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ネタバレスレ

1名無しさん:2002/05/19(日) 15:05 ID:IaONDz5k
月曜より早く手に入れた人たち。
話したいけどネタバレだし…という人たちの為に作ってみました。
sage進行でよろしく。

150名無しさん:2003/10/27(月) 18:30 ID:beoxJ8HI
>>146-148
メル欄文字化けして見えないYO!!

151名無しさん:2003/10/29(水) 21:38 ID:DPvY6DtE
「仲間」扉絵:秋道親子

命懸けのチョウジの拳が次郎坊を討つ。
死闘はついに決着。次郎坊の身体を覆っていた呪印も跡形も無く引いていく。
「勝った…」(このボクが…勝ったんだ…)
ボロボロの身体を引きずりながらシカマル達の後を追うチョウジは、一本の木に目を留める。
(――誰よりお前は優しい奴だ…)
父親の言葉が脳裏に浮かぶ。
(いつかお前のそういうところを見てくれる友達がきっと出来る…。
 そしたらお前はその友達を何よりも大切にして、信じあえる仲間になればいい――)
チョウジの前にはシカマルが目印を付けた木があった。
身体を蝕む激痛に耐えかね、チョウジは事切れたようにその場に崩れ落ちる。

先を急ぐシカマルは虫の知らせを受けて振り返った。
しかし追いかける影は無い。

森を進むナルト達。
四人衆は次郎坊勝利を確信しているのか、トラップの一つも仕掛けられてない。
ネジ「完全になめられている。しかし、これはチャンスだ」
シカ「ああ…、不意を衝いてやる」

152名無しさん:2003/10/29(水) 21:41 ID:DPvY6DtE
音忍達の元に次郎坊が姿を見せる。
「このデブ、チンタラしてんじゃねーぞ!さっさと棺桶運びやがれ、このゲスチンヤローが!」
多由也はいつものように汚い言葉で罵るが、次郎坊からは反論が無い。
「……何ぜよ次郎坊、今日はやけに素直だな……」
様子の違う次郎坊をあっさり偽者と見破る音忍。
鬼堂丸は今度は俺にやらせろと、多由也に棺桶を預け、一人その場に残る。
「次郎坊は多由也の言葉遣いをいつも注意するぜよ」
「なるほど…」
次郎坊に化けていたシカマルは変化を解くが、鬼堂丸の蜘蛛縛りに縫いとめられる。
その鬼堂丸の頭上から影分身でナルトが襲い掛かる。
一歩とどかず、忍法・蜘蛛巣開に絡みとられてしまうが、それは次に続く連携のため。
空中で身動きの取れなくなっているであろう鬼堂丸にキバと赤丸の牙通牙が襲い掛かる。

「ったく、あのデブ何やってやがる!?クソが!!」
棺桶を運びながら不機嫌な多由也。
「オレらん中で一番弱えー奴を残したのは失敗だったな…」と左近。

蜘蛛の糸を使って牙通牙を空中で避ける鬼堂丸。
その背をめがけ、一撃を構えたネジが跳ぶ。

153補足:2003/10/29(水) 21:41 ID:DPvY6DtE
・オフィシャルアニメーションBOOK「NARUTO−秘伝・動画絵巻」12/4発売
・19巻表紙…三竦み+真ん中にナルト

巻末コメント
『マトリックス レボリューションズ』まで
あと少し。ネオとスミスとの関係はどうなる
んだろう?すっごく楽しみだなぁ。

154名無しさん:2003/10/29(水) 21:44 ID:DPvY6DtE
>141
忘れる所だったので㌧クスです(・∀・)ノシ

155名無しさん:2003/11/06(木) 22:49 ID:wzpkJ4.o
「段取り」
扉絵:ネジとヒザシ
煽り:暗き宿命なればこそ、光に焦がれた――そして日向の運命は彼(ネジ)に託された。


鬼堂丸の背後を取るネジ。
しかし、キバの懐に赤丸が居ない事に気が付いた鬼堂丸は、間一髪でネジの存在を知り、攻撃を避ける。
鬼堂丸の吐き出した蜘蛛の網に捕らえられたネジは、そのまま繭状にされてしまう。
それを見たナルトは何とか身体に巻きつく糸を切ろうとするが、叶わない。
「ちくしょう!どうなってんだ、この糸!?切れねェ!」
「オレの糸は象が二頭で引っ張っても切れねェ強度ぜよ」
動けない影分身の六体のナルトを見下ろしていた鬼堂丸は、一つの余興を思い付く。

繭状にされながらもネジは白眼で鬼堂丸の糸を分析する。
(この粘着性…、おそらく奴の特殊な体液にチャクラを混ぜて作ったものだろう…。)
ネジは眼を閉じ、集中し始める。

鬼堂丸は忍法・蜘蛛粘金で糸を硬質化し、六本の刃を作り出す。
「これからどいつが本体か当てっこゲームしてやんぜよ」
鬼堂丸の鋭利な刃が一体のナルトに降り注ぐ。ダメージを受けたナルトは煙となって消え去った。
「フン、分身だったか。じゃあ…次はコイツぜよ!!」
次々とナルト達を目掛けて鬼堂丸の刃が襲う。
運良く狙われるのは分身ばかりで、ナルトは難を逃れ続けるが、ついに最後の一体となってしまう。
「チィ…、結局最後まで残っちまったか……。
 まあ、ゲームとしちゃあ引っぱれて面白かったけどなぁ…。」
最後のナルトに向かって、鬼堂丸の刃が襲い掛かる。
「まず一匹目、…終了」

156名無しさん:2003/11/06(木) 22:50 ID:wzpkJ4.o
最後の一体と思われたナルト。
だが、刃が当たったナルトは他の影分身と同じく煙となって消え去る。
(何だと!!?)
狼狽する鬼堂丸。その頭上に本体ナルトの姿が。
ナルトの渾身の一撃を鬼堂丸は瞬時の判断で防ぐも、体勢を崩し、蜘蛛の糸を使う事で何とか木に留まる。
(なるほど…本体は隠れて隙を伺っていたわけか。ザコ如きがあの状況でそこまで段取っているとはな…。)
「案外やるねェ。……でも」
ナルトの腕にはいつの間にか絡みつく鬼堂丸の糸があった。
「万策尽きたら死ね!!」
糸に身体ごと引き摺られるナルト。
しかし、切れぬハズのその糸をネジの拳が一刀両断の元、叩き切る。

「チャクラを素にした物質など、チャクラを流し込んで破壊する”柔拳”の前では意味を成さない。
 こいつの術…どうやらオレにしかやりようが無い様だ。」

ネジは一人その場に残り、鬼堂丸と対峙する道を選ぶ。

157名無しさん:2003/11/13(木) 22:04 ID:aNbUMkrE
「ゲームオーバー」
扉絵:カカシ
煽り:生きのびて、空に、風に、あの日の戦友(とも)を想う。いつまでもずっと――。

”行け…、俺がやる”――恐るべき能力者・鬼堂丸を眼前にネジが言う。
赤丸は鬼堂丸の強さを感じ、キバの懐に潜り込む。
キバ「どうやらアイツはさっきのデブより強いらしいぜ、それもかなりな…」
ネジ「一人一殺の覚悟でいかないと計算が合わない。そう話したな」
シカ「…ああ、その通りだ」
ネジ「…こんな所で止まっていてはサスケに追い付けなくなる」
複雑そうな表情を見せるナルトにネジは告げる。
「ナルト、お前は俺よりいい眼を持っている。サスケは今……、闇の中にいる」
早く行けというネジの言葉にナルトは力強く頷く。
キバ「チョージと一緒に必ず追い付けよ!」
その場をネジに託して先を急ごうとするナルト達の背に向けて、鬼堂丸の糸による攻撃の
魔の手が伸びる。白眼と柔拳を併用して防ぐネジ。

「どーやらお前らの中で一番強いのはてめーだな。…ったく、つい遊び心が出ちまうぜよ。
 まずはてめーを三分で遊び殺す!!」
追撃の手を一旦止めて、鬼堂丸はネジに襲い掛かる。

158名無しさん:2003/11/13(木) 22:06 ID:aNbUMkrE
鬼堂丸の吐き出した無数の蜘蛛の網を避け切れず、木に張り付けられてしまうネジ。
「大蛇丸様に聞いた事がある。これが柔拳ってやつか…。
 だが、その厄介な手を使えなくすりゃ、糸を切られる事もねーぜよ」
不敵に笑う鬼堂丸。
「ゲームってのは攻略法が分かっちまったら、途端に面白くなくなるんだよなぁ。
 まだ一分だけどよ、お前にはもう飽きたぜよ…。死ね!!」
鬼堂丸の口から槍のような蜘蛛粘金がネジに向かって伸びる。絶体絶命のネジ。
――が、しかし。
「なに!?」
ネジは糸の呪縛を断ち切り、攻撃を避ける。鬼堂丸の口から伸びた蜘蛛粘金はそのまま
木に突き刺さる。
「特別に教えてやる、俺は手だけじゃない。全身のチャクラ穴からチャクラを放出出来る。
 それと……」
一瞬で鬼堂丸との間合いを詰めるネジ。

「ゲームオーバーだ」
ネジの奥義、柔拳法・八卦六十四掌が鬼堂丸を捕らえる。

159名無しさん:2003/11/13(木) 22:07 ID:aNbUMkrE
カカシ先生キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

仕事のローテの関係で自分は今後は金曜以降にしかバレは出来ません。
他に早い方がいましたらよろ。

160名無しさん:2003/11/28(金) 01:50 ID:1q3t0Nu6
もしよければ夜にでもバレお願いできますか?

161名無しさん:2003/11/28(金) 17:16 ID:bvo6RyQ.
「攻略法」
扉絵:サスケとナルト
煽り:目指すもの。歩む道。同じだと思ってた。闇へ走るお前を、俺は許さない!!

