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それは散り逝く者への子守唄(半リレー)

292レベッカ </b><font color=#FF0000>(db9uPG2s)</font><b>:2004/05/11(火) 00:13 ID:6xD/Oqsc
106 迷い〜Perplexity〜

 優は、静まり返ったソノ場所で遠くを見ていた。
琢磨もそれからしばらくして戻ってきた。
イングラムは手に無かった。
それでいい・・・
そのほうがいい・・・

アイツのためにも、俺達は頑張らなきゃなぁ・・・

そして意を決したように立ち上がり。
「うっし!!円陣でも組みますか?」
「なんだそりゃ・・・」
未来は、すでに臨戦態勢だった。
眼が獲物を狙う狩人の如く

「まぁ〜まぁ〜いいじゃん円陣ぐらい」
達樹がなだめる。
「んじゃみんな集まって〜」


「マテ・・・なんで俺が中央に・・・」
「袋じゃ」「私刑じゃ」「なんでやねんっ!!!」
達樹と琢磨と健斗が馬鹿をやっている。
無論中央は達樹で・・・

そんな彼らを見て笑っていることが出来る余裕があった。

「さて冗談はいいとして・・・」
そう切り出したのは散々コントをやってからのこと
「猿人組みますか?」
「・・・・・・イントネーションが違ったような気がするけど組むか」
「ああ」

そして俺らは組んだ。


懐かしいな・・・大会の時も組んだよなぁ

負けちゃったけど


懐かしい・・・か


まだ一ヶ月も経ってないのにな


アレから


アノ幸せだった日々から


でも・・・俺達は還るんだ。アノ日常へと


もう修復は出来ない


けど


新たな日常がまたそこから生まれる。


だから願いを込めて――――





「いくぞーっ!!!!」

「おぉぉぉぉっ!!!!」



【残り18名】


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