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白騎士「ちょっこり最高ー!」赤髪「ちっちゃい言うなー!」
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/14(月) 17:04:45 ID:NGKOQRqw
白騎士はロリが好きである
だがロリコンと言いきらないのには理由がある
白騎士「ここが新しいギルドもとい職場か...
彼が好きなのは合法ロリである未成年者には紳士的である。
白騎士「こんにちは〜新人でーす」
赤髪「お、君が王都から来た新人君か」
白騎士「!!?」
赤髪「言っておくが此処は癖の強い奴らが多い。温い王都で育ってきた君が慣れるまで私がサポート...なんだその呆けた顔は?」
2
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/14(月) 17:05:09 ID:NGKOQRqw
白騎士は好きな物には一直線である
白騎士「赤い髪のお嬢さんぜひ結婚も視野に入れたお付き合い...」
赤髪「ふんっ!!」
白騎士「初めてのど付き合い!!? ぶべあ!!?」ドサッ
赤髪「ふぅ...お前も癖が強そうだな。有望な奴が来てしまった」
白騎士「へ、返答を...返事を聞かせて...」プルプル
赤髪「少なくとも一発で墜ちる奴は対象外だ」
白騎士「...無念」パタッ
新天地での生活が幕を開ける
3
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/14(月) 17:20:13 ID:2xRP.pXc
白騎士一発ノックダウンから数時間後
髭「ぬわははは! 会ったばかりの赤髪に求婚するとはとんだ大物が来たもんだ!」
モブ「お前の倒れ方傑作だったぜ? む、無念...」
ーわはははは!! ギャーハハハ!!ー
白騎士「良いだろ別に! 俺は嘘は着いてない!」
白騎士の一部始終はもはやギルド内での笑い話へと昇華していた。
髭「大体お前さんよぉ、そんなにアイツが好みだったのか?」
白騎士「も、勿論だ! 燃えるような紅い髪に凛とした目付き!赤と白を基調とした軽鎧の佇まい!」
4
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/14(月) 17:37:04 ID:2xRP.pXc
白騎士「そして何よりあの低身長!! この情熱的でありながら可愛さも両立するあの黄金比...素敵だ...」
髭「と、とりあえずお前が物好きだってのは分かった...でもな忠告しておくが小さいなんてアイツに言ったらー」
白騎士「ところであの可愛い赤髪のお嬢さんは?」
髭「まぁまてそろそろ...う...」
白騎士「さっきの件も謝りたいんだが如何せんこんな衝撃は初めてだ。あんなちょっこりで可愛い......」
赤髪「だぁれが小さいってー?」ムギィ
白騎士「一目みて頬が灼熱の様にちぎれそうな激痛が駆け巡ってきていだだだだだ!!?」
髭「たくっ人の話を最後まで聴けっての......王都の人間は皆こうなのか?」
赤髪「どうやらそのようだ、柄にもなく礼儀正しく努めようと思った私が馬鹿みたいだ」
白騎士「す、すいません......」
赤髪「ふん、まぁ良い改めてようこそ名前は白騎士だったな?」
白騎士「はいよろしくお願いいたします赤髪......さん?」
赤髪「一応お前より年上だ。さて左をつねったから今度は右か......」ゴゴゴ
白騎士「よ、よろしくお願いします赤髪さん!!
5
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/14(月) 17:48:41 ID:2xRP.pXc
ーーーーーー
赤髪「まったく...良い好青年が来たかと思えばとんだ変態野郎だったとはなぁ」
白騎士「いやー好青年だ何て......」
赤髪「褒めてないぞ、それよりとっとと仕事を覚えて貰わないとな」
白騎士「はい!! 誠心誠意尽くして参ります!!」
赤髪「お、おお...気合いは評価してやろう」
白騎士「赤髪さんの為なら粉骨砕身の所存です!!」
赤髪「チッ......」
白騎士「舌打ち!?」
下衆を見るような目をしつつも赤髪は白騎士にギルドでの業務を教えていく。
赤髪「お前は事務も少々してもらうが基本は現場がメインだ慣れるまでは私が同行する。私の受けるクエストに着いてくれば良い」
白騎士「分かりました!!」
赤髪「......」
白騎士「赤髪さんどうしました?」
6
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/14(月) 18:08:07 ID:2xRP.pXc
赤髪「いやさっきのお前からは想像できないくらい真面目に聞くんだなと...」
白騎士「赤髪さんの話ならちゃんと聞きますよ。足手まといにはなりたくありませんから」
赤髪「ほぅ、お前ギルドランクはAだったか?」
白騎士「はい!これでも腕には自信があります! 赤髪さんの護衛に不足はないかと」
赤髪「威勢は良いな、ちなみに私はSSランクだ」
白騎士「......え? 」
赤髪「さらに言うと戦闘職は武闘家だ」
白騎士「ええ!? その体格で...」
赤髪「あ?」
白騎士「何でもありません...可愛いくて素敵だなと...」
赤髪「右......」ベチンッ!
