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他人が書いた小説の一部を批評するスレ

1イラストで騙す予定の名無しさん:2004/02/20(金) 16:17
 書いてみたはいいけど、この表現どうなの?会話シーンに自信ないんだけど、ちょっと見てもらいたい・・・。
 そんな悩みを抱えるあなたは、このスレに、書いた作品の一部を載せてみましょう。
 ついでに、執筆上の悩みもガンガンぶちまけましょう。
 
 投稿する際には、あまりに長いのは避けてください。また、このスレはオリジナル限定とします。
 その他は、ライトノベルであれば、ジャンルその他は問いません。

1325イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/05(金) 02:28:28
 なかなかブラックな導入で良いんじゃないか? この先を読んでみたい気にさせられるよ。
ただ細かい所を指摘するなら”――”と”……”を併用するなら、自分なりに原則を決めないと。

 >「撲殺……?」
 >「――壮絶だよ。被害者はもう死んでるのに、警察が来ても殴ってたって言うんだから」
 >そして私は、彼が殺人を犯し――警察に射殺されたことを知った。
 >――私の嫌いなあの人を、消してしまったんじゃないか。

 こんな風に使い方が乱立すると、読者が混乱し易いからね。文を挿入するのに使うのか、
会話や文に一拍置く為に使うのか決め統一しましょうよ。

1326イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/05(金) 13:50:14
>>1323-1324
悪くないと思う。
よくを言えば描写がちょっと上滑りな感じ。
(深刻さを出そうとしているのに、リアリティが足りないので空回りしている)

暗い話は、(個人的には)落としどころをどこに持っていくかが肝心だと思うので、
このテンションを下げずに書ききれば面白い物になるんじゃないだろうか。

1327イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/05(金) 14:08:26
てか、最近、レベル高くね?

1328イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/05(金) 16:15:01
最近?

1329イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/05(金) 16:43:33
>>1328
最近、ってか>>1264>>1312>>1323が上手いなあって、それだけ

1330イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/06(土) 21:38:27
ある日本を読んだら、このスレに書き込まれた文が載っていた。
――なんてことがあったら面白いな。

>>1329
確かに最近レベルが高くなったと思う。
個人的には>>1323が好き。続きを読んでみたい。

1331イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/09(火) 01:24:58
今書いているものの導入部 よろしければ評価頼む
ttp://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0119.txt

1332イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/09(火) 07:25:25
この短さで、しかも幼女の一人称だから、評価は難しいけど。

冒頭いきなり説明入れてるのは、短編ならともかく、長編なら止めた方がいいと思う。
舌足らずのいかにも子供っぽい会話が続くのは、正直、読むのがかったるい。
こんなあどけない子が、という同情が狙いとは判るし、
でも実は、なんて展開もあるのかもしれないけど。

ディテールが書かれてなく全て抽象的、頭の中だけで考えた感じで
理解は出来るけど響いてこない気がする。
例えば、執着しているベルはどんな外観?主人公にはどう見えているの?

寂しそうにしてる女の子のイラストが一枚あればいいってことかも。

1333イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/10(水) 00:37:22
>>1332
ありがとう 参考にちょっといじってみた
ttp://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0120.txt

1334イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/10(水) 18:54:32
戦闘シーンを抜粋してみた。

「ふんッ!!」
 裂帛の気勢と共に振り下ろされたヘルベルトの大剣は、オトカルの
かざした盾に受け止められる。続いて繰り出されたオトカルの長剣を、
ヘルベルトが引き戻した剣で弾く。
 幼い日々を共に過ごした古城を舞台に、兄と弟は剣を交わした。鋼
と鋼がぶつかりあって火花を散らし、激しい刃鳴りの音が連環する。
 十合――オトカルの鋭い突きがヘルベルトの兜をかすめ、面頬を弾
き飛ばす。
 二十合――ヘルベルトの強烈な斬撃が、オトカルの胸甲に亀裂を刻
む。
 双方の力量は互角であり、剣戟はいつ果てるともなく続いた。石造り
の暗い室内にチラチラと陽光が差し込み、兄弟の相克を複雑な陰影で
照らし出す。
 四十余合も渡り合っただろうか。横殴りに振るわれたヘルベルトの剛
剣を、オトカルは身を沈めてかわした。大剣の重さに引きずられ、ヘル
ベルトの腰がわずかに流れる。
 小さな、だが確かな隙を、オトカルは見逃さなかった。
 咄嗟の判断で盾を捨て、大きく踏み込む。ヘルベルトの右脇を駆けな
がら、両手で構え直した長剣を存分に遣った。
 無言で繰り出された斬撃は甲冑の脇、鎖帷子で編まれた急所の部分
を引き裂いた。兄の肉を切り、骨を断ち、臓腑を抉る感触が、生々しくオ
トカルの手に伝わる。
「ぐ、む……」
 苦鳴とともに、ヘルベルトの巨躯がぐらりと揺れる。それでもなお、振り
向きざまに剣を大上段に構えるが、それが限界だった。
 力を失った両手から大剣が滑り落ち、喉の奥からごぼりと熱い血の塊
が込み上げてくる。
 次の瞬間、まるで朽ちた巨木のようにヘルベルトは倒れ伏した。

1335イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/10(水) 19:24:47
名前の描写が多すぎて文章が間抜けになってる

1336イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/10(水) 19:26:17
たとえ三人称でも描写の主点は1人に合わせた方がいいと思われ

1337イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/11(木) 18:18:23
1280と1323が同じ作者という裏話

1338イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/11(木) 21:17:18
オトカルはオスカルにしろ

1339イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/11(木) 22:04:45
むしろラスカル

1340イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/12(金) 16:57:18
「貴方はいったい何人、罪も無い人たちを殺してきたのっ!!」
激高して少女が叫ぶ。
しかし男は、まるでなにかを思い出すように宙を見上げた。目を細めて、薄笑いを浮かべた。
「――かつて、私の仲間の一人に、とても残酷な男がいました。彼はいつも動物を残酷に殺し、それを得意げに私に話しました。
私はそれが嫌いではありませんでしたが、好きでもありませんでした。だから、適当に聞き流していたのです。そんなある日、彼は私に突然こんな質問をしてきました。
『お前は、今まで食べたパンの枚数を覚えているか?』確か、こうだったと思います。
私はどうせ、彼がまた何処からか引用してきたのだと考え――それはよくある事だったのです――そして、私はその質問に答えませんでした。彼が永遠にそこを去るまでです。
彼は次の日、大量殺人をして警察に射殺されました。彼の問いかけの理由は、死によって永遠の謎となったのです」
男が視線を戻す。視線がズバリと交わって、少しだけ少女は動揺した。男は話を続ける。
「――しかしだ。今なら、私は彼の質問の意図が理解できる。私は今まで食べたパンの枚数を覚えていない。覚える必要さえありません。
つまりはそういう事です。私は今まで殺した人間の数など覚えていません。それは私にとって、どうでもいい事なのです。貴方も、パンの枚数なんて覚えていないでしょう?
それが、『どうでもいいことだから』」
唇がつう、と三日月のように釣りあがる。

13411340:2006/05/12(金) 16:58:57
薄笑いを浮かべた。→薄笑いを浮かべる。

13421333:2006/05/13(土) 00:38:52
無反応なのはやっぱり根本的に駄目ってことですかね?

