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ソウルファッカーズ2のようです DISC2
1
:
デビルサマナー28周年おめでとう!
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:33:41 ID:uPhFbEhM0
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1654782524/
DISC1
『堕天使召喚』
『PHANTOM-EDGE』
魔術によって召喚されしムールムールが、キマイラの背後を達人級の剣技で切り裂く。
そこにラームジェルグがスキを突いてからたけ割を頭にお見舞いする。
「うおおおお!!!うっわああ!!!!」
(;``)つ==つ キマ`W´イラ 「ぐう!!」
仲魔のいないジローを守ろうと、弱気のはずのナナシが奮闘している。
かつての相棒は、メイス形態だ。
「サイトッ!!」
(;``)つ===カ
命を刈り取るような形に変形させ、リーチを活かして蛇の首を切り取った。
キマ;`W´イラ 「ぐっわ!」 「逃がすか!」
(;``)つ======キマ`W´イラ==> 「が・・・」
(;``)つ==つ 「このっ!このッ!」
「やめておけ」
つ(;``)つ==つキマWイラ
(´<_`)「もう、死んでる」
>休憩
ヽ(`Д´1)ノ「こんなとこで油売ってていいのかよ!?早く先に・・・」
ヽ(`Д´2)ノ「とか言ってジッポ出してんじゃねえよ。照明代わりとかいって」
(´<_`)「COMPを見せてもらったが、エネミーソナーは青。
もうこの周辺に悪魔はいないだろう。
というか、おれたちの生体反応か。」
ヽ(`Д´2)ノ「どういうことです?」
2
:
名無しさん
:2023/12/26(火) 00:42:30 ID:uPhFbEhM0
(`・д・´)「くそ!追えばここが・・・どうすればいいんだ。」
「そういう時は、こうする」
https://pbs.twimg.com/media/GBR0lOFaQAA8Z_0.png
つy0==== ドドドドドド
消火器が投げられ、小機銃による凄まじい連射で破裂する。
そして・・・
https://pbs.twimg.com/media/GBR0mPYaQAAapI7.png
一瞬だけ召喚された悪魔の強烈氷結攻撃によって、炎がやわらいだ。
恐らく相当高位の悪魔であろうことは、少年にも理解できた。
(;`・д・´)「あ、あなたは・・・」
「この異常な延焼は、爆薬にされた悪魔による怨嗟によるものだ。悪魔には悪魔の力、デビルサマナーの基本だろう。
動ける者はバックドラフトを食らわないように、外からやってくる追撃者を迎撃しろ。
大佐はアンデッドになる前にそこの炎の残滓で焼いておけ。
あの男は私が追っておく。」
く( )「了解!」
サマナー達が、一斉に敬礼をする。
「それと君」
(;`・д・´)「お、俺ですか?」
「消火器の期限点検は済ませておくように通達しておけ。私の名でな。
おかげで使えるものを探すのに手間取ったんだ。」
少年が瞬いた瞬間には、もうその人物は消えていた。
>休憩
(´<_`)「どうってまあ・・・斃してきた悪魔達を見たか?」
ヽ(`Д´2)ノ「内心必死すぎて、そこまで気が回らなかったですね。」
ジローは緊張でかいた汗を少しでも乾かそうと、ジャケットを抜いてその辺にかける。
(´<_`)「浄化された魑魅魍魎の類はともかく、キマイラは死体のままだった。
マグネタイトに変わってなかったんだよ。
ナナシの執拗な死体叩きでわかった。」
(;``)「あ、そういえばマグネタイトに変わってなかった!」
3
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:43:51 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「もしかすると・・・この地下は、牢獄も兼ねているんじゃないかと思う。」
ヽ(`Д´1)ノ「? ここは造魔安置所じゃねえのかよ?」
(´<_`)「あのクッソ短いミーティングと曖昧な見取り図によると、研究所責任者は真弓ゲンというやつらしい。
相当なキレ者で、クズノハ本部の目をかいくぐって『理想の悪魔』を造っているとか。
手段も問わない、という噂もある。」
(;``)「それが造魔、ですか。」
(´<_`)「・・・『人為的に悪魔にされたもの』という広義では、人を悪魔化させても造魔といえるかもしれんな。」
ヽ(`Д´2)ノ「なんかソースあるんですか?」
(´<_`)「お前達が見ていない地下での初戦、ピシャーチャどもが
『身体・・・戻らねば』と言っていた。
持ち場に戻らねば、とも取れる言い回しだが、おれはこの地下の悪魔は
見取り図の奥深くにある造魔エリアを守る為の門番と推理した。
口封じも兼ねてな。」
ヽ(`Д´1)ノ「話がつたわらねえ。」
(´<_`)「つまりだ、素体ドリー・カドモンを使った実験以外にも
人間を悪魔に変異させるような実験も行っていたんじゃないかという推察だよ。
カドモンはかなり希少なブツと聞いている。」
(;``)「いやいやおかしくないですか!?
