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The Sealed Swordman "K"
1
:
ザマコスキー(仮)
:2018/12/04(火) 02:08:33 ID:H7QCUWdo0
※クッソ長くなるの現時点でもう確定してるのでまとめ兼専スレ化
305 名無しっ子 2018/10/01(月) 03:06:49 ID:8h9M8.Mg0
https://i.imgur.com/HXG19Iy.jpg
決まらないならここで聞けばいいじゃないって言われたので現段階で決まってる物をひとまずルーズリーフ片面に書く
原型留めてないのはいつもの癖
今作りかけのが完成したら3D環境の練習も兼ねてこのゲーム作りたい…
そして自分の中でのリンゴ飴先輩の扱いが会長と似たりよったりになってきてるという
2
:
名無しっ子
:2018/12/04(火) 02:09:14 ID:H7QCUWdo0
Stage1 -目覚め-
(ハァ…ハァ…)「流石にもう振り切れないンマ…!」
"立入禁止区域"に鳴り響く足音と警報。「タチサレ…タチサレ…」無人のラブドール型警備ロボに追いかけられるけんま。
(ひっ…ひとまずあそこに隠れるンマ!)やっとの思いで見つけた部屋に転がりこむ。しかし無残にも別の警備ロボに見つかってしまう。
「イブツ…ハイジョ…ハイジョ…」感情の感じられない声で警備ロボが動き出すと、けんまは慌てて銃を構える。
「こっ…こっちに来るなンマ〜!!」「ハイジョ…ハイジョ…」「ンマ〜〜〜〜っっ!!!」しかしけんまがいくら銃を乱射しても一発も当たらない。(お…終わりンマー!!!)
けんまがそう思った次の瞬間、遠くで何かが割れる音がした。同時に警報が鳴り出した。「ビーッ!ビーッ!制御装置破損!制御装置破損!」
不測の事態に驚いたけんまだが、偶然眼の前の警備ロボの動きも止まった。後ろからは新たな警備ロボが来ている。
けんまはまた奥へと走り出したが、すぐに行き止まりに突き当たってしまう。警備ロボに追い付かれ、今度こそ駄目だと思ったその時
「まだコイツらが居たのか…しつこい奴らだな。」
けんまが声のした方向を向くと、誰かが立っていた。けんまは目を疑った。(あれはカナチ…!?文献上の存在のはずンマ!?)
そう思った矢先、カナチはこちらを向いて「おい、ソレを貸せ」そう言ってけんまから銃を取り上げると、正確無慈悲に警備ロボを撃ち抜いてけんまが来た道を進む。
「あの銃を片手で扱うンマか…」けんまはカナチの強さに驚きつつも、彼女の後を追っていく事にした。
けんまは銃を取られたので何か使えそうな物を探すと、さっきの流れ弾が当たった跡がある制御装置らしき物の陰に1本のビームセイバーを見つけた。
「とりあえずこれがあれば何とかなりそうンマね。ただこれはまだ使えるンマか?」
そう言ってセイバーを起動した瞬間、「ンマっ…!?なんて出力ンマ!!」セイバーの出力が規格外なまでに高く、腕を持っていかれそうになった。
「…とりあえずコレは最後の手段として取っておくンマか。」そう言ってセイバーを持ってカナチの後を追うけんま。
彼女が通った後は死屍累々と化しており、全ての警備ロボが破壊されていた。
ようやくカナチに追いついたけんまだが、後ろから親玉と思われる大物が近づいていた事に気づかず捕らえられてしまう。
「やめろ!離すンマ!!」けんまは必死に抵抗するも無駄で、それどころか銃弾すら通らない。「やめろ〜〜!!離すンマ〜〜!!!」
けんまが必死に暴れたが、その時に誤ってセイバーを手放してしまう。「ンマっ!?僕のセイバーが!!」床にセイバーが転がる。「ツブス…ツブシテヤル…」低く唸るように呟くロボット。
その時何かを思い出したかのようにカナチがセイバーを拾い、ロボットに斬りかかる。
「くたばれッ…!!」
3
:
名無しっ子
:2018/12/04(火) 02:09:48 ID:H7QCUWdo0
―衝撃だった。カナチがロボットの腕を斬り落としたのもそうだが、それよりもあの高出力セイバーを扱える事を。それも"片手で"。
腕を斬り落としてけんまをロボットから離すと、カナチはもう一度斬りかかる。
「とどめだッ!!」腹部を切り払うとロボットは動かなくなった。
ロボットが破壊されたのを確認してからカナチは走り出す。
