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SBR『ベースハンター』

12サンドコート:2008/05/09(金) 00:47:13
>>11
「これは……パニックになるな」

早いうちに避難場所を確保しておかないと混乱に巻き込まれる。
まあ船の2階はさすがに安全だろうからここにいれば大丈夫だとは思うが。

「とりあえず念のための準備はしておきますか」

手近な船員を捕まえて救命胴衣がどこにあるか聞く。
ただし小声で他の客に聞こえないようにしたい。
自分がパニックの引き金を引くのはごめんこうむる。

13イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/09(金) 21:18:33
>>11
「詳しい話は後だ!魚の餌になりたくなかったら
 まずは船の中に入るんだ!」

 一番近い船室のドアを指差し周囲に向かって叫ぶ。
 自分も、川面に対し背を向けることなく、警戒しつつ船の中に向かおう。
 周囲には何人ほどの人間がいるだろうか。また、その様子もチェックしておく。

14:2008/05/10(土) 00:40:21
>>12
周囲に船員は見当たらず、『サンドコート』は船員を探して歩き出した。
船尾側に少し進むと、2人の船員が立ち話をしている。
初老と中年、ラテン系白人の男性2人・・・・・・・・・・・
救命胴衣の場所を聞くと、初老の船員が詳しい場所を教えてくれた。
1つは、船体の左右2ヶ所ずつにある救命ボートの中。
もう1つは、各客室の常備品の中。

15:2008/05/10(土) 00:41:17
>>13
周囲には、10人前後の乗客がいた。
『イワツキー』の指示で2〜3人が船室に駆け寄ったが、残った数人は
周囲を改めて見回している。
やがて、1人が口を開いた。
 
「おい、誰か見たか?
魚を・・・・・・落ちた奴は?大人が1人落ちれば、結構な水音が出るよなァ?」
 
「そういや、見てねーな・・・・・・川に落ちる音もしなかった。」
 
「誰か聞いたか!?」
 
乗客達が口々に声を上げる。
そして、『イワツキー』の証言を裏付ける目撃者や証人は、誰もいない。

16サンドコート:2008/05/10(土) 00:48:05
>>14
「ありがとうございます、ところで……
 外で魚に人が食われたと騒いでいる人がいたんですが、
 そんなことが有りえるんですか、アマゾン川というのは?」

船員に話を聞きたい。

17イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/10(土) 00:51:11
>>15
いつでも船室に逃げこめられるやや離れた位置まで行き、
残った数人とアマゾン川の様子を見つつ
『巨大魚』が参加者を丸呑みにした前後を思い出す。
特に、叫び声はどこから聞こえただろうか。
魚に飲み込まれた乗客が叫んだのか?

「誰も気付かなかったのか?あんなでかい魚だぞ?」

18:2008/05/10(土) 01:04:35
>>16
「ああ、そんな事で騒いでましたね。」
 
中年の船員が口を開く。
続いて、初老の船員。
 
「人が落ちる様な音は、聞こえなかったな・・・・・・・・・・。
ここらの川で、人を食う魚はいないから安心しなさい。」
>>17
『ドバァァアアアアッ!!』
 
突然、再び巨大な魚が川から飛び出す。
乗客達の後ろの方にいた1人が、一瞬で呑み込まれた・・・・・・・・・・・・・・。
 
「あんた、寝惚けてたんじゃあないか?」
 
笑いながら、誰かが言った。

19イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/10(土) 01:11:09
>>18
(・・・おい、間違いないぞ。
 この状況なのに、誰も気付いていない・・・。
 一瞬の出来事で気付かないとかそんなものじゃあないようだ。
 あいつらには巨大魚が『見えていない』。
 巨大魚がたてる音ももしかしたら『聞こえていない』のかもしれない。
 未知の生物とか、そういうレベルの話じゃあないぜ・・・)

 「あ、ああ。ウォッカがまわっちまったのかもな・・・」
 乗客は適当にあしらいつつ、巨大魚の姿を出来るだけ観察しよう。
 『餌』の乗客を目当てに、もう何度か巨大魚は姿を現すだろう。

20サンドコート:2008/05/10(土) 01:13:22
>>18
「そうですか、ありがとうございます」

>>7で自分は叫び声以外の音(水面の波立つ音等)は聞こえてなかったんだろうか。

聞こえてないなら異常は感じないのでさっきの場所に戻りたい。
聞こえたなら船室に行って救命胴衣を探す。

21:2008/05/10(土) 02:38:00
>>19
『ドドドドドドドドドドドドドドドドド』
 
ふと、『イワツキー』の横を流れる川面に、巨大な魚の背が浮かび上がった。
その姿は、一瞬見えただけで再び水中に消える。
>>20
『サンドコート』の耳に、水音は聞こえていない。
元いた場所に戻ると、まだ乗客達が川を肴に酒を飲んでいる。
 
『ザバァ・・・』
 
ふと、川面に巨大な魚の背が浮かび上がった。
ライトの無い暗闇でも、その巨大な姿が分かる・・・・・・・・・・・・魚の姿は、一瞬で水中に再び消えた。

22サンドコート:2008/05/10(土) 14:34:56
>>21

「あの様子だと、酔っ払いが幻覚を見て騒いでいただけだったのか?
 ただ、この前のホテルみたいなこともあるしな……」

魚の姿を水面に見つける。

「さて、自分も酔っ払っているのかどうか確かめる必要がありそうだな」

さっき騒いでいた男の姿を探したい。
騒ぐのをやめたとしても他の人間よりは不審な挙動をしているだろう。

23イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/10(土) 22:11:28
>>21
「・・・まただぜ。明らかに、この船を追いかけてる。
 しかし、何が目的だ?餌を求めてるのか?
 あの魚が、一匹だけだといいんだがな・・・」

 先ほど姿を現した魚の姿と、最初に見た魚の姿は、一致するものだろうか。
 身体の形状や、色、鱗などを思い出そう。

24:2008/05/11(日) 00:11:20
>>22
『サンドコート』は、下にいる乗客達を見下ろした。
特に騒いでいる者はおらず、不審者も見当たらない。
>>23
魚の姿は、最初に見たものと似ている・・・・・・・・・・・。

25イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/11(日) 00:47:47
>>24
「・・・もっとよく観察したいが、船の縁に行くのは危険すぎるな。
 そうだ、2階からなら、安全に観察できるんじゃあないか?」

 船の2階部分に移動し、そこから川面を観ることにする。

26サンドコート:2008/05/11(日) 00:52:04
>>24
「既につまみ出された後か?」
 
近くに乗客がいるなら騒いでいた人間を目撃していなか聞きたい。

27:2008/05/11(日) 01:44:54
>>25
2階に上った『イワツキー』は、通路の縁から川面を覗いた。
大きな波紋が出来ていたが、魚の姿は見当たらない・・・・・・・・・・・・。
ふと、1階の縁にいた乗客の数が、半分程に減っていた。
>>26
周囲の乗客に話し掛けたが、有益な情報は得られない。

28イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/11(日) 21:07:33
>>27
(・・・ちっとも騒ぎを起こさずに、何度も乗客を捕食するだなんて
 普通の生物には到底できっこないはずだ。それがいかに未知の生物だとしても、だ。

 俺の『ドリーム・シアター』のような、そういった能力を
 持った奴の仕業か?レースを妨害するための・・・。)
 
 近くにいる乗客に、それとなく尋ねてみてまわる。
 「なあ、さっき川面にデカイ魚の姿を見たんだが・・・
 5m以上のうろこに被われたやつだ。
 アマゾン川ってスゲーよな・・・、あんた、見なかったか?」

29サンドコート:2008/05/11(日) 21:24:53
>>27
「ふむ、まあ虎穴に入らずんば、ですか、そんな大げさなものかどうかわかりませんが」

さっき騒ぎのあったあたりまで移動してみる。
ただし念のため船の縁には寄らないようにする。

30:2008/05/11(日) 23:35:02
>>28
「『ピラルク』という、デカイ魚がいると聞いたが・・・・・・」
 
『イワツキー』が尋ねたのは、30代半ばと思われるイングランド系の
白人男性だった。
栗色の髪と同じ色の口髭を蓄え、手にはウイスキーの瓶を持っている。
 
「俺は、見ていないんだ。
君は、ラッキーだな・・・・・・・・『ベレン』に着く前に、見たいものだ。」
>>29
船の1階に下りた『サンドコート』は、縁に立って川面を見つめている
乗客の1人を目に止めた。
 
『ドバァァアアアアッ!!』
 
突然、再び巨大な魚が川から飛び出す・・・・・・・・・・。
目の前の男が一瞬で呑み込まれたが、周囲にいた他の乗客は無反応だった。

31サンドコート:2008/05/12(月) 21:29:15
>>30
「な……」

絶句する。

「異常すぎる……百歩譲って魚の存在に気づかなかったとしても
 人の数が減っているのに気づかないのか?」

飲み込まれた男のいた方向を見ていた人間がいないだろうか。
いたらその反応を確かめたい。
もちろん自分に危険が及ぶ可能性も考慮してすぐに船内に逃げ込める場所からは動かない。

「例えば、二人の人間が会話をしていたとして、片方が魚に食われた時にもう一人はどうするんだ?
 相手がいなくなったことに気づかず会話を続けるのか……そんな馬鹿な」

もし観察を続けている間に会話をしている人間のどちらかが襲われるようなことがあれば見逃さないようにしたい。

32イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/12(月) 22:59:31
>>30
(・・・俺の他にいないのか?この状況に気付いてる奴が・・・)

再び、1階の様子を観察する。
>>27で人数が半分ほどになっていたとあったが
今は、魚が現れる前の何分の1になっているだろうか。

33:2008/05/13(火) 00:41:20
>>31
呑み込まれた男の向こうには、別の乗客の男性が立っている。
巨大魚が衣服に付けた水飛沫を、気にしている様子だった・・・・・・・・・・・。
男の横には、もう1人別の男。
2人は、他愛も無い会話をしながら、船の縁に並んで立っている。
 
『ドバァァアアアアッ!!』
 
再び、巨大魚が川から飛び出すと、衣服に水飛沫が付いた男を呑み込んだ。
横で会話をしていた男は、何事も無かったかの様に川面へ視線を落とす。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
>>32
1階を見ると、『イワツキー』のいた辺りには、2人の男性しか残っていない。

34サンドコート:2008/05/13(火) 00:50:53
>>33
「彼らの話が聞きたいところだが……迂闊に近づけないな。
 すいません!ちょっとお聞きしたいんですが!」

川面へ視線を落としている男に声をかけてこちらに手招きする。

(まあ落ち着いているのは『自分が黒幕だから』という可能性もあるか。一応油断はしないでおこう)

呼びはするが相手におかしな行動があれば当然それなりの警戒はする。
武器を隠し持っているような気配(職業柄そのあたりには敏感なはずだ)はあるだろうか。

35イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/13(火) 21:19:53
>>34
「もう2人しか残ってない・・・。
 あの2人は、この状況をどう捉えているんだ?
 いくらなんでもさっきまで近くにいた奴や、一緒にいた奴が
 忽然と消えたら何か思うところがあるだろう・・・。
 少々危険を冒すことになるが、何かの参考になるかもしれない・・・。」

 もう一度、1階に行こう。残りの2人が食われてしまう前に。

36:2008/05/13(火) 22:37:50
>>34
『サンドコート』の呼び掛けに、男が顔を上げた。
短く刈った黒髪と、褐色に日焼けした肌が逞しさを感じさせる。
左耳が半分千切れており、右耳にはシルバーのピアスを付けていた。
まだ20代と思われ、腰にはホルスターに入れた拳銃を下げている。
 
「何だ、何か用か?」
 
男は、縁に立ったまま聞き返して来た。
>>35
『ドバァァアアアアッ!!』
 
『イワツキー』が、その場を離れようとした瞬間・・・・・・・・・・・・・
巨大魚が、再び川から飛び出した。
縁に立っていた男を呑み込んだ巨大魚は、そのまま水中に消える。
男の横にいた男は、何事も無かったかの様に川面を見ていた。

37サンドコート:2008/05/13(火) 22:44:47
>>36
(さて、なんて聞くべきか……)

「あなたと今話をしていましたよね、そこにいた人と」

魚に食われた人が立っていた場所を指差しながら聞く。

われながら何を言っているのかわからない質問だが
それに対する反応である程度のことはわかるだろう。

38イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/13(火) 22:53:21
>>36
「・・・明らかにおかしい。急に隣にいた奴がいなくなったんだ。
 動揺したり、辺りを見回すくらいのことはするだろう・・・。
 食われた奴が、さっきまでそこにいたという事実すら消えてしまったみたいだ。」

 とりあえず、残った1人に接触したい。急いで1階まで降りていく。

39:2008/05/14(水) 01:48:35
>>37
「・・・・・・・・・・・。」
 
男は、しばし無言で『サンドコート』を見つめていた。
やがて、ゆっくりと口を開く。
 
「あんた、『幽霊』とか見える人か?
俺は、誰とも話してねーが。」
>>38
1階に下りると、残った1人が誰かと話している。
縁から少し離れて立っている男は、霊媒師らしい・・・・・・・・・・・。

40サンドコート:2008/05/14(水) 20:29:52
>>39

肩をすくめて答える。

「ええ、たまに見えるんですよ。
 生きてる人間と間違えて話しかけて赤っ恥をかいたこともあります」

冗談っぽく言って誤魔化したい。

「ところで……この船ずいぶん客が少ないですね。
 他人事ながらこんな有様で儲かるのかと気になりますが、
 なんか妙な評判でもあるんですかね?
 例えば、巨大な魚が水面から飛び出して人を襲うとか」

『客が少ない』ということに男がどう反応を返すのか確かめたい。

(奇妙なのは……なぜ私だけがこの『異変』に気づいているのか、ということ。
 今私はこの前の『マリオ』のことを思い出しているが、超常的としか言いようの無い
 ある種のパワーの存在を認めるとして、それがなぜ自分だけを標的にしない?)

自分たちの他に人間は残っていないのだろうか?
船内や自分がさっきまでいた2階も含めての話だが。

41イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/14(水) 21:22:17
>>39-40
 2人の会話に耳を傾ける。
(なんだこいつ・・・霊媒師もSBRに参加してるのか?
 って今巨大な魚って確かに言ったぞ・・・。
 この言い方は明らかにこの現象に気付いてて、カマをかけた言い方・・・
 この状況に気付いてる奴の発見は貴重だ)

「なああんた・・・今巨大な魚がどうこうって言わなかったか?
 そいつは5mくらいの、うろこに覆われた奴のことか?」
 2人の会話が終わったころを見計らい、霊媒師の男に話しかけよう。

42:2008/05/15(木) 01:13:59
>>40-41
『ドバァァアアアアッ!!』
 
『イワツキー』が、2人に話し掛けた瞬間・・・・・・・・・・・・・
巨大魚が、再び川から飛び出した。
縁に立っていた男を呑み込んだ巨大魚は、そのまま水中に消える。
縁の付近にいるのは、『イワツキー』と『サンドコート』だけになった。
 
周囲からは、他の乗客達の気配や話し声が聞こえる。
船内や2階、1階にも他の乗客は多数残っている。

43イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/15(木) 23:20:47
>>42
「・・・あんたにも見えているんだろう?
 巨大魚が乗客を飲み込む姿が・・・。」
 周囲から聞こえる話し声や気配に気付き、周りを見渡しながら
 サンドコートに話しかける。
 周囲とは、先ほどまで乗客が存在してた船の縁付近のことだろうか?

44サンドコート:2008/05/16(金) 00:25:25
>>42

「タイムアウトか……」

水しぶきが甲板に散っているか確認したい。
あれだけ大きな魚が跳ねたのならそれなりに濡れてしかるべきだろう。普通なら。

イワツキーに気づく。

「あなたも『見えている』んですか?」

(こいつ……味方と考えて良いのか……
 まあ敵ならノコノコ姿を見せてくれた時点で好都合といったところだが……)

45:2008/05/16(金) 01:25:21
>>43-44
船の縁には、すでに誰もいない(2人を除いて)。
足元を見ると、通路は水で濡れていた・・・・・・・・・・・・・・。
2人は、互いに顔を見合わせる。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

46イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/16(金) 23:43:39
>>45-46
「・・・他の乗客たちは見えていなかった。
 巨大な魚がすぐそばで襲い掛かっているのに、まるで気付いていない・・・。
 だが、俺とあんたには『見えている』ようだ。

 ・・・これはアマゾンに住む未知の生物の仕業じゃあ決してないと思う。
 『スタンド』と呼ばれる、才能を持つ者による仕業だぜ。
 あんたも、俺と同様『スタンド』に選ばれたらしい・・・。

 どうだ、この船が『ベレン』に着くまで協力しあわないか?」

47サンドコート:2008/05/17(土) 00:07:26
>>46
(飛沫が飛んでいるということは幻覚の類ではないということか……)

「スタンド・・・?確かマリオもそんなことを言っていましたが……
 協力というのは、この現象を引き起こしている相手を『何とかする』ため、と考えていいんでしょうか?」

船内に戻って船員に話しかけ、外にいる客が消えてなくなってることを伝えたい。

48:2008/05/17(土) 00:33:17
>>46-47
しばし言葉を交わした後、『サンドコート』は船員を探して船内に入った。
食堂代わりの大部屋には、まだ数人の乗客達が残っている・・・・・・・・・・・・。
室内の一角には、3人の船員が座っていた。
『サンドコート』は、消えた乗客の事を伝える。
 
『ドドドドドドドドドドドドド』
 
「『消えた』ってのは、具体的にどういう事ですか?
川に落ちたとか・・・・・・・・・部屋に戻ったとか。」
 
3人の船員は、テーブルに干し肉や各種ビールを広げていた。
ポルトガル系の白人男性と黒人男性2人で、白人の方が『サンドコート』に
訪ねて来た。

49サンドコート:2008/05/17(土) 00:47:44
>>48
(さて……正直に答えて信用されるかどうか……
 誰が敵かわからない状態では迂闊に本当のことを言わない方がいいか)

「いえ……さっきまでは人がたくさんいたんですが、
 気がついたら誰もいなくなっていて。結構な数がいたはずなので
 全員川に落ちたとか部屋に戻ったというのは考えづらいんですが……。
 とにかく奇妙なので伝えておいた方がいいかと。
 まあ見てもらえればどんな状況かはすぐわかると思いますよ」

自分たちに注目している人間が船員の他にいるかどうかは注意を払っておきたい。

50イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/17(土) 00:53:56
>>47-48
「ああ、船が航行不能になってレースをリタイアする破目になるかもしれん。
 最悪のケースだがな。そうならないように『何とかしよう』というわけだ。

 まずは情報がもう少し欲しいな・・・。また後で合流しよう」

サンドコートが船内に消えたのを見届けたら、こちらも移動しよう。
今いる場所と同じように、川面が眺められ人が何人か集まれる場所に。
同じように参加者が食われていないか確認したい。
移動する際は、極力川面から距離を取りつつ注意を払いたい。

51:2008/05/17(土) 01:30:33
>>49
「失礼だが、何を飲みましたか?」
 
片方の黒人が口を開く。
まだ20代と思われ、首筋に一文字の大きな傷跡があった。
その向かい側に座っていた黒人は、30〜40代。
眼鏡を掛けた神経質そうな男で、続けて言った。
 
「今日は、もう寝るといい・・・・・・・・・・明日になれば、その消えた連中も
戻って来るさ。」
 
その言葉に、3人は声を上げて笑う。

52:2008/05/17(土) 01:31:29
>>50
『イワツキー』は、1階の反対側の縁に向かった・・・・・・・・・・・。
縁には、5〜6人の乗客が並んでおり、川面を眺めて瓶ビールを飲んでいる。
 
『ドバァァアアアアッ!!』
 
次の瞬間、川から飛び出した巨大魚が、乗客の1人を呑み込んだ。
巨大魚が水中に消えたが、乗客達が騒ぎ出す気配は無い。
瓶ビールを煽りながら、談笑している。

53イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/17(土) 21:45:51
>>52
(こっちでも捕食が始まってるな。
 相変わらず乗客達は何も気付いていない・・・。
 
 ・・・そういえば、最初に巨大魚が出現した時は
 確かに誰かの叫び声がしたな。その後巨大魚が現れても
 叫び声どころか誰も気付きもしないようになった・・・。
 最初に声をあげた奴はもう食われてしまってるかもしれないが
 それとも危険を感じて一目散に船内に駆け寄ったかもしれない・・・。
 俺が、船内に入れと指示を出して、2、3人がそうしたはずだ。
 その2、3人の中に最初のそいつがいてくれれば・・・。)

 船内に入り、>>15で船内に入った者を探しいく。
 一騒ぎを起こした俺のことを、覚えていてくれればいいのだが。

54サンドコート:2008/05/17(土) 22:08:34
>>51

(普通なら疑わしくとも確認くらいはするんじゃないか?
 それをしないのは魚に食われた連中のように意識になんらかの影響を受けているのか、
 あるいは、知っててとぼけているのか……考えすぎか?)