1343イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/13(土) 00:43:57
>>1340
>「貴方はいったい何人、罪も無い人たちを殺してきたのっ!!」
自分で言ってみると分かるが、リズムが悪い。
それに怒鳴っているヤツが一つのセリフを細かく区切ると怒鳴っているという説得力が無くなる。
「いったい何人の罪も無い」にするだけでも違う。

>目を細めて、薄笑いを浮かべた。
「目を細める」はそのまま笑顔になる事を指す。だから「薄笑い」は重複。
それと「三日月のように釣りあがる」とも重なってイメージが湧きづらい。

>視線がズバリと交わって
状況がハッキリしないが、一対一の状態で視線が交わるなんて当たり前だと思うが。
いちいち視線が交わって動揺してたら話にならんだろ。

>「――しかしだ。
ですます調が、ここだけ突然「である調」に変化している。
意図的なら構わないが、読んでいる限りでは効果性も感じられないし、ですます調に合わせた方がいい。

13441340:2006/05/13(土) 01:12:12
tasikani

1345イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/13(土) 04:17:00
 「お前は今まで食べてきたパンの数を覚えているか?」
              ‖
 俺にとっては殺人など食事と同じく日常茶飯事だよぉ〜ん

これって漫画か何かのパクリでしょうが。「JOJOの奇妙な冒険」だったかな?
マズイとは言わないが、主人公はもちろん私でも知ってる台詞だし、それを知ってるはずの主人公がなぜ

 「彼の問いかけの理由は、死によって永遠の謎となったのです」

なの?
即座に判る読者は凄く多いだろうし、そんな事をさも大発見であるかのように説明すると白けるよ。
何かを悟って解脱しちゃった筈の人が、ロジックも台詞も借り物のガジェットに過ぎないなんて。
うそ寒い冷酷さと虚無感を演出するにしても、その主人公なりのロジックを組み立てるべきでは?

13461340:2006/05/13(土) 09:31:17
2ちゃんねるのAAキャラが現実世界に、って言う設定なので
そういう部分は想定の範囲内です

1347イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/13(土) 11:18:59
>>1340
かなりありがちな台詞だが別に駄目とも思わない
ただ「っ」が入るとシリアスに見えない

13481345:2006/05/13(土) 15:42:02
成るほど。隠語や共通認識、いわゆる共通認識を逆手に取ったメタ小説書くのか。
難しい挑戦だけれど、それなら

 「彼がまた何処からか引用してきたのだと考え」

も生きてくるな。

1349リス愛好家:2006/05/15(月) 22:54:39
中途半端に長いですがよろしくお願いします。
http://www3.tok2.com/home/samuhan/html/%83f%83B%83%8a%83X.htm

1350イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/15(月) 23:14:42
>>1349
シーンごとに見せたいものが分りにくい上に、繋がりが悪い文章だね
あと一文の内容が薄いせいか流し読みすると訳わかんない
いい文章は流し読みしても読みやすいか、じっくり読みたくなる力がある
これにはそーいうものがまったくないよ。読んでてとにかくツライ
意味が分らなくってつかってるんだろうなって単語がたくさんあって
読んでて恥ずかしくなったよ。なのに描写に創意工夫が無い
久しぶりに誉めるべき所が無い文章読んだ。何も面白くない。
つらい。本当に辛かった。
ごめんねひどいこと書いて。
でも本当に読んでて辛かったんだ。

13511350:2006/05/15(月) 23:30:42
うーん、もう一回読み直してみたけど
具体的なアドバイスが出来ないよ…(汗)
それぐらい全体的にひどい。一文一文がつっこみどころだらけ。
さっきは感情的になってしまったような気がしたけどやっぱりひどかった。
>>1349さんは実は本を読むの好きじゃないんじゃないのかなぁ?
やる気の無い小学生の読書感想文みたいだと思った
だから何が駄目とかじゃなくて、もうそういうレベルじゃなくて
少なくとも人に文章を書くことを真摯に考えればこんな文書にはならない
創作者としてもっと「どうすれば自分の言いたいことが伝わるか」
考えようよ。基本だよ。
連投&乱文スマソ

1352リス愛好家:2006/05/15(月) 23:35:58
>>1350-1351
感想どもです。
これは実はダチと競作した作品で、
繋がりが悪いのはそのせいかもしれませんね。

具体的な解決策とかありますでしょうか?

13531350:2006/05/15(月) 23:49:01
>>1352
競作なんだ。だとしても関係ないよ。文章としての基本的な構築力が欠如しているから。
解決策ねぇ…オレも未熟者だから確実じゃないけど、とりあえずもっと
文章を読んでそれに対する感想を持つべきじゃないかなぁ。
ただ「おもしろかった」とか「つまんなかった」じゃなくて文章を論理的に
分解して構成を分析する訓練をしたらいいと思うよ

1354イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/15(月) 23:54:17
いきなり全力で読者を置いてけぼりにするなよ。

大気に煽られってなんだよ。大気かよ大気。無風でも煽られる不思議マントかよ。
殺傷を許可ってなんだよ。つか、殺傷を許可の次の言葉がいきなり殺せとの命かよ。命令か許可かどっちだよ。
一つの台詞の中でいきなり矛盾かよ。
てか、部下が帝王って呼ぶってなんだよそれ。もそっと勉強しろ勉強。
たった二行で錯乱二回も使うなよ。もう少し言葉覚えろよ。
彼は小走りに腕を掴んだかよ。位置関係どうなってるんだよ。おにゃのこから小走りで近寄らなきゃいかんほど距離があったら、
最初の乱射で巻き添え食ってるんじゃねえのかよ。

たった数行で、よくもまあここまでつっこみどころを詰め込めるな。感心するよ。
とても最後まで読めねえよ。ひどいとかなんとかいう以前の問題だよ。
小学生でも、マジでもっとつっこみどころの無い文書くぞ。
推敲って言葉知ってるか? 推敲しろよ。
おまい、こんな文章の本が本屋に並んでたとしてさ。
買う気になるか?