クズノハは悪をくじく正義の味方でしょう!?」
ヽ(#`Д´1)ノ「あ?なんだナナシ。
まるでクズノハに寝返りてえみたいな言い方じゃねえか。え?」
と(´<_`)つ「おちけつ。別にクズノハが絶対正義というわけではない。
始末屋という点では、むしろ同類のようなものだ。
あと人間悪魔化実験説の根拠は・・・ある。
うちの課にな、いるんだよ。
悪魔を憑依させた犯罪者狩りを専門にしてる部隊が。」
(□十□)「まさか悪魔憑依犯罪者の出所が、ここだとでも?」
つと
見回りに行っていたムールムールが戻ってきた。
ということは、そういうことだろう。
(´<_`)「まあ全てがここから、と断定はできんがな。
お前達、携帯は繋がるか?」
4
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:49:06 ID:uPhFbEhM0
ヽ(`Д´1)ノ「転落モバイル。遅すぎてラインもムリ。」
ヽ(`Д´2)ノ「教えぬモバイル。繋がらないですね・・・」
(;``)「ぬーろも通じません!」
ファントムサマナーというものは後ろめたい裏家業だ。
余程の自信がない限りは、アシのつきにくいマイナーキャリアを選ぶ。
(´<_`)「おれもダメだ。COMP通信は?」
ヽ(`Д´2)ノ「仲魔と会話できるし、禁止エリアではなさそうっすね。
カブラギさんとの通信が遮断されてます。」
電話はまだわかる。マイナーキャリアでダメならば、三大キャリアも当然通信ジャミングされているだろう。
だがCOMPでの簡易的な通信にも出られないとは、向こう側で通信不可になっているのか。
COMPが繋がらないような、のっぴきならない状況に追い込まれているのか?
(´<_`;)(ここまでの道程で襲われた形跡も血痕もなかった。あいつはそう簡単に死ぬタマじゃない。
だが、モタモタしていると複数サマナーと鉢合わせて・・・という事にもなりかねん。
おれ達が侵入したのも、おいおいバレてくるだろう。
研究室エリアはこの先だがトリオの精神的消耗は激しい。さて、どうするか・・・)
>倉庫
(川д^)「へへ、レプリカ浮世絵に山水画に武器防具・・・悪魔への貢ぎもん・・・
流石にいいもんそろってんな。
これも割に合わんお仕事への賄いってことで。
全部いただいていきますか。」
ドン
(川∀゚)「へ?」
暗がりのなか、サイゾーの頭の真横を弾痕が抉る。
「ここはヤタガラスの宝物庫。
火事場泥棒とは斬新なサマナーだ。
肝が据わっている。」
(川;∀゚)「へ、へへ!俺はたまたま通りがかったとこをレスキューに来た義賊よ!
まあ少し謝礼にちょろまかそうと思ってたが、大事な物資を避難させようとだな・・・
ザントマ・・・ッ」
5
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:49:26 ID:uPhFbEhM0
-)「あれのことか?」
(月) Σと(十 「砕けろ!!」
https://pbs.twimg.com/media/GBUBSTqaoAAyxAO.png
闇夜に隠れて奇襲兼見張りを任されていた眠りの夜魔は
数秒だけ召喚された筋骨隆々の悪魔の拳の一撃で、粉砕されていた。
(川д゚)「嘘だろオイ!!御霊たらふく食わせたんだ・・・
ぜえええええええ!!」
(川∀゚)つつy===つ ドルルルルルル
自慢のトミーGUMPを連射する。
>フードに包まれた影には当たらない
(川∀;)「が」
胸に一閃を受けて、倒れる。
心臓にナイフを一突き。
-)「私がパトリオットで応戦しなかったのは、弾を惜しんだからではない。
歴代葛葉ライドウの戦利品の一部がここに眠っているから、傷つけたくなかったからだ」
影がスマホを取り出す。
-)「もしもし、研究棟に向かってくれ。
賊がいれば始末して構わない。」
ちらりと物言わぬサイゾーを見やる。
-) (連絡網では昔ここに勤めていたサマナーと聞いたが・・・
ファントムの差し金か?