「見たところ休憩中のようですね」

ビールを見ながら答える。

「なら勤務中の人を見つけて同じことをお願いしますよ」

そう言い捨てて相手の反応を見る。

55:2008/05/17(土) 22:52:53
>>53
食堂代わりの大部屋に戻ると、それらしい顔の乗客が2人、椅子に座っていた。
2人は、缶ビールを飲んでいる・・・・・・・・・・・・。
片方は、若いスペイン系の白人男性。
もう片方は、若いイングランド系の白人男性だった。
>>54
「そんなに大勢が消えたのなら、すぐ分かりますよ。
・・・・・・・・・・・そうでしょう?
まあ、とにかく今夜は寝た方がいいです。」
 
ポルトガル系白人が言った。

56サンドコート:2008/05/17(土) 23:13:44
>>55
「……」

男たちを睨みながら(という振りをして視線を外さずに)その場を離れる。
最初の宣言どおり勤務中の船員を見つけたい。

(しかし、この現象、何が狙いだ?
 船に乗っている人間を無差別に殺す、ということなら自分のような影響下に無い人間がいるのは何故だ?
 何かしらの理由で手が出せないのか、それともあえて手を出さないのか……
 判断するには、やはり目立つ動きをして相手の出方を見るしかないか……)

57イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/17(土) 23:33:24
>>55
「やあ。さっきまで船の縁にいたかい?」
2人組に話しかける。

「さっき、船の縁で起きたことについて聞きたいんだが・・・。
『巨大魚』が川面から出てきて乗客を呑み込んだときに、
 大声を出して叫んだ乗客を捜してるんだ。心当たりはないか?」

58:2008/05/18(日) 00:47:48
>>56
大部屋を出た『サンドコート』は、2階に続く階段で立ち話をしている
2人の船員を見つけた。
20〜30代の黒人男性で、炭酸水の瓶を片手に談笑している。
>>57
2人の答えは、一致した・・・・・・・・・・心当たりは無いらしい。

59サンドコート:2008/05/18(日) 11:03:52
>>58

「勤務中……ではなさそうですが」

二人に話しかける。

「すいません、ちょっと連れが酒を飲みすぎてぶっ倒れてしまって、
 部屋まで運ぶのを手伝ってほしいんですが」

(さっきの反応からして事実を言っても良い反応は返ってきそうに無い。
 とりあえずウソでもいいから外まで連れて行って反応を見たいところだな)

60イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/19(月) 19:35:26
>>58
「・・・。」
他に、人が多く集まるような場所はあるようならば、そこに向かおう。
無いようなら、ひとまず自室に戻り護身用の銃を携行する。

61:2008/05/19(月) 21:41:05
>>59
『サンドコート』が話し掛けると、2人は会話を止めて視線を向けた。
すぐに、1人が口を開いて階段を降りて来た。
 
「はい、いいですよ。」
 
「失礼ですが・・・・・・『レース参加者』の方ですよね?
『連れ』というのは?同乗者?」
 
もう1人も続いて降りながら、尋ねて来る。
>>60
特に心当たりの無い『イワツキー』は、自室に戻った。
元々、観光船でも何でも無いので、イベントも何も無い事は分かっている。
自室に変化は無く、『イワツキー』は銃を手に取った。

62サンドコート:2008/05/19(月) 22:20:50
>>61
「ええ、同乗者ではありませんが、船で知り合ったんですよ。
 イワツキーという、新聞にも載っていたでしょう?
 どうもウォッカを飲むか誰かを殴るかのどちらかをしてないと気がすまない性質らしくてね。
 ところで、なぜ私がレース参加者だと?」

二人に先に歩いてもらいたい。
船員なら場所さえ伝えれば道案内は必要ないだろう。

63イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/20(火) 21:43:26
>>61
「さて・・・他の船の様子はどうだろう?
 この船と同じように襲われてるのか?」

自室があるのは運搬船?
そうであるならば、川面を観察し巨大魚の姿がないか確認したい。

64:2008/05/20(火) 23:53:29
>>62
「ああ・・・・・・『イワツキー・イワレンコフ』。
それで、どこに倒れて?」
 
2人の船員は、『サンドコート』の前後に並んだ。
 
「貴方は、レース参加者じゃあないんですか?
この船は、参加者の為に用意された船ですが・・・・・・・・・・。
普通の船で、車両を積んだまま川を下るのは、難しいですから。」
>>63
客室と車両を積んだ船とは、別の船に分かれている。
部屋の窓から川面を見たが、巨大魚の影すら見当たらない。

65サンドコート:2008/05/21(水) 22:05:44
>>64
前後を挟まれるのは職業柄気分が悪い。
足を止めて二人とも自分の前を歩いてもらう。

「場所は一階の……」

場所を伝える。

「ということは、この船に乗っているのは船員以外はレース参加者ということですか?」

66イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/21(水) 23:13:31
>>64
「・・・こっちは静かだな。
 戻るか、巨大魚が出た場所に・・・」

巨大魚が最初に現れた船の縁付近に戻る。

「・・・俺が、あの時食べられずに生き残ったのは
 単なる偶然か?俺の隣の奴はただ運が悪くて飲み込まれたのだろうか?
 運命を分ける『何か』がそこにあったりはしなかったのか?」

歩きながら、ふと考える。最初に、自分の隣で飲み込まれた乗客・・・
自分と照らし合わせ、どこか違っていた点は無かっただろうか?
その辺りを思い出しながら最初の船の縁に向かおう。

67:2008/05/21(水) 23:58:08
>>65
「ええ、我々以外は・・・・・・・・・・・・。」
 
後ろの船員が言った。
 
『ドバァァアアアアッ!!』
 
次の瞬間、川から飛び出した巨大魚が、前を歩いていた船員を呑み込んだ。
後ろの船員が、騒ぎ出す様子は無い。
>>66
『イワツキー』は、自分と乗客との違いを思い出せないまま、1階の縁に辿り着く。
他の乗客は、見当たらない。
 
『ドバァァアアアアッ!!』
 
次の瞬間、大きな水音が近くで聞こえた・・・・・・・・・・・・。

68イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/22(木) 23:05:05
>>67
水音の聞こえた方に急ぐ。
念のため銃に手をかけておきいつでも撃てる状態にしておく。

69サンドコート:2008/05/23(金) 22:55:20
>>67
(この船の乗客がレース参加者だけだとすると、
 他の参加者を蹴落として自分が優位に立とうとする参加者が犯人……という仮説も立てられるか)

「すいません、ちょっと道を間違えたかもしれません」

足を止める。多分船員も立ち止まるだろう。
その後魚が襲ってこれないところまで船員を誘導したい。

「ところで、レース参加者用にしては乗客が少ない気がするんですがね。
 見ての通り外に人が全くいませんし、車に乗っていた時には、
 もっと大勢が同じルートを取っていたと記憶しているんですが」

魚に襲われたということは外の様子は既に確認できる状態だろう。
それに対する感想を聞きたい。

70:2008/05/24(土) 00:20:06
>>68-69
『サンドコート』が立ち止まると、船員も足を止めた。
 
「皆さん、部屋に戻られたんでしょう。
車両の搭載数には、限度がありますから、参加者全員を一度に運んでいる
訳じゃあありません・・・・・・・・・・・・・まだ、大勢が『マナウス』で次の船を
待ってるはずですよ。」
 
縁沿いの通路から船内に移動しようとすると、前方から『イワツキー』が
駆け寄ってくる・・・・・・・・・・・その手には、銃が握られていた。
 
「おや?『イワツキーさん』じゃあないですか?」
 
船員が言った。
『サンドコート』は、『イワツキー』の横の川面が波立った事に気付く。

71サンドコート:2008/05/24(土) 00:36:07
>>70
「危ないッ!横だ、狙われてるぞッ!!」

イワツキーに警告しながら駆け寄ってイワツキーを蹴り飛ばす。
自分もその反動で飛んで巻き込まれないようにする。

72イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/24(土) 19:12:07
>>70-71
「・・・!!!」
咄嗟に、サンドコートの言っていることを理解し
蹴り飛ばす力に逆らわず吹っ飛び、川面からできるだけ離れるようにしたい。
吹っ飛んだ後は、体勢を整えることと、状況確認だ。

73:2008/05/24(土) 23:00:56
>>71-72
『ドガァ!』
 
『サンドコート』が『イワツキー』を蹴り飛ばし、2人は各々反対方向へと
吹っ飛んだ・・・・・・・・・・・『サンドコート』は、背後の船員に衝突する。
 
『バキャアッ!』
 
巨大魚は、縁の一部を齧り取ったまま、再び川面に消えた。
 
「何だ!?
舷が・・・・・・脆くなってたのか?突然、壊れたぞ・・・・・・。」
 
船員がポツリと口走る。

74イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/24(土) 23:38:59
>>73
素早く立ち上がり、近くの船室に転がり込む。

(助かったか・・・。しかし、俺も、襲われた・・・。
 さっきまでとは何が違うんだ?
『偶然』襲われなかっただけか?それとも何か『必然』があるのか・・・?)

ドアの影から銃を構える。巨大魚が再度姿を現したら銃撃しよう。

75サンドコート:2008/05/25(日) 00:05:07
>>73
船員を連れて安全圏であろう船内まで退避したい。

「いくら脆くなっていようがあんな壊れ方をしないことくらいはわかるでしょう。
 ……信じがたいことですが、どうもこの船は未知の方法によって攻撃を受けているようです。
 船内にいればとりあえずは安全なようですが……見てください『あれ』を」

床を指し示す。おそらく魚が跳ねたことによって水でかなり濡れているはずだ。

「あれだけ床をぬらすような大きさの物体が、河から飛び跳ねて、
 イワツキーさんを襲おうとして失敗し……代わりに船の縁を齧って戻っていった……
 しかもそいつは目には見えないらしい。今回は水面が波立ったのに気づいたからかろうじてなんとかなりましたが……」

もし同じような『魚に齧られた跡』が他にもあれば、それも指し示すことで自分の話の根拠としたい。

(そういえば、さっき魚に食われた男も銃を持っていたが……武装していると襲われる?まさかな…)

先ほど襲われた船員は武装していただろうか?
それと今、目の前にいる船員も。

76:2008/05/25(日) 01:04:29
>>74
『イワツキー』が転がり込んだのは、客室らしかった。
ハンモックが吊るされた狭い小部屋で、ハンモックの上には見知らぬ白人男性が眠っている。
ドアの陰から川面を見ると、大きく波立っているのが分かった・・・・・・・・・・・・。
>>75
驚いた表情の船員を、半ば強引に船内へと引っ張る。
船員の腰には、ホルスターに下げられた拳銃があった・・・・・・・・・・・・もう一人の方も、装備は同じと思われる。
『サンドコート』が話し終えると、船員は口を開いた。
 
「大丈夫です、縁が老朽化していたらしい。
ポロロッカの波で衝撃を受けて、砕けたんでしょう・・・・・・・・・・・・面白い話だが、人には話さない方がいい。」
 
船員は、腰の無線機を手に取りながら、縁の方へ向かって行く。

77イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/27(火) 21:39:15
>>76
「・・・」
銃を構えながら、川面を凝視する。
自分がいる位置と、川面とはどれくらい距離が離れているだろうか?

(わからないのは、あの巨大魚が、どうやって川の中から
 船の上にいる『獲物』の位置を正確に把握しているのかってことだ。

 さっきまで俺が襲われずに済んでいた・・・。部屋に戻って銃を
 手にした途端、襲われた・・・考えすぎか?)

78サンドコート:2008/05/28(水) 00:11:38
>>76
(まずい!)

「危ない!」

縁に向かおうとする船員を捕まえて、安全な方向に引っ張りながら地面に伏せさせる。
その際にどさくさにまぎれて船員の銃を抜き取って、縁の滑らせ、河の中に放り込んでやる。
あくまで事故でそうなったという風を装う。

79:2008/05/28(水) 00:34:08
>>77-78
『イワツキー』の侵入した客室は、通路に面した一室だった。
川面を望む縁までの距離は、通路の幅(約1メートル)しか無い・・・・・・・・・・・・・・・。
『サンドコート』が船員に駆け寄ろうとした瞬間、水面から巨大魚が飛び出す。
 
『ドバァァアアアアッ!!』
 
直後、船員は魚に呑み込まれた。

80イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/28(水) 21:51:14
>>79
(やはり来たッ!)
狙いを定め、飛び出してきた巨大魚に向けて
2、3発発砲する。この距離だ、外しはしないだろう。

撃ち終えたらすぐさま部屋を出て、川面から離れた場所へ走り出す。
その際に、銃はハンモックで寝ている男の方に投げておく。

81サンドコート:2008/05/28(水) 23:58:47
>>79
「くそっ!」

距離を取って室内に引っ込む。

(少なくとも『何か』を探知して人間を狙っているのは間違いないはずだが……
 危険だが、自分で試すしかないか……)

頃合を見て、外に出て少し歩いてみる。
ただし、あえて足音その他の音を一切立てないようにする。
その条件で、魚がこちらを襲ってくるか試したい。

もちろん水面は注視して、襲ってくる気配があれば安全圏まで退避する(当然安全に避難できない場所へは移動しない)。
既に数回魚の動きは目撃しているので、襲ってくるスピードやタイミングは掴めるはずだ。

相手のスピードを考慮して、回避が困難と判断される場合は上記の行動は行わない。

82:2008/05/29(木) 01:38:05
>>80
『ガァン!ガァン!』
 
巨大魚に弾丸を撃ち込んだ『イワツキー』は、拳銃をハンモックの方に投げ捨てると、
そのまま部屋を飛び出す・・・・・・・・・・・・・・縁を避け、2階へ続く階段へと駆け出した。
>>81
室内に身を隠した直後、通路の方から銃声が響いた。
 
『ドドドドドドドドド』
 
『サンドコート』の足元に、何かが滴り落ちる━━━━━━━━━━━
左手を伝う感覚に気付いた『サンドコート』は、それが自分の血だと気付く。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
いつの間にか、左の二の腕辺りに出来ていた傷は、『弾痕』の様だった。

83サンドコート:2008/05/29(木) 22:00:11
>>82
「な……これはいつの間に……?
 今の銃声か?いや、それにしては角度が……」

自分の弾痕の状態から銃弾が飛んできた方向を判断したい。
その上でそれが銃声の方角と一致するか、しないならその方向に何かがいるかを確認する。

84イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/29(木) 22:12:55
>>82
「よしッ!」
巨大魚の動きに気を配りながら、2階へと上がろう。
安全な位置に来たら、巨大魚がどの程度ダメージを受けたか
その動きから推測したい。
川中で、暴れたりなんらかのリアクションをとっているだろうか?

ついでに、サンドコートの状況もわかれば確認しておく。

85:2008/05/30(金) 00:29:12
>>83
弾痕の角度から、射撃元は『サンドコート』のいる食堂の片隅と推測される・・・・・・・・・・・・・。
だが、そこには誰もいない。
あるのは、テーブルと椅子だけだった。
>>84
『イワツキー』は、2階の通路の縁から川面を見下ろした。
巨大魚の姿は、見当たらない。
『サンドコート』は、1階で別れたままで状況は分からない。

86サンドコート:2008/05/30(金) 01:16:34
>>85
「いない……?いや、待て、『なぜ誰もいない?』
 さっきまでは人がいたはず……」

先ほどの3人の船員だとか、他にも客は残っていたはず。

(少し目を離した隙に全員食事を終えて帰った?そんなに時間は経っていたか?
 まさか…、室内も安全ではないということか?)

先ほど食堂を訪れてから大体どれくらいの時間が経過しているか確認する。
確認する方法がなければ体感時間でも構わない。

食堂のテーブルを観察する。
飲みかけのビールやら食べ物が『食べていた人間が急に消えうせたように』残っていたりするだろうか?

それと食堂の中から銃を撃つとして、死角になるような場所があれば緊急の避難場所としてチェックしておきたい。

87イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/30(金) 23:02:53
>>85
「あの巨大魚が・・・『スタンド』だとして、だ。
 銃が効くのかどうか、確認しとく必要があるな。」

現在地は、川面を見下ろすに適した場所だろうか?
そうでなければ、観察するに適した場所に移動しよう。
もちろん、これまで何度か観た巨大魚の捕食シーンから推測して
危険な位置には身を晒さない。

あと、銃声を響かせてしまったわけだが、騒ぎを聞きつけて
乗客や船員がこちらに集まっては来ているだろうか?

88:2008/05/30(金) 23:58:59
>>86
『サンドコート』が船員と食堂に入ったのは、1分程前になる。
さらに遡り、3人の船員達と会話をしたのは、4〜5分前。
室内を見回すと、まだ別のテーブルに乗客達が残っているのが分かった・・・・・・・・・・・・・。
特に死角になりそうな場所は、見当たらない。
しばらくすると、乗客達は銃声が聞こえた事を口にし始め、ざわめき出す。
>>87
2階の縁からは、よく川が見渡せる。
少しして、2人の船員が1階の縁に現れた・・・・・・・・・・・・・。
同じく、数人の乗客達も通路に出て来る。

89サンドコート:2008/05/31(土) 23:40:33
>>88
(妙だ……この部屋から撃ったのなら誰も気づかないはずはないが……
 そういう反応じゃあない……それに銃声の聞こえた方向が違う……)

「くそっ!イカれた奴が銃を持って外をぶらついてるらしい。
 皆さん外は危険です!」

食堂にいる全員に呼びかける。
怪我をしている以上説得力はあるだろう。

とりあえずこれ以上被害を増やさないために外に人を出さないようにしたい。

90イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/01(日) 22:59:54
>>88
「人が集まってきたか・・・、まああいつらが襲われているところを
 見てれば、さっきの銃撃が効いてたかどうかある程度は推測できるだろう。」

先ほど、巨大魚に向けて発砲した際、誰かに目撃されていただろうか?
その辺りのことを思い出しながら、1階の様子を伺う。

91:2008/06/02(月) 00:38:50
>>89
『サンドコート』の言葉に、乗客達の顔色が変わる。
 
「おい、マジかッ!?」
 
「あ・・・・・・アンタ、怪我してるのか。
どうする?逃げた方がいいのか・・・・・・!?」
 
3人の乗客達は、『サンドコート』を連れて船の奥へ逃げようと、近付いて来た。
>>90
『ドバァァアアアアッ!!』
 
次の瞬間、川から飛び出した巨大魚が、船員の1人を呑み込んだ。
他の船員が、騒ぎ出す様子は無い・・・・・・・・・・・・・。
『イワツキー』は、巨大魚の胸ビレ辺りにある弾痕を確認した。

92サンドコート:2008/06/02(月) 21:40:58
>>91
(『敵』の目的がレース参加者を消すことだとして、
 被害が思うように拡大しなければ焦れて次の手を打ってくるかもしれない。
 それが相手の隙を作ることになればいいが……)

「私は大丈夫です。大した怪我じゃない……」

乗客の手助けは遠慮する。

「それより、さっきも言いましたが外に出るのはマズい。
 固まって動かないようにしてください。
 それと、船員に連絡を取りたいんですが…
 さっき、3人程いたと思いましたが、どこに行きました?
 まあ別に彼らじゃなくても構いませんが」

93イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/02(月) 23:23:36
>>91
「・・・確かに命中してるが、あの鱗に覆われた身体には
 持参した銃じゃあ大してダメージにはなってないようだな。
 相変わらず元気に餌を食べてやがる。
 もっとデカイ重火器なんかあれば話は違うかもしれんが・・・
 あの巨大魚を操っている奴を叩いたほうが早いか。」

 2階から、船員に向かって声をかける。
 参加者ならまだしも、船員が足りなくなれば船の運航にも支障が出るかもしれない。
 なんとかこちらに注意を向け、安全な場所に移動させたい。
「おい、大変だ!こっちに来てくれ!急病人らしい!」

94:2008/06/03(火) 00:02:28
>>92
『サンドコート』の言葉に、3人は頷いた。
直後、その中の1人が声を上げる。
 
「おッ、外にいるぞ・・・・・・・・・・船員じゃないか?連中。」
 
乗客の指差す先には、通路を横切る船員の姿があった。
すぐに、他の2人が呼び掛ける。
 
「お〜い、来てくれ!」
 
「気を付けろッ!誰かが銃をブッ放しやがったらしい!」
>>93
2階から声を上げると同時に、1階でも誰かの声が聞こえた。
船員達は、『イワツキー』の方を見上げると、一言二言交わし、2手に分かれる。
 
「今行きますから、そこにいて下さい!」
 
船員の1人が、声を上げた。

95サンドコート:2008/06/03(火) 00:35:04
>>94
船員がこっちに来るのを待つ。
船員は見覚えのある顔だろうか?

船員が来たら腕の傷を見せて乗客に注意を促すように頼みたい。

96イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/03(火) 23:13:27
>>94
「・・・よし、船の中に入ってくれたか。」
船員が船内に入ったのを確認したら、この部屋から離れよう。
船員はおそらく最短ルートでここまで上がってくるだろうから
自分は船員と会わないよう、ルートを変えて1階に下りたい。
人が多く集まっていそうな、食堂辺りにでも向かおう。

97:2008/06/04(水) 00:15:01
>>95
やがて、2人の船員がやって来る。
どちらにも見覚えは無かった・・・・・・・・・・『サンドコート』が腕の傷を見せると、
2人は3人の乗客に自室へ戻るよう告げた。
 
「貴方は、医務室へ。
銃撃を受けた時の状況と、犯人の特徴は分かりますか?」
 
船員の1人が、そう尋ねながら『サンドコート』に肩を貸す。
もう1人は、無線で何かを連絡していた。
>>96
『イワツキー』は、船員を避ける様に遠回りで1階へと下りた。
食堂に向かう途中、数人の船員や乗客達が慌しく通り過ぎて行く。
食堂には、『サンドコート』と2人の船員だけが残っていた・・・・・・・・・。

98サンドコート:2008/06/04(水) 22:44:53
>>97
「いえ……姿は見えませんでした。
 場所は、船の外に出る通路です。
 ああ、そういえばイワツキーという乗客が銃を持っていますが、彼じゃありません」

無線の内容は聞けるだろうか。

99イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/04(水) 23:15:07
>>97-98
「おい、なんだか騒がしいみたいだが・・・一体どうしたんだ?」
食堂に入り、サンドコートと船員を見つけ声をかける。

100:2008/06/05(木) 03:37:15
>>98-99
『サンドコート』に向かって、『イワツキー』が声を掛けた。
2人の船員は、顔を見合わせる・・・・・・・・・。
無線で話していた1人は、通路の方へ出て行った。
もう1人は、『サンドコート』に肩を貸したまま、『イワツキー』に向かって
声を上げる。
 
「『銃撃』があったので、客室に戻って下さい。」
 
『ドッバァァアア!!』
 
不意に、通路の方で水音が聞こえた━━━━━━━━━━
『サンドコート』の横にいる船員に、気付いた様子は無い。

101サンドコート:2008/06/05(木) 23:16:29
>>100
「いや、待ってください!」

通路の方へ出て行く船員を引き止める。
船員がネームプレートをつけていたらそれを確認しておきたい。

「犯人の顔は見てませんが、心当たりはあります。
 『マリオ』という殺人鬼……ニュースに流れていたからご存知と思いますが、
 実はついこの間彼に出くわしたんです。
 その時は危ういところで難を逃れましたが、彼が私を付けねらっているということも考えられます。
 まあ世の中にキチガイが彼だけしかいないということはないでしょうから、別口かもしれませんが」

(まあ、実際にはおそらくマリオではないでしょうが……)

「マリオがこの船に乗っているかどうか確かめるために、
 お願いしたいことがあるんですが……」

102イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/06(金) 22:43:43
>>100-101
(『銃撃』だと?確かに俺はあの巨大魚に向けて発砲し・・・
 そして命中させたぜ?それはさっき確認済みだ。
 それ以外に銃声は聞いていないはず・・・
 じゃあどうしてこいつは怪我をしている?
 あれは銃創に間違いないだろう・・・)

『サンドコート』の傷口を確認しつつ
話を黙ってきいていよう。

103:2008/06/07(土) 01:24:02
>>101-102
『サンドコート』の傷口は、衣服に隠れている。
船員と『イワツキー』は、『サンドコート』の言葉に耳を傾けた・・・・・・・・・・・。
通路の方へと出て行った船員の姿は、もう見当たらない。
だが、残った船員が気にする素振りは無かった。
船員の胸に、ネームプレートは無い。

104サンドコート:2008/06/07(土) 14:52:40
>>103

(さすがに信用できないか・・?)

船員は聞こえていて話にならないと判断しているのか、
それともそもそも自分の話を認識できていないのか?

「とりあえず、治療は結構です、この程度なら自分でできますから
 包帯と、消毒用のアルコールを持ってきていただけますか?」

105イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/07(土) 23:44:18
>>104
「お前・・・その傷はどうした?」
傷について尋ねる。
「そういえば名前も聞いてなかったな、俺は『イワツキー』だ」

106:2008/06/08(日) 02:04:01
>>104-105
船員は、『サンドコート』に肩を貸したまま言った。
 
「銃撃されたんですよ?
ここにいては、危険ですから・・・・・・・・・・我々が犯人を見つけるまでは、
医務室にいて貰います。
『イワツキー』さん、貴方も自分の部屋へ戻って下さい。」

107イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/08(日) 02:28:59
>>106
「俺は軍人だ、傷の処置くらいお手のものだ。
 そいつの怪我は俺が診よう・・・。
 犯人探しには、人手がいるだろう・・・?
 そいつは俺にまかせて、犯人探しに全力を注いでくれよ」

 『サンドコート』に目で合図を送る。
(この、俺が巨大魚を銃撃したことと、こいつ(『サンドコート』)の
 怪我・・・何か関係があるのか?まずは詳しく話を聞かなければ。)

108サンドコート:2008/06/08(日) 03:39:32
>>105

「下柳光一と言います。
 どうやら銃で撃たれたようです。
 どこから撃たれたのかわかりませんが」

>>106

(待て、さっきの船員が既に犠牲になったから、
 私が船員に呼びかけた内容自体も記憶から消されてしまってるのか?)

