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エロ文投下用、思いつきネタスレ(7)
1
:
しあえが
:2022/12/04(日) 18:14:21 ID:LFFXe4LY0
ふと浮かんだ18禁ネタや、思わずハァハァしてしまったエロシチュを開陳するスレッドです。
また、こんな筋立ての話はどうだろうといったリクエストの類もこちらへどうぞ。
・前スレ
エロ文投下用、思いつきネタスレ(6)
://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/1029/1612105322/
エロ文投下用、思いつきネタスレ(5)
://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/1029/1456076853/
エロ文投下用、思いつきネタスレ(4)
://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/1029/1095045157/
【妄想炸裂】思いつきネタスレ2nd【猥文投下】
://jbbs.shitaraba.com/movie/bbs/read.cgi?BBS=1029&KEY=1053698536
漏れの思いついたネタを酒の肴にしてみるスレ
://jbbs.shitaraba.com/movie/bbs/read.cgi?BBS=1029&KEY=1026475777
203
:
しあえが
:2024/01/08(月) 18:15:26 ID:Dxmq2Ikc0
書くかどうかは未定だけど、ゲゲゲの謎で膨れ上がった因習村……の導入部ネタ
いままでも結構出だしのネタだけは書いたけど、なんとなくシンジがどうこうとか旧家がどうこうと曖昧だったからなぁ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
女性だけのいつもの面々で、南アルプスの某所に本格的なキャンプに行くことになったが……。
だが悪天候を切っ掛けに道に迷い、さらに山奥だからか携帯も通じず、さ迷い歩くことになってしまう。
辛うじて、アスファルトで舗装された道路にたどり着いたので、歩いていればそのうち人のいる場所に出るだろう……と、相変わらず現在地もわからないままだが楽観的に下り方面に進む。しかし、行けども行けども車一つすれ違わない。
そのうち、雨が降りだしたので雨宿りできる場所を求めて走り出す。少し進むと、今いる道から見て脇道方向にトンネルが見えたので、慌てて駆け込む。それは、コンクリートも剥げて下の煉瓦が所々見えている古いトンネルだった。下手したら、戦前に作られて今は使用されていないトンネルかもしれない。瓦礫も地面に落ちていて、全く整備されていないのがわかった。
しかし、よくよく目を凝らせばトンネルの反対側から光が差しているのが見える。トンネルの長さは100m程だろうか。封鎖もされていなかったし、もしかしたら先に集落があるかもしれない。
恐る恐る、怖いもの見たさもあって先に進んだ一同は、驚きの光景を目にした。
「うわぁ……。昭和って感じぃ」
丁度雲間になったのか、雨が上がって夕日になりかけの陽光が山吹色に染めているのは、日本の原風景を思わせる田園地帯だった。青々とした稲が風に揺れ、濡れた道が光を反射して煌めいている。一瞬、言葉をなくすほど美しい光景が目の前に広がっていた。そして、なぜか異様に目立つ大きな赤い鳥居。
四方を山に囲まれた狭い土地だが、瓦屋根の家や、なんと茅葺の屋根の家まであり、そして農作業の帰りかモンペを着た住人らしき人影もまばらに見える。
電柱が一本も見えないのは気になったが、人がいるならなんとか連絡もできるし場所もわかるだろう、と意を決して一同は村落に足を踏み入れる。
だが、その瞬間から住人たちからの決して好意的とは言えない、かといって敵意とも違う視線にさらされることに戸惑いを覚える。気弱なマユミなど、露骨におびえた様子を見せて入らない方が良いのでは……と消極的に提案する始末。だが、このままでは遭難してしまいかねないのも事実だ。
アスカすら不安を感じながらも、村落の中心にある大きな屋敷に向かう。
出迎えたのは60前後の酒焼けした顔をした丸々太った初老の男性だった。
数メートル離れても漂う酒の臭いに一瞬怯みながらも、自分たちの窮状を訴え、電話か何かを貸してほしいと訴える。
男はアスカ達の状況に深く同情しながら「まあ上がりなさい」と一同をもてなし、そして彼女達が感じているだろう疑問や不安について、先手を打って説明をするのだった。
この村……醍魂村は20年程前に起こったセカンドインパクトを契機に発生した戦争の折、巻き込まれるのを避け、街での暮らしに見切りをつけて山奥に引きこもった集団が、昭和末期に廃村になった跡地に作った村だという。単に田舎でのスローライフを求めての生活ではなく、アメリカやカナダにいるアーミッシュのように電気や電話の使用も行わない、中世……というより明治時代から昭和初期を思わせる生活を今も営んでいるらしい。とは言うものの、本当に外界と縁を切って生きるのは無理なため、代表である自分が村長として何かあった時は外に出て色々便宜を図る感じで生活をしているのだそうだ。
204
:
しあえが
:2024/01/08(月) 18:16:26 ID:Dxmq2Ikc0
