人女性。アメコミのスーパーヒロインみたいな行動原理と服装をしている。

638言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 00:19:48
なあ、だんだんストーリーじゃなくて単なるゲーム展開の説明になってないか?

639638:2008/03/30(日) 00:21:27
前言を撤回。
語るほどのストーリーが無くなっている、という意味なのか^^;

640言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 12:47:43
格ゲーのストーリーですから

641言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 13:05:00
格ゲーお嫌いですか。

642言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 13:09:33
いいえ。

643言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 13:16:06
格ゲーのストーリーは「無い」んじゃなくて「気にしなくても遊べる」とこが特色だよな。シューティングとか落ちものパズルもそうだけど。

だからこそ、ゲームシステムとストーリーががっちり手を組んだときの・・・なんというか「ハマった」感が気持ち良いんだが。

644言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 13:20:24
妄想の余地が多い程度の設定にしたほうがキャラの人気出ないか。

645言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 13:22:07
男臭い中に少ししかいない女キャラの人気は異常。

646言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 13:24:49
それ人気違う。
獣欲や。

647言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 13:27:58
格ゲーって、対戦キャラを自分で選んでいく方式と、プレイヤーキャラ用の対戦相手があらかじめ決まっている方式の二通りがあるような。
後者はストーリーがかっちり決まっている感じか。ナッ○ュがベ○に殺されるのは確定、みたいな。

648言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 13:28:59
・・・それは何か例え話がちがくてよ、ミスカトニカ。

649言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 14:11:26
キャ○ィがベ○のDNAを用いたクローンであるという設定を知った時、
ひろしは「俺は今まで遺伝子が男であるキャラに……」という苦しみを味わった。

650言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 14:14:38
wwwwww
そうだったのかw

651言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 15:49:59
どうしてそこで
「○ガって女だったのか……」
と思考しないのかねえ。浅薄だよ、まったく。

652言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 15:50:17
どうしてそこで
「○ガって女だったのか……」
と思考しないのかねえ。浅薄だよ、まったく。

653言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 16:04:12
ひろし「俺は面食いなんでね……」

654言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 16:19:16
じゃあ男女よりも美醜が大事なんだろ。
一体何に苦痛を受けてるのさ。

655言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 16:25:22
ひ「俺はこう考える。俺に愛されるキャラは女である以前に嫁であるべきだと。
むしろ嫁であれば男であることは全く問題ない。その証拠にブリ○ットは俺の嫁」

656言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 16:26:00
>>655

>>649

657言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 16:29:10
ひろし「熱にうなされてたみたいだ。さっきのはなしで」

658言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 16:43:04
龍喰丸ショックもでかいから彼が「見た目がまるで女の子」に食指を伸ばすことはなかろうな。
対戦の時にミッタケからこのキャラでハメられた時に思わずコントローラーを投げたこともある。

龍喰丸は食欲旺盛な人喰い化け狸で、性別は雄なんだけど、
食事にありつくためには美女や美少女に化けて餌を誘惑するのも平気。
発売前の漫画雑誌の特集で龍喰丸が美少女に化けた姿が掲載され、
ひろしは一目で嫁認定して、誕生日プレゼントをこのゲームにして
もらったのも嫁のためみたいなものだった。

659言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 16:48:27
なあ、ヒロシって当時何歳だったんだ?
なんか20代後半越えたオッサン臭い行動なんだが。

660言理の妖精語りて曰く、:2008/03/31(月) 11:16:34
昔はゲーセンで対戦→リアルファイトという流れがしばしば見られたとの事だが……
時代の、そのゾーンの空気というのは直に感じた人にしかわかりにくいものかもしれない。

661言理の妖精語りて曰く、:2008/03/31(月) 18:52:18
語り部役みたいな痩せたおっさんがゲーセンでリアルファイト突入寸前の
両ゲーマーを当身で気絶させて「皆さんは真似しないように」とこちらに向けて言うシーンがあった。
これは「ゲームを理由に殴り合うこと」と「実力行使で止めようとすること」両方にかかっているのかもしれない。

662言理の妖精語りて曰く、:2008/04/01(火) 23:32:34
シリーズ各作品のタイトルにある『魔類抄』は古今東西の妖怪や魔物を網羅する事典で
語り部のおっさんはその「編纂会」の一員なんだっけ。

663言理の妖精語りて曰く、:2008/04/04(金) 23:23:58
ダンディなおじさまを狙ってたらいつのまにやら陰険なおっさんになっていた。

664言理の妖精語りて曰く、:2008/04/05(土) 20:22:08
漢字の技名にドイツ語でルビをふるのはいかがなものか。

665言理の妖精語りて曰く、:2008/04/08(火) 15:04:24
木を削って凶器にする

現場には凶器が

胸を一突き

現場には赤いハンカチが


以上の要素を用いて短文を作成せよ。

666言理の妖精語りて曰く、:2008/04/12(土) 18:36:56
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1153030084/89