残った船員に向けて>>101で言った内容を改めて話す。
もし聞いていて無視してるなら頭がおかしい奴と思われかねないがそれには目をつぶる。

109:2008/06/08(日) 04:03:00
>>107-108
「では、『イワツキー』さんも医務室へ。
我々にも、乗客を守る義務がありますから・・・・・・・・・・・。」
 
『サンドコート』が『マリオ』について訴えると、船員は再び言った。
 
「それは、分かりました。
ですが・・・・・・・・乗客の身元は、チェック済みですので。
『マリオ』が潜伏している可能性は、低いと思いますよ?」

110サンドコート:2008/06/08(日) 23:23:16
>>109

「実はマリオは変装が得意らしいです。
 実際私が出くわしたときも警官に化けていましたしね。
 だからもしこの船に乗っているとすれば誰か別人に成りすましているはずです。
 ひょっとしたら私が見ればピンと来るような名前を使っているかもしれない。
 つまり、お願いしたいことというのは、この船に乗っている乗客の名簿を見せて欲しいということなんです」

(まあ、実際にはマリオがいるかどうかということよりは、
 魚に食われた人間がリストに残っているかどうかを確認したいんですがね。
 それを言ったところで理解はしてもらえないでしょうから)

111イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/09(月) 21:41:19
>>109-110
「なるほど・・・この騒ぎの張本人が、この船に
 潜んでるかもしれないわけだな?
 手がかりがその乗客リストにあるのかもしれないわけだ・・・。

 莫大な金が動いているレースだ、何が起きても不思議じゃないぜ。
 なあ、乗客リストを見せるくらい大した手間ではないだろう?
 俺からも、頼むよ」

 『サンドコート』の言っていることの全てを信用したわけではないが
 何か考えがあってのことだろう。
 自分も話に同調して、船員に名簿を見せてもらえるよう頼む。

112:2008/06/09(月) 23:52:51
>>110-111
「申し訳ありませんが・・・・・・・・」
 
船員が切り出す。
 
「そもそも、『マリオ』の事件はメキシコで起きた事ですし、ブラジルまで
来ているという報道もありませんので。
名簿の確認は、こちらで行っておきます。
今は、医務室に行って、我々に協力して下さい・・・・・・・・・・・。」
 
船員は、最初の意見を一貫して変えない。

113サンドコート:2008/06/11(水) 01:25:30
>>112
「そうですか、まあやむを得ませんね」

船員の言うことに従う……振りをする。
船員がこちらから目をそらしたら背後から不意打ちをしかけ、船員を気絶させたい。
うまくいったら船員の服を拝借して彼そっくりに『変装』する。

イワツキーには事前に目線で合図を送っておきたい。

114イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/11(水) 20:14:42
>>112-113
『サンドコート』の起こす行動を見守る。
必要なら、一連の行動を達成させるためのサポートもしよう。
「こうなれば強行手段しかないと思っていたが・・・先を越されたな。
 まずは・・・俺が巨大魚に向けて発砲したことと、あんたが怪我を負った時のこと・・・
 お互いの持っている情報を交換しようじゃないか」

115:2008/06/11(水) 23:49:17
>>113-114
『バシィ!』
 
背後から殴られ、船員は床に倒れた・・・・・・・・・・。
『サンドコート』は、その服を着込む。

116サンドコート:2008/06/12(木) 19:48:48
>>115

銃はその場に残しておく。
どこか船員の身体を隠せそうな場所はないだろうか。

「さて、これで乗客は船内にいるから魚に襲われることはないでしょう。
 そして私は船員の格好をしているので自由に船内を動き回れる。
 それで、さっきの銃撃の話ですが、あの音は、あなたの銃が源だったわけですね?
 ちょうどそのタイミングで、私も何者かに銃撃された……まあ本当に銃撃かは疑わしいところですが、
 とにかく少なからぬダメージを負いました」

117イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/12(木) 22:44:06
>>115-116
「ああ。俺があの巨大魚に向けて発砲し・・・胸ビレあたりに命中させた。
 それはさっき確認したからな。間違いない。
 
 しかし、あの時を前後して、他に銃声は無かったはずだ。
 お前は一体誰に撃たれたことになるんだ・・・?」

118:2008/06/13(金) 00:17:07
>>116-117
室内にあるのは、4つずつ2列に並んだ長テーブルと椅子しか無い。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
ふと、数人の足音が船内から聞こえて来た。

119サンドコート:2008/06/14(土) 00:05:26
>>118
「おっと、話している時間はなさそうだ」

足音の聞こえない方向からこの場を脱出したい。
首尾よく行ったらそのまま甲板まで出る。

120イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/14(土) 00:32:49
>>119
「そうだな・・・」
気絶している船員を背負い、サンドコートの後を追う。
甲板まで出たら、なるべく縁の辺りで船員を下ろす。

「・・・これで、あの巨大魚に食われてくれれば
 他の乗客の記憶から、こいつに関する痕跡がおそらく消えるはず・・・。
 誰からも怪しまれることはなく、支障なくレースを続行できるはずだ。
 残酷かもしれんが、レースで優勝するためだ・・・」

121:2008/06/14(土) 02:23:20
>>119-120
2人は、人の気配の無い舷側の通路へと出た。
船員の姿は無く、甲板は水で濡れている・・・・・・・・・・・。
『イワツキー』が船員を下ろすと、川面が大きく揺れた。
 
『ドッバァァッ!!』
 
次の瞬間、水中から巨大魚が飛び出す。
大きく開けた口は、『イワツキー』と船員の方へと向けられていた。

122イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/14(土) 22:49:18
>>121
「予想通りだ!来たな!」
船員を置き去りに、縁からできるだけ離れる。

(これで、他の乗客・船員からこの食われた船員は
 居ないものとして扱われるはずだ・・・。
 服を奪われたとか、そんなふうに騒がれる心配は無くなったはず。
 あの『下柳』も動きやすくなるだろう・・・。)

123サンドコート:2008/06/15(日) 00:39:25
>>121

「さっきからそんな気はしていたが……やはり私は狙われていない……?」

巻き添えを食わないようにイワツキーたちから離れる。
水面に注意を払いつつその場で待機する。

もしイワツキーが無事だったなら声をかけたい。

「すみませんが少し船内に引っ込んでいてもらえますか?
 試したいことがあるので」

甲板の上に自分ひとりで立ち、魚に襲われるかどうか確かめる。
もちろん水面が盛り上がったりすればその時点で急いで避難する。

124:2008/06/15(日) 01:51:54
>>122-123
巨大魚は、船員を呑み込みながら、水中へと消えた・・・・・・・・・・。
『イワツキー』に声を掛けた『サンドコート』は、甲板に立ったまま
川面の方に目を向ける。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
ふと、通路の縁に『手』が見えた。
縁から離れた『イワツキー』は気付かなかったが、『サンドコート』の
視界に映った『手』は、立体映像の様に『透けて』見える。
やがて、『手の主』が川から甲板へと這い上がって来た・・・・・・・・・・・・・。

125イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/15(日) 23:02:32
>>123-124
「引っ込む?構わないが・・・試すって何をだ?」
言われたとおり、船内に移動しよう。
ただし、『サンドコート』が何を試すのか興味があるので
船内から『サンドコート』が見えるような位置に陣取る。

126サンドコート:2008/06/16(月) 00:17:26
>>124
>>125
「私が魚に襲われるかどうか確認をしておきたかったんですが……ん?
 イワツキーさん、そこからだと見えないかもしれませんが………」

注意を向ける対象を水面と『手の主』の両方にする。
『手の主』からは少なくとも5メートル以上は距離を取っておきたい。

127:2008/06/16(月) 01:57:32
>>125
食堂の方に戻ると、2人の船員と顔を合わせた。
1人は黒人、もう1人は白人・・・・・・・・・・・2人共、まだ20代と思われる。
 
「お客さん、ここで何を?」
 
白人が尋ねる中、黒人の手がホルスターの銃に伸びるのに気付いた。
>>126
『ドドドドドドドドドドドドドド』
 
『サンドコート』の前に現れたのは、人型の『像』だった。
『像』を見た『サンドコート』の脳裏に、『マリオ』と出会った時に見た
光景が思い浮かぶ・・・・・・・・・・・。
『像』は、花開きかけた芽を思わせる、アスパラガスの先端の様に尖った
頭部が印象的な姿だった。
円く無機質な、ボタン電池の様な目をしており、全身の所々に破れた布を
貼り付けた様なデザインをしている(人型/人工・機械型)。

128イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/16(月) 21:55:12
>>126-127
船員のほうを向く。黒人のほうの挙動に気付き
即座に両手を挙げ敵意のないことをアピールしよう。

「何って・・・そっちこそ、どうして銃なんかに手を伸ばしてるんだ?
 仕事熱心なのはいいがもう少し肩の力を抜いたらどうだ。」
大き目の声で返事をする。
『サンドコート』に船員が近付いてきたことを伝えよう。

129サンドコート:2008/06/16(月) 23:47:57
>>127
「あれは……似ている……。
 となると、あれが『スタンド』というやつか。
 この船で起こっている現象と何か関係があると見るのが自然に思えるが……」

『像』はこちらに気づいているのだろうか。
相手に注意を払いつつ船内に逃げる素振りを見せて追いかけてくるかどうか確かめる。

130:2008/06/17(火) 00:23:03
>>128
「『発砲事件』があったらしいのですが、何か見ませんでしたか?」
 
白人の方が尋ねて来る。
『イワツキー』が両手を挙げると、黒人は手を拳銃から引いた。
>>129
『像』は、『サンドコート』の方を向いたまま立っていた。
左の二の腕辺りには、銃痕がある・・・・・・・・・・・・。
ふと、船内から『イワツキー』の声が聞こえた。
咄嗟に顔を向けた『サンドコート』が再び振り向くと、『像』は忽然と
姿を消している。

131イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/17(火) 23:02:02
>>130
一応、両手はそのままにしておく。

「ああ・・・一騒ぎあったようだな。残念ながら俺は何も見ていないが・・・」
(下柳のやつ・・・何かを見たようなことを言っていたな。
 口ぶりからして、下柳自身もそれが何なのか判断できないような・・・
 つまりは、事態が進展したと見て間違いないだろう。
 巨大魚への発砲と、奴の怪我・・・これと関連があるのか?
 自分は襲われるかどうか確かめるとも言っていたが・・・
 奴は何を見たんだ?まずはそいつを確かめねば・・・)

「そろそろ俺も部屋に戻るよ。警備は、おたくら船員たちに任せるとするぜ」
適当に船員たちをやり過ごすことが出来たら、『サンドコート』と合流したい。

132サンドコート:2008/06/17(火) 23:59:33
>>130
「消えた……?」

迂闊に動かず、攻撃を警戒する。
『像』のいた場所に何か痕跡のようなものが残っていないだろうか。

(攻撃してくるとしてどんな行動に出るのか想像つかないが……
 しかし……なぜ私と同じところに銃創が……?
 偶然として切り捨てていいものか……、
 それに、やはり『魚』は襲ってこないか……。
 一つだけ、説明ができる仮説があるが……『まさか』だな)

133:2008/06/18(水) 01:20:37
>>131
「お送りしましょう。」
 
再び、白人の方が言った。
黒人は、銃に手を掛けながら通路の方へ出て行く・・・・・・・・・・・・。
>>132
『像』の立っていた場所は、川の水で濡れていた。
水の中には、何かが落ちている。
ふと、船内から黒人の船員が1人出て来た・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『ドドドドドドドドドドドド』
 
「おい、何をしている?」
 
黒人の手は、腰に掛けた拳銃を握っている。

134イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/18(水) 23:53:39
>>133
「ああ、頼む」
黒人が通路の方に行き視界から外れたことを確認したら
白人の船員の誘導に従い、部屋に戻る・・・フリをして
船員の隙を見て気絶させる。
成功したら、『サンドコート』のほうに向かおう。
黒人船員が居ることに配慮し、物陰から様子を伺う程度に留めておく。

135サンドコート:2008/06/19(木) 00:34:57
>>133
「さっき、あのあたりに人影が見えたんだ。
 目を離した隙に消えてしまったが……ひょっとしたら、川に落ちたのかもしれない」

さっきの『像』のいた方向を指差しながら船員に答える。
そのついでに水の中の物が何かも確認しておく。
ただし、確認は一瞬で済ませる。
あえて隙を作ることで相手がどう出るか反応を見たい。

(おそらくこちらを疑っているんだろうが、
 疑っているだけならいきなり撃ってくることはないだろう。
 もし撃ってくるとしたら……)

136:2008/06/19(木) 00:52:56
>>134
通路を歩いて行ったが、他の乗客や船員の姿は見当たらない。
『イワツキー』は、通路の途中で船員を殴り、気絶させた。
>>135
黒人の船員は、『サンドコート』を警戒した様子で川を見下ろした。
ふと、2人の視線が床の水に合致する・・・・・・・・・・。
 
「魚だ。」
 
黒人が呟く様に言った通り、水の中には一匹の魚が横たわっていた。
まだ少し動いており、どこか見覚えのあるフォルムをしている。
黒人は、魚を指で摘むと、川へと投げ捨てた・・・・・・・・・・・。

137イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/20(金) 23:59:43
>>136
『サンドコート』のほうへ向かう。
そこにはまだ黒人が居るはずだ。
物陰から2人の様子を確認したい。

138サンドコート:2008/06/21(土) 00:54:11
>>136
(あれは……まさかさっきまでのあの『魚』か?
 さっきの『像』があの魚に何かをして……それで巨大化して人を襲っていた……?
 だとすると……まずいな。邪魔が入ってもあの『魚』が始末してくれるだろうと
 期待していたんだが…そうもいかないかもな)

黒人が魚に襲われる様子はなさそうか?

(おそらくこちらのことを不審に思っているだろうからな、相手は。
 始末したところで騒ぎになればまずいことになる……
 本当に、あの『魚』の能力がうらやましいな、全く……)

魚の様子を確認する振りをしながら黒人に近づく。

139:2008/06/21(土) 01:57:14
>>137-138
川面が今までの様に波立つ様子は無く、黒人はホルスターから拳銃を抜いた。
 
「止まれ。
見ない顔だが、名前は?」
 
近付く『サンドコート』に銃口を向け、黒人が言い放つ。

140イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/21(土) 23:10:35
>>139
(あいつ、銃を突きつけられてやがる・・・
 使うか、『ドリーム・シアター』
 注意をひきつけてやるか)
 
ポケットから手鏡を取り出し、『ドリーム・シアター』に
『ニコライの魂』を使用するよう、指示を出す。

(『擬死』だ・・・刺殺体をよそおえ・・・)

「あ、あ・・・助け・・・」
可能であれば船員の注意をひきつけるように声を出しつつ
腹部から血を流しながら数歩船員のほうに向かって歩き、そのまま倒れよう。

141サンドコート:2008/06/21(土) 23:37:37
>>139
>>140

「名前ですか?『下柳』といいますが……」

周囲に自分達以外の第三者がいないか確認しながら相手の隙をうかがう。

他に誰もいない場合、
イワツキーの行動で黒人の視線がそれたら即座に攻撃。
自分の『技』で黒人の首をへし折れるならそうする。
不可能なら殴って昏倒させたい。

142:2008/06/22(日) 01:22:11
>>140-141
突然、船内から『イワツキー』が出て来る。
黒人の視線が『イワツキー』に注がれた一瞬、『サンドコート』は黒人を殴り倒した。

143イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/22(日) 10:57:17
>>142
能力は発動しているのだろうか?
していたら、『ドリーム・シアター』に指示を出して
能力を解除し、『サンドコート』に話しかける。

「『巨大魚』は・・・どうなった?さっきから川が静かなんだが。
 お前がさっき言っていた、『試したいこと』と何か関係があるのか?」

144サンドコート:2008/06/22(日) 19:41:40
>>142
>>143
「とりあえずは安全なようです。
 どちらかというと、彼をどうするかの方が問題なくらいですね」

イワツキーに魚の自分が標的にならないこと、姿を見た『像』のこと、その後に残っていた『魚』のことを伝える。

「とりあえず、彼をどうしましょうか、
 目を覚ますと後が面倒ですが……河に捨てますか
 気絶したまま放り込めばまず助からないでしょうし」

人が来る前に黒人を河に放り込む。
音はするだろうが、波の音だとかに紛れてそう大きくは聞こえないだろう。
終わったら一旦自分の部屋に戻りたい。

145:2008/06/23(月) 00:47:05
>>143-144
元に戻った『イワツキー』の前で、『サンドコート』は黒人を川の中へ
放り込む・・・・・・・・・・・・。
客室へ戻ろうとした『サンドコート』は、どこからか視線を感じた。

146サンドコート:2008/06/23(月) 22:35:28
>>145
(しまった、見られていたか?)

振り向いて視線の主を探す。
目撃者がいたなら始末しなければいけないかもしれない。
すぐに飛びかかれるように体勢を整えておく。

147イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/23(月) 23:05:09
>>144-145
「お前も『スタンド使い』だとして・・・
 何か、能力の片鱗のようなものに気付いていないのか?

 俺は、今回の巨大魚の件にお前が深く関わっているような気がする・・・。
 その自覚は無いのかもしれんが・・・どう思う?」

 黒人を川の中に投げ込む『サンドコート』に対して
 語りかける。しかし、こんなヤバイ場面だ。人目が気になるな。
 周囲を確認したい。人の気配はあるだろうか?

148:2008/06/24(火) 00:28:35
>>146-147
2人が周囲を見回す中、『イワツキー』は2階の縁に人影を見つけた。
一瞬見えただけで、影は隠れる様に消えた・・・・・・・・・・・。

149イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/25(水) 20:56:21
>>148
「『下柳』・・・見られていたぞ。2階からだ。
 ・・・どうする?『目撃者』だ・・・」
サンドコートに2階の人影について教える。

150サンドコート:2008/06/25(水) 21:20:59
>>147
「どうでしょう……特にそんなものは感じませんが……」

(さっきのあのスタンド(?)……同じ場所を怪我していたことから
 自分と何か繋がりがあると考えることはできるが……そうだとして、
 イワツキーにはそれを言わないほうがいいな、
 私を殺せば事態は解決するという考えをされては困る)




>>148
>>149

「もちろん、放っておくという選択肢はありませんね。
 『何とか』しましょう。あなたはその『スタンド』というものが使えるようですが、
 それで追跡はできないのですか?」

小声で会話しながら2階に向かいたい。

151:2008/06/26(木) 01:35:51
>>149-150
『サンドコート』は、2階へと向かう・・・・・・・・・・・。
途中の通路に人影は無かったが、船員達が船内をウロつく気配はあった。

152イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/26(木) 23:09:15
>>150
「いや・・・今の俺の『スタンド』は追跡に向いていないな。
 ただ、船員の注意をひくことは出来るぜ。」

『サンドコート』についていき、もしも自分の身分証など
身元がわかるものがあれば、『サンドコート』に預ける。

船員の気配が多くする適当な場所で、大きく叫び声をあげよう。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
同時に、『ドリーム・シアター』を発動させる。

顔から、身元が割れると厄介だ。
判別がつかないよう、『焼死体』にでもなっていよう。

(これで・・・船員の注意は俺にひきつけられる。
 目撃者のことは頼んだぜ)

153サンドコート:2008/06/26(木) 23:13:35
>>151
>>152

「わかりました、よろしくお願いします」

船員に見つからないようイワツキーから離れた場所で待機し
(もし自分の部屋が近ければそこで待ちたい)、
イワツキーが船員をひきつけるのを待つ。

154:2008/06/27(金) 00:51:59
>>152-153
『イワツキー』の身体が、どこから見ても焼死体に変化する。
『サンドコート』が離れると、すぐに2人の船員が駆け付けて来た・・・・・・・・・・・・・。
さらに、別の船員が1人現れる。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
 
「気付いているだろう?『イワツキー』。」
 
『ドリーム・シアター』が言った。
無数の木箱が積まれた倉庫の様な場所で、『イワツキー』は椅子代わりの木箱に座っている。
目の前に立っている『ドリーム・シアター』が、再び言った。
 
「あの男は、お前と『同じ能力』を持っている・・・・・・・・・・・・・。
自分では、気付いていないのかも知れない。
気付く前に、何とかしなければならない。」

155サンドコート:2008/06/27(金) 20:40:11
>>154

(死んだ?いや、偽装なのか……?
 どこから見ても生きてるようには見えないが
 理屈を無視して『そういうことができる』というのがスタンドということなのか……
 マリオの『変装』だとかあの魚の『殺人の隠蔽』だとか……
 スタンドごとにそういう固有の『何か』ができるということか……)

船員の視線がイワツキーに集中したところで二階を目指す。
進行方向から急に船員が現れる可能性は十分にあるので足音には注意を払っておきたい。
叫び声を聞いてのんびり歩いて現場に向かうような船員はまずいないだろうから音が聞こえないことはないはずだ。

156イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/28(土) 00:21:34
>>154
「それは・・・あいつを殺せということか?
 このまま、あいつが能力に気付けば、俺に危害を加える恐れがある、と?」

『ドリーム・シアター』と対話を続けながら
船員たちの様子がわかるようなら、そちらにも注意を配ろう。

157:2008/06/28(土) 01:47:23
>>155
2階に上ったが、通路に船員の姿は無かった。
川の見下ろせる縁に、見知らぬ男が1人・・・・・・・・・・・・・・周囲には、他に誰もいない。
 
『ドドドドドドドドドドドドドドド』
 
男は、スペイン系の白人らしい。
30〜40代と思われる彫りの深い顔に、見覚えは無かった。
 
「お前も『同じ』らしいな・・・・・・・・・・・・・・。
『あの時』は、まだ目覚めていなかった様だが。」
 
それは、聞き覚えのある声だった。
>>156
「奴が味方であるという保証は、あるのか?」
 
『ドリーム・シアター』が言った。
『イワツキー』は、持っていた手鏡を覗き込む・・・・・・・・・・・・・・。
船員達が、『イワツキー』の身体を運び始める様子が映った。

158サンドコート:2008/06/28(土) 02:35:56
>>157
「嘘から出た真……というわけですか」

(『目覚め』……、やはりあの『魚』は私のスタンド、ということなのか?
 そうだとしても、目の前の男に聞くわけにもいかな。
 仮に自分に『スタンド』があるとしても、
 それをまだ満足に扱えないということは隠しておかなければ……)

「『同じ』というなら同類同士、仲良くお話でもしましょうか、
 『マリオ』さん……」

この場所は至るルートは自分が使ったもの以外にどれだけ存在するだろうか、
話をして時間を稼ぎつつその位置を確認しておきたい。
それと、2階から1階に飛び降りることが可能な高さかどうかも。

(真正面から1対1というのは危険だが、
 彼の『能力』を考えれば逃げられるのはもっとヤバい。
 逃げられて他の誰かに変装されればもっと危険だ
 殺し屋が暗殺に怯えるなんて冗談じゃない)

目の前の男は銃を持っているか?
持っているなら銃撃から身を隠せるように階段の傍に待機。
持ってないなら相手の攻撃を受けない範囲でもう少し距離をつめたい。

159イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/29(日) 09:46:40
>>157
「今のところは、あいつは敵対するそぶりは見せていないが・・・
 あの巨大魚の能力が、下柳のものだとして奴がそれを認識したら・・・。
 レースを勝ち抜くために、当然使う。
 痕跡ごと、存在を消す能力・・・それはかなりの脅威になるだろうな。
 今は暫定的に協力しあっているが、本来は同じレースを争う関係だしな。

 ていうか、欲しいな、あの『能力』・・・。
 相手を殺すことで、その『魂』を閉じ込め使役できる。
 それがお前の能力だったな、『ドリーム・シアター』・・・」
 
引き続き手鏡越しに外の様子を伺い、自分の身体がどこかに安置され
船員の数が少なくなったら、能力を解除しそこから抜けだそう。

160:2008/06/30(月) 02:01:22
>>158
目の前の男が、銃を持っている様子は無い。
『サンドコート』は、2メートル程まで距離を詰める・・・・・・・・・・・・・・・。
 
2階から1階までの高さは、約3メートル。
2人の立っている客室の並ぶ通路は、その両端の階段で1階からの上り下りが出来る。
中程で分岐し、反対の弦側にも同じ造りの通路が延びている(『H』の形に近い)。
分岐路の途中からは、3階の操舵室へと続く階段がある。
 
『マリオ』と呼ばれた男は、それを否定する様子も無く、続けて言った。
 
「お前は、まだ『自分の能力』に気付いていない様だな。
『アドバイス』をしてやろう・・・・・・・・・・・・『スタンド使い』の先達者として。
どうやら、お前は俺に近い『価値観』を持っているからだ。」

161:2008/06/30(月) 02:02:03
>>159
『イワツキー』の肉体は、倉庫らしき薄暗い小部屋に運ばれた。
船員達の気配が無くなったのを確認し、『イワツキー』は身体へと戻る・・・・・・・・・・・・・。
同時に、焼死体と化した肉体は、元へと戻った。
 
部屋に鍵は掛かっておらず、人影も無い。
外へ出ると、そこは操舵室に程近い通路だった。
通路には、遠ざかって行く数人の船員達の後ろ姿が見える。
反対側の通路は、下へ延びた階段に続いている。

162サンドコート:2008/06/30(月) 07:53:43
>>160
「アドバイス…・…?まあ価値観については否定はしませんが……。
 私なら貴方みたいな人間に凶器の使い方を教えるのは躊躇を覚えますけどね」

(まあ実際のところ、『標的』でもない人間、こちらに害が無ければどうこうする理由もないのは確か。
 仮に戦闘になれば分が悪いのはこちらなのも明らか、避けられる争いなら避けたいところだが
 問題は、相手がどういうつもりなのか……相手の言葉をそのまま信じていいなら苦労はないが、
 とりあえずは話を聞いてみるか……判断はそれからだな)

「まあ、教えてもらえるというなら、ありがたく拝聴しますが」

そのままの状態で警戒しながら話を続ける。

163イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/06/30(月) 21:50:11
>>161
「さて、と・・・。」
ここから、先ほど人影を確認した2階への
最短ルートはどうなっているだろうか?
操舵室に近いということはここは3階だろうか。
そうであるならば、反対側の通路に進み階段を下ろう。

164:2008/07/01(火) 01:12:21
>>162
「『殺し』とは、『破壊の品格』だ・・・・・・・・・・・・・・お前の『能力』には、『それ』がある。
ナイフを振り回したり、銃を乱射する様な下卑たものとは違う。」
 
男が言った。
 
「一流の彫刻家が、彫る前の石材に『完成形』を見ている様に━━━━━━━━━━━━
『破壊』の先に、それが生み出す『像』を描けるかどうか。
それが、重要になって来る・・・・・・・・・・・・・・・。」
>>163
階段を下りると、2階の通路に出た。
通路が左右に延びており、人影の見えた舷側の通路は、船の進行方向から見て左側。
通路に人影は無い。

165サンドコート:2008/07/01(火) 19:29:33
>>164
(……どんな話かと思えば、ただの精神論か……どういうつもりだ?
 ただ自分の哲学を語りたいだけのオタクか……、それとも、時間稼ぎか?
 だが、それにメリットがあるとは思えないが……)

「そういう観念的なことよりもアドバイスとやらを早く聞かせて欲しいですね」

あえて相手の神経を逆撫でするような発言をする。
もし相手が特に底意がなく、予想通りのオタク的気質から来るものであるなら
自分の『語り』を邪魔されることには不快感をおぼえるはずだ。
だが、こちらを殺すようなことは無いだろう。
おそらく相手は自分の『理解者』に飢えているだろうから
(殺人の哲学を人に吹聴する機会はそうそうあるものじゃない)
その候補である自分をそう簡単に殺したりはしないはずだ。

(さて、どんな反応を見せるか……)

166イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/01(火) 22:33:31
>>164
人影の見えた通路に急ぐ。
話し声や、争う物音が聞こえないか注意しながら。

167:2008/07/01(火) 23:23:38
>>165
『サンドコート』の言葉に、男の口元が微かに歪んだ。
 
「お前や俺の持つ『能力』の根源は、そういうものだ・・・・・・・・・・・。
合理的に考えていては、到達出来ない境地だ。
すでに、『答え』は出ている。
お前が、気付いていないだけだ・・・・・・・・・・・『能力』とは、『お前自身』だからな。」
 
『ドドドドドドドドドドドド』
 
ふと、男の後方の通路に人影が見えた。
>>166
通路を進むと、船の進行方向へ向かって左折している。
その先にも長い通路が延びており、奥の方には人影が確認出来た。
微かな話し声も聞こえるが、その内容までは聞き取れない。

168イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/02(水) 23:20:29
>>167
「話し声だ・・・内容までは聞き取れないな。

 あれが、下柳と『目撃者』だとして・・・
 いわば、一番見られてはまずいところを下柳は
 目撃されたわけだが、それにしては悠長に会話してる・・・。

 会話相手は、単なる船員や乗客ではないってことか?
 どちらにしても、もう少し近付かねば」

 音を立てず、人影に向けて忍び寄る。
 軍隊に居た時の、経験が役立つだろう。

169サンドコート:2008/07/03(木) 00:35:36
>>167
「つまり……本能というか魂というか、理性よりも深いところにあるものに根ざしたものである、と?」

(『あれ』が自分の能力だとして……確かに痕跡を残さず相手を始末するという能力は自分の理想ではある……ん?)

