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業界の怖い話教えて

72The名無し:2023/01/23(月) 16:24:08
>>70
医者の不養生みたいな話ね。今では当たり前の殺菌手段の手洗いも100年位前にはほとんど一般的ではなくて医者が手術や解剖などしたその手を洗わず患者の診察をしてた。まだ細菌とかウィルスの知識が少なかった時代だった事もあるけど今では考えられないね。

そんな環境だから当然異変が起きていてウィーンのある病院では妊婦の死産率がやけに高く原因不明。そんななかセンメルヴェイスという医者が解剖をした後妊婦の往診をしている場所で死産が多い事を突き止め医師の白衣や触診で悪いものが妊婦に付いてるんじゃないか?と考えたセンメルヴェイスは診察する前の医師達に手洗いを推奨。

すると高かった死産率が改善され手洗いの殺菌消毒効果が実証された。しかし当時の学会はセンメルヴェイスの殺菌方法を認めずあろうことか世間は彼を嘘つきやぶ医者扱いして職を失い精神疾患を疑われ精神病院へ入院。そこで暴行を受けた傷が原因で亡くなってしまうという悲しい実話。

それから何十年も経ってウィルスの存在が発見されるまでセンメルヴェイスの功績は闇に葬られていた。このような既存の常識を覆す新しいものに拒絶反応を示す行動をセンメルヴェイス反射と呼称されるきっかけにもなった。

センメルヴェイス反射は身近によくある反応。スマホやPCがよくわからず否定的な老人や流行りを追う事をダサいと叩く人など。この話はウィーン産褥熱(さんじょくねつ)やセンメルヴェイス医師の名で検索すると詳細がわかります。この世は諸行無常。新しい事に臆せず知って受け入れて行く姿勢が大切なんでしょうね。


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