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アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.15
314
:
ヨークタウン
◆.EC28/54Ag
:2018/06/16(土) 09:32:52 ID:4r/3PIrQ0
「右舷側の燃料を放出しろ」
「え……放出でありますか?」
部下の兵曹は一瞬、ギョッとなった表情を浮かべて聞き返した。
「何度も言わせるな。右舷側燃料放出!急げ!!」
「あ、アイサー!」
兵曹はベルンハルトに促されて、部下に命令を伝えた。
彼の判断は、ニルソンとボールドウィンも驚かせていた。
「艦長、よろしいのですか?燃料を捨てれば、今後の哨戒活動に支障が出ますが……」
ボールドウィンは訝し気な表情を張り付かせながらベルンハルトに言うが、それに対して、ベルンハルトはあっさりとした口調で返す。
「目印を与えているのなら、消してしまうまでだ。生き残るのならば仕方かなかろう?」
「は、はぁ……」
「なに、命あっての元種だ。慎重でかつ、狡賢く……サブマリナーの基本だ」
その一言を聞いたニルソンが、何かを思い立ったのか、手を上げた。
「艦長、ひとつ提案したいのですが」
「何か妙案を思いついたようだな……聞こう」
「妙案かどうかは分かりません。ある意味、だましの基本のような物で、敵に見破られる可能性もありますが」
「生死がかかっとるんだ。試せる事は何でもやろう」
ベルンハルトは不敵な笑みを浮かべながら、副長に発言を促した。
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