ネジの”絶対防御”回天。
鬼堂丸はチャクラの糸でネジを縛る事によって、その鉄壁の守りを打ち破る。
動けないネジに向かって鬼堂丸の刃が放たれる。
咄嗟にチャクラを放出する事で刃の勢いを殺し、何とか避けるネジ。
身体に纏わり付く糸を断ち切るも、周囲の小蜘蛛はネジを狙い糸を吐き続けるため、回天の
使用は不可能となる。
(回天がダメなら…、一本一本かわすまでだ!)
ネジを接近戦タイプの体術型と読んだ鬼堂丸は、遠距離からの攻撃に切り替える。
あらゆる角度から降りかかる鬼堂丸のクナイと小蜘蛛の攻撃を、ネジは避け、そして弾く。
が、しかし、避けきれないクナイがネジの身体を傷付ける。
ネジの能力を分析した鬼堂丸は、その瞳術に欠点がある事に気が付く。

一方の左近と多由也。
次郎丸に続いてなかなか戻って来ない鬼堂丸に、多由也は悪態を吐く。
多由也「あのタコは遊びすぎるとテンション上げて簡単にあの状態までいっちまうからな」
左近 「……まあ、アイツが”状態2”になれば、相手は即死だ」

162名無しさん:2003/11/28(金) 17:17 ID:bvo6RyQ.
鬼堂丸はネジの欠点を炙り出すべく、更に熾烈な攻撃を遠距離からネジに浴びせかける。
避けきれず徐々に傷付き、倒れるネジ。
(クク…攻略法、完璧に見付けたぞ。奴のあの防御技はこの欠点を補うためのものでもあったようだな。
 つまり……”奴の瞳術は完璧じゃない”)
髪もほどけ、ボロボロになりながらもネジは懸命に立ち上がる。
「もうゲームクリアぜよ!お前はオレには勝てない!!」
鬼堂丸の言葉に反応をみせるネジ。
これが最後だと鬼堂丸は、口寄せの巨大な蜘蛛をネジに向かって放つ。
頭上から襲い来る巨大蜘蛛をネジは柔拳で打ち消すが、鬼堂丸の遠距離からの刃は避けられず、再び
地面に倒れ伏す。しかし、それでも懸命に立ち上がるネジ。
(…!…まあ、クソゲーなりに楽しませてもらった。…その礼ぜよ。)
鬼堂丸はついに恐るべき姿”状態2”へと変貌をみせる。
口から吐き出した糸で巨大な弓を模ると、その切っ先を離れた位置に立つネジの背へと向け。

(命中精度・100%、破壊力・最大、―――……死ね!!)

鬼堂丸の手から放たれた鋭利な矢がネジを襲う。

163名無しさん:2003/11/28(金) 17:22 ID:bvo6RyQ.
(・∀・)ノシ

164名無しさん:2003/11/28(金) 20:52 ID:Bmv07aPo
あーっ!
ありがとうございますー!!ご無理はなさらないでね。

165名無しさん:2003/11/28(金) 23:20 ID:P6xr/c3k
実はいつも楽しみにしてました!
詳細なネタバレをいつもありがとうございます。
ジャンプ読み忘れた週とか、すごく助かっています。
お仕事やプライベートの妨げにならない程度で
これからもネタバレして頂けたらすごく嬉しいです。

166名無しさん:2003/12/05(金) 20:38 ID:ROet5HLw
「一番強い敵」
扉絵:ナルトとイルカ
煽り:しかってくれる。ゆるしてくれる。みとめてくれる。わらってくれる。何より…大切な人。

鬼堂丸の矢がネジを襲う。
衝撃と共に巻き起こる砂塵がネジを包む。勝敗は決したと思う鬼堂丸だが、砂煙の中から姿を
見せたネジは、僅かに矢を急所から外す事に成功していた。
(どういう事だ…、何故、急所から15cmもズレた!?)驚く鬼堂丸。
致命傷は避けたとはいえ、ネジの左肩を矢は貫通し、肉のえぐれた痕が生々しく風穴のように
残った。耐え切れない痛みに倒れるネジ。
鬼堂丸は、ネジが常に自分の周囲にチャクラを放出し続ける事で矢を感知し、攻撃を避けたの
だと気が付く。
広範囲にチャクラを放出し続ける事は、身体への負担も大きく、死の苦しみを伴う。
しかし、ネジはあえてそうまでしなければならなかった。
鬼堂丸は確信する。
”さっきの矢は一切、目では見えていない!!”
”奴の第一胸椎の真後ろに、ほんの僅かな点から広がる死角が存在する!!”

鬼堂丸に欠点を見抜かれた事に気が付いたネジは、血を吐きながらも立ち上がる。
止まらず動き回る事で死角を固定させない戦法に出るが、しかし。
(だが、その程度…、オレには関係ねェ!!)
鬼堂丸は再びネジに向け、矢を構える。

167名無しさん:2003/12/05(金) 20:41 ID:ROet5HLw
チャクラも残り僅かとなるネジ。動き回るも肩の傷が痛み、木に背を預ける。
”簡単なゲームのザコキャラはすぐにやられる運命だ!”
その動きの止まった一瞬の隙をついて、鬼堂丸は二本目の矢をネジに向かって放つ。

(ネジ…お前は生きろ…、
 …お前は一族の誰よりも日向の才に愛された男だ……)
ネジの脳裏に遠い日の父の言葉が浮かぶ。

唸りながら飛んで来た鬼堂丸の矢は、ネジが背を預けるその幹ごとネジを貫いた。
ネジの木の葉の額当てが吹き飛び、地に落ちる。
矢は木が障害となり僅かに軌道がずれたため、ネジの右頬を切り裂くだけにとどまった。
倒れるネジの視界に矢に巻きついた鬼堂丸の糸が映る。
鬼堂丸は、矢にチャクラを通した糸を付ける事によって、その動きをコントロールする事が
可能だった。たとえネジがどんなに動き回ろうとも、その死角を確実に狙えるほどに。
再び立ち上がるネジに向けて、鬼堂丸は更に矢を構える。

立ち上がるもチャクラのほぼ尽きたネジは、次の攻撃はもうかわしきれない。
(ナルト…、お前ならどうするかな……)
”ぜってー勝つ!!”そう告げたナルトの姿を思い出すネジ。
「……」
「…フフ…もういい……どうせ避けられはしないのだからな……」
動きを止めたネジを諦めたかと判断する鬼堂丸。
しかし、念には念を入れ、回転を加え攻撃力を増した矢をネジに向かって放つ。
森を切り裂き放たれた矢は、ネジの身体を無残に貫く。

168名無しさん:2003/12/05(金) 20:48 ID:ROet5HLw
イルカ先生キタ*・゜゚..。*・゜(n‘∀‘)η゚・。・゜゚・*

169名無しさん:2003/12/05(金) 21:24 ID:SbrLZUnA
いつも乙です。

…。
ネジがぁーっっっ!

170名無しさん:2003/12/05(金) 23:42 ID:8QfjfyGE
嘘だと言ってよネジ…
どんどんサスケの里抜けが重くなるなあ

171名無しさん:2003/12/05(金) 23:43 ID:8QfjfyGE
おっと。ありがとうございました
>166-167さん!

172名無しさん:2003/12/06(土) 01:31 ID:NyenKJvU
うわ、ありがとうございます!

ネジ…生きて…貫いたってそんな…大丈夫だよね?
そして表紙に(;´Д`)ハァハァ なんすかその煽り

173名無しさん:2003/12/06(土) 13:34 ID:jv0yZ0M.
すいません、ここでもいいのかわかりませんが、
ゲームキューブ激闘忍者対戦2の
ネタバレ情報なんかないですか?

174名無しさん:2003/12/06(土) 16:56 ID:BK7TopDY
>173
家庭用ゲーム板にいっぱいあったはず

175名無しさん:2003/12/12(金) 00:48 ID:WFBWJHXI
早売りゲッターじゃないんで、
少年漫画速報からのコピペですが。


ネジは力を振り絞り、柔拳でささった矢にチャクラを流し鬼道丸を攻撃する。
鬼道丸も重傷を追い、とどめをさそうとネジに襲い掛かる。

ナルトはネジはほんとの天才だってばよ、という

ネジはナルトとの戦いを思い出し、最後の力をふりしぼり鬼道丸を倒す。

鬼道丸は何故ネジが死んでないのか問う。
ネジは白眼の死角からしか攻撃が来ないと思い、その死角にチャクラを集中して攻撃を感知していた。
「お前は・・・今まで戦った敵の中で一番強い・・・だがオレには負けられない理由がある・・・
 オレが今までに戦った全ての者の中で一番強い奴がオレにこう言ってくれた・・・
 お前はオレと違って・・・」
「・・・・・・・・・」
「落ちこぼれなんかじゃないと・・・な」
「・・・・・・・・・」
「オレは常に天才と呼ばれてきた・・・だから負けるわけないはいかない
 凡小なオレを天才と信じているあいつらの為にもな・・・!」

176名無しさん:2003/12/12(金) 01:00 ID:T4Q5W8Bw
サンクス
ナルトにもらえるネジ…わあ幸せ…

177名無しさん:2003/12/12(金) 01:42 ID:T4Q5W8Bw
もらえるって何だ!
「コメントもらえる」です…うおっ、恥ずかしい…

178名無しさん:2003/12/12(金) 02:45 ID:k7tg0pec
ありがとうございます!
展開が気になって気になって・・・

欲張りなもんで申し訳ないですが
詳細も時間がありましたらお願いします。

179名無しさん:2003/12/12(金) 17:13 ID:5f91WV1I
「決死の覚悟」
扉絵:リー
煽り:戦う敵は違えども…熱く燃え上がるこの心は仲間(キミ)たちと共にあります!!