白騎士「スナップ!?」
赤髪「格好で気づけ馬鹿。何より一発で堕ちる奴の護衛なんて期待してないぞ」
白騎士「あ、あはは......」
赤髪「全く、小さいだの可愛いだの......結婚を前提にだのお前は見た目が良ければ誰でも良いのか?」
7
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/14(月) 18:34:39 ID:2xRP.pXc
白騎士「誰でもなんてとんでもない! 俺は低身長が好きなんです!」
赤髪「だから見た目で判断するな!! 全く調子が狂う奴だ......もういい兎に角だ、仕事は一通り教えたから早速実戦だ。着いてこい」
白騎士「了解しました赤髪さん!!」
赤髪「......チッ」
ーーーーーー
髭「それではお気をつけて」
赤髪「ああ、2日ほど留守にするが頼んだぞ」
髭「勿論だ、おい若造しっかり勉強してこいよ」
白騎士「はい!! あ、赤髪さん荷物お持ちしますよ?」
赤髪「自分で持てる!! 」
白騎士「あ!? 赤髪さん待ってー!」
8
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/14(月) 18:35:28 ID:2xRP.pXc
ーーーーーー
モブ「アイツあんな浮かれて大丈夫でしょうかね?」
髭「そうだなぁ赤髪に随分熱心だが......アイツの闘いを見たら面食らうんじゃないか?」
モブ「そうっすね......むしろ良くここまでボコボコにされてないというか......俺たち笑ってましたけど最初の結婚をの下りの時点で半殺しにされても可笑しくなかったですよ?」
髭「あろう事か赤髪にとっちゃ身長の話なんてタブー中のタブーなのにな。まぁ新参者だから多めに見てやってんだろう...」
モブ「でも見物ですね......<憤怒ノ赤髪>を見た後にあんな態度を取れるのか」
髭「見たやつは皆んなおっかなすぎてひっくり返るからなぁ......2日後が楽しみだ」
9
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/14(月) 19:04:08 ID:2xRP.pXc
ーーーーーー
白騎士「赤髪さん体調は?」
赤髪「これくらいでへばるか馬鹿」
白騎士「水分補給はこまめにしていきましょう」
赤髪「分かってる」
白騎士「疲れたら言ってください。俺がおんぶしてでも......」
赤髪「あーもー! 緊張感を持て!!」
白騎士「あー赤髪さんが凛として歩く所作も怒ってる顔も素敵だぁ」
赤髪「こんのぉ......いい加減にしろ!!」ドンッ
白騎士「いだっ!? 赤髪......さん?」
赤髪「私はお前の様な軽い男の面倒を見る為にギルドマスターになった訳でもなければチヤホヤされたい訳でもない!! ましてや小さいだの可愛いだの......好きでこんな体格になった訳ではない!!お前には分からないだろうがな!! 人をおちょくるのもいい加減にしろ!!」
白騎士「赤髪さん......」
10
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/14(月) 19:15:07 ID:2xRP.pXc
白騎士「ギルドマスターだったんですね......やっぱり凄いぜ赤髪さん!!」
赤髪「なぁ!?」ズッコケ
白騎士「確かにSSランクだもんな。じゃなきゃドラゴン討伐に2人でなんてそもそも許可が下りないし当然か」
赤髪「こぉんの馬鹿たれがー!!」バキッ
白騎士「うぼあ!!?」
赤髪「さんっっっっざん我慢していたがもう限界だ!! お前は何だ!! 好みの女でも探しにここまで来たのか? そうだろうな? じゃなきゃ治安の良い王都からこんな魔物が多い前線まで飛ばされんだろうからな!!?」
白騎士「え、ええっと......それは」
赤髪「お前が私の街のギルド員なんて真っ平御免だ!! 討伐対象に襲われて悔い改めろ!! 私は帰るじゃあな死ね!!」
白騎士「ああ!! 待って赤髪さん......赤髪さーん!!」
11
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/14(月) 19:36:19 ID:2xRP.pXc
ーーーーーー
赤髪「くそう......何で、何で何時もこうなんだ......!!」
白騎士に踵を返した赤髪の瞳は涙で濡れていた
彼女は思い出していた。これまで自分に好意を寄せてきた男達を
赤髪「(どうせ...どうせアイツも一緒なんだ!!)
