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【ネタのメモ帳】文章置き場

7名無しさん:2010/09/16(木) 22:00:05
キャミワンピの裾からショートパンツがちらちらしていてサンダルがかつかつと音をたてる。
友達と北条市のお祭りに来ていた生天目有葵(なばためゆあ)は友達と別れたあと人が溢れている神社の周りを一人歩いていた。
落ちかけている夕陽が空を真っ赤な血の色に染めて水平線にぽつぽつと浮かんでいる桃色の雲が千切れた臓物を想起させる。

これはあの日と同じ風景だ。

周りには、これだけ沢山の人がいるのにみんな知らない顔。目に映ったすべての顔はただ亡霊のように通り過ぎてゆくだけ。

「…わたし…この雰囲気好き…」


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