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City Hunterの香で射精@エロパロ避難所

61345。1:2005/12/19(月) 09:25:46
605さんは2を選ばれました。
まあ、いろいろご意見はありますが、常識はずれの男の落とし穴ということで(w

「…そ、それはないでしょう…」
少々うろたえながらもやっと発された僚の言葉。
明美も深く頷いた。
「まあ、自信のない声じゃのう…」
おかしいといわんばかりの教授の声がすぐ返った。
「以前ミックくんが言っておったが、香くんの初恋の相手はおまえさんだそうだが」
「そうなんですか?」
突然に冷静になった僚の声に、それくらいは僚も認知していたと、
教授と明美は確信した。
「二人とも、えらい奥手じゃのう…」
「おれは手、早いですよ」
大きく漏れる教授のため息が聞こえる。
「まあ、いい。初恋は実らないのいうのが相場じゃから…」
明美も頷く。
「教授、いったいなにが言いたいのですか?」
「こっちに」

僚は教授の後から香の寝ているベッドへと向かった。
怪我を負っている背中に負担が掛からないよう、
横向きになるようにされていた。
こちらを向いている香の寝顔は、薬が効いているためか穏やかだった。
「頭を打たれておる」
僚は教授の言葉に頷いた。
「ええ…」
「さっきあっちの部屋で情報を受け取ったのじゃが、
香くんを襲った男というのが、またやっかいな男での」
僚の表情が険しくなるが、教授は続けた。
「以前の組織の中で、誘拐する女性を調教する係りの1人だったそうじゃ。
じゃが、女性を痛めつけてそれを見て興奮して犯す性癖がだんだんと酷くなり、
係りから外されたと。
…まあ、最後の女性は死ぬ寸前まで殴られ商品価値すらなくなってしまったとかで、
それで違う役目を与えられてたわけじゃな。
盗撮監視という」
「…」
僚が口の中でなにかつぶやいていたが、どうにも聞き取れない。
「なにか言ったかのう?」
教授が聞き返すと、一呼吸置いて僚ははっきりとそれを口にした。
「殺してやるつもりでした」
「よく思いとどまったものじゃ」
「香が…香…
早く助けたかったから…
すぐに冴子たちが来てたのを知ったから…
さすがに殺してたら香を連れてあの場を抜けられなくなるから…」
僚は眠っている香の前に膝をつくと、その手をとって胸に当てた。
「ん……」
香の顔が歪む。
「僚…以前は別れるのは無理じゃろうと言ったが。
もし、香くんがまた記憶を一時的にでも失くしておったら、
もし、おまえさんを忘れてしまったようだったら…
返してやるのもいいかと思うのじゃが…」
僚の手に力が籠もる。
「…あっ…」
香が痛みに呻く。
僚は慌ててその手を開き、そっと戻した。
「今回、盗撮など分かっていながらそれを見過ごしたのは何故じゃ?」
「…それは…その…
香のまずい写真を見つけて…」
「それだけで動揺してしまったのか?」
僚はうな垂れた。
教授はため息をついた。
「香くんに惚れててメロメロなんじゃのう…」
「は?なんですか?その恥ずかしい表現は」
教授は疲れた笑いをしながら僚に応えた。
「以前おまえさんが言った言葉を使わせてもらっただけじゃ。
物忘れの激しい男じゃのう」
僚は何も言えない。
だが記憶力はいいほうだ。
それに関して覚えてないのではなく言った記憶を消したかっただけだ。


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