彼女の容姿は白騎士の贔屓目を抜きにしても紛うことなき美女である。美女ゆえに言い寄られることも多く期待しては失望の連続、1度心を許した相手に心無いことを言われる事も少なくなかった。
背が小さいから始まり、自身の戦闘力の高さ故に畏怖の念を抱かれ距離を置かれる。挙句に化け物などと陰で囁かれる時もあった。内面を見てくれようとする男は1人もいなかった。
赤髪「(全く......自分の見る目のなさに嫌気がさす)」
あの若造もそうだ、自分の容姿ばかり持て囃し媚びへつらう気に入られようと擦り寄ってくる狡猾な男だ。心の底では女を見下している様な奴の言動だ。それなのに......頭では分かっているに
赤髪「(ちくしょうっ!! 私は何て馬鹿だあんな奴に......あんな奴に......!)」
ときめいて心が高揚してしまった自分がいた。
12
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/14(月) 19:58:08 ID:2xRP.pXc
王都からの定期連絡で新参者が来ると聞いて、ギルドマスターとして街の顔として毅然とした態度を心がけた当日。彼は来た。魔物も少ない王都からやってきた若い騎士にしては良い面構えをしていた。何より好みストライクだった。そうなのだ。白騎士に散々言っておきながら一目惚れに近い感情を抱いたのはお互い様だったのだ。
仮にもギルドマスター、自身の恋慕はしまい込み毅然と振る舞うつもりだった。なのにー
ー赤い髪のお嬢さんぜひ結婚も視野に入れたお付き合いを...ー
一瞬、はいと言いかけた。そんな自分自身を誤魔化すように彼に拳を振り上げた。
赤髪「(こうやってすぐ手を出してしまうのも私の悪いところだ......)」
今までもそうしてきた身体だけが目的の男もいたからだ。そんな奴らは須らく半殺しにしてやったが......。
赤髪「(アイツもとっとと突き放せば良かったな...)」
どれほど走ったか静かに歩を緩めていく
白騎士に好意を寄せられて悪くない気持ちを抱いた。
だがそんな奴らは幾らでも見てきた。
だがあの真っ直ぐな笑顔に突き放し切れない自分がいた。
しかしギルドマスターとしての立場がその感情を良しとしなかった。何より自分自身の甘さに嫌気がさした。
13
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/14(月) 20:15:39 ID:2xRP.pXc
赤髪「(もういい...どうせ私には似合わない事だ。よりにもよって惚れかけた男があんな奴なんて口が裂けても言えん...はぁ、男を見る目がないにも程がある)」
乱暴に涙を拭いながら震え混じりのため息を吐く
同時に白騎士を置いてきた方角から強烈な魔力を感知した。恐らく討伐対象のドラゴンだろう。
赤髪「(感知した魔力量的にAランクのアイツが勝てる相手じゃないな......理由は適当に考えるとして一応死体くらいは回収してやるか......)」
彼女はまた踵を返す。
赤髪「(そもそも何でアイツは私のような女が好きなんだ? 会う度に可愛いだの歩ってるだけで素敵だのワケが分からん......そういうアイツの真面目な横顔も悪くは無かったが....../// はっ!? 私は何を考えているんだ!? どうせあんな奴は色んな女に同じことを言っているんだ!揺れるな私! それにもうドラゴンに殺されて......)」
14
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/14(月) 20:29:38 ID:2xRP.pXc
ーーーーーー
ドラゴン「貴様中々しぶといな」
白騎士「へっドラゴンに褒められるなんて思わなかったぜ......」
赤髪「(驚いた......まさか耐えているとは思わなかった)」
ドラゴン「ふん、どう思おうが我の知ったことでは無いが.....人間と言うのは愚かな生き物よ」
白騎士「んだとぉ?」
ドラゴン「そうではないか現に貴様は仲間に見捨てられている。竜族ならば仲間を見捨てるなどしないがな」
赤髪「っ......!」
白騎士「それは......」
ドラゴン「我にとっては好都合だがな。徒党を組まれるより確実に屠れる」
白騎士「くっ......! ちくしょう...もう動けねえ...力が......」