1355イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/16(火) 01:36:06
>>1349
競作って、どういう風に書いてるの?
句読点ごとに書く人が変わっているのか?

まずは文が滅茶苦茶。読んでて状況が思い浮かばないし、
修飾語や目的語が、どの単語に係っているのか非常にわかりづらい。
もうね、読んでてリアル鬼ごっこを思い出したよ。

とりあえず本を読むこと。夏目漱石とか太宰治とかがお勧め。もちろんラノベでも良いけれど。
それと書いた作品は何度か読み返して、意味の通じづらいと思う部分があったら修正すること。

1356リス愛好家:2006/05/16(火) 01:57:41
>>1350
一つの作品を読み込むってことですか?
某スレでは多くの作品を読めって言われて、どっちがいいんだろうか……。

>>1354
プロローグは、導入で引き付けるって基本に沿ってみました。
矛盾は、もうどうしようもないっすな。
共作相手も何も言わなかったし。

>>1355
キリのいい所まで書いて、ファイル受け渡し→以下ループっす。

一応、一節ごとに推敲はしてるんですが、足りないようですね。

1357イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/16(火) 06:52:45
今読み終わった。
ここまで起承転結のない言葉の羅列を読まされるとは思いもしなかった。

以前のから進歩してこれなら、1次を通るのは君の寿命が尽きても無理だな。


>某スレでは多くの作品を読めって言われて、どっちが良いのか。
両方。
多くの作品を何度も読み返せ。

1358イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/16(火) 10:13:28
>>1357
よく最後まで読めたな。えらい。

1359イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/16(火) 14:37:02
ここのスレ、結構常駐人がいるんだな

1360イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/16(火) 15:01:21
いるよん
ずっとROMってるが……

1361イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/16(火) 16:47:52
別スレのURLから飛んできて覗いてみたんだが、
あまりの酷さに五行目の時点で脳が拒否した。
共作だからつながりが悪い?
それ以前の問題だよ。
なんで敵性組織に追いつめられる主人公の描写で髪の色がどうこうと全く意味が無い描写。
生け捕りするのになぜ暴発や誤射の危険性を考慮せずに実弾の出る銃しか持たせる?麻酔銃とか投網を発射するランチャーとか普通に考えつかなかった?
きっとこの後も死ぬほど突っ込みどころがあるんだろうけど
とてもじゃないが読めたもんじゃないわ。

1362イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/16(火) 16:53:04
×生け捕りするのになぜ暴発や誤射の危険性を考慮せずに実弾の出る銃しか持たせる?
○生け捕りするのになぜ暴発や誤射の危険性を考慮せずに実弾の出る銃しか持たせない?
y=ー( ゚Д゚)・∵. ターン

1363イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/16(火) 16:59:01
久々に見た気がする、神視点。
とりあえず頑張って読むよ。
神器の小説は昔からワンポイントで俺のツボのセリフとかあんだよな。

1364イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/16(火) 17:01:07
くじけそうorz

1365イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/16(火) 17:17:28
なんか賑わってると思ったら、神器なのか?
違ったら悪いんだけど、以前よりもレベルが落ちてる感じがした…

1366イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/16(火) 17:54:54
>>1349
とりあえず半分ぐらい読んだ。旅立ちの途中まで。もうダメですorz

なんとなく流れ的(>>1195あたり)に神器だと思っていたが、これ別人だな。
神器も酷いと思っていたが、こっちのほうが酷い。
セリフもキャラも全然魅力がない。劣化コピーだな。

中身は、突っ込みどころが多すぎて何もいえない。
とりあえず大きい部分だけ。
(実は伏線で、後にフォローが入ってるかも知れないけどそこまで読む気しない)

軍が唐突過ぎ。
そもそも状況把握せず出会い頭に「殺せ」とするほどヤバイ封印なら、軍が警備してるもんだろ?
自由に出入りできるなら、軍は封印の意味を知らないはずだし。
意味を知っているなら出入りは厳重に管理してるはず。
封印は「解かせない為」にあるんだからさ。観光名所みたいになってんじゃん。

ちなみに俺が諦めたのは
>ツヴェンの頭の上にハテナマークが浮かぶ
だ。もうね、近年のラノベってこんなにレベル落ちてるのかと。嘆かわしい。

1367イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/16(火) 18:13:45
なんかしらんが祭りになってるっぽいので俺も読んだ。
一言で言って、書かれてる情報、単語を意味として理解できない。
「目が滑る」ってこういう事を言うのかとつくづく納得できた。

まず、「描写」というものを根本的に理解してない。
単語を適当に並べればいいだろうっていう安易さが見える。
「少女らしい黒い服」って何だ。
こういう描写部分のミスが目につく。
かと言って「黒いビスチェで布地はこうで……」なんて事言われても困るけどな。
少女の服装は大事な部分だけど、「少女らしい」じゃ、いい加減すぎるし、細かく書かれたら鬱陶しい。

コントラストは暗示するものだと思ってた。
「これはコントラストですよ」って書いてるの初めてみた。

本題に入るまえにしょうもない部分でストップをかけられるせいで、読む気が失せる。

1368イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/16(火) 19:00:22
ボロクソとはこういう事を言います。テストに出るので覚えておきましょう。

1369イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/16(火) 20:19:16
プロローグを書き換えるならこうするかなぁ。
神視点はむずいわ。

 少女の瞳が藍色から銀色に変わった。
 漆黒のマントが風を孕み、舞い上がる――その下も、吸い込まれるような黒。
 黒衣に包まれた闇のなか、少女の瞳だけが銀色に輝き、取り囲んだ男達を睨め付ける。
 「ひっ!」
 悲鳴が上がった。
 少女から、ではない。
 大の大人。
 それも誇り高き帝国の軍人が三十人。手には銃を持っている。
 その銃口が狙うのは、まだ幼さを残した少女。
 圧倒的な優位にいるというのに、誰もが恐怖におののいている。
 ――何故、こんな少女に――そんな疑問すら浮かばない。
 ただ、恐ろしい。
 誰もが先天的に刷り込まれた、死への恐怖を感じているのだ。
 「構わん! 撃て! 陛下から許可されている! 同行者も殺せとの命だ!」
 後ろから、怒号が響く。
 自棄になったのか、感覚が麻痺しただけなのか、男の一人が銃爪に指をかけ、引き絞る――その刹那。
 少女が、その細い指を横に振りはらった。
 ふわり……と、マントが、歓喜に震えるかのように踊った。
 そして――
 軍人達の四肢が、バラバラに飛散した。

1370イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/16(火) 20:37:26
リライトは止めようや。
俺も俺もとみんながリライトして、収集がつかなくなるから。

1371イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 02:40:25
このスレで過去プロになってもおかしくない文章を晒してきた奴がいただろうか?

