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【ネタのメモ帳】文章置き場
9
:
生天目
◆gX9qkq7FNo
:2010/09/20(月) 17:01:54
豆電球や赤と白の垂れ幕で装飾されたトラックの荷台に子供たちが沢山乗っていて
太鼓をトントン叩きながら「えいやー」とか掛け声をあげながらそれはゆっくりと大通りを近づいて来る。
辺りには夜の帳が来つつあって歩道橋の欄干に乗せた腕に顎を乗せた生天目はただボーっとパレードを見ていた。
まったりとしている時間が流れているのを感じて不思議と心地よい。
生天目はお祭りを見ていると人が光っているように思えた。闇に光る星みたいに思えた。
〜〜〜〜〜♪
突然、携帯が鳴り生天目母から電話が来る。有葵のことを心配しているのだった。
欄干に腰をかけて足をぶらぶらさせているステレオポニーが友達の声真似をして
お友達のお家にいることに偽装する。ステレオポニーがいるから大丈夫とか母親にでも言えない。
「…北条市の一部の地域って石ころみたいのを御神体にしているんだよね?なんで石ころなんだろ?」
生天目は唐突にステレオポニーに聞いてみた。
「愚問だね、俺が逆に聞きたいね。しいて言えば人がすごいなって思うものはみんな神様なんじゃないの?
ま、石ころなんてそんなもんになんで人が畏怖するのかはわかんないけど」
ステレオポニーは本体である生天目に乱暴に言葉を返した。
「あ!今日はお祭りだからあの場所へ行ってみよ!」
少女は歩道橋を駆け下りて神社へ走ってゆく。
お祭りの日は神社の扉が開いているから、お参りをすると中に供わっている古ぼけた石が蝋燭の明かりに照らされて見える。
でも生天目はそれがただの普通の石だと知っていた。祖母が本当のお願い事はあの石にしなくちゃね。って言っていたから。
生天目とステレオポニーは神社の裏道をテケテケ登って巨大な岩に辿り着く。
石は仄かに光っているようにも見えた。
「あれ?なんか去年とちがう…」
【生天目が見ているのは混沌のエネルギーを秘めた隕石(悪魔の手のひら?)の巨大な欠片です。
生贄に呼応して光っている?そんな感じです。悪魔の手のひらは他にありまーす。かも。
隕石は精神世界への入り口?力を与えてくれる場所?まー考えていることは適当かも。
落書きみたいな伏線だけをまともに受け取られて名無しさんに指摘されるのも困りものなので弁解しておきますねw
でもこれを見てくれているのって佐藤さんくらいなので安心かも。
まったり金魚すくいでもしようかなーって思ってたらまたこんなんなっちゃたよー…】
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