ネジを貫く最悪の一撃。
しかし、それこそがネジの狙いだった。自らを貫く鬼堂丸の糸を掴むと、柔拳によるチャクラを
送り込む。ネジを仕留めたと気を緩めていた鬼堂丸は、その全てを食らい、臓器のいくつかを
損傷するダメージを受ける。
木から落下する鬼堂丸の周りをカラスが飛ぶ。
上空のそれを見るネジも、矢を受けたダメージで吐血。苦しい呼吸を繰り返すネジは、中忍試験本選
でのナルトとの会話を思い出す。
”……一ついいか?どうしてそこまで自分の運命に逆らおうとする!?”
”落ちこぼれだと言われたからだ…!”
”運命がどーとか…、変われないとかそんなつまんねーこと、めそめそ言ってんじゃねーよ!
 お前はオレと違って…、
 落ちこぼれじゃねーんだから!!”

(ナルト…)
ネジの目に強さが戻る。

180名無しさん:2003/12/12(金) 17:15 ID:5f91WV1I
一方のシカマルチーム。
キバ 「これでオレたち三人になっちまったな…」
ナルト「そんなこと気にすんなよ、チョージもネジもすぐに追いつく」
シカ 「……」
ナルト「…チョージは切り札持ってたし…。ネジは一度戦ったからわかんだってばよ…」
   「あいつは…、ほんとの天才だってばよ!」

再びネジは動き出す。柔拳で身体を貫く糸を断ち切ると、鬼堂丸へ向かって駆け出す。
(負けるわけにはいかない…、オレよりも遥かに強い敵だろうと、この身が朽ちようとも、
 負けるわけにはいかない、負けられない理由がオレにはある…!)
ネジの柔拳が鬼堂丸を捉える。
弾き飛ぶ鬼堂丸。チャクラさえ練る事も出来ず、呪印も消えていく。
「何故だ…?即死のはずだ。…何故生きている!?」
「どうせ避けきれはしないのだからな…。だから、わざと受ける覚悟が決まった。
 そしてオレはお前よりもずっと、俺の弱点を知っていた」
ネジは鬼堂丸の攻撃が死角からしか来ないと判断し、死角にチャクラを集中して攻撃を
感知する事で、即死を避け重傷に留める道を選んだ。
「わざと受けたのか…死ぬことには変わりねーってのに……、どうしてそこまで出来る…?」

後は上のバレのセリフです。
最後のコマはシカマルチーム三人で。

煽り:この生命果てるとも、捨てられない意地(プライド)がある!!
最強の敵を打ち破るその姿……まごうこと無き”天才”なり!!

181名無しさん:2003/12/12(金) 18:41 ID:nvzdWDZ6
いつもありがとうございます!

182名無しさん:2003/12/13(土) 16:38 ID:gXEphiR.
ものすごくありがとう…
いやー、感動した!!

183名無しさん:2003/12/13(土) 19:04 ID:1U/747zA
お疲れです!凄い楽しみだよ〜!!

184名無しさん:2003/12/19(金) 18:39 ID:16pDMFRw
「転生」
扉絵:キバ・キバ姉
煽り:美しき野生!激しき野生!木の葉の誇る忍犬使い・犬塚姉弟、初のツーショット!!

鬼童丸を撃破したネジ。
「ザコキャラはすぐにやられる運命だ、お前はそういったな…。この状況を見ろ。
 運命なんて誰かが決めるもんじゃない」
「へっ…どうだかな……。おめーも死にそうじゃねーかよ…」
勝ったとはいえネジの傷は深く、ナルト達を追う事は出来ない。父の言葉が脳裏に浮かぶ。
「オレは…、そう簡単には死ねないんだよ…」
自ら望んで音に走ったサスケ。お前らが救い出そうとしても無駄だという鬼童丸にネジは言う。
「出せるさ」
「サスケを闇から見つけ出し…、救い出せる奴がいる」
(なぜなら…)
(ナルト…、お前は……)
(”オレを闇の中から救い出した”)
陽の光りの中、大空を舞う鳥を見つめるネジ。

(最後まで戯言を…。…ここまで追い込まれたのは”君麻呂”以来だぜ…、ちくしょうが……)
血を吐き倒れた鬼童丸を見届けて、ネジもその場に崩れ落ちる。
ネジの身体を暖かな陽の光りが照らす。

185名無しさん:2003/12/19(金) 18:39 ID:16pDMFRw
キバ 「近いぜ!」
シカ丸「敵はあと二人…、上手くやればあと一回の接触でいけるかも知れねーぜ」
ナルト「よっしゃ!よっしゃ!やってやる!!」
キバ 「次はオレ達の新技でさっさとケリ着けてやるぜ!」 赤丸「ワン!!」
ナルト「なんならオレがスゲー影分身してやっから大丈夫だってばよ!」 
シカ丸「頼もしーね、そりゃ…。けど、まずオレの作戦ありきだ。分かったな」

一方、追われる左近・多由也。
左近 「日が落ちてきた…、あいつらてこずってる様だな…」
多由也「関係ねぇ…それより大蛇丸様だ。ウチら半日で全行程の三分の一しか進んでない」
左近 「ああ、まずいな…。ただでさえ間に合うかどうかだ」

日が落ち、夜空には満月が浮かぶ。
シャワールームで大蛇丸は血まみれになりながら、もがき苦しむ。
側に控えているカブトは、三代目の術により今の大蛇丸の体はもう限界だと判断する。
「大蛇丸様、”体なら”いくつも用意してあります。それに…、何なら私でも」
「…サスケくんじゃなきゃダメなのよ…。どれだけ待ったと思ってるの…」
断る大蛇丸だが、身体を蝕む苦痛に絶叫を上げる。カブトは”君麻呂”を使う事を決意する。

封印された暗い牢獄へと降りるカブト。
カブトの気配に牢獄の住人達がゾロゾロと姿を見せる。カブトは笑って彼らに告げる。
「今からお前らで最後の一人になるまで殺しあってくれ。
 残った者はこの牢獄から出してあげよう」

186名無しさん:2003/12/19(金) 18:42 ID:16pDMFRw
補足

4コマスペシャル「サンタの正体」(1p)

1…寝ているナルト。サンタへの手紙「カップラーメンいち年ぶんくれ!@なると」
2…静かな部屋の風景。
3…次の朝、野菜で溢れかえるナルトの部屋。「なっ…なんだってばよ、コレ――!?」
4…「ラーメンと野菜を間違えるなんて、一体どこのバカサンタだってばよ!?」
  部屋の張り紙”もっと野菜を食べよう、カカシ”がアップになり、終。

次号6・7合併号(1/5発売)で人気投票結果発表(Cカラー)
年内には入手できますがこれるかどうか分かりませんので、早い方が
他にいましたらよろ(・∀・)ノ

187名無しさん:2003/12/19(金) 18:44 ID:6rn14l3c
お疲れ様です 
)ノシ

188名無しさん:2003/12/26(金) 20:45 ID:mE8oU5zw
バレスレにバレが来てたので一応貼っておきます。
このトリップの人は前にも本バレしていた人なので、合ってると思われます。

702 名前:名無さん ◆RwicDx5G56 投稿日:03/12/26 18:32 ID:???
ナルト

体中に管を差し込まれベッドに横たわる少年、君麻呂
カブトは君の役目は終わった、もう五人衆ではない、体を大事にしろと告げる
自分はまだ…と言いかける君麻呂の言葉を、後がまは見つかっていると遮るカブト
後がまとはサスケの事
サスケは君麻呂の地の呪印と同等の力を持つ天の呪印を与えられているらしい
寿命が残り少ないらしく、自分の生まれた意味は何かをカブトに問う君麻呂
カブトは君麻呂に君は器としての意味を失ったとハッキリ告げる
囚人達が戦う様子を映したモニターを覗きこむカブト
最後に残った一人がモニターに向け牢獄から出せと叫ぶ
そこへ大蛇丸が現れ、囚人に歩み寄る
圧倒的な力の差に絶望を抱く囚人
「では…君の体をもらうわ」
その光景を見ながら数年は転生ができないことを嘆きつつ次があると考えるカブト
そんなカブトに向けて君麻呂が語り出す
確かに自分は器としての価値は無くしたが、新しい器は僕が命に代えても引き入れると
そして、それが大蛇丸への恩返しであり、役立たずの自分のせめてもの償いだと
その頃ナルト達3人が残った2人とサスケに追いつく、で次回

189名無しさん:2003/12/26(金) 20:47 ID:mE8oU5zw
あと、人気投票の順位もあったので…。
ただこちらはトリップ無しだから違うかもしれません。
間違ってたら&余計なお世話だったらごめんなさい。


649 名前:メディアみっくす☆名無しさん 投稿日:03/12/26 12:00 ID:???
1.ナルト
2.カカシ
3.サスケ
4.シカマル
5.イルカ
6.ネジ
7.リー
8.我愛羅
9.イタチ
10.サクラ
11.自来也
12.ヒナタ
13.綱手
14.白
15.テマリ

190名無しさん:2003/12/26(金) 22:03 ID:mE8oU5zw
某サイトさんがネタバレしてましたが、本バレだったみたいです。
そこでは30位まで出てました↓

11位:自来也
12位:日向ヒナタ
13位:綱手
14位:白
15位:テマリ
16位:月光ハヤテ
17位:犬塚キバ
18位:マイト・ガイ
19位:不知火ゲンマ
20位:四代目火影
21位:秋道チョウジ
22位:大蛇丸
23位:山中いの
24位:赤丸
25位:油女シノ
26位:猿飛アスマ/薬師カブト
28位:桃地再不斬
29位:テンテン
30位:みたらしアンコ

イラストで登場してるのはヒナタまでで、以下は文字のみだそうです。

191名無しさん:2003/12/27(土) 18:27 ID:FyiCi9Ug
乙です。
票数足したものもありましたので貼っておきます。

1 ナルト 7689票
2 カカシ 6560票
3 サスケ 4843票
4 シカ  4700票
5 イルカ 3855票
6 ネジ 3222票
7 リー 2522票
8 我愛羅 1868票
9 イタチ 1619票
10 サクラ 1348票
11 自来也 1235票
12 ヒナタ 1182票
13 綱手 1058票
14 白 941票
15 テマリ 930票

192名無しさん:2003/12/27(土) 18:28 ID:FyiCi9Ug
1位/螺旋丸 5128票
2位/雷切  4395票
3位/千鳥  3216票
4位/影真似の術 3160票
5位/口寄せの術 1897票
6位/白眼  1728票    
7位/写輪眼 1639票
8位/影分身の術 1415票
9位/裏蓮華  1400票
10位/八卦六十四掌 1162票
11位/おいろけの術 1013票
12位/千年殺し  909票
13位/三日月の舞 864票
14位/獅子連弾  700票
15位/うずまきナルト連弾 666票
16位/砂縛柩   641票
17位/蓮華  610票
18位/月読  597票
19位/砂縛送葬  566票
20位/ハーレムの術  493票

193名無しさん:2004/01/16(金) 16:59 ID:8MEUyZI6
「計算通り」扉絵:ナルト
煽り:爆ぜる地に在り、自由自在!任務遂行へ駆け、跳ね、生きよ!!