1372イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 02:51:06
そもそもこのスレ全てに目を通した人間がいるのだろうか?
俺は1200以降のしか見てない。
全てに目を通すには、量が多すぎる。

1373イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 10:43:25
批評してる香具師ってどうしてこう鬼の首でも捕ったように見えるんかね。

1374イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 10:51:49
糞つまらない文章を読まされて腹がたってるんだろう。

1375イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 11:13:07
>>1373
お前の目が腐ってるからじゃね?

1376イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 12:54:45
批評するのは簡単だけど
書くのは大変なんだよねぇ…
かといって1349をかばうわけじゃないけど

1377イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 13:05:03
書くのが大変だろうか何だろうが、まったく関係ない罠。
イヤなら晒さなきゃいいだけの話。

13781366:2006/05/17(水) 14:49:24
>>1376
君はなんもわかっとらん
読んで感想を言うのは簡単だよ?
けど批評をするのは大変だっつーの
真面目に他人の文章批評した事ねーだろ。
>>1349を「真面目に批評する」目で読んだときにどれだけ脳が憔悴するかわかんねーだろw

確かに最後まで書き上げるってのはすげー大変だし、そこは認めるよ。頑張りました。
でも真面目に批評しようにもアレを出された時の気持ちを考えてくれ……乾いた笑いしか出てこないよ

ちなみに俺の批評ルーチン
・読み漏れが無いか2,3回センテンス毎に読み直しながら、全体を2,3回読む
1回目:誤記、文字抜け、意味不明な単語抽出(>>1349はこの一回目、しかも途中で挫けた)
2,3回目:プロットの流れ、リズムなど全体のバランス
・推敲しながら頭の中で整える
・作者に俺の感じた違和感を伝わりやすいよう言葉を選びつつレス

伏線の読み落としとか恥ずかしいからな
場合によっては作者より見直すよ。
仮に>>1369の批評で30分〜1時間ぐらいだ(時間がかかるのは俺の批評スキル不足もあるが)

1379イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 15:27:09
どうでもいいが1366はなんでそんなに必死なんだ?

1380イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 15:41:34
こんなに必死になってくれる人がいて、1349は幸せもんだ

1381イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 15:54:22
>>1379
昔神器に「読んでもらったなら礼ぐらい言えよ」と言った時
>こちらも作品アップという代価を支払ってる。
>作品うp→代価
>批評  →代償
>等価交換だろ?

と言われてな。それ以来「批評は簡単」とか「批評感想当たり前」と言われるとその、あれ、条件反射だ。
正直すまん。とりあえず3年ROMっとく

1382イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 18:14:22
第三者客観の能力なんて誰にでも備わってるし
自己客観視が必要な小説書くほうが難しいに決まってるだろ。

1383イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 18:31:51
難しいからと駄言葉の羅列出されても困る。

1384イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 18:54:32
難しいか難しくないかなどと言っても、まるで意味はない。
問題は、誰も面白いとも思わなければ続きを読みたいとも思っていない。
それどころか、最後まで読み通すのが苦痛ということ。
つまりは、魅力がないっつうことですな。

1385イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 18:56:42
駄言葉

1386イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 18:58:17
>>1383
^^;

1387イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 19:16:00
正直言って文と呼ぶのもおこがましいから別に良いんじゃね?

1388イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 20:05:25
話の噛合い率が40%を下回っています。

13891/2:2006/05/17(水) 20:14:55
>>1349
>藍色の瞳から銀色の瞳に変わった少女。

この文章だけでもいくつか考えられる。
「目の色がごく短時間で変化した」「目の色が成長によって変化した」「以前会ったときには藍色だった目が、次に会ったときには銀色だった」
リライトされた事も考えると、後々の文章で特定できるのだろうが、少なくとも初見ではどれだか特定できない。

>その姿は漆黒のマントが大気に煽られ、下には少女らしい黒い服が見える。
「その姿は」もしくは「大気に煽られ」が余計。この文章は「その姿は」だけ消した方が通じる。
また「大気」の使い方が間違い。風は変動によってしか感知できないから動的な意味を持つが、大気は静的な状態な事もある。

>その場に怒号が響く。少女に銃が向けられた。
まず「その場」が野外なのか屋内なのか? そういった描写がなされていない。

>軍人達は錯乱気味に
言いたいことは分かるが「思考に異常を来し気味」って来してるのか来してないのか分からん。
「混乱」とか「錯乱」に「気味」を付けると非常に中途半端になる。
そもそも上官が「撃て」って言ってるのに撃ってない兵士の状態がおかしい。むしろ上官に待機命令出させて、命令無視で撃った方がいいだろ。

>不思議そうに聞く少年。
で、この少年は誰なんだ。少女の側の人だろうって辛うじて分からんでもないが、それまでの文章からは判断材料が少なすぎる。
少女を描写する時に少年もセットで描写するか、どの位置にどのような格好で存在しているか描写すべき。
それに次の描写の「目の前の軍人も少女も」がダメだ。「目の前」なのは距離的に少女の方だろう。「目の前の少女も軍人も」と言った方がいい。

>阿鼻叫喚たる有様のなかで
熟語を使えばいいってわけにはならない。この「阿鼻叫喚」はそれまでの文章から浮きすぎ。

>「やめてよ! もうこんなこと!」
さっきまで「保護しに来てくれたのかも」などと冷静だった少年がいきなり叫び出す矛盾。
確かに少年の立場を示したいというのは分からないでもないが、心理の変化としてはおかしい。

>大将らしき女の怒号により、かき消される。
>「ほら、言ったでしょう? さぁ、ツヴェン。あなたも復讐する時だ」

最初の描写で何の特異性も認められなかった「上官」がいきなり女将校として描写されると、「復讐する時だ」が女将校が語るイメージになってしまう。
それにここでは距離的な描写が一切なされていない。読み手は「撃ち殺せ!」の声を(描写の流れとして)少年側で“聞く”事になるわけだから、
しっかりと「軍人達の向こう側から」などの表現をした方がいい。これでは少年のすぐ近くで「撃ち殺せ!」と言っているように見える。

>敏感にそれを感じ取った軍人達
おそらく全員が感じ取ったと思うので「敏感に」はいらない。「敏感な兵士だけが動きを止めた」ならまだ分かるが。

>雰囲気の変わった少年
これは細かく描写すべき。というか、先刻まで冷静だったのだから、あんまり変化が分からない。
ここでは序破急的な表現方法を使って、もっと脅えさせてまともに喋ることも出来ないようにするとかしないと分かり難い。

