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上条当麻×御坂美琴 いちゃエロスレ4
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美琴の白く細い腕は、縄によって縦横無尽に赤い痕がつき、見るも無惨な有様になっていた。
縄によってきつく縛り上げられた腕は、縄の這っていた場所そっくりそのままに赤い線が走っており、熱を持って腫れ上がっている。
手首の辺りは何度も力を入れてしまったせいだろうか、強く擦られた様になっていて、ところどころ血が滲んでいる。
そのあまりな様相をただ見ていることなどできず、上条は腕を引き寄せるままにその傷跡から血を拭うようにぺろり、と舐めた。
瞬間、美琴の肩が跳ね、次いでか細くかすれた声が響く。
「…いたい」
その声に、痛々しい姿に、上条は胸を締め上げられる思いになる。それでも、
「ごめんな」
ごめん、ごめんと謝る術しか持たない上条は、謝罪の言葉を幾度も繰り返しながら、美琴の傷跡を癒すかのように舐め続けた。
そんな上条の行動に、美琴は抗議も抵抗もしない。
されるがままに上条の行為を許していた美琴はそっと、上条に取られていない方の腕を彼の首に回した。
ビク、と体を硬直させた上条をそのままに、美琴は弱弱しく上条の首に縋りつくと、小さく息をついて上条の胸に顔をうずめた。
やがて上条は頭を撫でる手と美琴の腕を舐める動きを再開させると、美琴はさらに上条へと擦り寄った。
そうしてしばらく、二人はただ寄り添っていた。
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