”ちゃっちゃと殺す”
宣言した左近は、ナルト達三人に向かって突撃する。
ナルトはクナイで牽制するが、左近はそれを避け、拳を構える。
左近の多連拳からナルトを身を挺して庇うキバとシカマル。
二人を殴り飛ばした左近は、目前のナルトの掌に強烈なチャクラが集中している事に気が付く。
また同時に、先程のキバとシカマルが影分身による変化だった事にも。
「螺旋丸!!」
ナルトの掌から術が発動する。
しかし、僅かに左近がナルトの手首を掴む方が早かった。
「やる前に捕まえちまえば意味ナイナイ!」
左近は余裕の笑みを浮かべる。
―――が。
(今だキバ!)

「通牙!!」
キバの通牙が、影分身だったナルトの身体を貫き、左近へと襲い掛かる。

「チィ…!!」
咄嗟に体を倒し、避ける左近。
しかし、キバの通牙は左近の背後に居た多由也へとさらに襲い掛かる。
「左近とウチとの一直線上に誘い込んで、はなからこっち狙いか!」
その場を離れようとする多由也。だが、その身体は動かない。
シカマルの影真似の術が多由也の動きを封じる。その隙をついてキバは棺桶の奪取に成功する。
「多由也、なにボケボケしてんだよ!」
怒声と共に左近は多由也の元へ向かうが、シカマルに身体の主導権をとられている多由也は
左近の前に立ち塞がる。
「何で前に出る!?」
「違っ…!」
避けられず衝突する左近と多由也。影真似の術の効果は切れる。

194名無しさん:2004/01/16(金) 17:01 ID:8MEUyZI6
シカ「やっぱ思ったとおり隙だらけ、個々の能力がありすぎるってのも問題だな」
ナル「ナイスだってばよ!キバ!シカマル!」
ナルトはキバから棺桶を受け取る。
倒れている左近達を背に三人はその場を離れようとする。が。

「逃がすかァ――!!」
目を血走らせ、呪印を発動させた左近が、恐るべき形相で三人の後を追う。
左近の想像以上の速さに、起爆札を仕掛けていた赤丸が一人遅れる。
急いで逃げようとする赤丸だが、木に足を取られ転んでしまう。
「ワン!」
「ワンじゃねーぞ!犬っころがぁ――!!」
迫る左近と発動寸前の起爆札を前に、絶体絶命の状況の赤丸。
起爆札が爆発する直前、何とかキバは赤丸を助け出す。
しかし、爆発の衝撃に巻き込まれ、左近と共に深い崖の割れ目へと落下してしまう。

ナル「キバ!赤丸!!」
シカ「ちくしょう…」
ナルト達を追いかけ、多由也も向かってくる。
シカ「仕方ねェ…、オレがどうにかすっから。ナルト、お前は棺桶を持って先に行け!」
ナル「シカマル……」
シカ「早く行け!」
その時、二人を追っていた多由也の目が、何かを捕らえ、驚きに見開かれる。
「な…、何でお前が…」
立ち止まる多由也。

シカマルとナルトの背後。
樽の上へと飛来する一つの影が。その名は「君麻呂」

195名無しさん:2004/01/16(金) 17:06 ID:8MEUyZI6
君麻呂、まだ顔は出てませんが眉毛は麻呂でした(・∀・)ノシ

196名無しさん:2004/01/23(金) 17:07 ID:UKhzyNl.
「計算違い…!!」扉絵:サスケ
煽り:潜らば最後…終わり無き闇。其処に在る者よ。その背を目指す男達の叫び、聴こえるか?

ナルトとシカマルの背後に現れた君麻呂。
悪寒を感じて振り返った二人に軽く攻撃を仕掛けると、あっさりと棺桶を奪い返す。
ナルト達を無視して、君麻呂は多由也を冷たく見下ろす。
「遅すぎるよ、多由也…。
 それに他の三人はどうしたんです? 元”五人衆”ともあろう者達が…」
「どうしてお前が…、お前の身体はもう…」
「僕はもはや肉体では動いてはいない、精神の力だ。
 ……今なら少し分かる。肉体という牢獄から抜け出した情報生命としての感覚…、
 大蛇丸様の夢の一端に触れている感覚――」
君麻呂の口にした”大蛇丸”という言葉に怒りが湧き上がるナルト。
棺桶に触れながら君麻呂は続ける。
「この器は大切な夢の器…、だがお前等は少し遅すぎた」
君麻呂の激しい怒りをたたえた目が多由也を捕らえる。

シカ(…またヤベェのが出てきやがった…。とにかく今は状況整理だ。うかつに……)
ナル「てめー!何ワケわかんねーこと言ってんだ!!サスケを返せ!!」
シカマルが止める間もなく、怒りに駆られたナルトが君麻呂に向かって飛びかかる。

197名無しさん:2004/01/23(金) 17:11 ID:UKhzyNl.
君麻呂に殴りかかろうとするナルトを、間に入った多由也が殴り飛ばす。
多由也の背後から耳元に君麻呂が囁く。
「多由也……今、僕が君を殺さないのは…、君には今ここで生きてやらねばならない
 使命があるからだ」
ナルト達の始末を多由也に任せると、君麻呂は棺桶を持ったまま、その場を立ち去る。
多由也は棒状の武器(笛?)を構え、ナルト達の前に立ち塞がる。

「落ち着け、ナルト!」
「ちっくしょう!ちっくしょう!」
奪い返したサスケを再び連れ去られ、苛立ちを隠せないナルト。
シカマルは状況を冷静に分析する。
(これはサスケを木の葉に連れ帰る任務…、任務遂行の為に最も合理的と思える
道を選ぶだけだ――)

多由也は二人を雑魚と判断し、余裕の笑みを浮かべている。
タユ「とっとと来い、クソ共!」
シカ「二対一だ!!二人で組めばやれない相手じゃねぇ!俺らのチームワークをなめるなよ!」
ナル「行くってばよ!」
タユ「来やがれ!!」
刃を交えるシカマルと多由也。シカマルの攻撃を受け、多由也の動きが一瞬止まる。
シカ「今だ、ナルトォ!!」
ナル「ぶっとばしてやる!」
構える多由也。しかしその頭上をナルトはあっさりと飛び越え、通り過ぎる。
作戦成功。
シカマルをその場に残し、ナルトは君麻呂の後を追う。
タユ「くそ!騙しやがったな!何がチームワークだ、このクソヤローども…」
思わず気を抜いた多由也にシカマルの影が伸びる。
慌てて避ける多由也。
シカ「そう何度も同じ術にゃ引っかかってくれねーか。覚えとけ、術だけが武器じゃねーんだよ」

背後のシカマルを信じ、ナルトは意識を前面の君麻呂へと向ける。
(待ってろよ!サスケ!!)

198名無しさん:2004/01/23(金) 17:13 ID:UKhzyNl.
「しかし…、あの子あの身体でよく動けたものだわね。
 カブト、お前がどんな命令をしたかは知らないけど少し酷だわよ」
音の隠れ里で椅子に深く腰掛けて話す人物。
「いえいえ命令だなんて…。彼は自ら動いたのです。崇拝するあなたの為に」
「カブト、お前本当に嫌な性格してるわね」
転生の術により新たな身体へと甦った大蛇丸の姿がそこにはあった。
「大蛇丸様、あなたにとって君麻呂は完璧な存在だった…
 その思考はあなたと同じ暗黒に染まり…、そしてあなたを神聖視し、狂信的にあなたを
 慕い、崇めた。
 しかも彼は完璧かつ最強の身体を持つ忍の一族、その血継限界の正統血統…。
 ……
 ……だった……少し前まではね」
「ええ、彼を失ったことを考えると未だに総毛立つわ…。今でも思う…。
 心から望んだ男…、最も欲した身体、君麻呂」
話す大蛇丸の顔は包帯に覆われ、その目以外見る事は出来ない。

森を抜け、草原へと降り立つ君麻呂。背後に気配を感じて振り返る。
(多由也の奴…、帰ってきたら殺してやる)
その視線の先にはナルトの姿があった。
サスケを眼前に滾るチャクラがナルトの顔に九尾の影を色濃く映す。
君麻呂は表情も変えずに言う。
「さて…、どんな風に殺そう?」

199補足:2004/01/23(金) 17:15 ID:UKhzyNl.
ラジオ「オー!NARUTOニッポン」CD発売
…1/25発売、¥2,625、10月&11月の放送内容収録
…パッケージはSDナルト&カカシ&我愛羅

君麻呂は麻呂眉毛の他に普通の眉毛もありましたノシ

200名無しさん:2004/01/23(金) 17:16 ID:4uEoaF5.
乙です。ノシ

201名無しさん:2004/02/02(月) 03:49 ID:c8H9LDHI
(´・ω・`)

202名無しさん:2004/02/02(月) 19:56 ID:P/6lcv.A
そんな顔しないの!

