[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
The Demon Village.
57
:
◆M0yfIGPt92
:2021/10/23(土) 23:11:25 ID:bDiJ5Dlc0
「……」
俺の言葉は彼女に届いたか?その答えは、繭の胎動が明らかにしてくれた
ハガキの刃は、目に見えて切れ味を落としていた。さながら、風に吹かれる新聞紙と言った所か。身体に張り付いてうぜえ
「……ン」
彼女が内から声を上げる度に、招待状の包囲網は内から強く殴りつけられたかのように膨張する。その度に、一枚二枚と『花弁』を散らした
《握》や《流》が使えなくとも、誰にだって『生命力』はある。ここまでくっきりと実体化した裏は狂暴、凶悪な反面、受ける影響も強くなる
だからこそ獲物を怖がらせ、怯えさせ、弱らせる。虚勢に虚勢を重ねてようやく表舞台に姿を見せるのだ。『手痛い反撃を受けないように』
「オ……ン!!」
三度目の胎動で、遂に包囲網は決壊を始める。顔を見せた高梨さんは、息も絶え絶えだったが、そこから抜け出そうと必死に藻掻く
招待状はせめて彼女だけは逃がさないと、分蜂のようにハガキを蠢かせ決壊部の修復を図る。最早、俺が手を出すまでも無い
⌒*リ;´ - リ「ッッッ〜〜〜〜〜〜〜……!!」
再び閉ざされようとする『繭』に向かって
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板