「とりあえず出口まで行くぞ。アンタ、名前は?」「僕はけんまンマ。」「けんま、か。よろしくな。封印を解いて感謝する。」そう言って出口へと二人は走り出した。
二人が出口まで何事もなく辿り着いたと思ったら、今度はなんと4〜50体の警備ロボを引き連れた1匹のリスが立っていた。
「よう、お前ら。よくもワタシの"秘密基地"を荒らしてくれたクマね。」「お前は確か…」「ゾーノだ。封印された影響で記憶まで飛んでいるクマか。」
二人が強烈な殺気を放ち、睨み合う。あまりの殺気にけんまは逃げ出したくなる。
「まぁいいクマ。お前はここで終わりクマ。やれ!お前達!」そう言い放ってゾーノは警備ロボを一斉に起動した。
警備ロボがカナチを取り囲む。「そこのちっこいのは後回しにするクマ。まずはコイツから仕留めるクマよ!」ゾーノが攻撃命令を下す。
「雑魚共が…おとなしくスクラップになってろ!!」
カナチがセイバーを振り回すと、あっという間に囲んでいた警備ロボが全て真っ二つに切断されていた。
「クマッ!?Zセイバーは別で封印されていたはず…!?」「さっきから封印封印うるさいな。生憎こちらは寝起きで機嫌が悪いんでな。どうせお前のソレは遠隔監視機(マリオネット)だろ?だったら斬らせろ。」
カナチは強烈な殺気を纏って斬り掛かる。ゾーノもバスターを構えようとするが、それよりもカナチが突っ込んでくるほうが早く、バスターごと真っ二つに切断された。
「やるじゃねぇか…だがお前を追う者はまだ…」そう言いかけてゾーノは壊れた。カナチ曰くアレは遠隔操作で動いてるだけなので斬ったところで大した損害にはならないらしい。
「とりあえず自分はこっちの基地に戻るけどカナチはどうするンマ?」「ならオレも同行させてもらおうか。流石にここに居続けるのはマズい。」
そういって二人は基地に戻った。彼女らの戦いはまだ始まったばかりだ。
Stage2へ続く
4
:
名無しっ子
:2018/12/04(火) 02:10:54 ID:H7QCUWdo0
あとがき(Stage1)
前に話してたムツゲーの制作に取り掛かる時間が未だに出来ないのでネタを忘れないためにも小説の形として一旦投稿
ネタもストレスも溜め過ぎはよくない(確信)
タイトルが強制変換されたのひで
・世界観解説
けんまの使っていた銃だが、実弾ではなく本家同様エネルギー弾
警備ロボの見た目は呪いの人形のソレがベース
けんまのZセイバーの件はどこからどう見ても岩本版ロックマンXのソレ
https://vignette.wikia.nocookie.net/megaman/images/0/04/X3HornetZSaber.png
この世界でのカナチはオレ少女で服の下は原作と違って男女共に魅了する引き締まったアスリートのような筋肉で身長170cm強、体重70kg強のかなり健康的な身体
けんまは原作で言うところのシエルポジション ただしコピーエックス相当のキャラを作ってないなどシエルとは大きく違う点もある
大物ロボットは原作で言うところのゴーレムポジション デザインはまだ人形という事以外は考えてない
"立入禁止区域"の元ネタは忘却の研究所 カナチをどう封印してたかはまだ考えてない
タイトルのSealedは封印されたで英和引いたら出てきた
5
:
名無しっ子
:2018/12/04(火) 02:11:31 ID:H7QCUWdo0
Stage2 -凍結-
―「それで封印される前はどうしてたンマ?」「…確か"A.C."と名乗る奴を追っていた。ただ知らぬ間に封印されていたらしく、アンタがオレを開放するまで封印されていたのは分からなかった。」
「"A.C."…」"A.C."という名前にどこか引っかかるけんま。
「ハイ、健康診断は終わりンマ。50年も封印されてたのに問題一つ無いというのも凄いンマ。」先程していた話から、カナチが封印されたのは今から50年くらい前との事だ。
あそこは見た感じコールドスリープ施設ではなさそうだがどうやって封印したのかという事をけんまが考えていた時の事だった。
突如パソコンに大量の警告と共に通信が入る。
「どうやらウチの"お宝"をアンタらが盗んだらしいな。」通信が入ると共に部屋に緊張が走る。
「…その声は"A.C."か。」「ご名答。ウチが"A.C."や。何や、覚えとるんか。」「お前らの言う"お宝"はオレの事か。」「せや。だから"返して"ほしいんや。」