夜光天、幽冥天、精霊天、太陰天、太陽天、土塊天、火力天、水晶天、天堂天、恒星天をそれぞれ司る古の魔獣。

天層獣(ユーリス・キャンサー)は十体いる。




フォービットの魔獣の別解釈と思われる記述を遺跡から発見した。

667言理の妖精語りて曰く、:2008/04/12(土) 18:38:21
魔王ネビロンは魔獣たちの王でもあった。

アヴロニアから追放された魔王は新たなる配下として魔獣を選んだのである。
夜警の神の加護と悪夢の霊を味方につけたネビロンに不可能は無かった。

668言理の妖精語りて曰く、:2008/04/12(土) 18:48:46
芸術の神ルーウェルと音楽の神ポーリエは共に紀人であるが、二人の紀人としての誕生には魔王ネビロンが深く関わっている。

十匹の魔獣を支配するネビロンは各地で暴虐を働いた。
その彼のあらぶる獣性を宥めようと送り込まれたのが楽士ポーリエである。

比類なき音楽家であったポーリエは音楽によって魔王の怒りを鎮め、平和を取り戻さんとした。
当時のパンゲイアでは音楽とはまだ未発達な文化であり、単調な原始のそれしか知らなかったネビロンにとってその体験は未曾有のものであった。
気がつけば、十匹の魔獣の瞳から涙が零れ落ちていた。
情けないと一喝しようとしたネビロンは自分の声が嗄れて出ないことに気付く。
何のことは無い、自分でも気付かぬうちに泣き喚き、喉を痛めてしまっていたのである。

そのときの彼は知らぬことであったが、その音律に合わせた泣き声こそが「歌」と呼ばれるものの起こりであった。

669言理の妖精語りて曰く、:2008/04/13(日) 01:27:29
天に三つの災いあり 雷神の子、天に轟く三つの災いとなる。禍月の如き輝きを持って地を蔓延る者共を焼く。


禍月ってなんだろうか。誰か知ってる?

670言理の妖精語りて曰く、:2008/04/13(日) 20:30:48
禍月(まがつき)、それは数千年に一度だけ上ると云われている呪われた三番目の月。

671言理の妖精語りて曰く、:2008/04/14(月) 21:02:31
より正確に言うと極稀に第三衛星が地球と接近することがあって、歴史上でも「不吉なもの」「変事の前触れ」として怖れられていたんだよ。

672言理の妖精語りて曰く、:2008/04/15(火) 08:33:01
リカーベルベルは竜殺しランディバイスに倒された魔女の一人である。

風の魔女リカーベルベルは、起きているときも寝ているときも風邪をひいているときも、常に空中に
浮いて暮らすほど魔力の制御に秀でた魔女である。
あるとき神々にそそのかされたリカーベルベルは、地上の人を暴風で支配し享楽の中に暮らそうとして
天から降り、初めて大地に足をついた。

しかし大地の一部だと思い込んで足をついたのは、草原で寝ていた竜殺しランディバイスの
腹であり、リカーベルベルは英雄により3日3晩にわたるお説教(途中で地上に来た目的も
喋ってしまったため)をくらい泣き出してしまったという。

以後、リカーベルベルは大それた野望を持つことはなく、
ときおりランディバイスはどこにいるのかと地上を眺めてはため息をついているのだ。

673言理の妖精語りて曰く、:2008/04/15(火) 08:59:15
竜殺しランディバイスがいつ、どこで、どんな竜を殺したのかは不明である。
唯一はっきりしているのは、当時、だいたい1週間に1回のペースで彼の活躍が新聞に
掲載されていたことである。新聞社の取材力の高さはこのときがピークであったとも言われる。

老人神ヌアリはこの記事の隠れファンであったため、乞食に化けて古新聞を拾い集めるのに
熱心であった。その際に、人にもてなしを受けるとおおいに喜び、何でも願いを叶えてやったという。
中でも『触れると黄金になる話』は有名である。

674言理の妖精語りて曰く、:2008/04/15(火) 15:44:15
>>665
「木を削って凶器にする」「現場には凶器が」「胸を一突き」「現場には赤いハンカチが」

本日未明、ゆらぎ市カオスヶ丘森林公園で殺人事件が発生。第一発見者は公園の管理人。
市内在住の女子高生が木に磔にされている姿を管理人が通報。凶器は公園内の樹木から削り出したと思われる尖った杭状のもの。
木杭によって滅多打ちされた遺体は損傷が激しく、死臭を嗅ぎ付けた鳥の群れに啄まれた腹部や顔面は崩れ、現場に落ちていた遺留品の学生証から身元が判明した。
なお、近隣住民の話によるとこの女子高生と思われる少女が赤い帽子を被った人物と歩く姿を目撃している。

現在警察は現場検証を進めるとともに女子高生の交友関係を調べ、更なる目撃情報を募っている。

これが連続串刺し殺人事件、現場に赤いハンカチを残し、木杭で少女を磔にする殺人犯、赤帽子(レッドキャップ)の起こした最初の事件であった。

675言理の妖精語りて曰く、:2008/04/15(火) 18:10:25
あ、胸を一突きを忘れてた・・・恥ずかしい!親に幼児期のお絵描き帳を見られるくらい!