203名無しさん:2004/02/02(月) 20:49 ID:NmrI24ps
Ψ(`∀´)Ψ

204名無しさん:2004/02/02(月) 20:51 ID:NmrI24ps
(。∀°)

205名無しさん:2004/02/06(金) 16:48 ID:yJ4EgPKM
「左近の秘密」扉絵:ナルト
煽り:いずれ木ノ葉を背負う背中…いまはまだ遠き火影岩をのぞみて!!

”サスケは渡せねェ”、怒るナルトの影分身が君麻呂を包囲する。
君麻呂は両掌から鋭利な刃上の物体を出現させる。
「来い」
「ぶっ潰してやる…!」
互いの滾るチャクラが周囲の大気を震わせる。千人超のナルトvs君麻呂の戦いが
今、幕を開けた。

「多連拳!!」
一方、左近と戦いを繰り広げるキバは、左近の未知の能力の前に戸惑っていた。
左近の右腕から生えたもう一本の腕が、キバの喉を締め付ける。
「オレ達は仲のいい兄弟でよ…。普段兄貴はオレの中で寝てるが、戦いの時は
 出てきて手助けしてくれるわけだ」
(…これが、こいつの能力……!)
「右近はオレの身体のどこからでも手足を出して攻撃と防御が出来る。
 こんな風にな!!」
左近の頭部へと移動する右近。
生えた首から更に腕を生やしてキバを殴りつける。急いで助けに駆け寄る赤丸だが、
左近の多連脚の前にキバもろとも蹴り飛ばされてしまう。
「足三本分の蹴りだ、効くだろ!じゃあ、お次は…」
「ちんたらやってる時間はねぇんだよ、左近」
遊んでしまいそうになる左近の口を塞ぎ、戒める右近。
「さっさと殺る!”状態2”になれ!!」
右近は双頭に分かれると、一人その身体を状態2へと変貌させる。
「ハイハイ…、兄貴はせっかち過ぎんだよ」
追って左近も。

キバはその異様な姿に目を見開く。
(あの右目ヤローが出てきて、ただでさえ絶望的なのに、チャクラが数十倍に上がっただと…)
「ワンワン!!」
足元で震えていたはずの赤丸がキバに呼びかける。
「!!…アレをやるってのか!?」
「ワン!」
「駄目だ赤丸!仲間のいないここでやるのは危険過ぎる。
 分かってんだろ、あの術を使えばオレもお前も、チャクラのほとんどを使い切って
 動けなくなっちまう。
 …もし外せば……オレたちゃここで犬死にだ……」
弱気なキバの手に噛み付く赤丸。

206名無しさん:2004/02/06(金) 16:50 ID:yJ4EgPKM
「兄貴のお好みは?」
「…バラバラ」
キバを殺すべく向かってくる”状態2”左近達。
赤丸は立ち上がらないキバを守るため、身を挺してその前に立ち塞がる。
そんな赤丸の姿に、キバは新術を使う事を決意する。

一方のシカマル。
多由也が口寄せした異形の巨人達の前に防戦を強いられる。
「!」(笛の音で操ってんのか!?)
呪印を浮かべた多由也の紡ぐ旋律に従い、巨人達は止まる事を知らず、シカマルに襲い掛かる。

(今だ!赤丸)
「ワン!」
赤丸のダイナミックマーキングで左近達の不意を付き、キバと赤丸は新術を発動させる。
「犬塚流・人獣混合変化!!」
「「双頭狼!!」」
巨大な双頭の狼へと変化するキバたち。
「クク…何かと思えば、涎ダラダラのただの犬っころに何が出来…」
余裕の軽口を叩く左近だが、その言葉が終わるよりも早くキバと赤丸が攻撃を仕掛ける。
咄嗟に飛んで避けるも右足に軽いダメージを受ける左近。
仕方なく左足で着地するも、ぬかるみにその足を取られてしまう。
(ヨダレ!?)
「左近、何やってる右だ!!」
「「牙狼牙!!」」

油断の左近に喰らいつく”双頭狼”の咆哮!!
キバと赤丸、究極の新術”牙狼牙”が勝負を決す!!?

207名無しさん:2004/02/06(金) 16:56 ID:yJ4EgPKM
先週は仕事があったのでスマソ(´・ω・`) ノシ

バレンタインポスターのところにサクラが。
いつもの格好に羽が生えてます。

208名無しさん:2004/02/06(金) 17:10 ID:rME2.Hg.
ありがとうございます!乙です!
)⊃旦~ドゾー

209名無しさん:2004/02/06(金) 17:11 ID:rME2.Hg.
sage忘れました。スマソ。

210名無しさん:2004/02/07(土) 16:40 ID:SVEe40Gs
>207
(・∀・)ノシ
お茶うけのアンコ玉どぞ〜 )つ●
仕事忙しいのに、いつも乙です。

211名無しさん:2004/02/13(金) 15:08 ID:LGUUEX4Q
774 名前: ◆A.XYKV/XB2 投稿日:04/02/12 22:59 ID:???
題204 右近の能力

扉絵 犬塚家の上空を飛び回るキバと赤丸

煽り うっひょー気もちイイ!ワン!‘天舞い地駆る義兄弟’その散歩羨まし過ぎ!!

左近と右近を捉えた犬塚家究極奥義‘牙狼牙’!!
牙狼牙をまともに受け、横たわる左近と右近。
キバ+赤丸「へっ・・・どうだ!牙狼牙は回転スピードが速すぎてオレ達の視界がゼ
       ロになっちまう程強烈な超回転だぜ。直接触れなくても身が切れる・・・
       まともにくらえばバラバラだ。」
!?
ズズ・・ズズ・・・二人に分かれる左近と右近。双方の肩の直線上には角が。
((何だと!?二人に分かれた・・・?))
左近+右近「なに・・・丁度ソロソロ分かれて殺ろうと思ってたとこだ。確かに・・・
       一個体でまともにくらえばヤバかったが・・・。本番はここからだ!」
チャクラが切れはじめるキバと赤丸・・・
((これで仕止める!!))
牙狼牙!!!!!!!最後の一撃を繰り出す獣人コンビ。
間一髪で身をかわす左近と右近。しかし、赤丸のダイナミックマーキングで付けた
臭いを的確に嗅ぎ分け標的を追いつめるキバと赤丸。
キバ+赤丸「隠れたって無駄だ!オレ達は目で追ってんじゃねーって言ったろ!こっ
       ちは最初からマーキングで付けた臭いを追って攻撃してんだからな!!」

212名無しさん:2004/02/13(金) 15:08 ID:LGUUEX4Q
775 名前: ◆A.XYKV/XB2 投稿日:04/02/12 23:00 ID:???
しかし・・・
左近+右近「阿吽(あうん)!口寄せ・・・羅生門!!」
キバと赤丸の前に突如として現れ、行く手を阻む巨大かつ何者にも破れぬ強固な門。
しかし、構わず突進するキバと赤丸の牙狼牙。もんどりうって倒れ落ちるキバと赤丸。
羅生門から再び本来の姿になる左近と右近。
左近+右近「これで終わりだ!」
キバ「赤丸!!」
キバを守るために左近へダイナミックマーキングを放ち左近の目にダメージを与える
も、その代償として致命的な攻撃を受け、意識なく突っ伏す赤丸。
((赤丸お前は・・・オレをかばって・・・。ぐっ、うっ、もう一匹はどこだ))
右近「よう・・・誰探してんだ?」
キバの体内に入り込み、顔と腕だけ出した状態で首元に絡み付く右近。
右近「これがオレの能力だ。今のオレとお前はちょっとした融合状態にある。肉体の
   共有だ!簡単に言えば体をコナゴナにして敵の体内に入り込み、また元に戻して
   外へ出ることができる。そこでオレだけができる残酷な殺し方・・・。お前の細胞
   だけの部分・・・、オレの体が入り込んでいない部分を徐々に削っていく。」
己のために犠牲になった赤丸を見てある決意をするキバ。クナイを抜きさり、おもむろに
自身の右腹を射抜く!
キバ「くっ・・・こう・・・すっとどうなんのかな。一緒に死ねや・・・」

強者理解し難き策、それこそが逆転策!!しかしキバの選んだ策は・・・あまりにも
壮絶なる死への道!!

死を決意するキバ・・・その思いとは!?205「命の限りに」へ

213名無しさん:2004/02/13(金) 15:10 ID:LGUUEX4Q
ジャンプ表紙:ナルトと君麻呂
煽り:木の葉のように舞い、渦巻くごとく刺す!!

ゲーム:「NARUTO−最強忍者大結集2」
GBA・20004年春・トミー・横スクロールアクション

君麻呂は白髪(やや青)、髪留めピンクでした
旦~●⊂(´∀`)㌧クス

214名無しさん:2004/02/14(土) 07:07 ID:R/U00p1w
いつも乙です!
表紙楽しみだ…

215名無しさん:2004/02/20(金) 17:38 ID:1RST0UjE
「キバの決意」扉絵:四人衆
煽り:東西南北”盾”となり、攻めれば一丸”矛”と化す!
音の四人衆…その全ては大蛇丸(あるじ)の為に!!

