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SBR『ベースハンター』

1:2008/05/06(火) 02:37:02
『マナウス』から『サンタレン』を経由し、『ベレン』へ。
アマゾン川を下る連絡船は、緩やかな波に揺れながら、レース参加者達を運んで行く。
 
『PM 19:40』
 
『イワツキー』と『サンドコート』は、食事を終えて一息付いていた。

2イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/06(火) 09:59:48
>>1
「こんなメシでも我が軍のレーションよりかはずっとましだな。」

 眠る前に見た巨大魚のことを思い出す。
 どこか、水面を一望できるところを探し、そこから暇つぶしがてら
 水面を眺めていよう。

 「アマゾン河に幻の巨大魚を見た!!っていう気分だぜ」

3サンドコート:2008/05/06(火) 13:58:48
>>1
「さて、腹ごなしに少し歩きますか」

どこか見晴らしの良い場所へ行きたい。

4:2008/05/07(水) 02:25:25
>>2
『イワツキー』は、船の先端付近に足を向けた。
他にも数人の乗客が集まっており、各々がアマゾン川の流れに目を向けている。
船のライトが照らす水面は、日中のそれとは違った、不気味な印象を受けた。
>>3
船の2階に上がった『サンドコート』は、通路の縁からアマゾン川を見下ろす。
船のライトが照らし出す川面は、生き物の様に不気味に波打っていた。

5サンドコート:2008/05/07(水) 19:26:39
>>4
「アマゾン川って確かピラニアがいるんでしたっけ、
 まあ川に落ちた牛が一瞬で骨になる、なんてのはフィクションの中だけでしょうが、
 子供の頃は一度見てみたいと思ってたな、そういえば」

船の上に視線を移し、他の乗客を観察する。

6イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/07(水) 21:09:49
>>4
「・・・これは雰囲気出てるな。
 未知の生物が現れても不思議じゃあない・・・。」

 手すりに捕まりながら、水面を眺める。

7:2008/05/08(木) 00:03:21
>>5
周囲には、『サンドコート』と同じく縁から川を眺めている乗客達がいた。
酒や食べ物を持参している者もおり、1人で佇んでいたり、数人で談笑している
者など、その様子は様々だった・・・・・・・・・・・・。
 
「あ━━━━━━━━ッ!」
 
ふと、下の方で誰かの叫び声が聞こえる。
咄嗟に見下ろしたが、特に変わった様子は無い。

8:2008/05/08(木) 00:04:15
>>6
『ザバァァァアアアッ!!』
 
━━━━━━━━突然、川面が大きく揺れた。
次の瞬間、巨大な・・・・・・・・・・鱗で覆われた、胴の長い魚が飛び出す。
 
「あ━━━━━━━━━ッ!!」
 
誰かが叫んだ。
魚の大きさは、目算でも5メートル以上ある様に見える。
巨大魚は、『イワツキー』の眼前で、縁にいた乗客の1人を丸呑みにすると、
そのまま再び川に飛び込んだ・・・・・・・・・・・・船体が、微かに揺れる。

9サンドコート:2008/05/08(木) 00:17:24
>>7
「……何だ!?」

声のしたほうにいる人の様子はどうだろうか。
自分が見逃したとしても何かあったなら反応を見せるはずだ。

10イワツキー『ドリーム・シアター』:2008/05/08(木) 21:29:52
>>8
「・・・ってマジかよ!
 人間を捕食する魚がアマゾンにいるだなんて知らねーぞ!!」

 とっさに川面から離れ、他の乗客に聞こえるよう大声で叫ぼう。

「川に近付くな!!ヤベー魚がいる!!
 1人、食われた!!!」

11:2008/05/09(金) 00:40:39
>>9
声のした方を見下ろすと、川面に大きな波紋が広がっていた。
 
「川に近付くな!!ヤベー魚がいる!!
1人、食われた!!!」
 
再び、下で誰かの叫ぶ声が聞こえると、『サンドコート』の周囲にいた
乗客達も下の方を覗き始める。
>>10
周囲の乗客達が、一斉に『イワツキー』の方を振り向く。
 
「魚!?どこだッ!?」
 
「『ピラニア』か?
おい、誰か川に落ちたのかッッ!?」


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