>であることは間違いないだろう。
これはどちらかというと将校の視点だろう。いきなり銃撃戦の距離を“カメラ”が瞬間移動している。
少年少女の側で書くなら「それが少年の力だった」とかなんとか書くべきで、あからさまにそれまで描写していたのだから濁す意味がない。

>少年は女にそう問うた。
「問うた」は、それまでの文体から考えて古くさすぎる。まぁ威厳があるような感じにしたかったんだろうと予想できるが。
それと「女」ではなくせめて「女将校」または「将校」とすべき。

>「答えは……否だ」
>女は叫びながら幾度も
冷静に否定してるのに次の瞬間には叫んでいる。典型的な「切り貼り」シナリオにありがち。少年の心理の変化と同じく不自然。

>この事態に発展したのは、数分前、いや、数時間前に少年、ツヴェンと名づけられた少年が少女、ディリスを封印から解いた事に端を発する。
>ここからが全ての始まりの場所となった。
この描写を一番最初に持ってきた方が良かったんじゃないだろうか。それだけでも随分と違うぞ。

13902/2:2006/05/17(水) 20:15:17
だいたい全体の1/7だけでこれだけツッコミが入るわけだが。しかも「主な点」だけで。
プロローグを通して言えることは、まず背景描写が足りない。つーかしてない。銃撃戦があったのは何処なんだ?
北極でも、砂漠でも、市民プールでも、アルタ前でも出来る事なので、頭に状況が浮かびづらい。

それに一番問題なのが「語り手」の立場がハッキリしていない事。
三人称で書くヤツでたまにそういうバカやるヤツが居るんだが、地の文を「語ってる人物」ってのは「物語の中に存在している」んだよ。
透明人間だから誰にも影響を与えないが、あくまで“三人称さん”という存在は、その世界の事を観測し続ける。
しかも文章の“三人称さん”は一人しかいないので、激しく立ち位置を変えると疲れてしまって観測がおろそかになってしまう。
あれもこれもと言わず、“三人称さん”をいたわった描写の仕方をしましょう。

1391イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 22:01:04
少し落ち着けよ。「競作」と断ってる時点で、どの程度の作品か想像が付こうに。
先ず作品全体に明確なプロットが無い、次に描写や設定など文に整合性が無い。
そして何より問題なのが、作品に対する愛着や思い入れが無い事だ。
これは一種のリプレイかブレイン・ストーミングと見なすのが適切なんだから。

逆に言うと>1349さん。ここは作品に思い入れのある連中が集まっているスレだから。
以前にも世に出す気は無いと断って投稿した人が無視されていたでしょう? (確認しれ)
ある意味で、ライトノベルのレーベールにSM小説投稿するくらい場違いなんだよ。

1392イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 22:32:27
全文表示して「ちゃんとした小説として書くつもりはない」で検索すれば見つかるな。

1393イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 23:19:29
今書いてる小説の冒頭付近なんですが、良かったら評価お願いします


 僕は岸壁に立ち、波がコンクリートの防波堤に打ち付ける音を聞いていた。波は一定の規則性を持っていて、大きくぶち当たった後には決まって小さな音が小刻みにきこえてくる。近くに来て遠ざかる。遠ざかるとまた近くに来る。とくん、とくん。それは海の心臓の鼓動かもしれない。それが聞き手を海の重圧から開放する。誰だって巨大なものは怖い。特に小さな人工の島で見る海は、本当に恐ろしい。周りを見渡しても仲間なんていないし、あるのは永遠を彷彿とさせる海と、飲み込まれる寸前の自分だけだ。そこで空なんて見上げようものなら、もうゲームオーバー。徒党を組んで陸地から見渡すのとでは訳が違うのだ。
 だから、というわけじゃないが、僕は時々一人でここに来て波の音を聞いて心の安定を保っているのだ。これは呼吸することと同じ。生きること以上に重要でくだらないルールのようなものだ。そうしていると僕の腹は空腹を訴える。これもルール。
 そろそろ戻ろうかと踵を返すと、サエコが少し離れた場所に立ってこっちを見ていた。サエコは僕の仕事の上司、そして僕の姉だ。小柄で童顔だが、僕たちの中で一番のしっかり者。
「全然気づかなかった」
僕はそう言って笑った。いつも大体笑っているけど。
「なにをしていたの?」
 彼女は笑っていない。これも大体いつもそうだ。
「海を見ていたよ」
「そう」
「うん、あと船も見たかな。たぶん漁船だったと思う」
「よかったわね」
 サエコが戻って行った。僕は慌てて後を追いかけて彼女の横に並ぶ。
不機嫌そうな横顔。サエコは美人だが、怒っている時の方がより美人に見える。本人にも誰にも言ったことはないけれど、たぶん真理だ。
「サエコ、怒っているの?」
「怒ってなんていません」
 彼女は僕の方を見ない。それは怒っているからだ。
「ごめんよ、僕が悪かった。謝るよ」
「あなたは何かあたしに謝るようなことをしたんですか?」
 僕には彼女が怒っている理由はわかったけど、僕が彼女に謝る理由はわからなかった。
「いや、してないけど。でも、謝った方がいいんだろう?」

1394イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/17(水) 23:29:39
これも大体いつもそうだ

修飾語重複

1395イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/18(木) 00:39:36
>>1394
指摘ありがとうございます。
何度も同じ表現を連続させてテンポ上げてる作家さんもいるけど、素人が使うには難しいですね……

1396イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/18(木) 00:56:01
>1393
 キチンと作家を志した姿勢を見ると心が洗われますが、極めて短い事もあり残念ながらこの先の展開や
背景が全く判らず作品の中に入っていけません。強いて上げるなら書き出しと、次の文との関連性があまり
良く理解出来ません。

 >僕は岸壁に立ち……中略……訳が違うのだ。

 >だから、というわけじゃないが……中略……これもルール。

 主人公は心に何を抱えているのでしょうか? 作者は――もちろん貴方の事です――その理由を漠然とでも
知っているのでしょうか? それならば「だから」では無く、もう少し内面描写を加えるべきです。
  普通なら不安に駆られるような場所と描写した後、何故そんな場所に行くと心の安定が保てるのか。
一人になって物思いに深けたい。過去に海や闇、孤独にまつわる思い出がある。etc……
 少なくともこの書き出しで一ページに満たない量では判別が付きかねます。これが冒頭だとしても、
文の密度と量からなる「質量」が少な過ぎませんか?