それとも食うに困ったのか、ただの野心か?)
6
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:50:07 ID:uPhFbEhM0
レ - -)「…昨日の味方は今日の敵」
https://pbs.twimg.com/media/GBR0nAGbkAA1-db.jpg
─
>休憩終了間際
(´<_`)「もう少ししたら行こう。
今のうちに補給を済ませておけ。」
チャクラチップをかじりながら言う。
ヽ(`Д´1)ノ「ウッス!カロリーバーで一気に走り抜けるぜ!」
ヽ(`Д´2)ノ「どうだ、うまいか?」
( ^^)「うん!ジローくんのお弁当は、おいしい!
ノズにも食べさせていい?」
ヽ(`Д´2)ノ「ああ、たくさんあるからいいぜ。」
ヽ(`Д´1)ノ「ピクニック気取りかよ。
だいたい悪魔なんかにメシやる必要あるかあ?
マグネタイトで十分だろ。」
(´<_`)「悪魔が人を襲って食う理由の三分の一は、血液に含まれる生体MAG目当てと言われている。
特にサマナーに捨てられたはぐれ悪魔は、MAG切れによるスライム化を恐れて必死だ。
半端に契約が切れていない状態では、魔界にも帰れないらしいからな。
三分の二は、肉体を取り込んでヒトに擬態するためだ。
上位悪魔や技芸に長けた悪魔は何の媒体もなく紛れ込めるが、大抵の下位悪魔はそうもいかない。」
ヽ(`Д´2)ノ「・・・最後のは?」
(´<_`)「オーガのように、単に人肉が好みなんだろう。人間も牛や豚や鶏肉と好みがあるだろう。
マグネタイト以外にも、食という趣味があってもいいと思うが。
変わらないんだ、人間も悪魔も鏡写し。」
ヽ(`Д´1)ノ「まー、栄養注射だけでメシ食わずに生きていけるつってもつまんねえだろうしな。
あっ、スタミナ的に不安だからおかず少しくれ!」
ヽ(;`Д´2)ノ「くっ!肉ばかり食うなよな!」
7
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:50:27 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「さて、そろそろいいか?」
ヽ(`Д´1)ノ「かまわねえぜ!ヤる気100倍だ!」
ZIPPOの火を消す。
(´<_`)「あまり気合を入れるな。この先ガス欠になるぞ。」
(;``)「ガスといえば、そういえば・・・
車は大丈夫でしょうか?」
ヽ(`Д´1)ノ「何心配してんだ。アシつくようなもん残してねえだろ?
見事大炎上で連中、大騒ぎじゃねえの?」
ヽ(`Д´2)ノ「その大炎上がまずいポイントだと思うんだがな・・・
カムイさん、どう思います?あのサイゾーって奴。」
(´<_`)「ああ。狐に飼われて腑抜けと化した鴉とはいえ、流石にブラフと勘付くだろう。
あの男が裏切らず、どこまでシラを切れるかが、イコールタイムリミットだと言える。」
ヽネ`W´コノ「ふむ」
(´<_`)「フラロウス?召喚はしていないぞ。」
ヽネ`W´コノ「我が勝手に出てきたのだ。
あの男、嘘つきの匂いはたんまりとしたぞ。」
(´<_`)「魔法陣の外で平気で嘘をつくお前が言うか?」
ヽネ`W´コノ「我と汝は忠誠を誓った契約状態。
こんな土壇場に冗談など吐かぬわ。」
https://pbs.twimg.com/media/GBZNtvkXYAAQm3R.jpg
(;``)「普段は吐くのか・・・(困惑)」
(´<_`)「72柱の悪魔なんてこんなもんだ。
素直な奴の方が稀なんだ。」
『わたくしはどうですの?』
と(´<_`)「ああ、お前は最高だよ。色んな意味で。」
『堕天使召喚』
(パ∀イ)「御呼びいただき光栄ですわ。これでカムイ様の仲魔三強といったところかしら。」
ヽ(`Д´1)ノ「すげー!!