肉体の融合、その恐るべき能力に、唯一つの逆転策。
”一緒に死ねや”、キバの決意が右近を追い込む。
「てめー何考えてやがる・・・!?」
「へっ…苦しいか?そろそろ楽になろーぜ」
キバは振り上げたクナイを自分の腹へと突き刺す。咄嗟に融合を解き、逃げる右近。
しかし融合時に受けた傷のため、動きは鈍い。
キバは苦悶の表情を浮かべながらも腹のクナイを引き抜くと、右近へと投げつけ、
煙玉で目くらましをして逃走する。
煙が消えた後、右近の前にキバの姿はなく、横たわるのは赤丸の姿のみ。
「フン…、犬っころを置いて逃げやがったか。…正しい判断だが…オレより薄情な
 ヤローだ…クク…」
赤丸の元へ近づく右近。すると赤丸の体が膨れ上がる。
「!?」
破裂したその体内から何本ものクナイが右近へと襲い掛かった。

戦場から程近い川の岩陰で、キバは赤丸を膝に抱き、うずくまっていた。
(よかった…まだ息がある)
(……よかった)
赤丸が無事な事に安堵し、涙を滲ませるキバ。
しかし、右近を追い出すために自ら与えた傷の痛みがキバを追い詰める。
(赤丸…ホントに良く頑張ったぞ。
 お前のお陰で敵をかなり足止め出来たし…手傷も負わせた…。もう充分だ…充分やった…)
(…後はオレがお前を守る…)
キバの腹から流れる血が、地面に赤い染みを作る。

216名無しさん:2004/02/20(金) 17:40 ID:1RST0UjE
「やろー…、トラップなんぞ仕掛けやがって…」
キバの罠に引っ掛かり、怒り心頭の右近。
「ぶっ殺す!!」
ぶち切れたまま、川に目を洗いに行った左近を探す。
「グダグダうるせーんだよ、兄貴。大声出されっと目にギンギン響く……」「!!」
目を洗浄していた左近は、状態2が解けた右近の姿に驚く。
「すぐさまオレがぶっ殺してーとこだが、そろそろ寝る時間だ!
 オレの代わりにあの畜生ども生け捕りにしとけ!!」
右近は左近に近づき、再び融合する。
「目が覚めたらオレが殺る!いいな、ちゃんと生け捕りにしとけよ、左近!!」
言うだけ言って寝る右近。
「…ああ、分かったよ…けど、殺るのは”二人で”だ」

一方、離れた草原では、千人超のナルト対君麻呂の戦いが幕を開けていた。
「見よ!柳の舞」
君麻呂の攻撃に次々と影分身のナルト達がその姿を消していく。
しかし、一歩も怯まず向かっていくナルト。
君麻呂を取り囲むように攻撃を仕掛けるナルト達に、正体不明の刃が突き刺さる。
(!?骨…!?)
再び幾人かのナルトが煙と化す。
手の甲、肘、膝、いくつもの箇所から刃を生やした黄身麻呂の姿がそこにあった。
「これが僕の血継限界だ」

217補足:2004/02/20(金) 17:41 ID:1RST0UjE
巻末コメント
3/4(木)発売の「巻ノ二十一」で
キャラクターデザインの募集をします。我こそ
はと思う方、募集ヨロシク!!

ノシ

218名無しさん:2004/02/20(金) 17:46 ID:hWaB6MYk
乙です。ノシ

219名無しさん:2004/02/27(金) 18:27 ID:0oQxA3Ns
93 名前: ◆HoxsRFOsc2 投稿日:04/02/26 23:37 ID:???
多由也の奏でる最悪の旋律になす術なく逃げるのみのシカマル。
多由也「さぁ、追い込んだぜクソネズミ!」
シカマル「やるなお前・・・上手いタイミングで三人をばらして攻撃してくる。結構
      練習したんだろ?かなり複雑な曲だからな」
多由也「この曲の難しさを理解するとは大したクソヤローだ。だが完璧ではない」
(あの笛で操っているってことはアイツらを制御する音の配列パターンがあるハズだ。
 分析力なら自信あんだが、今回はかなりヤベー。なぜなら・・・おれはおたまじゃくし
 が全く分かんねぇ!!)
多由也「この曲を聴いて生きてた奴はいない」
一気に勝負を決すべく、最終章を奏ではじめる多由也。
多由也「終曲第九節・・・魔境の乱!!」
その悪魔の旋律に反応し、動き始める怪物たち・・・
シカマル「曲調が変わった・・・!?何か来る!!」

次号 多由也、究極の能力にシカマル絶望!? 「幻の旋律」へ

220名無しさん:2004/02/27(金) 18:28 ID:0oQxA3Ns
333 名前: ◆GttM2UqcVo 投稿日:04/02/27 17:44 ID:???

ナルトのスタッフ&キャスト
ttp://uploader.org/big/data/up1763.jpg
ナルト映画情報
ttp://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1077857621.jpg

221名無しさん:2004/02/27(金) 18:31 ID:0oQxA3Ns
17才のカカシ先生キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!

222名無しさん:2004/02/28(土) 04:06 ID:t21sIb.A
既にイチャパラを持っているような…?
ビンゴブックか?

223名無しさん:2004/03/12(金) 18:20 ID:5/BmptbE
「一手目はフェイク」扉絵:サクラ
煽り:すき間の空を見上げると、とても遠くてとても届かない…あなたを思い出す。

「馬鹿な!!」
運指を分析して三体の動きを読んだというシカマルの言葉に、多由也は驚愕の声を漏らす。
(三匹の動きを…、指の動きを記憶して読んだだと…?)
「そんなこと有り得ねェ!」
「右手の人差し指と薬指…――、その奏でる音で真ん中の男は前屈みになる」
シカマルは多由也に分析の結果を突きつける。
焦った多由也は笛を構えて三体を操ろうとするが、シカマルの影真似の術に縛られた
異形の巨人達はピクリともしない。
「こっからは詰め将棋だぜ。今度はオレがコマを使ってお前を追いつめる番だ」
シカマルの動きに追従する巨人たち。

しかし、多由也は余裕の笑みを浮かべる。
「えらく余裕じゃねーの。クナイぐらい構えろよなぁ…」
「ウチの武器は笛だけだ!この笛を聴いて生き残った奴はいねーと言ったはずだ、ボケ!!」
「「退!!」」
多由也の一言で三体の巨人は煙と化し、シカマルの前から消え去った。
「あ――…」
がっくりと膝を付くシカマルに、勝ち誇る多由也。
「コマが使えなくて残念だったな、コラ!」
(今度はウチの番だ!!)
しかし、多由也の身体は動かない。多由也が視線を向けた先、自分の足元から伸びる影は
いつのまにかシカマルの影に捕らえられていた。
「”影真似”成功」

224名無しさん:2004/03/12(金) 18:23 ID:5/BmptbE
「言ったろ、コマを使ってお前を追いつめるってよ。
 三匹(コマ)は囮として使わせてもらったってワケだ。
 攻撃ってのは一手目はだましのフェイク、二手目を当てるのが基本なんだよ」

動きを封じられた多由也は怒りに震える。
(仕方ねェ…、こうなったら力でゴリ押しだ。よもやこんな所で”状態2”になるとは…。
 ムカつくが認めてやるぜ。こいつは大したクソヤローだった)
状態2へと変貌する多由也。
肌の色が変色して頭部に角を冠したその姿、そして圧倒的なチャクラの前に、シカマルは
状況のヤバさを瞬時に判断する。
(このままだと術が解ける…ここで逃したらヤバイ!チャクラ温存とか言ってらんねー…!!
 あの術をやるしか…)
急ぎ、印を結ぶシカマル。「忍法・影首縛りの術!!」
多由也の身体に黒影の二本の腕が絡みつく。
(さっきまでと別の術!?影でウチの身体に直接負荷を…)(……だが…)
多由也は笛を構える。
「くらえ、魔笛・夢幻音鎖!!」
状態2の多由也が紡ぐ幻術がシカマルに襲い掛かる。
動きを封じられると悟ったシカマルは手中のクナイを投げるが、多由也には届かず、シカマルの
足元へと落ちる。
「フン、どこを狙っている」
多由也に仕掛けた影首縛りの術も解け、シカマルは幻術の世界にその身体を縛られる。

225名無しさん:2004/03/12(金) 18:25 ID:5/BmptbE
多由也の幻術による精神攻撃に苦痛の声を漏らすシカマル。
(ククク…、状態2のウチは笛で数十の幻術を操る…。その中でもこれはこのクソに最も相応しい術。
 なぜなら……この幻術は獲物の動きを止めて縛る!)
再びシカマルの悲鳴が森に響き渡る。
「どうだ?逆に縛られた気分は」
多由也は笛から口を離すとシカマルへと近付いた。足元に先程シカマルが投げたクナイが突き刺さって
いる事に気が付くと、その刃を抜き、切っ先をシカマルへと向ける。
「死ね、クソネズミ」

「!!?」(え…!?)
「…さっきも言ったろ、一手目はだましのフェイク…。そのあとの二手目を当てんのが基本だってな」
多由也の突き刺すクナイより早く、シカマルの拳が多由也の腹を捕らた。
シカマルは動かない身体の代わりに影を操って自分の指に苦痛を与え、幻術からすでに覚醒していた。
そして、その上で術に掛かり続けているフリを。

「この二手目…、さっきまでとはちと違うぜ。
 ”影首縛り”は術の対象者までの距離が近ければ近いほど強い力で縛られんだよ」
「…くそ…、…迂闊に近づいた…」
「いや、そうじゃない。
 一番迂闊だったのは、お前がさっき言った”武器は笛だけだ”っていう一言だぜ」
「……!?……!!まさか…!?」
シカマルの思惑に気付き、狼狽する多由也。
「そうだ、さっきオレが目の前にクナイを外すようにして投げたのは、てめーがそれを拾って
 オレに近付くよう仕向けるためだったんだな…、コレが」
影首縛りの術が多由也を襲う。

226名無しさん:2004/03/12(金) 18:26 ID:5/BmptbE
ゲーム「最強忍者大結集2」初回特典で
ナルトのカエル型GBAケースが付くそうです。

多由也の状態2はカワ(・∀・)イイ!!