人影に気づく。

(あれは……誰だか知らないがちょうどいい、か?今の状況、あまり人には見られたくはない……
 自分の力がそういった精神に根付いたものであるなら……この状況で使うことができるかもしれない。
 ひょっとしたらイワツキーかも知れないが、そうだとしたら後で言い訳しよう、生きていたら、だが)

マリオから(不意打ちを受けないように)距離を取りつつ人影に向けて自分の意志を向ける。
いつも自分が『標的』を始末する時のテンションを心の中で再現し、それを相手にぶつけるような気持ちで。

170:2008/07/03(木) 02:19:37
>>168
気配を殺し、慎重に通路を進む・・・・・・・・・・・・・・だが、こちらを向いている『サンドコート』からは、
丸見えの状態だった。
ふと、『サンドコート』の傍らに『像』が現れる。
花開きかけた芽を思わせる、アスパラガスの先端の様に尖った頭部が印象的な姿だった。
円く無機質な、ボタン電池の様な目をしており、全身の所々に破れた布を貼り付けた様なデザイン
をしている(人型/人工・機械型)。
━━━━━━━━━━その直後、『サンドコート』の手前にいた人物が、壁に並ぶ客室の1室へと
姿を消した。

171:2008/07/03(木) 02:20:25
>>169
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
『サンドコート』の傍らに、見覚えのある『像』が現れた。
 
「『スタンド』を動かすコツは、理解し始めた様だな・・・・・・・・・・・・・・・。」
 
男は、そう言いながら横にある客室のドアを開ける。
中へと入る男の背後に、『像』の腕だけが微かに浮かんで消えた。
 
「お前に、アドバイスをしたのは・・・・・・・・・・・」
 
閉まって行くドアの奥から、男の声が聞こえる。
ふと、『像』の腕が伸びた辺りの壁に、ダークグリーンの『トカゲ』らしき生き物が張り付いていた。
 
「ちょっとした『感謝の印』だ・・・・・・・・・・・・そのトカゲもな・・・・・・・・・・・・」
 
ドアが閉まる。

172サンドコート:2008/07/03(木) 21:58:40
>>171
「感謝?一体何のことです?」

おそらく返事はないだろうが一応聞く。

「このトカゲ……これを使えということか?」

『像』を操れるようなら『像』でトカゲに触れてみる。

173イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/04(金) 22:41:29
>>170
「どうやら『目覚めて』いるな・・・
 あのスタンドで、目の前の目撃者を始末するつもり・・・ではないようだな。
 みすみす部屋に入らせている。

 あの目撃者との関係は一体どんな、だ?
 ・・・協力者か?下柳の・・・」

 数歩後退しつつ、手鏡を取り、身構えよう。

174:2008/07/05(土) 01:18:08
>>172-173
『サンドコート』の横で、『像』がトカゲを摘み取った。
トカゲは、ジタバタと手足を動かしている。
 
『イワツキー』と『サンドコート』の距離は、約10メートル。
見通しの良い直線の通路で、互いの動きもよく分かる。

175サンドコート:2008/07/05(土) 01:38:45
>>174
「あれは、イワツキーか。
 こちらに近づいてこないところを見ると、警戒されてるようだな」
 まあ無理もないが……どうしたものかな」

トカゲを観察する。

「さっきの『魚』は『こいつ』が何かをしていたようだが……
 魚が撃たれたのと同じダメージが『こいつ』にもあった
 とすると、『同化』とでも言うべきなのだろうか」

『像』がトカゲの中にもぐりこむような、そんなイメージをしてみる。

176イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/05(土) 09:28:29
>>174-175
「・・・」
無言で、さらに数歩後退する。

(先ほどの巨大魚が、下柳の能力によるものだとすると・・・
 今度はあのトカゲを、巨大化させるつもりか?
 一体何のために・・・俺を始末するために、か!?)

177:2008/07/06(日) 01:08:11
>>175-176
『ズブゥ』
 
『スタンド』が、トカゲの腹に手を差し込んだ。
ピクピクと痙攣するトカゲの中に、『スタンド』が手袋の様に手を入れて行く。
さらに、もう一方の手もトカゲに差し込み、そのまま手首から二の腕、肩から頭部が
トカゲの中へと入り込む・・・・・・・・・・・・・。
それに従い、トカゲの身体も膨らんで行った。
やがて、『スタンド』の全身がトカゲの中に潜り込む。
トカゲの全長は、2メートル近くなっていた。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴ』

178サンドコート:2008/07/06(日) 01:17:59
>>177
「これは……自分がやったことながら信じがたいな……
 やはり自分の意志で動かせるのか……?」

さっきの『像』を動かすのと同じ要領でトカゲを操作しようとする。

「さて、彼の処遇をそろそろ決めないと」

イワツキーに向けて手招きをする。

179イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/06(日) 22:43:57
>>178
(案の定、巨大化させてきたか・・・。
 体長は、2メートルほど・・・『コモドオオトカゲ』と同じくらいか?
 あいつ、手招きなんかしやがって・・・)

その場で反転し、そこから離脱すべく走り出す。
目指す先は、この船の厨房か、食料の貯蔵庫・・・
それらの見当がついていれば、そこを目指す。
そうでなければ、食堂へ向かおう。

180:2008/07/07(月) 00:54:01
>>178-179
トカゲは、『サンドコート』の意思よりも先に動き出す。
壁から床へと移り、『イワツキー』の方へと近付いて行った・・・・・・・・・・・・・・。
『イワツキー』は、クルリと向きを変えて駆け出す。
トカゲも、それを追跡して行った。
 
『イワツキー』は、厨房や食料庫の位置を思い出す。
1階の客室から離れた場所に、厨房があった様な気がした。
 
『ドドドドドドドドドドドドドド』
 
背後から追って来るトカゲとの距離は、ジワジワと縮まって行く。

181イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/07(月) 22:01:58
>>180
(追いかけてきた!やはり『そういうこと』か!!)

記憶を頼りに厨房へ最短距離で向かおう。
途中、扉やドアなどがあれば閉めておく。少々の時間稼ぎにはなるだろう。

182サンドコート:2008/07/07(月) 23:32:17
>>180
「な!勝手に動くのか!?」

(さっきの魚のことを考えると、あのトカゲがダメージを受けるとそれが私に帰ってくる可能性が高い……
 自分の目の届かないところで勝手に自滅だとか返り討ちにされたらたまったものじゃない……!)

「くそっ、元に戻せないのか!?」

さっきとは逆に『像』をトカゲの体外に飛び出すようにしてみたい。
戻ったらすぐトカゲは捕まえる。

183:2008/07/08(火) 00:12:50
>>181
通路を進むと、厨房らしき両開きのドアが目に止まる。
途中にドアは無く、振り向くとトカゲは忽然と消えていた・・・・・・・・・・・・。
ドアの向こうからは、微かに香ばしい匂いが漂っている。
>>182
『ドギュゥ━━━━━━━━━━ン!!』
 
次の瞬間、『スタンド』が『サンドコート』の元へと一気に飛んで来た。
同時にトカゲも一瞬で収縮し、元のサイズに戻っている。
『スタンド』は、片手にトカゲを掴んだまま、傍らに立っていた。
トカゲは、ぐったりとして動かない・・・・・・・・・・・・。

184サンドコート:2008/07/08(火) 00:22:46
>>183
「元には戻せるのか……しかし、このトカゲの様子……、
 ひょっとして、『こいつ』に取り付かれると、かなり衰弱するのか?」

トカゲの状態を確認し、生きているようならもう一度取り付かせてみる。

185イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/08(火) 22:35:39
>>183
「着いた、厨房だ・・・
 トカゲの姿が見えないようだが、どこかに潜んでいるのか?」

とりあえず、ドアを少し開け厨房内を覗き込もう。
中の様子はどうなっている?人はいるだろうか。

また、大勢のレース参加者を食わせるための、食料を貯蔵する大型の冷蔵庫があるだろうか。

186:2008/07/09(水) 00:26:51
>>184
トカゲは、触れると微かに手足を動かした。
『スタンド』が手を差し込むと、白い腹が破れ、腸らしき臓器が飛び出す。
トカゲの手足が激しく動いたが、すぐに力尽き、動かなくなった・・・・・・・・・・・・・・・・。
>>185
ドアを開けると、厨房に人影は無かった。
部屋の壁沿いにシンクやガスコンロ等が設けられ、中央には床に足を固定したスチールのテーブルが1つ。
ドアと反対側の壁沿いには、湯気の立ち昇る寸胴鍋がコンロ上に3つ置かれていた。
テーブルの上には、表面に水滴の付いたガラスの水差しが1つあり、周囲に白いマグカップが3つある。

187サンドコート:2008/07/09(水) 00:54:15
>>186
「なるほど、『一度きり』というわけか、事前に知っておいてよかったな……。
 しかしあのイワツキー、逃げ出したということは、こちらのことをどう思っているかは推して知るべし、か。
 相手の態度次第では見逃そうかとも思ったが、どうやら始末しないわけにはいかないようだな……」

『スタンド』に『蚊』を捕まえさせる。アマゾンには腐るほどいるはずだ。
捕まえたら蚊にスタンドを潜り込ませる。

「蚊は『二酸化炭素』を目印として獲物を探す……」

『蚊』が狙い通り追跡を開始したら自分もそれに続く。

188イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/10(木) 21:49:04
>>186
「上手い具合に、人がいないな・・・
 今のうちに武器になりそうなものを探しておくか」

ここは厨房だ。調理器具としてナイフの類があるはず。
何本か持っておこう。
この厨房の入り口から、死角となり得る場所があれば、そこもチェックしておこう。

189:2008/07/11(金) 00:50:54
>>187
『スタンド』の捕まえた『蚊』は、手の中で潰れた・・・・・・・・・・・・・・・・・。
>>188
厨房の壁には、手入れの行き届いた数種類の包丁が掛かっていた。
テーブルの下以外、特に隠れられそうな場所は見当たらない。

190サンドコート:2008/07/11(金) 02:48:31
>>189
「駄目か……小さすぎると無理なのか?
 それとも潰さないようにソフトに扱わなければいけないのか……仕方ない」

周囲に他に生物がいなければ歩いてイワツキーの後を追う。
途中生き物(人間含む)を発見したら捕獲を試みたい。

191イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/11(金) 21:03:41
>>189
片手に包丁を一本取る。ベルトにもう一本包丁を差しておこう。

「・・・たしか、爬虫類の中には赤外線を感知できるものもいるとか・・・
 蛇の一種が確かそうだったかな。
 爬虫類や虫の類は『体温』や『呼吸』・・・
 人間には感知できない何かを頼りに獲物を捕らえるらしいな。

 今のうちに、『死体』になっておくか。死体は体温調節もしなけりゃ
 呼吸もしない・・・」

 『ニコライ』の魂を使用し、『死体』になっておく。
 念のため、冷蔵庫があれば冷蔵庫を開け、そこから放射される冷気に
 身を晒し体温を下げておく。

192:2008/07/12(土) 00:51:11
>>190-191
『イワツキー』を追い、『サンドコート』は厨房の前へと辿り着く。
通路に乗客の姿は見当たらなかったが、客室からは人の気配がした。
厨房に、冷蔵庫は見当たらない・・・・・・・・・・・・・・・・『ニコライ』が入れ替わると、『イワツキー』の
肉体は物言わぬ肉塊と化す。

193サンドコート:2008/07/12(土) 01:13:43
>>192
「どうやらここに逃げたようだが………何か考えがあってのことか?
 しかし……この場所はこちらにとっても好都合……」

厨房には必ずある種の昆虫が生息している。
そう……『ゴキブリ』だ。
奴らはシンクと壁の隙間だとか、狭く暗く湿った場所にいる。
人間が近づけば警戒して逃げ出すだろうが……『スタンド』は見えまい。

『スタンド』にゴキブリを探させ、捕まえたら『それ』に『スタンド』を取り付かせる。

194イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/12(土) 23:03:13
>>192
「・・・冷蔵庫はないか。
 どこか別の場所に、食料の貯蔵庫があるってことか?・・・まあいい。」
火の点いた寸胴鍋の近くまで移動しよう。
死体化することで、動きが鈍ることがあるようなら、能力は解除する。

195:2008/07/13(日) 01:19:47
>>193-194
『サンドコート』は、厨房に転がっている死体を見つけた。
『イワツキー』である事は、すぐに分かる・・・・・・・・・・・・。
次の瞬間、『イワツキー』は死体から元に戻った(死体は動けない)。
2人は、互いに目を合わせる。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
厨房のシンクを這っていたゴキブリを、『サンドコート』の『スタンド』が
摘み上げた。

196サンドコート:2008/07/13(日) 01:23:08
>>195
距離を取りつつ退路を塞ぐ形で入り口に陣取る。

「残念です。あなたのことは心強い味方だと思っていたのに……」

『スタンド』がゴキブリの中に潜り込む。

197サンドコート:2008/07/13(日) 01:40:26
>>196
入り口に陣取るのはイワツキーが銃をこちらに撃ってきた場合にすぐに死角に避難できるようにという目的もある。

198イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/13(日) 09:32:53
>>195
「そうか・・・そいつは残念だなッ!」
『サンドコート』に向けて、一本包丁を投げつける。
投げた直後に寸胴鍋の近くまで移動しよう。

(今度はゴキブリか・・・。巨大トカゲはどうなった?まあ、いいか。
 トカゲよりも、ゴキブリのほうが対処しやすい・・・。
 この厨房なら特にな)

199:2008/07/14(月) 01:54:33
>>196-198
『サンドコート』の『スタンド』の手の中で、ゴキブリが潰れた。
次の瞬間、『イワツキー』が包丁を1本投げる。
ドアに命中した包丁は、ドアノブの少し上に突き刺さる・・・・・・・・・・・・・。
 
『サンドコート』は、少しずつ『ルール』に気付き始めた。
自分の『スタンド』は、『虫には入れない』。

200イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/14(月) 21:13:40
>>199
(・・・つぶれた?ゴキブリは巨大化はしないようだ・・・
 もしかして、『下柳』の『スタンド』は、虫を巨大化させることは
 できないのか・・・?
 目覚めて間もない、自らの能力に未確認な部分の多い『今』が
 奴を始末するチャンスだな。
 問題は、あの『スタンド』の、『力のあるヴィジョン』だ・・・
 俺の『ドリーム・シアター』にはあいにくヴィジョンが無いからな・・・。
 あの『スタンド』単体で、どの程度の戦闘能力を持っているのかを探るべきだな)

 包丁を構え、じりじりと『サンドコート』に対し距離を詰める。
 『サンドコート』の傍らに立つ、『スタンド』の動きにはもちろん注意を配る。
 何か攻撃してこられても、咄嗟に対応できるよう近付きすぎないように気をつけよう。

201サンドコート:2008/07/15(火) 00:10:19
>>199
「なるほど、万能の力というわけでもないのか。
 ……取扱説明書が欲しいところだな。やれやれ。」

扉に刺さった包丁を抜いて構える。

「マリオは……スタンドを使って相手に直接打撃を与えるようなこともしていたようだが……
 私のスタンドはどこまでできるのか……」

『スタンド』を前に出してイワツキーに殴りかからせる。
相手が避けようとして体勢を崩すようならサンドコート自身が
体勢を低くしてイワツキーの足に切りつける。

202:2008/07/15(火) 02:56:16
>>200-201
互いに包丁を手にし、テーブルを挟んでの睨み合いとなる。
『イワツキー』は、テーブルを回り込みながら、ジリジリと距離を詰めて行った。
 
『ドギュン!』
 
突然、『サンドコート』の『スタンド』が飛び出す。
その動きは、格闘の心得がある『イワツキー』であれば、避ける事も難しくは無かった。
だが、それほど広くもない厨房で、2対1の状況は厳しい・・・・・・・・・・・。

203イワツキ『ドリーム・シアター』:2008/07/15(火) 22:24:52
>>202
(・・・思ったほどではない。余裕を持って回避できるッ!)
『スタンド』とは充分距離を取っていたこともあり、攻撃をバックステップでかわそう。
そうすることで、『サンドコート』とその『スタンド』とも距離を取ろう。

そして、大声で叫ぶ。
「『下柳』ッ!馬鹿な真似はよせ!
 すぐに船員も来るッ!!これ以上レースを続けることができなくなるぞ!」

204サンドコート:2008/07/17(木) 00:21:10
>>203
「戦わずに逃げようとするその姿勢、そして、その助けを呼ぶ行為……
 どうやらあなたの『能力』はあまり戦闘に向いていないようですね……」

(とはいえここでイワツキーを普通に殺すのはまずい……証拠を隠すのが困難だ……
 となるとやはりあの『能力』で始末をつけたいところだが……)

『流し台』に向かって走り出す。
イワツキーがスタンドを避けようと動いているならこの動きを阻止することはできないだろう。

(厨房に必ずいる生き物がもう一種……『ネズミ』。
 そして厨房の管理者が常識的な感覚を持っていれば『ネズミ』の対策は必ず講じているはず)

流し台の下の扉を開ける。その場所に『ネズミ捕り』を設置するのは対策の基本と言っていい。

(都合よくネズミが捕まっているかは運任せだが……)

ネズミがいればすぐにスタンドを取り付かせる。

205:2008/07/17(木) 02:47:22
>>203-204
『イワツキー』が叫んだ直後、『サンドコート』はシンク下の棚を開けた。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
上から下に伸びた排水管があり、洗剤の類が並んでいる。
洗剤容器の隙間には、丸々と太った一匹のネズミが『サンドコート』を見つめていた。
突然、『イワツキー』の前から『スタンド』が離れ、ネズミを掴み取る。
 
『ズブゥ・・・・』
 
『スタンド』が入り込むと共に、ネズミの身体が巨大化して行った。

206イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/17(木) 23:16:27
>>205
「ゴキブリの次はネズミか!
 この厨房の衛生管理はどうなってるんだ!?」

(・・・とりあえず、巨大ネズミへのダメージはそのまま
 『下柳』にも伝わる。さっきの巨大魚で実証済みだ。
 この俺が生き残る活路はそこにある・・・)

『スタンド』が、ネズミを巨大化させている間に距離を更に取る。
包丁を構えつつ、ドアと反対側の壁沿い・・・コンロがある位置まで後退だ。

207サンドコート:2008/07/18(金) 00:15:27
>>205
(問題は、あのネズミへのダメージは自分へと帰ってくるということ。
 相手の銃が急所に命中すればそれで致命傷になりかねない………)

ダッ!

ネズミが動き出すよりも早くイワツキーに向けて距離を詰める。
同時に着ている船員の服を脱いでいつでも投げられる状態にしておく。

208:2008/07/18(金) 01:30:59
>>206-207
『ドカァッ』
 
巨大化したネズミが、厨房中央のテーブルを横に倒す。
『サンドコート』は、コンロの近くに立つ『イワツキー』へと駆け寄り、
着ていた制服を素早く脱いだ。

209イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/18(金) 22:43:23
>>208
『サンドコート』が制服を脱ぐ、その一瞬の隙をつき
コンロの上の鍋を1つ、『サンドコート』に向かってぶちまけよう。

その直後、可能であれば厨房の入り口まで移動する。

「調理済みの餌を床にぶちまけてやったぜ・・・。
 腹減ってるんならそれ食えよ、ネズミ野郎。
 
 このまま、大ネズミとお前を相手にするのは得策じゃあない・・・
 一旦、厨房から出なきゃな・・・」

210サンドコート:2008/07/19(土) 00:45:04
>>208
(コンロの近く、火か、それともガスか?)

