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上条当麻×御坂美琴 いちゃエロスレ4

23とある泡姫の超電磁砲:2011/12/12(月) 21:23:34 ID:RmC4IHV.
 カーッと頭に血が上る美琴。
「嘘つけ。完全にビビってんじゃん。いやいや、もういいよ。二回も約束したからちゃんと責任を持ってやってくれると思ったんだけど、そんなビビってるような奴に無理にやらせようとわ思わないからさ。無理なもんは無理だよな。わかった。もうこの話は忘れてくれ。ところで御坂って、オオカミ少年の話は知ってるか?」
「ちょっと待ちなさいよ! なんでこんなことでそこまで言われないといけないわけ!? 
 だいたい私は無理だなんて言った覚えはないわよっ!」
「あれれー? さっきは絶対に無理とか言ってなかったかにゃー、オオカミ超電磁砲さん?」
 それが安っぽい挑発であることは百も承知ではあったのだが、
「ふざけんじゃないわよ! こんなもん全然無理じゃないっつーの! いいわよ! やってやろうじゃないのよ! そのソープ嬢とやらをパーフェクトに演じてアンタをギャフンと言わせてやるわ!」
 と、みごとに墓穴を掘って飛び込んでしまう美琴センセーであった。

「しかし、お前のその格好よく似合ってんな。ふっふっふ。やっぱりアマゾンで注文したかいがあったよ」
「こ、こらぁーっ! ジロジロ見るなっ!」
 美琴は頬を薄い桜色に染めて、スケスケになった胸元をさっと両腕で隠した。
「なんでよ。べつに今さら恥ずかしがることなんかないだろ」
「恥ずかしいもんは恥ずかしいのよ……馬鹿っ」
「ふーん。そんなとこよりも早く接客接客」
 本日のこのバカップルのイメクラは、上条が部屋に入って来た時点でスタートしているのだ。美琴は羞恥心をなげうって、新人ソープ嬢の役を演じなければならなかった。
「くっ……お、お客様、こちらにどうぞ〜」
 美琴はひきつった表情で上条の腕を取り、ベットまで移動して一緒に腰を下ろした。
「えっと、お客様、なにかドリンクでも飲みますか?」
「いいや」
「そうですか……」
 暫し沈黙が続く。
「なんかしゃべれよ」
「そ、そんなこと言ったって、なにしゃべればいいのかんないわよっ」
 一応、始める前に上条と大まかな段取りは決めたのだが、細かい部分は全て美琴に一任されているのだ。
「そこはお前の腕の見せどころだろ。完璧なソープ嬢を演じるって豪語したのは誰だったかなー」
「わ、わかったわよ! ……お客様はこういうお店にはよく来るんですか?」
 繰り返し視聴した例のDVDの内容を思い出し、美琴はぎこちない笑顔で聞いてみた。
「そうだな。月に二、三回くらいは来るかな」
「ちょっと! アンタ、まさか私に内緒でこういうお店に行ってるんじゃないでしょうね!?」
 決して聞き捨てならない台詞だった。
「演技演技! アドリブだって! 本気にすんなよ!」
「本当でしょうね……?」
 スケスケチャイナドレス少女の前髪からは、バチバチと危険な青白い火花が瞬いている。
「本当だって。俺がそんな金を持ってないのはお前だって知ってるだろっ。あったら食費に使うっつーの」
 確かに上条の家の台所事情では、そんなお店に行くのは不可能だと納得した。それらのお店でサービスを受けるのにはかなりの金額がかかることを、美琴は最近知った。本当に無駄な知識である。




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