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ソウルファッカーズ2のようです

125 ◆MxHvQqijkA:2022/08/18(木) 23:15:10 ID:cB9dJbjg0
ポジトルヲとは、里の奥地にある巨大なスズメバチの巣のことである。
正確には住んでいるのはスズメバチなどではないのだが。

先ほどこと切れていた黒仮面の男達は、第八巫蠱衆。
彼らは巫蠱師(ふこし)と呼ばれ、大正時代のある事件を切っ掛けにクズノハと業務提携するようになった。
彼らが使役するは、悪魔にあらず虫。
本人達も毒手や毒鎌、感情の昂りによって発せられる決意の炎で戦う本物の戦士だ。


道行くなか、巨大なバッタの死骸も落ちていた。
巫蠱師が相棒として共にある太郎丸や次郎丸であろう。







川д川「ひどいことをしやがる」

ポジトルヲに近付くにつれ、歩みがゆっくりとなる。
迷路を抜けた先。



吊り下げられた巨大な巣が破壊されている。



(  )「う…ぐ…」

川д川「お頭!」

(  )「目が…見えね…誰だ…お前…」

金色の頭がぐったりとうつぶせに倒れている。

川д川「私です。共助です。」

(  )「おう…お前か…すっかり声替わりしちまって…
帰ってくるのは何年振りだっけぇ…?」

川д川「…赤の太郎丸は?」

(  )「逃がしたぁよ。勝ち目のねえ戦いに巻き込むわけにはいかねえわ。
裏切りやがって…あんの、バカぁ…よぉ…」

最期の言葉を言い終える前に、胸が穿たれた。

(`・д・´)「よう」




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