676言理の妖精語りて曰く、:2008/04/15(火) 19:33:34
>>665
白木を削って凶器にすることで、ヴァンパイアを倒すことができることは
諸君らの知っての通りである。ヴァンパイアは灰になるので、現場には
凶器が残るのみ。たとえ永遠の愛を誓い合った恋人でも、ヴァンパイアに
噛まれてしまったなら、ヴァンパイアの眷族として扱うより他にない。
彼女が彼の胸を一突きすると、彼は灰となって崩れ落ちた。現場には
赤いハンカチが結ばれた墓標がある。そのハンカチは、彼が彼女に送った
うちの、最初のプレゼントなのだ……。(完)

677言理の妖精語りて曰く、:2008/04/15(火) 19:50:35
理想の鏡。別名、パンゲオンのレンズについて。

 ただの人が覗き込んでも、古くて大きな鏡としか思わないだろう。
少し魔力がある者が覗けば、少し美男美女に映るかもしれない。
 理想の鏡。別名、パンゲオンのレンズ。その真の効果は、複数の
精霊または神々が、明確な目的を持って行使した際に現れる。

 理想の鏡は使用者の望みの小世界を創る。使用者の力の範囲内であれば、
なんでも思うがままである。使用者は、小世界の中に望んだだけの間
――大抵は永遠に――移り住むことができる。

 しかしその小世界の大きさは使用者の力に依存し、決して元の世界よりも
巨大で複雑な世界を創ることはできない。人には単なる鏡としか見えず、
シルバリアースの旧精霊王たちをもってしても精霊専用の小世界しか
作れなかったのは、このためである。

 さらに、理想の鏡の効力は世界の創造だけではない。使用者が元の世界から
去ることによって元の世界のバランスが崩れることを防ぐため、去った使用者と
互角の力を持つ「同等の存在(アイソレーター)」が入れ替わりに現れるのだ。
ただし、完全な同一存在ではなく、人格は異なる。
 もし使用者が元の世界に戻ろうとすれば、互角の力を持ちながら人格が異なる
アイソレーターとの間で、壮絶な死闘が始まるであろう。

この魔具が記録に残る形で使われたのは、「シルバリアースの精霊交代」の時の
一回きりである。精霊の大地シルバリアースについては雑談スレに記述がある。

678言理の妖精語りて曰く、:2008/04/15(火) 19:58:03
 多眼の精霊は、精霊の大地シルバリアースに住む現・精霊王3柱の別名である。
 彼らは皆12個の目を持っており、それゆえに相手を見逃すということを
知らない。すなわち一切の容赦が無いのである。
 火は全てを焼き尽くし、水は全てを押し流し、砂は全てを飲み込んでしまう。
精霊の調和をもたらす風は現れない。シルバリアースは魔王ネビロンによって
呪われた。ゆえに、純粋な風はシルバリアースを吹き抜けることができないのだ。
 風はただ大地の果てで、精霊の大地が滅びゆく様子を眺めるのみ。

679シルバリアースの精霊交代(1/3):2008/04/15(火) 20:00:11
 精霊の大地シルバリアースに住まう3柱の旧精霊王たちは、風の精霊王アクシャスの
不在を知るとすぐさま会議を開き、お決まりのケンカを何回か繰り返したあと、
まじめに世界の滅びを回避する方法を模索した。……方法は割とあっさり見つかった。

 当時のシルバリアースに存在した強力な魔具「理想の鏡」、別名、パンゲオンのレンズ。
3柱は協力してこの魔具を行使し、小世界マトリショーカスを創造したのである。

680シルバリアースの精霊交代(2/3):2008/04/15(火) 20:01:30
 計画は単純である。小世界マトリショーカスの中で、風の精霊王が到着するまでの間、
全ての精霊王と精霊は眠りにつく。それだけである。
 要するに《いずれアクシャスが俺たちを起こしにくるから、それまで寝てれば
万事オッケーじゃん?》的な、めちゃくちゃ遠大かつ考え無しな発想の解決策であるが、
精霊的にはこの考え方はアリだったらしく、精霊王とその配下の精霊は、みんなあっちの世界に
去って行ってしまった。さらば元の世界。

 そんなわけで精霊たちの問題は解決した。めでたしめでたし。
 なお、旧精霊王の言う『世界』には、当然のように人間や動物や植物は
一切含まれていない……。

681シルバリアースの精霊交代(3/3):2008/04/15(火) 20:05:06
 さて、理想の鏡の効力は世界の創造だけではない。小世界に移住した使用者に相当する
「同等の存在(アイソレーター)」が元の世界に現れるのである。
 去った旧精霊王たちと入れ代わりに理想の鏡の中から現れたのが、多眼の精霊とも呼ばれる
現精霊王トケルヒガ(火)、チイダ(土)、ヨーウィロ(水)と、その配下たちである。
 彼らはこちらの世界への愛着を一切持たず、むしろいったんまっさらにしてから
作り直すことを望んでいる。

 かくして、魔王ネビロンによる呪いに端を発する風の精霊王アクシャスの不在は、
シルバリアースに住む人間たちに大きな災厄(精霊交代)をもたらしたのである。
 風の精霊王アクシャスは、世界の果てでその様子を眺めては、悲しみに暮れるのみ――




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