ドラゴン「哀れなり人の子よ、我に微小ながらも食い下がったのは評価するがこれで終わりだ。せいぜいあの女を恨むんだな。貴様を捨てたあの矮小な女を......」
赤髪「!! こんの......!!」
15
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/14(月) 20:44:04 ID:2xRP.pXc
白騎士「捨てられてなんかねえ!!」
赤髪「!!」
ドラゴン「......ほう」
白騎士「悪いのは俺だ! 自分の気持ちばかり優先して赤髪さんの気持ちなんて全く考えて無かった!責められて当然だ......俺は何時もそうだ、大切にしたいって物ばかり傷つけてしまう......そんな事望んで無いのに!!」
赤髪「(......白騎士)」
白騎士「あの人は優しいんだ......こんな俺に丁寧に仕事も教えてくれてギルドの皆んなにも気を遣って......人一倍気を張ってっ!!お前みたいな魔物から街を......王都を身体を張って護ってくれているんだっ!!」
赤髪「.........」
ドラゴン「はっはっは、あんなチンチクリンがか? 大きく出たな人間風情がぁぁ!! ドラゴンブレス!!」ゴアア!!
白騎士「うぐぅ!!? はぁ...はぁ...チンチクリンなんかじゃねえ......俺にはあの背中が昔も今もでっかく見えてるんだっ!!! あと滅茶苦茶可愛いぃー!!」
赤髪「可愛いは余計だ馬鹿」
白騎士「あ、赤髪さん!?」
16
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/14(月) 20:55:36 ID:2xRP.pXc
バシュン!!
ドラゴン「な!? かき消した? 貴様......」
赤髪「何って振り払っただけだが?」
白騎士「あ、赤髪さんすいません......おれ」
赤髪「後で聞いてやるから、少し休んでろ」
白騎士「は、はい......お気をつけて」
赤髪「うむ、よし」
ドラゴン「逃げたと思った腰抜けが戻ってきたか......」
赤髪「そうだな......ある意味腰抜け、お前の言う通りだ」
ドラゴン「ふん潔し、ならばこの灼熱の息吹で塵も残さず死ぬが良い!!」キュイイン!!
赤髪「白騎士ィィ!!」
白騎士「!!」
赤髪「これがSSランクの強さだ、しっかり目に焼き付けておけ!!」
白騎士「は、はい!!」
17
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/14(月) 21:05:00 ID:2xRP.pXc
ドラゴン「(SSランクだと......この一帯では1人しか居ないランクだ、そして燃えるような紅い髪......まさか!?)」
ドラゴン「貴様、<憤怒の赤髪>......か!?」
赤髪「今更気づいたのか」
ドラゴン「ま、まさかこんな......チンチクリンが!? 我が同胞達を屠った災厄なのか!?」
赤髪「......」ブチッ!!
白騎士「あ......」
赤髪「全く、強さを身体のサイズで判断するなんて竜族も堕ちたもんだな?」シャッ!!
ドラゴンに生じた一瞬の隙を逃さず赤髪はドラゴンの首元に飛び移る。そして片手をドラゴンの首へ突き刺した。
ドラゴン「がぁ!? おおおおお!!!」
18
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/14(月) 21:15:34 ID:2xRP.pXc
赤髪「弱いっ」
赤髪を振り払おうとしたドラゴンの腕は彼女の掌底で木っ端微塵に吹き飛ぶ
ドラゴン「ぐあああああ!!?」
白騎士「か、片手だけで......俺が全力で剣を突き立ててもちょっとの傷しか付かなかったのに...!?」
赤髪「魔力は量より質、極限まで練り上げた魔力は全てを凌駕する。お前の様に火を吐くだけの攻撃と一緒にするな。そしてぇぇ!!!」ブチブチッ!!
ドラゴン「ま、まて!?
赤髪「ちっちゃい言うんじゃねぇーーーーー!!!!!!」
肉が引き裂かれる音と共にドラゴンの首がはねとばされる。たった一振りの手刀。まさに必殺の一撃、斬撃の余波でドラゴンの両足とその下の地面までもが割かれていた。
白騎士「こ、これがSSランク......」
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