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バトルロワイアルぺティー

107リズコ:2004/03/23(火) 01:29 ID:1Nf1VncU
梅原ゆき(女子八番)は、痛みをかかえた左肩を庇いながら、南へ向かっていった。
森の近くまできて、ゆきはハッとした。

そうだ、森の奥は禁止エリアだ。これ以上向こうへは行けない。元来た道を戻ろう。そばかすがどうとか気にしている場合じゃない。
でも、もう息が切れて限界だった。ゆきは背後を振り返った。幸い、新島は追ってきていないようだった。

ゆきはゼーゼーと息を荒げながら、木の陰に隠れ、やっと腰を下ろした。陽はもう高く上っていて、熱かった。

ゆきはデイバックから水を取り出して飲んでいた。おいしかった。それから、フッと息をついた。


その時、また森の奥のから足音が聞こえた。
また人だ。ゆきはチッと舌打ちをして、立ち上がろうとした。


今度は誰?怪訝な表情のゆきの目は、思ってもみなかった人物の登場で、大きく見開かれた。
そこには、ゆきが会いたくてたまらなかった、千嶋和輝(男子九番)が、いた。


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