227名無しさん:2004/03/14(日) 00:22 ID:O63dAeI.
多由也レベル2はカワイイんだー、楽しみでつ。
ネタバレさん、いつもありが㌧。ノシ

228名無しさん:2004/03/18(木) 18:16 ID:FQMpFIsc
303 名前:メディアみっくす☆名無しさん 投稿日:04/03/18 11:20 ID:???
ナルト

サスケ桶壊して復活
奇妙な笑いをしながら森に消える
後を追おうとするナルトに君麻呂が迫るが、助けにやってきたリーに阻まれる
りー「蘇りしは木の葉の美しき碧い野獣・・・ロック・リーだ!」

ttp://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1079578075.jpg

229名無しさん:2004/03/19(金) 17:32 ID:6B/ViAHY
「助っ人参上」扉絵:ヒナタ
煽り:『いい天気だね』って何度も口にくり返す。近付くあなたはまだ遠いのに。

勝敗決す。シカマルの影首縛りが多由也を捕獲する。
多由也「…フン…認めてやるよ。…てめーは頭だけじゃなく…、肝も座ってやがる」
シカ 「……」
   「その上、オレは優しいからな。か弱い女を殴るってのはオレのポリシーに反するんだが…、
    どう見てもか弱い女って感じがしねーしな、…お前の場合」
シカマルは拳を構え、多由也の腹に叩き込まんとする。
しかし、寸での所で多由也は術で縛られた身体を動かし、掌で受け止めて防いだ。
「幻術解いたからっていい気になってんじゃねーぞ、…ゲスチンが」
(…まだ縛りきれねェ…、ちくしょう、負けられるかよ…)
シカマルは影首縛りを多由也の首まで伸ばすが、力押しで術を破ろうとする多由也のチャクラに
押し返される。多由也の頭部の角もチャクラの集中に伴い、少し成長する。
(なんちゅうチャクラだ、コイツ…。この近距離で縛ってもまだ押し返してきやがる…)
「……」
(影首縛りの術はチャクラの消費が激しすぎる…。だが一度離せば確実にやられる…。
 やっぱこの術で片を付けるしかねーな)
シカマルと多由也、どちらのチャクラが勝つか根競べが始まる。

一方の千人超のナルト対君麻呂。
君麻呂の攻撃の前についにナルトは最後の一人となる。
(ムチャクチャ強え…コイツ…、あんだけの影分身で一発も…)
君麻呂の背後の棺桶からは、サスケが封じ込められる際に共に封印された四黒霧陣の煙が漏れ出していた。
「そろそろだ…、まちわびた…。大蛇丸様の野望…、その第一歩だ」
君麻呂の言葉にナルトは棺桶に目を向ける。
「「!!」」
そのとき、ついに棺桶の封印は破られた。

230名無しさん:2004/03/19(金) 17:33 ID:6B/ViAHY
煙と共に見知ったうちはのマークの後姿がナルトの目に飛び込んでくる。
棺桶から出てきたサスケは四人衆の状態2と同じく、肌が変色し、色の抜けた髪が長く伸びていた。
すぐに呪印は引いていき、いつもの後姿になるサスケ。
ナルトはサスケに向かって手を振る。
「サスケェ!こんな奴らと何やってんだよぉ!オラ!さっさと帰んぜ!」
「ククク…クク…」
しかし、サスケは振り返らない。両腕を上げ、奇妙な笑いを漏らすのみ。
「……サスケェ…、なぁ……」
ナルトの脳裏に目を腫らしたサクラの顔が浮かぶ。
「オレの声が聞こえてんだろーがよ!!」
ナルトは叫ぶが、サスケはついに振り返ることなく、音の方角へと向かって森の中に走り去った。
「待てェ、サスケェ!!」
「無駄…」
追いかけようとするナルトの無防備な背後から、君麻呂の骨の剣が振り下ろされる。
「死ね」

「「木の葉旋風!!!」」

突如現れた一つの影が君麻呂を蹴り飛ばした。
「誰だ…?」
君麻呂の問いに影は体術の構えと共に答える。
「甦りしは木ノ葉の美しき碧い野獣…、ロックリーだ!」
「…ゲジマユ…お前なんで…、体は…」
「そんな事よりナルトくん、サスケくんを!この人の相手はボクに任せて下さい!」

音へ走るサスケを追え!旋風を上げて”助っ人”参上!!頼れる男・リー、しかしその体は万全なのか!?

231名無しさん:2004/03/19(金) 17:40 ID:6B/ViAHY
巻末コメント
荒木先生のご自宅にお邪魔させて頂きました。
僕もいつかあんな家に住みたいなぁ。
ドンペリ初体験。<斉史>

ノシ

232名無しさん:2004/03/19(金) 20:39 ID:Wi4lsLhU
いつも乙ですノシ
リー復活!嬉しい…

233あぼーん:あぼーん
あぼーん

234名無しさん:2004/04/02(金) 16:33 ID:byO5ozTQ
「変則的」扉絵:ナルト
煽り:でっかい夢はいつでも…。少年(オレ)たちの目の高さに。


川に流れて難を逃れたキバは、周囲に敵の気配がない事を確認し、川岸へと上がる。
腹部の傷もあるため、これ以上水中に隠れてはいられない。
意識を失ったままの赤丸を脇に抱え、水を吸った足跡を残しながら、森の中へと姿を隠す。

一方のリー対君麻呂。酔っ払ったリーに君麻呂はやや戸惑う。
「行くぞいーーや!!ホァーー!」
リーの変則的で素早い攻撃に防戦にまわる君麻呂。
”椿の舞”を繰り出すが、リーに紙一重で全てかわされ、逆に腹部に一撃を受け吹き飛ばされてしまう。
(動きが読めない…。…このボクに攻撃を、大した体術だ…。)(仕方無い…)
立ち上がった君麻呂は服を脱ぎ、上半身を曝け出す。
左腕を肘と手首の間で不自然に折ると、数本の骨を肉から露出し、拳の周りを纏う刃とさせる。
リーはその異様な光景に思わず息を飲む。
「僕の攻撃能力は骨…、さっきの分身小僧からそう聞いただろ…?」

殺傷能力を増した拳を武器に再びリーに襲い掛かる君麻呂。
リーはその拳を避け、君麻呂の懐に入り込むが、そんなリーを君麻呂の骨が襲う。
思わず倒れたリーが目にしたものは、刃のように生えた肋骨を胸に宿した君麻呂の姿だった。
「変則的だろ…?コレが僕の血継限界」

目覚めし”地の呪印”、開放されし”血継限界”!…悪魔すら欲したその能力がいま、明かされる!!

235名無しさん:2004/04/02(金) 16:42 ID:byO5ozTQ
映画の新ポスター紹介。
氷の世界が舞台になるらしくサスケとサクラは衣装がやや変化。
ナルトも防寒用のマントを、カカシはマフラー?をしています。
雪姫のラフ設定あり

キバの服の下は鎖帷子と防具でしたノシ

236名無しさん:2004/04/02(金) 19:07 ID:YsaDmEe.
いつも乙です!
旦~ドゾー

237名無しさん:2004/04/09(金) 18:11 ID:/xQySqLg
「ピンチ・ピンチ・ピンチ」扉絵:サスケ
煽り:怒りがうねる。憎しみがうめつくしていく。この手にもっと力を。


「どうやら酔いが醒めたようだな」
君麻呂の恐るべき能力を目の当たりにし、素面に戻るリー。
「僕の血継限界は骨芽細胞や破骨細胞を自在に操り、カルシウム濃度さえも
 コントロールし、骨を形成する能力」
「……?」(血継限界…?)
「つまり骨は人の体に二百個余りあるが、…僕にとってそれは一定した数ではない」
話す間にも君麻呂の体からは、新たな骨の切っ先が肉を破り顔を出す。
リーは再び体術の構えを取ると君麻呂に攻撃を仕掛ける、が。
「唐松の舞」
背中一面から骨を生やした君麻呂の前に、その攻撃は届かない。

一方の左近は川に逃げたキバの後を追跡。
(フン、あの傷だ…。そうそう遠くへは逃げ切れなかったみてーだな)
木陰で身体を休めるキバは、近付いてくる左近の臭いを嗅ぎ取る。
(ちきしょう…もう追いついてきやがったか…)(それに……)

森の中ではシカマルと多由也の根競べが続く。
(くそっ…チャクラが足らねぇ、このままじゃ…。
 落ち着け…!それから作戦を立てるんだ…。何か、可能性を模索するんだ…)

238名無しさん:2004/04/09(金) 18:12 ID:/xQySqLg
「…なぜだか…どうやらボクは酔っていたみたいですが…」
君麻呂の骨による攻撃で傷付きながらも、リーは立ち上がる。
「こっからが本番です!」
(今のボクの役目は、出来るだけ長くこの人を足留めすること!
 ならば、自滅のおそれのある大技は避けるべき…。ただでさえ手術したばかり、
 無理は出来ませんが…八門遁甲、第一の門”開門”を開くくらいなら…)
包帯を解き、リーは表蓮華を仕掛ける。
しかし、骨に蹴りの衝撃は殺され、脚を取られてしまう。
「大したスピードだ…。だが終わった」
君麻呂はリーの眼前に伸ばした掌から、新たな骨を尖らせ、リーを襲う。

左近とキバの距離はもう僅かだった。
キバは左近の臭いを元に、寸での所で身を隠す事に成功していた。

シカマルのチャクラはほぼ限界に近付いていた。
「もうちょいだぜ…ゲスヤロー」
(前のアスマ先コーの時みたく…、ピンチに助っ人が来る可能性なんてのは
 まず100%無い…だろーな…。
 …って、助っ人の可能性なんて考えてどーする、落ち着け!!)