こう見えても、外の世界では小さいながらも会社経営していてね。色々面倒ごとを引き受ける代わりに、終身村長をしているってわけだ。そう、少し照れくさそうに村長は言ってニヤリと笑った。
そして、アスカ達にこう告げる。
この村では発電機とソーラーパネルで最低限の電気を作り、電話も外界と通じていない。インターネットなんて夢のまた夢。四方を山に囲まれていることもあって携帯も当然通じていない。あると便利だろうが、あると頼ってしまうため衛星電話の類もない。まったく外に連絡する手段がないわけではないが、相手の準備もいるためすぐには無理だ。
再び勢いが強くなった雨の様子を顎で指し示しながら「それに」と村長は続ける。
道を教えても良いがどのみちこの様子じゃ帰るに帰れないだろう。袖振り合うも他生の縁、とも言うし今日はここに泊まりなさい。なに遠慮はいらない。
一刻も早く帰りたい、と思ってる一同だったが村長の言う通り、既に暗くなった状態でバケツをひっくり返したような大雨の中、最寄りの町まで行くのは無理だろう。
厚意に甘えることにした一同だが、その夜、とんでもないことが起こる。
トンネルの村側が崩落を起こし、道を塞いでしまったのだ。反対側が崩れたのなら、唯一の外界との連絡手段の無線機を使って連絡を取り、重機を使って半日で道も開けるだろうが、村側では人力で対応するしかない。3、4日は掛かりそうだが、遠慮はいらないいくらでも泊まって構わない。そう村長は言うが、言葉にできないモヤモヤとしたものを感じ、一同は押し黙るのだった。
とは言うものの、村長の言う通り今は待つしかない。不安と焦燥に包まれ、ヤキモキしながらも村を散策するアスカ達。最初はよそ者、ということもあって警戒していた村人たちも、村長の説明もあって警戒を解いたのか逃げ出すそぶりを見せなくなっていく。アスカ達にとっても見るものすべてが珍しく、3、4日くらいなら退屈することはなさそうだ。
「何人か生まれた若者はみんな外に出てしまってね。帰省するものもほとんどいなくて、この村で20代以下の若者を見るのなんて、10年ぶりかもしれないね」
折角だからと、ちょうど祭りの時期だからと巫女の衣装で参加することになったアスカ達は、言われるがまま、よくわからない儀式で祝詞?らしきものを読み、舞の真似事のような事をさせられる。まあ、原始日本の風習かな、とアスカは軽く考えていたが、古語が多少は分かるマユミは祭りの内容に懸念を抱く。
「巫女って言うより、むしろ、生贄……なんじゃないかと、思うんです」
「生贄? どういう、ことよ?」
「はい、このお祭りは過去を再現する祭らしいんです。大昔、この村に来た神様を当時の村長が歓待しました。村長の娘は身籠り、子を産みました。それと共に村にはとてつもない幸運を授かった。以後、また幸運が来ることを期待して、代々の村長はそれを儀式化し、やがてそれは村のお祭りになった……ようなんですが、さっきの祝詞がちょっとぶっそうというか、祝部(はふりべ=生贄を捧げる)って言葉とか、諸々罪の浄化とか……」
「気に……しすぎじゃないの?」
「ま、まあ、出雲大社の祝詞も昔は酷く物騒だったと聞きますし、ちょっと気になって……」
205
:
しあえが
:2024/01/08(月) 18:16:47 ID:Dxmq2Ikc0
しかし、マユミの懸念は現実のものとなる。
その夜、悪夢を見たためか酷く寝汗をかいたマユミが、夜に露天風呂に入っていると村長が無言で入って来る。
悲鳴を上げようとするマユミだったが、村長の酒焼けした顔で睨まれて「黙れ。こっちに来い」と言われると、喉まで来ていた言葉はそのまま空気に溶け消え、そのまま、言われるがまま村長の側に歩み寄ってしまう。
酷く頭がぼんやりする。他者の言葉の疑いを持つ、と言うことができなくなるというか、夢でも見ているように意識がはっきりしない。
「あのキノコを全部食べたのはお前だけだったか。まあ良い。すぐに他の娘達も……な」
トロンとした目をしたマユミは、促されるままに村長にしがみつく。
ほどなく、甘やかな喘ぎ声が露天風呂に響き、30分後……。
「あうううぅぅ―――っ!」
断末魔じみたい絶叫が上がったが、不思議な事にアスカ達は誰もその声を聞きとめることはなかった。
翌日、マユミがいなくなったことに騒然とするアスカ達は、懸命に行方を捜索する。だが、彼女達を尻目に、むしろあざ笑うように次々と探索する一同も姿を消していく。最後の一人となり、何かが起こっていること、村ぐるみの陰謀があることを悟ったアスカは(村の脱出 or 仲間の救出)をしようとするが、一歩及ばず囚われの身になってしまう。
秘密の鍾乳洞に設けられた儀式の舞台にて、村人一同と共に、姿を消した仲間たちと再会するが……。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
こういうシチュエーションでこういう具合にネチョネチョぐちょぐちょされちゃいますよ、ぐらいな感じでエロ画像撮影と話だけを書きたい。
途中経過とか、詳しい導入とかめんどい。と思っていても、最低限の設定・世界観がないとまったく面白味もエロスもないんですよねぇ。
ゲゲゲの映画と、第三村という田舎暮らし設定が程よく効いてるから、だいぶ書きやすくなったかもしれません。
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