1397イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/18(木) 01:08:41
>>1396
批評ありがとうございます。
前後の繋がりがわかりにくいですね。
「聞き手を海の重圧から解放する」を「だから、」と繋げたかったんですが、読み返してみると説明不足みたいです。
状況がわかりにくいので続きの部分もさらして見ます。


 僕の言葉は彼女の怒りに油を注いだだけだった。怒らせるつもりはなかったけど、彼女の性格を考えると明らかな失言だった。
 彼女は僕を睨みつける。泣いていたのか目元が少し赤い。
「ふざけないで。あなたはいつもそう。相手の気持ちも考えずにその場限りで適当なことばかり言って。だから、ニアを簡単に甘やかすんです」
 そう言って屋敷に入って行ってしまった。僕は追いかけない。取り残される。バツが悪そうな素振りで屋敷を見上げる。観客はいなかったけど、そんなスタイルで。
 確かに彼女の言うことにも一理ある。僕が妹のニアを甘やかしているのは本当かもしれない。できる限りニアの意思を尊重させたいし、したくないことまで強要はできない。それをサエコは「適当」なんて揶揄するけど、相手の気持ちなんて目に見えないものをわかったような気になっているサエコも傲慢だと僕は思った。気持ちは擦れ違ったり空回りしたり、時には暴走したりもするもので、それをきちんと操縦することは熟練のパイロットにだってできないことだ。それでも、人間は気持ちを上手く乗りこなして、相手を幸せにしたり、又は不幸にしたりする野望を傲慢にもいつまでも持ちつづけている。本当は自分の幸せだって曖昧なくせに、だ。
 しばらく夕日が沈むのを眺めていた。夕日は水平線の彼方の街へと落ちていった。そこは僕の街だ。いつかはそこへ帰らなければならない。軽い感傷。僕にとってこことあそこは別の世界だから、一度取り込まれると気持ちの切り替えに少し戸惑う。それは僕自身の問題だ。世界とは何の関係もない。要は、僕がどこに居て、気持ちがどこに在るのかということ。その気になればここでもあそこでもやっていける。一つの世界だけで生きていくことも可能だ。
 僕はその時、ニアのことを頭のどこかで考えていた。
 愛する妹のニア。
 その間、僕は空腹のことをすっかり忘れていた。しかし、ずっと忘れているわけにもいかないので食堂に向かう。食堂に行けば誰かがいるかもしれないし、食べるものにありつけるかもしれない。それは別に決まりごとではないけど。

1398イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/18(木) 01:25:08
全体的に雰囲気はある。
けれど一節一節が上手く繋がっていない。

>観客はいなかったけど、そんなスタイルで。
>本当は自分の幸せだって曖昧なくせに、だ。
>それは別に決まりごとではないけど。

これ全部、その前の文との関連性が理解できない。
ていうか要らないと思う。

逆接の接続詞の使い方がちょっと不自然かなぁって思います。

1399イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/18(木) 01:35:53
>>1398
すごくためになるご指摘、ありがとうございます。
そこは自分でもちょっと微妙だなって思ってたところです。
キャラの性格設定を「少し離れた場所から現実(自分も含め)を見ているような男」としたかったので、あえて変な言い回しにしたんですが、
たしかに無くても問題ないんですよね……
発言、行動、表情のわざとらしさを出したかったんですが、もう少し勉強してみます

>逆接の接続詞の使い方がちょっと不自然かなぁって思います。

もう少し国語力を付けないと駄目かもしれないですね。

1400イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/18(木) 01:54:01
こなれているが故に独創性に欠ける。
ぶっちゃけ、どこかで誰かが書いててもおかしくない。そういう文章。
リズムに関してもそう。とくに波の音と生体のリズムを同一視するのも典型的な例。
なんというか、>>1393氏の好きな小説のフィルターをかけて読んでいるようなそういう気分にさせられる。
こう書かなくてはならない、という作法のようなものに小説自体が引きずりまわされている。
おそらく、別の作家の文体模写をしても同じ骨格の出だしを書く技量は持っているかと思う。
漫画で言うならば、小器用に二次創作をさせるとそこそこ面白いものを描けるが、自分の絵ではなぜか面白くならないというあのパターン。

一度、推敲とか人に読ませるとか、そういうのを無視して書きたいことだけを書き殴ることをお奨めする。

1401イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/18(木) 07:15:20
使われてるいくつかの語句は「ちょっと違うんじゃないかな」とおもった。
間違いじゃないけど、ちょっと変。良くある言い回しを、とりあえず借りてきた、って感じ。
原因はたぶん「国語力の不足」「語彙の不足」。だから、こなれてると言うより、不慣れだなあと感じた。

あと、書きたいものが、判らない。これはこの長さだからしようがないんだけど。
冒頭、海を見つめているシーンは、どういう意図でこれにしてるのかな。
この物語の重要なテーマを象徴してるのならともかく、全体に弱い。
リズム云々は不要な夾雑物にしか思えない。

あれこれ挟まれる「独白」「変な言い回し」も、こなれていないから魅力に欠ける。
これは、書く方と読む方のセンス、好みも絡むから、一概に言えないけど。
まだまだ「ひとりよがり」っぽい部分が多い。

1402イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/18(木) 08:53:49

>特に小さな人工の島で見る海は、本当に恐ろしい。

という話をしていて、どうして、

>だから、というわけじゃないが、僕は時々一人でここに来て波の音を
>聞いて心の安定を保っているのだ。これは呼吸することと同じ。

↑につながる?
「だから」 の接続詞の使い方を間違っている。
「誰だって巨大な」から「訳が違うのだ」まで削った方がいい。

1403イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/20(土) 09:36:07
つーかそのへんは「れとりっく」というやつ。

使い方がおかしいとかそういう視点じゃなく、
効果を発揮しているかどうか、という視点から評価しないと、
場合によっては、「読めてないな」、と思われるよ。

まあ、この場合は、通じていない=効果がないor下手だった、と判断出来るから、
参考にはなるだろうけど。

1404イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/20(土) 12:16:26
技法以前の問題

14051936:2006/05/20(土) 22:01:23
 雰囲気は伝わるのに何を伝えたいのか判らない、文章力が足りないだけでは無いでしょうね。
小説全体のプロットやストーリー展開について、大まかにでも良いから決めてますか?
 感性だけが先走って「自分が何を表現したいか」を決めかねている印象がします。
結局のところ、主人公には姉や妹がいて、それをどう思っているかについての独白が続く。
 セカイ系などは「思春期の本音トーク」が多いのですが、冒頭からそれが延々と続いて
何が面白いと思います? チャットじゃ無いんですから。
 感性の赴くままに書いているから、バランスの欠けた自分語りが終わらないのです。

