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白騎士「ちょっこり最高ー!」赤髪「ちっちゃい言うなー!」

12以下、名無しが深夜にお送りします:2024/10/14(月) 19:58:08 ID:2xRP.pXc
王都からの定期連絡で新参者が来ると聞いて、ギルドマスターとして街の顔として毅然とした態度を心がけた当日。彼は来た。魔物も少ない王都からやってきた若い騎士にしては良い面構えをしていた。何より好みストライクだった。そうなのだ。白騎士に散々言っておきながら一目惚れに近い感情を抱いたのはお互い様だったのだ。

仮にもギルドマスター、自身の恋慕はしまい込み毅然と振る舞うつもりだった。なのにー

ー赤い髪のお嬢さんぜひ結婚も視野に入れたお付き合いを...ー

一瞬、はいと言いかけた。そんな自分自身を誤魔化すように彼に拳を振り上げた。

赤髪「(こうやってすぐ手を出してしまうのも私の悪いところだ......)」

今までもそうしてきた身体だけが目的の男もいたからだ。そんな奴らは須らく半殺しにしてやったが......。

赤髪「(アイツもとっとと突き放せば良かったな...)」

どれほど走ったか静かに歩を緩めていく

白騎士に好意を寄せられて悪くない気持ちを抱いた。
だがそんな奴らは幾らでも見てきた。
だがあの真っ直ぐな笑顔に突き放し切れない自分がいた。

しかしギルドマスターとしての立場がその感情を良しとしなかった。何より自分自身の甘さに嫌気がさした。


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