手に持った服を盾としてかざす。
さすがに銃弾は防げないだろうが刃物やその他大抵の飛び道具はその影響を軽減できるだろう。
ナイフを片手にイワツキーに突進する。

211:2008/07/19(土) 02:10:08
>>209-210
『ドパァアッ!』
 
『イワツキー』が寸胴鍋をひっくり返し、その中身を『コッペ』に浴びせる。
鍋の中身は、まだ熱いトマトベースのスープ━━━━━━━━━━
手にした服が盾となり、『サンドコート』はスープの直撃を何とか避けた。
床にスープが広がり、足を滑らせたネズミが『サンドコート』に突っ込む。
 
『ドグシャアッ!』
 
シンクとネズミに『サンドコート』が挟まれている間に、『イワツキー』は
厨房の入口へと移動した。
室内にスープの香りが広がり、外からは数人の足音が近付いて来る。
『サンドコート』は、ネズミの巨体に押し潰され、血ヘドを吐いて失神した。

212イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/19(土) 23:42:08
>>211
「お、おお・・・?思わぬ効果が得られたな。
 殺すなら、今のうちか?さっきの大声を聞きつけて
 まもなく船員が来るみたいだしな・・・」

『サンドコート』が失神したことを確認する。
巨大ネズミの所作は、どうなっているだろうか?
能力が解除され、元のネズミに戻っているようなら素早く『サンドコート』の
元に駆け寄り、包丁で始末する。
まだ、巨大なままであれば・・・入り口から少し移動する。
ドアが閉まっているようなら、開けておく。
ネズミが、まもなくこの部屋に入ってくるであろう船員を認識しやすくするために。

213:2008/07/20(日) 23:24:24
>>212
ネズミは、巨大なままの身体を起こした。
厨房のドアを開けると、足音と共に数人の乗客が駆け付けて来る。
 
「おい、誰か倒れてるぞ!」
 
最初に駆け付けたアジア系の若者が、声を上げた・・・・・・・・・・・。
目の前のネズミに驚いた様子は無い。

214イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/21(月) 00:25:30
>>213
(あの巨大魚の例からすると、こいつら(船員)には巨大ネズミの姿は
 認識できないんだったな。
 巨大ネズミが、こいつら船員たちを食い殺している間に
 『下柳』を始末したいが・・・)

巨大ネズミの注意は自分か、いま厨房に入ってきた若者のどちらに
向いているだろうか?ネズミとは一定の距離を保っておく。

215:2008/07/21(月) 02:01:42
>>214
巨大ネズミは、『イワツキー』と乗客とを値踏みする様に窺っていた。
乗客は、『イワツキー』の存在に気付く。
 
「おい、あんた・・・・何があった?」
 
ふと、さらに2〜3人の乗客達がやって来た。
厨房の様子を覗き込み、その中の1人・・・・・・・・・・・・白人の中年男性が、
『サンドコート』の方へと歩み寄る。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

216イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/22(火) 20:13:55
>>215
『サンドコート』に近付く中年男性に気付く。
(不用意に『下柳』に近付けば・・・あの様子ならあいつはネズミに
 襲われるはずだ。その隙に『下柳』に近付き・・・命を絶つ。

 その後、目撃者たちは『下柳』の能力で始末すればいいか・・・。)
中年男性が近付くのに少し遅れて、『サンドコート』に近付こう。
もちろん、巨大ネズミの動向には注意しておく。

217:2008/07/23(水) 00:04:14
>>216
中年男性が、ある距離まで到達した瞬間━━━━━━━━━━
 
『ガッブゥゥッ!!』
 
巨大ネズミが中年男性の頭に噛み付くと、そのまま齧り取った。
首から血が噴き出し、男の身体が崩れ落ちる。
ネズミは、前足で器用に男の身体を持って、上半身から食べて行った。
 
「ぎゃあああああああッ!!」
 
集まって来た乗客の誰かが、悲鳴を上げる・・・・・・・・・・・・。
『サンドコート』は、その声に目を覚ました。
まだ朦朧とした意識の中、『イワツキー』がこちらへ近付いて来るのに気付く。

218サンドコート:2008/07/23(水) 21:35:46
>>217

(う・・・気を失っていたのか?くそ、なれない武器は使うもんじゃないな……)

動けるようならすぐに立ち上がりたい。
すばやく状況を確認。ネズミはイワツキーを挟んで、自分の反対側にいるという認識でいいだろうか?
それと、船員がネズミ(あるいはネズミに食われている船員)に気づいている様子があるか。

自分がどれくらいのダメージを受けているか確認するまでの時間が欲しい、
包丁を持ったままイワツキーから距離を取りつつダメージの確認をする。

219サンドコート:2008/07/23(水) 21:37:12
>>218
追記。
もしネズミと自分の位置関係がイワツキーを挟んだ状態で無いならそうなるように逃げたい。

220イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/23(水) 23:17:30
>>217
(予想通りだッ!)
ネズミが、中年男性を捕食している間に・・・
まだ倒れているであろう『サンドコート』めがけて飛び掛る。
『サンドコート』がまだ包丁を手にしていたら真っ先に包丁を
持っているほうの腕に自らの包丁を突き立てた後、首元へ致命傷を与える。
巨大魚への銃撃で、片腕を負傷している『サンドコート』が相手だ。
容易に制圧できるだろう。

また、ネズミに背を向けることのないように位置関係には気をつける。

221:2008/07/24(木) 02:21:06
>>218-220
『イワツキー』が近付くと、『サンドコート』はネズミの陰へと移動する。
『イワツキー』は、『サンドコート』の腕に包丁を突き刺した。
 
『ブスゥッ』
 
鋭い痛みと共に、『サンドコート』の手から包丁が落ちる・・・・・・・・・・。
だが、首に致命傷を与えるよりも先に、ネズミが『イワツキー』の前に
立ちはだかった。
おびただしい量の血が厨房に広がっていたが、中年男性の姿は無い。
 
「何だ、この血は!?」
 
他の乗客達が声を上げた。

222サンドコート:2008/07/24(木) 19:23:56
>>221
「逃げたら……追ってくると思っていましたよ……」

刺された瞬間に前に出てイワツキーの足を踏みつけつつ体当たりを仕掛ける。
体当たりはバランスを崩して転倒させるため、足を踏むのはイワツキーに踏ん張らせないため。
上手く転ばせられれば後はネズミがかたをつけてくれるだろう。

223イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/26(土) 00:47:53
>>222
ネズミが迫ってきていることをを確認したら、すばやく『サンドコート』を突き飛ばす。
『サンドコート』への刺し傷が、ネズミにもフィードバックしているかどうかを
確認しつつ、包丁を構える。

224:2008/07/26(土) 01:05:17
>>222-223
『サンドコート』が接近するのに対して、『イワツキー』は間合いを広げた。
互いによろめきながら、後方に退がる形となった・・・・・・・・・・・。
ネズミの方を見たが、包丁傷は無い。
1メートルにも満たない距離で向き合う2人を余所に、ネズミが別の乗客に
飛び掛かった・・・・・・・・・・・・・・・悲鳴を上げながら、残りの乗客が逃げ出す。

225イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/26(土) 01:18:19
>>224
「・・・『下柳』に対するダメージは、ネズミのほうにはいかないか。
 そして、ネズミはおそらく『下柳』の命令を受けて行動しているわけでなく・・・
 本能のままに動いているようだな。

 ・・・参考になったよ。『使わせて』もらう時にはその辺り気をつけるとしよう」

再び『サンドコート』に向き直り、襲い掛かる。
両手を負傷した丸腰の相手だ・・・容易に殺せる。

226サンドコート:2008/07/26(土) 22:14:07
>>224
(マリオはこいつのどこに美学を感じたんだ?
 全く役に立たない……)

イワツキーから逃げながら近くに落ちているもの(さっきまで自分が持っていた包丁とか)をネズミに向けて蹴り飛ばし、こちらに対して注意を引きたい。

227:2008/07/27(日) 02:48:27
>>225-226
包丁を構えた『イワツキー』は、素早く『サンドコート』との距離を詰めた。
『サンドコート』が、落ちていた包丁をネズミの方へと蹴り飛ばす。
 
『ドカッ』
 
ネズミの手から、上半身を失った乗客の亡骸が落ちた・・・・・・・・・・・。
同時に、ネズミの身体は一気に収縮し、元のサイズにまで戻る。
動かないネズミを見つめながら、『サンドコート』は再び意識を失った。
 
『ドドドドドドドドドド』
 
『イワツキー』は、『サンドコート』の胸に深々と包丁を突き立てた。

228イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/27(日) 23:22:01
>>227
包丁を突き立てながら、懐から手鏡を取り出し覗き込む。

(『下柳』は、始末した。『ドリーム・シアター』・・・
 奴の魂を閉じ込めるんだ)

229サンドコート:2008/07/29(火) 23:07:30
>>227
「うぉ……ぉ…」

呻きな声をあげる。
刺さった後も意識は失われたままだろうか。

(こんな軍人の偽者のような奴に………依頼が………)

230:2008/07/30(水) 00:01:56
>>228-229
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
 
『イワツキー』の手にした鏡の中には、『サンドコート』が映っていた。
横に並んだ『ドリーム・シアター』が『サンドコート』の前を横切ると、
『サンドコート』の姿は消えている。
包丁を突き立てられた『サンドコート』は、もう二度と目を覚まさない。
 
『サンドコート(下柳 光一)』
        ━━━━━━━死亡
スタンド名:『ベースハンター』

231イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/07/30(水) 21:56:47
>>230
「・・・よかったな、『ニコライ』。お友達が増えたぞ」

『サンドコート』の魂が『ドリーム・シアター』に閉じ込められたことを
確認したら、この厨房内でもう一匹、ネズミを探す。

「・・・この死体を処理しなきゃあな。その次は、目撃者を消さないと」
ネズミを見つけたら、さっそく『サンドコート』の魂を使用し
『ベースハンター』の能力でネズミの中にもぐりこませる。

232:2008/07/31(木) 00:42:13
>>231
厨房でネズミを探していると、数人の船員と乗客が入って来る。
血に染まった厨房の惨状に、船員達は『イワツキー』へと銃口を向けた。
 
「手を上げて!
そのまま跪いて、うつ伏せになれッ!」
 
ネズミは見つからない。

233イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/08/01(金) 23:50:39
>>232
「・・・」
無言で、ゆっくりと屈み込んでいく一連の動作の最中に
屈み込む際に手の中の手鏡を覗き込む。

『サンドコート』の魂を使用。
『ベースハンター』を発現させ船員たちに襲わせる。
なるべく、連中の銃を落とさせたい。

234:2008/08/02(土) 00:47:59
>>233
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
『イワツキー』の傍らに、『スタンド』が現れる。
その姿は、船員達には見えていない。
屈み込んだ『イワツキー』に、銃口を向けたまま船員が近付いて来た。
 
「おい、早くするんだ!」
 
船員が声を上げた直後、『スタンド』が拳銃を弾き落とす。
他の船員達の視線が、拳銃を持っていた船員に注がれる・・・・・・・・・・・・。

235イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/08/02(土) 23:50:22
>>234
船員たちの視線がそれた瞬間、続けざまに『スタンド』で他の船員たちの拳銃を弾き落としながら
地面に落ちた一番近くに位置している拳銃に飛びつき確保したら
立ち上がり、厨房から脱出する。

「・・・このままじゃ逮捕されて、レースをリタイアする破目になる。
 とんだ濡れ衣だな。・・・いや、俺はすでに『下柳』でもある。
 完全に濡れ衣というわけでもないか・・・?
 とにかく、レースを続けるために、この状況を打開しなくちゃあな。
 ネズミ対策で、船で猫でも飼われていなかったかな・・・」

船で、何か生きた動物がいなかったかどうか思い出す。

236:2008/08/03(日) 00:24:20
>>235
続け様に船員達の拳銃を弾き落とすと、『イワツキー』は落ちていた1丁を
素早く拾う・・・・・・・・・・・・不可解な現象を前に、船員達の反応は鈍かった。
銃口を向け、牽制しながら厨房を出る。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴ』
 
船内で、特に生き物を見た覚えは無い。

237イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/08/05(火) 22:55:15
>>236
「クソ・・・これ以上騒ぎを大きくするのはまずいな。
『ベースハンター』で、目撃者の痕跡を消していくか?
 それとも、死体になって、船が着くまでやり過ごすか・・・。

 ・・・そういえば、ネズミにばかり気を取られていたが
 この能力は人間にも有効なのか?・・・試してみるか」

厨房から離れつつ、人の気配がしたら身を隠し
『ベースハンター』を先行させ、能力が有効かどうか確認のため
入り込むべく試みる。

238:2008/08/06(水) 01:37:48
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
 
━━━━━━━━━━━━無数の木箱が積まれた倉庫の様な場所。
『イワツキー』は、椅子代わりの木箱に座っていた。
目の前に立っているのは、『ドリーム・シアター』。
隅の暗がりに、『ニコライ』が立っている・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「この男の『スタンド』は、生き物を巨大化するらしい。
巨大化した生き物は、捕食した物体に関する『記憶』をも消し去る。」
 
『ドリーム・シアター』が言った。
その手には、古ぼけた小汚い封筒を持っている。
封筒の中から取り出したと思われる、羊皮紙の様な質感の手紙を広げながら、
『ドリーム・シアター』は話を続けた。
 
「ただし、『脊椎動物』に限られるらしい。
哺乳類・爬虫類・両生類・鳥類・魚類・・・・・・・・・・・・と言った所か。
人間を巨大化する事も出来ない。」

239イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/08/07(木) 23:07:27
>>238
(これは・・・奴の魂から、スタンドに関する情報を
 引用して来たのか。便利だな・・・実際に人間に試して失敗するところだった。

 ・・・そうだ、あいつ(『サンドコート』)が俺に巨大トカゲをけしかける前に
 会話していた相手がいたはずだ。奴がトカゲをけしかけたせいで、そいつが
 何物なのか充分に追求できなかったが・・・今ならわかる。)

『ドリーム・シアター』に『サンドコート』の魂から
>>170で姿を消した男が何物なのか探らせる。

240:2008/08/08(金) 01:07:35
>>239
『サンドコート』の魂は、現在『イワツキー』の肉体に宿っているので、
この場(『ドリーム・シアター』)には存在しない・・・・・・・・・・・。

241イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/08/09(土) 15:35:07
>>240
それでは、能力を解除し『サンドコート』の魂を引っ込め
>>239の行動を行う。

242:2008/08/10(日) 01:02:45
>>241
『ドリーム・シアター』が、『サンドコート』から聞き出す・・・・・・・・・・・・・・。
 
通路で話していた男の名は、『マリオ』。
『サンドコート』は、最初のステージで『マリオ』に会っていた。
『スタンド』に関する知識を教えられていたが、『マリオ』の意図は分からない。
『マリオ』の『スタンド能力』は、他人に化ける類のものらしかった。

243イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/08/11(月) 21:55:24
>>242
『サンドコート』の魂と再びバトンタッチをする。
拾った拳銃の残弾数を確認しつつ、その場から離れる。
倉庫とか、なるべく人が普段行かないような場所を目指す。
そういうところのほうが、ネズミやトカゲがいるかもしれない。

(・・・『マリオ』の能力も、今後のことを考えると欲しいが
 今はこの状況を切り抜けることに専念すべきだ。
 まずは動物だ・・・。それも『脊椎動物』だ。)

244:2008/08/11(月) 23:54:48
>>243
『ドドドドドドドドドドド』
 
拳銃には、まだ十数発の弾丸が残っている。
『イワツキー』は、人気の無い場所を探して船内を移動し始めた。
 
『パンッ!』
 
━━━━━━━━━━不意に、銃声が響く。
咄嗟に顔を向けると、銃を構えた船員2人が通路に立っていた。
ふと、通路の反対側からも、2〜3人の船員が駆け寄って来るのが見える。
 
「動くんじゃあない、銃を捨てろッ!」
 
銃を構えた船員の1人が言った。

245イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/08/18(月) 21:02:35
>>244
「・・・・・・・・・(まずいな、挟撃か)」
足元に銃を捨て、両手を挙げる。
両方の船員の行動が見渡せるよう、身体の向きを変えながら。
現在の自分と船員たちがいる場所は、どんなところだろうか?

246:2008/08/18(月) 23:46:59
>>245
銃を捨て、両手を挙げた『イワツキー』に、船員達がにじり寄る。
現在位置は、船の右弦と思われる通路だった。
客室沿いに真っ直ぐ延びており、すぐ横にはアマゾン川が流れている。

247イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/08/19(火) 23:06:30
>>246
(・・・ああ、いるじゃあないか、『そこ』に・・・)
両手を挙げながら、船の縁に背をもたれかける。

そのまま、倒れこむように、アマゾン川へと飛び込もう。

「『脊椎動物』・・・いるじゃないか、アマゾン川にはたっぷりと!」
『ベースハンター』を、手近な魚に潜り込ませ巨大化させる。

そのまま巨大化した魚の背びれに捕まり、船の反対側へと回り込む。

248:2008/08/20(水) 00:28:42
>>247
『ドポォォン!』
 
『イワツキー』は、川に身を投げた。
船員達の声が聞こえたが、何を言っているのかは頭に入らない。
伸ばした手が、鱗の感触に触れた・・・・・・・・・・・。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
巨大化した魚に掴まった『イワツキー』は、そのまま船の後部へと回り込む。

249イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/08/20(水) 22:18:45
>>248
巨大化した魚がどの程度自分の意思に沿った動きをしてくれるのかを確認しながら
背びれに捕まり船の後部へと回り込む。

その場から、船上の人の気配は察することが出来るだろうか?

250:2008/08/21(木) 00:29:33
>>249
魚の動きは、制御出来ない。
水中から船上の様子を知る術は無く、『イワツキー』は船の反対側の弦へと
移動して行った。

251イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/08/21(木) 23:42:16
>>250
「・・・こちら側の命令を伝えることは出来ないみたいだな。
 本能のままに、巨体を生かして捕食をするのみ、か。」

魚から離れ、自力で再び船の上に上がることは可能なのだろうか?
それを確認しつつ、魚が船上の乗客たちに対して捕食行為を行うそぶりに
対して注意を払う。

252:2008/08/22(金) 00:12:04
>>251
『イワツキー』が手を離すと、巨大魚は少し泳いだ後、水上へと跳ねた。
川の流れに逆らいながら、『イワツキー』は何とか船体に泳ぎ着く。
船上に上るまでに、何度となく巨大魚の跳ねる大きな水音が聞こえた・・・・・・・・・・・。
弦の通路に這い上がると、そこに船員や乗客の姿は無い。

253イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/08/23(土) 16:53:12
>>252
「よし、登れたな・・・
 この辺りの乗客たちはあらかた捕食したところか・・・?
 しかし、あんまりやりすぎると、船の航行が難しくなるかもしれないな。
 コントロールできないのは、厄介だ」

先ほど、自ら水中に飛び込んだ辺りの場所まで、注意深く移動する。

254:2008/08/24(日) 01:14:51
>>253
警戒しながら通路を進み、『イワツキー』は反対側の弦の通路まで戻った。
まだ2人の船員達がおり、水面の様子を気にしている・・・・・・・・・・・・。
他にも2〜3人の乗客らしき面々が、同じく川を眺めていた。

255イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/08/24(日) 23:18:51
>>254
「とりあえず・・・俺を追いかけてきたあの船員たちは
 消えてもらわないとな」

巨大魚が跳ねた時の水音は、現在どの辺りから聞こえているだろうか?
近くから聞こえているなら、そのまま巨大魚が船員たちを始末してくれるのを待つ。

256:2008/08/25(月) 00:31:52
>>255
しばらく観察していると、後方で再び水音が聞こえた。
通路の船員や乗客の何人かは、音のした方に顔を向ける・・・・・・・・・・・。
船員が1人、その場を離れて行った。
 
やがて、乗客の1人がどこかへ立ち去る。
さらに、残っていた2人の乗客が、『イワツキー』の方へと歩き出した。

257イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/08/25(月) 22:12:44
>>256
(こっち来るなよ・・・。あの巨大魚がコントロール出来たら
 あの乗客たちも『容易い』んだが・・・
 そうそう都合のいいものでもないしな・・・)

 身を隠せそうなところがあればそこに潜む。
ないようなら、その場から離れどこかの部屋に入ろう。

258:2008/08/26(火) 00:15:04
>>257
『イワツキー』は、通路沿いのドアに手を掛ける。
 
『ガチャリ』
 
ドアは、運良く開いた・・・・・・・・・・・・・すぐに中へと入った『イワツキー』は、
室内の異変に気付く。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ 
 
客室の中央に、乗客らしき黒人男性の姿があった。
天井から垂らしたロープで首に吊るし、船体の動きと共に揺れている。
すでに、顔色は黄色味を帯びており、悪臭が漂っていた・・・・・・・・・・・・。
男のズボンからは、ポタポタと大小の汚物が床に滴り落ちている。

259イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/08/26(火) 22:08:18
>>258
(・・・ッ!自殺体・・・?一体どうしてレース中の船の中で・・・)

黒人男性の顔をよく見る。どこかで見知った顔だろうか。
また、目立った外傷があるかどうか、わかる範囲で確認したい。
いますぐこの場を離れたいが、部屋のドア越しに通路の物音などを
確認しよう。誰か近付いてきている様子はわかるだろうか。

260:2008/08/27(水) 00:19:23
>>259
黒人男性の顔に、見覚えは無かった。
外傷は無く、『イワツキー』の見解は自殺以外に思い浮かばない。
 
『ドドドドドドドドド』
 
部屋の前を、話し声と足音が通り過ぎて行くのが聞こえる。

261イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/08/27(水) 20:48:57
>>260
(・・・こいつが何故この状況下で首を吊ったのかは
 ひとまず置いておいて・・・今、この部屋を誰かに見られるのはマズイ。
 また、余計な嫌疑が俺に掛かってしまうな。)

ここは、恐らく首を吊った黒人男性の部屋だろう。
足音、話し声が遠ざかったのを確認してから、男の遺失物を漁ろう。
銃が出てくればもらっておく。他に何か目立ったものはこの部屋にあるだろうか?

262:2008/08/27(水) 23:56:17
>>261
室内を見回すと、部屋の構造は『イワツキー』の部屋と大差無い。
片隅に無造作に放られたブラウンの旅行鞄があり、中を開けると着替えや
日用品が詰め込まれていた・・・・・・・・・・・・。
銃を探すと、ブローニング・ハイパワーを1丁見つける。
マガジンには、銃弾が12発込められているのを確認出来た。
旅行鞄以外には、男性が首を吊る際に使ったであろう椅子が1つ、男性の
足元に倒れている。
 
鞄の中にあった財布には、免許証とレースの参加証明が入っていた。
男性の名は、『ジニー・クレメント』。
財布には、現金がアメリカドルで460ドル入っている。

263イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/08/29(金) 23:19:23
>>262
銃を懐にしまう。しまったら、旅行鞄から取り出した財布
を元に戻し再び外の気配を伺う。
足音や話し声は聞こえるだろうか?

