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繰り返される悪夢【長編】

19よこせう:2004/04/29(木) 14:26 ID:lAs5j9Yw
No2:宣告

神谷塁(男子)は、静かに眼を開けた。眼を開けて、驚いた。
眼前に広がる光景は、とても古汚い部屋だった。けど、妙に広い。
塁は当たりを寝起き眼で見渡した。何処かで見た風景。あっ、教室か。
それでやっと気付いた。ここは何処かの学校の教室なのだ。
塁は、立ち上がらず、その場で、皆が起きるまで待った。時計は、丁度2時を指している。
どうりで眠いわけだ。でも・・・・・・!
外はとても明るい。塁は、自分の腕時計を見た。それで、驚愕した。
AM2時。
何故だ?こんなに明るいのに?もう、夜中じゃないのかよ・・・・・・。
不思議な感覚に包まれながら、塁はそのまま座っているしかなかった。

暫くすると、他の生徒もどんどん起き出した。すると、教室内に声が聞こえる。
「どこだよここ・・・・・・」
「あれ?もう沖縄?」
「いや、・・・っていうか、もう2時・・・!でも、外は明るい!」
誰か気付いた様だ。塁は、この事情を説明してくれる人物が現るまで、暫く待っていた。

いきなり、目の前にある、黒板(の様なスクリーン)がびかっと光りだした。
「うわっ!眩しい!」
スクリーンに、男の顔が映った。
妙ににこにこしている。しかも、どこかで会った記憶が・・・・・・?
その男がいきなり笑い出した。
「起きちゃったかぁ、やあ、おはよう。今から事の説明をするよ」
全員、画面に釘付けだった。皆、一言も発しない。
「まず、主要を言うよ。
 君達は、今年のプログラムに参加されました!」

【残り49人】


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