「!! カナチをお前には渡さないンマ!!」「なんや、"リス"から報告のあった"ちっこいの"もソコに居るんか。」「けんまはちっちゃくないンマ〜!!」
「またえらい可愛らしい反応やな。まあ、今日中に"返さない"となればこちらも行動に出るとするわ。今日"返す"気は無くても流石に明日になればその気になるやろ。
じゃあな、"お宝"と"ちっこい女子さん"。」「けんまは雄ンマー!!」切れた通信に向かってけんまが叫ぶ。
―「とりあえずカナチ的にはどう思ってるンマ?」「オレは奴の下に戻る気は無い。例え明日から不幸が訪れようとも―」カナチがセイバーを握る。「この剣で叩き斬るまでだ。」
「分かった。それならボクも全力で応援するンマ!」「さっきの話だと今日は向こうが攻めてこないだろう。オレが明日に備えて今日は休ませてもらう。」
「分かったンマ。戦士にも休息は必要ンマね。」
その夜
(感覚は今日の鍛錬の感じだと鈍ってはなさそうだ。明日からはしばらく休めそうにないし今日は早めに寝ておくか…)風呂上がりにカナチはこんな事を考えていた。
「けんま、風呂から出たぞ。」「50年ぶりの湯船はどうだったンマ?」「何か不思議な感じだったな。冷めないうちに次入りなよ。」「今やってるのが終わったら入るンマ。もう寝るンマ?」
「ああ。どこで寝ればいい?」「2階の一番奥の部屋に布団を準備しといたンマ。」それを聞いてカナチは床に入った。
「さーて、大急ぎで仕上げるンマね…」けんまは再び目の前の仕事に向かい合った。部屋の明かりは深夜になっても付いていた。
6
:
名無しっ子
:2018/12/04(火) 02:11:58 ID:H7QCUWdo0
翌朝
「ふぁー…」カナチが欠伸をしながら2階から降りてくる。「おはようンマ。今朝ご飯を用意するから待っていてほしいンマ。」けんまが急いで台所に向かう。
「けんま、その目…」「カナチのためにそこのアーマーを大急ぎで完成させたンマ!」「オレのためにそこまで…」けんまが座っていた椅子の前にはアーマーが一式置かれていた。
「カナチ、コーヒー飲むンマ?」「…じゃあカフェオレでお願いしたい。」大急ぎでけんまがコーヒーを入れる。
「これ食べて今日も頑張ってほしいンマ!」時間の割に豪華な朝食をけんまが持ってきた。食卓に付いてテレビを付けると衝撃の光景映されていた。
なんと街一帯から人影が消えており、それどころか要塞まで築かれている。それも1箇所だけでなく、全国に4箇所も。
「"A.C."が言っていた事はコレの事か…」「そうみたいンマね。」「奴の事だ、まずはオレら以外を潰すとこを見せしめにして牽制してくるのだろう。」「ンマッ!?直接ボクらを叩くんじゃないンマか!?」
「奴の性格から考えると恐らく最初からこっちを攻めてこないだろう。」「てっきり最初からこっちを攻めてくるものって思って迎撃装置のメンテナンスまでしたのに無駄になったンマ…」
「一晩のうちに無茶し過ぎだぞ、体壊すぞ?」「でもカナチの事を想ったら居ても立っても居られなかったンマ…」「もういい、一旦休め。俺はまず札幌にある要塞から叩きに行く。」
「分かったンマ。ご飯を食べたら転送装置を準備するからそれを使うンマ!」心配そうに見るカナチとそれを気にせず張り切るけんま。けんまは食事中も常に何かを調べているらしく、パソコンの画面から目を離さなかった。
「よし、まずは札幌の要塞から叩くか…」カナチがアーマーを着込みながら呟く。「カナチ、これも持っていったほうがいいンマ!」「何だソレは?」カナチに小さな物を手渡す。
「小型の酸素ボンベンマ。調べたらどうも要塞内で水没してるところがあるらしいンマ。」「そうか、それなら遠慮なく使わせてもらう。」カナチが転送装置の上に乗る。
「座標入力完了ンマ!いつでも準備出来てるンマよ!」「了解、こちらもいつでも出れる。」「カナチは強いから絶対負けないンマ!」「そう言われると何か照れるな…」
「それじゃ行くンマよ!転送!」けんまが勢いよく転送装置のスイッチを押す。「…I'll be back.」転送される瞬間にけんまに一言かける。
カナチが転送されるのを見届けて倒れ込むけんま。「昨日は十分頑張ったから少し休むンマか…」けんまは側にあったクッションを枕にして眠りだした。
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