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三題話もしくは二題話スレッド

54<<妖精は口を噤んだ>>:<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

55言理の妖精語りて曰く、:2008/03/09(日) 08:22:55
>>52-53
これは御題はなんなんだろう。

56妖精エラマン呟き曰く、:2008/03/09(日) 10:59:38
題にあるけど、たぶん自前で用意したんじゃないかな。
何でここに投稿したのかは知らない。

57言理の妖精語りて曰く、:2008/03/10(月) 00:35:08
スマン 肉まん ユウレイマン

58言理の妖精語りて曰く、:2008/04/11(金) 21:01:54
「スマン」
「だから肉まんだって言ったのになんでピザまん買ってくるのよっ!
 このユウレイマンがっ!」
「スマン」

59言理の妖精語りて曰く、:2008/04/17(木) 15:36:46
早駆けの王  草原  風

60私信:2008/04/29(火) 13:53:06
>>59

リハビリ用。

61言理の妖精語りて曰く、:2008/05/30(金) 10:05:15
http://d.hatena.ne.jp/palladion/20080530
でけた。
これは前半分で、後半の構想もあるけど書き上げるかどうかは謎。

62言理の妖精語りて曰く、:2008/05/30(金) 10:08:00
ところでこの場合の「はやい」は「早い」ではなく「速い」だと思うのだがどうか。

63言理の妖精語りて曰く、:2008/05/30(金) 18:16:40
早駆けのほうが語感がいい。
語呂的には同じなんだが、見た目がいい。

速駆けって微妙じゃね?

64言理の妖精語りて曰く、:2008/05/30(金) 22:36:36
速駆けは速度を重視した書き方
早駆けは心情を重視した書き方

駿馬が鼻歌交じりに速駆け
鈍馬の必死な早駆け

俺は馬が好き

65言理の妖精語りて曰く、:2008/05/31(土) 03:42:00
>>63
されには同意せざるを得んね。

>>64
たまにでいいからポニーのことも(ry

66言理の妖精語りて曰く、:2008/07/22(火) 00:20:45
「みこさんとけっこんしたい」「だ、だめですぅ」

67言理の妖精語りて曰く、:2020/11/30(月) 23:44:14
「だ、だめですぅ」
ミコさんは、激しくその身をよじった
「人間ではない私がこんなところにいたら、犯人確定じゃないですか!御狐(みこ)困っちゃう!」

そこには、【けっこんしたい】があった
誰かを殺してきてそこで力尽きたのか、明らかに本人のものではない血に塗れた死体だ
尻尾が出かけたところを誤魔化そうと路地裏に入ったはいいが、そんなものと遭遇してしまった狐娘(男の娘)は、予期せぬ出来事に激しく苦悩するのであった

頑張れ、ミコさん!
妖怪狐の誇りにかけて、そして栄光ある妖怪狐として、全智全能を尽くしてこの窮地を離脱するのだ!
せっかく本名を捨てて東京に出てきたのに、これでは【ダイコン】と蔑まれていた頃と何も変わらないぞ、狐次郎くん!

なお、東京では人妖の協力も密なので、あとたった五分後には都から妖怪トラブル関連の業務を委託されたNPOがやってきて、問題はあっけなく解決してしまうのだが・・・

まあ、今はせいぜい彼に身をよじらせておくことにしよう
せっかく我が東京駅から尾行したり变化して見守ってきた以上、ここで少しはアイツにも努力する姿勢というものを見せて欲しいところだし
なにせ、今回の仕事は彼の母から親戚のよしみで請け負ったものだから、ボーナスも給料もなにも出んからな!
まあ、地元銘菓の菓子折りくらいはもらえるだろうが

頑張れよ狐次郎くん!いや御狐さん!
東京の生活は君が思っている以上に厳しいが、同時に、君が考えもつかないほど助けてくれる妖怪や人もまた多いんだぞ!
ここまで来て女装を貫く信念があるのなら、きっとこれからもやっていけるさ!

68言理の妖精語りて曰く、:2020/12/09(水) 17:28:43
三値論理 三本締め 三色コーデ

69言理の妖精語りて曰く、:2020/12/23(水) 12:23:55
荒廃した野原に、ただ三色スミレの花壇だけが残っていた。

かつて、郊外という単語には希望があった
それは、比較的貧しい庶民でも、広大な土地と豊かな生活を送ることが出来るという保証だったのだ

辺境として位置づけられる田舎の側でも、それは同じこと
都会と田舎をつなぐ高速のルートは、人と豊富な消費力、そして最先端の流行と文明をなにもない退屈な日常にもたらしてくれる
・・・・・・・・そのはずだった

だが、夢は儚くも破れた
郊外にたたずむこの遊園地の廃墟のように、その拡張の途中で割れた卵のように潰れてしまったのだ
あるいはまさに、南海の泡のように

だから、ここはある意味「郊外」のランドマーク(だいひょう)としては、十分にその役割を果たし続けてきたのかもしれない
それもまた、今日までの話ではあるが
権利関係のトラブルから、長い間取り壊し途中のまま停止していたこの廃墟だが、その停滞も、そろそろ終わる

ここは・・・・・・・・放射性廃棄物の処理場になるのだ

それが良い(OK)ことなのか、それとも悪い(NG)ことなのか
その二択に決着がつくことなく、この国にありがちな玉虫色の決着のなか
「仮置き場」(とりあえず)という形で、おそらく最終的な結論が下されたのだ

あえて表記するなら(ONGK)
まるで無意味だ
つまるところ、誰もがこの場所に意味と価値を見いださなかったゆえの、それは最悪の三値論理がもたらした結末だった


風が、葉を打ち合わせる音が聞こえる
建設機械のハンマーが、その槌音を響かせる
どこかで紙袋がころがり、もはやホームレスすら住まなくなった廃墟から抜け出そうと金網に体当たりしているような気がする

ここももう終わりだ

高く響く金属音の三本締めに送られながら、私もここを発つこととしよう
流石にもう、長きに渡った私自身の三値論理にも、父への思いにも、決着をつけなければならないだろうから

最後に、もう一度だけ振り返る

園丁であった父の形見である、この花壇
毎日欠かさず世話をしてきたこれを見るのも、もう今日が最後であろう

写真は、あえて撮らないことにした
大切なものは、もう思い出の中にしか残ってはいないから

それもまた、薄れていくことはわかっている
けれど、思いが薄れた後に、真に無意味となった残骸と電子的な物置(ストレージ)の中で再会したくはないのだ
思いだけが残っているより、それはずっと残酷に思えるから

そうして私は、夕焼けの残光のように薄れゆく思いを抱えながら、その場を去った
崩れ去った夢の名残りからは、三色コーデの可愛らしい娘たちだけが、その旅立ちを見守ってくれていた

彼女たちにもやがて迎えは来る
その旅が良いものであり、新しい場所がより良い地でありますように、と
それだけが、最後に残った心残りだった

70言理の妖精語りて曰く、:2020/12/23(水) 12:24:31
トントロポロロンズ 散歩 エッセンシャル

71言理の妖精語りて曰く、:2020/12/23(水) 12:24:32
トントロポロロンズ 散歩 エッセンシャル


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