そのラクダに乗せてってくれよー!」
8
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:50:48 ID:uPhFbEhM0
>移動中・・・
>悪魔が話しかけてきた
ラ▽へ▽ム「そういえばカムイ殿。」
(´<_`)「ん?」
ラ▽へ▽ム「ここの責任者という舞弓ゲン。腕の立つサマナーなのですか?」
(´<_`)「このタイミングでどうした。気になるのか?」
ラ▽へ▽ム「祖国スコットランドでは戦鬼と言われた男。気にならぬはずがありません。」
(´<_`)「警戒を怠らないようにして聞けよ。
舞弓ゲンはヤタガラス派閥の古株だ。といっても昭和の生まれらしいが。
家柄上、葛葉四天王にはなれなかったが特定の領域ではそれを陵ぐ実力を得るという噂だ。」
ヽ(`Д´2)ノ「特定??」
(´<_`)「元々戦場にはあまり出ない軍司タイプだからそんなに情報はない。
だが、相手を魔封とCOMP使用不可のフィールドに誘いこみ、一方的に殺すらしい。
名前通り舞って攪乱させながら弓でな。」
ラ▽へ▽ム「ふむ、私の体は既に矢だらけ。大したことはなさそうですな。」
(´<_`)「まあ聞け。炎矢、毒矢など状況に応じて使い分けるらしい。
つまりいくら物理にめっぽう強くても、無効以上でないと矢の嵐は防げないということだ。
それに戦うつもりか?おれたちの任務はあくまでこの先にある造魔の奪取だ。
あとあのカツラのアホを連れて帰らないとな。」
>研究エリア
>扉は固く閉ざされている
(□十□)「我が剣技で破壊しますか?」
(´<_`;)「やめておけ。嫌な予感がする・・・
鍵を探そう。
少々危険だが、分散して周囲を探ってくれ。
さいわいこの扉前のエリア、そんなに広くなさそうだ。」
>ライトマストーン
一歩ずつ、歩みを進めていく。
(´<_`)「・・・」
(□十□)「考え事ですか」
9
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:51:08 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「まぁな。おれ達人間と、お前達悪魔の違いについてだ」
右手を壁に添わせながら、慎重にすすんでいく。
(´<_`)「人間より優れた知性と力を最初から持つ悪魔。
そんな上位存在を人間ごときが使役して許されるのか?とな。」
(□十□)「しかし悪魔にはない力が人間にはあります。」
(´<_`)「それは?」
(□十□)「簡単に言えば成長、ですか。我ら悪魔は優れた能力と引き換えに、定められた生まれです。
しかし人間含めた動物は違う。生まれがどんなものでも、覆してしまう力がある。
過去、私が仕えてきたサマナーにもそういう者はおりました。」
ヽネ`W´コノ「また、我をして過去や未来が見えぬ者もいる。
貴様がそうだ。読もうとするとまるでパノラマのように記憶の断片だけ見える。」
(´<_`)「ではフラロウス。皆の未来はどうだ。
おれ以外の・・・」
ヽネ`W´コノ「それh 「おーい!!!!!!」
「カムイさん!!なんか変な小屋があったぜ!!」
(´<_`)「行くか。未来はあとで聞く。」
>古い小屋が眠っている。
>ふと不思議だと、君は思った。
>古い適当なつくりの小屋なのに、鉄格子だけは堅牢にできているのだ。
(´<_`)「獣の住処」
https://pbs.twimg.com/media/GBGsEmbaEAAtaHN.png
ヽ(`Д´1)ノ「ナナッシーが見つけたんだぜ!すごいっすよね!」
ヽ(`Д´2)ノ「獣、というからには魔獣でも閉じ込められてるのか?
しかし獣臭なんて感じない。何かが腐ったようなオえッとする感じはあるが・・・」
ヽ(;`Д´1)ノ「言うな馬鹿!メシを吐いちまうだろが!!」
と(´<_`;)「おれが開けよう。」 ギィィ
軽く力をやると、鉄格子は難なく開いた。
しかし何かが奥にいる!
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