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【ネタのメモ帳】文章置き場

1名無しさん:2010/09/16(木) 21:55:21
思いついたネタや文章を保管しておく場所です
ここからネタを拾って本編に生かすのも大アリ

2名無しさん:2010/09/16(木) 21:55:57
せっかくかいたからっとっとこ

「NEWDIVIDEはどんなカードを持っているのか?
手札がわからないいじょうは大人しく従っているほかないのかも知れないが…。
腑に落ちないこともある。…俺たちは事故で死んだのか。それとも殺されたのか。
もし殺されたのだとしたら殺した相手を生かしておくべきなのか?」

廃ビルの屋上には猫の缶詰があちこちに置いてあり何匹かの猫がむぐむぐと赤茶色の肉の塊を食べている。

「……」
新聞紙から目を離して猫たちを見るヴァン。

彼は何気ない風景にヒントが隠されてはいないものだろうかと常々思っていた。

3名無しさん:2010/09/16(木) 21:57:11
30 :黎土羅武 ◇qaFFsscyZY:2010/09/03(金) 19:06:44 0
ある昼下がり、緑のブレザーを着た少年が坂道をスキップしながら下っている。
彼の名は黎土羅武。女性のような容姿に低身長なのを除けば普通のぶどうが浜高校の普通科2年次。

降りたところには古いプラモショップが建っていて彼はそのまま足を運んだ。
中には整然と棚に収められたプラモの数々。奥のレジでは老店主がにこやかな表情で
客を招き入れた。

「久しぶりだね羅武坊ちゃん。今日は何を買っていてくれるのかな」

「後ろの棚のを頼みます。…そうHGのザザビーの斜め横…M107の真下です。そのB-29が欲しくて」
「――何で包みましょうか」
「一番濃い赤の包み紙で。シールはタカラトミーでお願いします」

指示通りの品を取ると馴れた手つきで素早く包みこんで、すでに精算も終えていた。
年老いても現職というわけだ。

「5078円になります」

財布から無造作に札をひねり出すと直接手渡した…20万分の福沢諭吉を。
無言で受け取った店長はそれをレジに入れずデスクの裏ポケットに放り込んだ。

「また来てね」
「ええ、もう少し景気が良くなりましたら」
軽く会釈すると足早に店を去った。

***********************************

包み紙の裏にはいつもどおりメモの切れ端が挟まれている。

“頼まれていたHPM(High-Power Microwave) bombだ。約束通りのモノを部下たちに作らせるのは大変で、
何年か振りに徹夜したと散々愚痴られた。
使用法は簡潔。設置箇所から(特殊な電波がなければ)半径2キロ以内でリモコンのボタンを押すだけで
100フィート内の電子機器はオシャカになってしまう。
使用目的は?とか野暮なコトは聞かんが気をつけておいてくれよ。
最近やたら『オレンジのニオイ』がしてなあ…特に坊ちゃんのことを考えてる時にだよ。
ワシは坊ちゃんよりかは『かがやき』が弱いが、予感はいつも確かで明瞭だ。
まあ、落ち着いてやんな”

「いわれなくとも」
今日は空気が乾いていて安いマッチでもよく燃えた。あっというまに紙切れは燃え尽きた。

(ボブさん、九頭さん…僕がんばります)
希望を胸にいだき、固く手を握りしめた。

「さて昼はドルドですまそうかな」

【覚えていますか?レドラムのあの子です。新キャラとはいきませんがちょいキャラに
おじいさんを。関係上「ハローラン」の位置でしょうか】
【ドルドに向かう途中ということで】

4名無しさん:2010/09/16(木) 21:57:44
31 :『NEWDIVIDE』 ◇qaFFsscyZY:2010/09/03(金) 19:09:06 0
【本体】
名前:本郷圭八
性別:男
年齢:88歳
身長/体重:179cm/75㎏
容姿の特徴:顔はシワだらけで丸禿頭に巨人のキャップをかぶり、服装はスウェット。ヨボヨボガリ。
人物概要:
小さなプラモ屋を経営する老人。温厚で人付き合いがいい。
正体は朝鮮戦争時代から活躍する武器商人で、数々の戦場を渡り歩き、存在そのものが
戦局を左右させると言わしめられた。しかし年齢的に限界を感じ、湾岸戦争を機に引退。
しかし今もなおその影響力は計り知れない。

【スタンド】
名前:オレンジジュース
タイプ/近距離パワー型:オレンジの皮のようなイメージの人形スタンド
能力詳細:
本体に神通力を与える。
熟練の兵士でもたじろぐ圧倒的なプレッシャーを放つことも。
「シャイニング」と同系統のスタンド(しかしシャイニングは不定形型のスタンド)
らしいが、黎土に比べれば弱いようだ。
圭八が太平洋戦争の頃、敵兵から頭部をかすめた銃弾の影響で覚醒。

破壊力-B  スピード-B  射程距離-C(4m)
持続力-E  精密動作性-B  成長性-E

5名無しさん:2010/09/16(木) 21:58:27
32 :『NEWDIVIDE』 ◇qaFFsscyZY:2010/09/03(金) 19:10:34 0
北条の地の遥か深く、それは静かにに脈動を続けていた。
悪魔は血肉を吸い、みずからの体液に変え、ゆっくりと復活の時を待ち構えていた。

その更に奥、まどろみの中に佇む影――白くやせ細った少年は空中に映写さている
ディスプレイを眺めていた。
それはマイソンの手を引く灰島の姿がありありと展開している。

