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アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.15
296
:
ヨークタウン
◆.EC28/54Ag
:2018/06/16(土) 09:16:19 ID:4r/3PIrQ0
それから、先輩のトイレが思いの外長い事に気付き、フェリンスクは顔を出入り口に向けた。
「遅いな……さては、小便ではないのかな」
あの先輩でも緊張するんだなぁと、彼は心中で思い、顔を魔法石に振り向ける。
魔法石からは、一切の光が発せられていなかった。
「敵艦、更に遠ざかります。距離800……」
「付近にいる敵艦は1隻だけか。もう1隻はまだ、別の海域を探しているようだな」
ソナー員の報告を聞きながら、ベルンハルトは事務的な口調で呟いた。
キャッスル・アリスの周辺をうろつく敵駆逐艦は、相変わらず高速を維持したまま艦を離れつつある。
その一方で、上の敵艦の相方は、ここから3000メートル離れた海域でキャッスル・アリスを探し回っているようだが、肝心のキャッスル・アリスが
探知妨害魔法の効果で敵の探知から逃れているため、無駄な行動となっていた。
「敵船団は依然、16ノットのスピードで航行中か。あとは、本隊がどれだけ敵さんを沈めてくれるかだな」
「本艦の仕事はこれで終わりになりますかな?」
ボールドウィンの問いに、ベルンハルトは頷いた。
「ああ。探知妨害魔法に守られているとはいえ、長居は無用だ。手筈通り、一旦南方へ離脱する」
ベルンハルトはそう言ってから、新たなる命令を下そうとした。
その矢先に、ロイノー少尉が血相を変えて発令所に飛び込んできた。
「艦長!一大事です!!」
「何だ?」
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