 主人公については判った。さぁストーリーを初めて下さい。

1406リス愛好家:2006/05/21(日) 03:58:38
描写不足を指摘されてるので描写の練習します。

テーマ「海」
 そこには青い世界が広がっていた。天気は快晴、澄み渡るような青空。
熱気がその世界を包む。
ボクは砂浜に佇み、その青い世界の音を聞く。〝サラサラ〟と砂の擦れる音と、
水が押し寄せては引いていく波の音が混ざり合っていた。潮風は仄かに鼻孔を
くすぐる。清浄なる青い世界、その水の世界を人は〝海〟と呼んだ。
「ねぇ、最近面白いことない?」
「いやぁ、ないなぁ。ここに二人で遊びに来て、
帰る頃にはきっと楽しい思い出になってるはずだよ」
「そうだよね、こんな綺麗な海なんだもんね」
 今風の水着を着た若い男女が、こんな会話をしていた。
ボクも帰る頃には、楽しい思い出になってるだろうか?
そんなことを考えたりもする。
 今はその世界を眺めるだけで十分だった。
 どこかの子供達がキャーキャー言いながら、目の前を走っていく。
「転ばないようにね」
 ボクは独り言のように呟やき、前に歩き出す。
 自分の服装は、T−シャツに短パンだ。この服装では勿論、泳ぐ事は出来ない。
水着も一応持ってきているが、どうしても泳ぐ気にはなれなかった。
特に理由もないのだけど、気分的に。
「海を眺めるだけの楽しみ方があってもいいじゃないか」
 歩きながら、人もまばらな砂浜を裸足で歩く。砂は太陽で熱せられていて、とても熱い。
それでもボクは砂の上を歩き続けた。そうしてるうちに、青い世界の入り口へと足を踏み入れた。
 海水が足に当たり、そのまま後ろに流れてゆく。
 とても気持ちが良かった。天を仰ぐと、白い太陽が眼に入り、咄嗟に眼を瞑る。
 もう少しこのままでいよう。ボクは波の感触を楽しみながら、砂浜を歩いていく。

1407イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/21(日) 06:41:14
「海」というものは大体の読者の共通認識で想像しうるものなので、最初の四行の書き方だと、迂遠でくどい
ただ、海にも澄んだものや汚れたものや荒いものなどがあるので、それを表現するには悪くは無い

具体的には、最初のセンテンスを
>そこには青い世界が広がっていた。
の代わりに「目の前には一面の海が広がっていた。」みたいにして場所を明示して、後の描写を繋いで
>その水の世界を人は〝海〟と呼んだ。
を削除するほうがいいかと思う

その後の部分は、まあ、悪くは無いと思う

1408イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/21(日) 10:26:00
これが悪くないって、普段どんな悪文読んでんだ?

1409イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/21(日) 10:43:53
まあ、神器もそれじゃ納得しないから指摘してやるよ。

最初三行に青という文字が四回、世界という単語が五回出てる。論外。
青い世界=海なのに「熱気がその世界を包む」とはどういう事だ?
砂の音は海ではなく、浜辺の領域。
潮風が仄かに鼻孔をくすぐる?お前夏の海に行ったことねぇだろ?この描写はありえねぇ。

会話三行。普段人と話してないから無茶苦茶。

「ボクも帰る頃には、楽しい思い出になってるだろうか?」悪文の代表例。主語と述語がおかしい。
「前に歩き出す」どっちだよ。意味は分かるな?どっちに向けて歩き出したんだ、こいつは。
「自分の服装は〜」人称ぐらい統一したら?水着はどこにあるんだ?
「特に理由も〜」この一文いらねぇ。単なる表現の重複。無駄。つーかゴミ。

「海を眺めるだけの〜」これ、何?括弧でくくる意味がわからん。
「歩きながら〜歩く」お前アホだろ。ついでに言うとな、真夏の砂浜を裸足では歩けないから。
「海水が〜後ろに流れていく」わけわからねぇ。後ろとはどっち?
「天を仰ぐと〜」あのなぁ、ちっとは外に出ろよ。この行動が不自然だってわからねぇんだろ。
「もう少しこのままで〜」どっちに歩いて行ってるんだ?


これ、描写がおかしいのと全然足りないせいで出てくる指摘。
あとさ、ここ練習スレじゃないんだよね。

1410イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/21(日) 11:03:36
昔、湘南爆走族って漫画があってのう。
その中で、真夏の砂浜でじっと立ちつくす我慢大会というネタがあったんじゃよ。

真夏の砂浜はそれぐらい、熱い。
早朝とか夕暮れとか曇りとかなら熱くはないが、真昼の炎天下の砂浜は熱い。
我慢大会が成立しちゃうぐらい熱い。
嘘だと思うなら、真夏に公園の砂場に裸足で立ってみるとよい。
ちょっとやそっとの熱さではない。下駄で薬師岳を制覇した漏れの足の皮でも熱い。

描写不足とかいう前に、世界を知らなさすぎる。
教科書のあの坂をのぼればを読んでみれ。

1411リス愛好家:2006/05/21(日) 13:35:57
感想どうも。

>>1407
>青い世界の入り口へと足を踏み入れた。
に繋げたかったので、あえて海と表現せずに比喩を使いました。

>>1409
文字と単語が複数出てくるのは、この場合、印象付けるためにも必要なのでは?
二個目はミス。
浜辺もカテゴリとしては海と思うんだが……。浜辺と聞いて、海を思い浮かべない人はいないだろう。
行った事あるぞ。中学生くらいの頃だが。

そこだけリライトしてみてくださいよ。
海に向けて歩き出す、とした方が良かったですな。
全部「ボク」だとかえって不自然な気が……。水着がどこにあるか描写する必要はあるのかという疑問。

独り言。
うn。でも走って海まで向かった、だと雰囲気ぶち壊し。
海岸沿いに。描写不足。

練習スレってあるの?
あとアンタ、凄い偉そうだよ。

>>1410
砂浜が熱いってことは言われて思い出しました。

1412イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/21(日) 13:50:34
あのさ、俺は神器に向かって指摘を書いたつもりなんだが。
あんたが応えて良いのか?

1413イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/21(日) 14:55:27
皮肉で、海に言ったことがないと思えるほど描写が下手 と言われてるのに気づかず
>行った事あるぞ。中学生くらいの頃だが。

1414イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/21(日) 14:57:25
>>409
ここ練習スレじゃねぇの?w今知ったわ

1415イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/21(日) 15:03:00
>>1414
>>1参照。
練習目的で使うとこじゃない。

1416イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/21(日) 15:18:56
ああ、校正やら推敲の参考にするのね
でもそれって練習じゃね?