239名無しさん:2004/04/09(金) 18:22 ID:/xQySqLg
木陰に隠れていたキバは安堵する。左近の臭いが周囲から離れていく。
「フー…、助かった…」
「誰が?」
振り返ったキバの目の前には、キバの上着に身を包んだ左近の姿が。
(オレの上着!?)
「クク…やっぱりそうか…。普段嗅ぎ慣れている自分の臭いってのは、
 気付かねーもんらしいな」
「そいつでてめー自身の臭いを消してたのか…、どうりで臭いがしなかったハズだ」
キバは傷付いた身体を木に預けたまま、薄く笑う。
「目の前にいられちゃ、負け犬の遠吠えも出来ねーか…。あ!?
 死ぬ前に笑ってんじゃねェ!」
左近の掲げたクナイがキバに向かって振り下ろされる。

「くそ…何通り考えてもロクな作戦が思いつかねェ…!もう限界だ…」
ついにシカマルの影首縛りの術が解けた。
「もらったァ!!!」
自由になった多由也は、右手のクナイをシカマルめがけて突き刺す。
しかし――多由也は突如巻き起こった暴風に吹き飛ばされた。
「くっ…何者だ!?」

左近のクナイは突如キバの前に現れた黒い影に阻まれる。
「何だ!?」
キバ(…どうやら今回は味方みてーだな…)

リーの額を貫かんとした君麻呂の骨も現れた砂に邪魔される。
「誰だ!?」

「木の葉同盟国…」シカマルの元にはテマリが、
「…砂の…」キバの元にはカンクロウ、
「忍だ」そしてリーの元には我愛羅の姿が。


心強き助っ人、参戦!!それは衝撃の砂の三兄弟!!

240名無しさん:2004/04/09(金) 18:26 ID:/xQySqLg
我愛羅・テマリは衣装が変わってます

GW限定で東京駅名店街にNARUTO・SHOPがオープン

>236㌧クスです旦⊂(´∀`)

241名無しさん:2004/04/10(土) 13:49 ID:S/WT8Gpk
>237タン、乙。ノシ

砂の三兄弟ですと!オオオーオオオー

242名無しさん:2004/04/10(土) 15:28 ID:A1XRH5W6
いつも乙です。
我愛羅キター!
本音を言うと暁絡みで再登場して欲しかったけど…
でも楽しみだ

243名無しさん:2004/06/05(土) 18:47 ID:cbX6rWJc
28号
「木ノ葉の仲間」

音の里に向かおうと、歩を進めるサスケ。
「オレから逃げんのか!!」
ナルトの絶叫に、ゆっくりと振り返る。
「ようウスラトンカチ」
驚くナルト。サスケの左目は呪印に蝕まれ、
大蛇丸のようになっている。
「今度はお前か…」
あきれたようなサスケ。ナルトはサクラの涙を思い出す。

『ナルト…私の…一生の…お願い…サスケくんを…サスケ
くんを連れ戻して…』

「サクラにも言ったがなもうオレに構うな…」
そう言ったサスケを、ナルトは唇を噛み、見つめる。
「クク…ククク…何だ?その面は…ククク…」
サスケはナルトを馬鹿にしたように笑う。ナルトは
サスケが大切な仲間だった頃を思い出す。
サバイバル演習、高めあった木登り修行、白の攻撃から
自分をかばうサスケ。そして、我愛羅との闘いの時のあの
言葉…。

『オレは一度全てを失った…もうオレの目の前で…大切な
仲間が死ぬのは見たくない…』

「何で…何でだよ…サスケェ…」
拳をきつく握り締め、悲痛な顔でナルトは呟く。
「何でそんな風になっちまったんだよォ!お前は!!」
「…オレがどうなろうがお前に何の関係がある」
ナルトの叫びにも、サスケはただ淡々と言葉を返すのみ。
「オレにはオレの道がある。たとえ誰であろうと指図される
義理はねェ」
「……」
歯を食い縛り、ナルトはサスケを睨みつける。そのナルトに、
サスケはさらに非情な言葉を投げつける。
「はっきり言ってやらぁ…。お前等木ノ葉の連中とじゃれ合う
のはもう終わりだ。帰れ」
「…!!」
驚きを隠せないナルト。うつむき、呟く。
「チョウジ…ネジ…キバ…シカマル…ゲジマユ…。…みんな
命懸けでお前を追って来たんだぞ…」
「…御苦労なこったな」
ナルトはうつむいたまま、出発前のシカマルの言葉を頭に描く。

『最後に一番大切なこと言っとく。サスケはオレにとっちゃ深い
ダチって訳でもねーし…別に好きな奴でもねェ。けどサスケは同じ
木ノ葉隠れの忍だ。仲間だ!だから命懸けで助ける。これが木ノ葉
流だ』

ナルトを無視し、背を向けるサスケ。その姿に、ナルトの怒りが
爆発する。
「お前は木ノ葉の仲間を何だと思ってんだ!!」
「!!」
サスケに飛びかかり、ナルトはサスケを思いっきり殴る。
口から出た血を、サスケはナルトに向かって吐き出した。
「!」
サスケの首(襟)に掴みかかり、ナルトはサスケを睨みつける。
「…その仲間とやらと一緒にいてオレは強くなれたのかよ…?」
表情も変えず、サスケが言った。
「…!?」
「オレは大蛇丸の所へ行く!」
「!!」
ナルトはサスケに叫ぶ。
「大蛇丸ってのは三代目を殺して木ノ葉の里を潰そうとした
様な奴だぞ!!ただでお前に力なんかくれっと思ってんのか!?
お前の体を容れ物として欲しがってる!!戻って来れねェかも
知んねェ!殺されるかも知んねェ!そんな所にみすみすお前を
行かせられっか!!」
息を切らすナルト。だがサスケの気持ちは変わらない。
「そんなことはどーでもいい…」
「……!!」
ナルトの表情も厳しくなる。
「オレの目的が達成出来ればそれでいい。…それを邪魔す
るってんなら…仕方ねェーよな…」
そう言ったサスケに、ナルトは言った。
「出来やしねーってばよ!力ずくでも連れ戻す!」

大蛇へ走るサスケの過去とは!?次号、すべての「始まり」へ…!

244名無しさん:2004/06/05(土) 18:47 ID:cbX6rWJc
しまった、sage忘れた…
すみません

245名無しさん:2004/06/05(土) 23:26 ID:j2X5Hg7w
お待ちしてました〜!乙です!
お忙しいところ、ありがとうございました。嬉しいです

246名無しさん:2004/06/12(土) 07:04 ID:u.Octd1Y
NARUTO

219話「未来と過去」
扉絵:クナイを構え睨むナルト
煽り:オレがいて、オマエがいて・・・その未来はゆずれない。

怒りにまかせ掴みかかるナルト
サスケは不敵に笑いながら病院の屋上での出来事を思い出す
「・・・そういや、あん時は"邪魔"が入ったからな」
ふと気付くナルト、サスケと同じ様に回想する
そこには怒鳴りあうナルトとサスケ
互いにすれ違う何かをぶつかり合わせていた
「・・・あんなの・・・」
ナルトは呟く
「・・・あんなの、オレのやりたかった戦いじゃねェ・・・
今だって・・・てめぇの都合なんか知るかよ」
するとサスケはナルトを掴み上げる
「!?」
苦しむナルト・・・と、何を思ったかサスケはその手をパッと離す
その瞬間、サスケの痛恨の一撃がナルトの腹を打った
吹き飛ばされるナルト、そのまま滝の中へと溺れながら消えていく

「・・・なんだこの力は・・・力が湧いてくる・・・」
石像の上で己に湧き上がる力を確信するサスケ
しかし、痛みと共に顔半分に覆っていた呪印が引いていく
「ククク・・・クク・・・これが大蛇丸(アイツ)の言っていた力か・・・
 しかも体に力が馴染んでくる」
「(今ので"あれ"だ・・・この呪印を解放したら・・・一体どれだけの力が・・・」
再び不敵に笑うサスケ
未だ解放し切れていない呪印を見つめる
一方のナルトは水中の中にいた
「・・・グッ・・・な、何つー力だ・・・こないだまでのアイツじゃないってばよ・・・」
そして、キッと目つきを変えるナルト
水中から上がり、サスケへと突進する
そして二人同時に攻撃を仕掛ける
しかし、ナルトの攻撃をかわし強力な足蹴りを食らわすサスケ

吹き飛ばされると同時に印を組み影分身を繰り出すナルト
分身体は足首を次々に掴み、本体はクナイを石像に刺す
そしてナルトは反撃の一撃をサスケに食らわせる
吹き飛び落ちるサスケ
「・・・ちったぁ目が覚めたかよ!」
ナルトはサスケを挑発する
「あぁ・・・とっくに目は覚めてる・・・
仲間とつるんで平和ボケしたお前らと、夢見るバカなオレからな!
・・・だから里を出た!だから力を求めた!」
一瞬でナルトに近寄り再び吹き飛ばすサスケ
ナルトは再び冷たい水の中へと落ちていく
「・・・オレの夢は、未来になんか無い」

果たさざるを得ぬ夢・・・それは彼の"過去"に。
復讐者・サスケ・・・そのすべてが次号、明らかに!!
うちは一族!血塗られた夜!その真実とは!?
次号「兄と弟」だ!!!


>245
>243もそうですが、この二つのバレは某所からのコピペです

247名無しさん:2004/06/13(日) 10:54 ID:Ae29ObRo
乙です。ホントにありがとうございます!

248名無しさん:2004/08/14(土) 19:41 ID:vLkHS46c
映画試写会行って来たのですが…
短編、色々な意味で凄かったです
下忍ズ以外にもアスマや紅、カブト・ゲンマ・イズモ・コテツ、更にはイタチと鬼鮫
死んだはずのハヤテになんと四代目まで出てました
見間違いかもしれないけど白も出てた様な気がします

ストーリーはナルトの受難物語
かなり可哀相な目に遭ってますが、完全なギャグで最初から最後まで笑いっぱなしでした

249名無しさん:2004/08/14(土) 23:31 ID:Dc2WOvIk
>死んだはずのハヤテになんと四代目まで

オオオオー、これは(・∀・)!
乙です!


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