「こいつが誰で、どうして死んだのかなんか今はどうでもいいな・・・
 この状況を切り抜けることだけを考えなくては」

264:2008/08/30(土) 02:01:27
>>263
部屋の外に耳を澄ましたが、何の物音も聞こえない・・・・・・・・・・・。

265イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/08/30(土) 20:59:18
>>264
慎重に部屋から出る。

「さて、と・・・。」
巨大魚がはねる音が聞こえるなら、そちらの方に向かって進もう。

266:2008/08/30(土) 22:30:26
>>265
部屋を出た『イワツキー』は、通路に人影の無い事を確認した。
大きな水音は聞こえず、船内は不気味に静まり返っている・・・・・・・・・・・・・。

267イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/08/31(日) 22:36:39
>>266
「・・・静かだな。

 ・・・あの場面を目撃された後だというのに、やけに静かだ。
 船員がバタバタと俺を探し回っていてもおかしくないんだが・・・。
 『ベースハンター』に、どれだけの人数が食われたんだろうな。
 船員は何人残ってるのか?それが心配だな。船の運航に支障が
 出かねない・・・」

時間を確認したい。腕時計をつけていたらそれで、無いのなら
時計がある場所に目星をつけそこに向かう。

268:2008/08/31(日) 23:50:30
>>267
『イワツキー』は、腕時計に目を落とした。
 
『PM 21:38』
 
すでに、陽は暮れていたが、船内は照明のおかげで明るい。
周囲に光源が無い分、船の明かりで川岸までが照らし出されていた。

269イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/01(月) 21:54:49
>>268
「・・・まだ、みんな寝てしまうような時間じゃあないな。」
 船の明かりを利用し、そこから見える範囲の川面から川岸にかけて眺める。
『ベースハンター』はどこにいるかわかるだろうか。

川に何か異常がなければ、再び自分が川に飛び込んだ辺りに向かう。
そこに誰もいなければ、自室の近くまで移動しよう。
警戒中の船員がいるかもしれないので、充分に注意しながら。

270:2008/09/02(火) 00:09:01
>>269
再び弦の方へ向かうと、『ベースハンター』の巨大魚が背ビレを川面に
覗かせたまま、行ったり来たりしていた。
反対側の弦に行ったが、人影は無い・・・・・・・・・・・・。
『イワツキー』は、その足で自分の客室へと戻った。
 
『ドドドドドドドドド』
 
人の気配は無い。

271イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/02(火) 22:52:07
>>270
「・・・船員がいないな。俺の素性はあの騒ぎで割れていないのか?
 船員たちが、この部屋の周囲に張っていると思ったんだが・・・」
次は、車が保管されてあるところに向かってみる。
途中で船員や乗客に出会うようなら、無理はせず身を隠すことを優先させる。

272:2008/09/03(水) 00:07:09
>>271
『イワツキー』は、車両の積まれた別船へと移動した。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
辿り着くまでに誰かと出会う事は無く、別船にも人の気配は無い。

273イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/04(木) 22:02:57
>>272
「なんだ・・・?
 あまりにも人が居なさすぎやしないか?
 みんな、『ベースハンター』に食われたとでもいうのか?」

 自分の車を確認しつつ、他に車を整備している人間がいないか確認しよう。

274:2008/09/04(木) 23:43:47
>>273
『イワツキー』が自分の車に辿り着くまでに、出会う者はいなかった。
『ポチョムキン』には、何の変化も無い。

275イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/05(金) 22:33:57
>>274
「これは・・・一体何人『消えた』んだ?
 一体何人残っている?」

本船に戻る。元々、この船には乗客・船員合わせてだいたい
何人乗っていたのか思い出せるだろうか。
また、現在の船の航行に異常は見られるだろうか。

276:2008/09/06(土) 00:38:35
>>275
本船に戻りながら、『イワツキー』は自分の記憶を探る。
乗客数は不明だったが、車両の台数や乗船時の記憶から推測して、
100人前後だと思えた。
船の進路は変わらず、特に異変も感じない。
 
『コツ・・・コツ・・・』
 
本船に戻ると、上の方で微かに足音が聞こえた・・・・・・・・・・・・・。

277イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/06(土) 23:33:15
>>276
「足音だ・・・普通に考えれば、生き残った船員か乗客のものだよな・・・
 しかし・・・ひっかかる」

足音は、どちらに向かっているだろうか。
こちらに向かっているのなら、どこかに身を潜め足音の主を確認する。
遠ざかっていくようなら、その足音の主を確認すべく、慎重に後を追う。

278:2008/09/07(日) 01:22:07
>>277
足音は、次第に聞こえなくなった。
『イワツキー』が2階へ上ろうとすると、何かが床に滴り落ちる。
下を見ると、血がポタポタと垂れた・・・・・・・・・・。
ふと、『イワツキー』の脇腹辺りに血が滲み、ジワリと痛みを感じ始める。
その場に片膝を着いた『イワツキー』の耳に、どこからか銃声が響いた。
 
『パンッ』

279イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/07(日) 09:09:40
>>278
(くッ・・・撃たれたのか?)
その場に留まるのはマズイ。
反射的に、もっともスムーズに身体を動かせる方向に身体を動かし回避しよう。
その後、余裕があれば周囲を確認する。

280:2008/09/08(月) 01:26:29
>>279
身を翻した『イワツキー』は、周囲を見回した。
人影は無く、脇腹からは血が滴る。

281イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/09(火) 21:49:02
>>280
(まずいぜ・・・どこから撃たれたのかわからないのはマズイ・・・
 とりあえず、傷の程度は・・・)
出血量、傷の位置など軍隊での知識と経験を持ち出し
いま、自分の怪我がどの程度のものなのか、判断したい。

どこかに、身を隠せる場所があればそこに逃げ込む。身体が動けばの話だが。

282:2008/09/09(火) 23:20:24
>>281
衣服の下には、銃創があった。
撃たれた覚えは無かったが、弾丸は貫通している様で見当たらない。
急所は外れているらしく、止血すれば問題の無い傷だった。
『イワツキー』は、痛みを堪えて船室に身を隠す・・・・・・・・・・・。
吹き抜けの船室は、食堂。

283イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/11(木) 22:01:50
>>282
衣服の一部か、その辺りにあるもので簡易的に止血を行う。
少しでも遮蔽物の陰に身を隠しながら。

可能であれば、『ベースハンター』を解除し、傍らに待機させておきたい。
『サンドコート』の魂から『ベースハンター』について聞き出した際に
解除方法も同時に知ることが出来ていただろうか。

284:2008/09/12(金) 02:15:23
>>283
止血を終えた『イワツキー』は、『ベースハンター』を解除した。
特に方法は無く、操作同様に感覚的に解除出来る。
食堂には、テーブルと椅子が並んでいるだけで、他に身を隠せる様な
物は見当たらなかった・・・・・・・・・・。

285イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/12(金) 23:07:05
>>284
「ここに留まるのはマズいよな・・・狙い撃ちにされる。
 ここから離れなくては・・・」
 『ベースハンター』を傍らに発現させながら、周囲を見渡す。
 食堂から、今銃撃された場所からは遠ざかる方向に扉やドアの類があれば
 そちらに向かおう。そこから別の部屋・通路に抜けたい。

286:2008/09/13(土) 01:07:25
>>285
『イワツキー』は、食堂を横切って反対側の弦の通路へと出る。
通路に人影は見当たらず、上階から微かに足音が聞こえ、すぐに消えた。

287イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/14(日) 00:03:07
>>286
「何か・・・誘われているような気もするが・・・
 さて、どうするかな」

足音のした、上階には何があるだろうか。
操舵室や、船員の休憩室など船員が集まる部屋があるかわかるだろうか?

288:2008/09/14(日) 01:24:57
>>287
上階を見上げると、通路に沿って続く手摺りが見えた。
上の部屋の様子などは、分からない・・・・・・・・・・・。
船員の行動区画についての情報も、『イワツキー』はあまり知らない。

289イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/16(火) 21:01:40
>>288
上階へと続く階段を上がる。半分ほど上がったところで
足を止め、周囲を確認しよう。

290:2008/09/17(水) 00:51:32
>>289
階段に辿り着いた『イワツキー』の耳に、再び足音が聞こえて来る。
2階の通路を歩く音らしく、階段の途中から覗くと、長い通路の向こうを
人影が歩いて行くのが見えた・・・・・・・・・・・・。
途中の分岐路を左折し、人影は姿を消す。

291:2008/09/17(水) 00:51:51
>>289
階段に辿り着いた『イワツキー』の耳に、再び足音が聞こえて来る。
2階の通路を歩く音らしく、階段の途中から覗くと、長い通路の向こうを
人影が歩いて行くのが見えた・・・・・・・・・・・・。
途中の分岐路を左折し、人影は姿を消す。

292イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/18(木) 23:26:14
>>290
階段を上がり、周囲を見渡し確認する・・・。
ここは客室が続くフロアだろうか?
人影が消えた先は、何があるのか記憶にあればそれを確認する。
そのまま、人影を追う。

293:2008/09/19(金) 00:50:38
>>292
2階に上った『イワツキー』は、通路を素早く駆け出した。
壁沿いに客室が並んでおり、人影の左折した先には、上下に続く階段が
両側の壁にそれぞれ延びていた・・・・・・・・・・・。
階段に辿り着いた時には、すでに人影も見失っている。
上り階段の先には、操舵室がある様だった。

294イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/19(金) 23:06:32
>>293
「人影は、上か、それとも下に行ったのか・・・?
 ・・・上には『操舵室』があるみたいだが。
 まだいるよな?船を操舵している船員は・・・」
階段を昇り、操舵室の前まで進む。
操舵室のドア越しに、室内に人の気配は感じられるだろうか?

295:2008/09/20(土) 01:09:51
>>294
階段を上ると、3階甲板の上に出た。
ここが船の最上段らしく、アマゾン川の両岸が一望出来る・・・・・・・・・・・・。
操舵室は、甲板の中央付近にあった。
 
『ドドドドドドドドド』
 
ガラス張りの操舵室の中には、小太りの白人男性が一人だけいる。
制服は着ておらず、船員というよりも乗客の様だった。
男は、室内を歩き回って、時折舵を少し動かしたりしている。

296イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/21(日) 20:15:01
>>295
(男が一人、いるな・・・
 船員ではないようだが・・・
 なら、こいつはここで何をしている?
 こいつがさっきの足音の主か?)
自分の背後に気を配りながら、操舵室内にいる白人男性の様子を伺っていよう。

297:2008/09/22(月) 00:55:18
>>296
しばらく様子を伺っていると、操舵室の男の視線が『イワツキー』に止まった。
男は、その動きをピタリ止める・・・・・・・・・・・・。
『イワツキー』は、背後に気配を感じ、咄嗟に振り返った。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
甲板に、『ニコライ』と『サンドコート』が立っている。
そして、2人に並んで立っているのは、『イワツキー』自身だった。

298イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/23(火) 19:56:07
>>297
(な、なんだ?
 あそこに立っているのは、俺?俺があそこにいるのか?
 あいつら2人と一緒に、だと?
 今は『サンドコート』の魂がこの身体を使っているはずだが、
 じゃああそこにいる『3人』は?俺は一体どこにいるんだ?)

懐から手鏡を取り出し、魂の主導権を本体である自分に戻すよう
『ドリーム・シアター』に働きかける。

299:2008/09/25(木) 01:10:41
>>298
『ドドドドドドド』
 
手鏡を取り出そうとした『イワツキー』は、いつの間にか『自分の魂』が元の肉体に
戻っている事に気付いた・・・・・・・・・・・・・・・。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
ふと、目の前に立っていた『もう一人のイワツキー』が歩み出る。
 
「『真の敵』は、自分自身の中に潜んでいる・・・・・・・・・・・・・・・・。
この『スタンド』は、それを『引きずり出す』。
普通の人間は、『1人』だけだが・・・・・・・・・・・・・これが、お前の『スタンド能力』なのか?」
 
自分自身に尋ねられ、『イワツキー』は奇妙な感覚に陥った。
『もう一人のイワツキー』は、『イワツキー』の答えを待たずに口を開く。
 
「答える必要は無い。
いずれにせよ、自分の『能力』が仇になった様だな・・・・・・・・・・・・・・・・・。
『3対1』で悪いが、始めようか。」

300イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/26(金) 23:20:47
>>299
「能力が仇になる、だと?
 たとえ『3対1』だろうが・・・『ニコライ』も『下柳』も
 この俺が殺し、『ドリーム・シアター』で支配した奴らだッ!
 相手になるかよッ!」

銃を抜き、もう一人の自分に向けて発砲する。

301:2008/09/27(土) 00:01:33
>>300
『バンッ・・・・!』
 
銃声が響いたが、弾丸は『もう一人のイワツキー』の身体をすり抜けた。
 
「『アホ』なのか?
これは、『スタンド能力』だっつってんだろーが・・・・・・・・
お前は、ハマったんだよッ!」
 
 
『パパパ・・・・』
 
『・・・・・・・ドォーン』

302イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/27(土) 23:05:40
>>301
「・・・ッ!」
可能であれば操舵室の中に逃げ込もう。
その後に、自分の身体にダメージがあるかどうか確かめる。

303:2008/09/28(日) 00:55:32
>>302
振り返った『イワツキー』の目に、木々の緑が映った。
眼前に針葉樹の森が広がり、地面を覆う雪の白とのコントラストが映える。
周囲を見回すと、自身が森の中にいる事が分かる・・・・・・・・・・・・。

304イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/29(月) 21:46:27
>>303
「なんだと・・・?
 俺はさっきまで船の中にいたはずだぞ?
 これがさっきの新手のスタンド使いの能力なのか?」
息を鼻から大きく吸い込む。森特有の、木々の匂いはするか?
その後、懐から手鏡を取り出し、覗き込む。
『ドリーム・シアター』の能力が発現可能かどうか確認しよう。

305:2008/09/30(火) 01:08:07
>>304
呼吸と共に鼻腔を抜ける匂いは、冷たい空気と樹皮独特の香りだった。
手鏡を覗くと、『イワツキー』の顔が映る・・・・・・・・・・・。
ふと、いつの間にか帽子を被っている事に気付いた。
どこか見覚えのある帽子は、ソ連軍の軍帽だった。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
『ドリーム・シアター』は、鏡の中には見当たらない。

306イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/09/30(火) 22:02:29
>>305
「『ドリーム・シアター』・・・?
 いないのか?・・・これも敵の能力のうちか?
 しかし、ここはどこかで・・・」

懐かしい軍帽と、針葉樹林。
この二つのキーワードから、自分の過去で思い当たるものを探していく。
他に、自分が身につけているもので変化はあるだろうか。
銃はまだ所持しているか?

307:2008/10/01(水) 01:07:40
>>306
『イワツキー』は、腰に下げたホルスターに気付く。
ホルスターに収められているのは、マカロフ・・・・・・・・・・・
足元の雪上には、AK−74が突き立てられていた。
 
「この森は、『記憶』にある・・・・・・・・・・・モスクワの郊外だ。」
 
不意に、背後で聞き覚えのある声がする。
振り向くと、『ドリーム・シアター』が立っていた。
 
「ここは、『俺の能力』じゃあない。
だが、俺が存在している以上、『お前の心の中』という事になる。」

308イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/10/01(水) 22:13:17
>>307
「・・・『俺の心の中』だと?
 俺の心象風景だっていうのか、ここは・・・」

 足元のAK-47を手に取る。

「この銃も、さっきまで持ってたヤツじゃあなくなってる。
 この帽子もだ。さっきまで被ってなんかいなかった。
 やはり、ここはモスクワ郊外の森なんだな・・・。俺の心の中の。
 俺は過去に、演習だか実戦中にここに来ている、と・・・」

 自分が置かれている状況はともかく、野戦の格好で
 ここにいるということは、周りに敵がいるかもしれないということ・・・。
 この森についての『記憶』を思い出しつつ、身を隠せられ、ある程度
 見通しの効く場所を探しそこに移動しよう。

309:2008/10/02(木) 01:36:14
>>308
サクサクと雪を踏む音が響く。
AK−74を手に取った『イワツキー』は、木々の間から近付いて来る
人影に気付いた・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「軍曹。」
 
細身で目の垂れた白人男性が、両手でAT−74を持ったまま立っている。
男の名は、『イワン・キーロフ』。
『イワツキー』の部下で、階級は伍長。
『イワツキー』は、『イワン』の姿を見て思い出す・・・・・・・・・・・・。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
1980年代、『イワツキー』は西側のスパイとされる人物を確保する為、
モスクワ郊外の森林で極秘裏の軍事活動を行っていた。

310イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/10/02(木) 22:40:53
>>309
(思い出してきたぞ・・・こいつの名は『イワン』。
 これは俺が軍曹の頃の任務だ・・・もちろん、俺はこうして生還している。
 だが、『俺の心の中』の世界に俺を引きずり込むのが、敵の目的なら
 どこかに、『刺客』とでも言うべき存在が紛れ込んでいるんじゃないのか?
 この俺を殺すための・・・。
 過去に起こった出来事から、外れた出来事があれば何かヤバイってことだ)

「『イワン』、状況を報告しろ・・・」
イワン・キーロフから情報をもらいたい。
その他に、近辺に部下はいるだろうか。

311:2008/10/03(金) 00:36:08
>>310
周囲を見回すと、木々の奥から同じく戦闘服姿の人影が1人近付いて来る。
『イワン』は、口から白い吐息を吐きながら言った。
 
「『スチロフスキー隊』から、それらしき人影を発見したとの報告が。
各隊には、東エリアへ合流する様にと通達しておきました。
我々も合流しましょう。」
 
森林は、東西南北4つのエリアに分けられている。
『イワツキー』は、4方向から中央へ進む作戦を立て、『イワン』と自分を
含む計3名の部隊と共に北側から進行して来た。
現在、東側から進行した『スチロフスキー』率いる3名の部隊が、スパイを
発見して追跡中・・・・・・・・・・・・・
『イワツキー』は、合流しようと進行中にスパイを発見し、交戦の末に射殺
した事を思い出す。
つまり、このまま東進すれば、スパイと遭遇する事になる。

312イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/10/03(金) 23:19:49
>>311
「・・・よし、東エリアへ進むぞ」
部隊を東に進めながら、傍らにいるであろう『ドリーム・シアター』に目をやり
語りかける。

(俺は・・・これからあの時の任務を、敵の能力によって
 追体験させられるのか?
 俺を始末するために、と考えるのが妥当だが・・・
 俺の肉体のほうはどうなっている?
 無防備の状態で、危険に晒されヤバイってことも考えられるな・・・。
 『ドリーム・シアター』、俺の肉体がどうなっているかわかるか?)

313:2008/10/03(金) 23:50:45
>>312
「肉体と精神を包む時間の流れは、同一では無い。
俺の『能力』と同様、『ここ』での体験も恐らく一瞬に過ぎないはずだ。
重要なのは・・・・・・・・・・・・」
 
『パラタタタタッ』
 
『ドリーム・シアター』の言葉を遮る様に、銃声が響く。
次の瞬間、『イワツキー』の横にいた『イワン』の頭が、ザクロの様に
砕け散った。
木々の間から、先程の人影がAK−74の銃口を向けているのが見えた。
 
「重要なのは、『イワツキー』・・・・・・・・・・・精神が死ねば、肉体も死ぬという事だ。」

314イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/10/05(日) 20:43:48
>>313
「・・・クソッ!状況を理解するのに必死で
 敵の接近を許すとはッ!」

こちらも応射しつつ、身を隠す。
撃ってきた奴の顔は確認できただろうか。
また、過去の任務の中で、イワンも同じように死んだのだろうか?
思い出したい。

「・・・『ドリーム・シアター』・・・お前も、戦闘に参加することは出来るか?
 相手に、姿は見えていないんだろう?」

315:2008/10/05(日) 23:07:49
>>314
『タタタタッ!』
 
アサルトライフルの心地良い振動が、腕から身体へと伝う。
『イワツキー』の記憶が確かなら、この作戦での死者はいないはずだった。
だが、下顎から上の吹き飛んだ『イワン』の亡骸は、目の前に横たわっている。
『イワツキー』の射撃と同時に、銃口を向けていた人影は木の陰に隠れた。
その顔は、分からない・・・・・・・・・・・・だが、その服装は、戦闘服を着ていた。

316イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/10/06(月) 20:35:51
>>315
「『イワン』は、この作戦では死ななかったはずだ・・・。
 単に過去の記憶をなぞらせるつもりは敵さんないらしいな・・・。
 
 そうだ、もう1人!俺の小隊にはもう1人いたはずだ!どこにいる!?」
 
 
この作戦に、同じ小隊で参加した残り1人の
顔と名前を身を隠しつつ思い出す。相手に動きがあれば即対応できるよう
警戒は怠らない。
そして、銃撃してきた人影が着ている戦闘服は、
こちらが着ているものと同じだろうか?

317:2008/10/07(火) 01:06:48
>>316
『イワン』を狙撃したであろう人物は、同じソ連軍の戦闘服を着ていた。
『ヴィクトル・カバレフスキー』という男が『イワツキー』の部隊にいたが、
銃撃した来る理由は思い浮かばない・・・・・・・・・・・・。
作戦中に、同じ様な銃撃を受けた記憶も無かった。
 
『ドドドドドドドドドド』
 
アサルトライフルを撃ちながら、人影が近付いて来る・・・・・・・・・・・・・。
『イワツキー』は、その顔が『自分自身』である事に気付いた。

318イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/10/07(火) 21:21:44
>>317
「・・・やはり、そう来たか。
 『真の敵』は、自分自身の中に潜んでいる、とかいってたな・・・。
 さて、どうするか」

向こうが近づけないように、こちらも応射し続けよう。
また、もう1人の自分と自分との間に、外見上
目に見えてわかるような差異はあるだろうか?

319:2008/10/08(水) 01:26:37
>>318
『イワツキー』は、銃口を向けると木の陰に隠れた。
外見上、特に異なる点は見当たらない。
発砲したが、銃弾は木に阻まれる・・・・・・・・・・・・。

320イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/10/08(水) 23:19:01
>>319
もう1人の自分が姿を見せたら、銃撃するように警戒しつつ
『ドリーム・シアター』に声をかける。
弾は当らなくてもいい、近付くことを阻めればいい。

「おい、『ドリーム・シアター』・・・近くにいるんだろう?
 お前から見て、俺自身に何か変化はあるか?
 なんでもいい、おかしいと思ったところがあれば言ってくれ」

321:2008/10/09(木) 04:49:28
>>320
『タタタッ!』
 
威嚇射撃を繰り返しながら、『イワツキー』は木陰の自分自身を警戒した。
『ドリーム・シアター』は、背後に立っている。
 
「俺がいるという事は、お前が『イワツキー・イワレンコフ』という事になる。
そして、『もう1人のお前』は、『スタンド攻撃』だ。」
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
ふと、『ドリーム・シアター』の肩口に小さな傷がある事に気付く。
 
「向こうの銃撃は、俺にもダメージを与える・・・・・・・・・・。
『スタンド』を攻撃出来るのは、『スタンド』だけだ。
そして、俺が死ぬとお前も死ぬ。」

322イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/10/10(金) 22:12:38
>>321
「・・・『もう1人の俺』は、『スタンド攻撃』で
 お前にダメージを与えることが出来る・・・
 それはつまり、俺では『もう1人』の俺にダメージを
 与えることは出来ない、ということか?
(こちらの威嚇射撃に対して身を隠しているし、そうではない
 ことを祈るぜ・・・)」

威嚇射撃を続けながら、『ドリーム・シアター』と会話を続ける。
同時に、銃器以外に装備があるかどうか確認しよう。
ナイフや、手榴弾の類があればいいんだが。

323:2008/10/11(土) 00:15:08
>>322
「それは、お前が確かめるんだな。」
 
『ドリーム・シアター』が答える。
『イワツキー』の戦闘服には、腰のベルトにサバイバルナイフが下がっていた。
他に装備は無いらしい。

324イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/10/11(土) 22:45:05
>>323
「ち・・・手榴弾はないか」
 味方は、部下の『ヴィクトル』はどこにいった?
 合流できれば心強いが・・・あまり期待はできないだろうな、恐らく。」

 (・・・ここは『俺の心の中』だということは、『ニコライ』や『下柳』も
 敵として現れるかもしれないんだよな・・・あまり時間はかけたくないな)

相手との距離は何mほどだろうか。

325:2008/10/12(日) 00:28:05
>>324
2人の『イワツキー』の距離は、約10メートル。
『ヴィクトル』の姿は見当たらない。
 
『ドドドドドドドド』
 
ふと、向こうからの銃撃が止んだ事に気付く・・・・・・・・・・・・・。
木陰に隠れているのか、『イワツキー』の姿は視認出来ない。

326イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/10/13(月) 21:18:02
>>325
「・・・この膠着状態を打開すべく、次の一手を仕掛けてくるか?
 向こうの装備が、こちらのそれと同じとは限らないしな・・・
 ここに留まり続けてはマズイ、か?」

 相手に接近する。もう少し近くの、身を隠しつつ攻撃できる場所を
 見定め、銃を撃ちながらそこまで移動しよう。

327:2008/10/14(火) 02:21:56
>>326
『イワツキー』は、相手と同じく近くの木まで駆け寄ると、そこに身を隠す。
同時に、隠れた木に銃弾が撃ち込まれた・・・・・・・・・・・・。
向こうの木陰からは、銃口だけが突き出している。

328イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/10/15(水) 22:37:45
>>327
「よし、距離は詰めれたな・・・」
 木陰に身を隠し相手の出方を伺う。
相手と同じく、とあるが向こうの『イワツキー』も距離を詰めるべく
接近してきたのだろうか?
相手との距離は何mになっただろうか。

329:2008/10/16(木) 01:09:59
>>328
敵との距離は、5〜6メートルにまで縮まっている。
『イワツキー』の射撃の精度で、ほぼ確実に標的に命中させる事が出来る距離だった。
敵が距離を詰めた気配は無く、相手の銃口は先と同じ木の陰から覗いていた。

330イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/10/18(土) 22:01:26
>>329
「この距離なら確実に命中させられる、が・・・
 相手は、俺だ。条件は向こうも同じだ。

 ・・・『ドリーム・シアター』、お前銃は撃てるか?」

 ホルスター内のマカロフを見やり、『ドリーム・シアター』に質問する。

331:2008/10/19(日) 01:01:33
>>330
「勿論だ。」
 
『ドリーム・シアター』が答えた。

332イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/10/19(日) 22:40:38
>>331
マカロフを渡し、『ドリーム・シアター』に作戦を説明する。
「俺が、ここから撃ち合って向こうの注意をひきつける。
 ・・・隙があれば、奴を撃つんだ。
 ・・・いけるか?」

333:2008/10/20(月) 01:31:10
>>332
拳銃を受け取った『ドリーム・シアター』は、敵の潜む木へと回り込む様に
歩き始める・・・・・・・・・・・・・・『イワツキー』は、アサルトライフルを再び敵に
向けて発砲した。
 