1417イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/21(日) 15:22:17
要は今書いてる作品の推敲の手助けをするところであって、
スキルアップのための書き散らしを添削するとこじゃないって事だよ。

故に、練習のためのスレじゃない。

1418イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/21(日) 15:25:17
確かにリス云々のは練習って自分で言ってるし、スレタイの「小説の一部」でもないなw
把握したw

1419イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/21(日) 19:19:30
相変わらず自己弁護に徹するばかりだなw しかも「アンタ、偉そうだよ」と
鼻の穴広げながら言うアンタはどうかって話だわさ。ハイハイ俺もね俺も。

このスレはあくまでも批評スレなんだよな。少なくても自分で出来る推敲は
全部した上で、自分の目では分からない事を洗い出してもらうためのスレ(のはず)。
しかも指摘に対して「じゃあこうしよう」じゃなくて「そこはこうなんですよ」。
どうして自分の方から動こうとしないのか。いやこれじゃ伝わらないか。
どうして「つまらない」と言う他人に「面白くなる読み方」を伝えようとするのか。

1420イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/21(日) 19:53:52
 書いている最中超能力探偵物の序章一部です。
 長目です。


 それはどこからどうみても人間の死体だった。
 開ききった口腔はすっかりかわいている。白かったであろうワイシャツは黒に染まっていた。
 路上に転がる抉れ落ちた肉には、すでに白い物が湧いている。ポッカリと頬に開いた穴は鳥につつかれたものか……それとも人喰いとい

う行為の果てか。
 そんな凄惨な状態でありながら、その死体は通常として受け止められていた。
 力も無いくせに、身なりのいい格好でここを訪れた馬鹿が一人死んだだけ。そう割り切っているスラム街の住人は、死体を避けて歩く。
 彼らにとって死体は恐怖の対象でも、悼むべき対象でもない。ただ、邪魔な障害物だ。
 もう少しすれば、やる気の無い警察が巡回に来て、とりあえず身なりがいいので、この死体の割り出しをするのだろう。そして、貴族か

それに準ずる地位でなければ、簡単な捜査さえ行われない。遺族が探偵に依頼すれば別だろうが、それも金がなければままならないだろう


 やせ細った中年の男が、死体に近づいた。何か金目のものが残っているかもしれないという、そんな淡い期待とともに。
「やめたほうがいいぜ」
 その男の背中に、別の男の声がかけられた。中年の男は面倒くさそうに振り返った。
 そこには、なかなかに身なりの良さそうな格好をした若い男女が立っていた。
「ちょっと退いてくれねえ? 俺さ、こいつに用があるんだよ」
 若い男の偉そうな口調に、中年の男は露骨に眉を顰めた。
「いや、止めちゃって悪いね。俺、月瀬実風。こう見えても探偵なんだよ。だからさ、死体アサリしてるあんたを殺人犯としてしょっ引く

ことも可能なんだ。いやだろ? スラム街の人間が、警察でどんな扱い受けるか知ってるだろ?」
 軽い口取りだったが、妙な迫力がこめられていた。逆らってみろ、殺してやる。そんな殺気さえ感じられる。
 その物腰に並ならぬものを感じた中年男は、舌打ちをしてその場からそそくさと離れる。実風の後ろに立っていた女の脇を通り――投げ

られた。
「ミコ」
 実風が咎めるように振り返ると、ミコと呼ばれた女は面倒くさそうな表情で男に関節技をきめていた。男の胴を自分の足で挟み込み、両

腕で男の右肘関節を逆の方へ押している。男は抜け出そうと力をこめるが、ミコは華奢そうな外見とは裏腹にかなりの力の持ち主のようだ

った。
「だって聞いてよ、所長。こいつ、あたしから財布掏ろうとしたのよ。百万年早いっての」
「だからって関節技決めることは無いだろう。折れたらどうする。弱って死なれたら目覚めが悪い」
「こいつ、三年は死なないでしょ」
「まあ、そうだがな……」
 冷静に、淡々と。もがき苦しむ男にとっては、関節技をきめてくる女も、それを静かに咎めるだけの男も、どっちもどっちである。
「そろそろ止めたほうがいいぞ。ほんとに折れちまう」
「はーい」
 ミコは名残惜しそうに力を緩めた。男は右肘の辺りを押さえ、憎しみの表情で二人を睨み去っていった。

1421イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/21(日) 20:40:31
>開ききった口腔は
「口の中」と表現してはならない理由は? 口腔では堅すぎてイメージが湧かない。

>抉れ落ちた
えぐれるってのは「へこむようにして無くなる」って事だから、無い物が落ちるわけがないよね?

>その死体は通常として受け止められていた
「日常として受け入れられていた」でないとダメだと思う。「通常」っておかしいだろ。

>「やめたほうがいいぜ」〜舌打ちをしてその場からそそくさと離れる。
どれが誰のセリフか分からん。中年男はおそらく喋ってないんだろうが、「こいつに用がある」ってのが中年男のセリフに見える。
喋ってないなら喋ってないで喋ってないと表現すべき。

>殺人犯としてしょっ引く
その世界がどうだか知らんが現実では探偵は一般人なわけで、犯人を逮捕する権限はないのだが。

>その場からそそくさと離れる。実風の後ろに立っていた女の脇を通り
「離れる」を使うとおかしい。確かに「死体―男―探偵」という構成だから男が死体から離れるのはすなわち探偵に近づくことになる。
しかしながら、探偵に近づく描写をしてないから男は「探偵から離れた」ように思える。近づくならもっと違う表現があるだろう。

>力の持ち主のようだった。
こんな説明、この中でいるのか?
力を持ってるかどうか断言しないなら、「男がいくら力を込めても外れない」くらいでいいだろ。

>三年は死なないでしょ
まぁなんか設定があるのかもしれないが、具体的な数値を出す意味がよく分からん。

>どっちもどっちである。
何がどうして「どっちもどっち」なのか分からん。別に良い悪いの言い合いをしていたわけでもないし。


全体的に必要な描写が抜けて必要ない描写が入ってる所が多いっつーかほぼ100%そういう構成になってる。
自分が知っている所を思い切り削っちゃってる。自分がまず全く知らない状態で読んだらどう思うか予想しながら書け。

1422イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/21(日) 20:40:46
>>1419
少なくともそんな書き方はしてないとだけ言っておく。

1423イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/21(日) 20:44:28
>>1422
どちらさまで?

1424イラストで騙す予定の名無しさん:2006/05/21(日) 22:11:42
こういう読み方をしないといけないんですよと説明されても確かに困る罠




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