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アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.15
379
:
ヨークタウン
◆.EC28/54Ag
:2018/06/29(金) 20:07:38 ID:pfN/LKiE0
(目の前のアメリカ兵達に、最も効果のある嫌がらせは何だろうか……ああ、そうか。ふむ……どうせ、生きる気力も無くなった。ならば……ヤルだけだね)
レニエスは、心中でそう決めると、浮かべていた笑みを消して、アメリカ兵達を睨み据えた。
「聞け!アメリカ兵達よ!」
彼女は、女性らしからぬ肝の据わった大きな声を響かせた。
「私はレニエス・モルクノヌ軍曹だ。ここではっきりと言おう……私は、貴様らに攻撃は仕掛けない。喜べ!」
彼女が発した予想外の言葉に、米兵達は唖然となった。
「では、降伏するか」
「降伏はしない!」
ウェルターの要求を、レニエスはつっぱねた。
「では、何故その剣を下ろさん!」
ウェルターは逆に聞き返すが、レニエスはそれに答えなかった。
「……私の家族は、ランフックに居た。本当の両親では無かったが、彼らは私を実の子のように愛し、育ててくれた。そして、2人の弟も、
一番上の私を実の姉のように慕ってくれた。そんな、何の罪もない家族を……お前たちは爆弾で皆殺しにした!」
彼女は怒気を孕んだ声音で、アメリカ兵達に語り掛けていく。
「アメリカは自由を標榜し、過度な暴力を禁じた近代的な国家であり、蛮族とは一線を画すと聞いていた。だが……ランフックでやった事は、
一体なんだ?帝国本土で行っている事は、一体なんだ?」
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