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( ゚д゚ )絵描きとヴィオラのようですミセ*゚ー゚)リ

299名無しさん:2024/12/20(金) 05:18:27 ID:GwUyoSTg0

( ゚д゚ ;)「…え?」

ミセ# ー )リ「はやく」

動揺しつつ、ゆっくりと炬燵から足を出して彼女の隣に移動する。
将来、子どもたちが大きくなることを想定して買ったテーブルだ。大の大人が二人並んで入っていても、少々狭くは感じるが然程不便にはならない。
これで正しいのだろうか。そう不安になりながらも、妻の横に体を入れた。

ミセ*-o-)リ「…あー」

並んで炬燵に入ると、妻は何も文句を言わず、その小さな口をぱかっと開いた。
何をご所望なのかさっぱり分からないまま、じっと妻の顔を見る。
既に時刻は夜だ。お風呂だって済ませているだろうし、後は寝るだけといった状況の筈。
化粧だって落としきった後だろうに、昔とほとんど変わらないように見える容貌に思わず見惚れてしまう。

ミセ# ー )リ「………んっ!」

「本当に年をとっているのか」なんて呆けたことを考えていたのも刹那、妻は苛立ちを隠そうともしないまま前にあったプリンを手に取り、テーブルに音をたてて置き直した。
部屋に響く音にびくついた次の瞬間、プリンに付属していたプラスチックのスプーンもまた軽く机に叩きつけられる。

わざとらしい程に存在を強調されたプリンとスプーン。
わざわざすぐ隣まで移動させられた意味。

ミセ*-o-)リ

そして、再び口を開けて待機しているだけの妻。


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