『パタタタタッ』
 
敵からの応戦は、見られない・・・・・・・・・・・。

334イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/10/22(水) 22:17:14
>>333
相手の銃口は、変わらずこちらに向いたままだろうか?
そうであるなら、一旦銃撃を中止する。
銃口は陽動で、相手はどこかに移動していることを想定し、
周囲を確認する。『ドリーム・シアター』の周りも確認したい。
何か変化は見られるだろうか。

335:2008/10/22(水) 23:58:32
>>334
『イワツキー』が周囲を見渡すと、雪の上を点々と続く足跡に気付いた。
銃口の覗いた木陰から続く足跡を辿ると、『イワツキー』の後ろへ回り込む様に
大きな円を描き、ほぼ真横にある約10メートル先の木まで続いている。
丁度、『ドリーム・シアター』の位置と逆方向になる。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
足跡の続いた木陰から、敵の姿がチラリと覗いた・・・・・・・・・・・・。
両手で拳銃を握った敵と、『イワツキー』の視線とが交錯する。

336イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/10/24(金) 23:32:16
>>335
「そっちか、予想通りだなッ!」
身を木陰に隠しつつ、AK-74による射撃を浴びせかける。
銃口による陽動を予期していた分、的確な応射が出来るはずだ。

『ドリーム・シアター』にもこちらに注意がいくように
大声を張り上げる。

337:2008/10/25(土) 00:03:59
>>336
アサルトライフルの銃声と重なり、敵の拳銃の発砲音が響いた。
銃弾が『イワツキー』の左耳を掠めると同時に、敵の身体が後方に飛ぶ。
雪の上に赤い血が飛び散り、『イワツキー』は左耳を押さえた。

338イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/10/26(日) 22:35:08
>>327
「・・・仕留めたか?」
 耳から流れる血はそのままに、銃口を
 もう1人の自分に向け、様子を伺う。

 起き上がってこないようなら、周囲を確認した後、ゆっくりと近付こう。

339:2008/10/26(日) 23:42:21
>>338
左耳の熱が、鼓動と共に脈打っているのを感じる。
銃口を向けたまま近付くと、倒れた敵・・・・・・・・・・・もう一人の『イワツキー』は、
雪の上で仰向けになっていた。
動く様子は無く、見開いた目は瞳孔が開いている。
喉と胸元に銃創があり、戦闘服に血が滲んでいた。
近くには、持っていたマカロフ拳銃が落ちている・・・・・・・・・・・・。

340イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/10/27(月) 23:25:58
>>339
「『俺』が死んでいる・・・自分で自分を見下ろすのはおかしな気分だな。
 もう、こいつは二度とは現れないよな?自分と殺しあうのはいい気分はしない・・・。」

 マカロフと、陽動に使われたライフルを回収し『ドリーム・シアター』に渡す。
 また、『イワン』の死体から、銃の弾も回収しておこう。
 止血の応急処置を終えたら、当初の任務の目的地であった『東エリア』へ
 向かうとしよう。

341:2008/10/28(火) 01:36:54
>>340
マカロフとAK−74を回収した『イワツキー』は、それらが手の中で
ドロドロに溶けて行く事に気付いた。
 
『グシュグシュ・・・・』
 
ふと、足元に倒れた自分の死体も、同じ様に溶けて行く。
飴の様に溶けた死体は、銃と同じく雪に染み入る様に消え失せた。
『イワン』の死体も、いつの間にか忽然と消えている・・・・・・・・・・・・・。
雪の上に残された血痕も消え、凹みだけが残る形となった。

342イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/10/30(木) 23:48:25
>>341
「おっと・・・銃まで消えてしまうとは。
 
 ・・・『ドリーム・シアター』、とりあえず『東エリア』へ行くぞ」
『東エリア』へ向かう。

343:2008/10/31(金) 00:17:34
>>342
「で、どっちが『東』だ?」
 
『ドリーム・シアター』が言った。
周囲を見渡すと、降り積もった雪の上に針葉樹がポツポツと生えている。
空には雲が立ち込め、陽光を薄っすらと遮っていた・・・・・・・・・・。
方向を指し示す様なものは、特に見当たらない。

344イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/11/01(土) 22:56:31
>>343
「・・・ちょっと待ってろ」
装備の中から、方位磁石など、方角のわかるものを探す。
過去の記憶から、『東エリア』にまつわるものがあったかどうか
思い出してみる。目印になるような地形や建物等はあっただろうか。
ついでに、現在の時刻も確認する。

345:2008/11/02(日) 00:58:43
>>344
『イワツキー』は、ポケットの中から方位磁石を取り出す。
腕に巻いた時計を覗くと、時刻は『午後4時27分』━━━━━━━━━
もうじき、陽が暮れる時間だった。
森の中の地形について、詳しい記憶は無い。
方角を確認すると、『イワツキー』は東へと歩き出した。
 
『午後5時10分』
 
陽が沈むと、森は暗闇に包まれる・・・・・・・・・・・・・・。
それでも、月明かりが辛うじて薄闇に照らしていた。
 
『ズチュ・・・』

346イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/11/03(月) 18:27:25
>>345
「・・・なんだ?」
銃を構え、音のしたほうを確認する。
足元からその音がしたのであれば、後ろに跳んで警戒したい。

347:2008/11/04(火) 00:35:43
>>346
音のした方を見ると、木々の奥で何かが動いているのが分かった。
 
『ズチュ・・・グチャッ・・・・』
 
スプーンの腹でスープの具を潰す様な、どこか品の無い音が聞こえる。

348イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/11/04(火) 22:51:34
>>347
(・・・なんだ、この音は・・・?)
少しずつ、距離を詰めていく。音の主が何であるか確認したい。
銃を音のする方に向け、何かこちらに飛び掛ってでも
来るようなことがあれば即座に発砲できるようにしておく。

349:2008/11/05(水) 00:09:11
>>348
音のする方へと、ゆっくりと近付いて行く。
やがて、木々の奥に人影の様なものが見え始めた。
 
「『ニコライ』だな・・・・・・アレは。」
 
『ドリーム・シアター』が呟く様に言った。
目を凝らしたが、薄闇の中に奇妙な恰好の影が見えるだけだった・・・・・・・・・・・。
ふと、月明かりが影を照らす。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
瞬間、薄闇が掻き消され、見覚えのある『ニコライ』の顔が浮かび上がった。
『イワツキー』と同じく、戦闘服に身を包んでいる。
その傍らには、戦闘服を着たまま倒れている人影があった。
『ニコライ』の下半身は裸で、倒れた人物に激しくピストン運動をしている。

350イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/11/05(水) 22:42:42
>>349
(あいつ・・・ニコライ野郎ッ!!)
ニコライに向けて、ライフルの引き金をひく。
ピストン運動の真っ最中だろうが構いはしない。

倒れている人物に見覚えはあるだろうか。

351:2008/11/06(木) 00:18:58
>>350
『パタタッ』
 
銃声の響いた直後、『ニコライ』の頭部が弾ける様に飛んだ。
倒れている人物が誰なのかまでは、確認出来ない。

352イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/11/06(木) 22:38:11
>>351
倒れている人物に意識があるだろうか。
同じ戦闘服を着ていることから、自分の部下にあたる人物かもしれない。
銃を構え警戒しつつ、ニコライに襲われていた人物に近付こう。

「おい、大丈夫か・・・?」

353:2008/11/07(金) 02:55:27
>>352
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
『イワツキー』は、倒れた2人に近付く。
『ニコライ』は、頭部を撃ち抜かれていた・・・・・・・・・・・・どうやら、即死らしい。
もう1人の人物は、『アントン・スチロフスキー』。
『イワツキー』の部下の1人で、首と胸に銃創があった。
『スチロフスキー』も、すでに息絶えている。

354イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/11/09(日) 01:06:47
>>353
「・・・『ニコライ』、死んだのか・・・?
 いや、『擬死』を使って死んだふりをしてるかもしれないな。
 
 俺の部下をファックした報いだ。
 たとえホンモノの死体になっていたとしても容赦はしねえ・・・!」

 再度、『ニコライ』に向けて掃射を行う。

355:2008/11/09(日) 01:26:32
>>354
『タタタタタッ!』
 
小気味良いアサルトライフルの速射音と共に、『ニコライ』の身体は紙切れの様に
肉片を撒き散らした・・・・・・・・・・・・。
『ニコライ』は、沈黙したまま起き上がる気配も無く、生前の面影も無い。

356イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/11/10(月) 21:30:42
>>355
「・・・・・・・・・」
ズタズタに損傷したニコライの死体をしばし眺め
何事も無かったように東へと向かう。

357:2008/11/11(火) 01:11:02
>>356
『ドドドドドドドドド』
 
東へ20メートル程進む間に、『イワツキー』は新たに2体の死体を発見する。
どちらも、『スチロフスキー』と共に行動していた部下だった。
首を噛み切られた様な跡があり、それが致命傷となった事は容易に分かる。
その傷跡は、ナイフの様な刃物とは少し異なる・・・・・・・・・・・・・。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
ふと、血塗れの雪の上に、奇妙な足跡を見つけた。
軍靴とは違う、人間よりも一回り大きな動物の足跡らしい。

358イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/11/11(火) 21:58:44
>>357
「これは・・・」
死体の傷を確認し、辺りを警戒する。
「・・・最初は、『もう1人の俺』だった。その次は、『ニコライ』。
 ・・・この、獣に噛み切られたような跡は、『ベースハンター』の
 仕業だろうな。あの、俺が殺した『下柳』の・・・」
足跡を確認しよう。それがどんな動物のものか、おおよその見当はつくだろうか。

359:2008/11/12(水) 00:48:19
>>358
足跡は、犬や狼のものとは明らかに違っていた。
それが哺乳類のものである事は、辛うじて分かる・・・・・・・・・・・・・。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

360イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/11/12(水) 19:51:16
>>359
「この足跡は・・・大型の哺乳類の・・・ッ!
 まだ、近くにいるのか・・・?この、夜の森で猛獣に狙われるのは
 ちとマズイな・・・」

所持品に、懐中電灯の類はあるだろうか。あるならそれを使用したい。
周囲への警戒は怠らない。

361:2008/11/13(木) 00:07:00
>>360
戦闘服の胸ポケットには、小型の懐中電灯が入っている。
周囲を照らすと、薄暗い森が明るく照らされた・・・・・・・・・・・・・。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
ふと、木々の間を何かが横切る。
距離にして、約20メートル前方・・・・・・・・・・・・木陰から黒い影が飛び出し、
小さく飛び跳ねながら接近して来るのが分かった。
 
「『リス』だ。」
 
『ドリーム・シアター』が呟く。
それは、体長2メートル程の『リス』だった。

362イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/11/15(土) 00:38:52
>>361
「ああ、『リス』だな。
 あんなにでかけりゃ、ちっとも可愛くもないし
 躊躇無く部下の仇討ちが出来るぜ・・・」

『ドリーム・シアター』にまず発砲させ、
リスが回避行動をするようならばそこを狙い撃つ。

363:2008/11/17(月) 23:59:51
>>362
銃声が森に響く・・・・・・・・・・・・。
巨大な『リス』は、その体躯に似合わないリス本来の俊敏な動きで、
『ドリーム・シアター』の射撃を避けた。
『イワツキー』は、その動きに合わせて銃口を向ける。
 
『バキバキッ』
 
不意に、リスが木の上に飛び乗った。
枝の折れる音と共に、一気に枝葉が舞い散る・・・・・・・・・・・・同時に撃った弾は、
命中した手応えを確かに感じた。
だが、飛び散った枝葉に紛れ、リスの様子が分からない。
 
『バキッ・・・・!』
 
次の瞬間、リスが木から木へと飛び移る。
その巨体が飛ぶ様は、リスとは違う全く別の生き物にすら思えた。

364イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/11/18(火) 21:39:27
>>363
「確かに命中させたはずだが・・・しぶといリスだ。
 しかし、その巨体じゃ木から木へ飛び移るのが
 様になっていないな。重みで枝がヘシ折れそうだぜ。
 おまけに派手な音が位置をよく教えてくれる・・・」

木から木へ飛び移って移動している以上、どこに飛び移るのかは
ある程度限定される、ということだ。
リスが木の上にいる間は、移動位置を予測しつつ射撃する。

365:2008/11/19(水) 00:32:07
>>364
『パラタタタ・・・・』
 
アサルトライフルの速射音が響くと同時に、リスが木から飛び出す。
周囲の木々が弾道を遮り、思う様に狙いが定まらない・・・・・・・・・・・・・・。
宙を舞う枝葉にも、『イワツキー』の視界からリスを遮る効果があった。
 
「近付いて来るぞ。」
 
『ドリーム・シアター』の言葉通り、リスは確実に『イワツキー』との距離を
縮めて来ている。

366イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/11/21(金) 22:25:32
>>365
手持ちの装備の中から、マッチなど火をおこせそうなものはあるだろうか?
あれば、『ドリーム・シアター』に渡し、枯れ枝などに火をつけさせる。
その間、時間を稼ぐために射撃を続ける。
無いのであれば、木を背にし、背後から教われないようにしつつ
近付いてくるリスに向けて発砲を続ける。

367:2008/11/22(土) 00:54:41
>>366
マッチやライターは、持っていなかった。
木にもたれ掛かった『イワツキー』は、アサルトライフルを連射する。
弾丸が舞い散る枝葉を撃ち抜き、雪の上にリスの血が滴る・・・・・・・・・・・・・。
 
『カチッ』
 
突然、銃弾が切れた。
リスとの距離は、4〜5メートル・・・・・・・・・・・木の上から飛び出したリスは、
そのまま『イワツキー』の前に落下する。
 
『ドドドドドドドドドドドド』

368イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/11/23(日) 00:18:33
>>367
「・・・やっと出てきてくれたな。かくれんぼは終わりか?」

(この距離で、俊敏な獣相手では、マガジンを換えてる暇は無さそうだな・・・。
 俺が、こいつを引き付けてる間に『ドリーム・シアター』のマカロフを
 ぶち込んでもらうかしか・・・少々分が悪いがこれしかないか)

何発かはリスに銃撃を喰らわせているはずだ。
リスのダメージの程度を確認しつつ、腰からサバイバルナイフを抜き、構える。

「『ドリーム・シアター』・・・援護を頼むぞ」
視線をリスに据えたまま、側にいるであろう『ドリーム・シアター』に呟く。

369:2008/11/24(月) 13:36:17
>>368
『ドリーム・シアター』は、動かなくなったリスに銃口を向けている。
近付くと、リスの身体に銃痕を確認した・・・・・・・・・・・・・まだ息がある様だったが、
リスは『イワツキー』の接近に反応する様子は無い。
微かな白い吐息が、口から途切れ途切れに漏れ出て来るだけだった。

370イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/11/24(月) 14:02:18
>>369
「この傷・・・すでに致命傷に達していたか。
 確か『ベースハンター』に憑依された動物が受けた傷は
 本体にフィードバックされるんだったな。
 『下柳』も、瀕死になっているはずだが・・・

 長く苦しませる必要もないだろう、楽にしてやるんだ」
『ドリーム・シアター』にトドメを刺させる。

「・・・しかし、弾が切れてしまったな。
 予備のマガジンは持っているのか?」
装備の中から、弾のストックがあるか確認したい。
無い様なら、先ほどの部下の死体から補充したいが・・・
『もう1人の自分』のように溶けてしまってるのだろうか。
それも確認する。

371:2008/11/24(月) 23:55:46
>>370
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
『パタタタッ』
 
アサルトライフルの銃声が響いた。
『イワツキー』が顔を上げると、『ドリーム・シアター』の姿が無い。
ふと、脇腹に鈍い痛みが走った・・・・・・・・・・・。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
身体の力が抜けた『イワツキー』は、その場に膝を着く。
やがて、リスの口元が動き出し、口の中から何かがズルリと這い出て来た。
見覚えのある顔は、『サンドコート』・・・・・・・・・・・・・その手には、AK−74を
抱えていた。

372イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/11/25(火) 22:36:27
>>371
「お前は・・・『下柳』・・・そんなところから出て来るなよ・・・
 『ドリーム・シアター』・・・どこにいったんだ・・・」
手にしていたサバイバルナイフをリスの口から
這い出てきた『サンドコート』に目掛けて投げつける。

373:2008/11/25(火) 23:58:27
>>372
足に力が入らないまま、サバイバルナイフを投げる。
 
『ドスッ』
 
ナイフは、『サンドコート』の胸に突き刺さった・・・・・・・・・・・・。
フラリとよろめいた『サンドコート』は、横に倒れながらアサルトライフルを
連射する。
 
『タタタタタタタッ』

374イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/11/27(木) 23:23:34
>>373
横に倒れるサンドコートとは逆の方向に身体を倒す。
そうすることでアサルトライフルの射線から少しでも身を遠ざけたい。
身体を倒したあと、立ち上がることが出来れば立ち上がる。

375:2008/11/28(金) 00:36:17
>>374
『バスッ、バスバスッ!』
 
皮を貫いた鉛の塊が、『イワツキー』の身体を通り抜けた。
血肉と臓腑を螺旋に抉った弾丸は、胸元から肩口にかけて6発・・・・・・・・
『イワツキー』が倒れると共に、『サンドコート』も倒れ込む。
立ち上がろうとしたが、身体に力が入らない・・・・・・・・・・・・・。
冷たい雪の感触も、次第に薄れて行った。

376イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/11/28(金) 21:58:28
>>375
(『3対1』だ・・・俺をこの世界に飛ばすときに、確かにあの男は
 『3対1』だと言った・・・
 もう1人の俺やニコライを倒して、後は下柳を倒すだけ・・・
 そうすりゃあ、元の世界に戻れるんじゃあないのか・・・?
 下柳より先に、俺は死んで終わりなのか・・・
 
 『ドリーム・シアター』・・・どこにいったんだよ・・・)
薄れ行く意識の中で『ドリーム・シアター』の姿を探す。

377:2008/11/29(土) 01:08:56
>>376
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
周囲を見回したが、『ドリーム・シアター』は見当たらない。
ふと、『イワツキー』の周囲の風景が、船上のそれに戻っている事に気付いた。
改めて周囲を見回すと、小太りの白人男性と目が合う。
 
「チクショウ!」
 
操舵室の中にいた男は、そう言って素早く室内から飛び出し、下の階へと駆け下りる。

378イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/11/29(土) 01:24:38
>>377
「・・・戻ってこれたのか、後はあの男を始末するだけだな」
素早く、怪我の有無を確かめた後は逃げた白人男性を追う。
「あの状況で逃げるってことはな・・・
 もう打つ手が無いってことを教えてくれてるようなものだぜ」
追いつつ、手鏡を取り出しサンドコートの魂から
『ベースハンター』を発現させよう。

379:2008/12/03(水) 00:31:50
>>378
手鏡の中に映る『イワツキー』の背後に、『ドリーム・シアター』が映る。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
白人を追って階段を駆け下りる『イワツキー』の身体に、ダメージは無かった。
鏡の中には、『ドリーム・シアター』だけが映っている。
 
「『下柳』は、もういない・・・・・・・・・・・・『ニコライ』も。
『あの森』で、2人の魂は死んでしまった。」

380イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/03(水) 22:16:39
>>379
「・・・ふん、そういうことか。わかった。
 それじゃあ、新しい魂を仕入れないといけないよな。
 手ごろなところで、あの男のにしとこうか。

 ところで、俺の魂はどうなんだ?もう1人の俺を、俺は殺したわけだが。
 まあこうやって俺は生きているわけだから、気にする必要もないのか?」

 白人男性と距離を詰める。何か投げられるものを持っているようなら
 投げつけよう。それで殺したって構わない。

381:2008/12/04(木) 00:15:44
>>380
「俺が知っているのは、『ニコライ』と『下柳』の魂が消えた事だけだ。
敵の『能力』を考えるのは、お前だ・・・・・・・・・『イワツキー』。
これで、あのデブを逃がしたら、ただのマヌケだぞ。」
 
『ドリーム・シアター』が言った。
今の『イワツキー』は、拳銃もアサルトライフルも持っていない。
だが、護身用のサバイバルナイフを懐に忍ばせていた。
 
『サクッ』
 
通路の10メートル程先を走っていた白人の背中に、投げたナイフが
命中する・・・・・・・・・・・・・。
白人は、ナイフを刺したまま通路の角を曲がった。
床には、白人の後を血が点々と滴り落ちている。

382イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/04(木) 22:25:02
>>381
「あの男、俺が現実世界に戻ってきた途端に
 逃げ出した・・・。捨て台詞を残して、な。
 その場で俺を殺害するような用意もなければ
 あいつの能力は常時発動させられるようなものじゃあないってことの証拠さ。
 
 1つ気になることといえば、最初に人影を追いかけていた時に
 狙撃されたこと・・・。一発喰らったが、その後トドメを刺しに来るでもなく、
 今思えば、まるで操舵室まで誘導されていたような気もするぜ。

 とにかく、今はあいつを追うぞ。血の跡を辿っていけばいい。
 あの傷でそうそう遠くまで走れるわけでもない・・・。」

白人男性を追いかける。現在地は、船内のどの辺りだろうか。
通路の角を進む際には待ち伏せなどされていないか確認してから進もう。

383:2008/12/06(土) 00:37:39
>>382
現在位置は、1階の左舷通路・・・・・・・・・・・・・・『イワツキー』は、白人を追って通路の角から顔を出した。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
通路には、おびただしい血痕が飛び散っている。
血の海となった通路の先は、左右に分かれたT字路になっており、血の付いた靴跡が左へ続いていた。
通路の先は、右舷通路になる。

384イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/06(土) 23:39:08
>>383
「この出血量・・・奴は相当弱っているはずだ。
 焦る必要はない・・・まずはあいつを確実に追い詰めていくんだ」

 靴跡を辿り、T字路を左へ向かおう。
 先ほどの狙撃の件もある。あの中年の男に協力者がいるかもしれない。
 時折背後を確認するなどして周囲に注意を配りつつ男を追う。

385:2008/12/07(日) 02:07:24
>>384
T字路を左折した先には、同じ様に血痕が続いていた。
その途中には、点々と何かが落ちている。
 
『ドドドドドドドドドド』
 
血痕は、船の先端の方へと続いており、10メートル程先に人影が見えた。
通路に横たわった人影は、乗務員の制服を着ている・・・・・・・・・・・・・。

386イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/07(日) 23:45:45
>>385
「あれは誰だ・・・?
 あいつは制服なんか着ていなかったはず・・・。
 どういうことだ・・・」

横たわった人影に声をかける。また、この位置から
背中のナイフは確認できるだろうか?
「おい、そこのあんた・・・生きてるか?
 誰にやられたかわかるか?」

387:2008/12/08(月) 01:36:23
>>386
人影に近付く『イワツキー』の足先に、何かが触れた。
見下ろすと、血塗れの靴が落ちている・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
靴の中には、足が足首の辺りで千切れたまま入っていた。
 
『ズル・・・・ズル・・・』
 
ふと、横たわった人影が通路の陰へと引きずられて行く。
通路の横から伸びた腕が、人影を引きずっているのが確認出来た。

388イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/08(月) 21:13:48
>>387
(・・・ッ!白人の中年を追っていたら
 とんでもない相手と遭遇してしまった・・・
 スタンド使いはこの船に何人乗ってるんだ・・・?)