「マイソン様お疲れ様でした―さて次の方は…」

その背後には我等が母星、青く輝く美しき地球が浮かび上がっていた。

【本体】
名前:“地球”の少年
性別:男
年齢:当時10代
身長/体重:140cm/30㎏
容姿の特徴:白人の少年…の体を借りている。
人物概要:
生まれてまもなく先天性の失調で五感を喪失してしまうが、直後にスタンドに開花。
スタンドより歩行や会話など日常生活に必要な能力を修得するが、やはり持病のせいで身体能力は低い。
「ワースト」ではなく、今回は管理・進行役を務める。

【スタンド】
名前:ワールド・ワイド
タイプ/特徴:一体化型/青く美しい地球の立体映像が頭上に映しだされる。直径1ミクロン〜等身大。
能力詳細:
地球上で起こった、起こっているあらゆる事象を把握・記録することができる。
(つまり本体はがリアルタイムに更新されるアカシックレコードになる)
また記録を映像として空中に映しだしたり他人の脳内で再生させる事も可。
 
アルカナ/21THE WORLD

破壊力-なし  スピード-なし   射程距離-なし
持続力-≒∞  精密動作性-A   成長性-≒∞

【人間スパコンのキャラ使ってみたいなと思って考案してみました実はボブより先に思いついたキャラです】
【ミカエル君と能力が被っている?まっさか〜】

6名無しさん:2010/09/16(木) 21:59:23
ユニバースって言うよりもマルチバースな宇宙。

宇宙っていっぱいあるってことなんだけど、この宇宙の中にいる人には外の宇宙は見ることができないそうだ。
もう科学と言うよりも哲学的なお話で、つまりはぜんぜんわからないお話。

>「さて昼はドルドですまそうかな」

と少年が言っていたのを、佐藤ひとみとドルドプラチナで待ち合わせを予定していた神条はすれ違いざまに聞いていたのだが
「そうなんですか?これからボクもドルドプラチナに行くんですよー奇遇ですねー」とか赤の他人に話を出来たりするような
気さくな少年ではなかった。ここでは重なることもなく平行線で終わる運命の軸。

【>30-32発展させることができないかなって思って練習のつもりで書いてみたんですけど外にベクトルが向いていないというか
ベクトルが全部内側に向いていて返しようがないかなーって思います。よく言うひとりよがりな感じな印象をうけます】

7名無しさん:2010/09/16(木) 22:00:05
キャミワンピの裾からショートパンツがちらちらしていてサンダルがかつかつと音をたてる。
友達と北条市のお祭りに来ていた生天目有葵(なばためゆあ)は友達と別れたあと人が溢れている神社の周りを一人歩いていた。
落ちかけている夕陽が空を真っ赤な血の色に染めて水平線にぽつぽつと浮かんでいる桃色の雲が千切れた臓物を想起させる。

これはあの日と同じ風景だ。

周りには、これだけ沢山の人がいるのにみんな知らない顔。目に映ったすべての顔はただ亡霊のように通り過ぎてゆくだけ。

「…わたし…この雰囲気好き…」

8生天目 ◆gX9qkq7FNo:2010/09/19(日) 16:13:31
黒い巨躯の赤子の問いによって流れた沈黙は赤い唇によって破られる。

>「人もモノも自らに付いた傷を払い落とすことは出来ない……
>すなわちガラスの水面に巣食う細いクモの巣……」

「大あたり〜」

影貫の頭上の巨大コップが音をたて砕け散ると
「あぇ〜まあ〜う〜あ〜〜」
などとボブもどきは意味不明の声をあげ影貫の部屋から去る。

「…なんなんだよ…あいつは…」
ことの成り行きを部屋に置いてある魔術書の隙間から見ていたヴァンだったが、
この部屋に来ると数ヶ月前に盗み聞きした嫌なことが思い出してしまう。

「材料って何なんだよ。もとから胡散臭い話だったんだ。
俺たちワーストのディスクが最初っから22枚手元にあったんなら
何で生贄にそれを使わなかったのかとかはこっちだって疑問に思っていたんだ。
汚れた俺たちのディスクじゃダメってことや、NEWDIVIDEの優しさってことも考えてみたんだが
とどのつまりは俺たちは人柱扱いされているってことだよな?
はぁ?ディバイドめ。思う壺に壷ごとはめるつもりだろうがそうはいかねーぜ。
どんな道にでも裏道や抜け道ってもんがあるもなんだぜー」

思い出して魔術書の中で切歯扼腕しているヴァン。
彼がワースト仲間の裏切り行為に目をつむっているのもうなずける。

とりあえずスタンド使いとしては弱いほうのヴァンは大人しく道を歩いているしかないだけだったのだが
歩いている道に何か救いのヒントや啓示のようなきっかけがないものだろうかといつも考えている。

ワーストにも救いが必要なのだ。

廊下に出て去っていったボブもどきの音らしきものがしない。
静か過ぎる。ちょっとした異変。
ヴァンは気になって自分を救う手がかりにでもなるものではないのかと
彼を探してみた。するとボブもどきは廊下の奥の薄暗い闇の中で丸くなり石になっていた。

「……なんでだよ…」
ボブもどきはスタンドエネルギーが少なくなったために肉体を肉のままに維持できなくなったらしい。

「こいつは…。やはり悪魔の手のひらと関係しているってことなのかい…」

【ボブもどきは眠るとまた元に戻ります】


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