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( ゚д゚ )絵描きとヴィオラのようですミセ*゚ー゚)リ

102 ◆gMoTB8ciTo:2024/04/29(月) 02:37:18 ID:fCDwqofo0

ミセ* ー )リ「初めて会った時、あの暗がり野中でも、アンタはすぐにヴィオラって言ったわね」

ミセ* ー )リ「……普通、音楽に詳しくないヤツなら、ヴァイオリンって間違える筈なのに」

言葉の形をした銃弾が、淡々と僕の心をえぐっていく。
美しかったあの夜の思い出に、ミシミシとヒビが入っていく。

ミセ* ー )リ「…面白かった?そんな単純なことにも気付かない世間知らずのバカ女、嗤えて」

そんなこと思ってない。貴女を嗤ったことなど、心の中ですら一度たりともない。
思いは言葉にならず、ただ口がパクパクと無様に動くだけ。
喉に溜まった熱が手放せない。何か言わなきゃいけないのに、言わなきゃいけない言葉が出ない。

ミセ* ー )リ「良いお小遣い稼ぎになった?  ねぇ、こんな」

ミセ* ー )リ「こんな、こん、な………」

パンと、ひどく大きな破裂音が響いた。

綺麗に磨かれた床に、くしゃくしゃになった雑誌が転がる。
誰もそれに目をやろうとはせず、傍にいたヘリカルさんだけが心配そうに、雑誌を投げたお嬢様に慌てて近寄る。

すると、お嬢様は素早く腕を振ってヘリカルさんを拒絶した。



ポトリと、一粒の雫が床を濡らした。


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