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City Hunterの香で射精@エロパロ避難所

38645。:2005/08/15(月) 03:39:34
385さんは1を選ばれました。

答えろと言われて簡単に答えられる性格だったら、
こんなにも長い間一緒に暮らしていながら、
自らに”おあずけ”を課せはしなかった。
いつも求めたいと願いつつ、それを押し留めていた。
泣かせたくないのに泣かせ続け、
手放したくないのに突き放そうと心がけてきた。
その理由。
理由?
じっと見つめる香の瞳から、
僚は顔を逸らせた。
自分でも赤くなってきているのが分かる。
香は驚いてさらに目を丸くして僚を見つめた。
「ちょ…、ちょっと待ってくれ」
うろたえ香から手を離して後ろ向きになり考え込むその姿に、
香はさらに驚かされた。
「りょ……」
そっとその肩に香が手を触れると、
思い切り驚いたようにビクリとし叫んだ。
「おわ!」
その声の大きさに香も驚いたが、
本人も驚いた。
「大丈夫?」
心配して聞く香の声に、
僚は思い切って振り返り、
その動揺している顔を見られないように、
香の頭を抱きしめた。
「悪い……。
おれの身勝手だ」
その僚の身体の熱さに声に、
冷えてきた香の身体と心は和んだ。
「身勝手で、あたしを側に置いてくれていたの?」
僚は「確かに」と思いながらも、
それを口にしたら、まるっきりの馬鹿だと思った。
香もじっと考えていた。
なぜ自分はここに居るのかを。
アニキが死んで、
本当ならあの時、
僚に資金を渡され逃げろと言われた時に、
逃げていれば普通の生活が続けられた。
僚が自分とは違う世界の人間だと知っていたのに、
パートナーになると言ったのは何故だろう。
今までアニキと二人で暮らしてきて、
それが突然一人になってしまったのが怖かったから?
それもあるかもしれない。
仇をとりたいと思ったのもあるかもしれない。
でも…あの時なぜか思った。
裏の世界でナンバーワンを自他共に認めている最強の男であるはずの、
この冴羽僚が、心なしか寂しげに見えた。
あの時同じに思えたのだ。自分と。
共に大切な相手を失った普通の人間。
世間では特別な存在であるはずの男。
確かにその実力は認めるし、一目は置いているはずだった。
でも畏怖の対象にはなれなかった。
それは……
それでももう駄目だと思った。
心が悲鳴をあげそうに軋んだが、
香は自分に出来ることをしなければと思った。
僚と顔を合わせるのを避け、
今だけはとそのままの体勢で聞いた。
「じゃあ、あたしが…
もうここには居られないと言ったら…
勝手に逃げたら…お願い…あたしのこと、
忘れてくれる?
初めからいなかったんだって」
僚の身体に戦慄が走った。
思わず香の肩を掴み、
その顔を見る。
目をそらせるかと思っていた香は、
しっかりと僚を見つめていた。
「おまえ、なにをいったい…」
知らず殺気がこもる。
香は泣きそうになるのを堪えて口を開いた。
僚の目に誤魔化しは利きそうにない。
「足手まといなら、良くは無いけど…まだいい。
でも、覚えているでしょう?
あたしが男に犯されても、一人で何も出来なかった事。
それなのに、まだあたしを、
大金を払ってまで買って、
僚を狙おうとしている男が、他にもいるっていうこと。
あたしは……
あたしが…と、
死……じゃ…うかもしれないじゃない」
僚は香を抱きしめ、
その口唇を思い切り塞いだ。
香はもがき抵抗するが、
身体は奮えるほどに熱くなっている。

(さて3択です。1明美、尋ねてくる。2電話鳴る、出る。3電話鳴る、出ない。レスよろしく)


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