[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.15
317
:
ヨークタウン
◆.EC28/54Ag
:2018/06/16(土) 09:36:30 ID:4r/3PIrQ0
フェヴェンナは、躊躇いなく前者を選んだ。
「通信士!キガルアに追申だ!」
「艦長、キガルアに何と……?」
「敵潜水艦の追撃を中止し、直ちに船団へ合流すべし、と送れ」
「え……キガルアは今、対潜戦闘中ですぞ!」
副長は仰天してしまった。戦闘中のキガルアにそれは無茶だと言わんばかりの口調だ。
「さっきから大雑把な位置をぐるぐると回って爆雷落としているだけの連中が、敵の潜水艦を沈められるとは思えん。ここで無駄に時間を使うよりは、
船団に戻って輸送艦群を護衛したほうがいい」
「は、はぁ……」
副長はフェヴェンナの断固とした口調に口を閉ざした。
フェヴェンナの指示は、キガルアに届いたが、その返答はフェヴェンナの苛立ちをさらに募らせた。
「フェヴェンナより返信!我、目下敵潜水艦を追撃中。船団への合流は貴艦のみで行われて結構である……」
「気違いめ!今、船団がどれだけ危うい状況なのか分らんのか……!」
彼は歯軋りしながら、指示に従わないキガルアに怒りを感じていた。
「重ねて指示する!至急、船団へ合流されたし!また、単艦行動は上層部より厳に戒められているため、貴艦の申し出は受け入れられず。今は損傷し、
姿を隠した敵潜水艦を追撃するよりも、船団の護衛に注力した方が良いと、当艦は確信する物なり!以上、送れ!」
フェヴェンナが怒りを交えた口調で、送信文を魔導士に伝えた時、見張り員が新たな報告を艦橋に伝えた。
「艦長、キガルアが爆雷攻撃を停止しました!」
「ほほう……艦長の指示に従うのですかな」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板