人影を引きずるその腕に何か特徴はあるだろうか?
異様に発達しているとか、人間離れしているかなどしていないだろうか。
また、引きずられている人影に、現在の位置から
足首から先があるか確認できるだろうか。

389:2008/12/09(火) 00:42:23
>>388
人影の様子を見ると、特に損傷は無いらしい・・・・・・・・・・・・。
制服が血塗れだったが、床の血痕が付着したのか、着ている人物の出血かは
判別出来なかった。
チラリと見えた『腕』は、黒人の腕だった。

390イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/09(火) 21:54:57
>>389
(傷が無いな・・・。あれだけの出血だ、相応の損傷があって
 然るべきだが・・・じゃあ、あれは一体誰の血だ?
 非常に気が進まないが、ちょっとコンタクトを取ってみるか・・・)

「おい・・・聞こえるか?そこの、死体を引きずってるあんたに話しかけてるんだよ。
 ・・・こっちのほうで、男を見なかったか?白人の、中年の男だよ・・・
 まさか、そこで横たわってるのがそうじゃあないよな?何か知らないか?」

391:2008/12/10(水) 01:04:13
>>390
『ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・』
 
返事は無い。
ふと、足元に落ちていた靴が柵の間から川面に落ちた。
『イワツキー』の身体が、同じく柵の方へと傾く。

392イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/10(水) 21:51:47
>>391
「・・・!?まさか、この船沈んでるのか?」
柵につかまり、周囲を確認しよう。
傾斜はどの程度あるだろうか?また、異音はするだろうか?
それらを確認しつつ、死体を引っ張っていく男の様子を伺う。

393:2008/12/11(木) 01:20:25
>>392
柵に掴まった『イワツキー』は、通路が微かに傾いている事に気付いた。
船体が沈んでいる気配は無く、傾斜も肉眼では分かり難い程度の度合いらしい。
川面をうねる波の音が響く中、気になる様な音もしない・・・・・・・・・・・。
船体は、岸の方へ近付いている様な気がしたが、岸は暗闇に包まれている。
通路の先には、もう誰もいない。

394イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/12(金) 23:29:29
>>393
「なんだ?船が沈んでいるわけではないようだが・・・。
 この微妙な傾きはなんのせいだ?
 重心が崩れるほどの、重さがどちらかにかかってるのか?
 さっきの死体との関連も気になるな」

 自分の身体が、柵側に傾くということは、左舷側に何かあるのだろうか?
 そのあたりを中心に歩きつつ、当初の目的であった白人男性を追う。
 まずは通路を先に進もう。

395:2008/12/13(土) 00:53:54
>>394
『ドッガァァアン!!』
 
通路を4〜5メートル進んだ辺りで、不意に船体が大きく揺れた。
同時に響いた衝突音の直後、川の水が通路にまで押し寄せる・・・・・・・・・・・・。
『イワツキー』は、柵に掴まって川に投げ出されるのを防いだ。
船の動きは止まり、動かない。
 
『ズシャアァッ!!』
 
周囲の様子を確かめる間も無く、続いて船尾の方から衝突音が響いた。
再び大きく揺れた船体は、目に見えて軋んでいる・・・・・・・・・・・・・・。
通路や壁にヒビが走り、川が船体を呑み込み始めた。

396イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/14(日) 00:31:36
>>395
「・・・ッ!!これはヤバい・・・やっぱり沈むんじゃないかこの船は・・・」
確か、客室がある本船とは別に、車両を積んだ別船があったはずだ。
そちらにも被害は及んでいるだろうか、その場から確認できなければ
車両を積んだ船まで移動しよう。
その際に、乗客や船員と出くわしたらこの件について聞こう。

397:2008/12/14(日) 03:51:03
>>396
船尾に向かう中、すでに通路は浸水していた。
『イワツキー』以外に人影は見当たらず、人の声も聞こえない・・・・・・・・・・・・。
聞こえるのは、押し寄せる川の水音と、船体の軋む音だけだった。
 
『ゴボガパァッ!』
 
船尾に到着すると、車両を積んだ船が後ろから衝突している。
車両の一部が川に沈んでいたが、まだ多くの車両は船内に残っていた。
船同士を繋ぐ通路は破壊され、船尾付近の通路も通行は出来ない。
船体が後方に傾いている為、浸水は『イワツキー』の腰の辺りまで進んでいた。

398イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/14(日) 21:44:08
>>397
「・・・俺のレースも、ここまでなのか?」
とりあえずライフジャケットを探し着用しよう。
車も心配だが、自分の命の方が優先だ。
救命ボートの類も探しておきたい。

399:2008/12/20(土) 23:54:33
>>398
『イワツキー』は、客室にあった救命胴衣を着込んだ。
船の横に救命用の浮き輪が吊り下げてあったが、ボートのある場所は分からない。
 
『バキベキベキィッ・・・・・!』
 
船体の砕ける音と共に、『イワツキー』は川の中へと投げ出される。
 
『ガボガホゴボガボ』
 
川面に顔を出したが、波が容赦無く打ち寄せる・・・・・・・・・・・・・・『イワツキー』の身体は、
どんどん船から遠ざかり、下流へと流されて行った。
それと共に船の明かりも小さくなり、周囲は暗闇に包まれる。

400イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/21(日) 22:22:16
>>399
「・・・ッ!ヤバイ、落ち着け・・・こんな時はまずは落ち着くことが先決だッ」

もがき泳ごうとすることをやめ、まずは浮くことに専念する・・・
幸い救命胴衣は身につけてある。それは容易に出来るだろう。

ここから、流れに逆らい船まで戻ろうとするのは現実的ではない、
体力を徒に消耗するだけだ。流れに逆らうことなく、何か流れてくる
船の破片などがあればそれにつかまり少しでも浮力を得よう。

401:2008/12/22(月) 02:34:39
>>400
しばらくすると、『イワツキー』の方へ船体の一部と思われる木片が幾つか
流されて来る・・・・・・・・・・・・・・川の流れに身を任せ、『イワツキー』は下流へ
流れて行った。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
 
翌朝━━━━━━━━━
『イワツキー』は、運良く河岸に流れ着いていた。
アマゾン川に変化は無く、昨夜の事故の痕跡は何も見当たらない。
どこまで流されたのか、知る術も無かった。
周囲は、鬱蒼と樹が繁るジャングルになっており、人の気配は無い。

402イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/22(月) 23:27:08
>>401
「すでに・・・レースがどうとか言ってる場合じゃあ
 なくなってしまったな。・・・集落はどこだろうな。」

外傷と、所持品の確認をする。太陽の位置などから
おおよその方角はわかるだろうか。

403:2008/12/23(火) 01:38:34
>>402
目立った外傷は無かったが、所持品は悠久のアマゾン川が全て呑み込んだらしい。
そして、車も・・・・・・・・・・・・。
河岸から太陽の位置を確認した『イワツキー』は、下流が東である事を知る。
ふと、対岸を数百メートル進んだ辺りに、港の様なものが見えた。
 
『ザブッ、ジャブッ』

404イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/23(火) 10:17:21
>>403
「・・・ああ、あれは港か?誰かいるかもしれないな。
 なんだこの音は・・・ワニでも出たか?」
水音に気付き、音のした方を確認する。

405:2008/12/23(火) 23:45:13
>>404
水音は、河岸の上流・・・・・・・・・・・5〜6メートルの距離から聞こえた。
振り向くと、見知らぬ男が1人立っている。
小柄なラテン系の白人男性で、『イワツキー』と同じく衣服は濡れていた。
 
「やぁ、ヒドイ目に遭ったな・・・・・・・」
 
男が言った。
 
『ジャラ』

406イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/24(水) 20:09:17
>>405
「あんたは・・・『SBR』の参加者、か?
 あの『ベレン』行きの船に乗っていたのか?」

『ジャラ』という音に注意を向ける。目の前の男が何か持っているのだろうか?
男のほうに近寄らず、その場から観察しよう。

407:2008/12/25(木) 04:22:30
>>406
「ああ。」
 
男が答えた。
その右手には、たくさんのキーチェーンをぶら下げたキーを持っている。
キーチェーンに付いているのは、車のマスコットフィギュアの様だった。
 
「『イワツキー』だろ?
優勝候補だったのに、残念だったな・・・・・・・・・車が沈んじゃ、リタイアだ。」
 
男は、キーチェーンの付いたキーを指先でクルリと回す。

408イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/25(木) 22:22:42
>>407
「ああ、『イワツキー・イワレンコフ』だ・・・
 あんたは?」
 白人の男に名前を尋ねる。

「・・・あの事故じゃあな・・・車も今頃はアマゾンの底だろう。
 妙な騒ぎは起きるし、挙句の果てには船は沈んでしまった。
 ・・・お互い、災難だったな。これからどうするつもりなんだ?」

男の指先で弄ばれるキーチェーンや、車のフィギュアを見やりつつ会話する。

409:2008/12/26(金) 02:11:32
>>408
「俺も参加者で・・・・・・・・同じ船に乗っていた。
『トレンス・タッドマン』だ。」
 
『イワツキー』は、マスコットフィギュアの車を目で追った。
 
「俺は、まだレースを続ける・・・・・・・・・・・・・。
ところで、車が無事ならレースに戻るつもりだったのか?」
 
『トレンス』と名乗った男が尋ねて来た。
ふと、マスコットの中に見覚えのある車体がある事に気付く。
それは、『イワツキー』の愛車『ポチョムキン』に似ていた・・・・・・・・・・・・。
よく見ると、他のマスコットもレース参加車のゼッケンが付いている。

410イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/26(金) 23:27:48
>>409
「ああ、車さえ無事ならな。レースを続けるのに何の支障もないだろう。
 ・・・『トレンス』・・・レースを続けるつもりだって言ったな?
 車はどうするんだ。あの事故で沈んだはずだろう?」

(そのマスコット・・・『ポチョムキン』に似てるな。
 しかしこいつ、何を言ってるんだ?レースを続けるだと?)

マスコットの『ポチョムキン』につけられたゼッケンを確認しよう。
自分の『SBR』のゼッケンと同じだろうか?

411:2008/12/26(金) 23:47:29
>>410
『ポチョムキン』のマスコットには、555の番号が付いていた。
 
「『沈んだ』?
そうとも限らないぞ、『イワツキー』・・・・・・・・・・・。」
 
そう言うと、『トレンス』は口元を歪める。
 
「君も『能力』を持っているんだろう?
俺も同じだ・・・・・・・・・・だから、助かった。
協力するのなら、レースに戻れるようにしてやってもいい・・・・・・・・・・。」

412イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/26(金) 23:57:02
>>411
(あのゼッケン、555!これは・・・)

「・・・そういうことか。
 大体事情は掴めた。その、キーチェーンにつけられた
 マスコットが、あんたの能力の象徴なのか?

 もちろん、協力させてほしい・・・。レース復帰のためだ。
 ところで、どうして俺がスタンド使いだってことがわかったんだ?」

413:2008/12/28(日) 00:43:19
>>412
『トレンス』は、キーチェーンのマスコットを順番に確認する様に触り出す。
 
「言わなかったか?
『同じ船』だったのさ・・・・・・・・・・・・。」
 
そう言って、『トレンス』は微かに笑みを浮かべた。
 
「まあ、先に『向こう岸』まで渡る方法を考えよう。
『サンタレン』の港は、対岸にある・・・・・・・・・・・・・レースを続行したいなら、
『サンタレン』に辿り着かなければならない。
こちらの岸に道路は無いし、何より不自然だからな・・・・・・・・・・・。」

414イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/28(日) 22:02:21
>>413
「・・・そうだな。向こう岸を目指そう。

 あそこに、港らしきものが見えるな。
 このあたりに、集落でもあるんじゃないか?
 現地の人と会えれば、ボートが借りれるかもしれない。」

数百メートル先の対岸を指差しながら、対岸までの川幅を確認する。

415:2008/12/29(月) 00:16:25
>>414
対岸までは、数キロメートルの距離がある。
川幅は、下流に進むに従って、次第に広がっている様にも思えた。
 
「これ以上先に進むと、向こう岸に渡るのがキツくなるだけだ。
集落を探すのはいいが、俺は現地語を知らない。
とにかく、方法を見つけてくれ・・・・・・・・・・・俺は、この辺りで待っている。」
 
『トレンス』が言った。

416イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/29(月) 00:48:57
>>415
「・・・ああ、わかった。とりあえず周囲を見て回って来る。
 その前に・・・俺たちのほかに、生存者はいないんだろうか。
 運良くこの辺りに流れ着いた奴は居なかったか?」

『トレンス』に1つ質問をする。

417:2008/12/29(月) 23:35:38
>>416
「生存者には、気を付けてくれ。」
 
『トレンス』は、近くの木に背をもたれて言った。
 
「残っているのは、3〜4人か・・・・・・・・・・・・知っているだろうが、奴らも『能力』を持っている。
俺が知っているのは、身体を『生きたままグズグズに崩す能力』だけだが。
確か、ガタイの良い黒人だったはずだ。
敵か味方か知らないが、好戦的なのは分かっている。」

418イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/30(火) 13:40:59
>>417
「・・・その黒人とは、たぶん船が沈む直前に出会ったな。
 血塗れの船員を引き摺っていた黒人がいた・・・たぶん、そいつがそうなんだろう。
 
 俺が知っている情報も、教えよう。
 他には・・・精神世界に引きずり込んで、自分自身に襲わせる能力の奴と出会った。
 白人の中年男性だ。
 あと、『マリオ』という他人に化ける能力を持った奴があの船には乗っていた・・・」

『トレンス』に、自分が知っているスタンド使いの情報を
教えつつ、キーチェーンについているマスコットの数を数える。

>>403で、所持品は全て流された、とあるが手鏡も流されたのだろうか。
そうであるならば、『トレンス』に手鏡を持っていないか尋ねる。

419:2008/12/30(火) 21:17:54
>>418
キーチェーンのマスコットは、10個程ある様だった。
手鏡は、『トレンス』も持っていない。
 
「『マリオ』って、殺人鬼がいたな・・・・・・あっちは、捕まったんだったか。
まあ、早く向こう岸に渡る方法を探そう。」

420イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/12/31(水) 01:24:13
>>419
(マスコットは、10個か。
 ・・・マスコット化する基準はどこにあるんだろうな。
 まあ、今は向こう岸に渡る方法を探して、レースに復帰することが先決だ。

 手鏡が無いのは痛いが、今は誰の『魂』も持っていない状態だから
 手鏡があっても状況は一緒みたいなものか。
 ニコライはともかくとして『ベースハンター』が使えないのは痛いな。)
 
「ああ、それじゃあ行って来る。『トレンス』は、ここで待っていてくれ」

ジャングルに分け入る。
ジャングルの中に、何か人の通った痕跡は見つけられないだろうか。
見つかればそこを辿って行きたいのだが・・・。
見つからない様なら、ジャングルを出て、河沿いを上流に向かって
しばらく歩いてみる。

421:2008/12/31(水) 01:51:09
>>420
熱帯雨林のジャングルは、『イワツキー』の予想以上にジメジメとしており、
不快だった。
足元は腐葉土に腐った枝、細い木の根だらけで、人間の通った形跡は無い。
河岸に戻ると、『トレンス』は川に小便をしていた・・・・・・・・・・・・。
 
上流に向かって歩くと、少しして船の残骸が漂着しているのを見つける。
どこの部分かも分からない木片で、役に立ちそうには思えない。
ふと、上空からヘリコプターのプロペラ音が聞こえて来た。
音から推測して、数は2機・・・・・・・・・・・・機影は、まだ目視していない。

422イワツキー『ドリーム・シアター』:2009/01/01(木) 00:38:22
>>421
(やはり、ジャングルをあても無くうろつくのは危険だな・・・。
 『トレンス』のいた川辺に戻ることも危ういな、これは)

川辺を上流に向かって歩き、プロペラ音に気付く。

「この音はッ!・・・救助に来たのか?それとも単なる通りがかりか?」
上着を脱ぎ、機影を確認できたらそれを振り回し少しでもアピール。

恐らく・・・この周辺にいるであろう生存者も、このプロペラ音を耳にしているだろう。
それに気付いて、姿を現すのだろうか。そちらにも注意を配りたい。
上空のみに注意を取られることなく、周辺にも出来るだけ注意を払う。

423:2009/01/01(木) 00:59:51
>>422
『イワツキー』は、まだ濡れたままの上着を手に取り、大きく振った。
周囲に人影は無く、出て来る様子も無い・・・・・・・・・・。
ヘリコプターが『イワツキー』の存在を捉えたかどうかは、分からなかった。
反応の示されないまま、ヘリコプターは下流へと飛んで行く。
 
『ドドドドドドドドド』
 
機影を見送る様に眺めていると、後方で微かに枝葉の擦れ合う音が響いた。

424イワツキー『ドリーム・シアター』:2009/01/02(金) 23:11:58
>>423
(ああ・・・予想はしていたが、やはりそのまま飛んでいくのを見送るのはつらいな。
 いや、もしも、ここで救助されてたらレースはリタイアということになるのか?)

音に気付き、後方を振り返り呼びかける。
「誰か、そこにいるのか・・・?」

425:2009/01/03(土) 02:11:19
>>424
『イワツキー』の呼び掛けに、返事は無かった。
木々の生い茂る密林では、数メートル先にも何かあるのか確認する事が難しい。
ふと、奥の方から人の声が聞こえた・・・・・・・・・・・・。
 
「君の『能力』は、選ばれたものだ・・・・・・・・・・『精神の才能』なんだ。」
 
男の声だった。
若い男の様でもあり、中年か初老の声にも聞こえる。
『イワツキー』は、それが自分に対する言葉である事を察した。

426イワツキー『ドリーム・シアター』:2009/01/03(土) 23:01:32
>>425
「誰かは知らないが・・・お前は・・・あの、『ベレン』行きの
 船に乗っていたレースの参加者なのか?

 お前も、俺と同じようにスタンド能力を持っているんだな。
 俺に声をかけてきた理由・・・話してくれないか?」

 その場から茂みの奥の男に向かって語りかける。
 同時に周囲をそれとなく確認。他に人の気配はするだろうか?

427:2009/01/04(日) 00:08:03
>>426
周囲には、他に人の気配は無い。
『イワツキー』の問い掛けに、再び男の声が聞こえて来る。
 
「君は、何を望んでいる・・・・・・・・?
このレースは、『呪われている』ぞ。」

428イワツキー『ドリーム・シアター』:2009/01/04(日) 00:44:45
>>427
「俺は・・・レースに勝利して、腐敗した祖国から
 抜け出すんだ。その為の金が欲しい。
 その為にも、なんとしてでもレースに復帰する方法を探しているんだが・・・。

 『呪われている』とは、どういう意味でだ?
 確かに、これまでに何人か特別な能力を持った奴と出会ってきた。
 命のやり取りもあった。
 単なるレースではないことは薄々感じていたが・・・。

 もう一度訊くぜ。『呪われている』とはどういう意味だ・・・?」

 再度、その場から語りかける。

429:2009/01/05(月) 01:21:52
>>428
『バシャッ!』
 
不意に、背後で水音が響いた。
『イワツキー』が咄嗟に振り向くと、川面に一艘のボートが浮かんでいる。
 
「『UFO』・・・・・・・・・・」
 
再び背後で、男の声が聞こえた。
何度か話し掛けたが、それ以上は何の返事も無い。

430イワツキー『ドリーム・シアター』:2009/01/05(月) 21:33:22
>>429
「ユ、『UFO』・・・?おい、何の話だ?
 あのボートはお前が用意したのか?おいったら・・・」

返事が返ってこない。このままジャングルの中に分け入り
男を探すことは難しいだろう。

突然現れたボートを引き寄せ、調べたい。
特に異常がないようならば、とにかく念願のボートを
手に入れることが出来たわけだ。
『トレンス』のところまで移動しよう。ボートは手漕ぎか?
それともエンジン付き?『トレンス』の
いた川辺までこのボートに乗って移動したい。

431:2009/01/06(火) 00:07:25
>>430
河岸にボートを引き寄せた『イワツキー』は、艇内に異常が無い事を確認する。
小型のエンジン付きボートで、特徴の無い木製だった。
小気味良いエンジン音を響かせ、『イワツキー』は『トレンス』の元へ向かう。
 
『ドドドドドドドドドドドドドドド』
 
ボートに乗った2人は、対岸へと川を渡る。
さらに、対岸を数百メートル進むと、渡河口が見えて来た・・・・・・・・・・・・。
河岸に簡素な港が形成されており、2人の乗っているボートと同じ様な小船が
何艘か停泊している。
人影は疎らだったが、現地人らしき黒人の姿が何人か確認出来た。

432イワツキー『ドリーム・シアター』:2009/01/06(火) 21:27:40
>>431
「さて、と・・・港だな。他に何艘かボートも停まってる・・・。
 人も何人かいるな。あそこの港にボートを停めるぜ。
 
 ところで『トレンス』・・・お前の能力は、このボートにも使えるのか?」

船を港に近づけつつ、『トレンス』に質問を投げかける。

433:2009/01/09(金) 01:10:10
>>432
「さあ・・・・・・」
 
『トレンス』は、曖昧な返事をした。
2人を乗せたボートは、無事渡河口に停泊する。
あまり見慣れないのか、周囲から好奇の視線を感じた。
 
「ここは、『サンタレン』じゃあないな・・・・・・・・・・・・・少し手前の方か。
ここから、車で行けるかどうか確かめよう。」
 
そう言うと、『トレンス』は渡河口から陸へと歩き出す。
『トレンス』の言う通り、停泊したのは小さな村の様だった。
みすぼらしい小屋の様な建物が建ち並び、道路も舗装されていない。
少し歩くと、村の外に出る・・・・・・・・・・・・熱帯雨林の中を、道が続いていた。

434イワツキー『ドリーム・シアター』:2009/01/09(金) 23:22:22
>>433
「・・・・・・。」

『トレンス』の後をついて歩く。
誰かにつけられているかどうか、時折確認しつつ進む。
何か異常はあるだろうか?

目の前に現れた道は、車が走行可能なものだろうか?

435:2009/01/10(土) 00:23:24
>>434
村人達は、ただ視線を向けるだけで、それ以上の事は何もしない。
熱帯雨林を続く道には、車のタイヤ痕が確認出来た。
 
「道路だ・・・・・・・・・これで、何とかなりそうだな。」
 
『トレンス』は、そう言って道路を辿りながら歩き出す。
その手には、キーチェーンを取り出していた。

436イワツキー『ドリーム・シアター』:2009/01/10(土) 00:40:58
>>435
(どうやら後をつけてくる者はいないようだな・・・
 こんな見知らぬ土地で原住民を敵に回すのは避けたかったところだ。
 あとは、生き残りのスタンド使いたちだが・・・
 今のところは平和だな、今のところは・・・)

「ああ・・・これでお互いレースに復帰できるな。
『トレンス』・・・俺に愛車のハンドルを早く握らせてくれ」
『トレンス』の持つキーチェーンに注目する。
どのような手順でマスコットを元の大きさに戻すかはわからないが
何か違和感が感じられるような展開には注意しておく。

437:2009/01/10(土) 01:49:38
>>436
『ドドドドドドドドドドド』
 
道幅は、約4メートル。
周囲に2人以外の人影は無く、木々の揺れる音と熱帯の生き物達の鳴き声が
聞こえるだけだった。
ふと、『トレンス』の横に『スタンド』の像が見えた・・・・・・・・・・・・・。
 
鉄筋の骨組みの様な『スタンド』で、頭部はカプセル型の錠剤を思わせる。
その手がマスコットを掴むと、『ポチョムキン』のマスコットが消えた。
 
「約束だからな・・・・・・・・せいぜい、頑張ってくれ。」
 
気が付くと、『イワツキー』の横に『ポチョムキン』が停まっている。

438イワツキー『ドリーム・シアター』:2009/01/11(日) 00:37:01
>>438
「・・・おお、確かに我が愛車『ポチョムキン』・・・。
 『トレンス』、感謝するぜ。
 お前のおかげでレースに復帰できた。」

車に異常があるかどうか確認し、異常がないようなら
車に乗り込む。
・・・『トレンス』のゼッケンと、ついでに車種を確認しておこう。
この先、またどこかで会うかもしれない。

439:2009/01/11(日) 01:03:02
>>438
『トレンス』のゼッケンや車種は、その車両が無いので分からない。
『イワツキー』は、特に異常が無い事を確認すると、車に乗り込んだ・・・・・・・・・・。
懐かしいシートの感触は、確かに自分の車だった。
 
「次に会うのは、『サードステージ』だろうな。」
 
『トレンス』が言った。

440イワツキー『ドリーム・シアター』:2009/01/11(日) 01:37:37
>>439
「ああ、そうだな、次は『サードステージ』だ・・・。

 じゃあ俺は、レースに復帰するぜ。
 それじゃあ、元気でな」
エンジンをかけつつ、『トレンス』に語りかける。
愛車を走らせ、レースに復帰しよう。

441:2009/01/11(日) 01:57:12
>>440
車を走らせ、再びレースに戻る・・・・・・・・・・・・。
バックミラーに映った『トレンス』の姿も、すぐに見えなくなった。
 
熱帯雨林を越え、『イワツキー』が『サンタレン』に着いたのは翌日。
運搬船の事故のニュースは、すでに広まっていた。
『ベレン』行きの船に乗り、『イワツキー』は次のステージを目指す。
 
『マナウス→ベレン』特別運行船
乗務員:20名(全員死亡)
乗客:116名(死亡109名、消息不明3名)
 
→TO BE CONTINUED.


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