[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
それは散り逝く者への子守唄(半リレー)
324
:
レベッカ </b><font color=#FF0000>(db9uPG2s)</font><b>
:2004/06/16(水) 00:30 ID:TrTOgLeA
121 信じぬ強さ〜The strength which it does not believe〜
ふと・・・脚を止めた。
俺って・・・やっぱり裏切り者なんだよなぁ・・・・・・。
裏切り者・・・
「ふぅ―――」
いやはや・・・結構グサっとくるな・・・
でもよ・・・結局皆も俺みたいな状況になったら多分この選択をするだろうよ。
優やききだって・・・あんな偽善な奴等だってどうせ・・・心の深層はエゴに決まっている。
何が・・・―――俺は皆を信じてるからな―――だよ。結局、最後は自分だけ還ろうと思ってるんだろ?アイツも・・・
ふん・・・。俺は信じねぇ・・・。
ニヤリ―――まさにそんな風に笑っていた。
信じぬ者の強さ。だがそれは悲しき強さでもある。
友を裏切ったという罪悪感・・・そして・・・心に巣食うアノ存在―――
一度・・・俯く
「決めた・・・俺は・・・今この瞬間、全てを敵に回す。覚悟はいいか?菅原 仁よ・・・。俺は今からマーダーになる。それでも後悔はしないな?」
そして・・・小さく頷く。
一度眼を閉じ・・・そして開く。
眼が違った―――
決意の宿った・・・綺麗な瞳
悲しい・・・決意の宿った。その・・・眼。
「俺は生きて還る・・・文句ないな?皆―――」
無論。返答は無い。
しかし、それでも満足そうに一度首を縦に
そして、再び歩き始める。
今度は先ほどの様に速い足取りではなく
一歩一歩・・・確実に
その足跡には自信と殺気の二つの色があった。
清々しい気分だ・・・すげぇ気持ちいい・・・この気分ならイケるな
さっさと未来を拉致って
俺は・・・他の奴を処分と
あ・・・いや未来を殺しても良かったはず・・・
う〜んどーすっかなぁ
しかし・・・未来がどうなるか興味もある。
殺すのは惜しいなぁ・・・
う〜む・・・
いや・・・ちょっとマテよ
そういや・・・俺闇雲に走ってきたが・・・
もしかしたら・・・さっきの爆発で向かっているかもしれない
っていうかそんな事ぐらい気づけよ俺・・・
くるっと180°方向転換。
そして・・・
ダッシュ
それはもちろん待ち伏せのため。
心に巣食う魔物はちとおっちょこちょいであった。
【残り17名】
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板