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( ^ν^)ふわふわぬいぐるみわんだーらんどのようです
284
:
名無しさん
:2024/09/27(金) 17:36:10 ID:PdY0r5tI0
( <●><●>)「……おや」
車のキーと財布と携帯。買い物袋に収まっていたものでも奇跡的なラインナップの中、なんとか診察の許可をくれた旭には感謝しかない。その代わりに渡されたものには困惑が残るが――とにかく、帰ってくる頃には持ち去られていたキャリーケースは玄関先に半ばころがすように戻されていた。
( <●><●>)「中身は……まあ、いいでしょう」
彼女の残したメモ帳については少し気がかりだったが、とにかく今日は言われたとおりにするしかない。
食事の準備、そして今日の記録。ペニサスと旭に言いつけられた生活の基準。いうなればこれが私の新しい仕事だ。
渡されたノートをテーブルに置き、ふと階段を見上げる。
月の無い空を映す擦りガラスの向こうは暗く、その先に明かりは無い。
二階は入速、かつて――あるいは、今もなお――の私の息子の部屋。
そして、怪物がいる場所。
285
:
名無しさん
:2024/09/27(金) 17:36:31 ID:PdY0r5tI0
「こっちなんです」
細い声が聞こえる。かぶりを振って、それが幻だと言い聞かせる。リビングのライトに手をのばした、その瞬間。
( ><)「こっちなんです、おじさん」
左手に伝わる冷たい感触。けして生物のそれではない、固く、体温を吸う樹脂の触感。息を飲んだ瞬間に首へ触れるこそばゆさ。
視界に広がる銀の髪。蒼白い肌。立ち上る血の匂い。ぬめぬめとした液体が、指に、腕に、伝わって――
286
:
名無しさん
:2024/09/27(金) 17:37:21 ID:PdY0r5tI0
ぶ ちり。
( ><)
「かえしてね、ぼくのもの」
夢の中のあの痛みだった。
287
:
名無しさん
:2024/09/27(金) 17:37:59 ID:PdY0r5tI0
第9話:産まれ代われるか分かれるか
おしまい。
288
:
名無しさん
:2024/09/27(金) 17:40:47 ID:PdY0r5tI0
>>76
うpろだごと絵が消えてたのに気付いた友人が絵の再現してくれました wow
すごい よく出来て閲覧注意だけどおすそ分けします
(ちょっと臭いました 何の匂い?)
https://imgur.com/a/vfyS3aP
289
:
名無しさん
:2024/09/27(金) 18:07:47 ID:lh2CnFrE0
乙乙おかえり!!
怖すぎてちびちび追ってるんだけど帰ってきてくれて嬉しいよ!
上の画像イメージピッタリだ。素敵なお友達がいるんだね!
服だけ布製なのかな、凄い。
290
:
名無しさん
:2024/09/27(金) 22:26:20 ID:I/UhLgbA0
やったーーーー!!
おかえり! 嬉しい!
ふわふわたち可愛くて何処か不穏であったかくてとても好き
291
:
名無しさん
:2024/10/03(木) 19:17:49 ID:6Q9vgMGg0
乙
ニュッとビロードいい友達だな
ビロードはママに干渉してたのかな。パパ宛の注意書きが軽く見るべきで無い感じが……?
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