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アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.15
455
:
ヨークタウン
◆qGl8aTYr6.
:2019/01/31(木) 23:21:51 ID:m8U/qgi.0
従来機と比べて、速度が速い分、旋回半径は大きい。
速度が速く、旋回性能も悪いとされるP-38ですら、P-80のように大回りする事はない。
だが、スピードが付いている為か、旋回を始めて回り切るまでの時間は思いのほか早かった。
ケルフェラクの方を見ると、ケルフェラクもまた旋回して背後を取ろうとしているのが見える。
「上昇するぞ!」
ボングは僚機に指示を飛ばすと同時に、愛機を猛スピードで上昇させた。
エンジン出力を最大にしたP-80は、900キロ以上の猛速で大空を駆け上がっていく。
高度計は5000、6000、7000、8000と、目まぐるしく変化する。
8500で上昇を止め、一旦水平飛行に移った。
ボングは右斜め後方に目を向けるが、目標としたケルフェラクは雲の向こうにいるため、姿を確認できない。
「あっさりと振り切ってしまって申し訳ない限りだ」
彼は愉快そうに呟きつつ、機体を左旋回させ、ついでに降下に入った。
雲を突っ切ると、先程攻撃を加えたケルフェラクが飛行しているのが見えた。
散会したため、1機ずつバラバラに動いている。
ボングは、一番右側を行くケルフェラクに向けて突進した。
高度8000から一気に降下したP-80は、目標までの距離を瞬時に詰めていく。
ケルフェラクは、一度見失ったP-80が左上方に迫っていたことに気付き、慌てて右旋回に入ろうとした。
しかし、その時には、ケルフェラクの未来位置を予測したP-80が射弾を送り込んでいた。
2機のP-80が放った機銃弾は、過たずケルフェラクを撃ち抜き、致命傷を負ってしまった。
ケルフェラクが被弾し、機首から白煙を噴き上げると同時に、P-80は瞬時に下方に飛び去って行く。
まさに、電光石火の如き早業である。
「1機撃墜!やりました!」
僚機の弾んだ声がボングのレシーバーに響いた。
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